儚げで可憐な容姿から「妖精姫」と呼ばれる王女ルフィナ。その生い立ち故に異母兄に疎まれているルフィナは、政略結婚という名目で半ば追い出されるように獣人の国へ嫁ぐことになる。
だが獅子獣人の王子、カミルとの初夜。彼はルフィナのことを抱けないと言
い出した。
それなら私からいきますね!と元気よく押し倒し、初夜を完遂したはずだったが、それ以降カミルはルフィナを抱いてくれない。
嫌われたかと思いきや、カミルはいつもルフィナに甘く接してくれる。だけど決して夜はルフィナに触れてくれなくて……。
子作り使命に燃える前向きヒロインと、考え込みすぎて手を出せないヒーローが、真に結ばれるまでのじれもだ。
大人描写のある回には★をつけます。
アルファポリス、エブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 21:20:00
107898文字
会話率:47%