魔法と科学が発展した大国家…イプサムディクタトゥラム王国において、数年間男児が産まれてこなくなった問題から男児産み分け特別法についての議論が行われた。彼の国がそれによっておかしくなっていく様を、国立魔導研究所催眠治療研究室所属の魔導士研究
員である 幾度 阿辺琉(いくたび あへる)視点で語る。
男児産み分け特別法の内容を知った阿辺琉は、特別法反対派として活動する事を決断した。反対派筆頭である国立魔導研究所所長からの指示で、賛成派との討論番組に反対派として参加するよう要請される。現在ではそういった番組が作られるという話のみしか知らず、どのような番組内容になるのかも知らずに参加を表明した彼女は、議論番組に向けて男児産み分け特別法賛成派の事を知るために調査を開始するが…。
賛成派の資料を読み進めるにあたり…特殊な用語が多すぎて内容が全く理解ができないためにそれらについてを詳細に調べ知識を蓄えていく阿辺琉。その内容が性的な内容ばかりで、声を大にして多くを主張する賛成派たちが女性の性的権利の解放を主張していた。このような馬鹿げた主張をしているなどとは夢にも思っていなかった彼女は、ただただ呆れ、赤面し、激昂し、状況に翻弄される。
しかし男児産み分け特別法が可決され施行されてしまえば、現在の状況など笑い話程度にしかならないような、おぞましい国になってしまいかねない。幾度となく酷い目に遭いながらも特別法を何とかせねばという強い思いで心を折らずに進んで行く。足を向けたその先が、どのような道なのかも知らずに。
今まで碌な性的知識すらなかったにもかかわらず、催眠などによる非道な方法で羞恥と屈辱を与えられながらも折れる事なき強い心。まるですべての罠を踏んでいくかのように猪突猛進していくメンタルパワー系研究員、幾度阿辺琉に悪意と善意の性的な手が迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 20:20:57
279551文字
会話率:38%
ド底辺を歩み、不慮の事故で一生を終える筈が幼少期に遡る形で目を覚ます。しかし『自分』に何の未練もない! 折角やり直せるならスタート地点から変更して今度こそウハウハな人生を!
主人公の「雄一郎」は義母と母の友人達、身近な女性を手籠めにしつつ
も特異な経験を得たものが手に入れる幾つかの技能「身体操作」と「精神干渉」を駆使し、『最終的』に皆を幸福にする事で堅実に足場を固めた小・中学時代。
身近な幸福を守りながらも外敵を排除し、多くの女を魅了した高校時代。
そして舞台は大学へ。
前世の不毛な記憶を払拭すべく青春を謳歌していく
本作は『異世界転生』は致しません。悪の組織と世界の命運をかけた戦いなど御免です。
あらすじ、キーワードは当初のコンセプトの為、投稿内容と若干隔たりがあります。随時追加、修正を行っていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 21:31:54
282578文字
会話率:35%