十になった私がお勤めにあがったお屋敷には、八つになる美しくて意地悪なお嬢さまがおりました。桜色のほほえみを浮かべたお嬢さまに木の棒でぶたれると、なんとも言えない心持ちになるのです。お嬢さまに与えられる罰はすべて、私への褒美でした。
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明治時代を舞台にした、美しいお嬢さまの意地悪に喜びを見出す下男のお話です。
※メリバです。
※不倫ですがドロドロ愛憎劇ではありません。主役2人以外はほぼ出てきません。
17話予定。濡れ場は大人になってからなので最後のほうです。
別名義、別タイトルのR15作品にR18シーンを加筆したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 21:11:23
38734文字
会話率:47%