『いまだ帝国に服従していない異民族の発見』というあいまいな任務を与えられ中央から追い払われたアレックス・ハーバノフ中尉。わずかな手がかりからある南国の島にひとり上陸する。そこには小鳥のさえずりのようにリルリルと聞こえる言葉を話す未知の住民と
、ひとりの帝国人がいた。「わたくしは レヴォーナけちょうし ジュリオ ろくさいです。おめにかかれてこうえいです」それが青年が思い出した唯一の帝国語だった。アレックスは島の生活に慣れ、子どものように無垢なジュリオと島の住民たちを大切に思うようになる。
アレックス×ジュリオ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 23:58:45
85602文字
会話率:26%
3/28その後完結。ダンは憧れの新大陸に向かう調査団に参加できることになった。喜んでいると、参加者のひとりユールを迎えに行くように命じられる。なんとかユールを連れて調査団に追いつくことができたが、ユールはトラブルに巻き込まれやすくダンの苦労
は続く。それでも新大陸での冒険に心躍らせるダンだった。 *ダン・グレアム(16歳)栗色の髪に緑の瞳 恋愛より冒険 一度だけユールと関係をもつ *ユール・メイヤー(24歳)黒髪黒い瞳。水脈がわかる *デリック・コールマン(25歳)グレイの髪に青い瞳。幼馴染のユールが好きなのに言葉たらずでセフレに *シェルバド・デウセン三世(36歳)砂色の髪に琥珀色の瞳。偉丈夫。ユールが一目惚れする。 デリック×ユール シェルバド×ユール ダン×ユール折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 19:55:32
145323文字
会話率:21%
12/7完結。ライリーは人里離れた森のなかで仔犬を拾う。ともに暮らしているとある日仔犬だったはずのスノウはなぜか幼い子どもの姿になった。大山脈の向こうには魔法を使う国があるらしいが情報は秘匿されている。ひとりで生きてくつもりだったライリーだ
ったが、スノウのために、かつての同級生シリウスに連絡を取る。シリウスは学生時代のかなわない恋の相手だった。シリウス×ライリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 12:18:24
76347文字
会話率:22%
『セックスをしないと出られない部屋』の、亜種。
たまたま掃除当番で教室に残っていた、オレと、数人の女子。
突然の地震で机の下に隠れると、そのまま意識を失い。
意識を取り戻してみれば、変貌した、教室。
なぜか、机と椅子の代わりに、並べら
れた、ベッド。
黒板に記された『膣内射精1000回で下校できます』の文字。
女子たちは『誰が犠牲になるか』の議論を始めるも、意外な事に一番ふさわしくないと思われるひとりの女子が『わたしが全部引き受ける』って。
さあ。
膣内射精(なかだし)1000回、できるかな?
※近親モノではありません。ヒロインはクラスメイトと先生です。
※サブタイ☆マーク付きが、エロシーンあり。
※更新頻度は、週1~2回を予定していましたが、意外と好評なので、連投中。いずれペースダウンすると思います。
※プロット無しのいきあたりばったりで書いているため、作者本人にも物語がどう進むか、転ぶか、見えてなかったりします。コケたらごめんなさい。
※一話あたり、だいたい2000~3000文字程度を目安に書いてます。
※いつもの通り、読点・改行多めで段落極小で目に優しいレイアウトでスマホ読み推奨。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 23:50:00
164023文字
会話率:27%
小さな町の「がらくた屋」。
放課後、少女はいつものようにカウンター奥のソファに座り、店主のおじさんの背中を眺めている。
家に帰っても誰もいない。学校でも素顔を見せられない。
本当の自分の居場所は、この静かな店と、おじさんのそばだけ――
「
帰れ」とぶっきらぼうに言うおじさん。
それでも少女は、曖昧な笑顔でその言葉を聞き流す。
コーヒーの湯気が消えるまで、もう少しだけここにいたい。
おじさんの背中の温もり、がらくた屋の優しい静けさ。
何も言葉にできないまま、ただ離れがたい想いだけが胸にあふれていく。
「おじさんがいなくなったら、私は本当にひとりぼっちになってしまう」
そんな不安を抱えながら、
少女は今日も、そっとおじさんのそばに寄り添う――
たったひとつの“居場所”をめぐる、ふたりの静かな放課後。
これは、「私」と「おじさん」と「コーヒー」だけの、ささやかで愛おしい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 23:00:00
10503文字
会話率:15%
家の重みが、人生のすべてを左右する時代があった。生まれ落ちた家の名のもとに、誇りと屈辱、栄光と犠牲が幾重にも交錯し、ひとりの少女の運命を静かに塗り替えてゆく。
この物語は、橿原家の長女・綾子が、自らの身を差し出すことで家を救おうとした、あ
る一夜の記録である。
彼女の内に芽生える羞恥と屈辱、そして消えぬ誇り――
だれにも告げられない、だれにも見せられない、心の葛藤と覚悟の瞬間を、ここに綴る。
どうか、彼女が選んだ静かな献身と、その夜の熱を、最後まで見届けてほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:00:00
49411文字
会話率:19%
香牢【https://novel18.syosetu.com/n7672ko/】の後日譚。
香に縛られ悦びを乞う器となった沙耶。
再び現れるのは、彼女を“死体”と呼んだ男・神崎。
桐嶋は静かに、すべてを“記録”する観察者として、
ふたり
の男とひとりの器の関係を、実験として仕組んでいく。
支配と快楽が絡み合う、香の螺旋が回り出す。
支配、執着、混濁――
悦ばされているのは誰か。
悦んでいるのは誰か。
三重に絡み合う香の螺旋の果てに、辿り着くのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:04:20
3426文字
会話率:16%
レイライン所属・チーフマネージャー佐藤誠一郎は、冷静沈着で礼儀正しい――まさに"影"のプロフェッショナルだった。
俳優・大河成也の担当として現場を淡々とこなし、私情を一切表に出さない姿勢は社内でも一目置かれている。
一
方、カンパネ所属の俳優・中川優二は、
舞台出身のベテランながら、飾らない人柄と
表現力で“カメレオン俳優”と評される男。
立場も事務所も違う――
だがある深夜ドラマの現場で、ふたりは出会ってしまう。
軽く、愛想がよく、誰にでもフレンドリーな中川と、他社の俳優には一線を引き続ける佐藤。
相容れないはずのふたりは、偶然が重なるたびに距離を縮め、やがて“踏み込んではいけない境界線”に、そっと指をかけてしまう。
秘密の関係。
業界の倫理。
マネージャーとしての責任。
大河への忠誠。
すべてを天秤にかけても、
なお手放せない"ただひとり"がいる。
「あなたのそばにいたい」と願った夜。
「二度と会えない」と泣いた夜。
すれ違い、傷つき、それでも――
季節が巡るたびに、想いは深くなる。
これは、とあるチーフマネージャーと、俳優の、誰にも言えない恋の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:00:00
14141文字
会話率:24%
美尻と芯の強さを兼ね備えた30代の女性ルポライター・森田芳枝。流行らない温泉地を取材し、その魅力を“身体ごと”発信する異色の取材スタイルで話題を集めている。だが、彼女の真の目的は記事ではない──その土地に根を張る“心の闇”を、快楽と対話を通
じて癒すこと。
毎話訪れるのは、過疎や経営不振に悩む温泉宿。そして、そこにいるのは女将や従業員、跡継ぎたち、それぞれが抱える深い悩み。引きこもりの青年、性的トラウマを持つ若女将、不倫に迷う仲居たち──芳枝は自らの肉体と心をさらけ出しながら、静かに寄り添い、解きほぐしていく。
取材の合間に披露される全裸入浴、ストリップショー、密室での濃密な交わり。そして、旅立ちの朝にそっと手渡されるUSBメモリー……それは単なる記録ではなく、“癒し”の証そのもの。
裸になれば、見えるものがある。身体で触れれば、伝わるものがある。
これは、ひとりの女が、温泉と欲望の湯けむりをめぐりながら、「書いて、脱いで、癒す」姿を綴る官能と救済のルポルタージュである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 19:50:00
397140文字
会話率:29%
人生に疲れ、すべてを投げ出しかけていた青年・中沢蒼太。彼が辿り着いたのは、福島の山奥にひっそりと佇む温泉宿「葵湯」。宿を切り盛りするのは、若くして旅館を継いだ若女将・大方正恵。上品な着物姿の奥に秘めた色香と、心を見透かすようなまなざし――彼
女の“奉仕”は、ただの快楽ではなく、魂に触れる癒やしだった。夜ごと交わされる言葉と指先。正恵の“秘密の花園”で、蒼太は少しずつ心を取り戻していく。
欲望と孤独が交差する夜、若女将がひとりの男を救う、淫靡で優しい再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 20:00:00
76455文字
会話率:21%
生まれたときからふたなりの坂戸渚は、その性障害に悩んでいた。
誰にも打ち明けることも出来ず、家族からも見放された彼女がたどり着いたのは山奥の学園――。
そこは家庭に問題があって避難してきている人々の集落だった。
そうした学校で小柄で明るい
神野純奈と出会う。
積極的なスキンシップを繰り返す純奈に、あろうことか渚は性的な欲求を押さえられなくなってしまい、保健室で彼女を押し倒す。
ふたなりという性障害が引き起こす短絡的で衝動的な行動――。
しかし、純奈は渚の想定を裏切って異質な肉の塊を受け入れてくれる。
初めて他人に自分の悩みを打ち明けることができた渚は、純奈に引かれているが……。
ひとりの女の子のふたなりをめぐって、学年中が浮足立つ。
秘密と禁断の交わりは、とめどなく広がっていく……!
隔離された山間の学園で密かに進むふたなり物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 19:30:00
114563文字
会話率:24%
関東某県の山間にある町集落……。
ユリアンナ学園は資産家が建設した、高度教育を目的とした非公然教育機関。
億万長者の資産家の子女でなくては入学ができない、閉鎖的な学園には【資産家の子女】と【使用人の女の子たち】が同じクラスで勉強をしている。
経済的に困窮し、教育の機会を得られない少女たちはそれぞれの理由から資産家の【使用人】として山間の町村落へやってくる。
ユリアンナ学園を中心として成立する閉鎖的な村落……。
唯奈は資産家の娘としてユリアンナ学園に通うひとり。
彼女には重い性障害(ふたなり)があった。
醜い男性器と年々強くなる性欲に悩まされながら、学生生活を送っていた。
引っ込み思案な性格と【資産家の息女】【使用人】の隔たりもあって、毎日は陰惨としていた。
そんな日々のなかで使用人の莉子が現れる。
彼女の一家も経済的に困窮し、唯奈の家に【使用人】としてやってきた。
背が高く、成績もよく、明るくて、スポーツも万能な莉子。
そんな彼女に、あろうことか唯奈は自涜を見られてしまった……!!
おろおろとしてしまう唯奈の前に莉子は優しく手を差し伸べてくれる。
初めて感じる他人との温かい接触に、唯奈は当惑しながら【誰かに恋をすること】を知っていく……。
閉鎖的な山間の、ちょっと変わったお屋敷で起こる
息女とメイドのふたなり物語――!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 18:00:00
128813文字
会話率:27%
暗黒大陸にただひとり取り残された少女、リシア。
霧に包まれた大地、見知らぬ世界のざわめき、蠢く命の気配。
かつて仲間たちと夢を抱き、未知の大地を目指した冒険団の一員だった彼女は、船の難破と共に、すべてを失い、孤独の中で目を覚ました。
その
絶望の中で、リシアの体に触れる物がいた。
柔らかく、しっとりと、熱を帯びた何かが。
様々なモンスターと交わり、その生命をその身に宿していく。
はじめは戸惑いと恐怖。
けれど、その奥深く、抗いがたい疼きが生まれ、理性の奥をじわじわと溶かしていった。
息が詰まり、震える体を抱きしめるたび、彼女の奥で芽吹く新たな命が、微かに脈打つように感じられた。
「こんなはずじゃ……ないのに……」
声は弱く、けれど吐息の奥には、わずかな甘さが混じっていた。
触れるたび、絡まるたび、息が震え、指先が熱を帯び、心臓が早鐘を打つ。
それは理性を超えた、体の奥底から湧き上がる原始的な快楽で、リシアはその中で小さく息を震わせ、時折涙を流しながらも、次第にその感覚を受け入れ始めていった。
──これは生きるため。
そして、生きる以上の何かのために。
胸の奥で芽生えた命の鼓動が、彼女のすべてを包み込み、ゆっくりと「女王」としての運命へと導いていく。
湿った大地の上で、目を閉じ、鼓動と熱に身を委ねる彼女の周囲に、蠢く気配が優しく絡みついていた。
※この作品には人外との交わりと、妊娠・出産の描写があります。苦手な人は閲覧を控えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 19:10:00
16093文字
会話率:15%
かつて、勇者達と共に魔王を討伐した若き魔法使い・エリク。
しかしその代償として受けた呪いは、彼の魔力を蝕み、冒険者としての人生に終止符を打たせようとしていた。
静かな生活を求め、辺境の村の護衛任務を引き受けた彼は、
その道中、森で魔物に襲わ
れている“ひとりの少女”と出会う。
金髪の村娘。
優しく、純粋で、まっすぐに人を信じる彼女は、
エリクの穏やかな旅路の始まりになるはずだった。
だが、森に潜む魔人との出会いが、すべてを狂わせていく。
快楽と支配。
抗えぬ欲望に呑まれ、少女はゆっくりと堕ちていく。
それでもエリクは諦めない——
やがて行く先々で、彼のかつての仲間や家族が同じように“奪われていく”とも知らずに。
これは、救えぬ者たちを背負いながら歩む、
ひとりの魔法使いの旅路である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:00:00
55000文字
会話率:37%
迫田直純(14歳)は自分の母親が誘拐という重大な犯罪を犯し警察に捕まえられていくのを目の当たりにする。
そのことで日本での仕事が難しくなった父は中東で単身赴任という道を選んだ。
ひとりで日本に取り残されることになった僕は、その場に居合わせた
磯山という弁護士さんの家にしばらくお世話になることになった。
そこでの生活は僕が今まで過ごしてきた毎日とは全く別物で、最初は戸惑いつつも次第にこれが幸せなのかと感じるようになった。
そんな時、磯山先生の甥っ子さんが一緒に暮らすようになって……。
母親に洗脳され抑圧的な生活をしてきた直純と、直純に好意を持つ高校生の昇との可愛らしい恋のお話です。
こちらは『歩けなくなったお荷物な僕がセレブなイケメン社長に甘々なお世話されています』の中の脇カップルだったのですが、最近ものすごくこの2人の出番が増えてきて主人公カップルの話が進まないので、直純が磯山先生宅にお世話になるところから話を独立させることにしました。
とりあえずあちらの話を移動させて少しずつ繋がりを綺麗にしようと思っています。
年齢の都合もありR18までは少しかかりますが、その場面には※つけます。
こちらはアルファポリスさまでも同時公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 13:00:00
1018161文字
会話率:40%
<最終章完結しました!ただいま番外編を随時更新中です!>
これにて本編完結となります。
今まで読んで頂きありがとうございます!
これからは番外編を随時更新していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします♫
《あらすじ》
中学を
卒業した日、花村 柊は母親に捨てられた。
生きるために一生懸命働いていたが、ある時事件が起きて仕事をクビになってしまう。
疲れ果てた柊が公園のベンチでうたた寝をしているうちに知らない世界へ迷い込んでしまった。
そこで出会ったのはイケメンの公爵さま。
事情を話すと彼の秘書として雇ってもらうことに…。
しかし、公爵さまには別の思惑があって…。
紆余曲折を経て恋人になった柊と公爵フレッドはあるものを探しに王都へ。
ところが王城でとんでもないことに巻き込まれて……。
R18には※付けます。
第一章 出逢い〜両想い編 完結
第二章 恋人編 完結
第三章 王都への旅〜王城編完結
第四章 王城 過去編 完結
第五章 王城〜帰郷編 完結
最終章 領地での生活編 完結
皆様のおかげでランキング上位に入ることができました!
読んでいただきありがとうございます!
こちらの作品はアルファポリスさまでも掲載を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 09:00:00
1746246文字
会話率:31%
こちらはただいま連載中の
『ひとりぼっちになった僕は新しい家族に愛と幸せを教えてもらいました』のIFルートのお話です。もし、もっと早いうちに磯山家に引き取られていたらどうなっていただろう……そんなお話になっています。
<あらすじ>
貴船コ
ンツェルンの顧問弁護士をしている磯山卓はある日、社内で子会社の社員・迫田保と出会う。彼の最愛の息子・直純が、妻であり直純の母親である美代に虐待され病院に運ばれたと知り、弁護士として一緒に病院に向かったが父・保はショックのあまり記憶喪失になってしまう。保の代わりに直純と過ごすうちに直純への並々ならぬ想いが込み上げてきた卓は自分が里親になることを申し出て……。
『IFの世界 〜桜守学園の可愛い仲間たち』で連載していましたが、長くなりそうなのでこちらだけIFルートとして独立させることにしました。
IFの世界とは繋がっているので、お互いに登場することがあります。
R18は当分出てきませんが、将来的にあるかもしれないということでR18にしています。
こちらはアルファポリスさまでも同時公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:30:00
188136文字
会話率:43%
「あなたが殺したんじゃない。“そう信じた”のよ——最初に。」
記憶、証拠、観測、感情、嘘。そして、真実。
ひとりの女性の死をめぐって、男と女は“過去”を語り合う。
だが、それは裁判ではなく、“物語の編集会議”だった。
観測者の視線は、いつ
のまにか演者のそれへと変質し、
記憶を信じる者は、他者の記憶に“殺されて”いく。
——観測とは、罪である。
“見ること”がすべてを裁くと信じていた彼女に、
“見られる側の地獄”が始まる。
【死配人シリーズ:護信の狂 - 錯視された真実】
——これは、“事実”が殺されていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 12:22:23
3174文字
会話率:46%
◆◆◆◆
高校2年生の僕、殿村(とのむら)優(ゆう)。
特に女の子からモテたこともない、ただの童貞男子だ。
とある昼休み。
昼食後の息抜きにと、
僕と親友の航汰を含めた男子4人は、
スマホでパーティーゲームをすることになっ
た。
しかも、負けた人には
自動で罰ゲームのお題が出される、
という趣向らしい。
4人で熱戦を繰り広げる僕たち。
——しかし。
運悪く、負けてしまった僕。
スマホに罰ゲームとして表示されたのは、
僕にとって、かなりの難題。
『優さんの罰ゲーム:
同じ学年の美人に告白する』
——すでに撃沈が確定しているその課題。
僕が告白相手に選んだのは、
同じクラスの、
亜桜(あさくら)和奏(わかな)。
彼女は、黒髪清楚にして、
バスト91の、超絶美人。
——いわゆる高嶺の花だ。
カースト上位男子が何人も告白しては、
亜桜に一刀両断にされてきたらしい。
そんな高嶺の花である亜桜に対し、
僕は、よく言えば中性的な顔立ちの、
冴えない童貞男子。
無謀にも、
そんな彼女を校舎裏に呼び出して告白する。
「ごめんなさい、
あなたとは付き合えないの……」
あっけなく振られた僕。
当然の結果ではあるものの、流石に気落ちし、
落胆を胸にその場から立ち去ろうとする。
「……ちょっと待って!」
——なにを思ったか、僕を呼び止める亜桜。
彼女は、ジッと僕の顔を見つめてくる。
動揺していると、
そのまま彼女の自宅へと連れていかれてしまう。
◆◆◆◆
親が長期海外赴任中のため、
今は亜桜ひとりで住んでいるという
自宅マンション、彼女の私室。
亜桜は、僕の前にとある『服』を差し出した。
ブレザーにスカート、
小さなリボンのついたショーツや、
細かい刺繍の施されたブラジャー。
——女の子モノの、制服と下着……。
「ねぇ、それ着て女装してくれたら、
あなたと付き合ってあげてもいいわよ……?」
彼女は百合の花のような笑みを浮かべ、蠱惑げにそう言い放つのだった。
◆◆◆◆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:00:00
94809文字
会話率:30%
「野外露出のひとり遊戯」「野外露出のふたり遊戯」「野外露出のふたり遊戯 麻衣の思い出」に続く、第四弾が、ついに公開です。
女の子同士のカップルで、かつ露出好きという麻衣と美波。
麻衣は小学校の先生として働きながら、子供のころからの趣
味である「露出」に勤しんでいた。
一方、幼いころから女性にしか興味を持てない、生粋のレズビアンの美波は、2度麻衣に告白し、2度振られながらも、3度目についに結ばれ、そこから露出にも興味を持ち始めてきた。
そしてついに、美波の転勤が決まり、麻衣のいるところの隣町に来ることになった。
この距離なら同棲も出来そう。
幸せを迎える予定、だったのだが・・・。
露出と百合がメインのお話です。
初めての方は、過去作から読んで頂けたら、意外と感動なども味わって頂けるかも。
以前からのお付き合いの方は、全力でお楽しみ頂ければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:00:00
307663文字
会話率:26%
この作品は「野外露出のひとり遊戯」「野外露出のふたり遊戯」の続編になります。
「野外露出のふたり遊戯」の約1ヶ月後、美波は麻衣の元を訪れ、愛し合う。その合間に、麻衣の過去の話をおねだりする。それに応えて麻衣は過去の思い出を語り始める…
…。
「野外露出のひとり遊戯」では語られ無かったいくつかのお話が、今回登場します。麻衣の活躍がメインになりますが、同時に、麻衣と美波のラブラブな中にも固い絆が垣間見れるかもしれません。
是非、ご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 02:57:51
361569文字
会話率:17%
野外露出のひとり遊戯の続編になります。
まずは上記作品からご覧頂くことをお勧めします。
こちらは、前作の約1ヶ月後のお話です。
自分の秘密を美波に告白した麻衣は、ふたりでの露出に挑戦することになり、また、お互いにゲームを出し合い、
新たな露出に挑みます。
回想シーンでは、前作では分からなかった、ドラマの裏側や心の動きなど、新たな情報も出て来て、麻衣と美波への理解が深まることでしょう。
前作の最終話、美波は何故あの時間、あの場所に居たのか、麻衣が意識を失っていた間に、何が起きたのか。他にもいくつかの謎が解明されていきます。
ですから、今作では恋愛要素も強くなります。もちろん百合の要素になりますが。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 22:54:33
82737文字
会話率:20%
「家族として、ひとりの男の子として。ずぅっと好きだったの」
人と竜が共存し、空に浮かぶ巨大な竜の骸の上で共存するようになった世界。
アンディとティアは、その内のひとつ、ムグロフの地で、外の世界に向かう権利を得られるドラゴンレースで優勝
することを目標としながらドラゴンライダーとして日々仕事をこなしていた。
レースの前日、ティアはアンディを誘惑しようとする。
アンディはレースに勝った後に答えを出すと言い、ふたりにとっての運命の日がやってくるのだった。
長年の信頼は愛情に変わり、忘れられない夜になる――――――。
イチャラブハッピーエンド小説です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:00:00
18175文字
会話率:35%
天使を待つ孤独な少年×正体を隠した悪魔
ーー悪魔はただ、少年を幸せにするために嘘をついた。
ある夜、エクソシストに怪我を負わされた悪魔のノーチェは逃げた先で人間の屋敷に迷い込み、そこで一人の少年エリオットと出会う。
黒猫の姿をしたノー
チェをただの猫だと思っているエリオットはノーチェのことを友達と呼んで可愛がった。やがてノーチェもエリオットの孤独と優しさに触れ絆されていくけれど、結局は返事もできない猫の姿ではそばにいても意味がないことに気付いてしまう。
そんな時、ノーチェが思い出したのは、代償と引き換えに願いを叶えてくれるという魔法使いの存在だった。
ーー明け渡せるものならなんでもくれてやろう。
それであいつの笑顔が手に入るなら安いと思った。
いつからか抱いてしまった、この馬鹿げた願いが叶うなら。
ひとりぼっちの少年のそばにいてあげたかった悪魔と、幸せになりたい孤独な少年の嘘と遠回りの話。
*
珍しく別ベクトルに世界観ゴリゴリです。
天使とか悪魔とかエクソシストとかがいる世界観で人魚姫オマージュ風の切ないからのハピエン保証。これからの展開でタグ付けてます。
うっすくてあっさーい知識でそれっぽく書いてるだけなうえにオリジナルの設定も適当に入れ込んでるので、この話の中ではそういう設定なんだな〜と軽く読んで頂けるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 23:23:11
122723文字
会話率:32%
『みるくのアブナイ受験戦争 ~エロくないのにエロい雰囲気を出す女子高生~』本編ラストより。
「アトム、大好きぃ!」
「ああ、俺も好きだよ。みるく」
互いに抱きしめ合いながら、静かに始まった二人の未来。
キャンパスの入り口で並んだ影が、夕陽に
照らされて長く伸びていく。
それはまるで――
これからも続いていく、二人の物語の序章のようだった。
<<<完>>>
完と言ったな? それは嘘だ。
続きます。(ここから18禁ゾーンの特別編です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 22:00:00
4584文字
会話率:27%
幼なじみとして過ごした日々。
数年ぶりに再会したその瞬間から、彼は「騎士」としてではなく「男」として、私を見つめていた――。
記憶と感情がほどけていくなか、想いはゆっくりと確かなものへ。
優しさの奥に隠された、限界ぎりぎりの恋情が溢れ出す。
●一途×溺愛×幼なじみ
●幼なじみ騎士 × 純真令嬢
純真な令嬢がひとりの男に愛され尽くす、濃密で甘い大人の純愛ロマンス。
※この作品には**18歳以上推奨の描写(性描写/濃密なスキンシップ表現 等)**が含まれます。
該当話にはタイトルに「☆」や「★」を付けております。読む際の目安にしてください。
*物語の構成は最後まで決めてありますので、細かい調節をしながら週3回程度・21時を目安に更新していきます。お好きなタイミングで読みに来ていただけたら嬉しいです*
修正等は予告なく随時行っていきます。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:00:00
16823文字
会話率:25%
~本編のあらすじ~
かつて、どこからともなく現れた魔族たちは瞬く間に大陸の北部を制圧し、魔族たちの国家である【イシュローム帝国】を建国した。対するヒューマン種は連合軍を組織しこれに立ち向かい、休戦協定を結ぶに至る。
それから200年の時が流
れ、イシュローム帝国で異変が起こる。皇帝直下の四天王のひとり、エルダーサキュバスが裏切って他の四天王を殺害、さらには皇帝をも手にかけてクーデターを完遂したのだ。
エルダーサキュバス率いる新たな国家【リーリス魔帝国】が成立したことにより、ヒューマン種国家の連合軍と結ばれていた休戦協定を一方的に破棄し、彼女たちの侵攻が幕を開けた。
ヒューマン種の連合軍をとりまとめる大国【ドレヴァンツ王国】の南部の辺境に位置する小村に暮らす青年ハルトヴィヒと、幼馴染の少女ディアナ。それぞれ“勇者”と“賢者”の称号を有する彼らのもとにも、小村を落とすには過剰なほどの戦力を有する侵攻軍がやってきてしまう。
ヒューマン種と魔族、生き残りをかけた戦争の行方はいかに。
《番外編更新情報》
2022/11/23 EX2-01~2-05. リリネット・ジ・アフター~リリネットの娼館暮らし~
2022/12/31 EX1-01~1-03. キャラクターデータ集
2023/01/21 EX3-01~3-03. ノエル・ザ・パスト~中級淫魔たちの必殺技開発譚~
2023/03/19 EX4-01~4-05. ノエル・イン・ワンダーランド~淫魔たちの転生トラブル~
2023/06/05 EX5-01~5-15. サキュバス・娼館・フェスティバル
2025/07/01 EX6-01~6-10. アングリー・サキュバス~ブチ切れ3淫魔の怒りの鉄槌~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:00:00
460279文字
会話率:50%
ニュースなどで巷をにぎわす謎の衰弱事件。やがてそれは主人公・トシキの親友までも毒牙にかける。被害者のほとんどが意識不明で眠り続ける中、たったひとり意識を取り戻した親友と話をした夜、ついに元凶である夢魔リリスがトシキにも襲いかかってきた。いま
、ただの人間と夢魔の激しい性戦の火ぶたが切って落とされる!※※作者の文才のなさの影響で、あんまりエロくないかもしれません……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-12 00:00:00
10563文字
会話率:50%
ひとり暮らしをしている小柄な管理人・二階堂真緒のもとに、ある秋の日、190cm超えの大学新入生・藤澤律が越してくる。
「お姉さんみたいに接すればいい」
――そう思っていたのに、彼の素直で真っ直ぐな距離の詰め方が、じわじわと真緒の心を乱して
いく。
年上として、管理人として、自分はちゃんと「大人」でいなければ。
けれど、夜の静けさ、布団のぬくもり、ふいに触れたその手に、心は簡単に揺れてしまう。
五日間のすれ違い、玄関先の涙、そしてふたりきりの午後。
何気ない日常の中で、少しずつ変わっていく関係と、壊れそうな心の距離。
これは、小さな大家さんと、背の高い下宿人が織りなす、
「まだ恋じゃない、でも確かに惹かれていく」
――そんな、甘くて痛い、距離感ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:16:21
27828文字
会話率:21%
<はじめに>
⭐️本作品は「異世界転生」でも「なろう系テンプレ」でもありません。
ご注意ください。
⭐️本作品は長編となっております。
⭐️硬質な文学的ハイファンタジーであり、伏線やメタファーを読み解くことで一層お楽しみいただけます。
<
作品概要>
人と人をつなぐのは、血よりも情。真に人を救うのは、名よりも実。
壮大であるがゆえに、誰も描くことができなかった世界。
人の思いは、どこまで時代を動かせるのか。
力なき者たちによる、魂の叫びを聞け!
ハイヒストリカルファンタジーの頂点が今、開幕。
<あらすじ>
大陸、架空の王朝。遥かなる国――。
漢代風王朝を舞台に、あまたの人の情が織りなす壮大な群像劇。
剣戟と政略、陰陽と魂の縁、そして誰かを想い守るための静かで熾烈な愛――。
第四親王・犀星は、生き別れた大切な幼馴染・玲陽のもとへ馬を走らせる。
十年の時を経て、再会を果たした玲陽は、生と死の間で身も心を病んでいた。
血縁によって縛られた因果を断ち切るため、犀星と、彼を取り巻く人々が怨讐に立ち向かう。
玲陽の身に怒っていた悲劇。
犀星に忠誠をつくす近衛・涼景の静かな情熱。
心密かに犀星をしたいつつ、影を宿す少年・東雨の苦悩。
ひとりひとりの「情」が絡み合うとき、「血」の宿命を断ち切る光が射す。
最後に犀星が目にしたものとはーー
◾️この物語には、性描写・暴力・医学的な表現などが含まれます。ご注意ください。
◾️この物語はフィクションです。実際の医療行為等とは関係ありません。
◾️5の倍数の日付(5、10、15…)、21時更新です。
※原作者X:@megumiakarin折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:00:00
135891文字
会話率:41%