舞台は、とある極寒の中央集権国家に存在する架空都市――バストリナヤ。
幾多の組織と治安機構がひしめくこの街は、国政と軍事の中枢であり、腐敗と混迷が交錯する硬質な都市である。
そんな国家の片隅、猟師の家に生まれたショウ・アヴェリンは、素朴
な正義感と射撃の才を持つ少年。
一方、荒れた環境で生き延びてきた少年、トラフィム・マルカヴィッチは、気難しく、素直ではないが、その奥底には誰よりも強い意志と、消えない傷を抱えている。
まったく異なる環境と気質を持ちながらも、彼らはそれぞれの想いを胸に、治安維持組織“ミリツィア”への入隊を志し、訓練生としてノルディア訓練院に足を踏み入れる。
初めこそ反発し合っていたふたりだったが、反発しながらも訓練を共にし、次第に理解を深めていき、やがて背中を預け合う“相棒”となっていく。
――だが、訓練生としての静かな日常は、ある任務中の事件をきっかけに一変する。
国家に潜む“組織犯罪の闇”。
そして、避けられぬ運命に巻き込まれていくふたり。
その最前線に立たされることになった彼らは、やがて、国家の裏側に潜む真実と向き合っていく。
『ミリツィア』は、正義と腐敗の狭間で揺れる若者たちの葛藤と成長を描いた、ミリタリー・アクション×偶像劇です。
本作には、物語の中で自然に生まれる軽度なBL(同性愛)描写が含まれます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
※カクヨムにも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:30:00
78827文字
会話率:28%
フィリオーネ皇国は数百年の歴史を誇る国であり、多くの賢人を輩出した国であった。
だが、そんな国も長い歴史の中で腐敗は進み、遂には権力を握った宰相によるクーデターによって王は殺され、王族の血筋を持つ者達は
ただ一人の皇子を残し、全員が惨殺され
た。
その皇子の名はフェルクス。
彼は暗殺された国王の下へと異変を感じ駆け付けた女騎士に連れられ、王宮の外へと難を逃れた。
…だが、その3か月後皇子フェルクスは密告によって宰相に捕らわれることになる。
誰が皇子フェルクスの居場所を密告したのか?
それは他ならぬ皇子フェルクスを助けた女騎士アイラによるものだった。
何故自らが命を懸けて救い出した皇子の居場所を自ら明かしたのか?
これはその真相に迫る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 06:00:00
29310文字
会話率:42%
美女軍団との死闘。仕留めた巨乳美女は死体となる。桃色の死屍累々。
だがそこには生物としての残酷な……
最終更新:2025-04-19 02:40:00
1241文字
会話率:0%
愛する者を殺され、共に生きる意味も奪われた男。絶望と怒りに囚われ、復讐を誓いながら全てを破壊していく。
奪い、殺す中で、彼は古く腐敗した神に出会い、痛みの答えを見出し――時を巻き戻す。
今やイグフリッド・セヴェール・ドゥティールは、運命から
彼の最大の宝物を守ろうとする。彼に「善」である理由を与えた少女、カナリア。
「本来、俺はこの世界の悪役だった…お前が愛した世界だ、カナリア。だが、お前の幸せのためなら、俺は何にでもなる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 07:40:03
22856文字
会話率:27%
エメスラーナ教国最強と名高い女聖騎士レーネ・ベリルは、その武勇と高潔さで民からの信望厚く、腐敗した権力者から煙たがられていた。結託した彼らはレーネを屈服させるため、異国の奴隷調教師オドグを差し向け、彼女を肉奴隷に堕とさんと画策するが……
最終更新:2025-03-10 22:31:08
10373文字
会話率:72%
ソープで嫌な思いした男の鬱憤晴らしが偶然にも異世界人の人助けになって、パートナー探ししてた美女とのえっちにつながる、という話。
なお、難しい裏話はすっとばしてエロいことして終わる模様。
最終更新:2025-02-07 22:00:00
10308文字
会話率:34%
学校の同窓会に参加した進藤英二はあまりの酷さに辟易しつつ、参加者の一人が絡んでいた美女を救う。紗倉舞と名乗るその美女と、店を出た後の愚痴合戦で意気投合し、気付けば肉体関係に。
その後もえっちしながら仲を深めていくが、ふとしたきっかけで相手が
元クラスメイトだったことに気付く。
でもそれってこの想いに何か関係あります?
大人になったからこそ始まった同級生交際、スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 21:12:23
89714文字
会話率:31%
2019/03/17:リライトのため、全面書き直し!
舞台は、魔物と呼ばれる異形達と、それを迎え撃つべく結束した人々による戦乱が絶えぬ世界。
その中で反抗の旗頭となっていたリューンブルグ帝国はある時、大規模侵攻による帝都陥落の憂き目を見た
。
陣頭に立つべき王を喪うも、生き残るため、逃げ延びようとする姫君。
その姫君を生かすため、自ら死地へ赴く女将軍。
そこへ一人の男が現れる。
「魔剣」と呼ばれる剣を振るい、力の代償として女を抱く、謎の男。
彼は姫と将にとって希望であると共に、男にとっても、姫と将は―――
これは、反抗の物語。
そして孤独な戦いに身を投じる姫と将、彼女らを守り愛すると誓った剣が織り成す物語。
初投稿です。エロありの硬めのファンタジーを目指して執筆していきますので、どうぞよろしくお願いします。
※エロ描写ありの場合はタイトルに「★」をつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 13:00:00
769882文字
会話率:34%
中東支社で副社長を務めていた山田剛は、子供を救おうとして強盗に射殺され、異世界に転生する。
レオンという名の行商人の子として生を受けた彼は、前世での経済知識と商社マンとしての経験を活かし、若くして商人として頭角を現していた。
しかし、順調
だった人生は大きく変わる。
可愛い護衛兼恋人のリリアンが、突如として権力者たちによって投獄されてしまったのだ。
彼女を救うため、レオンはスラム街の闇の支配者と取引を行い、違法な密輸に手を染めることになる。
その過程で出会った二人の少女、マリアとサラ。
スラム街で生きる術を知り尽くした彼女たちと共に、レオンは密輸組織を確立していく。
魔法と剣術を学び、商売の表の顔を維持しながら、着々と裏社会での影響力を広げていった。
やがて彼は、王国と帝国の両方に跨る巨大な闇組織「黄金の航路」の総帥として、二つの国家の政治を裏から操る存在となる。
かつての彼を苦しめた権力者たちは、気付かぬうちに彼の掌の上で踊らされ、次々と破滅への道を辿っていく。
これは、前世のビジネススキルを持つ一商人が、闇の支配者へと上り詰める異世界ファンタジー。
そして、それは同時に、腐敗した権力者たちへの壮大な復讐劇でもあった——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 01:05:03
170107文字
会話率:30%
ある日聖女だったカトレーナは婚約破棄をされた。これを皮切りに様々な違和感を覚え、逃亡を決意。婚約破棄の原因となった次代の聖女から慰謝料を奪って逃亡資金にしようと企て入った先で、その聖女であるアレンティーナに捕まってしまい……。
前後編か前中
後編となる予定です。百合表現も入りますので苦手な方はお気をつけください(表現なだけで百合ではありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 23:35:40
7886文字
会話率:14%
平和すぎるゆえに腐敗したその国での階級制度は絶対である。貧乏貴族の長女エイダは貴族特有の特権意識を嫌い学校内では浮いた存在。茶会にピエロとして呼ばれては余り物のお菓子を包んでもらい、平気で他の学友からお下がりのドレスを受け取りついたあだ名が
「哀れなシンデレラ」「強欲のシンデレラ」だがエイダは目的があったからこそ何を言われても平気であった。卒業が近くなった頃に突然エイダは告白される。相手は学校一の美男子のロイナー・アスターテ公爵子息。爵位も上で口も聞いたこともない彼に恋人になって欲しいと言われ気づく、これは密かに聞いたことがある特別な者達だけの罰ゲームなのだと。
倹約家で必死に時間切れを目指すエイダと、ただの罰ゲームのはずが、いつしかエイダに惹かれ変化していくロイナー。
この罰ゲームのルールは相手にバレずに相手の純潔を奪う事。
互いに騙し合いながら辿り着くゴールは ?
R18には※マークをつけています。作品の流れが割とゆったりとジレジレ気味です。★感想・いいね・評価ありがとうございます。生きる活力です。誤字報告もありがとうございます。完結できました皆さんのおかげです。追記・電子コミカライズ進行中です。全年齢版となりますが、また詳細が決まりましたら報告します。本当に皆さんありがとうございます。※番外編投稿済・本編完結済。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 16:18:22
154631文字
会話率:43%
ティアラはこの国で唯一の癒しの力のある聖女に関わらず腐敗した教会により貴族出身の聖女たちが本物だと言われていた。落ちこぼれと酷使され首都を追い出されたティアラは一人聖女として一般の人々を救いたくて巡礼の旅を続けていた。国が建国された際に邪竜
が倒されたという田舎の村に訪れたティアラ。そこで村長に頼まれたのはハロウィンの夜にだけ現れる館があるという。その館には呪われた亡霊がいるので除霊をして欲しいと頼まれ、怖がりのティアラは渋々その館に足を踏み入れた。扉は勝手に閉まり閉じ込められてパニックのティアラの前に現れたのは全身を布で覆った仮面の男。その男には恐ろしい腐りの呪がかかっていて…。◆初めてハロウィン企画に参加してみました。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 19:22:45
16695文字
会話率:43%
かつて勇者とともに世界を救った聖女フィオナは聖クローム王国の女王に即位した。しかし聖クローム王国の王政は腐敗し民を苦しめていた......
王政を正そうとするフィオナに反発する王侯貴族たちはフィオナの失脚を画策するがフィオナの幼馴染であるゲ
イル・ローデン侯爵の助力により反女王派を一掃することに成功した。その見返りとしてフィオナはゲイルにその身を捧げることとなる......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 08:10:00
8238文字
会話率:32%
ケダモノの欲望と腐敗した組織の中で翻弄されるアイドルの話。
最終更新:2024-11-04 14:00:00
29725文字
会話率:27%
女性情報高官は、敗戦直前の混乱のなか、人道のために裏切った。
しかし捕らえられ、腐敗した軍によって尋問と懲罰を受ける。
ただそういうシーンを拷問を受ける側の一人称視点で書きたかっただけの作品です。
主人公は名無しちゃんで、通称おっぱいちゃ
んです。かわいくてスタイル抜群で、たぶん国でいちばん頭が良いです。きっと最後まで折れずに走りぬいてくれると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 15:47:15
106975文字
会話率:20%
「手術を成功させたら、君の身体は俺のものだ」
看護師としては働く三国穂波は、複数の看護師と肉体関係を結ぶ悪魔と呼ばれる小児外科医の久松和典に肌を許した。
翌日彼女を「俺の天使」と称する和典からプロポーズされた穂波は、了承するには三つ
の条件を満たす必要があると提案。その条件を受け入れた二人は交際を始める。
体調不良に悩まされながら引き続き病院で働く穂波はある日、同僚から和典が「悪魔と呼ばれていた話」は嘘だと聞かされる。
その後、彼女の妊娠が発覚し……?
*
愛する天使の為に腐敗した病院の改革を行う厨二病小児外科医(32)×一発懐妊限界看護師(26)
*
★別名義・別タイトル
ベリーズカフェにて先行公開していたものに約5000字のRシーンを追加したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 21:35:26
34543文字
会話率:39%
(私は、この人の【ピグマリオン】(人形)になったんだ)
海洋都市コスタヴィル。
王国南方に超大型港を構えるこの都市は、各大陸との玄関口となっており、多くの人・物・金が集まる一大都市として栄えていた。そうやって優雅で華やかに繁栄の姿の裏側で
は、『契約術』と呼ばれる力を行使する一部の権力者達の欲望が渦巻いていた。
『契約術』とは、対象の人間を自らの人形――【ピグマリオン】として、反抗の意志を失わせ従属させる術。文字通り人形として使役することが可能となる凶悪な術である。この都市で【ピグマリオン】とされるのは主に女性。その用途は様々で、性処理から民衆に自らの権威を誇示するための見世物だったり、己の身を守らせる護衛用、対立する貴族への諜報員等々……
悪意と欲望が日々肥大化していくこの都市は、いつしか国ですら手が出せない程に強力・凶悪になっており、今では自治権を認められた独立都市となっていた。
自分の名前以外の記憶が無い少女パティ。
彼女は気づいた時にはこの都市におり、そして悪徳貴族の1人の【ピグマリオン】とされていた。
何も知らない・何も分からないままに【ピグマリオン】とされていた少女。
の繁栄と腐敗――矛盾しながらも平衡しながら進んでいくこの都市の行く末を、彼女は見届けることになる。
果たしてパティは何を見て、何を思い、何を決断するのだろうか。
【ピグマリオン】の少女の物語が始まろうとしていた。
※本作はskebにてリクエストいただいたオリジナル作品です。pixivにも同作品を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 01:06:00
19978文字
会話率:40%
神殿による管理のもと、治癒の力を持った神に選ばれし聖女たちは、今日も健気に奉仕する。
……というのは、庶民が抱く幻想だ。
神殿の内部は聖女とその護衛騎士が夜な夜な交わるほどに堕落し、寄付金次第で患者の優先順位をつけるよう腐敗している。
また、神殿は寄付金を目当てに、聖女たちは治癒の力が枯渇することを恐れて自らの力を出し惜しみし、人々を完治させることはないのである。
そんな中、元々庶民であるのに膨大な治癒力を持ったとして神殿に保護された聖女のシアナは、一刻も早く聖女を辞めるために、護衛騎士のウォリスを連れて、夜な夜な街に繰り出すのであった。
全8話、完結済。
※他サイトからの転載です。
※脇でBLありますが本編には全く絡みません。
【全年齢版コミカライズ】ブシロードコミックス様より2025年2月7日発行アンソロジー『令嬢だって自分で幸せを掴みとりますわ!アンソロジーコミック』にて、井村なるみ先生にコミカライズして頂きました。
読者様の応援のお陰です、ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 21:00:00
21682文字
会話率:38%
児童ポルノに対する規制が強まる中、13歳未満の児童にわいせつな行為をして捕まった男を取り逃がしたニュースはメディアでも大々的に放送され我が署はとてつもないバッシングを受けていた。しかし俺にとってはどうでもいい話。むしろ犯人には自慢のコレクシ
ョンがあるだろうし、もう一度捕まる前にそのお宝をネットの海に流してくれないかとすら思っていた。腐敗し過ぎたこの警察という組織の中で、正しさなんてとっくに機能しなくなっている。
そして犯人が再び捕まらない中、表面上は捜査をしながらその実何もせずに定時で帰り、児童ポルノを探してネットの海を潜っていた。そこで見つけた未知の掘り出し物はまさに俺が求めていた脱走犯のお宝映像。動画に収められているのは小学生のあられもない姿だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 00:00:00
54168文字
会話率:46%
白石シズカは、百合ヶ沢学園高等部の生徒会長だが、表の顔と裏の顔を持つ。美貌と声望を集める生徒会長であると同時に、父親が経営するシルバーダインHDから資金を獲て、それを使って非合法な活動もしていた。中等部時代に挫折体験のある美少女、長谷川マノ
ンに目をかけているシズカだったが、同じ学園高等部の女教師、桜沢礼子がマノンに恋着し、妄想裡にマノンを愛撫し、また邪魔なシズカを凌辱するという密かな文書をスマホのアプリで記していた。またシズカの幼なじみで同級生の相原結以は、思うところあって最近、学園の腐敗を訴え、シズカ率いる生徒会も指弾する。これらに対してシズカは対抗策を講じるのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 23:05:11
616676文字
会話率:28%
暴力が物を言う腐敗し切った街で、2人は出会った。
路上でチンピラに絡まれた「僕」を助けた「カネコ」という男。彼はあらゆる物事を暴力でねじ伏せてきた悪魔だと街で恐れられていた。
裸足で行く宛もない「僕」はカネコの家へと招かれ、誰にも理解され
てこなかった心を暴かれていく。
暴力しか知らない男と、心を殺してきた青年の刹那な恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 13:55:34
7379文字
会話率:52%
人類は、科学の発展と地球環境の悪化により第二の地球を求めて数千人の移民と家畜及び種子を乗せた船団を宇宙に多数送り出した。
船団の一つが地球に似た星を発見、そこを第二の地球と定め移民が決行された。
惑星の名はテラセカンド。
惑星開拓による人口
増加とともに戦国の世のごとき勢力争いが勃発する。
数十年の抗争に幕を下ろしたのは強大な軍隊を擁するアルフォンソ・ベテルギウス将軍であった。
将軍は周辺の惑星をも配下に治めテラセカンド惑星聯合(れんごう)帝國の初代皇帝に即位した。
三百年後、惑星聯合帝國十九代皇帝エスメラルダ三世の治世下、政治は腐敗し海賊や反社会勢力が跋扈していた。
そんな時代に第八皇子サカリアスはかつての母の愛人の娘アマンダとの愛を貫こうとする。
なお、この作品はアルファポリスに掲載している「銀河の鬼皇帝は純愛を乙女に捧げる」のR18版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 23:52:31
590605文字
会話率:48%
「辺境ってのはですねぇ、色々出来るんですよぉ。」(by 陰謀農民主人公)
===
4歳の時に魔法書を拾い、練習を重ねてきた転生者ヴェルナー。 だが、一向に魔法が顕現しない。
腐らず、前世の知識を生かし、近隣の農村が豊かになる様に努力し、少
しづつ豊かに……。
そんなある日、町で”貴族排除革命”の噂を聞く。
そして、知れば知るほどその内容は、共産主義革命に似通っている――
――貴族の腐敗も糞だが……
大虐殺が起き、独裁者が誕生するんじゃないのか?
前世の知識で知っていた。
仕組み上、過度に中央集権化する共産主義の危険性を――
そして、大虐殺と大腐敗がその社会システムには付き物であることを――
絶望的な状況ながら、ヴェルナーは二つの武器を持っていた。
――農民の子には似つかわしくない『交渉能力』。
そして、魔法発動地点を自由に操る、『座標』と名付けた特殊技能だった。
座標―― それは、何年も顕現しない魔法に悩み、
体のあらゆるところから魔法が出る事をイメージしながら血の滲むほど練習し、
何年もかけて手に入れた、彼の宝物だった。
誰もが予測できなかった。
彼が後に役人となり、共産主義革命を更にひっくり返すべく奮闘する事を――
---
※ 少しスロースタート型です。 その代わり、テンプレ作品によくある
「主人公が突然アホになったり、人物描写が狂ったり、インフレ、ワンパターンが繰り返す」
ような展開はしません。
※ 中学生レベルの知識で理解できるように解説を入れていますが、それなりに知性を要求する作品です。 その代わり、読むとある程度交渉力が付くと思います。(キモになる重要事項のみ抜粋して書いてます。 割りと役に立つと思います。)
※ この作品はフィクションであり、意見や思想は登場人物のものになります。
---- ↓ 煽ってるって、コレですか?(消す事を検討します。 嫌な人がいるみたいなので。)
※ 殆の評価が5(それ以外は4が2人、3が2人くらい)なんですが、不当に低評価を付ける
共産主義信者が居るようです。
やはり言論封殺は共産主義者のお家芸なんですね。
理性的な行動も出来ると言うなら反論は感想欄に書いて下さい。 受けて立ちますので。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 19:00:00
402292文字
会話率:15%
「目が覚めたらおじさんの体で見知らぬ鍾乳洞。」という冗談のような状況で、更に下半身が動かない。そこへ迫りくる尿意。詰むや、詰まざるやの状態で……ダメでした。漏らしました。漏らした後能力に目覚めました。それも念動力というビミョーな能力でした。
ゴブリンの大群に出くわすも、仲間と勘違いされて群に加入。そこで出会った美少女神官、クリスを連れて脱出も……何故かそのクリスを狙って迫り来る貴族たちの追手の凶刃……
巡り巡り国落としを目的とした英雄暗殺の陰謀に巻き込まれたクリスと、スパイによって根幹を腐敗させられた領地を巡るスパイとの戦いに巻き込まれていく。
そんな中、ビミョーな「念動力」……。
しかし、対遠隔武器、対魔導士戦では実は馬鹿にできない戦力と気付いてから、意外な戦略冒険譚が始まる。 おじさんの脳から得た機転と工夫――それを一番の武器として…… 絶望的な状況をひっくり返す。
※ 48話「考察」迄読むことを推奨。 実はSFです。
◆ 冒険もエロも陰謀劇も濃厚 ◆ 快楽攻め、言わせる系多め ◆ 珍しい、対スパイ戦 ◆
□ この作品の特徴
- 戦闘は地味目です。
火力でなく、弱点を的確に突いて弱火力で強敵を倒すタイプになります。
- スキル、Lv制ではないので、数値は出てきません。
その代わり、不意打ち、伏兵を始め、弱点を突いての一発逆転が有ります。
- 対スパイ戦が中心なので、あまり戦闘は出てこず、騙し合いと信頼で状況を変え、
「戦わずして降らせる」方法を使って戦う事が多いです。
- 弱者と書いてますが、知恵を使うと実際結構強いです。 すみません。
- 評価する方へ: 無駄に過激な表現は避けています。 純粋に感じた事で評価して下さい。
真面目に、一生懸命書いています、ご理解お願い致します。
□ その他
※ 内容は全てフィクションであり、主義主張は筆者とは関係なく登場人物の考えになります。
※ 星記号(☆)の後にあるものは、その章の特記事項を示す記号です。
L: 「Leaderの心得」記述アリ。 E: エロ回(飛ばしてOK) I: 重要回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 21:25:46
489123文字
会話率:19%