それは突然の出来事だった。
自然災害と言っても差し支えないのかも知れないが、それにしたって特異な出来事、ダンジョンが地面からせり上がって来た。
ゲームでよく聞く言葉のそれは、この世の者とは思えない生き物の巣窟で、生身の人間では太刀打
ちする事無く殺されることだろう。
だけど、もう、何回目かの特異な自然災害に僕はため息交じりに天を仰いだ。
既に生身なのかすら分からない程に人体が魔改造されている地球の人達。
女性はふたなりに、男性は男の娘に姿を返られ、セックスすれば一撃で孕むことからアナルセックスを強いられ、しかも男の娘も特殊なアイテムさえあれば簡単に性転換出来る上に子を授かるというめちゃくちゃ仕様。
それだけじゃない。
尻穴奥に魔核という器官を埋められたり、それのせいで魔法が使えるようになったりと、ダンジョンが生まれた事など些細なことだと言える事を既に経験しているんだ。
大概のことなら何とかなるとその時は思っていた。
今回の災害によるダンジョンは魔法だけじゃ太刀打ち出来ない仕様のようで、チュートリアルダンジョンなる魔法でなんとかなる洞穴をクリア後に出てくる人より大きなガチャガチャを回す事で、スキルオーブという力を手に入れることが出来る。
拳大のそれは尻穴奥の魔核に触れるとオーブに込められた力を使う事が出来る。
日頃から巨根の女の子とアナルセックスしているからその程度の物は簡単に入るけど、そうじゃない。僕が得たスキルオーブの力の名前は荷物持ちだった。
※ファンタジーアナル。尻から異物の描写はあるが、汚物描写なし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 00:00:00
23277文字
会話率:41%
病弱な妹の治療のためどうしても大金が必要なリリに、女神が手を差し伸べた。豊穣の祭りで女神に捧げる歌を歌う巫女に大抜擢されたのだ。
リリの歌声は会場中の男を魅了し、貴族の男を落とし大金を巻き上げるつもりだったリリが見事に釣り上げたのは、誰もが
憧れる領主の息子エリクだった。しかし柔和な態度で近付いてきたエリクは、ふたりきりになると態度を一変させる。病的な女嫌いを告白した彼は、唯一体に触れることができた女であるリリに、大金と引き換えに「俺の子を産んでくれ」と取引を持ちかけてきたのだった。
・ゆっくり更新です
・エロには※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 21:05:22
50886文字
会話率:37%
【2021eロマンスロイヤル大賞で金賞を受賞しました。上下巻が各書店、ネットストアで発売中】
魔法使いの名家に生まれたが、わずかな魔力しか扱えない落ちこぼれとして父親や婚約者から冷遇されているローザリンデ。
そんな彼女は魔法大学二年生の冬
、自分が性的興奮状態でしか魔力を補給できない特殊体質だと知った。
偶然その場に居合わせたのは、大学に講師として出向中の軍人であり女子学生から多大な人気を集めるクレインだ。
貞淑にと厳しく躾けられ、その補給方法をどうしても受け入れられないローザリンデのために、クレインは囁く。
「これから君に触れるが、性的な気持ちは一切ないと誓う」
お互いの利益のために始まった行為だった。それなのにローザリンデは、抵抗しながらも快楽をもたらすクレインの指を受け入れはじめ。
それによって得た魔力で、落ちこぼれから脱却しようと立ち上がる。
※はエロあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 03:50:27
371760文字
会話率:44%
貧乏子爵令嬢モニカの加護は“透過(ステルス)”。自身の存在感のなさを活用しながら文官として働き、こつこつと実家に仕送りを続けている。
そんな彼女だが、ある日、魔性の侯爵と名高いルクレツィオに求婚された。
彼は冷徹と有名だが、誰もが振り返るよ
うな圧倒的な美貌の持ち主で、強烈な後援会(ファンクラブ)が存在する。彼女たちによって、婚約者候補が挙がるたびに排除され続けてきたらしい。
ゆえに、ステルス持ちのモニカならば、彼女たちの目をかいくぐり、結婚できるのではと思ったのだとか。
しかし、ルクレツィオ自身も妻自体は不要と考える人間だった。だからこれは後継が生まれるまでという期間限定の契約婚。後継ができたら即離縁だ。
それでも支度金と保証金、ついでに成功報酬まで積み上げられ、ふたつ返事で了承したモニカは初夜に挑むが――。
「君を愛することはない。――だから、縛ってでも君から私に乗れ!」
まさかのドM宣言をされたので、乗ってみた結果、卒倒されてしまい――。
え、まずは触れる練習からですか?
勃たないどころか触れることすらできない侯爵様と、モニカは無事に子作りできるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 21:05:02
50385文字
会話率:33%
“番は、いらない”
深夜に保護施設を訪ねてきたその人は、どうやら訳ありなオメガさん…?
運命に抗いたいオメガと、運命を手に入れたいアルファ。
愛しているから離れたい、愛しているから傍にいたい。
それぞれの一途が織りなす、それぞれの日常が
過ぎていく。
愛に溢れる日々の先で、その手に最後に触れるものとは。
愛しているのに相容れない幼馴染2人と、それを取り巻く人々の、それぞれの、たくさんの愛の物語。
※オメガバース作品です。男性率90%です。
※予告なくR18表現があります。結構しっかりめかもしれません…
※非公開ブログにて原作の掲載があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 12:00:00
101552文字
会話率:46%
高校2年生の桐山時雨は祝日を利用して、小学5年生まで住んでいた町へ久しぶりに戻ってきた。変わってしまった町並みを見ながら昔の記憶を辿る。
住宅街の中を適当に進み、角地の土地まできて白いワンピースの少女、大崎祭と出会う。
冬とは思えない
祭の薄着を時雨は気に掛ける。その反応を目にした祭は初めての経験に嬉し涙を流す。
五年前、祭は両親と一緒に焼死した。それ以降、誰にも存在を気付かれず、地縛霊として日々を過ごしていた。
時雨は祭の現状を不憫に思い、解決に乗り出す。話の内容は未練へと移り、少女はきっぱりと言い切る。
処女だからと。気持ちのいいセックスをすれば成仏できると。不可能に思える内容ではあったが、時雨の能力が希望となる。本人も知らなかった事実として、霊が見えて会話できるだけでなく、直接、触れることもできた。
出会ったばかりの二人が野外でセックスに励む。その先にどのような展開が待ち受けているのか。作者でさえ知らない物語が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 10:14:31
154886文字
会話率:55%
200年続いた混乱の時代。
ある名門一族の宗主たちが名乗りを上げ、仁華(都)を治めるため義兄弟の契りを交わしたのは17年前のことだった。
それから5年も満たない内に医療術士の鍾(チョン)家の一部の門弟が禁忌を犯したことにより、それを知った他
族が鍾(チョン)家を討伐。結果、鍾(チョン)一族は殲滅され破滅への道を辿ることとなった。
それから12年の月日が流れ、今や二つの名門一族が仁華を治める中、12年前に滅んだ鍾家の息子、范明文(ファン・ミンエン)が、誰の目に触れることなく、謎多き同居人と共に山奥でひっそりと暮らしていた。明文は自分がいた一家がもろとも滅ぼされたとは知らされずに12年もの間山の中で暮らしていた。それどころか、鍾家として過ごした10年と、自分が鍾家宗主の息子である記憶すらも失っていた。
ある日、范明文は狩りの帰りに林の中で怪我をしながら気を失っているある青年を見つけ、家に連れ帰って手当てをすることに。しかし助けたその青年は上氏宗主の公子で、12年前大人達の争いによって引き裂かれることになってしまった大切な友だった。だが偶然に出会ったこの二人だったが、片や死んでもう二度と会えないと心に刻み、片や昔の全ての記憶を失くしていた。その為互いに気付くことはなかった――
しかし悪戯にもこの出会いが切っ掛けで、12年間彼の中で止まっていた時間が動き出す。それは彼にとって波乱の道となるのだった。二人の再会が一族を巻き込み、更に十数年前に起きた事件の真相が明らかになろうとは、この時誰が予想出来ただろうか……。
名門一族 三家
・医療術士、鍾天芳(チョン・チンファン)宗主が率いる鍾(チョン)家
・武道術士、上梓墨(シャン・ズーモウ)宗主が率いる上(シャン)家
・呪禁術士、楊黎玉(ヤン・リーイク)宗主が率いる楊(ヤン)家
☆主な登場人物
・鍾(チョン)家の生き残り→范明文(ファン・ミンエン)(偽名)
明るく何事も前向き。狩りが得意。狩りには弓矢を使う。子供の頃の記憶がない。
・明文が助けた青年、上家宗主の息子→思宸(ズーチェン)
真面目で曲がったことが嫌い。厳格な家で育ったせいでその性格はどこか捻じ曲がっている。
・明文の同居人→云奏(ウンシン)
身寄りのないミンエンの育て親。ミンエンにとって兄のような存在。謎に包まれていて、普段家にいることが少ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 22:13:56
101470文字
会話率:44%
社会人&看護師二年目の木崎 花。仕事も新人の頃よりは回れてる…と思うが、まだまだ自分の仕事に自信が無い。残業後の夜、いつものように酒で自分を慰めるとそのまま心地よい眠りについた。目覚めた先が、自分のアパートもとい、世界すらも違うこと
に気づかずに…。しかも、異世界で出会った青年は、無愛想で意地悪なイケメン。見た目はいいのに性格難アリな青年と過ごす内に、彼が抱えた悩みに触れる。いつしか二人の関係は只の同居人から発展していくが…。ーーー初めて異世界転移ものを書きます。さらっとお読み頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 13:09:23
46272文字
会話率:42%
森の奥の屋敷で下働きをするノーラの主人は、魔族の侵攻から国を守ったが聖女を見殺しにした元将軍リュディガー。彼はその手で触れると自分以外の物体を腐蝕させる呪いを受けてしまい、地位・名誉・妻子の何もかもを失って隠遁生活を送っている。呪いのせいで
食事も自分で取れず、ノーラが片時も離れず介助しなくてはならない。心の荒んだ主人を献身的に支えていると見せかけて、ノーラは彼を憎み嘲笑している。彼女が危険な呪いを厭わず奉仕を続ける理由は、とある目的を果たすためであった。●強くて何でもできた男が呪いで何もできなくなってしまい、若い女にご飯をあ~んしてもらったり2つの意味で下の世話をされたりする話です。あらすじキーワード確認の上避けてください。ストック僅かのためほぼ書いて出しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 22:15:14
49281文字
会話率:20%
宗田守(そうだ・まもる)はこの春高校を卒業した新米社会人。
施設育ちの守は就職と同時に小さなアパートで一人暮らしを始め、そこで隣室に住む年上の女性、一ノ瀬葵(いちのせ・あおい)と知り合い、彼女に一目惚れする。
守は引っ越しの挨拶と称し
て葵にお菓子を贈り、葵もそれにお返しをする。そしてまた守はそのお礼をし、葵はそのお礼へのお礼をするというラリーを数度繰り返し、遂にはお礼抜きにお茶や食事をするまでに親しくなる。
順調に仲を深めていき1年の時が経った4月1日、守は意を決して葵に想いを伝える。だがその告白に対して葵は受け入れるでもなく拒むでもなく、守に『私の話を聞いてほしい』と言う。その話はこれまで葵が守に話さなかった彼女の過去についての話だという。葵の過去について守は敢えて触れることはしなかったもののずっと気になっていたため、その話を聞くことにする。
そうして語られた葵の過去はひどく過酷なものだった。そして過去を語り終えた葵は守の想いを問う。
果たして守は裏切りに満ちた人生を送ってきた葵を真実の愛で包み込めるのか?
※本作には『エイプリルフール』というタグをつけていますが、「エイプリルフール」や「嘘」というより「裏切り」という要素がフレーバー程度に入っている作品、というのが妥当だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 18:00:00
31856文字
会話率:28%
毒蛇の姫君である巳影は、その真白い容姿と、誰よりも強い毒を持つことから、神として一族から崇められている。だが、強すぎる毒をその身に持つが故、人に触れる事が出来ない巳影は、何不自由ない日々を送りながらも、どこか虚しさを感じていた。
そんなあ
る日、ほんの気まぐれから生贄として山に捨てられていた死にかけの忌み子の子供を助け、紅蓮と名を与える。
紅蓮と過ごす日々に今までにない喜びを得ていた巳影だったが、紅蓮の存在が蛇王の怒りに触れ、二人は生き別れとなった。
それから百年。
巳影の暮らす社が何者かに襲撃される。
「姫。迎えに来たよ」
紅蓮と同じ髪と目の色を持つ見覚えのない男が、巳影に手を差し伸べるのだが…
ツンデレな世間知らずの姫君と、歪んだ愛を姫に捧げる変態の物語。
※5話まで予約投稿済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 00:21:12
59888文字
会話率:32%
美しい泉の精と、泉の精を狙う邪悪なるものの話し。泉の精霊は穢れに弱く、その為邪悪なるものは思いがありながらも触れる事が叶わない設定ありきです。じれじれ……になるのかな?
邪悪なるもの×泉の精霊(中性的ではあるも女々しくはなく男寄り)で書い
ているつもりですが見ようによっては逆にも見えますのでお好きにとっていただいても構いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 14:08:30
8244文字
会話率:22%
霊媒師の家系として生まれ育った高校生、枢木拓真
彼は幼なじみで同級生の神崎瑞葉に密かな想いを抱きつつも
それを伝えられない日々をすごしていた
そんな彼はとある日に自宅の敷地内にある蔵の中で
奇妙な箱を見つけ開けてしまい【葉月】という名の女幽
霊に取り憑かれる
拓真は葉月に憑かれた事で、霊を見て触れる事が出来る体質をもってしまう
その体質をなくす事と葉月を自分から離れさせるために
様々な事情を抱えた女の地縛霊達と
性交していかなければならなくなってしまう…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 18:02:55
210720文字
会話率:50%
※この作品はノベルピアにも同じ内容で投稿しています
霍乱亜門(かくらんあもん)は私立高校に通う3年生の男子生徒だ
常に左目を黒い眼帯で隠し、二言目には「僕の魔眼に触れるな」等と大騒ぎをしている彼は、周囲のクラスメイトからは、「高校3年生にな
っても中二病が治らない痛い奴」だと思われていたが、彼の魔眼の力は本物だった
彼自身にも制御できない『寝取りの魔眼』を見てしまった既婚者や恋人のいる女性は、たちまち発情し霍乱亜門の肉棒を求めて群がって来るのだ
それだけ聞くとき実に羨ましい力のようだが、この魔眼の効果は既婚者や恋人のいる女性なら、ブスだろうがババアだろうが見境無く発情させる恐ろしい力なのだ
しかも、まだ誰とも恋愛経験のない純真無垢な女性には全く効果が無い
こんな状況で、霍乱亜門は、同級生の彼女を作ってバラ色の青春を謳歌できるのだろうか?
※注意 主人公は他人の彼女を寝取る事を何とも思わない根っからのクズヤロウです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 20:30:00
405424文字
会話率:45%
いつも乗っている電車。いつもの乗客。だからいつも通り、何事もなく、少女は通学出来る筈だった。
その女の手が触れるまでは。
/////
本作品はskebにてご依頼いただいたものです。
最終更新:2024-03-18 20:25:47
29322文字
会話率:35%
隣国に嫁ぐことになった王女と、その専属騎士のお話。
想い合っているけれど、それを言葉にすることなく触れるキスだけで我慢してきた。王女が他国に嫁ぐことが決まった日、二人の離別も決まった。それを知った専属騎士は覚悟を決めた。
ふたりの関係は動き
出したのか、終わったのか。
メリバ気味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 17:00:00
5392文字
会話率:32%
『そばにいるだけで元気になれる』と評判のデラニーは、ちょっと不思議な癒やしの力を持っている。
ただし魔法使いが多く活躍する貴族社会で、魔法がいっさい使えない。
この力をもっと役に立てることができたらいいのに。
そう思いつつも、これとい
った方法を見つけられないまま18歳になったデラニーは、文官見習いとして王宮に上がる。
ある日王宮の廊下を歩いていると、奇妙な声が聞こえてくる。おまけに謎の黒い靄まで発見してしまう。
あれはなんだろう? 声と靄に導かれた先で出会ったのは怪物――ではなく、かつて邪竜を倒したといわれる英雄の一人クリード。
美貌の大神官だったはずの彼は、討伐の際にひどい穢れを負ってしまったが、なぜかデラニーに触れていると元の姿に戻れるらしい。
「今この瞬間、きみを好きになりました。どうかきみと結婚する栄誉を僕にいただけないでしょうか?」
出会って秒で求婚してくるクリードにびっくりするものの、穢れによって苦しむ彼を気の毒に思ったデラニーは、「穢れがなくなるまで」という条件つきで結婚を承諾する。
ほんの少しの間彼に触れるだけでいい。そんなふうに軽く考えていたが、クリードの穢れは思ったよりもひどく、さらなる接触が必要で――?
「……えっ? け、結婚ってそういうことだったんですか!?」
お人好しで超鈍感なヒロイン × 優しい男に擬態したソフトヤンデレヒーロー 慈善のための結婚のはずが――?
────────────────────
◯完結まで予約投稿済み(約12万字)
◯軽い性描写には☆、しっかり性描写には★マークあり
────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 07:11:10
130272文字
会話率:34%
完結しました。 オレは魔王。世界の秩序を保つため、勇者に討伐されるために存在している。ただ、毎回毎度、行き着く先はテンプレ展開になってしまうのでいいかげん飽きてきたオレは「刺激が欲しい」と女神にお願いしてみた。そして、女神に召喚された勇者と
いよいよ対決……しようとしたら、いきなり、異世界召喚の魔法陣が発動し、気がついたらオレは見知らぬ部屋にいた。
ここはどこだ? オレの勇者はどこに行った? と狼狽えるオレの前に、やけにキラキラ眩しい王太子が現れ、オレの手を握り「どうか、どうか……勇者様のお力をもって、この世界を魔王の手から救ってください」とお願いされてしまう。
オレが勇者? オレが魔王を討伐? いや、いや、いや。オレが魔王だけど? 魔王が異世界の魔王を討伐する? 魔王が勇者に間違えらえて、異世界に召喚されてどうするんだ?
色々なことがうやむやのまま、王太子の強引さに流されるまま、オレは王城の客室に押し込められ、異世界引きこもり生活が始まってしまった……。
しかし、美形あふれる異世界あるあるなのか、オレのいた世界と微妙に常識が違う。
一目惚れをしたと言い張る、イケメンだが思い込みの激しい残念な王太子がぐいぐいオレに迫ってくる。
オレの世話をする優秀な小姓や、男前で紳士な護衛騎士、めちゃくちゃ強い令嬢と、元いた世界のポンコツ女神とこっちの世界の肉食女神、男の子でオレを襲う気満々な聖女様。日を追うごとになにやら癖の強い人物が加わり、拘束引きこもり生活はだんだんと騒々しくなっていく。
多夫多妻が一般的なこの世界で、王太子の恋を応援する周囲の空気にのまれつつも、男前な護衛騎士が少し気になる魔王。元の世界に取り残されて、放置状態の勇者はどうなった?
運悪く召喚されてしまった恋愛に臆病な魔王の、異世界勘違い災難ラブライフです。
全体的に軽めな展開。会話で男性妊娠に触れることがありますが、会話だけです。ちょっとエッチな会話や性描写があるかな? と思った場合はタイトルに※をつけてます。
改訂版をカクヨム、エブリスタ、アルファポリスに掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 18:16:54
419822文字
会話率:25%
同一生誕日婚なるものが推奨されている世界。わたしの運命の相手は5歳年下で、妖精王の守護があり生まれてきた。魔力の優れた見目麗しい男の子。彼が10歳になり正式に婚姻が結ばれるまで指一本触れる事ができない。それが解禁されたら…。
とにかくお互い
が大好きな二人なんだけど、家の事情や家に棲みついている妖精を振り回したり、振り回されたりする日常。もふもふ可愛いクゥーちゃんや、ラブラブ妖精王カップルなど、高位貴族の一部の当主にしか見る事ができない日常。
婚約した途端に離れ離れに。漸く一年後に再会するが、妖精の悪戯で二人の身体が入れ替わってしまい?!
思春期に突入した二人の日常を綴っていきます。
異世界モノですが、転生・転移ではありません。
思春期が爆発した二人のあれこれを書く予定ですが、
5歳年下ヒーローになるので、若干ショタ。
思春期爆発したヒーローがやらかしてしまう系です。
苦手な方は回れ右してください。
不定期に更新してます。
処女作で拙いですが、暇潰しになれれば幸いです…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 00:00:00
70419文字
会話率:37%
明治時代の北海道。
札幌開拓使本庁の役人として派遣された川畑武(かわばた たける)は、神の森と呼ばれるカムイモシㇼで、アイヌの少年ヌイと運命的な出会いを果たす。
川畑はヌイの住むコタンに通い、アイヌの文化や信仰に触れるうちに、ヌイとの間
に深い絆が芽生える。
示現流の達人である川畑はヌイに剣術や礼儀作法を教え、アイヌと和人の平和的な共存を目指すが、ヌイは川畑に恋心を抱くようになる。
しかし、彼らの恋は、民族や立場の壁に阻まれ、やがて激動の時代に巻き込まれていく。
川畑とヌイは、自分たちの想いを貫くことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 23:41:53
10890文字
会話率:35%
光属性のジリオンは、国民に愛される優しい王太子である。しかし、光属性が強すぎて、闇属性以外の人に触れることができない。そんなとき現れたのが、闇属性の村娘エルベラだ。これは二人が出会い、心を通わせ、イチャラブする話である。完結済。
◆MAR
COTリブラノベル様より電子書籍化
※4/25は先行配信でした。すみません。
2024/4/25~シーモア様で先行配信(特典SS付)
5/24~本配信になります。
書き下ろしの詳細等は活動報告に書いています。
応援ありがとうございました~!
※レビュー&誤字脱字報告もありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 08:57:55
69068文字
会話率:36%