可憐な美少女の雛菊は、忍び里で忍法を会得したくノ一である。
雛菊の父親と母親は忍びの任務に失敗し、敵地で行方知れずとなっていた。両親が果たせなかった邪妖誅殺の任務を将軍から拝命し、大鬼・鬼灯道滿が治める『鬼灯ノ国』に潜入する。
―
―ところが、今から十六年前、道滿との敗れた雛菊の母・蝴蝶は美貌を見初められ、鬼胤で孕まされていた。世継ぎを欲する道滿は、凄腕のくノ一であった蝴蝶を陵辱し、子産みの情婦に堕とした。かろうじて逃げ延びた父・吉備彦は消息を完全に絶ち、己の妻を救い出すことは叶わなかった。
そうした過去の出来事を知らぬまま、『鬼灯ノ国』を訪れた雛菊に災禍が降りかかる。
先んじて入り込んでいた蒼月家の美女侍・桜刀斎は、邪妖誅殺の任務を帯びる身でありながら、現地の少年と恋仲に陥り、孕み腹となっていた。
桜刀斎を嫁にしたい便利屋の小僧・芦谷は、雛菊の任務を手伝うと申し出る。しかし、雛菊は桜刀斎と芦谷を信じ切れず、単独で任務に臨んでしまう。
道滿の動向を探るべく、敵城の本丸に忍び込んだ雛菊は、自身と同じ幻影忍法を使う鬼女に出会う。血縁遺伝の幻影忍法の使い手は、失踪した母・蝴蝶だけだった。
――謎の鬼女は、母のみが知る幻影忍法の奥義で雛菊を圧倒した。
自分以上に幻影忍法を使いこなす鬼女が、蝴蝶と道滿の間に産まれた胤違いの妹と勘付き、雛菊は激しく動揺し、深傷を負う。追い詰められた雛菊は、駆けつけた桜刀斎と芦谷に助け出され、一命は取り留めた。
鬼女の攻撃で雛菊は鬼毒に蝕まれてしまう。命を削る熱毒を癒やすため、雛菊は芦谷との房中術で解毒を試みるが、全ては仕組まれた罠であった。
◇ ◇ ◇
全十話くらいの中編小説です。
作者の性癖で登場するヒロインとサブヒロインは孕んで出産します。
舞台は飛鳥時代(西暦六六〇年)くらいの古代日本。鬼退治の「くノ一」と「女侍」が孕まされるお話です。メインヒロインは貧乳の女忍・雛菊! 現地に着くと何やら不穏な気配⋯⋯!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 12:00:00
58895文字
会話率:50%
タイトルの通りです。
クルーザーが貨物船に衝突! 海難事故で遭難し、東南アジアの無人島に漂着した「金持ち人妻の紗江子(さえこ)」と「現地人の青年マハティール」がサバイバルしながら子作りセックスしちゃう話。メインテーマはNTRですが、基
本はヒロイン優位。いわゆる熟女物。完全に寝取ったあとはイチャラブになる感じです。
——物語の冒頭は夫視点。失踪から5年後に子連れの妊婦となった妻と奇跡的に再会。
我が侭な財閥令嬢だった強気な愛妻が、発展途上国で漁師の妻に身を堕としていると知り、打ちひしがれる夫。10年連れ添い、不妊治療をしても授からなかったのに、現地人の子胤で子供を4人産んでいた。母親となった妻は、失踪していた5年間に起こった出来事をかつての夫に打ち明ける⋯⋯。
◇ ◇ ◇
短編のつもりで書きましたが、まとめきれなかったので連載形式。長くても10話ちょいくらい? 終盤を調整中。夏休みの息抜きにどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 00:18:39
90450文字
会話率:47%
警察と公安の間にあるキルスという組織に所属している
主人公。
彼には長らく共に仕事をしてきた相棒と呼べる存在がいた。
電話越しの報告を最後に、彼女(相棒)が失踪する。
そして失踪から2年が経過した。
そんな時に一人のフードをかぶった者が突然
家に訪ねてくる。者は言った、失踪した彼女について話があると言った。
彼女を救うために天使と協力して裏社会を潰す話。
※この小説は完全フィクションです。実在するものとは一切関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 18:59:17
4722文字
会話率:30%
主人公・ユノは失踪した師匠・マーリンを探す為に王都へ行く。ひょんな事から女でありながら騎士団へ入る事になる。平民の集まりである、第五騎士団の中で女一人、みんなの助けを借りながら奮闘していく・・・というのは建前で、大好きな乙女ゲームの主人公
に転生した限界オタクが、主人公を漫喫しまくるお話。
少し残酷な乙女ゲームなのを考慮して、主人公は一応、男装して乙女ゲームの舞台となる騎士団へ入団しますが、何故かみんなに溺愛されて困惑していきます。
*BL要素(普通に妄想で致してる場面)もあるので嫌いな方は注意。
*BL要素が強いところ、R18の場面には★がつきます。
*本命以外にもイチャイチャしたりするので注意。
*作者の性癖を詰め込んだので無理な方は注意。
*チート・ご都合主義なので頭空っぽにして読んでいただきたいです。
*私生活優先なので、無理しない亀更新になります。(基本的に火曜日・土曜日更新の予定)
*アルファポリスにて先行公開中です*
*よろしくお願いします(^^)*
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 00:00:00
65665文字
会話率:42%
倒産寸前の会社を放り出して失踪した父の負債を少しでも減らすため、完全会員制の高級クラブで男性キャストとして働くことになった万里の初めてのお客様は、華やかな見た目とは裏腹にやたらと意地の悪い社長様、久世だった。
「『初めてだから優しくしてくだ
さい』って言えば優しくしてやるよ」などとのたまう男に万里は怒り心頭。
だがある日、偶然街で出会ったことで久世の素顔に触れ、距離が近付く。
心を許しかけていた矢先、久世が父の失踪に関わっているという噂を耳にしてしまい……。
※完結済み※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 00:00:00
199407文字
会話率:37%
家の事情で8歳歳上の男と結婚することになった小鳥遊直巳。政略結婚だったが、直巳は婚約者である恵が大好きだった。しかし、恵には別に好きな人がいるようで…?▫️初夜の翌朝失踪する受けの話の連載版です。【歳上穏やか執着攻め×怒るのが下手な平凡受け
】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 17:00:00
31452文字
会話率:52%
恵の元を離れて3ヶ月経った。恵のことはそのうち忘れるだろうと思っていたが予想に反して忘れるどころか寂しさを募らせていた直巳。寂しさを仕事の忙しさで紛らわせる日々だったが、ある日恵の姿を見かけて…?
初夜の翌朝失踪する受けの話の続きです。相変
わらずタイトル通りの話です。歳上穏やか執着攻め×頑固な健気受け折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 19:00:00
15498文字
会話率:54%
家の事情で8歳年上の男と結婚することになった直巳。婚約者の恵はカッコいいうえに優しくて直巳は彼に恋をしている。けれど彼には別に好きな人がいて…?
タイトル通り初夜の翌朝攻めの前から姿を消す受けの話です。
歳上穏やか執着攻め×頑固な健気受け
最終更新:2021-11-02 00:00:00
14835文字
会話率:44%
「沢山の女の子とイチャラブエッチして幸せになりたい」
日々そう願う一人の少女。しかしそんな思いをぶちまけようものならたちまち自分の周りから女の子がいなくなってしまう。そんな葛藤と日々戦っていたある日のこと、少女は不運にも命を落としてしまう
。
次に目が覚めると、目の前にはとんでもない美女が……。曰く、どうやら彼女は女神で、少女の魂を拾い異世界へ転生させてくれるという。
「異世界なら……ラノベでよくあるような異世界なら……私の夢を叶えることだって……‼︎」
これは、己が夢を実現するため第二の人生を歩み出した一人の少女の珍道中である。
更新頻度が超不定期故、平然と一ヶ月二ヶ月更新がない時がありますが決して失踪しているわけではなく本業が忙しかったり読みたい本を読むのに忙しかったりやってるゲームで忙しかったりするだけなのでどうか気長にお待ちいただけると幸いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 00:22:59
61951文字
会話率:57%
国中に悪名を轟かせる辺境伯家令嬢アム・ローシンは、王子との結婚式三日前に突然失踪する。 王や辺境伯は国外からの招待客もいるため、いまさら結婚式の延期も中止も出来ず、急場しのぎでアムの代役を立てることにしたが、それはアムの弟のメディだった..
....。 これはそんな女性として行動しなくてはならないメディ君に起こる、イロイロな問題を見るだけのお話です。 この作品は「アルファポリス様」にも掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 16:43:28
13191文字
会話率:50%
父が失踪した。書斎に1台のタブレット端末を残して。中には母と姉が催眠人形と化している動画ファイルが入っていた。「私たちはご主人様の催眠肉人形です。ご主人様の性処理道具であり、所有物です」苦悩する僕。この家で父は一体何をしていたのか…。
僕
…16歳高校1年
友希…36歳主婦。主人公の母
遼子…17歳高校2年。主人公の姉
父…製薬企業の会社員。失踪
※12月22日 週間 51位、1月8日 累計PV68,618ユニーク18,039人 ※★印は、いいね数の多い話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 01:44:00
12283文字
会話率:40%
(この想いが叶わないのなら、せめてこの恋に止めを刺して欲しかった…)
あまりの美貌のために魔族の性奴隷となり、不幸な人生を送って来た主人公、通称“お月の方”。彼のそばには、英雄となった幼なじみが居た。ずっと自分を助け続けてくれる幼なじみに
、恋と呼ぶのも躊躇うほどの想いを抱いている─。これから結婚する彼の邪魔だけはしたくない、と覚悟を決めて失踪する主人公だったが、何食わぬ顔で幼なじみが訪ねて来る。
※R-18シーンは予告なく入ります。かなりエロの濃度が濃いです。赤ハート喘ぎ、濁音喘ぎ、攻めの喘ぎ有り。苦手な要素が1つでもある方は自己回避お願いします。【攻め受け未固定。リバーシブル注意】ストーリーしっかり+R-18激しめを目標に書いております。
『お月様は咲かない』『夜を飛ぶツバメ』部分完結。以降は不定期更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 17:36:31
113142文字
会話率:58%
僻地を歩いていたら、覆面の連中に木箱へ押し込まれて山中の小屋に置かれた。 /顔に植物が茂る男と、攫われて来た失踪者と、覆面の人攫い連中の、獣とみどりと山の話。
最終更新:2022-12-09 19:38:05
14657文字
会話率:3%
◆◇カタブツ異端審問官×一途な砂漠の魔女(♂)◇◆
《あらすじ》
束の間の自由を手に入れるため、故郷アシュモールを逃れてダイラに密航した魔女マタルと、審問官ホラス。ある事件の最中に二人は出会い、手を組んだ。ホラスの幼馴染み・マギーを奪っ
た20年前の魔女狩り──その実行犯を狩るために。
7年の歳月を共に過ごし、身体だけの関係を続けながら、狂おしいまでの思慕を募らせてゆくマタルと、気付かぬふりをするホラス。
「お前が羨ましいよ、マタル」小さくため息をつく。「お前と同じくらい、俺も……自分のことを信じられたらいいんだが」
すると、マタルはそっと微笑んだ。
「あなたはそのままでいい」彼は言った。「あなたの分まで、俺があなたを信じるから」
いまようやく黒幕の正体に迫ろうとする彼らの前に、王都で発生した失踪事件が立ちはだかる。行方不明となった貴族の娘──彼女は魔女に変異していた。少女は自ら姿を消したのか? 彼女を狙う者の正体は?
謎を追うほどに、深まってゆく過去との共通点と陰謀の影──そして、無視できないほどに燃え上がる思い。
そんななか、新生エイルにはマタルの命を狙う刺客が現われ、ヴェルギルに助けを請う。
「〈呪い〉が生まれようとしているのです」
次第に浮き彫りになってゆく現実に打ちのめされながらも、真実を追い求めるマタルとホラスに、忍び寄る〈呪い〉の宿命。命を懸けて運命に抗うふたりがたどり着く先とは──!?
『腥血と遠吠え』に続く、ダークファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ第2巻。
一作目はこちら→https://novel18.syosetu.com/n8732hw/
※『腥血と遠吠え』のクヴァルドとヴェルギルのリバがあります。お楽しみください。
※この作品はアルファポリスでも掲載しています→https://www.alphapolis.co.jp/novel/319250361/254684440
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 19:05:01
218298文字
会話率:43%
両親が失踪し妹を守る為に高校の3年間学校に飼われる奴隷になる事を決意した少女の話
AIのべりすとにて生成した物です
評価、コメントお待ちしています
最終更新:2022-11-24 20:55:59
3158文字
会話率:69%
将来有望な冒険者の多数失踪事件その解決のため白狼族の少女の冒険者ミアが立ち上がる
最終更新:2022-11-17 23:25:55
1432文字
会話率:61%
「セブンティーン」として投稿したお話の続編ですが、本編だけでも独立したお話になります。
舞台は昭和50年代。
1981年1月 俳優の塚本澄生が猟銃自殺を遂げた。36才の美形のトップスターの突然の死だった。塚本の友人でジャーナリストの田代浩
輔は、訃報を聞いて塚本のマンションに駆けつけた。そこで元アイドルのエディ萩原と偶然再会し驚く。エディは1968年デビュー当時は17才。ロックバンド、ペガサスのメンバーで、超人気アイドルの美少年だった。
そして死んだ塚本とエディが秘められた恋人同士だったことを田代は知っていた。
エディは1969年5月に突如失踪し、グループから脱退していた。エディは失踪の日の秘密を、驚愕の事実を田代に語る…… エディの告白、二人のピュアな愛の結末。
※エディと作曲家・水島滋之との甘美な時間「特別なレッスン」、エディ14才、男同士の初恋を描いた「はじめてのライブ」もお楽しみ下さい。
※具体的な性描写はほぼありませんが、R18の「セブンティーン」の続きで、それを匂わせる内容のため、R18を付けています。
※アルファポリス様エブリスタ様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 16:00:00
16174文字
会話率:34%
「フラン、約束だよ。ぼくたち、いつか結婚しようね?」
幼馴染の少年、クーガーは、二人で登った岡の上でそう言って微笑みながら、フランシスにきれいな花を差し出した。
「うん。もちろんよ、クーガー!」
フランシスは満面の笑みを浮かべて、彼の差
し出した花を受け取った。
それはまだ幼い日の稚い約束、過ぎ去った昔の美しい夢に過ぎないはずだった。
「君を迎えに来たんだ。約束だよ、結婚しよう?」
遠い昔に失踪したその少年は、当時のままの姿で、十年以上も経ったある夜に、他の男との結婚を目前に控えたフランシスの寝室を訪れて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 09:00:26
33725文字
会話率:43%
市子の脳裡に突然あるイメージが浮かんだ。
夏空の下、自分が誰かを追いかけている。
それは、アスファルトが張り巡らされた都会の道のことではない。
かといって土剥き出しの田舎道でのことでもない。
とにかく不思議な一本道だった。
天井
に穴の開いた緑のトンネルとでも言えようか、要するに草に囲まれた空間だった。
そこをくぐり抜ける市子の背は――まだ子供だった頃の記憶なのか――今より断然低かったが、その差以上に草は市子の頭上に聳えるように屹立していた。
覗き見るトンネル/道の先には白い動きがある。
おそらく服かスカートの裾が揺れているのだろうが、とすれば、市子が追いかけていたのは母なのだろうか?
市子には微かな記憶しかないが、母方の祖母の清美が言うには、市子の母は白い服が好きだったらしい。
それは子供の頃からのことで――だからなのか――ウエディングドレスにも憧れていたようだ。
市子の父との結婚式で世界一幸せそうな顔をした母の記念写真を市子はこれまで何度も見てきた。
時には羨望の眼差しで、時には強い憎しみを込めて……
幼い頃に母に捨てられたといっても実感はない。
市子がまだ就学二年前のことだったからだ。
が、悲しいというのでもないが、そこに歴然としてあるはずのものがポカリと消えてなくなったような心の隙間を覚えていた。
不思議とそれ以外の感覚はない。
憎しみや悲しみ、あるいは父のような人間の伴侶の座に就けた女としての羨望は、結局のところ母の不在から生じていた。
いわば後付けの感覚だった。
母の失踪から市子が直接受けたのは、だから具体性に欠ける感覚だった。
それは何かが、ある、ではなく、ない、ことに根差すものだった。
だから何かに喩えようもなく……とそこまで考え、市子はふっと我に返って額に浮いた汗を拭う。
ついで今の今まで頭の中に浮かんでいたイメージを再現しようとするが、判然としない。
が、記憶の連鎖は明らかだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 08:48:45
29256文字
会話率:40%
キリストは生きていた。しかも、意外な形で……。
下請け映像プロダクション勤務の宮原紡(みやはら・つむぐ)はインドとタイの若年娼婦及び男娼を取材中、奇妙な妙な噂を耳にする。どんな受給者(レシピエント)とでも拒絶反応を起こさない万能臓器の闇
市場があるというのだ。もちろん臓器の移植には生体拒絶反応が伴うので俄かにそれは信じられない。宮原と付かず離れずの関係にある恋人坂下理紗子(さかした・りさこ)は「その用途だったら生体クローンよりもiPS細胞の方が望ましいでしょう」と結論付ける。
その後、謎の万能臓器について意外なところから情報がもたらされる。N新聞社勤務の情報通三枝木晴正が「世界でも有数のハイテク企業CEOが膵臓癌から立ち直ったのは万能臓器のお陰だ」と告げたのだ。また同様の移植を受けたと思われる金持ち達が移植後必須となるはずの免疫抑制剤を服用している様子がないとも言う。
その三枝木が突如姿を晦ませる。宮原がフィリピンへ臓器売買の取材に行く前日に……。伝手を頼り、宮原は取材中にマニラ速報社の記者アブドゥにアポイントメントを取り付ける。アブドゥは失踪した三枝木が取材メモに名を残した人物の一人。そのアブドゥが万能細胞は奇跡だと宮原に告げる。更にその奇跡は宗教上の奇跡ではなく奇跡を起こした本人そのものに由来するとも言う。万能細胞の符丁は『ダビデのパン』で、それは現在まで生きながらえたイエス・キリストそのものだ、というのだ。しかも、その売買を取り仕切っているのがユダヤ人の結社であると……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-20 16:00:00
35653文字
会話率:60%
【梗概】
下請け映像プロダクション勤務の宮原紡(みやはら・つむぐ)はインドとタイの若年娼婦及び男娼を取材中、奇妙な妙な噂を耳にする。どんな受給者(レシピエント)とでも拒絶反応を起こさない万能臓器の闇市場があるというのだ。もちろん臓器の移植
には生体拒絶反応が伴うので俄かにそれは信じられない。宮原と付かず離れずの恋人坂下理紗子(さかした・りさこ)は「その用途だったら生体クローンよりもiPS細胞の方が望ましいでしょ」と宮原との会話の末に結論付ける。
謎の万能臓器について意外なところから情報がもたらされる。N新聞社勤務の情報通三枝木晴正が「世界でも有数のハイテク企業CEOが膵臓癌から立ち直ったのは万能臓器のお陰だ」と告げたのだ。また同様の移植を受けたと思われる金持ちたちが移植後必須となるはずの免疫抑制剤を服用している様子がないとも言う。
その三枝木が突如姿を晦ませる。宮原がフィリピンへ臓器売買の取材に行く前日のことだ。伝手を頼って取材中に宮原はマニラ速報社の記者アブドゥにアポイントメントを取り付ける。アブドゥは失踪した三枝木が取材メモ中に残した人物の一人だ。そのアブドゥが万能細胞は奇跡だと宮原に告げる。更にその奇跡は宗教上の奇跡ではなく奇跡を起こした本人そのものに由来するとも言う。万能細胞の符丁は『ダビデのパン』で、それは現在まで生きながらえたイエス・キリストそのものだ、というのだ。そして、その売買を取り仕切っているのが……。
※ Facebookサイト『小説家気分でみんなに読んでもらおう。』 (https://www.facebook.com/groups/novel.raed/?fref=ts)で先行掲載。
復活した第一回ハヤカワSFコンテストで「奇妙な延命」として一次通過したSF。翌年、編集の指摘を入れリライトするが一次落ちする。当時はSTAP細胞疑惑がまだ疑惑でしかなく、仮に世に出れば話題性があったと思う(2013年03月が第一回の締め切り、2014年01月がSTAP細胞の論文2本(ネイチャー/01月30日付)、03月末が第二回の締切)。だが現時点では使い道がなく、眠らすにも飽いたので、この場もお借りすることにした。咀嚼いただければ有難い。百枚強の短編。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-13 06:17:03
35678文字
会話率:60%
俺は南雲圭。24歳。
幼い頃からずっと、父親の暴力を受けてきた。
そして母親の泰子が失踪した。
1年前、その親父が死んで、俺は自由と金を手に入れた。
泰子は再婚して、遠く離れた町にいた。
俺を捨てて自分だけ幸せになるのは許せない。償い
をさせるべきだ。
俺はブサイクでデブで、友達も彼女もいない。女が欲しい。
泰子の新しい旦那には連れ子がいた。女子高生らしい。丁度いい。俺はその娘を頂くことにした。
調教して、徹底的に堕として、肉奴隷に育て上げよう。
しかし娘の麻莉奈は高校生ではなく、11歳の小学生だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 10:21:51
150380文字
会話率:47%
クールな秀才ヒーロー×幼馴染のBLです。
【簡単なあらすじ】
正義の味方『5レンジャー』のブルーは子供の頃レッドに憧れ、レンジャーになった。
レンジャーになれば大事な幼馴染の海琴を自分の力で守れる。
そう思っていたブルーだが…。
リーダ
ーであるレッドの急な引退、そして海琴の失踪。
ブルーは決断を余儀なくされる。
「…彼に何をした。ドクター」
「発情を促すように薬を調合したんだよ。時間が経つごとに効きやすくなるんだ。――発情の解除方法は性交。海琴くんは我慢強いみたいだけど、こんな敏感な身体でいつまで耐えられるかな?あんまり焦らすと発狂して戻れなくなっちゃうかもよ」
レンジャーの資格の1つは『純潔な青年(童貞)』であること。
守りたい人と、守るための力。
ブルーが最後に下す決断は――。
「みーちゃん、ずっと好きだった。ずうっとこうしたかった。親友なんかじゃ足りない。幼なじみでも兄弟でも足りない。愛してる、海琴」
【注意事項】
※『5レンジャー』シリーズの2作目ですが、前作を読まなくても読めます。幼馴染同士が両片想いの末に結ばれるストーリーが好きな方はお気軽にお読みください。各話のタイトルは英字ですが内容はおしゃれではないです。100%作者の趣味です。
※前作の修くんとイヴたんも登場するので、二人が好きな人も読んでくれたら嬉しいです。
「両片想い」「幼馴染」「発情誘い受け」が性癖の人に幸あれ…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 20:00:00
19200文字
会話率:40%
目が覚めたらゴブリンになっていた主人公が人間としての知能とゴブリンとしての本能に従い、人間を殺し、犯し、辱しめる。
あらゆる美女を自分に媚びるメスへと変えながら、王として国を興す物語。
残酷な描写や人間の尊厳を踏みにじるような描写を行う予
定です。苦手な方はご注意下さい。※小スカを含みます。
官能初挑戦です。
評価やコメント頂けると失踪しないで続けられると思います。
投稿は不定期とさせて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 15:27:22
152016文字
会話率:23%
【攻め】執着系イケメン国王(34)
【受け】昆虫大好き高校生(16)→青年
高一の夏休み、趣味の昆虫採集中に異世界へ飛ばされた主人公(幸人)は、国王・レグルスによって捕らえられた。
人違いを訴えるも、16年前に失踪したという大陸最強魔術
師【ペコラ】を自分に重ねて溺愛ムードを漂わせる王と、何か言いたげに睨んでくる騎士団長。頼みの綱であるペコラの帰りを待つ幸人の、訳アリ異世界ライフが始まったが……。
◆ペコラの過去話で、前王(レグルスの父)に性行為を迫られるので苦手な方はご注意を(未遂)。
◆Midjourneyで制作したイメージ画像を各話ごと載せる予定です。
◆ハッピーエンド
◆不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 17:50:55
10651文字
会話率:52%