リアル神様の話です。
タケルとミユは同い年の29歳の夫婦です。
平凡な夫婦です。
夫は一部上場企業ながらも普通のメーカーの平社員です。
そして、妻は夫の元同僚のOLで、タケルと結婚して専業主婦になりました。
そんな月並
みな、子供のいない夫婦のもとにリアル神様が訪れてしまいます。
神様は善良、神様は常識人、神様は正しい ・・・ いえいえ、それは人間が勝手にでっち上げたイメージです。
実のところ、神様は悪戯好きで冗談好きでヤンチャなのです。
そんな神様が正月の元日に夫婦の家を訪れます。
この神様ときたら、ミユのノーブラを指摘するし、エッチの回数をカウントするし、お節料理に唾をつけて「神様のものだ」と主張するし。何せ、やりたい放題です。
そんな神様に困らされた夫婦の正月休みから物語は始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-27 03:00:00
24913文字
会話率:76%
彼氏はいるにはいる。けども濡れない感じない声も出ない。だけれど彼女は信じている。
『すっごく、気持ちいいの! 意識が飛びそうになって、ひゃーって落っこちていくような、まるでジェットコースターよ!』――。
十五歳そこそこの『エイプリル
』の語ったエクスタシーがいつかは自分に訪れるのではないかと。
だがあの晩は酷かった。ワインを飲まされ、布団にもぶっかけられ、酒の弱い彼女にはたまったものではなかった。翌朝のコンディションは最悪。いつもより一時間以上早い電車に乗り、どうにかして車内で吐き気をこらえつつやり過ごしたつもりが。
あろうことか目的地外の駅でひとの流れに飲み込まれ、ホームにて派手にすっ転ぶ。――やれやれ千代田線に駆け込むひとびとに非はない。不意にこみあげる涙をこらえつつ、どうにかして立ち上がろうとすれば――
――「大丈夫?」
腹の底に響く男の甘ったるい低音ヴォイス。差し伸べられる白い手のひら。見ればそこには――
超絶的美形男子。別名・色魔獣(エロティカルモンスター)がそこには居た。
■女性・男性に対する乱暴、暴力、犯罪行為を含みます。
性に傷を持つ女性の方は特にご注意ください。マーク付きのページでご判断ください。
■性描写を含む話には『★』マークを、残酷・乱暴・暴力描写には『※』マークをつけています。
■改訂前の【第一形態】とほぼ展開が同じですが、特に冒頭は大幅に加筆修正をしており、向こうには無い後日譚もあります。
■約束の期日:5年→3年後に修正しました。2018.05.04完了。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 06:00:00
279402文字
会話率:26%
私、籾山結梅(もみやま ゆうめ)は二十歳の誕生日を祝して、小学校からの友人である沢渡渓(さわたり けい)と一緒にワインを開ける。先に酔いつぶれてしまった渓ちゃんに、私はただならぬ欲情をおぼえて……。
最終更新:2017-05-23 07:46:45
14955文字
会話率:38%
今日も、あの日のことを恨みながら生きていく。仕方がなく、家族のもののためにワインと生花を食卓に並べる。
今宵も始める、頭のおかしい奴らの晩餐会。
私は、そんな奴らの家族一員だったと思い出す。
最終更新:2016-07-30 00:00:00
3283文字
会話率:13%
寝台列車「フェアリームーン」に乗り、プレゼントのワインを欲張ると素敵なものをプレゼントされる
最終更新:2016-06-17 09:51:29
92324文字
会話率:43%
色恋沙汰に疎い男が恋をした。
相手は毎日のように立ち寄るパン屋で働く娘。
男は告白しようと決心したが……?
ハルさま主催の『寒の夜、あったか酒企画2016』に参加させていただきます。
最終更新:2016-01-23 17:00:00
12150文字
会話率:44%
黒猫がラベルに描かれているのが特徴のツェラー・シュヴァルツェ・カッツ。
カッツワインとも呼ばれるドイツの白ワイン。
少し目つきが悪くて、どこか憎めない顔の黒猫が描かれているワインが、最近一番気に入っている。
今夜も楽しもうとその栓を抜いた途
端、思いがけない電話がかかってきた。
ハル様主催の『寒の夜、あったか酒企画2015』に参加させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-23 23:52:48
5929文字
会話率:37%
両親からの厄介な頼みごとを断りきれず、指定した場所に向かった和香を待っていたのは、とても42歳だとは思えないほどかっこいい大人の男の人だった。
彼の家に足を踏み入れて、訳のわからないまま高価なワインをご馳走になってしまう。
頼まれていたハ
ニートラップは失敗したというのに、酒に酔ったのか、それとも彼の雰囲気に酔わされたのかはわからないまま、和香は大人の色香で触れてくるその男性の熱に、浮かされるように一夜を共にした。
※ 【寒の夜、あったか酒企画2016】参加作品です ※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 00:00:00
9270文字
会話率:39%
駅のホームで酔っ払いに突撃され階段を滑り落ち骨折した不幸なOL相原 ゆえ(25) 会社を定時で上がり受付時間ぎりぎり滑り込みでリハビリを受けにいく毎日だったが、リハビリ士の中に見覚えのある顔が….いやいや、うそでしょう。なんでアイツが………
?
*医学療法・医療関係について全くの素人なので間違った知識等でてくるかもしれませんが温かく見守ってくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 00:07:22
1710文字
会話率:50%
36歳独身の優子は焦っていた、いやもう諦めていた、自分はもう結婚はむりだろう、でもある日行きつけの美容室の人から子供だけでも産んだら?
言われ・・・
最終更新:2016-01-20 18:47:07
25231文字
会話率:23%
※別作の「プライマル・プラムワイン」のオマケ。
最終更新:2015-10-22 16:52:55
6942文字
会話率:25%
『Life is』の一年前。『青い夏』の後。
お母さんと和臣君の東北一泊旅行。
最終更新:2015-07-13 21:00:00
35002文字
会話率:42%
あらすじ
十八歳を迎えた、紅い瞳を持つ少女。浅黒い長髪を纏め、金色のロザリオとマゼンタのイヤリングが輝く、凛とした顔立ち。彼女は、両親が営むロゼ・ワイン工場の手伝いをする一人娘であり、礼儀正しく謙虚な人物である。然しその反面、心を深く閉ざ
した彼女は、独りになる時、酷く自虐的であり、素直な我が儘をも我慢している闇を持っているが、それを吐き出せる相手もいなかった。そんな折に、とある明るい町並みの人工的なネオンの暗闇に位置する路地裏で、彼女は不可思議な店を見つける。そこで、少女は様々な香りを商売とする一人の男性店主と出逢う。少女が見たのは、表向きに香りものを商いとする穏やかな一面と、「夢を売る」という裏の商売の妖艶な彼にの表情や丁寧な声色に惹かれて、
ささいな我が儘さえ言えなかった彼女は、店主の彼に「夢を買う」事を切望する。彼が彼女を受け入れ、希望にも引受けた理由とは?そして、夢を買い続けていく一人の少女の末路とは………?
必然か偶然か。ひとりの少女とひとりの男性の歯車はじりじりと闇の線路の中で、しっかりと動き始めたてしまっていたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-03 23:00:00
18095文字
会話率:35%
北緯六十度の凍った湖の上で、私は未来を探していた。
寒の夜、あったか酒企画2015用に書いたものです。
最終更新:2015-01-23 00:00:00
9044文字
会話率:22%
クリスマスに残業になってしまったリーマンの最高のご馳走とは?
最終更新:2014-12-25 21:05:54
7997文字
会話率:49%
「日頃の嫌なこと全部発散させるサークルなの、私たちの会。行っている間、全てのことを忘れられるわ」
「サークルは全員、同じ大学の同窓生仲間かあなたみたいな系列短大の子なの」
梨華の話は私の想像を超えたものだった。SM?それはネットでDVDやネ
ット小説で読んだことはある。信頼できる親友間でのSM的女子会。3日の間、貸別荘を借り切って女たちばかりで生贄を選び、日頃の鬱憤を晴らすためにその生贄を虐め抜く。私は心臓が高鳴りながら、梨華の話に引き込まれた。今までの自分の知らない禁断の世界?
「思いっきり他の女を虐めるとすっきりするわ。」
「他の女って?」
「だからサークルの中の子。毎回、皆の欲望や満足のために犠を選んで虐めて楽しむの」
「親友を…虐めるの?」
「そう、他に誰が?」
梨華は微笑む。
「それに虐めた友達とも以前にもまして親しくなれるのよ、より好きになるかも」
梨華の話に引き込まれたのです。
…
洒落たワインバーで、私は平然と話す梨華の顔に引き込まれていました。こんな素敵な梨華にだったら…それもありかなって。
「そうね、奈南にも是非私たちのサークルで大人の遊びを楽しんで欲しいの。この私を、裸にひん剥いて、床に侍らして、けり飛ばす?ヒールで踏みつけたいと思わない?スッキリするわ、きっと」
「そんな」
私はその悪魔の女子会に参加を約束していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-19 17:03:20
25346文字
会話率:33%
森埜宮子は老舗百貨店系列の支店の花咲デパートの企画運営室の係長。もともとは本店の企画運営室にいたが、ある上司の鶴の一声で、支店に出向となった。
支店の上司や仲間にも恵まれ仕事は順調だが、時々本店の部長代理から嫌味な電話を受けるのがちょっとし
た難点になっている。
そんなある日、宮子は後輩の寿美に誘われたバーで、二年前から敬遠していた相手と再会する。
※※※この作品の著作権は高尾美也子にあります。無断転載は許可しておりません※※※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-17 20:08:13
125314文字
会話率:57%
フランスのボルドー市メドック地区。
首都パリから南西300km、北緯49℃の場所に彼のワイナリーは位置する。
決して安っぽくはない重厚な紫赤色を持つ果実。海風にそよぐ水はけの良い土。
18世紀末から世代を引き継いできた畑を彼、アニョルト・セ
ッズは宝物のように大切に思っている。
収穫量を低く制限し、有機栽培で作られた果実から作られる風味豊かなオーガニックワインは、彼自身は知らないが超一流とされ世界的に高く評価されている。
今年も、無事に収穫までこぎつけることができた。
※ワイン農家×ブドウの精霊のラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-06 02:41:55
7781文字
会話率:21%
綾夏は都内の中堅広告代理店に勤めるOL。容姿端麗だが、同性の友人が少なく職場では浮いた存在となっている。ふとしたっきかけでヌードモデルという存在を知り、綾夏はちやほやされるそれにどっぷりとはまっていく。しかし、彼女の背後には知らぬ間に魔の
手が迫っていた。クリスマス前、彼女を救ったのは意外にも―― 綾夏と、彼女をヌードモデルとして指名するKINOSHITA、綾夏の同僚の小山の三人を中心に、クリスマスに向けて物語が進んでいきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-27 19:27:26
37181文字
会話率:37%
楽しく素敵なワイン居酒屋、Barを目指し懸命に働くフリーターの明美。
先輩に社長におまけに社長の父、パパまで!?
身内だけでもてんやわんやなのにお客さんもって。
私休日は寝たいんです!楽しく働くために!
働くことによって明美の成長と大人な
恋愛も混ぜていけたらと思ってます!
お手柔らかによろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-18 04:31:57
5791文字
会話率:47%
窓の外で粉雪が舞う放課後の教室で同級生の男友達は言った。「三人で付き合おう」と――。
それから十年後のお話。
ハルさん主催の「寒の夜、あったか酒企画」に参加させていただきました。
※3P、アナルセックスが苦手な方は退避してください~。
最終更新:2014-02-01 00:19:58
8518文字
会話率:42%