悪役令嬢セシリアに転生し、断罪の瞬間に目覚めた田上レイ。彼女は帝都の大聖堂・アルトリム聖道院にて反省の祈りを捧げるべく、軟禁状態のお飾り聖女となる。
しかし、前世はブラック企業で過労死したレイにとって、三食昼寝付きの祈りの日々は天国同然。毎
日が幸せいっぱいだった。
異世界の神に祈りを捧げつつ聖女面して、陰でぐうたら過ごすレイ。そんな彼女の元に、淫魔グランチェ捕獲の知らせが入る。グランチェは「千年に一人の美男子」と称されるカイルを廃虚の塔に幽閉し、堕とそうとしていた。
レイは聖女として、塔に取り残されたカイルの救出に向かい、塔内に踏み込む。レイとカイルの目が合った瞬間、カイルにかけられた淫魔の呪いが発動。レイの虜となったカイルは、レイを見るたび欲情が抑えられない!?
「聖女様、申し訳ありません。貴女を……抱かせて下さい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 00:31:28
113741文字
会話率:49%
「――あなたに夜伽を命じます」
無能なお飾り女王と呼ばれているベルミカは、『悪辣宰相』と名高い男にそう告げた。
修道院育ちの公爵令嬢だったベルミカは、数奇な運命により十六歳で女王となった。即位から四年後、右も左も分からなかった宮廷にも
ようやく慣れ、束の間の安寧を得ていたベルミカだったが、新たに就任した『悪辣宰相』と呼ばれる男の手で、友人も後ろ盾もすべて奪われてしまう。
『悪辣宰相』はベルミカに向かい、女王などしょせん家畜と同じと告げる。番う男を選び、子を成すように迫られるたベルミカは、怒りと屈辱の中でついに結婚相手を指名する。――それは憎き天敵である『悪辣宰相』その人だった。
※※※※※※※※※※
二十歳の女王と三十二歳の宰相の、歳の差恋愛ものです。具体的な流血シーンはないですが、戦争、暴力、虐待、いじめなどによる、体や心の傷を描写しています。
全年齢版として『小説家になろう』で連載していた同タイトルに、後日談を加えたR18版になります。多少加筆修正等は入れていますが、話の大筋は13話まで全年齢版と同じです。R18シーンは控えめかと思いますが、該当の話には※マークをつけておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 21:22:16
41160文字
会話率:36%
貧乏子爵家の娘ヒルダは、美貌で美声の裕福な伯爵イデオンから出会って即日求婚される。訝しむヒルダにイデオンは、「実家を金銭的に支援するので『お飾りの妻』になってくれ」と頼んできた。「ああ流行りのやつね」と納得したヒルダは、形だけの妻をこなすだ
けで実家が助かるならと喜んで承諾する。ところがイデオンの指す『お飾りの妻』とは、卑猥な格好でガチで飾られ彼に鑑賞(視姦)されまくる妻のことだった! さらには夫の参加する秘密のサロンにも連れていかれ――!? ●タイトルどおりの目に遭ってから秘密のサロンでも多分想像どおりのことになるラブコメ寄りの話です。不定期更新ストックなしで中編程度想定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 22:35:25
42075文字
会話率:29%
伯爵令嬢のシャロンは実家の借金のカタに20以上も年上の、侯爵位の男に嫁ぐ事になった──が新婚早々彼と愛人の不倫現場を目撃してしまう。
"地味で魅力がない女"と陰口を叩く夫は妻に関心を示さず、シャロンはお飾りの侯爵夫人とし
て虚しい日々を過ごしていた。
それから時は過ぎ、シャロンは王宮の夜会で幼馴染のリュカウスと再会する。5つ年下の、弟のように可愛がっていた彼は、王立騎士団の騎士として美しく成長を遂げていた。そんな彼からずっと好きだったと告白されるも、人妻であり、昔の姉弟のような関係を壊したくないシャロンは、一度は彼を拒絶するのだが……。
「難しく考えなくていいよ。今だけは何もかも忘れて? 夫も、家も、家族も、自分のことさえも」
そんな言葉に惑わされ、シャロンは彼と一夜を明かしてしまう。罪の意識に苛まれるシャロンに対し、リュカウスはこれで終わらせるつもりはない、と更なる関係を迫っていく。
その裏で、二人の関係を快く思わない人物がいて……。
・R18シーンは※表記してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 21:38:31
123625文字
会話率:24%
貧乏な小国の末の王女であるユリアナは突然舞い込んできた縁談に愕然とした。
ユリアナの姉姫たちも国のためにどんな相手にも嫁いでいった。だから、結婚とは不幸への一歩だと覚悟はしていた。
だけど、流石にこれはないんじゃない?
なんと婚姻を申
し込んできたのは、冷酷王と言われるこの大陸の覇者。気に入らない人間は容赦なく切り捨てるらしい。父である国王はまさかの保身で娘を差し出す始末。
嫁ぎたくないと駄々をこねるも、国のために死ね、と笑顔で兄の王太子に送り出された。
死にたくない一心で、とにかく気に障らないように頑張ってみることに。引っかかるところがあるものの、それほど怖い人でもないのかもしれない、そんな風にユリアナが思い始めた矢先。
冷酷王の秘密を知ってしまった――。
◆R18対応版
◆一日三回更新。全28話。4/29完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 10:00:00
91655文字
会話率:54%
戦場ではエースパイロット。母艦では公衆便所! その名はユウキ・カスガ! 16歳、階級少尉(お飾り)!
隕石落としで戦災孤児→研究所でナニカサレテ強化人間という王道転落人生を歩む一人の少女が、宇宙などの戦場で大活躍しながら母艦で性奴隷扱いされ
るお話です。強化人間は良い文化。
注意書き
本作は架空世界を舞台とするフィクションです。
登場人物や組織名などの名称はすべて架空のものです。
仮に現実世界に同じ・類似した名称があったとしても、作中とは一切関係ありません。
現実世界での常識に当てはめた場合での犯罪行為や差別的表現、および疾患や障害、医療にまつわる表現を含む可能性があります。
しかし、いかなる差別を助長するものでも、いかなる犯罪行為を正当化するものでも、また推奨するものでもありませんし、いかなる思想を代弁するものでも、正確な医療情報を提供するものでもないことを、予めお断りしておきます。
ご自身等のご病気につきましては、適切な医療機関にご相談下さい。
ナマモノの直截な切断シーンは原則として描写いたしませんが、四肢のうち1本以上を欠損したキャラクターが登場します(主人公等)。
また、主人公のモノローグ等にメタ発言が時々あると思います。
上記のような表現に不快感を覚える方は、閲覧をお控えくださいますよう、お願い申し上げます。
・タイトルと文章中の記号
★:性的なシーンあり
☆:性的なシーンなし、興味のある方のみお読みください
†:主要キャラクターの直接的な死亡シーンあり
└:ifルート(基本的にバッドエンド)
△▼△▼△▼△▼△:場面転換
♡♥︎♡♥︎♡♥︎♡♥︎♡:性的なシーンに場面転換
あとがき部分に、キャラクターのイメージ画像を試験的に貼り付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 23:26:14
300556文字
会話率:31%
※2024年7月10日(上巻)、2024年8月21日(下巻)
クロスノベルス様より書籍化させていただくことになりました。
この作品を読んでいただき、応援していただけた皆様のおかげです。
詳細は活動報告に載せております。
作品削除の予定はあり
ません。
◇ユアンは前世の記憶を思い出した。
この世界は前世で読んだ小説の世界で、ユアンはその登場人物の一人だった。
小説でのユアンは、主人公である女帝と敵対する家の人間で、主人公と結婚する運命にあった。
結婚後はただのお飾りで、常に影が薄くやがて陰謀に巻き込まれて悲劇の最期を迎える。
ユアンは運命から逃げようと奔走するが、小説の通りに主人公との結婚式の日を迎えてしまう。
人生を諦めかけたが、今度は逃げずに運命と向き合い、新しい道を作ろうと決意する。
ユアンの頑張りで、周囲と秘密を抱える皇帝との関係も変わっていくが……
ユアンは運命を変えて、小説に書かれなかった真実の愛へと辿り着けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 20:36:44
314297文字
会話率:33%
「リイス、お前に婚約者ができた。相手は……」
「正気ですか?」
資産家の令嬢のリイス・コーラルは、突然決まった婚約と相手の名前に戸惑った。
彼の名前は、アバン。ブルーノ侯爵家の跡取りだ。
しかし、彼には幼馴染の恋人がいて王立学園でもそれ
は有名だった。
「二人は運命」
と、学園内でも言われて婚約はしていないものの親からは公認されている関係だった。
お飾りの妻なんて絶対に嫌なんですけどぉ!?
リイスは婚約をどうにか覆したいと考えるけれど、それはできないようで渋々婚約を受け入れることになった。
もちろん、二人の婚約を周囲が許してくれるわけがなかった。
毒親に洗脳されたヒーローをヒロインが真実の愛(物理)で助けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 13:51:43
21555文字
会話率:39%
★角川ルビーコレクションさんより書籍化されることになりました★
【元将軍の剣闘奴隷×彼に片思いしていた第三王子】
南の小国の王子ユーニスは国を守るため、人質兼お飾りとして帝国で飼われている。
そんなある日、密かに片思いしていた祖国の将軍
がなぜか剣闘奴隷として帝国の闘技場で戦っているのを見てとっさに彼を買い、彼の正体がバレないように自分の閨に匿って手当しようとする。
だが彼には記憶がないらしく、ユーニスが性奴隷として自分を買ったのだと誤解した彼に襲われてしまって……というところから始まるひたすらえっちな歴史物風ファンタジーBLです
【三十代物理最強剣闘奴隷攻さんと彼に子どもの頃から片思いしてる年下王子様】
★体格差+年の差+なローマ風エロティック&バイオレンスな世界
★モブ×受っぽいシーンも出てきますが全部未遂です(おさわり程度)
★残酷な描写はモブに対してのみです
★12/10 おまけ話追加しました。これで完結になります。書籍版にはさらに後日談や追加エピソード等も入ってるのでぜひよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 13:19:16
181755文字
会話率:31%
国内有数の名家、塔ノ沢。その令嬢である塔ノ沢真里菜(とうのさわまりな)は、昔から叔父である僕、塔ノ沢颯(とうのさわはやて)に厳しい。お飾りの社長業からドロップアウトして、塔ノ沢に頼り切りのニートとなっていた僕の元を、何故か真里菜は頻繁に訪れ
て、生活を監督・改善させようとしていた。
そんなある日、大荷物を僕の家に運んできた真里菜は、「これから叔父様と同居して一緒に会社経営をする」などと、突拍子もないことを言い出した。
※台詞にハートマークが頻繁につきます
※ほのぼのした話です
※自慰バレがあります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 19:05:13
30576文字
会話率:45%
その冷たい美貌から氷の令嬢とあだ名される侯爵令嬢ミラベルは、元平民の少女エミリーに陥れられ、王太子アランとの婚約を解消し、エミリーの取り巻きの一人であるオーギュストに嫁ぐことになった。
エミリーに想いを寄せ、ミラベルを悪女と呼んで憚らないオ
ーギュストは、嫁いできたミラベルをここぞとばかりに冷遇する。
ここまでは、よくある悪役令嬢断罪物語と同じ。
でも、ただ一つ違っていたのは。ミラベルは、マゾだったのです。
※下品な言い回しが多いので苦手な方はお気をつけください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 09:00:00
3817文字
会話率:23%
齢10歳で王となったクラウザールの側には、常に慈愛の表情で見つめてくる宰相であるアルノルトがいた。無垢で純真なクラウザールはアルノルトの策略により無知で哀れな傀儡にされ、アルノルトの言われるがままに動くお飾りの少年王として利用されていた……
……そう思われていたのだが……… ◆◆美丈夫な宰相×美少年王◆◆ やまなしおちなしいみなし ◆◆ R18は最後の方に→攻めがやたらと喘ぎ、受けの性格はよろしくないですが、細けぇ事はいいんだよの精神でお読みいただければ幸いです。
アルファポリス様でも投稿させて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 21:50:53
12301文字
会話率:33%
亡国の第八王女イムリタは、敵国の若き将軍アーロックの戦果の褒賞として嫁ぐ事になった。イムリタは約一年にも及ぶ捕虜生活でアーロックとは顔見知りだったが、彼が自分のことをどう思っているのか不安に感じていた。イムリタは、言葉数は少ないが、いつも礼
儀正しいアーロックに好意を抱いていたのである。しかし初夜の晩、アーロックはイムリタにこう言った。「貴女とはできません」と。イムリタはショックを受けるが、落ち込んでいても仕方ないとすぐに気持ちを切り替え、妻としての役目をなんとか全うしようと明るく頑張るのであった。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 22:00:00
26562文字
会話率:44%
伯爵家出身の新妻、クロエは怒っていた。政略結婚した近衛騎士の夫ヴェイルートが、初夜の日以降一切手を出して来ないのだ。一応初夜は済ませてあるものの、「三ヶ月も何も無いってどういうこと⁉︎」とクロエは怒り心頭。ヴェイルートが奥手なタイプならいざ
知らず、彼は嫌味なほど弁が立つ男だった。嫌われ妻の、寝室をめぐる戦が今始まる。
※女攻め展開無し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 17:57:57
14586文字
会話率:39%
レティシア公爵令嬢は、「君を愛するつもりはない」と言った婚約者のアーサー・チャーチ大公に蹴りをいれてしまいました。
しかし、彼女は父親の母親大好き病を見て、父親から早く離れたいと思っていました。
なので、アーサー・チャーチ大公に「お飾り
の妻を精一杯頑張らせて頂きます」と返事をして、結婚することになりましたが、アーサー・チャーチ大公がだんだんと様子が変わったのでさぁ大変?
前作のラクシャ公爵夫妻の娘さんの話です。
顔見知りじゃないキャラは嫌ですね。リアさんが性格変わりました。結婚すると苦労があるんですよ。
ゆるゆる設定です。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 00:21:58
1928文字
会話率:26%
毎日をのほほんと過ごす子爵令嬢イレイナには、ケビンという従者がいる。
従順なワンコみたいな印象の青年だが、何気にハイスペックなケビンはどんどん出世していく。
気がついたらケビンはいつの間にか国王にまで成り上がっていた。
これは、忠犬の皮をか
ぶった狂犬系ヒーローと、彼を褒め言葉中毒にしたポンコツヒロインの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 23:28:15
12655文字
会話率:47%
「え?はい!わかりました!」
私は結婚式の夜扉越しに夫に言われました。
「今日君を抱かない…」と
私はアリシア!人間界では13番目の王女として生を受けましたが、王様には20人もの子がおりましたので私はどうやら忘れ去られた存在として聖女の母と
共に王宮の端でひっそりと暮らしておりました。が、ある日母が病で意識をなくしてしまい…母を治療する条件として私は魔界の王様に嫁ぐことになったのです…
どうせ私なんてたくさんいる側室の一人なんだから…!ここでもひっそりと暮らせばいいわ!
それに魔界は見たこともない不思議でたくさん…
自分はお飾りの妻だと勘違いしたアリシアが魔界生活を満喫する話。
ハッピーエンドです。
R15版をアルファポリスに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 17:46:50
87675文字
会話率:41%
ベスティア獣人シリーズ 獅子と犬
前回の虎と黒猫でちょこっと出た獣人犬族ククルの話です。家同士の繋がりとして番ったものの思った以上のお飾りでショックを受けてしょげている犬と、愛おしすぎて襲ってしまいそうで逃げていた獅子の溺愛やり直しのお話で
す。
最後はずっとやっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 00:12:08
12101文字
会話率:32%
奈々は父親の失敗が原因で、長いあいだ神社でタダ働きしている。
ある春の日、宮司の娘である香耶子はお見合いをすることになったが、彼女は引きこもりなので代わりに奈々が行くことになった。相手は不動産業を経営する園田家の御曹子、鷹臣(たかみ)だった
。
見合いを失敗させるように命令されていた奈々だったが、なんと鷹臣からいきなり「結婚したとしても、きみを愛することはない。子供を作る気もない」などと宣言される。
鷹臣には何か事情があり、お飾りの妻を捜していたらしい。
奈々は迷ったが、香耶子を助けてもらうという条件で鷹臣の形だけの妻となった。
園田の家にはちょっとぶっ飛んだ義母と家政婦がおり、奈々に子作りしろとと迫ってくるものの、鷹臣との生活はなかなか悪くない。
このまま表面だけの夫婦を演じていくのかと思われたが、ある夜を境に二人の関係は変化していき……(14話付近)。
※夫はわりとすぐに落ちます。おっぱい大好き人間。
※Rシーンには※印あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 19:12:53
30263文字
会話率:52%
財政難に喘ぐ大藩は、三歳の姫に十二歳の婿養子を迎えた。以来十五年、十八歳となった正室・寧姫は江戸の上屋敷で寂しく過ごす、完全にお飾りの妻であった。江戸時代の架空の藩の、苦労人の殿様と幼な妻の年の差の恋の行方。
*藩名など、全て架空のもので、
実在の藩とは関係ありません。
*エブリスタ、アルファポリスにも掲載しています。
*現代感覚だと未成年のヒロインに対する無理矢理を暗示するシーンがあります。
*番外編殿様視点にはヒロイン以外との性描写があります。【本編完結済】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 15:00:00
136038文字
会話率:49%
亡き母に生き写しであるがゆえに父親に執着されたアリアは、企みにより自分よりはるか年上の王族のお飾りの妻になることに。しかしその道中、豹型獣人エルガーにさらわれる。
連れてこられたのは迫害された獣人たちが暮らす隠里。
「お前を地獄に堕とすため
にさらった」
そう言ってエルガーは弟ジュゼとともにアリアを犯した。
彼らの金色の瞳にはアリアの父への激しい憎悪と、深い哀しみ、そして過去に抱いたアリアへの想いがあって――。
「アリア……お前は、俺の獲物だ」
「噛んで下さい。あなたと共に生きたい」
銀霧に包まれた樹海の奥で紡がれる、人間と獣人の恋の行方。
※旧タイトル「双獣憾ソウジュウカン」8月10日付けでタイトル、あらすじ、タグの変更をしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 13:28:56
134129文字
会話率:23%