それはトラリス皇国が第8代君主、ダルカ2世の治世下で起こった出来事。
後の世に『自由と博愛の革命』(更に後の世では『魔女の乱』)と呼ばれる出来事は、不安に駆られた民衆達の自然な怒りの正当な発露であったとされた。
レイヴィン帝国という大国の
脅威が迫る中、怠惰で無策な君主に対する民衆の反逆…国を憂う者達の正義の行いであると。
当時のある高名な学者は同様の見解を示して革命を擁護したが、別の学者からは異論の声も上がった。
ある者はレイヴィン帝国の謀略であると主張し、ある者は貴族同士の権力争いによるものであると主張した。
こうした議論はデマを扇動した容疑で学者達が投獄されるまで続き、そして終息した。
一方、民衆の間で多く語られたのは二人の女性についての噂話である。
一人は大陸一の美貌の持ち主と呼ばれたダルカ2世の美しき皇妃、テレーゼ。
もう一人はその娘で高潔な女騎士として知られた才色兼備の皇女、アミシア。
革命によってダルカ2世が害されたあと、囚われの身となった二人の処遇は残酷なものであったとされる。
暴徒達から慰み者にされたという者もいれば、雌畜(家畜奴隷の一種)として人知れず売られたという者もいる。
二人に関する低俗で淫猥な噂は百出したが、やがて人々は興味を失って語る事もなくなった。
長い年月を経て『魔女の乱』に関する議論が可能となった今日においても、議論の中心は革命の原因や意義についてであり…。
跡形もなく姿を消した美しき皇妃と皇女については、議論されることも稀である。
だが私はあえてここに書き記したい。
私が調べた彼女達の足跡を、当時に何が起き、二人の身に何が起こったのかを。
我が人生の全てを捧げ、我が国はもとより遠くレイヴィン共和国やアストリア大陸中から集めた資料に基づく二人の物語。
これは今から見て数百年以上前の遥かな昔、まだ女神信仰が色濃く残っていた頃の話…。
ザーラ連合州立大学教授、ユーミル・エッケブラフト著書『魔女の乱と闇に消えた高貴な雌畜』冒頭より抜粋
※ 本作はpixivにて同時掲載中です。
https://www.pixiv.net/novel/series/13096254折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 20:41:12
97246文字
会話率:33%
遥かな昔、神と人と妖(アヤカシ)とが混じり合って生きていた頃の話…。
人間の住まう辺境の地で、無法者達の集団を率い、悪行の限りを尽す「扇狐」と呼ばれる妖がいた。
そんな妖を討伐するため、神々の住む都より遣わされた、戦いを司る女神「朔夜」
は、1度は扇狐の手に堕ち、壮絶な凌辱と屈辱に晒されながらも、彼の者の野望を打ち砕いた。
扇狐の討伐を通じて交流を深め、互いを想い合う様になった人間の青年と共に都へと帰還し、彼との穏やかな日々の中で、心身に負った傷を癒していた朔夜だったが…。
朔夜と青年を追ってきた扇狐の魔の手によって、再び囚われの身となり、母である、書物を司る女神「陽頼」と共に、淫らな責め苦と、辱めによる羞恥に苛まれる。
そうして、気丈だった女神の母娘が、遂に恥辱に染まり切る中…神々の都までもが、強大な妖となった扇狐の手に堕ちた。
都を守ろうとした多数の女神達と共に…。
今や扇狐と、彼の者に従う無法者の人間達が支配するようになった都で、囚われた女神達の恥辱の日々が始まろうとしていた…。
『恥に堕ち逝く戦いの女神』
https://novel18.syosetu.com/n8209hh/
『恥辱に染まる聡明な女神』
https://novel18.syosetu.com/n1933hj/
上記2作品の続編となります。
完全なオリジナル作品ですが、潜在的に様々な作品から影響を受けているため、どこかで似たような展開を見たことがあってもご容赦ください。
本シリーズにおいては、『恥』をテーマにしています。
また、本作はpixivにて同時掲載中です。
https://www.pixiv.net/novel/series/8299449
※ ストーリーの都合上、R-18要素があまり無い、説明中心回の場合もありますので、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 22:11:56
350496文字
会話率:31%
高級官僚になるための官吏登用試験に臨む若者白姚令(はく ようれい)は最終試験の殿試において皇帝魯暠俶(ろ こうしゅく)の目に留まる。絶世の美貌の持ち主なのに完全無自覚の姚令は、いきなり皇帝の寵愛を受けて波乱の官吏生活をスタートさせることに。
。。
◆◇◆10万PVありがとうございます!!!◆◇◆
はじめましての方も、継続して読んでくださっている方も、皆様のおかげで10万PVまで行くことができました。
これを励みに執筆続けていきたいと思います。
今後とも気長にお付き合いいただけると嬉しいです。
だいたい月一不定期連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 14:33:26
100594文字
会話率:25%
リアル過ぎると話題沸騰のゲーム「MANHUNT」。撮影した人物がキャラクターになってゲームの中で使えると言うことで、元いじめられっこのぼっち高校生、実は天才ハッカーの蒼井葵(あおいあおい)は幼馴染の思井(おもい)亜希絵(あきえ)を撮影する。
リアルな彼女とHなことがしたくて、仲間のハッカーの協力を得て作り上げた「World」。彼はその中でチュートリアルすら終わらせずにヒーラーとなったナース姿の亜希絵とエロい事をしまくっていた。◇◇◇◇◇ほのぼの系?を書いてる反動で、ドエロいのを書きたくなって始めてしまいました。エロ行為はだいぶ人を選びますので、ご理解の上お読みください。お話の設定には目新しいのは無いと思われます。拙筆変わらず。ご容赦ください。
初めてのレビューを頂きました。北海マグマ様、感謝です。
誤字脱字報告において「〇〇なのでは?」というご指摘をそのまま適用してしまっていたので、本文中に「〇〇なのでは?」という文が入っているかもしれません。もし入っていたら感想欄で教えていただけたら幸いです。もう話数が多くて自分で探す気力も時間も持てません。筆者として面目ないのですが、どうかよろしくお願いします。
補完計画始めました。挿絵が嫌いではない方はちらっとどうぞ。
https://novel18.syosetu.com/n8618ie/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 19:00:00
6589489文字
会話率:56%
貴族社会において強い影響力をもち、教会や王家ともつながりのあるウィンチェスター家にまつわる、呪われた塔の物語。
『ウィンチェスター家は塔によって生かされ、繁栄をもたらされ、支配され、そして呪われている』──
ウィンチェスター家の若き当主
であるアレクシスは、幼馴染であり異母兄でもあるノアに密かな恋心を抱いている。しかしアレクシスには当主である責任と重圧、そして塔の呪いを避けなければならない使命があった。
国は改革期にあり、貴族が支配する社会は終わりを告げようとしていた。変わりゆく社会の中で、古き貴族制度を象徴するウィンチェスター家の当主であるアレクシスはどのような選択をしていくのか。そして、ノアへの愛を守りながら呪いを回避することができるのか。
ウィンチェスター家の若き経済顧問であるレティシア、親類かつ軍人であるイーライ、そしてアレクシスの父と因縁のある司祭エゼキエルなど、周囲の人間を巻き込みながら物語は進んでいく。
(アルファポリスにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 03:40:49
55712文字
会話率:38%
毎話 AIイラスト付き
とある武家貴族の次男。ミハエル・エーリッヒ。
彼にはその外見から一つの噂があった。
『あいつは領主の不義の子だ』
家に彼の居場所はなく、他家から民衆に至るまで彼を嘲笑の的にしていた。唯一の心の拠り所はメイドのルナの
み。
そんな彼に最大の不幸がやって来る。魔法を授かる祝福の儀において魔法が与えられなかったのだ。
父は彼に廃嫡を言い渡す。しかしミハエルの機転によって18歳まで追放を先延ばしにできた。
今日で彼は18歳の誕生日、そして旅立ちの日。
彼はこれまでの鬱憤を晴らすように女を食って食いまくって、ついでに無双する。
『家を追放されたけど復讐するのも面倒なのでのんびりと生きていきます(全年齢版)』
上作品のIFルートです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:11:39
3873文字
会話率:20%
超エキサイティング!
大人気スポーツセクロス!
逝け!イカせろ!地獄の果てまでも!
セクロス、それは全世界競技人口50億人を超えるという超絶人気のスポーツである。
男女(近年は同棲プレイも流行っている)が棒を穴に入れるというシンプルなルー
ルながら、絶妙な駆け引きが人気の秘訣である。
オリンピックの正式種目でもあり、毎日放送されるプロリーグの試合は視聴率が50%を超えるという。
だがここ日本においては、あろうことか若者のセクロス離れが深刻である。
国はこれを危惧し、セクロス部に力を入れるよう、全国の中高にお達しした。
セクロスの名門『院蘭学園(いんらん がくえん)』は毎年全国大会に出場する、千葉県の名門中高一貫校である。
予選の千葉大会では毎年圧勝、その後の関東リーグでも東京の名門を破り毎年勝ち進んでいる。全国大会でも何度も優勝経験がある。
だが昨年、新規の強豪校である『貞王学園』に敗れ、初の関東リーグ敗退を喫してしまう。これを危惧した学園は部員を補強し、最強集団『蘭光(らんこう)ナイン」を結成し、リベンジに燃える。
そこに主人公を加え、最強チームが結成されるはずだったのだが……。
主人公、『御堂 煉(みどう れん』は小学校の頃からその圧倒的な精力のためにセクロス選手として有望視され。
院蘭学園に推薦で入ることが決定した新入生。
入学が決定しテンションも上がっていた小6の際には全国大会に出場したが、決勝前に敵の卑劣な罠で、決勝戦に出場できず、部は負けてしまう。
個のトラウマからセクロスをやめてしまい、せっかく入学した院蘭学園でも帰宅部だった。
だが小学校の同級生にして当時のマネージャー、『春野 桃菜(はるの モモナ)」だけは彼を信じていた。
テクニックを磨き、蘭光ナインの一員となったモモナ。
「私とセクロスで勝負よ! 負けたらセクロス部に来て!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 20:02:02
21240文字
会話率:54%
【蜜月編を開始します】
久野真澄は東雲市役所福祉課ABO支援室に所属する中堅職員だ。A/B/Oとは、アルファ、ベータ、オメガの三種に分類される性別及びその関係性の略称で、ある時期から突然発現し始めた男女の性差とは別の第二の性を指す。真澄の
第二の性はオメガ。菱形ピラミッドの底辺で、第二の性において弱者になりやすい性別だ。ABO支援室はそのオメガ、取り分けシングルのオメガに対する支援を主な業務としている。ある日、担当しているオメガ男性の弟が乗り込んできて、兄に会わせろと要求される。
*pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 23:52:26
53189文字
会話率:63%
こことは違う、人を襲う妖魔と妖魔を祓う退魔師が存在するとある世界。
チチシャブリとはある地方において見られる妖魔であり、その見た目は赤黒く腫れあがった奇形を思わせる風貌に複数の声で泣き叫ぶ男児の水子達の妖魔である。
そしてそんな妖魔と一
般人たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 23:39:48
9675文字
会話率:30%
この物語は、まもなく21世紀が終わろうとする近未来(2090年代半ば:今から約70年後の世界)において、未知のウイルスによる感染症が全世界に広がり、日常の生活様式、なかでも男女の関係が完全に一変してしまった時代を、中学を卒業したばかりの主
人公である20780926TYO2836IHLEFESC1438749号こと磯部崇史(いそべたかふみ)の体験を中心に描いたものである。(認識票の番号は、最後の4桁が個人識別番号となる。磯部崇史は8749号と呼ばれるようになる。)
ディストピアではありませんが、特異なパンデミックによって、特に男女間の関係や意識が大きく変わってしまった世界における男性の義務を、やや極端に描いています。男性としての尊厳をすべて奪われ、完全な家畜として人権も失った状態での飼育、調教(軽い身体改造と重い精神改造が含まれます)そしてハードな射精管理と強制的な搾精を受け続けなければならない、男性M化のストーリーをお楽しみ下さい。(厳しい社会情勢の結果、そのような状況を、男性側も仕方がないものとして、ある程度は受け入れています。なので徹底的に男性受けで逆転は一切ありません。)なお、残酷な描写は特にありませんし、殊更虐げられるようなこともありません。男性は女性の飼育員によって、ペットを可愛がるように大事に扱われますが、基本的には家畜なので、牛や馬、豚などと同等の処遇を受けます。家畜にせよペットにせよ、動物ですから人権は一切ありませんし、プライバシーもまったくありません。飼育員の女性は、自分が飼育する男性たちを心を込めて一生懸命お世話しますが、それはまさに牧場で牛や馬を慈しむのと同じになります。
プロローグ(Ⅰ)と(Ⅱ)が少し長くて説明的ですが、この世界の状況を理解する上で、どうしても必要な設定なので、できたらお付き合い下さい。ただし、本編となる第1話から読みはじめて、必要に応じてプロローグに戻り読み返しても、充分に楽しめると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:00:00
188306文字
会話率:56%
二十二世紀初頭。医療技術の進歩により、限定された条件の下では完全な性転換(性器の相互移植による男性化または女性化)が可能となった世界において、少子高齢化に悩む日本では試験により国民を4階級に分け、劣等階級の国民は上等階級の国民に奉仕する一
方、上等階級の国民は一夫多妻等により優秀な子供を沢山つくることが社会的使命となっていた。
他方、一夫多妻の合法化により極端な男尊女卑社会が出現し、優秀な女性は多くが男性化(性転換)を望むようになったため、これを叶《かな》える法制度が整備されてきた。
かくして、国民の義務となった階級決定試験は中学三年の秋に全国一斉に実施され、結果によっては劣等階級の生徒は上等階級の生徒が希望する場合、性器の交換移植に応じる義務が課せられた。
そのような状況の中で、試験の結果、男子から女子への性転換を命じられた主人公杉田優稀と、希望が叶って男性への性転換が認められた優稀の腹違いの妹杉田千博の二人を中心に、杉田家とそれを取り巻く人々の日常を、笑いと涙と感動で描くヒューマンドラマ。
物語の開始時点で中学3年生の登場人物達が、性転換という運命の流れに翻弄されながらも年齢相応の性の発達に正面から向き合い、思春期の変化に迷い、悩み、戸惑いながらも、一人でも多くの子孫を残すという社会の要請に応えるべく必死になって日常を生き、家族を築き人生を営んで行く、そのような物語になります。
主人公及びその周辺の登場人物は、いずれもみな最終的に自分の居場所を見つけ、それぞれの幸せを掴むことになります。登場人物の意識の上では、程度の差はあれど全員がハッピーエンドで終了する予定です。
内容が性転換を扱っているため、性的な記述が随所に出てきます。性的描写は特に官能を意図してはいませんが、物語の背景として、中学卒業時点で成人し結婚が奨励される(なるべく早く結婚して子供をつくることが社会的に期待されている)時代のため、中学生でも性行為を普通にすることになりますし、この年齢でも夫婦生活としての性描写も出てきます。
なお、性行為の描写は、かなり詳細かつ微に入り細にわたりますので、ご注意下さい。ただし性的描写も含めて、医学的に完全に正しいということではありません。物語上の脚色があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 01:00:00
719653文字
会話率:68%
令和になった頃、日本のどこか辺鄙な田舎の村において、あったかもしれない物語。
思春期に入りかけた子供と、周囲の大人との、ちょっとしたエピソード。
最終更新:2024-12-29 00:00:00
6847文字
会話率:65%
ここはどこか別の世界、エムリア。
多種多様な生物が息づくエムリアの“人類”には性別が存在せず、全員が”こっちの世界”における女性の姿を持っていました。彼女たちは、だいたい十六歳を迎えるころから陰核の発達が起きる『雄』と、発達しない『雌』の二
つに体が分かれていくという生態を持ち、『男性器をそなえた女性』という存在がごく当たり前の生活を送っています。
ある時、エムリアの一国家、ニエルダ王国が多数のモンスターの軍勢が進行してくるという危機に見舞われました。ニエルダ王国の主にして現王女、リーン・ファル・ニエルダはこの事態に対抗するべく、戦闘に向けての作戦の立案を開始します。
しかし、危機はすでに水面下において着実に目の前にまで迫っているのでした――。
==========
【宣伝欄】
FANBOX: https://fujisakukaoru.fanbox.cc/
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月に1~2回の頻度で限定作品を投稿しています。
現在『113本』の限定作品を公開中です。
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twitter : https://x.com/Fujisaku_kaoru折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 19:31:11
99242文字
会話率:45%
「妹がほしい」って書いたお手紙を枕元においてねんねしているロリのところに、
ふたなりサンタさんがやってきて、お手紙に書いてあるお願いを叶えてあげる話です。
最終更新:2020-08-28 21:00:00
3359文字
会話率:57%
【caution!】この作品は連載打ち切りのため強引にストーリーを完結しています。読まれる際は予めご了承ください。30歳にして心筋梗塞でこの世を去った主人公は、気が付くと真っ白な部屋で女神『エリス』の前に座っていた。エリスから剣と魔法の世界
での第2の人生を提案された主人公は、ここぞとばかりに転生後の条件を提示する。優れた容姿、優れた家柄、その他にも思いつく沢山の条件を提示した主人公だったが、女神エリスとの取引によりその全てを手に入れる。異世界に転生すること数年。主人公は心に決める。『俺は皇帝陛下を超える!』その決意が織り成す、欲望と色欲の果てに主人公はどこに辿り着くのか。前世で女っ気が無かった分、今世は好みの女を抱けるだけ抱く事を心に誓った男の話である。※主人公の性癖は至ってノーマルです。ヒロイン達との間において、複数プレイ以上に特殊なプレーは一切出て来ません(百合要素は少しあるかもしれません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 20:24:11
103016文字
会話率:42%
私達二人は、とある結婚紹介サービスを通じて知り合いました。当時、私はるか24歳、彼ゆうじさん32歳。話の始まりは、今から何年か前に遡ります。二人の共通項はおむつ。二人とも、昼夜を問わずおむつを常用しています。そしてそれが異性とのお付き合い
において、とても大きな障害となっていました。特に私は両手に障がいがあり、自分でおむつの交換もままならない事もあって、男性とのお付き合いに躊躇せざるを得ない状況でした。これは、そんな二人が出会い、何とかして結婚までたどり着き、今の幸せな生活へと至る道のりを思い出しながら書き綴ったものです。
話の内容から、私達個人の特定に繋がりそうな部分は適宜アレンジを加えております。従いましてこの作品は一応フィクションとなります。
また、以前から書き綴ったものを改めて見直し、体裁を整え直すことに致しました。そのため、第一話から順に加筆・修正を行いながら再投稿する事と致しました。
第123話以降は再投稿ではなく、その後の新作投稿となります。
ご感想、レビュー、誤字指摘等お寄せ頂けると誠にありがたく存じます。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 10:36:20
321070文字
会話率:32%
唐突だが、プレイヤーの持つ強さとは何だろうか。
レベルアップによる能力値の上昇か?
強力な装備による恩恵か?
否、断じて否だ。
プレイヤーが持つ真の強さ。それは、現地民では決して得ることのできない圧倒的なまでの試行回数である。
何度敗北
しようが、何度ゲームオーバーになろうが、プレイヤーはその度に決して消えることの無い知識や経験を身に着けるのだ。
そして次のプレイではより強く、より洗練された動きで敵を穿つ訳である。
本来なら一度死ねば終わりの世界において、それがどれだけ強力なのか……もはや考えるまでも無いだろう。
そんなプレイヤーとしての能力を、青年ノアはスキルとして持っていた。
しかし発動条件が所有者の『死』であるそのスキルはこの世界において外れスキルでしか無く、無能としての烙印を押された彼は世界の最底辺として絶望の日々を送ることになってしまう。
しかしある日のこと。パーティリーダーに裏切られた彼は囮としてダンジョン内に取り残され、魔物に殺されてしまった。
本来ならこれで終わりだった彼の命だが、そこでようやく彼の持つ絶対にして最強のスキル≪プレイヤー≫が覚醒する。
それからと言うもの、レベルが、スキルが、そして詰みあがる経験が、彼を強くしていった。
これはそんな無能の烙印を押されたはずの青年ノアが、外れスキル≪プレイヤー≫の力で世界最強へと成り上がる物語である。
※えっちなイベントがある回は『♡』が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 23:00:00
176651文字
会話率:33%
紫宮椿月は、もうすぐ高校生になるお菓子作りが趣味の大人しい少女だ。ある日、椿月は祖母に高校への入学祝いとして猫目石を贈られる。実は異世界人なのだと言う祖母によると、この猫目石には魔法の力が籠っているらしい。祖母が暮していた世界は、地球とは異
なり科学の代わりに魔法が発達したファンタジーな世界だった。その世界に猫目石の力を借りて遊びに行った椿月は、ちゃっかり魔法世界に順応して街歩きを楽しんでいたがー何故か気づけば、街を襲い人々を恐怖に陥れる悪魔を退治する役目を負う事に。このお話は、自分は優しいと思い込んでいる無自覚ドS魔法少女と、その少女にうっかり恋をするも、毎度倒され性的なお仕置きをされる悪魔が織りなすラブコメディです。性描写やそれに準じる行為のあるお話には『※』を付けています。なお、戦闘において魔法少女は一切負けません。悪魔がカントボーイという特殊設定です。また、玩具や触手等も用いたハードなエロかつ男性向けのノリです。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 18:00:00
1243878文字
会話率:47%
吸血鬼においしいごはんを用意してもらい、吸血鬼にとってのおいしいごはんになった女性のおはなし
エロは後半にかたまっているので前半すっとばしてもらってもOK
(6/6追記 誤字脱字の報告ありがとうございます助かります)
最終更新:2025-05-30 19:43:19
31959文字
会話率:32%
ーずっと好きだ。これからも、好きだと思う。
デッサンの唇は冷たくて、鉛筆と紙のにおいがした。
美術部の中谷智也(受け)は、幼いころからの友人でバスケ部のエースである須田祐一(攻め)に片想いをしている。
日本語を話せなかった須
田と、周りに馴染めなかった智也。ふたりは互いにとって唯一の友人だった。
すぐに人気者になった須田にたくさん友達ができて、智也が友達のなかの一人になっても。智也にとって須田は唯一の友人だったのにーー。
ー俺が好きなら、俺とだけ一緒にいればいいだろ。
須田の隣にいたい。隣にいる理由が友達では満足できない。でもーー。
友情と恋愛。執着のはざまに揺れる青春ラブストーリー。
<キャラ紹介>
須田祐一
……攻め。グレイの髪とお揃いの瞳、整った目鼻立ちが特徴。明るい性格で「黙っていられない」タイプ。両親よりも、祖父に気を許している。バスケ部のエース。趣味はゲームと料理。
智也に精神的な安らぎを求めている。
中谷智也
……受け。黒目すれすれの前髪が特徴。内気な性格で「話すより書く方が得意」なタイプ。家族仲は悪くない。美術部の部員。趣味はデッサンと散歩。
なんでもこなす須田に憧れている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 21:30:00
57160文字
会話率:48%
淫界とは、堕とされた者を陵辱し続け、淫蕩に耽らせ、やがて繁殖のための道具へと変えてしまう異界。
空には未知の恒星のようなものが浮かび、大地と空を淡赤色に染め上げている。
地球と同じかそれ以上の広さを有しており、地形やそこに棲息する者共も多種
多様である。
しかし、どの動植物もそのほぼ全てが遭遇したものを犯し辱め、繁殖しようとする異形ばかりであろう。
この異界においては武力で他者に抗うための能力は大きく制限され、漂流者たちが性行為から逃れることは困難を極める。
だがこれはこの異界に巣食うものたちにも同じことが言え、仮に性行為において彼らよりも優位に立てればその活動を停止させることも可能。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 11:10:51
8325文字
会話率:29%
魔法と科学が発展した大国家…イプサムディクタトゥラム王国において、数年間男児が産まれてこなくなった問題から男児産み分け特別法についての議論が行われた。彼の国がそれによっておかしくなっていく様を、国立魔導研究所催眠治療研究室所属の魔導士研究
員である 幾度 阿辺琉(いくたび あへる)視点で語る。
男児産み分け特別法の内容を知った阿辺琉は、特別法反対派として活動する事を決断した。反対派筆頭である国立魔導研究所所長からの指示で、賛成派との討論番組に反対派として参加するよう要請される。現在ではそういった番組が作られるという話のみしか知らず、どのような番組内容になるのかも知らずに参加を表明した彼女は、議論番組に向けて男児産み分け特別法賛成派の事を知るために調査を開始するが…。
賛成派の資料を読み進めるにあたり…特殊な用語が多すぎて内容が全く理解ができないためにそれらについてを詳細に調べ知識を蓄えていく阿辺琉。その内容が性的な内容ばかりで、声を大にして多くを主張する賛成派たちが女性の性的権利の解放を主張していた。このような馬鹿げた主張をしているなどとは夢にも思っていなかった彼女は、ただただ呆れ、赤面し、激昂し、状況に翻弄される。
しかし男児産み分け特別法が可決され施行されてしまえば、現在の状況など笑い話程度にしかならないような、おぞましい国になってしまいかねない。幾度となく酷い目に遭いながらも特別法を何とかせねばという強い思いで心を折らずに進んで行く。足を向けたその先が、どのような道なのかも知らずに。
今まで碌な性的知識すらなかったにもかかわらず、催眠などによる非道な方法で羞恥と屈辱を与えられながらも折れる事なき強い心。まるですべての罠を踏んでいくかのように猪突猛進していくメンタルパワー系研究員、幾度阿辺琉に悪意と善意の性的な手が迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 21:00:00
336941文字
会話率:38%
キミワカは自分の顔が良いことを自覚している。けれど、それが恋愛において、どのくらい有利な条件になるかはわからなかった。なぜなら、キミワカが好きな相手は、文字と文章を愛する短歌男子のクサツギだったからだ。接点のなかったふたりだが、同じ委員会に
なったことで、一緒に出かけるようになる。出かけた先でクサツギのむかしの知人から、クサツギが短歌が好きでいることをからかわれて。主人公キミワカは受けです。作中にクサツギの作る短歌は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 23:02:39
11298文字
会話率:23%
騎士ルーシヴ×魔術師ユニ。この世界において騎士と魔術師はたがいに直接触れ合うことができない。騎士が触れるたび、魔術師の寿命は短くなっていく呪いにかかっていた。その世界の法則を変えるべく、ユニは新たな魔術<淫紋>を己の粘膜とルーシヴの陰茎にほ
どこすことを思いつく。学生のころから明らかに両想いで、周りからやれやれといったふうに見られていたふたりが、プロポーズして指輪を送ったり、上司に報告したり、家族に報告したりしながらいちゃいちゃします。そしてシリアスほのぼのにまぎれこむお道具使用エロシステム。結婚式をしたり初夜したりしてやまたになく終わります。
一話ごとにだれかがうっそり笑います。
pixivとJ庭先行です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 23:21:58
84585文字
会話率:36%
十年来の幼馴染み、木原舞香を性の対象に見てしまう童貞・幸助。幸助は毎日のように舞香をオカズにし、時には罪悪感すら覚えるようなオナニーをすることもあった。しかし舞香はそのことになかなか気付かない。自分が性の対象にされているとも知らず、無邪気な
笑顔をいつも幸助に見せてくるのだ。
そんな日常を送る幸助に、友人の葛西は突然言った。「あのさぁ。僕、彼女作ろうと思うんだよね」。この一言がきっかけで、幸助はクラスメイト(女)の自慰行為に直面。さらに、自分自身のオナニーライフにも変化が生まれはじめた。
夏の匂いとイカのにおいの両立をめざす、性春系オナニー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 00:00:00
346659文字
会話率:45%