時は平安、左大臣家の大君であり、いずれは中宮へと期待され育てられている姫君は、几帳の奥深くに住まい、女房や乳母はおろか家族にさえ姿を見せようとせず、女童の夏木のみを傍近くに置いて寵愛していた。姫君は香を焚きしめずとも芳しい香りを放ち、また、
誰からの文にも返り言ひとつしようとしない頑ななまでの拒み方から、「くちなしの姫君」と都では呼ばれ、並ぶもののない美貌で都の男達の羨望の的となっていた。姫君と夏木、二人の禁忌の愛はとまることなく、やがては……。
こちらは城間遙子という名前でエブリスタにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 04:33:43
21942文字
会話率:41%
#君のためにコーヒーを淹れよう に投稿した作品です。
幼馴染の颯太と海斗、海斗の兄の陸斗とその幼馴染の晴翔の
関係を、コーヒーに視点を当てながら書きました。
少しでもコーヒーの香りが伝わると嬉しいです。
最終更新:2022-06-07 19:56:56
8758文字
会話率:29%
踊りが好きな伯爵令嬢のヴァレンティーナが、仮面舞踏会に行って、ちょっぴし危険な香りのする男に手篭めにされる話。
めっちゃふんわりゆるゆる設定の話しです。ただただ作者がエロいこと書きたかっただけっていう。
ご容赦ください。
最終更新:2022-06-06 00:00:00
17899文字
会話率:39%
縄、ムチ、玩具で責められる…官能小説『歪なバラの香りに抱かれて』。
その主人公に転生してしまった――OLのえりか…現在は元・隣国の王女エリカ・ベルナール。
王様、王弟、公爵…登場人物たちはもれなくイケメンだが…私は嫌われてるようだし…変に
刺激するとヤバい展開に…!?というか、記憶を思い出したけど…王のナニかが私の中に入ってませんか!?
※誤字報告/感想等ありがとうございます!
※ドカッと更新できるよう…書きためてる最中です…!更新頑張りますアセアセ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 17:00:00
12883文字
会話率:52%
私はあれから煙草を喫うのをやめた。あの香りが忘れられない。
「さようなら」
※この物語はフィクションであり、登場人物・団体名等は全て架空のものです。実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません。
※本作はアルファポリスにも重複投稿して
おります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 11:07:38
3376文字
会話率:0%
私はあれから煙草を喫うのをやめた。あの香りが忘れられない。
「さようなら」
※この物語はフィクションであり、登場人物・団体名等は全て架空のものです。実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません。
※本作はアルファポリスにも重複投稿して
おります。
※本作はピクシブにも重複投稿しております。
※本作のR15版をカクヨムに重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 17:00:00
3376文字
会話率:0%
私はあれから煙草を喫うのをやめた。あの香りが忘れられない。
「さようなら」
※この物語はフィクションであり、登場人物・団体名等は全て架空のものです。実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません。
※本作はピクシブにも重複投稿しており
ます。
※本作はアルファポリスにも重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 12:07:41
3380文字
会話率:0%
わたしは王太子の婚約者。
王太子のベンジャミンはとても素敵な人だけど、ちょっと人には言えない癖がある。
そんな癖だって気にならないぐらい、慣れてしまった。二人の仲だってとても良好だ。
このまま結婚するんだろうな、と思っていたところ―――。
同盟国の王女がやってきた。
※※注意事項
ヒーローが匂いフェチです。しかもヒロインはマザコンだと勘違いしてストーリーが進みます。
生理的に受け付けない方は読まないようお願いします。
◆
なろう「貴方だけが知る秘密の香り」のR18改稿版です。現在なろうでは検索外となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 06:12:46
15079文字
会話率:40%
チョコレートの質・香り・量・味で依頼の受け方が変わる⁈
--ブランカ商会。
それは言わずと知れた名高い商会で、いくつかある商会の中でも一際輝きを放っている。
彼女達が専門とするのは、魔女の願い事や騎士団が扱う事件に加えて荊災(ローズ・
カタラ)と呼ばれる呪いの解呪、
他にも常人には解けない奇妙な事件や難事件ばかりだ。
聞いたところによれば、この国の生きる伝説、12人の彩色魔女達で結成された商会で、ブランカ商会の者は癖者揃いの強者ばかり。
お店の姿があるのはこの世の末の果て。
大陸の境目と境目に存在する冥界の扉が開く時、
ブランカ商会はふと現れるというが、本当か嘘か定かではない。
ただ、彼女達のお店を見つけるなら、冥界の扉が開く時間帯にだけ現れるという、
大陸中に張り巡らされたアルファベットの紛れた花の花紋を探すのが1番だ。--
ここは〝解決屋〟チョコレート・リリー。
店主であり伝説の彩色魔女が1人、カラ・AL・スヴァルトの大好物は、お店の看板にもなっているチョコレート。
彼女に依頼する時はチョコレートを忘れずに。
「依頼を受けるか受けないか、それを決めるのはあたしだ。
チョコレートの質や香り、味、量で依頼の受け方が変わるのさ。
さあ、お前があたしに差し出すチョコレートはどのくらいの価値だろうな⁇」
今宵も彼女に助けを求めて、依頼人がやってくる‼︎
甘くて美味しい、甘美で大人なダークファンタジー小説を今ここで召し上がれ‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 02:01:56
17323文字
会話率:39%
彩色さいしょく魔女の伝説を知ってるかい?
遥か昔、この世界を自分達の色で彩いろどった12人の魔女がいた。
--赤色は情熱
--桃ピンク色は恋
--橙だいだい色は幸福
色とりどりに散りばめられた彼女たちは、その色ごとに異なった感情の
魔法が使えた。
そして彼女たちはいつしか、種族問わず、その感情を分け与えた。
情熱。愛や恋。幸福。希望。平和。安泰。孤独。不安に欲望。そして、絶望に純真。
何百年と経った今、彼女達の魔法から派生した沢山の魔女達がいる。四季の魔女に木の実(このみ)の魔女、星屑(ほしくず)の魔女、海の魔女、鳥の魔女なんてのも専ら有名だが、色を継承している魔女に限ってはこの何百年、何の情報も得られなかった。
しかし、彼女達の継承者が後を継いでいるという話が噂を絶えない。
そんな彼女達を国民は親しみを込めてこう呼ぶのだ。
--“12色の魔女”と。
中でも鬼婆の愛称で名高い、黒色の魔女が使う魔法は他の魔女とはかけ離れていると聞いた事がある。
--胃袋を握る魔法。
それが一体どんなものなのか体験したものは少ないが、一説によると、彼女は美人だが傍若無人で面白いものや珍しいものにしか興味がないらしい。
また彼女は同じ場所を好まず、自分の屋敷を魔法で動かして、旅をしているという。
そんな彼女に運良く会えたもの達はみな、口を揃えて言う。
『彼女の魔法は最高傑作だ』と。
彼女に会う条件はただ一つ。
“お腹を空かし、死の淵際に直面した時”だ。
見ず知らずの女から妖花(ようか)の呪いをかけられ、家族は愚か、家来まで殺されたイエティ族のセヴォイル。
お腹が空いて倒れた先に現れたのは、伝説の12色の魔女の1人、黒色の魔女カラだった。
妖花(ようか)の呪いをかけられて、愛の感情を失ってしまったセヴォイルは、妖花(ようか)の呪いを解く事が出来る唯一の魔女カラの助手として働く事に。
彼女を見ているに連れて、今までに感じた事のない感情が溢れていくのだが、呪いのせいで言葉に出来ずにいた。
--この気持ちが分かったら、彼女に伝えよう。
やっとの事で呪いが溶けると同時に、彼女から漏れ出す甘い香りに我慢出来なくて--⁉︎
「カラ、お前は俺のモンだよな?」
呪いを受けたイエティ族の騎士×伝説の彩色魔女カラの甘々イチャラブ冒険ファンタジー‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 06:01:20
47109文字
会話率:40%
あなたの恋はどこから? ————私は鼻から。
洗濯場へ向かう近道にと裏庭を突っ切っていると、どこからともなくかぐわしい香りが漂ってきた。
誘われるようにふらふらと足を運べば、そこにあったのは陰干し中の甲冑。
甲冑があることに不思議
はない。この屋敷の主人は騎士団長なのだから。
周囲に人目がないことを確認すると、無意識に込み上げた唾液を飲み込んで、ふぅぅと息を吐き切り。
一思いにガポッと兜を被った。
すぅぅぅぅぅぅ……っ!
「っはぁぁ……。…………ふふっ、くふふっ……」
気分の酩酊するような芳醇な香りに思わず笑みが零れる。
夢中になって深呼吸を繰り返す私には、真っ直ぐこちらに近づいてくる人影のことなど気付きようもなかった———。
欲望に忠実な行儀見習いのリヴェリーと厳格な主人の騎士団長グレニスが、吸ったり吸われたり(?)するかもしれないラブコメディ。
■濡れ場は後半に※印つきで。
■2022.4.3.本編完結しました。
■2021.7.5.日間連載中ランキング 12位
■2022.5.3.日間完結済ランキング 3位
■2022.5.8.週間完結済ランキング 4位
■アルファポリスへも転載。濡れ場をカットした【全年齢版】を『なろう』へも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 11:45:14
165163文字
会話率:38%
虫籠に集められた蝶たちは、花蟷螂(はなとうろう)の香りに酔い、自我を失ったように自分の渦巻状の口吻で自慰をする。その姿を品定めされ、女帝の花蟷螂から選ばれた蝶だけが繁殖相手と見なされる。恵蘭の花の中から無限に生まれ続ける蝶たちが舞う雌だけの
世界で繰り広げられる大奥の話。
※ 次のような話が苦手な方は閲覧しないで下さい。
『pupa』『食糧人類』『ベルセルク(ロストチルドレン篇)』『ハンターハンター(キメラアント篇)』
※ クレーム・誹謗中傷はXマイページ活動報告の掲示板にお願いします。
※ セリフが一切ない物語です。
※ アルファポリスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 22:23:42
1793文字
会話率:0%
なんとなく人間関係に嫌気がさし、一人キャンプで訪れた山間の廃村。
素人の一人キャンプで体調を崩した僕の前に現れたのは、柔らかくて良い香りのする女性だった。
廃村で出会った一人の女性とのひと夏のお話。
最終更新:2022-04-17 06:00:00
98464文字
会話率:53%
バルダサッーレ男爵家の三男、フラヴィオ・デ・アンジェリス・バルダッサーレは奔放であった。
彼は屋敷の離れに住み、夜は酒場に赴いて老若男女問わず床を共にする。
そんな彼の元に、盲目の彫刻家・セシリオがモデルになって欲しいと訪れる。
彼は盲
目ゆえ、対象に触れないと作品を作れない。
「ーーーさあ、服を脱いで」
謎めいた芸術家×強気美少年の耽美な香りが漂うBL。
※そらの茜さんのイラストからお話を書く遊びから生まれたお話。茜さんありがとうございました♡
※一部無理矢理セッな表現がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 13:33:22
32619文字
会話率:35%
オメガであるレフィは母が亡くなった後、フロレシア国の王である義父の命令で神殿に住むことになった。可愛がってくれた義兄エルネストと引き離されて寂しく思いながらも、『迎えに行く』と言ってくれたエルネストの言葉を信じて待っていた。
義父が亡くなっ
たと報されて、その後でやってきた遣いはエルネストの迎えでなく、レフィと亡くなった母を憎む侯爵の手先だった。怪我を負わされ視力を失ったレフィはオークションにかけられる。
オークションで売られてしまったのか、連れてこられた場所でレフィはアルファであるローレルの番にさせられてしまった。身体はアルファであるローレルを受け入れても心は千々に乱れる。そんなレフィにローレルは優しく愛を注ぎ続けるが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 22:02:25
69028文字
会話率:53%
※「つがいの匂い」から改題しました。
トップアイドルの五上 晶(ごがみあきら)とマネージャーの天野 八千太(あまのやちた)は、出逢ってすぐに結ばれた運命のつがいである。
晶は八千太を抱くたび「こんなに俺を虜にさせる香りは、八千太さんのもの
以外ありえない」と何度も匂いを嗅ぐ。
事務所の社長は嬌声をバックに「お前にはお前にしかできないことがあるだろう?」と言って笑う。
運命の匂いと、オメガ性と……。
空回りすれちがいストーリー。
※登場人物二人の名前は、名前メーカーからお借りしました。https://namaemaker.net/
※この作品は自サイト「モストスター」ならびpixivにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 17:12:27
7938文字
会話率:46%
オオカミ獣人のジェイクは疫病の後遺症で嗅覚をほぼ失って以来、死んだように生きている。ある日、奴隷商の荷馬車からなんともいえない爽やかな香りがした。利かない鼻に感じる香りをどうしても手に入れたくて、人間の奴隷リディアを買い取る。獣人の国で見下
される人間に入れこみ、自分の価値観と感情のあいだで葛藤するジェイクと獣人の恐ろしさを聞いて育ったリディア。2人が歩み寄り始めたころ、後遺症の研究にリディアが巻き込まれる。
初期のジェイクは自分勝手です。
人間を差別する言動がでてきます。
アルファポリスさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 17:00:00
79999文字
会話率:49%
初投稿作品です。
いろんな妄想で書き上げてるので、色々と不備があると思いますが、暖かく見守っていただければと思います。
香りが繋ぐ出合いをテーマにした作品。
最終更新:2022-03-08 13:47:22
25493文字
会話率:68%
詩作品です。
小説として書こうとして、なかなか文字にならないので書いてみました。
〜〜〜〜〜
その村は鬼の血を引くと噂されていた。
秘祭、月祭。
月のない夜、村の男たちは鬼と化す。
鬼の血を持つ女と交われば生まれるのは狂気の鬼の子。
村では
外から普通の人の女を金で買って嫁に取り、祭の夜の贄とした。
月祭の夜、男たちはその女たちを夜這う。
生贄の女と守られる鬼の女。
甘い甘い花の蜜は夜に香りを漂わせる。
幸せの在処はどこなのかと問うように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 02:45:36
382文字
会話率:0%
番持ちの絶世の美貌を持つオメガに一目ぼれし失恋。
その後愛した人は自分と同じアルファだった。
中央の都で警察官として働くジルはそこそこモテるが番を持たないアルファ。
叶わない恋ばかりしてしまい、さらに番持ちとなった相手に未練を残す自分に決
別すべく、失恋旅行で縁のある南国ハレへの街へ向かおうとする。
その行きすがら、たまたま訪れた交番で、財布をすられて困り果てていた北国出身の少年に出会う。どこか危なっかしい彼が同じくハレヘを目指していると知り、世話焼きなジルは放っておけず……。
片思いに決着をつけたい男と、愛する母のため、職を求めて旅に出た少年との二人旅。
こことは違う世界でのオメガバースです。
スピンオフのスピンオフのスピンオフだともはや別のお話!
『香りの鳥籠』のスピンオフの『香りの比翼・虜囚』にでてきた人物の出る『香りの献身』のスピンオフ(笑)なので単独で読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 21:52:31
392360文字
会話率:34%
『貴方が愛を知るその日まで、僕は貴方の傍にいたい』
暗い過去を持つ美人軍医α × 一途で純粋な田舎育ちの少年
一族の大半を雪崩で亡くした山里に住む少年ヴィオは、ある時病に倒れた叔母のため
薬を買いに街までやってきたところ、美貌に目を付け
られ素行の悪い男たちに唆され囚われてしまうが……。
リクエストをいただいておりました、Ωの香水シリーズ、『香りの比翼』『香りの虜囚』にでてきた、ソフィアリの双子の弟、セラフィン編です。
過去3作ではヴィランのイメージが強いセラフィンですが、あまりも不憫なため彼をなんとか幸せにするべく立ち上がりました。
☆R18表現のある部分には ※つきます。
ご注意ください。
☆エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 20:00:00
558438文字
会話率:36%
☆本篇完結していますが、番外編を連載再会です。よろしくお願いいたします。
番を作れない調香師の兄α ✕ 健気な弟Ω
稀代の調香師でαのメルト・アスターは
魅惑のΩフェロモンをイメージした香水を調香し、一躍その名を馳せた。
後に店を継い
だのはアスターの実の息子である
αのメテオと、血の繋がらない弟でΩのラン。
ランは幼い頃から密やかな恋心をメテオに抱いている。いつかは番になりたいと夢見ているが、兄はΩフェロモンを模した香水を作り続けねばならず、フェロモンを感じ続けるために、番を作ることを禁じられていて……
両片思いからの攻めの執着&溺愛系
※にはR18描写を含みます。
☆エブリスタ、fujossyにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 18:38:22
131788文字
会話率:26%
あの香りと熱波が、俺の中で今でも交差する。
あの情念と性欲が、私の中で今でも交差する。
ノクターンノベルズに連載完結しました「有紀子」
https://novel18.syosetu.com/n4328fz/
ムーンライトノベルズに連載完
結しました「19番」
https://novel18.syosetu.com/n9833gz/
の続編になり、三部作の完結編になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 11:53:56
42631文字
会話率:32%
空気と呼ばれた男
風にたゆとう
ふわふわと流れ流れて
春の日差しに淡く光る
少女の顔に
優しく覆いかぶさる
ふ~~~~~~~
風の中に春の香り
誰?
そこには誰もいない
男は風になった
誰にもわからない
誰にも触れられない
意識だけがた
だゆらゆら たゆとう・・・
男は死ななかった、霊界で会った女性に促され、現世に戻るが
自分にはいくつかのスキルがあることがわかった。
それは男の子ならお金を出してでも手に入れたいスキル。
彼はとても優しい、世の中には悲しみを背負った女性は多い
だから優しい彼の下に女性は集まるのだ。
※100%フィクションです、俺もこうなりたいです、めっちゃあこがれます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 18:00:00
213073文字
会話率:55%
男女の恋情はなくとも、互いに思い合い穏やかに情愛を育める相手と結婚したい――
そんなささやかな願い虚しく、王命により冷徹非情と言われる救国の英雄・エーヴァウトに嫁ぐことになった公爵令嬢・ユリアナ。
婚儀の日まで一度も顔を合わせることなく、
婚儀の最中も始終不機嫌そうなエーヴァウトと、会話も無く迎えた初夜。
「この匂いは」
「あ、あの、香油を少し……お気に召しませんでしたか……」
「いや、ユリアナ嬢らしい、爽やかながら甘さを含んだ――良い香りだ」
(か、嗅がれて……!?)
「鼻で、息をするんだ」
「慣れて、いなくて……」
「慣れていたら、相手の男を引き裂いてやるところだ」
「え……」
嫁いだ英雄は、何だか思っていたのと大分違うようで――?
❁たくさんのブクマ、評価にいいね、ありがとうございます!!!❁
※この作品はムーンライトノベルズ様・アルファポリス様に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 23:00:00
11980文字
会話率:38%