『月下香亭』、それはアルボレダ王国でもっとも豪華な高級娼館である。外の世界とは隔絶された花園、巨大な温室のようなこの館では、花の名前をつけられた遊女たちが夜ごと艶やかに客を迎えていた。
十歳でこの娼館に売られたサラは、遊女見習いとして働き
ながら、客と遊女たちの人間模様を見る。様々な人々の想いが交錯する中で、彼女は恋をし、傷つき、やがて守りたい大切な人を知るのだった。しかし、華やかな温室の外の世界は、ゆっくりと没落の時を迎えようとしていた――。
※直接の性描写はありませんが、一部に同性愛的な要素を含みます。苦手な方はご注意ください。
表紙絵は鍋弓わた様の作画です。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-15 18:00:00
353789文字
会話率:37%
似非時代物。
都都逸らしきものを作ってみたかった。上手くはない。申し訳ない。
初めて愛した男と、一緒になれぬのならば。
最終更新:2016-01-27 16:55:10
2921文字
会話率:25%
遊女と謎の男の恋愛ファンタジー。バトル有り!?
ある日、訪れた謎の客に一目惚れした遊女シルヴィア、彼は無口で遊廓に来ているのにシルヴィアを抱こうともしない。だが、シルヴィアは彼に想いを募らせていくばかり…。
偶然、街で出会し店で会う彼とは
違う雰囲気に更に惹かれるシルヴィア、しかし一方の謎の客は、ある目的のためにシルヴィアに近づいていて…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-17 00:22:55
2694文字
会話率:24%
この連載は、拙作「救世主と創世の姫巫女」の追加・置き換えシーンやボツシーン、これからのアイディアなどを公開する連載です。
こちらは主にR18規定の連載を掲載します。ご了承ください。
最終更新:2015-10-08 18:19:41
14938文字
会話率:25%
時は寛永18年(1641年)。
時雨は江戸吉原で遊女として働く二十二歳。吉原で一・二を争う大見世で最高職の太夫。
時雨には遊女とは違う裏の顔があった。日常起こる様々な事件を解決していると彼女の国元から懐かしい顔が尋ねて来た。そして彼女は追い
出された国元の事件に関わっていく。それは奇しくも吉原で起こっていた事件と何故か繋がっていた・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-15 01:24:57
140577文字
会話率:31%
それは戦争が終わって漸く人々の生活が安定を取り戻しつつある頃のこと。とある工業地帯に君臨する一族のお話。
○…軽い性的表現あり
◎…性的表現あり
●…残酷表現あり
最終更新:2015-07-24 11:40:09
11804文字
会話率:30%
私設の駆け込み寺を開設していた男と女。
何度か幕府の公認を得ようと勤めるが果たされない。
一方で、亭主から逃げてきた女をつかい、秘密の遊女屋を始める。
最終更新:2015-07-22 12:02:18
21786文字
会話率:42%
真説 種子島 完結版
越前の寂しい漁村で生まれ育った豆六は、江戸で読み本を書いて糧を得ていた。それは性風俗に関することばかりだったが、殿様の無聊を慰めるために話の種を探していた武士の目にとまる。あちこちの宿や湯治場などの遊女を面白おかしく紹
介したことが殿様の気に入り、庭先から縁先へ進むことが許され、実際に湯治場を案内するよう命じられる。無事に勤めを果たし、縁先で直答を許されたばかりか、藩に伝わる鉄砲伝来の真実を教えてもらった。節操なく言いふらさぬ約束ではあったが、豆六はそれを本にして日本橋たもとで立ち売りをした。江戸勤番を命じられ江戸入りしたばかりの多度津藩祐筆、佐々木左平次は、藩邸までの道順を小者に調べさせている間、豆六の話を聞くともなく聞いていた。その話が鉄砲伝来の秘事と聞いた佐々木は身分を明かし、他言せぬ約束として鉦打ちをしてみせ仔細をきくことになった。しかし、豆六の話は本題とは無関係な男女の話ばかりであった。何度にも分け、やがて語られた真実に佐々木は驚愕するが、それ以上に男女の秘め事に興味を示していた。そして、佐々木の友、大友三之丞と共に実地研修の旅をし、厳しい修行をさせられる。しかし、妻を有頂天にする技を伝授され、酒浣腸や乱交も体験する。その時に身売り寸前の初と出会い、初は豆六の虜となる。これまで軽んじていた民衆の知恵を思い知らされた佐々木と大友は初を連れ、ボロボロになって藩邸に帰り着く。月日がたち、江戸に出府した主君に豆六からの話を伝え、同時に豆六の誠実さも伝える。ある日呼び出された豆六は、全く予想していなかった成り行きに驚愕するが、佐々木に諭されて新しい生活に踏み出す事になる。奇しき縁で語らうようになった御用聞きの捨松と初も同時に新たな生活の場を与えられる。初を伴い親兄弟との別離の旅に出た豆六は糸と数珠による調教を初にほどこし、初の性感を格段に鋭敏にさせ、羞恥による快楽にも目覚めさせた。初の変貌は初をよく知る者にさえ気付かせないほどの成功を遂げた。やがて小納戸番頭の婿養子となった豆六は藩政に貢献する。一方で、佐々木・大友との交友は益々深まり、それぞれの妻女を交えた秘密の契りを結ぶ。領内の小島を拝領した佐々木・大友・豆六はそこに小さな家を建てて、侍女となった初を交えて愛欲の理想郷とする。
前作改訂版を加筆修正した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-01 19:54:00
82414文字
会話率:55%
時は江戸時代。わけありな女たちは夜鷹(遊女)となり、旅をしながら力を合わせて生きていた。これはそんな夜鷹たちの、濃密な一夜の物語にして軽く読める痛快遊女譚。
中編・完結。
最終更新:2015-06-25 20:34:14
29924文字
会話率:26%
遠州の農村から男と女が知らぬ世界へ出た。未知の町で繰り広げられる生き様と他人
との「葛藤」を描いたもの。
最終更新:2015-05-23 09:35:37
2696文字
会話率:35%
帝都にある高級遊郭の用心棒としてやってきたアレクは、中性的な容姿をしているがれっきとした女の子。
妙に性格が男前なせいで、女の子にモテたりお姐様方に色仕掛けされたり可愛がられたり。
…そんなある日、店一番の花魁フヨウと青年将校を発端に起こっ
た事件をきっかけとして、アレクの過去の因縁にも纏わる事実が次々と発覚していく。 ※主人公は最初からほぼ最強。友情努力勝利的な成長はありません。あと、相手の男が出てくるまで結構かかります、ごめんなさい
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-21 21:28:59
63136文字
会話率:35%
吉原は江戸町一丁目。一夜の愛が、今宵も一つの物語を育む――
最終更新:2015-02-13 17:00:22
7326文字
会話率:49%
1人の遊女の始まりと終わり。
賢木遊郭の元花魁だった夕顔が人間だった頃の話。
最終更新:2015-01-07 13:38:36
7005文字
会話率:55%
島原の茶屋に売られて遊女となるべき道しか持たぬ娘が得た、儚くも濃く熱い、恋。
最終更新:2015-01-03 17:36:31
12069文字
会話率:27%
島原の遊女として華澄と名乗りながらも、徳川幕府最後の将軍 徳川 慶喜に仕えた謎が多い女と、長州藩士 高杉 晋作との立場の違う二人のお話。
歴史上、実際あったことを基づいた内容にしてますが、全てではありません。歴史の解釈・方言等全てが素
人です。残虐シーン・Rシーンは予告なく入ります。ご理解お願い致します。
他サイト様にて途中まで投稿していたのを、改訂&続きを執筆しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-29 00:14:04
42635文字
会話率:39%
桜朱理様主催「連想企画」参加ものです。
キーワード:「月」と「時計」
その遊女は、廓に売られてくる前にある約束を交わしていた。
長い年月を経て、その約束が果たされるのか否か、彼女は諦めと共に、その約束を記憶の彼方に捨てて、太夫「千鳥」とし
ての時間を生きていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 14:00:00
8320文字
会話率:45%
愛し合った二人は一晩だけの夢を見て、散っていった。悲しい事だったとは思えない。思い出だけを胸に散っていったのだから。
最終更新:2014-08-25 00:04:34
5373文字
会話率:47%
職業遊女、享年二十歳、死因は痴情のもつれ。
前世の記憶が蘇った私、三笠鈴は現在十歳。これからの暮らしを平和かつ安全にする為に大人しく過ごすことに決めたけれど、すぐに過去に捉われることになるのだった……
※ヒロインが十歳時点からイタズラ
される内容ですので、そういうの許せない人、ロリコンとかありえないっていう人は読まない方がいいです。フィクションと割り切ってお楽しみ出来る方推奨
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 21:16:43
69159文字
会話率:46%
その大陸で、最も大きな花街。瑠州の歓楽。
一晩寝るには、銀を片手に盛らねばならぬ。それほどに高い、一人の少年。小さな離れで一人客を取る、年の割には大人びた少年。
”伝説の遊女に生き写し”、そう讃えられる晴蘭太夫。
その快楽の声を聞きな
がら、包丁を研ぐ男が一人。雇われ料理人は、今日も静かに、台所に立つ。
色んなタイプのエロと、料理と、ほのぼのを書いてみたくて。
超不定期更新。
古の長安の都イメージです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-07 02:00:06
35403文字
会話率:35%
遊女の頂点花魁のはなし
生々しい言葉が出てくるため
苦手な方は引き返して下さい。
最終更新:2014-04-12 17:19:37
459文字
会話率:15%
吉原に小さい頃売られてきた彩音。
遊女になるべく育てられるが、姉分である花魁深雪を見て、いつか自分も恋をしたいと夢を見る。
ご法度である「恋」を、遊女になる現実もわかりつつ憧れる彩音の恋物語。
自サイトで2次創作として書いていたものの書き
直しです。
R18は吉原を舞台としているためで、描写としてはほぼありません。
時代考証など怪しいのはお許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-23 22:36:24
12133文字
会話率:33%