キャッチ・コピーは『R指定』
脇矢一郎は「ワキ」の通称を持つDJである。彼は日本の閉塞感を嫌って「パスポート無しで行ける外国」をコンセプトに、六本木で「バビロン」という外人バーを経営している。その店は人気店で、外国からの有名人たちが多
数来店し、ワキのDJのプレイと経営の手腕は、海外にまで知れ渡っていた。
ワキには年上の彼女がいながらも、悠然と人々を煽動するカリスマを武器にして、日本人も外国人も構わずに、次から次へと美女たちを口説いては、ストレス解消のために、唯一、セックスの対象として来た。
それでもワキは疲れていて、最近、時おり、ブロンドの白人女の幻影を薄闇に垣間見ていた。
ワキは昨年の夏に、ベルリンの人気クラブである「カバレット」で行われる、クラブ・イベントにゲストDJの1人として招待されていた。その地でワキは、エルケと名乗る黒髪の美女と出会う。すぐさま、ナディアというブロンドの美貌が、唐突に現れる。彼女との出会いは、まるでエルケから彼を遠ざけるかのようだった。
ナディアにはレズビアンの関係にあると噂されている、褐色の肌を持つトルコ人とのハーフのアマンダという女友達がいる。ナディアとアマンダはどちらも地元の男たちには難攻不落で有名だ。また、エルケには、シュテファンという曰くありげなボーイフレンドがいて、彼女には「神隠し」という奇妙なあだ名があった。
その夜、ナディアはホテルの彼の部屋に泊まることになった。ナディアはキスまでは積極的だった。しかし、なぜか体を開くことを許さなかった。それでもワキは、早朝になって、彼女が眠ってしまっている隙をみて、彼女の体を強引に奪う。その時、ナディアは一瞬だけ深い悲しみに包まれたが、それでもそれを諦めて、突然、開き直って、情熱的に愛欲を求めるようになった。
それからのナディアは、ワキがベルリンに滞在している2週間の間、アマンダと2人して彼の肉体を分け合って、限りある快楽をその体に刻み込むかのように3人でのセックスを楽しんだ。
おおよそ1年が経った夏、ワキは時おり、ナディアの幻影を見ていた。それでもワキは、夜な夜な知り合った女たちとの愛欲を楽しんでいる。そんなある日、ワキが昨年の秋頃に一夜限りのセックスを楽しんだカナダ人とのハーフの女が、持病であった血液系の免疫不全を悪化させて、この世を去ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 07:00:00
231923文字
会話率:35%
2024年、東京。人々は心をすり減らしながら、心に出来た空洞をなんとか埋めようとしている。そんな理由からか、今ではほとんどの日本人が、眠っても夢を見なくなった。それでもTKOは、ナギサという馴染みの女とベッドを共にした夜に、なぜかその部屋
に、13体の乳児の遺体が遺棄されている奇怪な夢を見る。TKOはそれを何かの暗示とも捉えている。
少子化が解消されず、移民の流入を余儀なくされた都市の犯罪は、凶悪化して、複雑化する一方である。そんな中、フランスの外人部隊と傭兵で、実戦のキャリアを積んで来たTKOは、ロサンゼルス市警察のSWAT隊員であった中国系アメリカ人のリアナ・ショウと、コンピュータ・オペレーターである在日中国人3世の孫大誠をチームメイトに、[賞金稼ぎ]の俗称で呼ばれる私立探偵を生業に、外国人犯罪や、難解な事件の解決にあたっている。
スマホとコンピュータの発達によって、人々の生活は格段に便利になった。ところがそれに伴って、個人の秘密の領域が拡大し、人間関係は奇妙に軽薄で歪になった。社会は空虚で、ひどく窮屈だ。人々は日常のストレスから、妄想や仮想現実に逃避して、東京の街には規制のない、マンガやアニメ、ゲームや、AVなどの[ブロークン・カルチャー]が溢れている。そんな東京の街は、侮蔑と愛着を込めて、人々から[シティ]と呼ばれている。
そんなある日、NSA(アメリカ国家安全保障局)のスチュアート・エジソンが、TKOのオフィスを訪れて、日本人が夢を見なくなった現象を[病症]と言って、原因を突き止めて欲しいとの仕事を依頼する。
エジソンが言うには、それはもう日本だけの問題で無く、彼らの調査では、東京を発祥に、同じ症状が中国の北京や上海に広がって、韓国のソウルでも蔓延しているとの話だ。そして、ロシアのモスクワでも報告が上がり、アメリカでもそんな症状を抱えた人々が現れ始めている。現在は、ウォール街の証券ブローカーに限られているが、原因はまったく突き止められていない。
夢は創造力の源泉であり、アメリカからアメリカン・ドリームが失われるようなことになれば、世界の優秀な人材がアメリカを目指して集まって来る慣わしが無くなって、それは国家の将来の大きな損失となる。そこでアメリカ政府は、国家の安全のために、そんな症状の感染を水際で防がなければならないと考えたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 09:34:33
255784文字
会話率:35%
家族旅行で海外に赴いた◯学生の少年。
深夜にホテルから抜け出した彼が、無謀にも単身で向かった先は……
※プロローグの後書き欄に『指名する相手を選ぶアンケート』を設けています
最終更新:2021-07-25 00:09:25
6845文字
会話率:28%
自分の手では変えられないような、関わりたくない運命のとりこになってしまったら、どうしたらいいのか。その中で煩悶しつつも、のらくらと暮らし、セックスもやりまくる改造人間の男の話です。
*続き物なので、途中からでは分かりにくいと思います。
最終更新:2021-06-20 11:13:17
32522文字
会話率:57%
最強の改造人間にされた大学生、弘前学は、大学卒業後、一般企業に就職したが、体調を崩し退職した。実人生はうまく行かず、組織には狙われる。こんな時には飲酒とセックスしかすることは無いではないか。相変わらずままならない、どこにでもいる男子の話。
*前作あります。長いですが、ストーリー性にこだわりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 23:32:05
41948文字
会話率:61%
性欲旺盛な中学生の僕は女子への夢を心に描いてオナニーにふける毎日だった。
義理の姉はその僕に、ある機械を装着することを強要した。それは、女の子の真実を体感させる装置だった。
僕の男子の夢は次々と壊れていく。
最終更新:2020-02-23 18:23:26
9675文字
会話率:48%
バイで奔放な母親と2人暮らしで、見たことのない外人らしい父親とのハーフの主人公が異世界へ何故か他人と転移
異世界で自分の出生をしり、なすがままに身を委ねると何故か貴族令嬢に・・・
そして、最後は・・・
ガールズラブっぽい表現はないです
が、ガールズラブしてたと言う表現はあります
恋愛系は3章からとなる予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 22:25:00
36408文字
会話率:4%
またまた、昭和の時代ものです。
プロレスの力道山、オリンピック、ツイッギー(小枝を意味した痩せて小さなファッションモデル)が世間を騒がせている日常を切り取りました。
最終更新:2021-05-22 09:00:00
6064文字
会話率:38%
主人公は英会話講師の美紗。
彼氏は外資系にお勤めの、すらっと長身ですっきり顔な日本男児。ある日二人は教室で行為に及び……と、物語はエッチを中心に展開します。
らぶえっち・無理矢理・手縛り・メッシープレイなどなど、妄想して楽しいものを、ちょっ
ぴりシリアス、時々笑い、そしてたっぷりの愛を感じられるようなお話に……なっていたら良いのですが、やっぱり力不足。
うーん、自己満足を超えないものですが、ゆるっと横目で見てやってください。
※こちらに掲載していた「書き散らかし万華鏡」をベースに書き換えたものです。他サイトに重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 06:00:00
136707文字
会話率:18%
長年片想いしていた相手がデキ婚…相手は勤めている会社の次長。美人でセクシーな女社長と粗末な体型地味な顔の私とでは張り合いもくそもない。部署で祝いの飲み会の後、やけ酒による酔い潰れ地味子はいつの間にか知らない外人ぺっぴんさんと飲んでいた。
「
くる?」「行きたい」酔った頭で会社を辞めてその人の国に付いていく約束をし、いざ行ってみると異世界に転生していました。
私の望んだお嬢様に!可愛子ちゃんに!美人に!ボンキュボンに!
転生後もたびたびべっぴん(女神)と飲んでは語って笑われて…
楽しい人生歩んで…え?ライバル令嬢あらわる?めんどくさいわー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 01:56:46
36588文字
会話率:37%
大学受験をひかえた高坂律は、ちょっとコミュ障の勉強オタク。自由奔放な元クラスメイト香陽になつかれ辟易する日々。たまに感じる疎外感と寂寥に自分にとって理想のお友だちを夢見ることもある。そして高校最後の夏休みに突入。律は学習塾でハシバミ色の目を
したひとつ年下の芳月にであう。外人コンプレックスからなのか、それとも人見知りからなのか、芳月にドキドキしてしまう。友だちになって欲しかった芳月が、知らないうちに恋人になっていた。という話。
BLoveさまにも掲載しています。
この作品についてはムーンライトノベルズさまが先行です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 18:49:47
147440文字
会話率:37%
「ヨムカク」というサイトの底辺Web小説家である横山奏多(よこやまそうた)は高校2年生になり、同じ幼稚園・小学校の幼馴染である小町愛香(こまちまなか)と高校で再会した。
4年越しに出会った彼女は成績優秀で美しい女子高生へと変貌を遂げてい
たが、なぜか黒髪ロングを三つ編みにし、視力はAのはずなのに丸いメガネをかけて地味っ娘を装っていた。
そしてたまたま愛香のスマホを見てしまった奏多が驚くべき文字列に遭遇してしまったことで、彼と彼女の運命の歯車は回り出す。
官能小説家幼馴染×小悪魔系後輩女子×金髪外人美女義姉──ハーレムと百合が複雑に絡み合いながらも、彼と彼女は様々な経験を通して幸せを掴み取ってゆく。
これはとある平凡な男子高校生が巻き込まれる、至 極 健 全 な青春ラブコメディである。
※この小説の内容は現実の団体・人物・作品とは一切関係ありません。また、法律・規約等で禁止されている行為を推奨するものではありません。
また、本作品は、「カクヨム」にて完結済みの『再会したら官能小説家になっていた美少女幼馴染が同棲を迫ってきます。』を一部改稿したR18版です。
全年齢版はこちらから。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894806150折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 22:00:00
123308文字
会話率:52%
街で道に迷っていた外国人旅行者を見かけた由美は、彼らを目的地まで案内する。
彼らに誘われて一緒に食事をするうち、由美はある誘いを受ける。
好奇心から彼らの宿へとついていってしまう由美。そこではこれまで体験したことない「パーティ」が始まるのだ
った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 17:59:25
6897文字
会話率:29%
私立女子高の数学教師・青田は、バレー部の引率で都立高の女性の英語の先生と出会う。青田というのは、緑の水田が広がる風景を指すのでしょ、そう、春は青色よね、と彼女は教えてくれた。青田は彼女と結婚する。しかし幸せは続かず、妻は病気で死んでしまう
。
青田は妻の手の跡が残る教科書を使って英語の勉強を始める。自分のクラス生徒にも英語を教えると、英語科のいじめにあう。が、一人の女性の英語の先生は協力的だった。だがその彼女は留学のため退職し、旅だってしまう。青田は勤務しながら大学院に通い、英語教育法を学びだす。量質転換という青田の英語勉強法に、同僚の外人講師が賛同してくれ、青田を支えてくれる。
青田の指導を受けた生徒たちが大学入試で好結果を出す。卒業式で、私たちを変えてくれた先生に出会えたと語る生徒、子どもの変容を感謝する保護者、青田は教師としての喜びを感じる。女性のPTA会長は、お礼にと湘南へ魚を食べに誘ってくれた。
大学進学の実績が上がったことで学校は脚光をあびる。青田は高校受験用の英語と数学の勉強の仕方の本を出す。売れ行きは順調だった。青田は本の校閲を担当してくれた出版社の女性とサイクリングの話で盛り上がり、親密な仲になる。
英語の研究会に誘われ、死んだ妻の後輩という女性の先生と出会う。奇跡が重なっての出会いと感じた青田は、彼女に好意を寄せる。ところが彼女は、死んだ妻と比較されるのがこわいと言う。しかし、青田の吹くリコーダーを聴いた彼女は、これからはリコーダーと同じ音律のチェンバロを弾きたいと言った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 14:27:21
67476文字
会話率:55%
我が『Abyss社』では、超弩級の苦痛。苦悶。至高の恐怖、不快感、戦慄をお楽しみ頂けます。
『文学とは、凶器であり、狂気ー』
SF暴力ホラー小説です!
【登場人物】
『俺』
大学生。幼い頃に、父親を目の前で亡くし、ずっと心に大きな傷を
負っている。幼少の頃は、無鉄砲で明るい性格だったが、事故からは、心を閉ざし、暗い性格になっている。
『僕』
ごく普通の中学2年生。いつも、銀縁のメガネに、制服を着ている。胸には、安全第一と印刷されたバッヂをしている。いつも、本を小脇に抱えている。成績は優秀。控えめな性格。
『有栖(ありす)カムイ』
Abyss社に勤める秘書。年齢は34歳だが、見た目はどう見ても、20代前半のOL、女子高生に見える程の美人。黒髪のショートカットに、常にレディーススーツを着ている。誰にでも敬語で話す。まだ謎が多い。
【 魔殿編登場人物】
『ソニア』
元副社長。外人。年齢は35歳。カムイと同様、驚きの美貌を誇る。銀髪のショートカット。レディーススーツを常に着ている。礼儀正しく、どんな時でも冷静。
『イリス=クラーク』
金髪ロングの美女。外人。20歳前後だが、外見、中身は、完全に14、15歳。広告部のトップ。黒い魔女の帽子、魔女の服がトレードマーク。会社でも学校でもゴスロリの格好をしている。趣味は囲碁、将棋などの戦略性の高いボードゲーム。チェスが、特に好き。カムイに前社員の前で敗北し、罰ゲームを受けてから、カムイを激しくライバル視。普段から、毒舌。言葉遣いは汚い。怒ると、カムイ、ソニアのことを『ババア』と呼ぶ。彼女のフロウと言う名の魔帽子には意思があり、喋る。化粧、ファッション雑誌を見る事も好き。知能指数は、カムイ、ソニアには及ばないものの、海外の学校を飛び級できる程高い。ボードゲームの腕はプロに近い。
『 メイ=ターナー』
ピンク色の長い髪の美女。13歳と、中学生の年齢なのに、高校生のような顔つき、外見。常に学校でも、露出の高いレースクイーンのコスプレをしている。車、バイク、銃の構造に精通している。運転、技術もプロレベル。親は、この会社の水道、電気整備士。饒舌で、やや乱暴、攻撃的な性格。イリスとよく馬が合う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 13:54:31
395512文字
会話率:40%
BL漫画やアニメがオカズの普通の三十路リーマン(英語話せません)と、美少女系(エロ)アニメキャラをオカズにする残念なイケメン外人の高級ホテルバーテンダー?(日本語少ししが話せません)が親の策略により結婚することに。お互いノンケだが、利害一致
の為に結婚することになったが、これといって変化なく、ただの同居人という関係だった。
それがある事をきっかけに、二人の関係は崩れていくわけで……。
まだ確定では無いですが、始まりの話という事で投稿させていただきます。
異世界転生までの道のりは少し5、6話後くらいになると思います。
第1話の一部内容を変更しました。2020.8.30折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 18:00:00
32614文字
会話率:41%
公式web版:https://adrealv.com/syosetu/?p=98
高校2年・月城ミツキには、
ハーフ美女の幼馴染アニー・シオサキがいる。
バレンタイン間近、渡す相手の名前も教えられないまま、
半ば強引にチョコ作りを手
伝わされるミツキだったが、
アニーの家でチョコを作っているうちに…!
バレンタイン前日の♡甘い出来事♡をご賞味あれ―――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 20:43:23
9901文字
会話率:27%
異世界で目が覚めたら、金髪外人のでっかいちんこで尻の穴を犯された。意味分からん。金髪外人は王様で、俺は特別な存在なんだってみんなが言う。/王様×主人公、ではありません。
最終更新:2020-05-20 23:59:21
7562文字
会話率:41%
現代社会に疲弊し、この世で生きることを
やめる決意をした。死んだはずの自分が
目覚めたのはオズという魔法使いが統治する
エメラルドの都だった。救世主ドロシーと
呼ばれ、東西南北の魔法使いを倒すように
言われたものの……
倒す方法は魔法のキス
⁉︎
ドロシーは魔法使い達とキスできるのか⁉︎
キスだけで済むのか⁉︎
そもそも生きて帰れるのか⁉︎
コメディー、シリアス、エロ。なんでもありの
異世界ファンタジー はじまりはじまり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 22:40:54
14672文字
会話率:23%
東京郊外の多摩丘陵に住む中学三年のエリナは、イギリス人の父と日本人の母とに生まれたハーフの少女。思い切り外人顔の妹と違い、やや大人しめなタイプの彼女は、自転車で本屋に行った帰り、多摩川沿いの道でアクシデントに見舞われ、通りかかった辻と言うぶ
っきらぼうな中年男性に助けられる。
辻は自転車ショップの店長で、エリナの壊れた自転車の代車に、店のデモ車である〈リドレー・ナイツ〉を貸し出す。そのスポーツサイクルの魅力に、急激にはまってゆくエリナ。しかし辻との初練習走行で、法規無視を繰り返したエリナは究極のダメ出しをされ、酷く落ち込む。
父に諭されたエリナは自転車の法規を勉強し直し、辻にもう一度練習するチャンスをもらい、何とか合格点を与えられる。第一志望の高校に合格すれば、リドレーを買ってもらえる約束にモチベーションを高め、それが功を奏して受験勉強にも身が入り、エリナは翌春無事に公立光陽台高校に合格する。
エリナは光陽台高校で、女子自転車同好会を作ることを決意。同じくハーフのマリン、その幼馴染みの由紀、由紀が紹介した佳那恵の三人を仲間に引き入れるが、発足の条件である五人まであと一人足りない。
仲間募集ちらしゲリラ戦術を、生徒会長の香澄に咎められたエリナは、彼女を懐柔する作戦を実行し、書記の美羽共々引き入れに成功。晴れて女子自転車同好会を結成し、多摩丘陵で練習に励むエリナたち。
スポーツ自転車を通してのルール、マナー、モラルの遵守に始まり、様々なスキルを積み上げて、フィジカル、メンタル両面で逞しくなってゆく。
そんな彼女たちに辻は、五月末に年一回開催される自転車イベント、〈東京ロード〉への参加を打診。メンバー六人でそれぞれペアを組み、四時間エンデューロへのエントリーを決める。
イベント当日は生憎の雨模様だったが、多摩丘練で培ったノウハウを駆使して善戦。
レース中に出会った、ベテランサイクリストらに翻弄されつつも、初心者ながら女子の部で全員十番台へ入る健闘ぶりを見せる。
初イベントも終え彼女らを褒める辻に、同好会顧問への就任を懇願するエリナ。
その承諾を得たことによって、更なるステップアップへの期待に、胸を膨らませるエリナたちだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 00:00:00
827857文字
会話率:51%
仕事帰りに偶然出会った外人が、なぜか一目惚れしたと迫ってきて...
外国人との恋愛もの。メキシコ人ってあまり見ないなと思って書いてみました。
※残酷描写は保険です。
最終更新:2019-12-07 16:00:00
33688文字
会話率:28%
今時勇者の家系であるってさあ、頭のネジが何本か外れてるんじゃないかってマジで思う。
21世紀の法治国家で平和な世の中に勇者が一体なんの役に立つって言うんだよ?
しかも勇者になるためには童貞を守らなければならないなんて、全く以て意味不明だ。
健康男子高校生なら三日で逃げ出す時代錯誤な家訓とちょっぴり苦痛だけど美味しい修行。
ご褒美には性欲処理をしてくれるクラスメイトメイド。
はい今、羨ましいなって思った奴、すぐに連絡をして欲しい。いつでも代わってやるからな。
それでも謎の外人痴女から操を守り、家訓を守って清く正しく生きていくのは、ひとえにその先に待っている酒池肉林ハーレム生活の為だ。ぶら下げられた人参だってわかっていても男子としては夢見てしまう。
そんな俺の夢への華麗なステップは病弱な姉の存在で、少しずつ歯車が狂うようにずれていく。
――ちょっと頭がアレな人たちとのずれた世界で繰り広げられる姉とイチャラブ半分ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-03 23:59:41
52342文字
会話率:26%
マンハッタンに住む画家のクリス。自身のアトリエで、彼はある奇妙な体験に遭遇する。常日頃から“神秘”を求め続けていたクリスは、その深みに近づき、次第にその存在にとりこまれてゆく。
最終更新:2019-11-25 16:44:18
18410文字
会話率:21%
本作は〈ニューヨーク・ラブストーリー〉の主人公のディーンの父親、エドセルの若かりし頃の物語です。前作からの続きとなっております(前作はこちら→『The Last Year』https://ncode.syosetu.com/n5018bm/
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-03 20:41:11
53952文字
会話率:56%
西海岸からアラスカにやってきた若きエドセル・ケリーは、保守的な町の不良グループから目を付けられ、数々の嫌がらせを受けていた。彼はひょんなことからグループのリーダーと親密となり、徐々に土地に馴染んでいった。二人は友情を深めていったが、エドセル
には過去があり、それを友人に打ち明けることができないでる。そんな矢先、エドセルはグループの残党に目を付けられ、暴行を受ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-15 21:17:28
43757文字
会話率:54%