結婚生活に振り回され、気づけば独り身の侘びしさを救ってくれた、子犬の散歩をしていた馬場洋介を書きました。
どこでも起きる小さなきっかけがその後の人生を変えたハッピーエンドです。
「馬場洋介シリーズ」の短編を毎週土曜日に掲載して、七十後半
になる人生に挑戦しています。
自らのインターネットでも「熟女のてのひら文庫」で公開していますので、検索してみて下さい。
もちろん、全て無料で読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 08:00:00
6457文字
会話率:34%
今週も「馬場洋介シリーズ」です。
老いて益々昭和を懐かしむ思いから、青年期に出会った女性に書かせました。
敗戦後、復興する都会で様々な人々が活躍して現代を形成していると思えると、昭和に生きた自分が何をしたかと問いたくもなります。
そん
な迷える思いを昭和に馴染ませました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 08:00:00
4404文字
会話率:20%
今回も馬場洋介と絡むシリーズの一作です。
学生時代に様々なアルバイトをしていた馬場洋介の一コマです。
老いてくすぶっている女性を救う、剽軽な馬場洋介をお楽しみください。
最終更新:2021-08-07 09:00:00
4285文字
会話率:28%
天に浮かぶ大きな城には、美しく、老いず、そして特殊な能力を使う人々が住んでいた。
そこでは力の大きさで優劣がつき、大きな者は将来が約束された職につくことができる。
しかし、優秀な両親の元に生まれたというのに力が今まで類を見ないほど小さいテア
は、今までにないほど力の大きい双子の妹のセアと比較されながら育ってきた。
周囲から見下され、好奇の目に晒され幼少期を過ごしてきたが、二人の兄やセアに守られ安全に過ごした。
テアとセアが五歳のある日、弟、デールが生まれた。
黒髪黒目という『忌み子』として生まれてしまった彼を周囲はテア以上に忌み嫌い、差別した。
不幸にもデールが生まれた直後両親は呪い殺され、兄の縁談は白紙になってしまった。
取り残された五人の子供達だけでは到底生活できず、引き取り先を探すが、忌み子を受け付けられずなかなか見つからない。半年の歳月をかけ、ある夫婦が引き取ってくれることになった。
彼らの一人息子のユキアはテア達と同い年で、次第に仲良くなっていく。
十年の月日が流れ、十五歳になったテア達は学校に入学することになるが入学式の前日、ユキアに告白されて_折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 14:25:24
370文字
会話率:0%
これは、とある聖王国の聖宮(宮殿)に従事する侍女が魔族に堕ちていくお話です。
ライマノール聖王国は、国として岐路を迎えていた。
最高権力者である聖女イルスメラは、年老いてなお後継者を定めることができず、聖騎士団、神殿、貴族の三つの派閥
に分かれて水面下で政争を繰り広げていた。
自らの死期が近いことを悟った聖女イルスメラは、かつて自らが手を差し伸べ、救った侍女ディーラの幸せを願い、結婚して聖宮(聖女の宮殿)を離れることを勧めるが、ディーラは最後まで主に仕えることを選択する。
聖宮の警護官、クレッドはディーラへ求婚するが、聖女イルスメラへの忠誠を第一に考える彼女にすげなく断られる。ディーラをあきらめきれないクレッドは、聖宮に密かに隠れていた魔族の囁きに唆されて、眷属と化し、ディーラを手に入れようとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 17:02:30
30132文字
会話率:56%
大陸の東半分を治める大帝国の皇帝ジョンは、西側諸国の一つ、エウレイシア王国の若き王カールと出会う。カールはジョンにまっすぐな好意を向け、ジョンも彼に惹かれるようになる。会うたびに二人は情を通じるが、ジョンは老いゆく自分と若きカールの間に落差
を感じ、少しずつ複雑な思いが混じる。やがて二人の置かれた立場は、残酷な結果を生む。
為政者の覚悟と好敵手。障害多き恋と理不尽な別れ。男くさいテーマですが、よかったら。
おっさん皇帝×若き王。準短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 18:00:00
21443文字
会話率:36%
枯れ木のような細い腕。
ハゲ散らかした頭皮に飛び出す入れ歯。
何回食べても飯ゃまだか?
酸いも甘いも山も谷も乗り越えたのに、
今じゃトイレの場所も分かりません。
全てを失っても性というのは無くならん。
あの子ちょっと可愛いやん。あの人今日
は来るかしら?
泣いて笑って喧嘩して、ドジして怒って、悩んで忘れて迷惑かけて。
いくつになっても、人間関係は複雑です。
TickTokerばりの承認欲求と、僧侶のような悟りの境地を
今日もウロウロ行ったり来たり。
「人生ってな、超厳しいんだぞ」「老いるってな、こんなにも無様なんだぞ」
「好かれないって本当に淋しいもんだね」
人生ってなに?とか生きるってなに?とか悩む必要なんもない。
自分で在り続けるそれが生きるってこと。
棺桶突っ込まれて火つけられて灰になるまで自分からは逃げられん。
だから自分とはいちばん仲良くするんだぞ。
脳みそバーンしてタガが外れた今だからこそ思い切り自分軸で生きよう。
長生きしてごめん、世話かけてごめん、本当に本当に有難う。
朽ちてく様を君らに見せることが、唯一できる我々からの贈り物。
どうか君にも受け取ってほしい。
そしてもしもそれが君の何かのお役に立てば幸いです。
成熟しきった人生のパイセンたちの、
お迎え間近のドタバタ冒険ストーリー。人間は死ぬまで人間だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 06:52:27
4716文字
会話率:42%
枯れ木のような細い腕。ハゲ散らかした頭皮に飛び出す入れ歯。何回食べても飯ゃまだか?
酸いも甘いも山も谷も乗り越えたのに、今じゃトイレの場所も分かりません。
全てを失っても性というのは無くならん。あの子ちょっと可愛いやん。あの人今日は来るか
しら?
泣いて笑って喧嘩して、ドジして怒って、悩んで忘れて迷惑かけて。いくつになっても、人間関係は複雑です。
TickTokerばりの承認欲求と、僧侶のような悟りの境地を今日もウロウロ行ったり来たり。
「人生ってな、超厳しいんだぞ」「老いるってな、こんなにも無様なんだぞ」「好かれないって本当に淋しいもんだね」
人生ってなに?とか生きるってなに?とか悩む必要なんもない。自分で在り続けるそれが生きるってこと。
棺桶突っ込まれて火つけられて灰になるまで自分からは逃げられん。だから自分とはいちばん仲良くするんだぞ。
脳みそバーンしてタガが外れた今だからこそ思い切り自分軸で生きよう。
長生きしてごめん、世話かけてごめん、本当に本当に有難う。
朽ちてく様を君らに見せることが、唯一できる我々からの贈り物。
どうか君にも受け取ってほしい。そしてもしもそれが君の何かのお役に立てば幸いです。
成熟しきった人生のパイセンたちの、お迎え間近のドタバタ冒険ストーリー。人間は死ぬまで人間だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 06:44:01
4717文字
会話率:42%
その日、とある不良グループが
年老いたサラリーマンを集団でボコボコにしていた。
次の日、目を覚ますと
不良グループは、見知らぬ場所へ
不気味なピエロによって集められ
恐ろしいショーに巻き込まれることとなる
最終更新:2022-10-09 18:18:27
3893文字
会話率:23%
西暦2284年、老いさらばえた帝国である「地球」と、産まれて間もない勢力である「宇宙移民団」の対立は、一度死んだ筈の獅子と狼の魂を呼び覚ます。「地球獅子」と呼ばれたメフィスト・フォンタ。「宇宙の狼」と呼ばれたキリス・チィガル。二手に別れた
獅子と狼は、今度は宇宙を舞台にして闘う。
拙作「獅子よ、狼よ、安らかに死ね」の続編の再トライです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 23:32:03
40767文字
会話率:50%
同じ学園の中等部に通う後輩であるあずさと秘めやかな関係にある、高等部に通う金髪碧眼の美少女、千紗。
部活のチアリーディングで鍛えた、その伸びやかでしなやかな、とても女子高生とは思われないほど豊満で瑞々しい肢体は、秘めた愛を交わし合うことで、
もう十分に開花しつつあった。
そんな八分咲きの麗しい花に、あずさを貪った老いた男の奸計が、じわじわと忍び寄っていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 20:21:14
102999文字
会話率:16%
第四作 ”うらぎり”
ふと気づいたとき、孝司の人生は、すでにもう黄昏時を迎えていた。
そんな中、突然生きる目標を見失い、激しい虚無感に囚わていく。
自分は何を得ることができたのかと自問自答する、そんな老いの影が色濃く差した男の目に、見慣
れた十五歳の少女の、若さに満ちた肢体が眩しく映っていく。
……そして、何かが、男の中で変わっていく……
(再掲載・一部内容改訂版です)
*以下、登場人物紹介です。(ネタバレ注意)
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<登場人物>
中村友紀 十五歳
中学三年生。孝司の勤め先の工場の社長の娘。非常に活発で、部活動に勤しむ明るい娘。
佐伯孝司 五十六歳
元・町工場の職人。中学卒業後、勤めた工場で精勤してきたが、時代の流れで、暇を出されてしまう。生真面目な性分故に、これまで職人一筋の人生を過ごしきた。ろくな趣味も無く、結婚どころか、男女の交際経験も無し。(風俗的遊びの経験はあるが)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 11:04:59
448933文字
会話率:23%
捨てられた人狼族の子どもオリバーと、それを拾った老いた人族クラウスの恋物語。
元人族×人狼族。人外×人外。
最終更新:2022-08-29 21:49:01
50829文字
会話率:31%
『死んだ際に、自身の記憶だけ引き継いだ状態で開始時から再開する』
『任意の能力を作成できる。作成した能力が複雑であるほど、再作成までの日数が長くなる』
神と名乗る者のほぼすべての力を注ぎこんで得られた2つのチートを携え、地球で生を受けた青
年は異世界に降り立った。
目的は世界を侵食する異形、魔人とその混血の殲滅。そして神への信仰の復活。
青年は恩義に報いるため、あらゆる手を用い、戦った。
そして遂に異形の殲滅を果たし、信仰の復活を成し遂げる。
青年は王となり。仁政を成し、家族に恵まれ、老いた。
そして今際に、かつての神の姿を見る。
彼は成し遂げた。世界は平和になった。
しかしそれでは終わらなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 14:16:31
173189文字
会話率:17%
ハーフ淫魔の治人(はると)は、精気を摂取すれば半永久的に不老不死という自分の体質を知ってから、人と距離を置いた。自分は『人間』だ。人間のように年老いて死にたい。そうして半世紀、ようやく治人は"じじい"になったのだがーー。
あ、この話のテーマは『くっ殺即堕ちじじい淫魔』です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 16:25:36
7108文字
会話率:66%
術の失敗により召喚され、異世界トリップしてしまった主人公。師匠である年老いた魔女と共に帰還する方法を模索するも、見つからないまま師匠は寿命を迎える。その後を引き継ぎ、細々と暮らしていたが、ある日お人好しな性格から淫魔と主従契約を結んでしまう
のだった。そこから始まる、淫魔との日々。「この縛られてる感じ、たまらない! ご主人サマもっと~!」師匠、ご報告があります。インキュバス拾いました。
お人好しな主人公×目覚めてしまった淫魔のラブコメディが書きたかったご都合主義満載ライトな小説を目指しています。ゆるゆるとお読みいただければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 22:11:50
17377文字
会話率:31%
かつて世界を救った賢者が拾った弟子は、年老いた賢者に欲情していた。そして彼等の間にある嘘は――
■語り手が老人に欲情しています。
■死別を含みます。ドライ目描写ですが、苦手な方はご注意ください。※残酷描写は保険です。
■性描写はありません
が、健全でもありません。
■改稿は誤字脱字・ニュアンス修正です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 08:00:00
5684文字
会話率:33%
前作『ミルクサーバーの憂鬱』(https://novel18.syosetu.com/n7446gn/)の続編です。
タイトルからしてお察しですが、そういう話です。苦手と思われる方は読まない方がいいです。
<あらすじ>
その『ミルクサーバ
ー』の稼働時間は、もう何年になるだろうか。
それを作った資産家も年老いて寿命を感じていた。彼が下した決断とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 23:05:13
5433文字
会話率:29%
ピアニストの娘として英才教育を受けてきた音鳴(ネメ)。反抗期にわざと県立高校へ進学した彼女はそこで貧乏ながらもピアノを楽しむ秀才、礼文(アキフミ)と出逢い、恋をした。けれども彼は家庭の都合で学校を退学し、ふたりは離れ離れに。
「シューベル
トの妻になる」と再会を誓い、数年。音大を卒業し、ピアニストとして生計を立て始めたネメだったが、人前でピアノが弾けなくなり舞台を退くことに……
その後、ネメはピアニストである過去を隠し、年老いた別荘管理責任者の夫とともに軽井沢で穏やかな日々を送っていた。けれど、夫はもうすぐ死んでしまう。
そんなときに現れた調律師が、かつての初恋のひとで、再会を誓いあったアキフミだった――……
これは元ピアニストで別荘管理人のヒロインと、彼女を手に入れたいために調律師の資格を取りながらリゾート開発会社の社長になった努力家ヒーローが奏でるスウィートでちょっぴりビターな恋の二重奏。
* * *
全年齢バージョンをノベルバ、エブリスタ、ベリーズカフェにて掲載。
(第13回らぶドロップス恋愛小説大賞一次選考通過、最終落選作品)
その後R18シーン加筆修正バージョンがアルファポリスさんの恋愛小説大賞で奨励賞受賞しました。
ありがとうございますm(_ _)m
※本作品はムーンで公開中の短編「義姉を陥れるためのシューベルトピアノソナタ第16番」ともさりげなくリンクしてます。こちらはRシーン多めで読む人を選びますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 20:00:00
119471文字
会話率:44%
世の中に麗しい物語は数あれど、見目麗しくないヒロインの話なぞ語り継がれてはこなかった。
今宵は珍しく平凡極まりない容姿のヒロイン・秋嵐シュウランの物語をポツリポツリとお話しさせていただきましょうか。
秋嵐は貧困層の浮浪児であったが聡明で
律儀。
弱り始めた年老いた医師が自身の看病のために拾って育てた娘。
恩を感じてよく働いて老医師を見送った後に老医師の遺言によって路地裏で長屋をやっているがめついババアの元に家賃はツケでおいてもらえる事になっのでそのままそこに住んでいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 12:00:00
32233文字
会話率:34%
ある日、当然の眩い光に包まれた山内千絵(25)は気づいたら見知らぬ部屋の中に居た。そこで見知らぬ生物《神人》に捕らえられた。その神人は千絵に告げた。今居る此処は千絵の住んでいた世界とは違う【平行世界】で、この世界では人類は既に絶滅していて、
人類をもう一度繁殖させる為に千絵をこちらの世界に連れて来たと。そして、今居る此処は絶滅危惧種を保護する施設で、人間は一人も居ないが近い遺伝子を持った交配可能な種族が居るらしく、千絵はその者達とセックスをして、人類を繁殖させなければならないらしい。
神人の謎の技術で、子が出来ても一週間で出産出来て体が老いることも無い。千絵は神人と取引をして【人間の子供】を100人産んだら、元の世界に帰して貰える事になった。千絵は無事に子供を100人産む事が出来るのだろうか…………。
☆マークはガッツリR18です。
※いろんなタイプの人外が出ますので苦手な方はご注意してください。
話の進行上、下品な描写や不快になる描写があるかも知れません。ご了承下さい。
ゆるい下品なアホエロ小説です。
アルファポリス様で連載中の作品を加筆修正して、数話を纏めた物になります。
更新は月に2〜3話をまとめて、2回程です。進行は、のんびりです。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 18:26:29
27639文字
会話率:33%
気付いたら異世界に転生していた。
彼は農夫の次男坊として産まれた。
季節は巡り彼──オブシディアンは16歳となり、教会の神託により“勇者”の神託が聖女より齎された。
間もなく魔王ロキが復活する、と…それを勇者であるオブシディアンが聖女と仲間
を共に魔王を討伐せよ、と。
…元は黒々としていた勇者…オブシディアン。
今はもう見る影もない。──それもその筈。
魔王を討伐後に長期に渡って聖剣アウローラを振るっていたオブシディアン…魔王討伐に旅立ってからの期間僅か5年、その間雨の日も風の日も雪の日も晴れの日も手離せなかった勇者オブシディアン…魔王を討伐後、役目を終えた聖剣は光を失い…それと共に勇者に“使用料”と言わんばかりに“徴収”していったのは──外見の〝老い〟だ。(寿命はそのまま)
若く溌剌としていた21歳の青年は玉手箱を開けた浦島太郎のように老いてしまった。
黒々として艶々していた黒髪はロマンスグレーの短髪に、切れ長の青目の目元には中年男らしい年輪を刻んだ皺が…細マッチョの体型は中年男らしく中年太りした大きく突き出た腹、当然着ていた服は身体(腹)には合わず見るも無惨な姿へ。
「おい、どうなってる?!……はあっ!?巫座戯んなっ!!一気に老けた…だぁ~ッ!?!?(怒)」
「事実です、勇者様。…ふふ、私(わたくし)はいつまでもお側に居りますわ♡ww」
「……。」
「……。」
「…おい、お惚けエロフ性女、ハートの後に草生やすなや!…掘るぞ?」
ギロッ、睨み付けて爆乳を揉みしだく青年勇者──基中年勇者は怪訝そうな苛立ちを見た目金髪碧眼の美少女エルフ聖女を睨み付ける。
「あんっ♪喜んで♡…ですが、伝承の通りですから…うふふ、ですから言ったのですよ?聖剣(それ)は普段使いには向かない、と!それを『予備なんざ要らねぇ…!節約出来るものは節約する!この世界金が要るからな』と仰っていたのは勇者様ですよ。」
「ならもっとしっかりと否定してくれれば良かっただろうが!」
「私は今のあなた様こそがタイプですので。…うふふ、ごめんなさい♡黙ってました♪テヘペロッノ☆」
「…ッ!?お、おぅ…そ、そうか……///」
……。
…そんな勇者の子爵家当主スローライフ、御覧あれ。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 00:00:00
13862文字
会話率:16%
離婚して、いくつかの恋を経て
もう、愛だの恋だのはいいかな?
と、生きて来た私に現れた男。
64歳の私に近づいて来た65歳の彼。
誰に後ろ指、指される訳じゃ無いけど、やっぱり気恥ずかしい。
世間では爺さんと婆さんの2人だから。
最終更新:2021-12-10 21:00:00
2109文字
会話率:0%
五百五十歳になる大魔導士のノルンには悩みがあった。それは、ノルンが暮らすランブルド王国の王太子である、アーレスから熱烈な告白をされていることだ。ノルンもアーレスも、お互いが魂の番なのだと気づいていた。それでも、ノルンには、アーレスの思いを受
け入れることが出来ないでいた。
五百三十歳も年下のアーレスを心の中では好きなノルンだったが、とある事情からそれを受け入れることが出来ないでいたのだ。
普段は、白髪白髭、その上、年老いた姿で暮らすノルンの真の姿を知らない周囲の者たちから、『枯れ専』『爺専』とアーレスのことを陰で笑うのだ。
それでもアーレスは、周囲のことなど関係ないとノルンに告白し続けるのだ。
これは、魂の番の二人が紆余曲折を経て心も体も結ばれる、そんな恋の物語。
本編全15話
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 12:00:00
32173文字
会話率:28%