2023/5/25番外SS追加。2023/12/17番外SS2追加。2024/11/2番外編SS3追加。2025/5/11番外SS追加。
社交界の憧れの的リカルド・ノーマン。ノーマン伯爵家の嫡男であるリカルドには、母親違いの妹ジェーンが
いる。厳格な父親の暴力に怯えながら、幼い頃から二人は身を寄せ合って生きてきた。
「妾の娘で卑しい女」だと虐めてくる令嬢デボラたちから守ってくれる兄。社交的で明るく優しい彼に対し、敬愛の念を抱いていたジェーン。
兄妹両方に縁談話が持ち上がる中、父から呼び出されたリカルドが、ジェーンの前で豹変して――?
「愛してはいけない人を、愛してしまったのでしょうか?」
壊れかけの家族の中、支え合って生きてきた兄と妹の禁断の恋と家族再生・成長の物語。
※R18には※、2話目以降2話のぞいて大体R回。
※作者比で羞恥・調教多め?
※原案短編3/28投稿「媚薬を盛りにいったはずなのに、豹変したお兄様に拘束されてしまったのですが」連載版になります。設定が若干異なります。短編を使いまわしても良かったけど、全て書き下ろしです。
※毎日更新にお付き合いくださり、誠にありがとうございました。
※5/24アルファポリス様にも投稿開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 19:16:43
89824文字
会話率:32%
※1/8後日談Rオリヴィエside投稿。
※2023/12/4完結。
幼馴染で婚約者同士だった伯爵令嬢リリアンと護衛騎士オリヴィエ。
だがリリアンは、伝承の竜の番たる聖女に酷似しているという理由で、エスト・グランテ国王ジョワユースの正
妃に選ばれてしまい、愛するオリヴィエとは引き裂かれてしまう。
それから数年後、王妃となったリリアンは、世継ぎを産めないことを原因に、王太后に責められる日々を過ごしていた。夫である国王陛下は優しいが、数多くの側妃の元へと向かう毎日。
辛く孤独な後宮での生活により、もういっそ死んでしまいたいと思っていたリリアンの前に、以前とは別人のように変貌したオリヴィエが近衛騎士として現れて――?
滅びに向う国の運命に巻き込まれた1人の女性の行く末、彼女を愛した2人の男の末路とは――?
※R18には※、第4話以降。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 13:32:31
205678文字
会話率:34%
※9/8後日談(ちょこっとウルフィウスside)追加、※9/7全5話完結。
没落寸前だった伯爵令嬢マリーには、大好きな幼馴染の公爵令嬢ジュリーお姉様がいる。そんなお姉様の従兄弟であるウルフィウス国王陛下は、彼女のことを正妃には迎えないば
かりか、修道院に送ろうと宣い始める。
チャラチャラ遊び人であるウルフ陛下の思惑を、自分が悪女になってでも止めないといけない……! 彼の治世では誰も召し上げられたことのない後宮に、マリーは側妃として乗り込むことにして――?
売り言葉に買い言葉で、俺様陛下の側妃になってしまったヒロインが、勇み足で暗殺やら誘惑やらを本人なりに仕掛たりしている内に、いつの間にか溺愛されて、愛を育むことになっていた話。
ゆるゆるふわふわラブコメディー(最後はほんのりシリアス)。
※R18に※。
※1/22 アルファポリス様に転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 21:49:40
27514文字
会話率:40%
【第一幕完】企画“Blue Moon Cocktail”の同シリーズ作品に登場したBL組のオムニバス恋愛話。
《第一幕「傀儡のカラハルト」》
*あらすじ
大神官を父に持つアミュティスは幼馴染のカラハルトが好きだった。
自然と歯が光るほ
どの爽やかな容姿と剣の才を持つ伯爵家三男カラハルトは、ルターニヤ騎士団長まで上り詰めたが、二十八歳の現在になっても言い寄ってくる女たちを次々に食いまくっていたため、“ヤリチン騎士団長”という不名誉なあだ名があった。
アミュティスは男の自分がカラハルトと結ばれないことは百も承知していたので、友として死ぬまで一線を引くつもりだった。
しかし異世界逢魔国にあるカタスの街で、男だとアミュティスが思い込んでいたレイ・三嘴(♀)にカラハルトが襲い掛かる、という衝撃的な事件が起こってしまい、男にまで手を出すようになったのかと勘違いしたアミュティスの堪忍袋の緒は切れた。
アミュティスはカタスの宿にカラハルトを監禁し、カタスの強力媚薬を使ってメッタメタに犯して自分だけのメスにすることにした。
*第一幕タグ:ヤリチン、媚薬、初恋、攻守逆転、無理矢理、結婚
☆第一幕蛇足タグ:おじさん×おじさん、ヤンデレ、R15、会話形式、ショートショート
《第二幕「三度目の牛腸 ~飴と鞭~」》
*あらすじ
S機関入職二年目の牛腸水仙(ごちょうみなひさ・24歳)は、一年程前まで自身の指導係だった背川由鷹(せがわゆたか・36歳)から、公道で鞭打ち尋問を受けてトゥンク☆したり、押しかけ女房になって背川と恋人になるという、奇妙な夢を見た。
朝、夢から覚めた牛腸は、自分がラブホテルの一室で寝ていたことに気付くが、隣にいたのは背川ではなくて、S機関のネッチョリ系キモ上司(♂)だった。
牛腸は昨夜、S機関のエリートコースに乗るために、自身をネッチョリ系上司に上納(未遂)しかけていたことを思い出した。
※補足:ループ三度目で以前の記憶はない設定です(詳しくは同シリーズ作「君を守…」へ)
*第二幕タグ:元上司と元部下、年の差、ループ、SM
誤字報告感謝!
無断転載禁止
#BMC_使ってもいいのよ(詳細はシリーズ説明へ https://novel18.syosetu.com/xs1380b/ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 16:01:26
33480文字
会話率:26%
伯爵令嬢フィオナは義妹になる予定の有名モデル、アテナの水着姿を見て自分と比較してしまい意気消沈する。
その後フィオナは超絶美形婚約者ジュリアスに岩場に引っ張り込まれ、一緒に海水浴に来ていたブラッドレイ家の者たちの声が聞こえる中、秘密の育乳を
される。
美形揃いの魔法使い一家とその恋人たちによるオムニバスラブエロ話。
※Summer Night time 2023 参加作品
※タイトルから副題を抜いたR15版がなろうにあります。アルファポリスにも掲載。
※無断転載禁止
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 15:31:59
37938文字
会話率:33%
獣人に殺された家族の敵を討つために、兄のフィリップであると偽り男装して銃騎士となった伯爵令嬢フィオナ・キャンベルは、銃騎士隊二番隊長代行ジュリアス・ブラッドレイの専属副官であり、彼の恋人でもある。
恋人ジュリアスは輝かしい美しさをもつ国一
番のモテ男であるが結婚願望がなかった。令嬢としてのフィオナと婚約関係ではあるものの、元々は女除けをしたかったジュリアスと、銃騎士になるためにジュリアスの協力を得たかったフィオナの利害が一致した果ての偽装婚約だった。
協力の条件の一つとして「俺を好きにならないこと」と提案されたが、フィオナが成人を迎えた時に二人は付き合い出す。
フィオナはジュリアスを愛していたので、一生そばにいられれば結婚できなくとも構わないと思っていたが、ある出来事をきっかけにジュリアスの結婚観が変わる。
美貌の完璧超人からいつの間にか執着されていた話。
※誤字報告ありがとうございます!
※アルファポリスにも掲載。なろうにR15版あります。
※無断転載禁止
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 17:41:07
7573文字
会話率:8%
11世紀、フランス。
ノワルヴァル伯爵家の姫君アンジェルは、家庭教師として招かれた若き修道士エティエンヌに、密やかな恋心を抱いていた。
彼は、神に仕える聖者。
女を遠ざけ、理を重んじ、清らかに生きる誓いを立てた男。
けれど、誰よりも高潔なそ
の魂が、誰よりも激しく、ひとりの女に惹かれてしまったとき──
二人の運命は、静かに狂い始める。
兄伯爵の溺愛、義姉の奸計、そして、許されぬ身分差。
身を焦がすほどの想いは、幾重もの禁忌を超えて、やがて、すべてを変えていく。
「たとえ、神を敵に回しても──お前を離しはしない」
正しさを捨て、己の誇りも、未来も、名声も。
彼が最後に選んだのは、世界にたったひとつ、アンジェルだけを救うための、罪深き誓いだった。
これは、運命に抗い、魂で結ばれたふたりが、禁断の果てに掴み取る──ただひとつの救済の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:33:48
89129文字
会話率:32%
獣人の長たる銀狼貴族グラナイダ伯爵家次期当主のギザリオに見初められたリリィ。けれどリリィは銀狼を狂わせると占われ森の奥深くで隔離されて育ったため、恋とか愛とかよくわからない。ただ大人で格好が良くなんでもリリィの願いを叶えようとする物腰の柔ら
かなギザリオに憧れに近い思いで家に迎えられた。
兄妹のように寄り添う穏やかな日々から夫婦になり、ギザリオの完璧ではない素の様子も好きだなあ思い始めたのに、彼はある時から「僕のこと愛してる?」と執拗に聞くようになり…。
怠惰だけど格好つけたがりの次期銀狼当主×箱入りで育った慈愛の黒狼令嬢。
穏やかに育む情と銀狼が求める愛に満たされたり振り回される二人のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 19:09:11
85238文字
会話率:40%
犬獣人のクインの旦那様は、獣人の長たる銀狼伯爵家の次男、狼獣人のキースだ。彼は出会った時から紳士で結婚してからもクインをとても大事にしてくれている。けれど、獣人パートナーの証は交わさず、激しいと噂される夜の営みはかなり淡白で5年も子供ができ
ない。そんなある日小柄なクインは妊娠しにくいと医師に言われ、つがったばかりの義弟夫婦にもさっさと子供ができたと知り、もう離縁を申し出ようと決めたのだがーーー。
安定のヤンデレ。「勘違いパティシエは狼獣人の胃袋を掴んでしまったらしい」「狼獣人は美味しい番を逃がさない」のラーダの二番目の兄のお話です。
12/22 番外編を再追加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 19:40:49
60050文字
会話率:46%
舞日楽華(まいにち らっか)は恋愛経験に落差のあるヤンデレ彼氏に殺され、クソゲーと名高い乙女ゲーム【聖女のキスと祝福と耳飾りと約束の地と】の悪役令嬢・シュシュ・リーブルに転生した。
乙女ゲームを知らないシュシュは、「今世ではビッチと言わ
せない!」と処女を護るルールを設け、「いえ~い!断罪処刑大歓迎~」の軽いノリで悪役令嬢ライフを開始する。
乙女ゲーム内でシュシュは自分を殺した彼氏にそっくりな、ランス・リルージュ王子に出会う。
自由気ままなシュシュは、婚約者である伯爵家の嫡男・クラド・ルイドランからの婚約破棄の提案はコイントスで賭けにして、公爵家の次期当主、兄ギリアン・リーブルからの禁断愛には、柔術で対応。さらにランス王子と遊びまわり、一目ぼれしたタフガイのジョーをナンパして、と乙女ゲームの世界を楽しんでいたけれど――――
乙女ゲームの主人公、リーミア・ミルクリンが悪役令嬢シュシュのルートに入ったことで、事態は急変する――――?
前世の悲恋がハッピーエンドになることはあるのか?
現世と前世が交錯する悪ノリビッチファンタジー♡
※元々R15にて投稿していましたが、先の展開を想定し年齢制限を変え、こちらに投稿し直しています。
※不定期更新予定です♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 21:00:00
213717文字
会話率:40%
オーバーラップ様より創刊されました新レーベル「ロサージュノベルス」から書籍化いたします!
皆様のおかげです。本当にありがとうございます!
勉学に励み、大好きな読書を楽しみ、3年間の学園生活を穏やかに穏やかに過ごそうと思っていた伯爵令
嬢レティシアが、入学後にたまたま訪れた図書館の『分室』で、超絶美男子の公爵家令息と出会いそこで共に過ごす中で、誤解されて罵られ、いつの間にか心を開かれ、知らない間に発情されて……。
しつこく嫌がらせしてくる3人の令嬢の意地悪な企みとあいまって、とっっても穏やかではない卒業パーティを迎えてしまうお話。
※キーワードに苦手なものがある方は、ご注意下さい。
※R18は後半です。★マークつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 21:15:48
72474文字
会話率:35%
タイトル通りの話です。
男爵令嬢のクラウディアは、父親と娼婦の間にできた不義の子。
「お前は不義の子だから」と義母や義妹からいじめられる日々。楽しみといえば、月に一度だけ、仕事で屋敷に訪れるヴィルヘルム侯爵と会うことだけ。
そんな折、ク
ラウディアの元に辺境の伯爵から婚姻の申し出がやってくる。伯爵に嫁ぐために馬車へ乗り込んだクラウディアだったが、道中馬車が事故にあってしまい……?
よく喋りよく笑いヒロインを手に入れるために軽やかに嘘をつくヤンデレ侯爵(28)×気付いたときにはヤンデレの手中に嵌っていた訳あり虐げられ男爵令嬢(18) の話です。ゆるふわ設定です。
他サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 21:55:29
27161文字
会話率:47%
主人公は稀少な闇属性の伯爵令嬢、セフィラ。彼女は常闇の城と呼ばれる場所に、いずれ自らと伴侶となる者だけを連れて行かなければならない。それなのに明日成人の日だと言うのに婚約者も決まって居ない。独り常闇の城に向かわなければならないのかと悩むセフ
ィラと、彼女を幼い頃から求めていた第三王子のジノンのハッピーエンドストーリーです。なろうの加筆修正版になっています。内容の加筆に伴い、タグを変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 02:18:40
10300文字
会話率:47%
伯爵令嬢のミリアーナは、幼い頃に病の後遺症で耳が聞こえなくなった。
ミリアーナには、侯爵子息であるアーノルドという昔からの婚約者がいる。ミリアーナは幼い頃から優しい彼が大好きだった。しかし何事にも優秀な彼と自分を比べて、何より耳が聞こえ
ないことに引け目を感じてもいた。
自分は次期侯爵夫人に相応しくないのでは。アーノルドに気があるという噂の王女が彼と密会をしていたという話も知ってしまい、ついに劣等感に耐えきれなくなったミリアーナは婚約解消を申し出ることにしたのだが……。
【キーワード】
三人称 西洋風ファンタジー たぶんハッピーエンド シリアス ヤンデレ 無理矢理 執着折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 08:13:52
15331文字
会話率:25%
ほぼ平民に近い生活を送っている男爵令嬢のユリーナ。そんな彼女には、赤ちゃんの頃からお気に入りの玩具のように執着してくる、伯爵令息の蛇獣人であるルイヴィスがいた。
「リナ、君は俺の特別だよ。」
なんて耳元で囁いておきながら、私は貴方
の番じゃない。だからいつかは離れなければならないと思ってはいたけど、まさか本当にルイヴィスに番が現れるなんてね。
諦めて離れていくユリーナに、番が見つかったはずのルイヴィスが必死で追い縋って止めてくる事に心底戸惑うけれど、突き放せない自分にも呆れてしまうのだった。
そんな時、ユリーナが番かもしれないという獣人が現れた事でルイヴィスの様子がおかしくなって……?
という感じの、フワッとした世界観で繰り広げられるお話です。
ヒロインもヒーローもどっちもがんばれ!
※ Rシーンには題名に「※」を付けます。
※ 解釈は人それぞれあると思います。合わないなと思われましたら、恐れ入りますがブラウザバックをお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:13:58
111631文字
会話率:17%
政治的道具のために、虐げられて育った子爵令嬢のリタ。ある日、出会った隠し事がありそうな、隣国の伯爵令息のアレックスに口説かれるが、目的が家の事だとなんとなく察した上で婚約を結んだ。
彼の本当の狙いはきっと我が家の貿易に関する事だと知
っていても、彼に惹かれる気持ちを抑えられなかった結果、彼女は捕まる。
願わくは、アレックス様が幸せでありますように、と祈りながら息を引き取った彼女と、何度生まれ変わろうとも誰にも渡さずに、必ず自分の手でリタを幸せにすると誓った彼の、輪廻の話。
※ 世界観はフワッとしています。
※ 作者的にはハッピーエンドですが、人によってはメリバかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 19:54:34
34453文字
会話率:27%
前世では女も男も食い散らかしていたクズだった俺は乙女ゲームのモブキャラ、アンバー・クォーツとして転生をしていた。セフレだった男に刺され男しか存在しないゲームの世界へ。
ゲームの中でのアンバー・クォーツはラピス・サファイア公爵令息の従者とし
て登場していた。
男しか存在しない世界。
宝石の名前が家名である攻略対象たち。
【ガーネット王国のアレキサンドラ王子】【サファイア家のラピス公爵令息】【エメラルド家のジェード侯爵令息】【シトリン家のルチル辺境伯令息】【スピネル家のシェル伯爵】
赤、青、緑、黄、紫とそれぞれ攻略対象の色が決まっている。
ゲームの開始は攻略対象たちが学園を入学する所から始まる。
ある日突然、治癒魔法を使えるようになる平民が学園に入学する。その男を攻略者たちが奪い合う恋愛ゲーム。
ゲーム開始は攻略対象者が15歳になる入学式。
モブはモブらしく端でひっそり乙女ゲームの恋愛模様を楽しむとしよう。
※男性が妊娠する描写あります。
※乙女ゲーム開始まで時間がかかります。気長に読める方のみ推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 19:52:39
96378文字
会話率:47%
――どうしてこうなったんだ?
自分自身に起こっている出来事が、僕は未だに信じられずにいた。
今、僕を組み敷き、凶暴そうなまなざしで見下ろしているのは、あのセオドア・グリフィン。つい数時間前まで、世界で一番嫌なやつだと思っていた同
級生。
恐ろしいほど整った顔に、黒く光る瞳には紫色の神秘的な影がかかっている。
いつも無表情で、僕を小馬鹿にしたような冷たい目で見ていた、セオドア……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
――誰もが、人には言えない秘密を抱えて生きている。
名門貴族たちが通う王立学院で、貴族の端くれの僕が見つけた居場所……。
それは、特権階級に属する先輩たちの愛玩動物に成り下がることだった。
だがそんな安寧した生活が、突然現れた伯爵令息セオドア・グリフィンにより、少しずつ破壊されていく……。
・・・・・・・・・・・・・・・
「彼」は、僕を抱いた……。
「アイツらには内緒だ……」と耳元で囁いて――。
・・・・・・・・・・・・・・・
総受け注意⚠️
この作品は総受けです!攻めは同級生、先輩(複数)です!!
タグをご確認のうえ地雷回避をお願いしますm(_ _)m
※R18シーンの事前予告はありません。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 10:51:15
136317文字
会話率:40%
ありがたいことに、ロサージュノベルス様にて書籍化が決定いたしました。イラストはあらいてるこ先生に担当していただきます。
今からとてもとても楽しみです、皆様に楽しんでいただけるように頑張りますね!
ソフィア・アーミストは大精霊を祖母にもつ、
精霊の血が流れる家系にうまれた伯爵令嬢である。
十歳の時に、趣味の魔道具作りをしていたら失敗をして爆発がおこり、爆発に巻き込まれた衝撃で前世を思い出した。
そして、ここがマジカル学園エトワールの世界で、自分はヒロインの回復係役の謎の保険医ソフィアであると思い出した。
モブに転生したソフィアだが、できるだけ乙女ゲームには関わりたくなかった。
なぜなら、マジカル学園エトワールのヒーローたちは心に闇を抱えた者が多い。
特に血染めの王太子と呼ばれるメインヒーローのリュゼリオには、ハッピーエンドがないと言われるほどだ。
どのルートでもヒロインは酷い目に合う。
関わらないと決めたソフィアだが、ある日リュゼリオの闇落ちの原因である、リュゼリオの誘拐現場に出くわしてしまい──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 19:37:45
121573文字
会話率:36%
アシュベルはデッケン伯爵家の一人息子だ。明るく快活で直情的、自分の信念に真っ直ぐな行動力の塊。彼は自分が解放した元奴隷の仲間たちから愛され、そして仲間を愛している。しかし彼には誰にも知られてはいけない秘密がある。それは彼が「彼女」であったこ
とだ。
ところがアシュベルを忌み嫌う人物に強制され、自分の正体を隠したまま、知らない男に処女を捧げることとなってしまう。その上、男は抱いた相手がアシュベルであることに気づいてしまい……。
男として生きる令嬢が優しい大型犬のような親友に調教されつつ、許しと救いと生きる道を探す話。エロとそれに準ずるものに*をつけました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 16:47:32
176749文字
会話率:51%
孤児院で愛情をかけて僕を育ててくれたリサねえ。
ずっとずっと好きだった。独り占めしたかった。母親でも姉でもなく、一人の女としてずっと欲しかった。年だってたった七歳しか違わない。
僕をこんな気持ちにさせたのはリサねえが悪いんだからね?いつも触
ってきて、頬に口づけて、僕の顔がいいと言い、僕のために泣いてくれた。
伯爵家に引き取られてからずっとこの日を待っていた。リサねえを閨教育係として、この屋敷に迎える日を。
もう僕は庇護されるべき子供じゃない。
もうここから逃がさないから。
あくまでも自分は母親代わりだと言い張るなら、その体に僕の愛をわからせてあげる。リサねえが僕に堕ちてくれるまで。
『かわいい幼児を愛でているつもりが、ヤンデレに育ててしまったようです』のルイス視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 16:00:00
9043文字
会話率:38%
貴族であるからには、貴族同士の結婚は当たり前、他はあり得ない――そんな環境で育った伯爵令嬢のルアンナは、家の事情で貴族でなく成り上がりの商人であるウィリアムと結婚することに。
お互いの事情を含んだ愛の無い結婚。
二人の結婚生活は寂しいものに
なる覚悟をしていた。
しかし、ウィリアムの態度にルアンナの心は少しずつ変化していく――。
作成しているものを少しずつアップしていきます。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 00:04:27
12779文字
会話率:36%
■BL小説の世界に転生した腐男子が、推しカプのために「当て馬ヤンデレキャラ」を演じていたら、なぜか攻めに執着される話。
■だんだん執着してくる美形生徒会長×当て馬ヤンデレキャラを演じる腐男子
美形×平凡/執着攻め/ハッピーエンド/勘違い・
すれ違い
【あらすじ】
伯爵家の令息であるアルト・リドリーは、幼い頃から療養のため家に籠っていた。成長と共に体調が安定し、憧れていた魔法学園への途中入学が決まったアルトは、学園への入学当日、前世を思い出す。
この世界は前世で読んでいた「学園モノのBL小説」であり、アルトは推しカプの「攻め」であるグレン・アディソンに好意を寄せる、当て馬ヤンデレキャラだったのだ。アルトは「美形クール攻め×平民の美少年」という推しカプを成立させるため、ヤンデレ当て馬キャラを演じることを決意する。
アルトはそれからグレンに迫り、本人としては完璧に「ヤンデレ」を演じていた。しかし、そもそも病んでいないアルトは、だんだん演技にボロがではじめてしまう。そんな中、最初は全くアルトに興味がなかったグレンも、アルトのことが気になってきて…?
※アルファポリス、pixivでも公開しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 21:30:00
109914文字
会話率:41%
本作はこのたび、ノーチェブックス様より、
『余命一年の転生モブ令嬢のはずが、美貌の侯爵様の執愛に捕らわれています』にタイトルを変更して、二月十五日に書籍化されました。そのため、書籍発売に合わせ、出版社との規約により本編を削除致しました。
こ
こまで応援してくださった皆様には、本当にお礼申し上げます。
本編続きはアルファポリスにて掲載できる事になり、こちらは番外編置き場とさせていただきます。
ご不便をおかけし、申し訳ございませんが、是非ともこの先の本編もよろしくお願い致します。
アルファポリスweb版(書籍版レンタルページもあり)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/911874445/78684044
書籍版は10万文字ほと加筆修正しております。web版を読んでくださっている方にも楽しんでいただけると思います。書籍版も、よろしくお願いします。
Amazon
https://amzn.asia/d/3Nx6Cfe
楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/17784403/?scid=we_lne_upc1571
この物語は失った少女の魂を追い求め望まぬ永遠を手に入れた青年と、必ず18歳で死んでしまう少女の物語。
伯爵令嬢と王家の影、二つの顔を持つアリシティア。彼女はお姫様の罠にかかり、闇オークションでリーベンデイルの生きた人形と呼ばれる愛玩奴隷として競売にかけられてしまう。
そんなアリシティアを救い出したのは、アリシティアを嫌っている、彼女の最愛で最悪の婚約者、ルイスだった。
アリシティアは今流行りの、小説の世界への転生者だ。
小説ではお姫様に一途に恋するルイス。しかし彼の設定欄には『10歳から婚約者がいる』と書かれていた。けれどルイスの婚約者は小説には一切登場しないし、その存在を匂わされる事すらない。
ルイスが死ぬ時ですらその存在を思い出しても貰えない、名前すら出てこないルイスの婚約者。彼女は多分作者にも、この世界にも忘れられた存在だ。
───── だったら、誰がルイスの婚約者になっても同じじゃない?
などと、8歳のモブ、アリシティアは考えた。そして彼女は忘れられた婚約者となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 18:00:00
56622文字
会話率:38%
——殿下の溺愛が、わたくしを狂わせていく。
【年の差】×【溺愛】×【真面目王子と貞淑貴婦人】×【閨指導】、しっとりめの禁断の恋のお話。
レーヴェンタール伯爵夫人アガーテ。
ある一点を除けば穏やかな日々を送っていた彼女は、王妃に呼ばれた。
王国第二王子のゴットフリート(十六歳)が、アガーテを見初めたというのだ。
「王子の話し相手になってほしい」、と王妃に命じられる。
「王子は女を知らぬゆえ、男女のことを導いてやってほしい」、とも。
つまり、話し相手が単なる「話し相手」ではないことは明白。
断れば夫の未来はないといわれたアガーテは、王子の側に参じることに……。
王子の狂おしいまでの溺愛が、貞淑な貴婦人だったはずのアガーテの魔性を引き出していく。
※5/29は第2章途中まで一挙公開します。それ以降は不定期更新です。
***
アガーテ→レーヴェンタール伯爵夫人。非常に貞淑で今の現状に満足しているが、えっ、というタイミングで理性が飛ぶ。悪い女とは彼女のこと。
ゴットフリート→第二王子。表の顔は控えめで真面目、裏の顔は執着心が尋常ではないヤンデレ。童貞喪失するのはアガーテ相手じゃないと嫌だとごねている。アガーテより十二歳年下の夏生まれ。変な夫婦に捕まって弄ばれてる可哀想な純真な子。
エリアス→レーヴェンタール伯爵。外交官として仕事をしており、家を不在にしがち。陽気で華やかな性格。妻を気遣う良き夫だが、若く真面目なゴットフリートは嫉妬も相まって彼を「ひどい」と捉えてしまう。非常に罪深い男。
王妃→一応常識人ぽい。だが、他のきょうだいに比べて「良い子」だった幼いゴットフリートを放置しすぎていたという自責の念から、彼に甘くなってしまう。
国王→ゴットフリートの父。物静かで知的な性格。王妃との関係は表向きは良好で、子供達を溺愛する。だが、あることが原因で、王妃により子供達から遠ざけられている。そのことがゴットフリートを含めた子供達の精神を追い詰めている。
*「カクヨム」様のほうで、殿下の溺愛がマイルドなバーション(R15版)を公開しています。→https://kakuyomu.jp/works/16817330657522696225折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 21:00:00
118499文字
会話率:39%
悪役令嬢が男だったら、なんて考えたことあるだろうか。私はない、少なくとも目の前に彼が現れるまでは⸺
ある舞踏会の夜、伯爵令嬢コレットは前世の記憶を思い出した。目の前にいるのは悪役令嬢の婚約者であるはずの王太子殿下、このままいけば自分はボル
ネフェルト公爵家の悪役令嬢と敵対し最終的には国外追放される筋書きだ。
最悪の事態を避けようと頭を悩ませるコレットだったが、そこに予想外の人物が現れる。美しく悪辣、王太子殿下の幼馴染にして絶対的な信頼を得るボルネフェルト公爵家の……若き公爵ジェラールだった。
この世界に悪役令嬢は存在しない。悪役令嬢は男に生まれたのだ。婚約破棄も没落も心配しなくていい。その事実に安堵するコレットは、まだ気づいていなかった。
ジェラールが自らに向ける執着と、身勝手で歪んだ愛に。
///悪役令嬢モノのアレンジレシピです。激重巨乳美女が男になったらメロいな〜と思って書きました。TSとかGLとかではないです。
ランキング入りしているとのことで、沢山の方にお読みいただけて大変光栄です。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 16:01:20
26081文字
会話率:53%