その小さなカフェには、女性にも見紛う美しい男性の鳴海一樹が店主をしていた。
初対面での優しい微笑みに一目惚れした大学生のチカは、足繁く常連として通うが、本当はコーヒーが飲めないという絶対にバレてはいけない秘密を抱えていた。
ひょんなことから
春祭りの出店時の手伝いを申し入れられ、快諾するが、チカは鳴海にドキドキしっぱなし。
物腰の柔らかい美形(すこしいじわる)×大人しいが意外と行動派大学生(脳内おしゃべり)
二人の恋の行方は……?
※短編での連載です
※ちょこちょこ修正はしておりますが、誤字脱字がある場合がございますのでその際はご指摘いただけますと助かります
※R18の話は後半になります。タイトルに「※」がつきます
※1/13一旦完結しました。もしかしたら番外編も書くかもしれないです(いつか)
数ある作品の中から読んでいただき誠にありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 16:53:18
36060文字
会話率:48%
駅のホームで何者かに背中を押され、線路に落ちたケイ。気がつけば、そこは見知らぬ森の中だった。傷だらけのケイは命を落としかけるも、黄金の髪を持つ美しい男に救われる。彼の優しさに恩返しをしようと決心するケイだったが、徐々にその優しさに違和感を覚
え…
※過保護気質な美人に保護されたかと思えば軟禁生活になってたけどなんだかんだで幸せになる話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 22:00:17
32361文字
会話率:51%
「ここは……、どこだ!?」気付けばそこは高級タワマンの一室。金曜の夜、都会の片隅で疲弊しきった限界社畜が出会った若く美しい男ーー。「次はいつ来る?」人懐こいイケメンは世話焼きの料理男子だった。餌付けされて週末の逢瀬を重ねるうちに、ミステリア
スな香りを漂わせる男に惹かれるようになってきて……。
[無愛想サラリーマン×年下料理男子]
*改題しました(旧タイトル『週末アプローチ』)。
*完結設定を一時解除し、短編を統合、各話を分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 00:00:00
104722文字
会話率:34%
好きな人との後腐れのない思い出のワンナイトのつもりがその相手に溺愛され、ズブズブに愛されてしまう女の子のお話し。
【前日譚、短編涼介視点、後日譚の連載を亀更新ですが始めました】
恋愛もまともにしたことのない恋愛に奥手な大学生の星合あかりは
ステージに立ちベースを弾く美しい男リョウ(森屋涼介)に一瞬で恋に落ちた。友人絵美の幼馴染である琢磨がやっているというリョウの所属するバンドは、アマチュアながらメジャーデビューも囁かれるほどの実力と人気を誇り、リョウ自身もその整った顔立ちと魅力的な優しい笑顔で女性との噂が絶えないプレイボーイであった。そんなリョウと結ばれるわけもなく、あかりはその恋に何一つ期待はしていなかった。寧ろ、リョウのような派手な男性はあかりは大の苦手であり、あかりはリョウに出会い、恋をすることができただけで幸せだった。リョウを観客席から見つめ、リョウの作る曲を聴き、リョウを想うだけで十分だった。しかし、ある日絵美と居酒屋に飲みに行くと、そこには絵美の幼馴染であるタクマ、そしてリョウがいた。緊張で飲み過ぎたあかりは優しくリョウに介抱され、酔って気の大きくなったあかりは一度でいい、後腐れのない女になるから思い出にリョウに抱いてもらおうと、酔った勢いとその場の雰囲気に全力で乗り、無事想い人であるリョウとの夢のような一夜を過ごした。この思い出と共にこの先幸せに生きていけると思ったのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 14:00:00
43146文字
会話率:41%
「貴方が世界中から嫌われてる最低野郎でも、僕にとっては神様なんです」
「貴方のいない天国より貴方と一緒に地獄に堕ちたい」
奴隷のドミスとして蔑まれながら生きてきたジャスレイの前に、ある日血まみれの美しい男ルインが現れる。
ルインに拾わ
れて一緒に暮らすことになったジャスレイ。奴隷になってから初めて触れるルインの不器用な温かさに次第に心を開いていく。
だが、ジャスレイが知ろうとすればするほどルインは謎だらけの男だった。
大好きなルイン様のために頑張っているだけなのに、なぜか勇者や魔王、世界の滅亡なんて壮大な事件に巻き込まれていくことに…
一生懸命でご主人様大好きな奴隷×謎だらけの俺様ご主人様です
**序盤と中盤に残酷な描写があります。
**最終的にはハッピーエンドですがそれまでに受けも攻めも結構酷いことをしてます。
**3話目まで受けはほとんど出てきません
**序盤に攻めが女性と性的な行為をする描写があります
※※土曜日19:00更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:00:00
86997文字
会話率:48%
「魔法使いなんか大嫌いだ。早く僕の前から消えてくれ」
天才魔法使い攻め×魔法使いが嫌いな特異体質受け
優秀な魔法使いの両親の元に生まれた《ユゥイ》は、幼い頃は魔法が大好きだった。
だがユゥイの体には《魔力回路》が存在せず魔法を使うことが
できない上、厄介なことに、魔力回路に溜まる《ケガレ》を浄化できる特異体質《ヒーラー》だった。
《ケガレ》に汚染された魔法使いの末路である《厄災》が引き起こした大災害で両親を喪ったことを切欠に魔法使いが嫌いになったユゥイは、特異体質であることを隠しながら細々と生活を営んでいた。
そんなある日、ユゥイは夜の森で美しい男が倒れているのを見つけ、男が《ケガレ》に酷く汚染された魔法使いであることを知りながらも、見捨てることができずに助けてしまう。
なんとその男は、冷酷無慈悲な天才魔法使いと恐れられるこの国の第3皇子だった!
そうとは知らず、《エリオ》と名乗る男と期間限定で《浄化》を行う契約を結んでしまったユゥイは、しだいに男と過ごす日々を悪くないと思うようになる。
時を同じくして、魔法使いが突如として《厄災化》する奇妙な事件が起こり始めていてーー……。
*感想、ブクマなどいただけるととても励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 19:00:00
103976文字
会話率:34%
事故で意識不明になっていた琴(こと)が3年ぶりに目覚めたとき、今までの記憶がほとんど失われていた。ソーシャルワーカーの手を借りて自立し始めた琴の前に、泰月(たつき)と名乗る美しい男性が現れる。優しい泰月と惹かれあっていく琴だったが、頭痛とと
もに変な夢を見て……。【執着溺愛攻×薄幸受】攻による無理矢理描写、残酷な表現があります。受が終始可哀想であまり報われませんが攻には溺愛されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 18:52:30
27088文字
会話率:49%
大国バーントの第二王子メイズロットは
憂鬱な毎日を送っていた。
この国の者はオーラという気を発現出来る。
だが、幾ら努力しようと、
メイズロットだけオーラは発現しない。
だんだん、周りの人々は離れていき、
侮蔑すら受けるようになっていた。
そんなある日、小国キャセロットとの戦が始まった。
何かに呼び寄せられるように、一つの牢の前に立っていた。
そこには衰弱しているが、美しい男が囚われていた。
今までにない感情に、思わず剣を振っていた。
そのとき、オーラが発現した。
その威力は強大で、極めて珍しい光属性。
周囲は手のひらを返したように変わった。
ずっと望んでいた筈なのに、メイズロットは全く嬉しくない。
なぜなら、この力はたった一人の為にあるのだから。
その大切な人は酷い虐待に、
廃人のようになってしまっていた。
メイズロットはその人の為に全てを捧げようと決意した。
王子 真面目、ソードマスター【攻】×王子 不憫、無表情【受】
※『人形王子は愛を知る』の別タイトルです。
基本的に内容は同じで、小難しくない文体(のつもり)です。
※凌辱・強姦・SMなど過激・残酷な描写があります。
ご了承の上、お読みください。
※時代背景や医療などは雰囲気なので、
実際の中世や西洋、医療行為とは違う場合があります。
あと、技術が進んでいて、日本式な部分もあります。
※プレッシャーを与えないと書かないので、投稿します。
別タイトルの更新目標は週1ですが、
いつも通りなるべく更新していくスタイルです。
そこから少しずつ直して、遅れて更新します。
なるべく23時に投稿します。
ほんのり期待してお待ちください。
寛大な心で読んでくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 23:00:00
139991文字
会話率:12%
大国バーントの第二王子メイズロットは
憂鬱な毎日を送っていた。
この国の王族や貴族、武術に秀でた者は
オーラという気を発現出来る。
普通、遅くとも十六歳までにはオーラが発現する。
だが、幾ら努力しようと、二十歳を過ぎても
メイズロットだけ
オーラは発現しない。
だんだん、周りの人々は離れていき、
侮蔑すら受けるようになっていた。
そんなある日、小国キャセロットとの戦が始まった。
少しでも武功を立てようと参加したメイズロット。
しかし、妙にその牢獄が気になる。
何かに呼び寄せられるように、一つの牢の前に立っていた。
そこには衰弱しているが、美しい男が囚われていた。
今までにない感情に、思わず剣を振っていた。
そのとき、オーラが発現した。
その威力は強大で、
牢獄の上半分が真っ二つになってしまった。
しかも、そのオーラは極めて珍しい光属性。
周囲は手のひらを返したように変わった。
ずっと望んでいた筈なのに、メイズロットは全く嬉しくない。
なぜなら、この力はたった一人の為にあるのだから。
その大切な人は酷い虐待に、
廃人のようになってしまっていた。
メイズロットはその人の為に全てを捧げようと決意した。
王子 真面目、ソードマスター【攻】×王子 不憫、無表情【受】
※遅れて別タイトル『人形王子が笑うまで
〜薄幸無表情王子は溺愛される〜』で投稿しています。
基本的に内容は同じで、小難しくない文体(のつもり)です。
※凌辱・強姦・SMなど過激・残酷な描写があります。
ご了承の上、お読みください。
※時代背景や医療などは雰囲気なので、
実際の中世や西洋、医療行為とは違う場合があります。
あと、技術が進んでいて、日本式な部分もあります。
※プレッシャーを与えないと書かないので、
投稿します。
目標は週1更新ですが、
いつも通りなるべく更新していくスタイルです。
なるべく11時に投稿します。
ほんのり期待してお待ちください。
寛大な心で読んでくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 11:00:00
139908文字
会話率:12%
不動産会社に勤める菊池旭は最近毎日見知らぬ美しい男に抱かれる夢を見ていた。
欲求不満なのだろうかと思いつつ仕事を終えて帰宅すると、何故か夢の中の男が美味しそうな夕飯を準備して旭を出迎えた。
美形インキュバス×平凡サラリーマンのアットホームア
ホエロライフ。
※この作品に男性妊娠は含まれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 23:34:15
19211文字
会話率:36%
現代アメリカの某大都市に暮らす、名門吸血鬼一族の一員で美少年と名高いソノラ。ヴァンピールの異母弟と、可愛い(マッチョ)ペットの人狼と共に投資と怠惰に耽っていた彼の元へ、ある日幼馴染のマリアンヌが押しかけて来る。サイコな性格の彼女が連れてきた
美しい男パナシェは、なんと大司祭候補に選ばれるような清い心の神父。しかもマリアンヌは彼を自らの眷属にすると言い張り、実際に吸血鬼へ変えてしまう──
手記形式で進む、一人の聖職者が美しい吸血鬼に堕落するまでの物語。
登場人物が性別問わず男とも女とも誰にでも欲情します。あとメインのカップルは女上位、フェムドム(身体、精神含め女×男)です。また少なめではありますが、予告なく性描写、近親相姦(精神的に)、流血、暴力、人体破壊描写、触手、これらを組み合わせたものが登場します。地雷が一切ない方向けです。読んだ後に不快感を覚えられても一切責任を負いませんので、自己責任での閲覧をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 19:00:00
147464文字
会話率:49%
□あらすじ
現実に天井と行き止まりを感じてしまって動けなくなっている毎日。
週末、いつものように神社へ。
「女としてこれからも生きていかなければなりません。
しかし、現実にほしいものもあまりなくなってしまいました。
身体は老いていきます
。たいして生きる意味がないのに、死ぬこともできないです。
ですがこの命、精いっぱい生きてみます。
第六天様、おこがましいですが、みていていただけますとうれしいです」
第六天様にそう祈ったその晩、夢をみた。
「生(いのち)の真昼を過ぎて、刹那に生きるのも辛いか。」
――こっちだって、好きで生き続けるわけじゃない。
泣きたい気持ちで頷く。
「ならば、ワにすべて捧げよ」
そして、次の晩。
「起きたかな」
薄紫ががったいつもの部屋。
透き通るような女郎花色の髪を揺蕩わせて、ベッドの淵に美しい男が腰かけていた。
「笹鳴という。よろしく」
毎晩ではないし、会えるのは夢の中だけ。
第六天様への奉仕としての、笹鳴さんとの関係がはじまる。
▽本編はDLsiteにて
https://www.dlsite.com/girls/work/=/product_id/RJ01265510.html
登場人物
・笹鳴(ささなき)
第六天魔王配下の波旬。
背が高く瘦せぎす。腰下まである女郎花色の髪。糸目。
本来遣い役はとっくに終えた齢だが、
「他人の快楽を自らの快楽とする」主の命を受け、あなたの元に精をとりに通う。
・あなた
30代。お疲れ気味のOL。
あらゆるものへの熱が最近はちょっとおさまり気味。
美しい男が好き。現実で男性に愛される自信がない。
□ジャンル
ロン毛 長髪 白金髪 糸目 長身 怪異 悪魔 淫魔 神様 イケおじ ハート喘ぎ おっぱい責め 焦らし攻め クンニ 乳首責め 乳首舐め 乳首吸い 中出し キスハメ 正常位 種付けピストン 寝バック 後背位(バック) ロールスロイス 癒し
□PDF
A6/76P 約19000文字折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 15:17:17
12469文字
会話率:54%
『とある理由』から家族に疎まれ、別邸の一室に閉じ込められてきた子爵令嬢エルーシア。ある日、空腹で倒れ、死にかけていたところを子爵家の家宅捜索に来ていた騎士団に助けられる。
そこに居合わせた騎士曰く、エルーシアの家族は一週間ほど前に夜逃げして
しまったらしい。
途方に暮れるエルーシアだったが、しばらくの間騎士が面倒を見てくれることになる。
その騎士は――アドネという名前の美しい男。
形式上では妻として彼の側にいることになったエルーシア。
もちろん『形式上』というだけなので、身体の関係はない。
でも、あるときアドネの悩みを知ったエルーシアは、自分が力になれることはないかと尋ねて……。
愛を信じない冷酷美人騎士(25)×世間知らずで初心な令嬢(19)のとろけるようなラブ・ロマンス♡
◇掲載先→アルファポリス《先行公開》、エブリスタ、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 17:00:00
17546文字
会話率:38%
漁を生業とする島の漁師のレオネルはいつものように父親と朝早く漁に出た。しかし、網を引いている時に突然の嵐に見舞われた。成すすべもなく海に放り出されたふたり。リオネルは気が付くと無人島の浜に打ち上げられていた。
父親もここにいるかもと捜索し
たが同じ島にはおらず、捜索の末ここが禁忌の島と判明。祭りの時にしかこの島には人が上陸しない島なのだ。そして祭りの日は半年後で当然人は来ない。海流の関係で漁には危険な場所のため、船は普段から近づかない。リオネルは死を覚悟し、食べ物のない島でヤシの実をすすり死を待っていた。
夜になり静かな浜で月を眺め、自分の不幸を嘆いていると人の気配が。目を開くと自分を覗き込む美しい男性がそこにはいた……
何もかも忘れ人の輪廻を巡る月の神。それを長い時をかけて探し続けた地球の神お話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 17:25:30
69763文字
会話率:64%
伯爵令嬢のメルローゼは、伯爵令息のパウルともうすぐ結婚する。義父母に、金のために愛人のいるパウルへ嫁に出されるのだ。
この国では初夜を滞りなく行うために、結婚を間近に控えた貴族令嬢は1週間かけて閨について学ぶことになっていた。それが閨教
育学校だった。
閨教育学校で、メルローゼはルノという美しい男性に閨の授業を受ける。
「ロゼ、触れても?」
なぜ彼に抱きしめられると涙が出るのだろう?
両親を亡くしてから虐げられて生きてきたメルローゼは、閨授業を通してどんどんルノに惹かれていく……というお話です。
題名を少し変えました。
読んでいただけたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 08:10:37
32004文字
会話率:34%
マンションの隣室、チャラそうなバンドマンの部屋から出てきた美しい男"真昼(まひる)"に一目惚れをした。真昼は遊ばれていると気付きながらも男の部屋へと足繁く通い、日に日に体に傷が増えようとも彼の元を離れようとしない。そんな
真昼を助けたいと幼馴染に想いを告げると、運命の歯車は大きく大きく動き出して行くことになりーー?
※4話以降、強いR18表現あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 20:40:18
6498文字
会話率:30%
鶯楼には「烏」がいる。白い肌に濡羽色の長髪を持つ、遊郭一美しい男娼のことだ。滅多に笑うことのないその瞳は寒空の色のようで、一度見たら忘れられないと言う…。
遊郭で生まれ育った男娼夕霧と幼馴染の奉公人が織りなす不器用でやるせない恋のお話です。
(第一章)
第一章と第二章に分かれる予定です。
*江戸吉原や陰間茶屋を参考にして書きました。年齢が幼いうちからの売春や暴力表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 16:32:30
18857文字
会話率:63%
「私だけを、愛してください」
これは世界を滅ぼす呪いの言葉となるのかもしれない。
…………
その村では、神様を産む儀式を毎年行っていた。
しかし、今年は異形の神が誕生してしまう。
神様はおのれの姿があまりに醜くて、嘆き悲しむ。ヒロインはそ
んな神様と交流しているうちに可哀想に思うようになり、血を捧げてしまうのだった。
季節は巡り、再び二人は出会う。ただし神様は別人のように美しい男性の姿になっていた。
神様はなぜ姿が変わってしまったのか?
ヒロインは何もわからぬままに求婚され、体を求められ、なおかつ紅飛斗としての修行も始まり……。
血の制約と嫉妬。行き着く先にあるのは愛か、それとも災いか。
○登場人物○
陽葉瑠(ひばる)……主人公の女性。変わったものを好む。紅飛斗(べにひと)の家系。
神様(シン様)……よく泣く。一途。醜かったころに陽葉瑠に親切にされて惚れてしまう。
芽那(めな)……幼馴染みの女友だち。
玖鎖良(くさら)……幼馴染み。明るいお調子者。
芭連(ばれん)……幼馴染み。無口な大男。
留園(るえん)……堅物の先生。彼女募集中。
村長……紅飛斗長も兼ねる。平時はゆるい人物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 01:57:24
129738文字
会話率:40%
十六歳を男女我(オメガ)の春と云うべきです。
十二より十四までが花のつぼみ、十五より十八が盛りの花、十九より二十二までを散る花と定めるべきでしょう
「Ωの美しさは期間限定だ」αの父はそう言い捨てて、優人とΩの母を置いて他の女の所へ出てい
った。
優人がまだ六歳の頃の話だ。
Ωのヒートは思春期が始まる十二歳から十六歳のピークを経て徐々に減少し、二十二歳で消失する。ヒートがあるうちは体つきも華奢で、普通の女よりも女らしく美しいΩ。だがヒートが消失した途端、妊娠が不可能になるだけでなくΩの身体は徐々に元来の男のようにたくましくなっていく。そこで大抵のαたちはまるで夢から覚めたように、皆番のΩを捨てて若いΩや女に走るのだ。
そんなものに振り回されてたまるものか――そう思いながら生きてきたΩ俳優の柿沢優人は、今年で二十二歳を迎えようとしていた。
十年間ずっと煩わしかったヒートがもう少しで無くなる。おまけに仕事も絶好調。Ωなのにこの歳まで番を持たない優人の生き方は、今やΩの新しい生き方のロールモデルなんて言われて世間にちやほやされまくっている。
そんなおり、収録終わりに遊びに行った先で女と揉めていた男娼を助けた優人。男娼の名はテオといい、テオは美しい男だったが、その幼稚な話し方や思考で親に虐待されて育った男だとわかる。
テオに自身の境遇を重ね同情した優人は、その晩テオに懇願され渋々自分の家に泊めることを承諾。しかし自分を買ってくれたと勘違いしたテオは、家に着いたとたん優人にのしかかってくる。
すると優人は半年ぶりのヒートに襲われて――
「まてまて、おまえαだったの!?」
「あるふぁ?なぁにそれ知らない。それよりなんだかすごく、いい匂いがするね――」
ヘタレ美形年下ワンコ(男娼→モデル)×α嫌いの元ヤンΩ俳優
※現代ものです
※男性妊娠描写あり
♢初投稿です。どうぞよろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 21:13:05
30132文字
会話率:30%
高級ホテルのナイトプールが出会いの場だと知らずに大学の友達に連れて来れられた平凡な大学生海斗。
海斗はその場で自分が浮いていることに気が付き帰ろうとしたが、見たことがないくらい美しい男に声を掛けられる。
夏の夜のプールで甘くかき口説かれた海
斗は、これが美しい男の一夜の気まぐれだとわかっていても夢中にならずにはいられなかった。
ホテルに宿泊していた男に流れるように部屋に連れ込まれた海斗。
翌朝逃げるようにホテルの部屋を出た海斗はようやく男の驚くべき正体に気が付き、目を瞠った……
アルファポリス・pixivに掲載したものの再録です。
Xアカウント→@yuna_org折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 11:53:41
38096文字
会話率:36%
富と権力を併せ持つ、国一番の美人であるマダムジョスティーヌからサロンへの招待状を受け取ったテオン。過ぎたる美貌のせいで出世を阻まれてきた彼の後ろ盾を申し出たマダムの条件は『九十九日以内に娘の処女を奪うこと』という不可解なもの。
純潔が重要視
されないこの国では珍しい処女のクロエ。策略を巡らせ心と体を絆そうとするテオンだったが、純朴な彼女に徐々に惹かれてしまい……
自分に自信がない自称不細工な女の子が稀代のモテ男に溺愛されるお話です。
※R18は中盤くらいから サブタイトルに※つけました
※誤字報告ありがとうございます……!心から感謝申し上げます
※2024 eロマンスロイヤル大賞二次選考通過
たくさんの方にお読みいただき、ありがとうございました
※他サイトにも掲載を始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:00:00
102292文字
会話率:43%