篤子は少し変った数学者を夫に持つ35歳。
過去に付き合った男は夫を含めて二人だけという不器用なほど生真面目な主婦だった。
結婚して5年になる篤子は優しくも、少し淡白で研究に没頭する夫との穏やかな日々を過ごしていた。
そんな篤子はある日突然
、夫と共に20歳くらいに若返って過去に戻っている事に驚愕する。
よく知った街、通い慣れたキャンパスに戸惑う篤子の前に現れたのは、自分と付き合っている(と思っている?)元彼 健太だった。
健太とは、彼の浮気が原因で、ボロボロになるまで傷つけあって別れたはずなのに、その時の健太は異常なまでの執着を篤子に持っていた。
“昔のままの元彼”と当時面識すらなかったはずの野暮ったい“若き日の夫”(容姿はありえないくらい端麗)に両方の手首を掴まれ、理不尽な罪悪感を感じる篤子。
(こ… これはどうした事だろう?? 一体何?? わたし、悪くないと思う。たぶん…。 不貞なんて考えられないほど、真面目に生きてきたはずなのに…神様……これは何の罰ですか? )
そんな私に、夫は過去を振り返り贖罪する……
(それでも、それが本当だとしても…)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 12:22:48
46460文字
会話率:15%
成り上がり大貴族の令嬢ロザリア。3度の結婚のたびに夫を亡くし、周囲から‘魔性の未亡人’と言われ、彼女と結婚した男は3年を待たずして死ぬ運命にあると忌避されてしまっていた。
しかし、そんな彼女のもとへ、遠縁の親族から縁談を持ち込まれ、嫁ぐこと
に。
近隣の大帝国の大公爵家の嫡男。
ロザリアよりも一回り以上年上のその男性―――レオンは、かつて勇猛な軍人で、ロザリアの親戚である前妻を首り殺したという噂のある人物だった。
暴力的だった前夫と同じ軍人。
それも悪い噂がある人物。
内心では恐れを抱き、しかし、野心的な父や兄の命令には逆らえない。
逆らえば、修道院で終世を終える未来が待つだけ。
しかし、噂とはまるで違い優しく紳士的なレオンは、ロザリアの根源的な男性への恐怖を少しづつ取り除いてゆくが、レオン自身、亡き妻の亡霊から逃れられないでいた。
好きになってしまったのに、決定的なところでは受け入れてくれないレオン。
周囲からの勧めで断れずにロザリアを一旦は受け入れたように振舞っていたが、レオンは亡き妻への贖罪から二度と女性を愛さないことを心に誓っていたのだった。
2017/12/06~連載開始
~2017/12/13完結。
※すみません、応募のコンテストの期限の関係で、執筆時間が足りずR18指定しましたがR18はありません。また、誤字脱字のチェックすらしていないので、コンテストの審査終了後、推敲……はやらないかもしれませんが、誤字脱字くらいはチェックします。
また、いつか気が向けば、続編?としてラブラブデートや新婚初夜を描くかも。
が、次々新作執筆してるので、もはやこの場の与太かもしれませんが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 23:56:35
103915文字
会話率:35%
成り上がり大貴族の令嬢ロザリア。3度の結婚のたびに夫を亡くし、周囲から‘魔性の未亡人’と言われ、彼女と結婚した男は3年を待たずして死ぬ運命にあると忌避されてしまっていた。
しかし、そんな彼女のもとへ、遠縁の親族から縁談を持ち込まれ、嫁ぐこと
に。
近隣の大帝国の大公爵家の嫡男。
ロザリアよりも一回り以上年上のその男性―――レオンは、かつて勇猛な軍人で、ロザリアの親戚である前妻を首り殺したという噂のある人物だった。
暴力的だった前夫と同じ軍人。
それも悪い噂がある人物。
内心では恐れを抱き、しかし、野心的な父や兄の命令には逆らえない。
逆らえば、修道院で終世を終える未来が待つだけ。
しかし、噂とはまるで違い優しく紳士的なレオンは、ロザリアの根源的な男性への恐怖を少しづつ取り除いてゆくが、レオン自身、亡き妻の亡霊から逃れられないでいた。
好きになってしまったのに、決定的なところでは受け入れてくれないレオン。
周囲からの勧めで断れずにロザリアを一旦は受け入れたように振舞っていたが、レオンは亡き妻への贖罪から二度と女性を愛さないことを心に誓っていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-06 13:45:28
4947文字
会話率:33%
女神とカラスと傭兵の話。
・支配され、カラスの手に囲われた女神は、けれどとても幸福だった。
しかし彼女は知ってしまう。知らないままに犯した罪、傷つけた人々、そして自分には居場所などないということ。楽園から堕ちた女神は許しを求めて世界を彷徨う
。
・傭兵は自分の価値を見出せず、そして世界のことにも興味がなかった。ただ力のありかを求め、そして傷つけることで傷ついていく。
戦場に倒れた彼を救ったのは異国の少女。言葉の通じない彼女との意思疎通を測りながら、男は自分の価値を見つけていく。
******
初投稿ですが趣味丸出しのソフトSMです。
そっこまで暗くならないと思いますが全体的に病んでる、かもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-04 00:34:50
7448文字
会話率:40%
冥き竜王と呼ばれる冥府の王は失った恋人を忘れられずにいた。
そんな中、聞こえてきたのは急増した死者の話だった。
平穏で争いもない平和なはずの地上に何が起きているのか?
一抹の不安を覚えた彼は地上へと自ら赴くことにする。
そこで待つのは過去へ
の贖罪か新たな恋なのか…。
ギリシャ神話を基にした恋物語です。
そんなに長くはならないはず。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-30 06:00:00
79675文字
会話率:71%
罪には罰を。
性犯罪者であったものにとっての罰は異世界にTS転生して犯されまくることであった。
銀髪巨乳になったアイナは魔の手から逃げのびることはできるのか。
最終更新:2017-08-09 20:26:49
2203文字
会話率:21%
美しき少年ヨキアは、生まれ育った村の人間達により両親を殺され、以来、凄惨な扱いを受けて生きてきた。
生きる事に疲弊し死を望むヨキアだったが、ある日、村から逃げ出す好機に恵まれる。
村人が恐れて立ち入らない贖罪の森で自殺を図るヨキア。そ
こで彼は伝説の吸血鬼と出会い、生きる希望を見出しながら、次第に自分の存在の秘密について知っていく事に……。
不幸な生い立ちの少年が生きる希望を見出しながら、人間らしく成長し、己の罪と向き合っていく物語。
自サイトで連載しているダークファンタジーの長編です。(重複投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 21:13:13
402549文字
会話率:64%
この世界は、男女以外に、アルファ、ベータ、オメガの三つの性別から成り立っている。
最初の発情期、母親の虐待によりヒートショックになった佐和みなみは、嗅覚と生殖機能を失う。あるとき、みなみはどうしても大金を稼ぐ必要があり、高校時代の友人であり
自分に思いを寄せていることを知っているアルファ、鈴原幸人に身売りすることを決意。だが、みなみは性の経験が全くない。やめたいという恐怖感と、やらなければという義務感。葛藤の末に、二人は・・・。
「ヒートショックΩ」でシリーズ化してます。このお話だけでも読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-25 22:49:29
3889文字
会話率:40%
「キリストは売られ、人類の贖罪の為に死に、救いをもたらした。此処は、どうだ。」とある学園で繰り広げられる、様々な咎に塗れた哀れな罪人達の愛憎劇。BL、R18性的描写暴力描写あります。
最終更新:2017-03-09 17:13:19
246352文字
会話率:44%
事故にあった僕に母は、、
最終更新:2017-01-09 02:32:41
3088文字
会話率:21%
連続少女殺害事件を担当する刑事の灰嶋は毎晩悪夢に魘され不眠症に。そんな時、カウンセラーの大狼と出会う。大狼に兄の面影を重ねた灰嶋は彼の治療を受けつつ依存していく。灰嶋は唯一の手がかりである『Agnus Dei』の謎を解き明かし事件を解決でき
るか、そして事件と悪夢の真相の先に待ち受けているものとは――!?『贖罪』に翻弄される男3人のサイコ・サスペンス。※この作品は「ボーイズラブ」「カニバリズム」「殺人」「監禁」「レイプ」「人格崩壊」等の残虐行為・表現があります。それらを了承した上でお読みください。一応ハッピーエンドの予定です。
アルファポリスでも少し訂正を加えて掲載しています。
<登場人物>
灰嶋 洋(はいじま よう)…27歳の若手刑事。ストイックで真面目。
大狼 牧人(おおがみ まきと)…30歳のカウンセラー。物腰が柔らかく温厚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-13 17:25:41
43848文字
会話率:31%
家族を失った天涯孤独の青年と、街中で行倒れた記憶喪失の少女。家族の愛に飢えるふたりは、偶然の出会いから一緒に住み始め、次第に心を寄せ合うが、徐々に歯車が狂い始める。背後にある複雑な家族の成り立ちは、ひっそりとひとつの復讐心を生み出していた。
その復讐がふたりの前に立ちはだかり、結びかけた淡い思いは引き裂かれていく。
※この作品は「メビウスリング掲示板」の「小説1」及び「プロ小説」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-12 19:59:26
24401文字
会話率:46%
小さな湖沼の国の王子とシャーマンの物語……。
美しい紅鳥の精霊を体におろし信託をするシャーマン、その美しい精霊に劣情を抱く王子は、幾度も禁忌を犯し……。
追放されたシャーマンは応じに復讐を誓うことになる……
最終更新:2016-10-04 01:25:17
84406文字
会話率:25%
目的もなく、なんとなく芸能人になったら売れてしまった男の子、暖(15歳)。
それがある出来事がキッカケで、人生が180度変わっていく。
その生活の中で自分が求めていたもの、そして本当の自分を知っていくことになる。
以前投稿した陰謀の続編で
す。
読んでいない方はそちらを読んでからにしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-03 03:30:11
46117文字
会話率:34%
イブの贖罪 本編「昨日の今日」にてレナとイブの部屋での出来事です。
バスルームから出た後ですが欲求は解消されていないようでした。
本編では語ることのできない内容でお送りしています。
最終更新:2016-05-03 01:13:15
4692文字
会話率:37%
小学校を卒業後、芸能事務所へと所属した梨奈。そこで敏腕マネージャーと出会い、数年後にデビューを果たす。
努力のおかげか、歌と踊りで勝負する清純派のアイドルとして、イベントを開けば1000人は集まるくらいになっていた。しかもテレビへの出演も
わずかながら増え、リポーターとして抜擢される。それは日本に残るマイナーなお祭りを、体当たりで取材をするという企画だった。
だけど梨奈はお祭りの儀式に失敗し、村人から贖罪を求められてしまう。
それは水着のグラビアすらしない梨奈にとって、ファンの前で脱がされていくという、ありえない地獄の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-24 08:00:00
92123文字
会話率:53%
※閲覧注意
第一部のまず始めに、の部分は読まなくても差し支えません。
気の向いた賢者タイムにでもどうぞ。
彼の人生はどこから狂い始めたのか。
ほとんどが話が進むに連れ対象の年齢が上がっていきます。
「僕」に成りきって読んで頂けたら
幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-01 00:00:00
5063文字
会話率:13%
小説家になろうで公開している、一般向けオリジナル小説Survival Projectのifになります。
終章でクレスが目覚めず、ライムとヴェネスが結ばれるルート。
クレスの記憶を失い始め、戸惑いと贖罪を抱えながらヴェネスと肌を重ねるライムの
、切ない系ifストーリーです。
ちなみにR指定なシーンは3話と4話になります。
本編未読の方の為のキャラ紹介↓
<クレス>
世界の崩壊を望む存在を自身の精神世界に引き込んで鎮静化させたものの、現実世界に戻れずにいる。本編の最後でライムへの想いを自覚させられ、彼女に2年だけ待っていてくれと伝えた。現実世界では眠り続けたまま目覚めない。彼が死ぬと、彼についての記憶が失われてしまう。
<ライム>
クレスに強い想いを抱いており、命を懸けて精神世界に挑み、一度は彼を救い出した。約束の2年を過ぎても戻らない彼を今も待ち続けているが、ゆっくりと彼の記憶が薄れ始め、今は少しずつヴェネスに惹かれ始めている。
<ヴェネス>
ライムに一目惚れして以来、ずっと彼女に思いを寄せている。クレスとは友人関係にあり、命を救われた。
<テイル>
いつまで経っても好きな女性にアタックできなかった為、ヴェネスにヘタレ呼ばわりされている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 20:02:29
7600文字
会話率:46%
ヴェリトゥルウスという真実を見抜く力がある宝石を盗みに、城へ侵入したリック。そこで、美しい王女エリカと出会う。
彼女の手引きで衛兵から逃れようとするが、あえなく掴まってしまう。
王が指し示した贖罪方法は、王の手紙を運ぶエリカの道先案内
。
旅をする中で、己が犯してきた罪に悩みながらも次第とエリカを好きになっていくリック。
エリカとリックの恋の行方は? 王の手紙には何が書かれているのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-26 15:08:46
113975文字
会話率:50%
目を覚ますと、ユリアはあらゆる記憶を失っていた。恋人だと名乗る青年、レクスがいうにはユリアは大きな力を持つ魔女で、この国を救ったのだという。しかし彼女の失った記憶にはある重大な秘密があった。――これは失われてしまった愛と贖罪の物語。15/1
1/29完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-29 14:31:27
46657文字
会話率:35%
江戸から明治にかけての転換期、何も知らぬまま人里離れた神社へと連れて来られた美しい青年、カイ。
彼を連れて来た斎東は、美しいカイをほかの美術品同様自分だけのものにしようと目論んでいた。
神社に住む「私」は、カイが斎東に無理やり体を奪わ
れる様子を覗き窓から見て楽しむ。
しかしカイには実は恐ろしい秘密があり、カイは斎東に辱められることが自分に課せられた贖罪だとして、すべてを受け入れることを決意する――
あじさいの咲き誇る雨の神社で繰り広げられる美青年の悲劇。
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ダークかつ激シブな妄想小説です。甘さは一切ございませんが、愛はあります。こういうの好きなんです。
なんだかアンニュイな休日のおともにいかがでしょうか。
個人サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-26 20:00:00
50254文字
会話率:16%