魔女と呼ばれる妖艶で神秘の女性セリヴァル。
彼女は神々の時代、風の精気と大地の力が激しく交わる場所に突如生まれた極めて神に近い存在だった。
幾千年の時を経て、神々の時代が終わって尚、彼女は気まぐれに人の世に現れては対価と引き換えにあらゆる
願いを叶えてくれるという…。
願うも願わぬもヒト次第。
彼女は対価の支払い以外何も強制しない。
さて。この度彼女に願うのは―
「男と不純な肉体関係をやめたい」という女性ルーナ。
果たして彼女の運命や如何に…。
※魔法要素少なめ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 23:06:46
23045文字
会話率:39%
◇オメガバースです。ビッチングは起こりません。α×β。固定CP◇
【あらすじ】この度、全Ω性が望んでやまなかった、発情期の完全抑制薬が開発された。王立学園を卒業したばかりの、βのオリヴァー・ケレットによって。彼は『βの中のα』と呼ばれるほど
、天才だった。世界を変える薬剤の発表会見会場で盛り上がる記者達の間に突如、ナグシティア王国の第一王子のレイノルドが現れ、二人の婚約まで発表されたのだった………
レイノルド(α)×オリヴァー(β)◇冒頭から付き合ってます。◇魔法要素薄いですが、魔法がやんわりある世界観です。◇タグは進行度によって追加します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 01:08:44
78671文字
会話率:20%
グレイスは婚約者であるアンドリューにひどく嫌われていた。彼にはリアナという他に好きな女性がおり、彼女以外と結婚するつもりはさらさらなかったから。しかしリアナが突然失踪し、八つ当たりされながらも健気に寄り添い続けた結果、アンドリューはグレイス
を愛するようになり、結婚まであと少し――のところで、ある日突然リアナが戻ってきた。アンドリューとの子どもを連れて。
さすがに子どもがいる男性と結婚することはできないと別れを切り出すグレイスだが、アンドリューは認めず、国王夫妻や父もそのまま結婚するよう命じてくる。困ったグレイスのもとに、国王の甥であり、隣国へ留学していたはずのレイモンド・レディングが現れ、「俺と結婚してほしい」と求婚してきた。しかし彼の向こうでの生活を調べたところ、多くの女性と遊んでいたようで……
※別名義でアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 20:00:00
143063文字
会話率:51%
様々な女性同士の“貝合わせレズエッチ”をオムニバス形式で綴って行きます(以前、別名義で書いていて途中で挫折してしまったモノの、再掲載&加筆修正版です←今度という今度はちゃんと完結させます)。
プレイ内容と致しましては先述の通り、主に女
性同士による“貝合わせレズエッチ”の滅茶苦茶濃厚なヤツ(時折ふたなり、及び有機双頭ディルドあり)で、予定しているシチュエーションは以下の通りです。
“色白女子幼稚園児&肌色女子小学生”
“色白女子小学生&黒ギャル女子高生”
“肌色邦人女子中学生&褐色アメリカン格闘美女”
“体育会系オフィスレディ&スポーツ女子高生”
“異世界魔法少女&現世退魔士幼女”
“退魔士女子中学生&年上巨乳赤色格闘美女”
他です(順番は前後する場合が御座います)。
※若干の魔法要素、異世界モノの要素も含みます。
汗塗れ汁塗れでグチョグチョになりながらもお互いを求めて貪り合う女の子同士の貝合わせレズエッチを御堪能下さいませ(なおこのお話はアルファポリス様でも掲載しています、更新はこちらの方が早いです)。
ちなみに読者の皆様方、御存知でしたか?
実は女性器って殆どの人が産まれてから暫くの間(幼女期~少女期)は“超前付き”なんだとか。
それが身体が成長して行くに従って臀部(要するにお尻)の筋肉や骨格が発達するのに合わせて徐々に後ろへと引っ張られて行き、最終的によく知られている位置、状態に落ち着くのだそうです。
その設定を取り入れてみました、なのでこの物語に出て来るヒロインとパートナーは全員が“前付き”か“超前付き”です(これらは勿論、彼女達の身体的特徴でもありますが、それに加えて皆、幼い頃から何某かの運動をしていた為に各関節が柔らかくなり、それと同時に腹部や腰部に鼠径部、そして太股等の足周りの筋肉や骨格が臀部のそれらに負けない位に発達して女性器の後退が起こらなかった、と言う訳です)。
そしてその結果として多少、無理な体勢も難なく取る事が出来る上に抱き締め合っての密着貝合わせレズセックスが可能となっている、と言う訳です。
どうぞ悪しからず御了承下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 16:32:09
374213文字
会話率:41%
〖心乱れて〗のその後の話。
主にハロルド視点の話なので〖心乱れて〗とは分けました。
不定期更新、かなりゆっくり更新になると思います。
~~~~~~~~~
*飽くまでも作者の頭の中の空想・妄想のご都合主義的な物語となっております。
なの
で、同じ名称・シチュエーションが有ったとしても現実世界とは何の関係もありません。
*R18は念の為、保険代わりです。
*残虐・残酷な表現等予告無く入る場合が有りますので御自衛下さい。(基本、予告を入れる予定ですが忘れる事があるかもしれません。)
*無断転載、無断引用、無断編集・コピー等お断りします。
*アルファポリスでも同タイトル、別のペンネームで公開されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:15:38
3370文字
会話率:6%
2023/11/12 番外編SS(その後のお話)追加しました。
三十八歳、独身、金なし、仕事なし、彼女にフラれて人生どん底。
再就職に失敗し、田舎に帰ったイチローだったが、ちょっとエッチな乙女ゲームの世界に入り込んでしまった。
イチローが
憑依したキャラは、ゲームには一切登場せず名前すらないモブおじ教師。
年齢だけでなく共通点も多い、ビリジアンとしてゲームの世界で生きることになった。
ゲームはどうでもいいし、仕事もあれば知識もある。個人的にはラッキーモブとしてのんびり生きようとするが、なぜか、男相手に婚活することに。
ピンチに陥ったビリジアン。
そこに婚活を手助けすると言って名乗り出たのが、ゲーム攻略対象者であるマゼンダ。
マゼンダのアドバイスに従って、お見合いを進めるが、お見合いは全然上手くいかないのに、相手は幸せになっていく。
果たして、ビリジアンの婚活は成功するのか。
※ゲームのセクシー担当モテ男×恋に不器用な平凡お人好しおじさん
※魔法要素ありますが、エッセンス程度。
※ゲームの世界ですが、イベントや主人公達とはほぼ絡みなし。
※ただモブおじ教師が婚活をがんばるお話です。
アルファポリス他サイトでも、同じくらいに更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 11:07:39
145562文字
会話率:36%
キアラはダルシェ伯爵の私生児。
帝都の片隅で母と子の二人暮らし、平民として慎ましく生きてきたが、母の死をきっかけに伯爵家に引き取られる。
しがない町娘から華やかな貴族令嬢への転身だ。
ある日の舞踏会で、皇室直轄領の親衛隊エンベルト・
フォルツァと出会ってからは、結婚してほしいと熱心なアプローチまで受けるように。
突然見知らぬ世界に放り込まれ、孤独や苦悩を滲ませるキアラに、彼は親身に寄り添ってくれる。
いつしか恋心を自覚し、求婚を承諾するキアラだったが、結婚して早々にも暗雲が漂いはじめる。
優しく愛を囁く夫がときおり見せる、どこかよそよそしい態度に疑念を持ったからだ。
そして戦争、暴動、粛清といった混迷を極める情勢下、彼がとある目的からキアラに近づいたことを知ってしまう。
夫の裏切りに、キアラはそれでも好きという自分の気持ちに正直であろうとして――?
彼もまた、後悔に苛まれながらも妻を愛することが止められず――?
互いに愛してはいけない人を愛してしまった、そんな二人に待ち受けるものとは――?
好きを諦めない、向こうみずだけど明るく素直な妻 × 冷酷に徹しきれない、優しいけど不器用で面倒くさすぎる夫
────────────────────
【注意事項】
◯魔法要素がないだけで、いつもの異世界のお話
設定がファンタジーです
(作者の『好き』を寄せ集めています)
◯R18シーンはあっさり目です
(サブタイトル横に※マーク)
◯ヒロイン、ヒーローともに癖のある性格です
(スパハニやスパダリには期待しないようお願いします)
★追記★
以前短編として投稿しましたが、1ページが長くなってしまったので、分割投稿することにしました
加筆修正もしたので、3万字と少し長めになりました
あらすじも修正しています
(全15話の短編/完結まで毎日複数話投稿)
────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 18:00:00
33584文字
会話率:21%
<あらすじ>
腹黒小悪魔系美少年を標榜する僕・ティモシーは、学園のクラスメートで田舎貴族令嬢のビビアンが気にかかってる。彼女は美少女の自覚があるくせに、なぜかその風貌も天性のあざとしぐさも隠してあえて地味に過ごそうとしてるんだ。
ついつ
いちょっかいを出してるうちに、僕らは秘密を共有するようになった。彼女も僕を好きだと思っていたのに、意外過ぎる理由で拒まれた。
気まずいまま疎遠になり、数年後僕たちは再会した。音楽家と有閑夫人として、いささか浮かれた付き合いが始まったけど…?
何度もほどけては結び直される絆。
交錯する想いが奏でるビターな恋愛ストーリー。
<まえおき>
この作品は、「小説家になろう」本家でR15向けとして発表した同名作品の初稿版です。
初稿版では、ある程度婉曲的ながら、性描写が含まれています。成年にとって性的接触はコミュニケーションの一環でもあり、それゆえ生じる感情のすれ違いも表現するために必要な表現として書いていました。作者としては官能目的ではなく、表現としても一般文芸書なら許容できそうではと感じる程度に抑えたつもりですが、R15版として本家に掲載可能にするために、「迷うならR18」というガイドラインに従いそれらの箇所を削除しました。
書き換えはせずに該当箇所を削除しただけなので、R15版では少し前後の流れが不自然になっている場面もあります。シーンを把握しやすくする意味でも、削除前の状態のものをムーンライトノベルズへ掲載することといたしました。
削除量は、回によって間違い探しレベルから数段落ほどまで幅があります。
そのため、R15と差異がある回は、サブタイトルに「(+○○字)」として差異のある字数を付しています。
つまり、大してエロくはないです。
R15版
https://ncode.syosetu.com/n3838ie/
・この作品は、「小説家になろう」掲載の『千の箱庭〜婚活連敗王子はどうしてもフラグを立てられない〜』のスピンオフです。ほぼ独立した作品として、本編未読でも支障なくお読みいただけます。
・本作は、現実の日本社会における不法行為を容認ないし不実行為を推奨する意図はありません。
・毎日19時公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 19:00:00
147795文字
会話率:47%
少女とお姉さん達によるちょっといけない遊びや貝合わせエッチをメインに物語が展開して行きます(百合やガールズラブと言うよりは“レズエッチ物”と行った方が良いかも知れません)。
各話はオムニバス形式です(多少の魔法要素、または異世界的要素
を含みます)。
なるべく読みやすく、かつ簡潔に、それでいて濃厚になるように纏めています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
なおこの物語は“アルファポリス”様にも投稿しております、どうかご了承下さいませ。
ちなみに読者の皆様方、御存知でしたか?
実は女性器って殆どの人が産まれてから暫くの間(幼女期~少女期)は“超前付き”なんだとか。
それが身体が成長して行くに従って臀部(要するにお尻)の筋肉や骨格が発達するのに合わせて徐々に後ろへと引っ張られて行き、最終的によく知られている位置、状態に落ち着くのだそうです。
その設定を取り入れてみました、なのでこの物語に出て来るヒロインとパートナーは全員が“前付き”か“超前付き”です(これらは勿論、彼女達の身体的特徴でもありますが、それに加えて皆、幼い頃から何某かの運動をしていた為に各関節が柔らかくなり、それと同時に腰部や鼠径部、そして太股等の足回りの筋肉や骨格が臀部のそれらに負けない位に発達して女性器の後退が起こらなかった、と言う訳です)。
そしてその結果として多少、無理な体勢も難なく取る事が出来る上に抱き締め合っての密着貝合わせレズセックスが可能となっている、と言う訳です。
どうぞ悪しからず御了承下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 19:01:34
164605文字
会話率:41%
エレナとアランは幼馴染、共に独身で恋人ナシの仕事人間。
ある日、アランは仕事で制作中の〝あるもの〟を完成させるため、エレナに「実験に協力してほしい」と頼みこんできた。
「まずはコレを握ってくれ」とブツを差し出し、作るモノが男性用のエッ
チな魔道具だとバレた後は土下座しつつも要求がエスカレート……!?
【旧題:ひとりエッチ用魔道具 開発部門(仮)にいる幼馴染が、「お願い!(手だけ)実験に協力してくれっ」と土下座してきたorz】
★アホの子ふたりのラブコメ(?)です。
★重大な倫理違反やセクハラ行為が出てきます。
作者の考えは本文最下段の後書きと、活動報告を参照ください。
(→https://xmypage.syosetu.com/mypageblog/view/xid/395516/blogkey/358542/ 倫理違反に関する記事は後半にあります。ネタバレを含みます。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 10:00:00
18271文字
会話率:37%
魔法のある異世界に転生した男の子の物語。魔法要素は皆無。好きで好きで大好きな恋人との久しぶりの逢瀬の日に、バレンタインデーの力を借りて想いを伝える話。
最終更新:2023-02-14 12:00:00
8650文字
会話率:43%
男子中学生 葛原 碧(くずはら あおい) は、多少の家庭の事情と交友関係の少なさを除けば、弟想いの一般人だ。
新学期を迎え三年生として迎えた春も過ぎ去ろうとしている最中、彼の日常はたった一夜のうちに一変してしまった。
退廃とする町並み
、地を覆う深緑の波。そして、魑魅魍魎が跋扈するこの世界の変容を、傍らに相棒を携えながら新天地へ向けて旅することとなる。
そんな冒険の中で碧は、新たな出会いと別れ、”魔法”と形容する謎の異能や不審な遺跡、果ては”ダンジョン”のようなものまでが彼ら前に立ちはだかる。
碧は家族を、友達を、自らを受け入れてくれる安息地を見つけることが出来るのか.....?
コンセプトはBLしないBLファンタジー?的なもので、淡い恋と言うより拗れた友愛みたいなものを散りばめつつ、メインはファンタジーにしていきたいと思います。
(ムーンライトさんに投稿するのはエッチなものを描きたい欲に勝てなくなったた時の保険ですw)
感想やご意見は随時募集しています。
一応R18に指定しておりますが、性的表現は後の後で、あっても緩くが今のところの計画です。
魔法要素やダンジョン要素も序盤は出てこないためご了承くださいm(_ _)m
更新速度はかなり遅いと思います...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 15:32:24
30904文字
会話率:17%
当て馬のように婚約破棄された令嬢、クラーラ。国内での幸せな結婚は絶望的だと思っていたら、父が見つけてきたのは獣人の国の貴族とのお見合いだった。そして出会ったヴィンツェンツは、見た目は大きな熊。けれど、クラーラはその声や見た目にきゅんときてし
まう。
幸せを諦めようと思った令嬢が、国を出たことで幸せになれる話。
誤字脱字報告ありがとうございます。とても助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 17:00:00
18960文字
会話率:41%
18歳の誕生日、大好きな幼馴染の騎士アロークスと結婚したアンジーナ。
その閨で初めて彼と結ばれたとき、アンジーナは彼の血で濡れて…。
「誕生日、おめでとう」そう言って夫の血まみれの死体の向こうで笑っているのは、修道院で唯一の友達だった聖魔導
士ラシュエルだった。
「君を一番愛してるのは僕だからね」
海辺の部屋に囚われたアンジーナは、夜ごとラシュエルに穢されていくが…。
※ひどい話が書きたかったので、人によっては地雷要素満載です。タグをご確認ください。
※2章全22話くらいです。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 21:49:17
111746文字
会話率:31%
部屋から出られず外の世界を知らない幼いカナタはある日突然アーロンのもとで暮らすことになる。両親からの愛情をほとんど与えられられなかったカナタはアーロンからの愛情を一身に受け美しく成長していくハッピーエンドです。溺愛攻め×不憫受けを目指しまし
た。最初はおにショタですがエロ展開はカナタが成長してからです。魔法要素は風味ですがあります。
①前、中、後編で構成する予定です。②こちらは短編「もう隠し事はしません……」の過去話という位置付けです。③亀の歩みよりも遅い進捗状況です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 17:32:51
2285文字
会話率:52%
現在更新停止中。再開未定。
— — — —
※現状でエロ描写はありませんが今後もしかしたらR-18とまでいかなくともR-15くらいにはなるかもしれないので、念の為にR-18作品としてます。
タイトル考えるのが苦手すぎてめっちゃ雑な名前に
してますがその内変えるかも。
幼馴染みの侯爵令息と伯爵令嬢の話。
悪役ではない令嬢モノですが、今後の展開次第ではヒーロー以外から悪役のような扱いを受けることがあるかもしれません。
魔法要素は今のところ皆無ですが追々出てくるかと……
pixivにも同じ内容の小説を載せてます。
(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15469636)
遅筆故に更新は超不定期になりますが、お付き合い頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 18:31:44
6224文字
会話率:16%
都会から離れた地方には、現代でもその土地に残る土着の民間伝承などと絡みついた伝統的な儀礼が残っている。
古くから続く物ほど部分的に近代化され簡略化されて、その土地の現代の祭りとして変化していっている。
その一方で古くからの伝統を厳格に受け継
ぐ血統の一族には、表だって知られる事がない因習というモノが色濃く残っていたりする。
この地方都市の外れにある小さな町にも、そう言った過去の因習が根強く残っていた。嘗ては、元服・裳着と呼ばれた、成人の儀式がそれである。
今では二十歳を迎えて公的に成人式として行われる行事ではあるが、昔は十代前半に行われていた。
無論当時は、医療面での問題や平均寿命の違いなどもあったのだろうから、現代と比較するのはおかしいのだろう。
嘗ては子供が早くに亡くなる事も多く、その為、精通や初潮を迎えた子が、大人になった時点でその儀式が行われていた為だとされている。
ただ成人を祝うだけならば普通の風習で片が付くのだが、この町での風習は少し異なる。世間一般では、因習として忌避されるような意味合いを含んでいる。
元服の祝いの宴の中には、成人を迎えた後継者としての男子に対する筆卸を意味する行為が含まれる事がある。成長した男子が次世代を残すことが出来る事を確かめる意味を持ち、男子は早くに性に触れることを推奨する傾向がある一方で、裳着に関しては、逆に女子の処女性が大切にされ婚姻を迎える迄は処女であることが大事にされる。だか結婚に際してその地域の領主が初夜権を持つなどという因習も存在したという。
そんな性に纏わる因習がこの土地には残っている。
この土地に残る因習。それは男子の元服の儀に伴う筆卸の儀式。しかもそれは単に年頃の異性をその相手にするのではない。
儀式の相手役を務めるのは、その男子を産み育てた母親が行うというもの。母親がその役を出来ない場合は、より血筋の近い既婚の女性がその役を担う事になる。
それだけでも、忌避されるには十分な理由となるのだが、この土地ではもっと人としての禁忌に触れる部分が含まれている。
この町での元服の儀式は、一夜限りで終わることがない。無事子孫を残せるかを確認する為、その相手が妊娠出産するまで関係が続くのだ。
血縁による妊娠出産までが1つ目のルーチンとなっている。
そんな因習に基づく儀式の日がまもなく訪れようとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 00:00:00
55432文字
会話率:45%
この物語は、魔法学校に通っている青年、フローが同級生にはめられ、ツタの魔物にいいようにされちゃうお話。
魔法要素はほんのりで、ほぼツタとの助平になっています。
恋愛要素もほんのり程度です。
触手×青年、無口×美人
最終更新:2020-12-06 17:23:56
5403文字
会話率:17%
ハウスキーパーをしていた千秋は、長期契約が終わって旅行に出ようとしていた。その矢先、よくわからないナニかによって、異世界へ転移させられる。どうやら地球での生活で感じていた違和感は、世界への親和性が異世界にあったかららしい。与えられた知識をも
とに、転移した場所から近い街へと入り、給与の高い住み込みの家政婦として働くことに。魔法も一応あるこの世界では、女性の地位が若干低いこともあるからか、求められれば家政婦が夜を共にすることもあるらしい。しかし、雇い主で千秋の好みのタイプでもあったドルトは家政婦としての仕事しか要求しておらず、覚悟と若干の期待が薄れてきたある夜、ドルトの寝室へ呼ばれ―― 異世界に転移したアラサーの女性が、恋をして幸せを掴む話。ご都合主義です。処女ではありませんので、設定が好みでない方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 12:29:55
18540文字
会話率:42%
貴族の姫アリシアは、自分勝手な異世界からの迷い人が嫌いだった。今日も婚約者のいる殿方にまとわりつこうとする彼女に嫌がらせをしようと足を伸ばすのだが……。
乙女ゲームのような舞台での内容のないエロ話です。主人公は悪役令嬢的存在で深く考えずに嫌
がらせしようとします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 21:00:00
4895文字
会話率:23%