新たに結婚することになった夫婦がいた。
夫の総治郎(アルファ)は50歳、妻の直生(オメガ)は25歳。
夫はいわゆる成金で、妻は名家の生まれだが破産寸前。
言ってみればこれは、完全な政略結婚であった。
家のために好きでもない中年に嫁いだ
直生を気の毒に思った総治郎は、結婚しても妻を番にすることはなく、金だけを渡して、ほとんど言葉を交わすこともせず過ごしていた。
しかし、ある日、妻の直生がある願望を口にしたことで、2人の関係は変わっていく…
堅物な中年アルファ×隠れビッチな若妻オメガのラブコメです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 15:59:51
102649文字
会話率:30%
オメガの富永円(28歳)には、自分のルールがある。
「職場の人にオメガであることを知られないように振る舞うこと」「外に出るときはメガネとマスク、首の拘束具をつけること」「25年前に起きた「あの事件」の当事者であることは何としてでも隠し通す
こと」
そんな円の前に、純朴なアルファの知成が現れた。
ある日、思いがけず彼と関係を持ってしまい、その際に「好きです、付き合ってください。」と告白され、心は揺らぐが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 22:35:12
106287文字
会話率:33%
1月某日19時頃、18歳の男性が行方不明になった。
男性は自宅から1.5㎞離れた場所に住む40歳の会社員の男に誘拐、軟禁されていたのだ。
しかし、おかしな点が多々あった。
男性は逃げる機会はあったのに、まるで逃げなかったばかりか、犯人と買い
物に行ったり犯人の食事を作るなどして徹底的に尽くし、逮捕時には減刑を求めた。
男性は犯人と共に過ごすうち、犯人に同情、共感するようになっていたのだ。
しかし、それは男性に限ったことでなかった…
誘拐犯×被害者のラブストーリーです。
※作品内の描写には犯罪行為を推奨、賛美する意図はございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 20:27:33
80081文字
会話率:22%
忘れてはいけない事実が語られなかったり、聞いて貰えないなどの理由により「過去の遺物」となるのが、なんとも言えない気になる。
忘れないで欲しい。
忘れて欲しくない。
繰り返して欲しくない。
今生きてるあなたも、これから産まれてくる子
供達も。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 04:20:08
1878文字
会話率:18%
登場人物
ブリジット 18歳、平民出身の聖女
ダニ・ルグラン 26歳、聖騎士団長、ルグラン公爵家の嫡男
リアム・クラウン 21歳、第一王子、王太子
マチアス・クラウン 15歳、第二王子
リリアンヌ・ローレン 17歳、ローレン子爵家の長女
ネリー ブリジットの侍女 推定14〜16歳
ウンディーネ 水の精霊の王
テスラ ウンディーネの十七番目の妻
グリン 水の精霊
レベッカ・フランドル 16歳、宝石商会の長女
あらすじ
最後の浄化の旅に出て王都に帰ってきたブリジット達、聖騎士団一行。聖女としての役目を終え、王太子であるリアムと待ちに待った婚約式を楽しみにしていたが、リアムはすでに他の女性と関係を持っていた。そして何やらブリジットを憎んでいるようで……。
リアムから直々に追放を言い渡されたブリジットは、自らが清めた国を去らなくてはいけなくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 01:32:16
181144文字
会話率:65%
月の綺麗な夜だった…………頭上で揺れるブロンドは蜂蜜色に輝き、蕩ける艶を描き出している…………世界で一番美しい、弟………何よりも愛しい、弟…………その愛しい愛しい弟が、自分の身体の中で、少年から1人の男に変わった事を、たとえ月の光を遮ってい
たとしても、神様の目からは逃れられはしないだろう…………天国の門は閉ざされ、そこに続く光の道は断たれてしまったに違いなかった…………その代わり、足元にはぽっかりと大きな穴が開いた事だろう姉弟でありながら、愛し合わずにはいられなかった自分と弟を、地獄が口を開けて待っているのだ。「……っ、あぁ……ッ、ぁ、あ……っ」。「姉は弟の髪に指を絡めながら、不器用で力任せな抽挿を受け止める覚悟をした時に、地獄に落ちても構わないと思った…………そうなっても、繋がり合った身体を離したいとは思いもしない…………破瓜の痛みはまだ消えていないが、胸の痛みに比べれば取るに足らないものだった…………どうして神は、この不遇な弟に試練を与えるのか?…………これからの未来に弟が受けるであろう苦難を想うと、手と手を取り合って逃げだしたくなる…………一緒に居られるならば、場所など何処だっていいのだ…………天国であろうと、地獄であろうと「姉さん………ッ」切ない快楽に染まる愛しい弟の顔が、涙で滲んで見えなくなる……………」それでも姉は弟のうなじに手を回し、目尻を濡らしながらも微笑み掛けた…………運命に引き裂かれる前に、お互いの姿を記憶に留めなければならなかった…………自分を抱いて立派な男となった弟に、抱かれて女になった自分の、幸福に満ちた笑顔…………本当はそれぞれの胸に深い悲しみと不安があったけれど、今は、愛し合えた悦びを表情に浮かべて、互いの瞳に刻みつける「……忘れないで………愛しているわ」 ・「姉さん……必ず、迎えに行くから………僕を、忘れないで」・「………っ、あ……忘れ、ない………忘れるわけがないわ………っ」 姉は深まる弟を抱き寄せて、唇に触れた耳朶を食んだ…………離れ離れになるくらいなら、こうして繋がったまま溶けてしまいたい、同じ腹から生まれ落ちた弟と、胎内でどろどろに混ざり合う…………禁断の愛だと思っていたに、越えてはいけない一線を越えてしまったいまとなっては、これが罪だと思えなくなる程に、全てが自然に感じられた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 23:34:17
21150文字
会話率:26%
ヴァンパイアに支配された人間の国『ウェシュラム』。ヴァンパイアは血を求めるあまり、種族の存続にまで危機を迎えようとしている。ならば人間の「オメガ」に子を産ませよう。ヴァンパイアの人間「オメガ」狩りが始まる。
主人公・リオリュラはこのヴァンパ
イアの社会の中でどう生きていくのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 21:00:00
276137文字
会話率:23%
平凡な男子高校生が何でか幼馴染の男に好かれ、どうしてか異世界に連れて行かれてしまう話。そこには王位継承の皇子様達が居て・・・・・。何故に平凡で終わらない?ってな話。
最終更新:2021-07-18 19:00:57
199144文字
会話率:22%
ボランティアに努める男子高校生「田品回ロ(たしな かいろ)」には、触手凌辱系が大好物という、秘めたる趣味があった。
都市伝説で死亡した少年の目の前には、運命管理司というオリエンタルな男性が。
「自覚の無い前世の罪により地獄へ落される黒い
オーラの女性たちを、触手凌辱という理不尽で罪滅ぼしをして、地獄逝きの運命から救済せよ」
と言われ、少年はその趣味と知識からチート生物「触手淫獣」へと転生。
「ぃやったあああああっ! 触手淫獣だあああっ!」
元いた世界で、黒いオーラの女性たちを救済するため、触手淫獣は今日も行く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 00:00:00
50512文字
会話率:21%
10年ぶりの友達との再会が、俺達6人の運命を狂わせていくなんて思いもしなかった。再会した友達が提案したシェアハウスに住む話によって俺達は、それぞれの思いを知る事になる。
その人に落とされたたった一滴の黒は、少しずつ少しずつ広がっていき、や
がては俺達を飲み込み壊していく
シェアハウスからの話を描きます。
読み返しては、修正、訂正をしています。
※性的表現、暴力などが含まれます※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 22:56:26
199984文字
会話率:44%
高校の仲良しグループだった、俺とれんと沙織と向島と亜香里の5人は、卒業と同時にバラバラになった。
俺は、ずっと片思いしていた沙織を振ったれんを許せなくて、あの日れんと話した。れんは、そんな俺に拜島さんが好きな事、向島と会いたくない事を聞かさ
れる。俺は、れんの事を許し、会わずに生きていける道についていったんだ。母親を亡くし、一人で生きていた俺は、れんに頼まれてれんの彼氏のフリを続ける為に同棲した。俺とれんは、二人で生きる幸せな日々を送っていた。そんなある日の帰り道俺は、10年ぶりに向島と再会する。れんと話をして、俺はあの日から引きずっていた沙織と再び再会する。そして、れんもまた拜島さんと再会する。再会によって、あの日から押さえつけていた気持ちが沸き上がっていく。そんな俺の気持ちには、答えてくれない沙織。その沙織にも秘密があった。そして、れんの気持ちを受け止めようとする拜島さんを傷つけて壊していく向島と誰か…。そんなれんを傷つけていく拜島さんや向島…。向島にも、俺達が知らない秘密があった。傷つけ、壊し合う為に再会した俺達6人…。お互いに抱える想いや秘密。その心に落とされた。たった一滴の黒は、少しずつ少しずつ広がってやがては俺達を飲み込み壊していく。そして、俺達は新しい答えに向かって歩いていく事になる。その先に待ち受けている残酷な日々なんて想像する事など出来ないままに…。
アルファポリスでも投稿しています。
※性的表現などが含まれます※
登場人物が話してるシーンのはじめに名前を書いています。読みにくかったらすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 21:37:45
171366文字
会話率:45%
その分厚い本を手にしたら終わり。
臆病者の青年が書き上げたのは、【他人の不幸を閉じ込めた本】
そこには、自分の罪や罰、人間の醜さが描かれていた。
暗黒に彩られた1話完結のダークファンタジー短編集
最終更新:2014-05-21 20:18:48
243516文字
会話率:6%