容姿よし、性格よし、成績はまあちょっと……な男前主人公が通り魔おっちゃんに襲われたと思ったらそこは異世界。
通り魔だと思っていたのは正義の味方?
魔王の目覚まし時計を見つけちゃったんだけど、自分では止められなかったから、かわりにやってくれっ
て?!
おっちゃんはシリアス。
主人公はコメディ。
おっちゃんが死ぬ原因になった元相棒X主人公折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 12:00:00
11863文字
会話率:30%
ハイファンタジーの作成のための習作みたいなものです。
中世の職業にかかる小話を投稿します。
政治・聖職
王・皇帝について←(王を終わりました)
領主
使者
紋章官
貴婦人
メイド
司教・司祭
修道士
エクソシスト
異端審問官
手工業
・職人
粉挽き人
パン職人
鍛冶屋
仕立て屋
建築家
芸術家
料理人
時計職人
商業・サービス業
商人
金貸し
宿屋
居酒屋
占星術師
旅芸人
生産・軍事
農民
川漁師
鉱夫
騎士
聖騎士
傭兵
海賊
その他の職業
魔女
娼婦
詩人
大学教授
大学生
乞食
刑吏
皮剥ぎ
賭博師
錬金術師
船乗り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 00:42:04
2516文字
会話率:17%
四季の神によって、四つの大陸が創られた。
その内の一つ、名は〖ユグド・リィエ〗
時計樹を中心に、三つの大地が重なっている。
雲の上の第一層
《七徳の意志》に目覚めた者たちが集う楽園。
“銀雪教団”が楽園を守護している。
海の上の第二層
月縫一族が治める国と日縫一族が治める国
さらに大陸から西に、少し離れた位置に〖廃墟島〗と呼ばれる島がある。
この廃墟島はかつて、一つの国であったが長きにわたる内戦で、今では不毛の地となった。
地下深くの第三層
《七罪の意志》に目覚めた者たちの住まう都市。
“薪炭騎士団”が秩序維持に努めている。
ある日、突然に四季の神は姿を消した。
消えた理由は定かではないが、四季の神が消えた影響か季節が巡らなくなってしまった。
ユグド・リィエでは季節が冬に固定され、大陸の一部は氷に覆われた。
───内戦から千年と五百年後、星縫一族の最後の王であった少年{星縫 茱萸}は双子の姉・{星縫 茶紗}と共に廃墟島で仕立て屋として日々を生きていた。
初投稿です。
何番煎じか分かりませんが、よろしくお願いします。
注意事項:ストーリーの展開上BL・GLに見える描写が多くあります。
グロ・流血表現が多く含まれております。
これ等の要素が苦手な方には閲覧を推奨致しません。
閲覧の際はご注意くださいm(_ _)m
文章が変わったり増えたり減ったりします。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 00:20:57
10932文字
会話率:44%
魔王討伐後に女神にお願いされた件が鬼畜すぎるんだが・・・異世界に飛ばされたアツキジロウ。魔王討伐後に女神様からお願いされた。性行為よってある一部の女性達を救って欲しいと。
国を作り、世界各国に育てた子を派遣して情報を収集していくハーレム
物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 11:42:32
353570文字
会話率:47%
村善建設(従業員90名)二代目社長村上健太郎38歳(妻:加奈28歳)の実姉工藤さゆり45歳は離婚して実家に戻り村善建設総務部で働き始める、さゆりの上司である総務部長は犬猿の仲の義妹加奈だが公私は分ける大人の対応をする、そのつもりでいたのだ
が・・・。
さゆりが離婚せざるを得なかった理由を知った加奈、知られたさゆり、負い目を追うさゆりは反撃の糸口を模索する、日常の中で二人の思惑が動き出したとき嫉妬とマゾヒズムを刻む時計の針が動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 09:38:07
24116文字
会話率:51%
会社から自宅への道のりを帰宅中にある公園で、見ず知らずのおばあさんが何かを探すようにウロウロとしていた。
僕は、落とし物を探してあげて、お礼にと時間を自由にできるという時計を半ば強引に譲り受ける。
どうやら、この時計には時間を進める・戻す・
止めるといった時間に関することが自由にできるという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 14:48:42
4197文字
会話率:34%
時計修理の仕事をしていた壱岐。
ある日、開かずの金庫から出てきたという時計を直すことに…。
でもそれは異世界への導きだった。
プロレスラー兼、老舗菓子屋の年下社長×年上時計修理専門家。
いきなり婚姻を求められた壱岐の答えはあっさりとしたも
のだった。
子持ち、無職の弟がいる社長と壱岐の恋の行方は…?
世界が少し違う、家族の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 17:00:00
77750文字
会話率:50%
幼いころ、田舎町の神社の家に生まれた宮下風馬。ひっそりと雪の降り積もるある日、彼の家族は母の妹を除いて政変により誕生した高等警察に反革命分子とみなされ皆殺しにされた。たまたま生き残った叔母さん紗季に引き取られ再びこの国が民主主義国家となるま
で息をひそめるように16まで無事育てられたが、そんな風馬にとって唯一の家族である育ての母も病を患ってあえなく息を引き取ることになる。そのため国の援助を受けて寄宿舎のある高校に編入することになるが、そこで出会ったアメリカからの帰国子女の日向と出会うことでかつての惨劇で止まった風馬の時計は再び動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 14:58:47
2084文字
会話率:32%
オレは中学3年生の成瀬明15歳、どこにでもいるごく普通の男の子です。
河木田市の中心市街地から見て西の,河木田市切島町切島中学校に通っています。
有り得ない出来事と言うか、事件だと思う事が、起ころうとしている。
クラス全員の机の上に、高級
腕時計が置いてあったり。
保健体育の授業では、体験学習を、何をするか?誰と誰がするか?ダイス(サイコロ)が決めたり……………エッチの体験、あったりして…………… なぞの人物から保健室の矢沢先生のスマホに着信が……………
※ご注意:登場する人物・団体・商品・地名他、実在するものとは関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 00:00:00
37933文字
会話率:37%
高校に入学したての春。
まだ友だちも作れていない、おさげがチャームポイントの少女は、忘れ物を取りに学校へ戻った。教室に近づくにつれて、粘着質な水音が聞こえてくる。
なんだろう、と違和感と恐怖を携え、恐る恐る教室を覗くと――
そこに
は、流麗な茶色い長髪を淫らに躍らせて少女の机に口づけをするクラスメイトが見えたのだ。
現実を受け入れがたかった少女は、しばらく立った日の放課後、また教室へやって来ていた。
今度は、彼女自身が、あの日の再現を、するために。
「キスの先」をすれば、時計は巻き戻る。
少女の時間は、まだ少ししか進んでいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 21:00:00
7683文字
会話率:29%
男は答えた。
「あと2時間程だな。」山田は言った。
「どの位の範囲が被害を受けるの?」さて、男は答えた。
「半径2km。爆心地は、ここから、100m程東にいったところ。」山田は言った。
「あなただけでも、逃げた方がいいんじゃないの?」男は答
えた。
「私は、この街の住人を救いたいと思っているんだが、上手く伝える方法がなくて、まごまごしている。一体どうすればいい?」
山田「よし、魔術を使おう。」悪霊は言った。
「おや、善事をするみたいだね。珍しく。ところで、魔術を人の命を救うのに利用しても、キリスト教の律法では半分駄目なんだろう。」
山田「ついてきて。」さて、男は山田についてきた。山田は、隣の家に来た。隣の家に入った。そして、家の中にいた人に、魔術を使い、操り、歩かせて、爆心地外に、移動させた。そうやって、山田は人々を移動させていった。この街には、シャッター通りが多かった。シャッター通りには、人が住んでいた。男は言った。
「私は別に要らないな。しかしやり方はわかった。手分けしよう。私は、言葉で説明する事にする。」彼は、山田が攻略していない方角へ、走っていった。山田は時計を見ながら、作業を進めた。山田は言った。
「人を殺すのが駄目なら、死にそうな人を助けるのは、逆の事をやっているので、善事に含まれるのか?」悪霊は答えた。
「確かにそうだ! 私は適当な感覚で断言してしまっていた! 別に誰も、死にそうな人を助ける事を、善事だと定義していない!」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-12-11 20:58:01
19143文字
会話率:30%
私は腕時計を見た。
「私もそろそろ会議室に戻らないといけない。誰をリストラするか決めなきゃならないんだ……困ったものだ……」
自分のベルトの前を解いた。
ファスナーを下ろす。
スラックスが足元に落ちる。
ブリーフの前が大きくせり出し、へそと
の間に隙間が空いていた。
その隙間から今にも亀頭が顔を出しそうだった。
ブリーフを脱いだ。
太く伸びた肉茎が倒れもせず、先が天井を向いていた。
それを彼女のむき出しの素肌に押し付けた。
「いやっ!」
「わかってるね? 君は何をしたらいいか?」
うつむいたまま返事をしなかった。
「最終審査だよ。いいね? でも、無理強いはしないよ……仕事は、最後には自分の意志でするものだからね……」
まだ意思表示がなかった。
「脚を開いてみなさい……」
彼女が首を何度も横に振る。
「そうか……じゃあ、私は会議室に戻るとしよう……」
「待って……ください……」
「ほう……」
「本当ですか……部長の言うことをきいたら……この会社でずっと働けますか……?」
「私は嘘は言わない……約束する……」
「わかりました……」
彼女は半歩脚を横に広げた。
「もっとだ」
もう半歩開いた。
「今度は後ろに手を回して、自分でパンティーを掴んで横にずらしなさい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 19:33:09
7051文字
会話率:36%
高い門の内側から聞こえて来る華やいだ少女たちの声。
聳え立つ時計塔と白く輝く校舎。
ここは都内屈指、否、日本屈指の名門女子大学付属女子中・高等学校。
選ばれた少女たちとその教師たちが棲む秘密の花園。
そんな花園の奥深く。
息づくのは可憐な少女たちと少女たちを導く清楚な女性教師たち。
ここは、リボンとレースの彩るラビリンス。
この物語で語られるのは、そんな少女と教師の女性同士の、
否、
女の子同士の
清廉、清楚、純情、恋愛、友情、
そして――
――『えっち』と『おもらし』
そう、これは香り高く咲き誇るそんな白百合たちの物語。
※不定期掲載となります。
※『小便がしたくてたまらない女性たち』に登場した水之江梨々香さん(第6話)、内川小春さん・美春さん(第10話)、フランソワ・ベラクールさん(第11話)が登場致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 22:24:08
112924文字
会話率:19%
美大四年生の黒川肇は親友の緑谷時乃が相手の淫夢に悩まされていた。ある日、時乃と居酒屋で飲んでいると彼から「過去に戻れる」と言う時計を譲られるが、彼はその直後、時乃は自殺してしまう。遺書には「ずっと好きだった」と時乃の本心が書かれていた。ショ
ックで精神を病んでしまった肇は「時乃が自殺する直前に戻りたい」と半信半疑で時計に願う。そうして気が付けば、大学一年の時まで時間が戻っていた。時乃には自殺してほしくない、でも自分は相応しくない。肇は他に良い人がいると紹介し、交際寸前まで持ち込ませるが、ひょんなことから時乃と関係を持ってしまい…!?
公募落ち供養なので完結保障(全十五話)です。しょっぱなからエロ(エロシーンは★マークがついています)毎日七時、十九時更新。
アルファポリスさんでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 19:00:00
59541文字
会話率:53%
付き合って一ヶ月の彼女に振られた俺。理由はなんとアノ声が大きいから。
自信を無くした俺は、トラウマ脱却のために、バイだと噂の遊び人の先輩を頼ることにする。
だが先輩はただの遊び人ではなくて……。
美形×平凡
タグもご確認ください。
日常メイ
ンのラブコメになっています。
全9話プラス番外編
重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 17:34:21
62869文字
会話率:35%
とあるバーでたまたま出会った優也と夏希。共通の好きなアーティスト蛇希を通じて一気に仲良くなった2人は大量のアルコールと楽しく舞い上がった気持ちで一夜を共にした。次の日の朝、戸惑いはあったものの改めて挨拶を交わす。それから何度も会うようになり
いつしか2人は恋に落ちた。それから幸せな毎日を送っていた2人だったがある時、夏希の母親が持ち掛けてきたお見合いの話をキッカケにして優也は2人の将来を考え始めた。そして自分の今の環境と元々無かった自分への自信によって彼は明るい将来を想像することが出来ずいつしか不安を感じ始める。愛しているからこそ幸せになって欲しい。優也はそのお見合い相手と上手くいくよう、今辛い思いをさせても将来幸せになるようにと彼女と別れる決断をした。しばらくの間2人は悲しみに暮れる。だがそれでも時計の針は進み優也はそれを忘れるほどに働いた。そんな彼に初めて出来た後輩、帆花は優也から色々と教わる内に彼へ恋をして行く。一方、優也との悲しみを紛らすため夏希も仕事に打ち込んでいた。だがそんな日々もほどほどにあの時のお見合い相手、彰人とたまたま再会。それから何度か食事をしたある日、家まで送ってもらった車内で夏希は彼に気持ちを伝えられた。それぞれ別の道を進み始めた優也と夏希。だが彼らの心の中にはまだ互いの姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 19:00:00
102190文字
会話率:63%
ープロローグー
ー戦争は、たった1人の快盗おとこに奪ぬすまれた。ー
そこは、戦争で勝つことこそが平和だと謳われていた世界。
故に、敗戦した国に笑顔さちはない。
勝利国は敗戦国から全てを問答無用で奪える権利があるからだ。勝てば得るも
のはとても大きい、が、負けときのリスクは大きすぎるものだった。
土地や金品はもちろんの事、国民はおろか、国そのものがなくなる時でさえあるのだ。今まで掲げていた国旗が炎に包まれる姿をみて誰もが涙した悲劇があったとさえ報告されている。
「負けた国には、夢も希望も、未来さえなくなるなんて、いつからこんな世界になったのかしらね」
真っ白い部屋の中。過去の事例の記載された書類に目を通しながらソフィアが呟く。その緩くふわっと柔らかい青がかった藤色の髪を風に泳がせながら窓の外から、吸い込まれそうな快晴の空をどこか切なそうに眺めていた。
「そんなの、世界あの、アルガンドラとかいうとんでもない力が見つかった時からに決まってるじゃない。人は、国はどういうわけか力を求める生き物よ。あんなものがなければこんな世界にはなってなかったと思うわ。」と言いながら車のキーのようなものをソフィアに投げた。
真っ白く何も特別物は何もない部屋。出かけるのか、ノエルが入り口の扉を開くと、柔らかな花の香りが鼻腔をくすぐった。シンプルで余計なものはなく、テーブルも時計もソファーさえも真っ白なその部屋からは、どことなく上品で、女性二人しかいないせいか、華やかすら感じられる。
「あたしはあんまり戦争経験ないからわからないけど、でも今回の事件、もしかすると、もしかするかもよ?」
長くしなやかな青銀の髪をサーッとはらうとノエルがそんな意味深めいたことを言った。
「だと、…いいんだけど」
ソフィアは浮かない顔であった。ノエルが何を言おうとしたのかわかったようで、小さく頷く。ノエルは勢いよくソフィアの背中を思いっきり叩いて励ますとニッコリとハニカンだ。そして2人は、
「さぁ!、あたし達はあたし達の正義を貫きましょう!やれることは全部やって、後悔しないように、ね!」
ノエルが言うと、ソフィアもやっと笑顔になった。そして2人は正義の為、今日も行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 10:20:40
59541文字
会話率:43%
美しさと凛々しさを兼ね備え学園中の憧れである風紀委員長、今宮楓は、ある日不注意による事故で主人公、室井賢斗に怪我を負わせてしまった他に賢斗が身に着けていた腕時計を壊してしまい弁償することに。
弁償代をすぐに払えない今宮楓に対して賢斗は、救済
措置としてしばらくの間専属メイドとして働くことを提案する。
賢斗の素行の悪さを知っている今宮楓は賢斗の事を疑うも従うしかなくその提案を受け入れる。
賢斗は逆らえない立場を利用して、彼女に対して溜まっていた欲望をぶつけていく。
はじめは快楽に抗っていた楓だが、賢斗の手慣れた容赦ない責めに、次第に肉欲へと溺れていき、オナホメイドへと変化していく。
さらに今宮楓を女手一つで育ててきた母親、今宮沙月も巻き込み母娘ともに交尾しまくる日々が始まる。
*ストーリというストーリーはほとんどなくエロシーンで話が進んでいくぬきゲーに近い小説になる予定です
*この作品は下記の小説サイトでも公開しています
pixiv
アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 18:06:40
30129文字
会話率:48%
大学の友人である佐伯隼人の高価な腕時計を壊してしまったボクは、それを弁償する代わりにある提案を持ちかけられる。
その提案とは、「お前かわいい顔してるし、俺の代わりにオナホ動かしてよ」という、とんでもないお願いだった。
しかし、ありえない状況
に戸惑いつつも、だんだんボクは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 20:03:07
8672文字
会話率:48%
下記1話抜粋
東京都 新宿 地下
――ピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ
朝を告げる電子音に背を向けつつ、後ろ手で荒っぽく止めにかかる。音が止み、再び静寂が訪れた部屋に彼の睡眠を妨げるものは無くなった。二度寝する為に掛け布
団を指先で軽く整える。
脳が覚醒しきる前に二度寝への体制を整え、後は睡魔に身を任せるだけとなった時、扉の開閉音がして自身に向かってくる足音。それが誰なのか、そしてこれから何が起こるのかを知っている彼は、全力で寝ているフリをした。
「時計……鳴ったでしょ。何でまだ寝てるの?」
彼の予想とは別人の声が聞こえ、つい振り向いてしまう。二度寝しているところを金髪の美女に起こされるというルーティンが崩れ、布団から出つつ不満を洩らす男。
「時間に間に合えば問題ないと思うなー、それよりいつもはケイさんが起こしてくれんだけど……」
「ケイさん、亡くなったから」
人が死ぬことは何ら珍しいことではない。地上に生物兵器が蔓延っていれば尚のこと。ましてその対抗手段を得るために日夜人体実験をしているのでは、何処にいようと死を意識せざるを得ない。
ケイの訃報に思わず天を仰ぐ。会えるはずだった人、起こるはずだった出来事――約束することで必ずその未来が訪れるという保証は無い。
数年ぶりに1人で着替えを済ませ、部屋を出る。その背中から漂う覚悟は、暗澹な日々からの解放を誓ったが故。
ーーーーーーーーーー
完結
全15話(プロローグ、エピローグ込み)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 20:00:00
43722文字
会話率:30%