「……参ったな」
二人だけの巡礼の旅がはじまった日の夜、何かの手違いか宿が一部屋しか取れておらずに困った様子を見せる王太子レオナルドの姿を、聖女フランチェスカは笑みを堪えながら眺めていた。
神殿から彼女が命じられたのは「一晩だけ、王太子
と部屋を共に過ごすこと」だけだけれど、ずっと胸に秘めていた願いを成就させる絶好の機会だと思ったのだ。
疲れをいやす薬湯だと偽って違法の薬を飲ませ、少年の姿へ変わって行くレオナルドの両手首をベッドに縛りつける。
そして目覚めたレオナルドの前でガウンを脱ぎ捨て、一晩だけの寵が欲しいとお願いするのだけれど――。
☆「ひとつ屋根の下企画」参加作品となります。
ヒーローが謎の都合の良い薬で肉体年齢だけ五歳ほど若返りますが、実年齢は二十歳のままです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 22:00:00
17567文字
会話率:30%
レオナ「私の名前はレオナ。人食いよ。」私「ほんまか? 私は人食いとなった。生き延びるために。私みたいな行為が、人食いと呼ぶべきものなんやろう。私はシデムシ・・・人も食うことができる存在や。ムシケラやが。」
ーーー
ナツメ「千里いって、千里か
える。ひょっとすると、あなたにとっても、同じなんじゃ、ないかしら?」シデ「私は、成長する必要があるが、旧約聖書を送る必要は、かならずある。これがなければ、私は、自分を、成長させることができない。アタマが悪いからだろう。ヤギに乗せて、アザゼルへ、送らねばならない。」
ナツメ「ああ、お帰り。シデ。」シデ「よし・・・終わった。次は、旧約聖書重視すべき観点から、マジで、灼眼のシャナ使用しよ。その次は、新しいのになると思う。でも、とある魔術の禁書目録って、私にとっての、ガチ旧約聖書ではあるんだよね・・・ラノベばっかだな。有名なのが多い。東京レイヴンズ一番マイナーなぐらいじゃないのか? もともと知らなかったし。」
ーーーー
ナツメ「陰陽道宗家という理由で、私は、人の死亡を、よく身近に見てきた。戦争における死は、平時における死と、意味が違う。平時における死の場合、弔いになる場合がある。しかし、戦争における死は、弔われることがない。浄化されることなく、蓄積する。」シデ「戦争は殺人の一種だと思うけど。私は以前からそう言っており、今もそう思っている。殺人は、チェスのゲームのようになっている。
私は、殺人をやめた。戦争をやめている。もうほぼ。私は、殺人を調整し続けてきた。とにかく、主役を不死者にする方式を、エインヘリヤルになってからは、考案した。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 06:30:30
61865文字
会話率:65%
王女シェリエルナは病で、彼女の国は竜の侵攻で明日も知れない有様だった。
突如現れた黒曜石の竜皇子チェスターの手腕でついに王国は陥落。
敗戦国に皇子が望んだのは王女との政略結婚としばらくの滞在で、シェリエルナは皇子に惹かれるが、甘く優しくして
もらえる理由はわからない。
行き違いから気持ちを疑った彼女は皇子を裏切り、竜を縛る魔法に手を出してしまう。
「ごめんなさい。あなたが離れる前に、繋いでしまわなければ」
/糖度と純度高めにしてみました。 ★R話には※つけてます。【完結済】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 21:45:40
121384文字
会話率:39%
いうほどそこまで復讐に固執してないファッション復讐者の主人公がなんやかんやヒロインの旅に同行することとなり、なんやかんや各地を旅しながらヒロインとかにスケベなことする話。
ヒロインは主人公以外の男にもスケベなことされる場合があるのでご注意を
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 14:26:29
1039956文字
会話率:68%
タイトルのとおり、呪いをかけられたせいでどうでもいいことにすら興奮するようになった主人公が「呪いのせいだから仕方ないよね」と言わんばかりに、ファンタジーっぽい世界でいろんな女の子に手を出す、コメディ風の話です。
基本的に主人公はほぼ最強
です。痛い目とか、酷い目にはほとんど遭いません。酷い目に遭うのは女の子の方です。エロ的な意味で。
あと、完全に主人公が女の子を独占する話ではないので、そういうのが苦手な人は注意してください。女の子が主人公や男キャラたちにエロいことされるだけの小説です。
基本的には主人公に優しい世界で、適当な話です。主人公の性格も超適当です。
完全に作者の鬱憤を晴らすためだけの小説ですが、ご愛読頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 14:00:07
2328190文字
会話率:59%
タイトルのとおり、ヒロインのことを死んでもいいくらい好きな主人公の話です。ヒロインも主人公のことを死んでもいいくらい好きです。ふたりは相思相愛です。
そんな彼らがファンタジーっぽい世界で、ゲスいマスコットにいろいろされます。主にヒロイン
が。
本作はいわゆる寝取られ物となっております。なので主人公はほぼエロシーンに関わりません。そういうのが苦手な人は、注意してください。
基本は一人称で、主人公が絡まないシーン(エロいやつ)では三人称となっております。
なにぶん、全年齢、十八禁問わず小説を投稿すること自体初めてなので、技術的に至らない部分が多々あると思いますが、どうか温かい目で見守ってくれると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 15:53:37
473263文字
会話率:49%
ナダリア国の第五王女であるフランチェスカは、十五歳で、スラタムナ国に嫁ぐ。
相手は、スラタムナ国第二王子シュナイゼル十八歳。
シュナイゼルは周囲の反対を押し切り側室を囲うが、“コウノトリの日”にはフランチェスカを朝まで組み敷く。
公務と“
コウノトリの日”を続けるフランチェスカが、スラタムナ国ラドウィック大公に告げたのは……。
姫と姫を支える大公の物語。
こうして生まれた金髪碧眼の年の差夫婦は、愛し愛され、末永く幸せに暮らしましたとさ。
というお話♪
初の短編です、ひろ~~~い心でお付き合いいただけたら嬉しいです。
※日間総合第二位(週間総合五位)になりました!みなさまありがとうございます!
※ヒーロー以外との描写が薄っすら書いてあります
※自慰メイン
※誤字報告ありがとうございます!
※マシュマロ、感想ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 12:00:00
15330文字
会話率:49%
いま、リシリル小国の貴族たちの流行りといえば、チェスと哲学、それから獣人だ。獣人は安い労働力として売買され、貴族たちは競うように彼らを買っている。
カリスは獣人と人間の混血児として生まれた。彼が混血児であることの証拠はその尻から生えたし
っぽだけで、彼はそれを隠して生活していた。
ある日、カリスのもとに大神官がやってきて、カリスがラギア小公に選ばれたことを告げる。ラギア小公とは神が定める国の守護者である。卑しい獣人との混血児であることを白状したカリスは、王宮に幽閉されるのだが、そこにもう一人の守護者であるラギア大公がやってきて……?
(毎日18時更新・アルファポリスにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 18:00:00
41103文字
会話率:39%
その日、フリンス王国に住まう大商会の娘リーフェはやけ酒をしていた。
やけ酒の理由は五年連れ添った婚約者に婚約の解消を告げられたから。しかも、婚約者はその浮気相手を妊娠させたらしく、リーフェは別れるしかなかった。
――本気で慕っていたわけでは
ないが、悔しい。
そう思ったリーフェは、行きつけの酒場でやけ酒をしていたのだ。
そんな時、リーフェに話しかけてくる一人の男性が現れる。彼はブラムと名乗り、この国の英雄的な騎士団の一つ、レインチェス騎士団のメンバーだった。
ブラムと話しているうちに酔いが回ったリーフェは、ついついブラムに「私って、魅力ないですか?」と問いかけてしまう。それに対してのブラムの回答は――
英雄的な騎士団(通称:激重男の集まり)に所属する騎士兼男爵令息(25)×傷心中の商家の娘(20)の、逃げ出したいのに逃げられず、すれ違いたいのにすれ違えないえっちなラブファンタジー。
♢シリアス少なめ、圧倒的にギャグよりのTL小説です
♢アルファポリスにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 21:01:47
61662文字
会話率:56%
転生した伯井ちほことカリーナ・エスマンは、自身で飽きるほどプレイした『レディ・メイキング!』のヒロイン、フランチェスカを育成することに誠意を尽くしていた。彼女もそろそろ十五歳、攻略対象から彼女を一番幸せにしてくれる相手を見繕わなければ。そん
な彼女がある日出会ったのは、花をこんもり抱えた従者と、その主――魔王だった。
魔王とフランチェスカが着実に仲を深めているのに、どうして私は従者の彼とあんなことやこんなことをしているの!?それに、魔王が元王子で従者が魔王って聞いてないんですけど! ▽Jパブ用に掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 10:00:00
52146文字
会話率:67%
【2021.4.30 Jパブリッシングロイヤルキスさまより電子書籍化していただけることになりました。皆さまのおかげです。ありがとうございました】貴族とは名ばかりの、困窮しきったロチェスター伯爵家の令嬢アナスタシアは、兄ローレンスのしでかした
不始末の償いに、王弟であるゲルベンブルク辺境伯と結婚することになる。ただし、二週間一緒に過ごして相性を確認し、どうしても駄目なら白紙に戻す条件つき。社交界きっての美男で、プレイボーイとして名高い辺境伯が自分に満足するはずがない。アナスタシアはそう言い聞かせ、仕方なく期限付きの婚約者として生活をともにするが………。遊び慣れた俺様ヒーローが生まれて初めて本気の恋をして、ヒロインを振り向かせようとジタバタするお話です。R18の時※をつけます。、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 18:35:48
339163文字
会話率:50%
「僕が勝ったら、あなたの人生を僕にちょうだい。その代わり、シズクが勝ったら一億円あげる」
月岡 雫は、人生全てをかけて天才レナートとチェスで勝負をすることになる。
勝負の結果はどうなるか?
最終更新:2021-01-11 16:19:51
6328文字
会話率:42%
我が『Abyss社』では、超弩級の苦痛。苦悶。至高の恐怖、不快感、戦慄をお楽しみ頂けます。
『文学とは、凶器であり、狂気ー』
SF暴力ホラー小説です!
【登場人物】
『俺』
大学生。幼い頃に、父親を目の前で亡くし、ずっと心に大きな傷を
負っている。幼少の頃は、無鉄砲で明るい性格だったが、事故からは、心を閉ざし、暗い性格になっている。
『僕』
ごく普通の中学2年生。いつも、銀縁のメガネに、制服を着ている。胸には、安全第一と印刷されたバッヂをしている。いつも、本を小脇に抱えている。成績は優秀。控えめな性格。
『有栖(ありす)カムイ』
Abyss社に勤める秘書。年齢は34歳だが、見た目はどう見ても、20代前半のOL、女子高生に見える程の美人。黒髪のショートカットに、常にレディーススーツを着ている。誰にでも敬語で話す。まだ謎が多い。
【 魔殿編登場人物】
『ソニア』
元副社長。外人。年齢は35歳。カムイと同様、驚きの美貌を誇る。銀髪のショートカット。レディーススーツを常に着ている。礼儀正しく、どんな時でも冷静。
『イリス=クラーク』
金髪ロングの美女。外人。20歳前後だが、外見、中身は、完全に14、15歳。広告部のトップ。黒い魔女の帽子、魔女の服がトレードマーク。会社でも学校でもゴスロリの格好をしている。趣味は囲碁、将棋などの戦略性の高いボードゲーム。チェスが、特に好き。カムイに前社員の前で敗北し、罰ゲームを受けてから、カムイを激しくライバル視。普段から、毒舌。言葉遣いは汚い。怒ると、カムイ、ソニアのことを『ババア』と呼ぶ。彼女のフロウと言う名の魔帽子には意思があり、喋る。化粧、ファッション雑誌を見る事も好き。知能指数は、カムイ、ソニアには及ばないものの、海外の学校を飛び級できる程高い。ボードゲームの腕はプロに近い。
『 メイ=ターナー』
ピンク色の長い髪の美女。13歳と、中学生の年齢なのに、高校生のような顔つき、外見。常に学校でも、露出の高いレースクイーンのコスプレをしている。車、バイク、銃の構造に精通している。運転、技術もプロレベル。親は、この会社の水道、電気整備士。饒舌で、やや乱暴、攻撃的な性格。イリスとよく馬が合う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 13:54:31
395512文字
会話率:40%
◇ 学生時代から恋人関係にあるルカとテディが在籍するバンド、ジー・デヴィールは、プロデビューはしたもののまったく売れていなかった。メンバーがオーヴァードーズで急死し、気持ちを切り替え、チャンスを掴むためにプラハからロンドンへと渡るが、そうそ
うこの世界は甘くない。
だがあるとき、マンチェスターで知り合った胡散臭い記者にルックスの良さを利用して売れとアドバイスされ、ブレイクへの足掛かりを掴む。SNSから火がついてようやく世界的な成功を手中にした彼らだったが、しかしその先に待っていたのは過密なスケジュールと過酷なツアー、ドラッグの誘惑、セクシュアリティの暴露、狂信的なファンによるストーカー行為、そしてメンバーたちのショッキングな姿を記録した映像の流出だった。それによってテディの衝撃的な過去も明らかになり、度重なるトラブルの末、ルカは自分たちの関係について考え始める。
◆ {長編・完結/R-18/BL/ヒューマンドラマ/恋愛/シリアス/海外/西洋/ゲイ/LGBT/音楽/洋楽/ロック/バンド/ミュージシャン/レイプ/強姦/輪姦/ZeeDeveel/ZDVシリーズ}
※ ◎BONUS DISC/ TR-05 - Elephant Stone [take 2]を更新しました。(20/08/20)
※【カクヨム】にてR-15 改稿版 “THE DEVIL [Remastered]” の公開を始めました。(20/08/01~連載中)
※【アルファポリス】【pixiv】でも公開しています。
※ 作者は未熟です。加筆修正については随時、気づいた折々に断りなく行います。が、もちろんそれによって物語の展開が変わるようなことはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 20:37:59
285099文字
会話率:56%
ある日、小学4年生の小野小太(しょうの しょうた)は、高校3年生の美人のお姉さんの氷藤雪花(ひょうどう せっか)に告白する。当然のごとく、雪花はすげなく小太のことをフッた。悲嘆に暮れる小太は、チェスピースのような7つの駒を見つける。その駒は
、7人の長身爆乳巨尻のお姉さん魔神になった! 7人のお姉さん魔神は小太をダダ甘に甘やかし、甘やかす。さらに、小太の望みをなんでも叶えると言う。こうして、7人のお姉さん魔神のもと、小太はハーレムを拡張していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 23:22:16
68389文字
会話率:26%
フランツ:ようやく本篇作るよー!
ひがん:おそいよ、作者さん。
ヨハネ:あー!
(遅すぎるだろ!)
フランツ:しかたないじゃん!色々な事情があってね....、
ヨハネ: あー、あーー!
(大人の事情なんてものは通用しないからな!)
ひがん:どうせチェスでもしてたんでしょ、1人で寂しく。
フランツ:と、とりあえず本篇始まるよっ!
ヨハネとひがん:(無視しやがった.......。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 22:26:36
670文字
会話率:0%
【第3回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト佳作・電子書籍配信中】
カプレシア王国の第二王女・フランチェスカは、自身の護衛隊長であり建国以来の完璧な騎士と名高いレオナルドに密かな恋心を抱いている。同時に、かつて結婚を断られているという苦い過去
を持つ。
ある夜、二人きりの部屋でレオナルドから突然キスをされてしまい動揺するフランチェスカ。
翌日自分を訪ねたレオナルドから明かされたのは「淫魔に取り憑かれている」という予想もしない事実だった。このままではレオナルドが死んでしまう!大好きな人を救うためフランチェスカは立ち上がる。
真面目で一途な性格ゆえに自分のやや歪んだ性癖に悩む騎士と、素直で頑張り屋なお姫様のお話です。
1/23番外編追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 23:06:24
145124文字
会話率:40%
――そこは剣と魔法が支配するファンタジー世界。
ラ・ティエス王国の姫君アーシェ=ウィンチェスターは13歳の誕生日に前世の記憶を思い出す。
転生前の男が胸に秘めていた“魔法少女になりたい”という夢を叶えるため『デバイス』と銘打つ魔法杖の開発を
続ける姫君は、男に抱かれたり家族との奇妙な因縁に振り回されたりしつつも剣と魔法のファンタジー世界を生き抜いていく。……という話(建前)。
主人公自身がだんだんとラスボス化、破壊神討伐をお題目に他国を侵略したり魔王やらなんやらをぶち殺したり配下にしていくような話です。
異世界転生というよりはTS人外転生。魔法少女モノというよりは戦う変身ヒロインモノ。猫も杓子も変身コス着せてりゃ良いだろ的なファンタジーです。純愛(?)もあればNTR的なシチュもあります。
『私はTS、あいつはチート! ~生産マスターヒナの異世界蹂躙記~』はアーシェが頑張ってる一方で別の国ではこんな事がありました、みたいな感じ。アーシェにとっての最強の敵が育っていく過程の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-17 22:12:30
1481127文字
会話率:23%
神は7人の王候補と、それぞれの王候補に仕える7つの駒を選定した。
王候補は互いに争い最後の一人の王候補をこの世界の真の王とする、というのがこの世界の神話だ。
そして戦争の被害にあって小さな村に逃げてきたエドはある日、王候補に宿ると言われる《
キング》の駒を右手に宿した。
だが彼は、王候補になる事を拒んだ。王候補となれば世界中の危険な地へと足を運ばなければいけない。病弱な妹を一人置いてはいけない。エドは王候補の証を宿したまま、村に留まり続けた。
──細々と平穏に義妹と暮らしたい。
そんな囁かな願いを世界は聞き入れなかった。
ある出来事によって王候補となる契約をした彼は、その時に《大切な者を守りたい》と願った。
エドに与えられた力は7つの駒、それとエドに忠誠を誓った者達に愛情を注げば強化し、その力を使用できるという力。
その力を使って、エドは共に歩んでくれる彼女達と共に、この王を決める争い──盤上の王戦へと足を踏み入れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 21:00:00
248798文字
会話率:47%
一夜の遊びのつもりだった。
プロのチェスプレイヤーにして、チェスのゲームのシステム開発もしているαのカール・ランヴァルド・エリクソンは、ゲームのグラフィックデザインをしてくれるΩのレイニーデビルの発情期を狙って、強い酒を飲ませて抱いてし
まう。
まさかレイニーデビルがランヴァルドの運命の番だとは知らぬままに。
体から始まる、浮気男ランヴァルドと、素直になれないレイニーデビルの海外ドラマ風物語。
※αのランヴァルドが、複数の相手と関係を持つ描写があります。
※Ωのレイニーデビルが、過去に複数人に強姦されている描写が、軽くですがあります。
※レイニーデビルがランヴァルドを刺すシーン(軽傷)があります。
pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 07:00:00
72229文字
会話率:50%
海に面したリヴィエール公国の男爵家に生まれたメルリーナは、元船乗りの祖父マクシムに教えてもらって以来、チェスに夢中だった。十歳の時、マクシムに連れられてリヴィエール公爵家の宮殿を訪れ、強引な上に乱暴だけれど、本当は優しい公爵家の跡取りである
ディオンと出会う。負けたら何でもいうことをきくという賭けをして、定期的にディオンとチェスをすることになったメルリーナは、チェスの腕だけでなく、幼い恋をディオンと育むことに……。やがて、十六歳になったディオンは、未来の公爵となるべく経験と知識を得るため他国へ留学してしまう。メルリーナは、ディオンを信じ、寂しい思いをしながらも二年間、その帰りを待っていた。しかし、二年後、すっかり逞しく立派な青年となって帰国したディオンの傍らには、美しい王女様が。似合いの二人の様子を目の当たりにしたメルリーナは、二人が婚約すると知り、ディオンへの思いを諦める決意をするのだが……。【9/5 アラン&グレースの番外編完結!】【※アルファポリス様にも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-05 17:27:04
387145文字
会話率:42%
幼馴染みのリリィとユリウス。
ある日リリィの父が投資詐欺に遭い、借金を返済するためにリリィは金持ちの妾になる事に。
そんな彼女にユリウスは、思わぬ提案をする。
「チェスで勝負をして、負けた方が勝った方の言う事を聞くと言うのはどうだい」
勝負
を受けたリリィだったが、結果は惨敗。
「僕の願いはただ1つ。僕に純潔を捧げて欲しい」
そう言ってユリウスはリリィをきつく抱きしめて――。
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「困らせたくないの」「檻の鍵は、僕しか持ってないんだ」がテーマのリレー小説。
①清白妙→②伊和弐せかるる→③藤原いつか④茅野ガク→⑤水野恵無→⑥砂月美乃(以上、敬称略)の順で執筆します。
タグは1話ごとに追加予定。
各話に何かしらのムーン的なシーンが必ず入りますので、ご注意ください。
ムーンライトノベルズに投稿する6人の作家達による、愛と欲望と官能の物語を是非お楽しみください!
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業務連絡。
作者6名はこの小説をお気に入りやブクマに入れないようにお願いしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-08 00:00:00
21858文字
会話率:36%