神々の園から零れてきた植物の枝葉が、人の身を通して現れることがある。数多の霊薬や魔法の素材、竜をも屠る劇毒、不老の源である黄金の果実……神話に伝えられる益が再び世に齎された。そうした『庭』を管理する為に、国は軍の一部署として園丁官という役職
を作った。
若手の園丁官カイは初夏、新たに庭となった男セヴランの担当となる。ろくでなしでちゃらんぽらんな男の対応は儘ならず――かと言って放ってもおけず。責任感と意地で接するうちに懐かれ、親密な関係になっていく。
真面目で色々できる優秀な世話焼き年下(21)×へらへらした寂しがりで甘えたな我儘年上(25)。ほのぼの仄暗のファンタジー世界の日常。
・タイトルに*がエロ有
・魔法や精霊、魔物が存在する世界。作中で戦ったりはしない。電子機器などは無いがそれらでカバーしている部分がある。
・受けは酒と賭け事と女が好きで母親について拗らせている。娼婦との絡みがある。不貞。
・人の死、偏見や差別の表現を含む。
・pixiv、アルファポリスに同一作品を掲載しています(ムーンライトノベルズが最速)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 08:00:00
194545文字
会話率:42%
【完結しました!】
――魔女と呼ばれる女がいる。
魔女は性行為によって人の命を奪う、淫靡な化け物だ。
魔女は人里離れた崖下で、八年前、まだ彼女が人間だった頃の思い人の死体を発見した。
魔女は冷たくなった男の身体にゆっくりと舌を這わせる。
※ラストは純愛ハッピーエンドです!
!注意!
・性癖特化した作品ではありませんが、死姦に近い描写があります。
・前編は流血表現ありです。中編からでもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 12:40:00
16685文字
会話率:22%
アプランドル王国の女王としてまつりあげられたリルスリール・アプスドート(リル)は、革命の渦に巻き込まれ、処刑されることとなる。
処刑人を務めたのは、代々処刑人を務める一族出身のシオン・クレマン。その場に集まった誰もがリルの死を望む中、
彼だけは寂しげな表情を浮かべていた。
その顔が妙に印象に残りながらも、リルは処刑される。
が、次に気づいたとき、リルは王宮におり、時間は1年前へとさかのぼっていた。
自分の経験したことが夢とも思えず、今度は真面目に生きようとするが、なかなか思ったようにはいかず、すぐに卑屈になってしまうリル。
そんな中、彼女はシオンと対面する。彼のことがどうしても気になり、接触したところ、彼は処刑人一家に生まれたことに苦悩しながらも、己を磨き続ける高潔な人物であった。
その姿に惹かれ、自身も王族として胸を張りたいとリルは努力を重ねる。
そしてあるとき、リルはシオンの職務を目撃する。人の死に触れて憔悴する彼のためにできることはないかと悩んだ末に、彼女は彼のことを抱きしめて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:00:00
6911文字
会話率:21%
とある港町に住む処刑人のマレクの前に現われた、奇妙な男。
一夜限りの逢瀬を楽しむつもりで招き入れたその男は、満月のたびに姿を現すようになる。
同じ頃、処刑場の傍の海にシャチが出没するようになる。崖から投げ落とした罪人の死体を攫ってゆくその生
き物の背びれには、男とそっくりな傷があり──。
少しダークな、人魚×人間のファンタジーです。
「春の短編祭」に参加中。2024年度テーマは「ふたりの関係性」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:22:24
24637文字
会話率:37%
様々なことが重なり、死にたくなった女の目の前に死神の男が現れた。女の死を歓迎する様子に、早く死のうと決意を固めたとき。そこにもう一人の死神が現れて――?
最終更新:2024-02-25 07:48:02
10015文字
会話率:56%
【あらすじ】
国の英雄であり大富豪ジャスルの護衛である狼族のソンジュは、ジャスルの側室として迎えられた蝶族のユンファと、婚礼の儀の前夜、ひょんなことから一晩二人きりとなる。
ジャスルはユンファに自らの子を生ませるためにユンファを娶った
ものの、外の世界を何も知らずに育てられた初心なユンファは、護衛を務めながらも優しく誠実なソンジュに恋をし、無理にもソンジュに口付ける。――いわくジャスルへと嫁ぐ自分だが、初めての接吻は、慕った人としたかった、と。
しかしソンジュには、その接吻を忘れてくれというユンファ。その健気な思いにソンジュもまた彼に惹かれ、またたく間お互いに恋に落ちた二人は、気持ちのままに「つがい合う」が――?
「…この籠から、二人…共に逃げませぬか」
【注意】
・セリフ内伏せ字無し男女性器淫語表現アリ
・R18表現時「♡喘ぎ」
・男性妊娠、801穴要素アリ
・無理やり等の陵辱、恥辱表現アリ
・受けの男娼(性奴隷化)展開アリ
・モブ受け、攻めモブ(微)表現アリ
・局所殺害シーンなどぼかした流血描写アリ(メイン二人の死はありません)
「ぼくはきみの目をふさぎたい(https://novel18.syosetu.com/n0406in/)」の前身となったお話のため、一応あの二人の前世という感じです。なお「目」を読んでいなくても全然問題なく読めます。
お読みいただいている最中に合わないと感じられましたら、そっと作品を閉じてくださいますようどうぞよろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 18:47:49
313333文字
会話率:39%
時は西暦3464年。第5次世界大戦の影響で人口が減少したことで労働者の不足により、未成年者の労働は当たり前のように行われるようになり、身寄りの無い孤児は生きるために改造人間となるための手術を受けさせられ、過酷な労働を強いられるケースが多かっ
た。
人体の改造手術はまだ研究段階であり、失敗が多く、被験者のほとんどが廃棄処分となり、生き残っている人数はごくわずかでしかなかった。しかし、生き残った改造人間たちは
人型機動兵器「ウォーマシン」のパイロットとして、或いは軍人として、或いは傭兵として世界各地で勃発する紛争に駆り出され、捨て駒として使い捨てられていった。
そんな中、「13人の死神部隊(サーティーンリーパーズ)」を名乗る改造人間のみで構成された傭兵集団が世界各地でテロ活動を行い、多くの人々の命を奪っていった。
「13人の死神部隊」に妻子の命を奪われた傭兵ヨーゼフ・ハンクスは彼らのリーダーである
カーン・ダーレスを彼の操縦するウォーマシンもろとも撃破することに成功するが、ヨーゼフ自身も重傷を負い、ウォーマシンを操縦することができなくなってしまう。
ヨーゼフはリーダーを失った「13人の死神部隊」を壊滅させようと彼と共に戦う改造人間を手に入れるために改造人間の研究所を訪れる。
そこでヨーゼフは後に彼の養子となる改造人間989号、ジョエルと出会うことになるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 19:03:11
99815文字
会話率:46%
『───苦しみの内に彼は死んだ』
幸せの最中を駆け抜けていた男と女、その友人達。
何もかもが全て自分達の理想の、思う通りに上手くいくと信じて止まなかった。
たった一人の死で、彼等の結束は強まる。
けれどもう、それはかつてと同じではない──
─
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【注意】
当作品は成人向けの要素を含んでおります。
また当作品には自殺や自傷行為、心の病気等の要素を含んでおり、場合によっては不愉快に感じられる表現があるかもしれません。ご了承下さい。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 02:00:00
12060文字
会話率:15%
キーリは目前に迫る死を自覚して、初めて自分の前世を思い出す。
それはこの世界が、前世ではいわゆる乙女ゲー。
女性向け恋愛ゲームと同じだったという事実。
そのゲーム内で最難関と言われたラスボスが悪に堕ちた原因は、友人の死だった。
そして、その
友人=キーリ自身だと気付き、死にたくないと叫ぶと目の前に現れたのは……見慣れたゲームのロード画面だった!?
セーブとロードだけを手にして、自分の死を回避しながらも友人を守りたい臆病者の物語。
アルファポリスにも掲載済み
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 19:00:00
81835文字
会話率:31%
現代日本のOL・忍は、不慮の事故で死亡。
目覚めたら、モルフォア王国の伯爵令嬢モニクになっていた。
……と思ったら、自分の婚約披露パーティーの最中だった。
そして目の前には何と、婚約者とその愛人の死体が。
このままでは、容疑者第一号にな
ってしまうのは間違い無い!
そんな私に、思わぬ救いの手が差し伸べられる。
三歳年下のイケメン騎士、アルベール様だ。
「アリバイを作ればいい。今夜、ずっとあなたと一緒にいたと、証言しましょう……」
前世でも現世でも、自己主張ができなかった私。
運命は自分で切り開こうと、私は彼の提案に乗る。
こうして、アルベール様との偽装恋愛を始めた私。
が、彼は偽装とは思えないほどの情熱で迫ってきて。
私を容疑者扱いする人々から、あの手この手で守ってくれる彼に、私は次第に惹かれていく。
でもアルベール様は、私にこう告げた。
「俺は、あなたにはふさわしくない人間なのです」
そんな折、アルベール様こそが犯人ではという疑いが浮上する。
最愛の男性は、果たして殺人鬼だったのか……!?
※小説家になろう様、アルファポリス様、エブリスタ様にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 17:51:57
218076文字
会話率:51%
千年程も昔の平安の時、ある1人の男性に出会い数多くいる妾の中の1人になった。
僕は人である他の女人とは違い、親の身分もなければ持参金もない。
男であり子も身籠れない僕は神になり、愛した人の家を愛した人の死後も守り続けた。
それから千年
が経ち、私は今消えようとしている…。
※神と人と言うかあやかしと人です。
※作者は腐女子です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 03:00:00
20596文字
会話率:32%
地位を捨て伯父の元で密偵として働くサンジ。一仕事を終えて戻ると、主人であるオーサー公から幻の剣を探す仕事を仰せつかる。それは、因縁の相手である海賊ギネスが持っているらしい。
ギネスを探す旅はサンジに心境の変化をもたらした。そして、巡り合う二
人。魔法と呪いに巻き込まれながら、お互いの生き方を認め合う。
長い時間を掛けて、漸く結ばれた二人の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 11:02:37
105422文字
会話率:49%
この作品はベリーズカフェにも掲載していましたが、削除して小説家になろうに引っ越ししました。
死神夫婦の元に授かった小さな命。
その子は数百年に一度現れるかどうかの素晴らしい逸材だった。そんな逸材だからこそ、生まれてすぐ両親から引き離され
た。その子が大人になり人間と関わり成長していく1人の死神の人生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 13:43:21
10188文字
会話率:40%
レズバトル短編第4弾です!
エロ格闘、キャットファイトとイかせ合いが中心ですが、それを上回るほどのイチャラブ百合回となりました。シリーズ前回で登場した由梨をキーパーソンに、“リング・ヴァルキュリア”最強と名高い二人の女子高生レズバトラーど
うしが繰り広げる死闘をぜひお楽しみください。
※本作品は頂いたpixivリクエストをもとに執筆した作品であり、pixiv(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19260209)でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 21:05:04
24244文字
会話率:56%
ドラゴンの棲む空の王国・ドラカエルム王国。
裕福なこの国は、20年前にドラゴンたちに王都を焼き尽くされ、何十万人の死者を出した。
その主犯であり魔王・リューイは、聖なる力をもつ妹・リリアンによって制圧され、残虐な公開処刑をされた。
あれから
20年。リリアンは王妃となり民の祝福を受けながら国を平穏へと導いた。
未だリューイは大悪党の魔法使いとして恨まれている。
が、そんなリューイが謎の魔法により20年ぶりに蘇る。
リューイの魂を宿した身体は、他ならぬ妹・リリアンの息子である第三王太子だった。
面倒なので早く死にたいリューイの元に現れたのは、長寿の大魔法使いトゥレラだった。殺してくれと頼むリューイだが「嫌だよ」と一刀両断されてしまう。それどころかトゥレラは、20年前の虐殺にリューイの罪が無かったことを知っていて——……
何百年も生きる陽気な魔法使い攻め×めちゃくちゃ口の悪い魔王受け
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 22:00:00
41082文字
会話率:45%
最強ギャルと生真面目伯爵のドタバタラブコメ!
うっかり聖女として異世界に召喚されたギャルのエミ。その強すぎる魔力で世界を救ったはいいものの、婚約していた第一王子に捨てられ、偏屈で有名なソーオン伯爵のもとへ嫁がされてしまう。
しかし、ソーオ
ン伯爵は明るいエミにだんだん惹かれ、やがて溺愛するようになり、エミもちょっとズレていながらもその愛に応えていく。
一方、エミを盲目的に慕う一人の聖女、サクラは王宮でエミを裏切った第一王子に復讐を果たすべく、権力の亡者になっていて――…!?
人の死なないアホエロコメディ(仮)です。ここで書かれるギャルはあくまで想像上の生き物です。突っ込んだら負け。
エロを含むお話にはタイトルに「※」が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 07:07:57
179869文字
会話率:52%
とある地方領主の館で起きた悪夢の惨劇。
その陰にあった、たいした力を持たない些細な人々の話。
視点切り替わりや時間経過が入ります。
メインCPの絡みは無く、ヒロインとヒーロー以外とのR18描写(★)があります。
直接的ではありませんが、
人の死に関する表現があります。
全体的にかなり重くて暗い話です。
上記の注意事項やキーワードをご確認の上、苦手な方はブラウザバックでお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 11:14:09
8811文字
会話率:25%
家臣に裏切られ、クーデターを起こされたとある王国の王女様。 「王家の誇りのために死は恐れるに足りません!」などと勇ましいことを言っていたものの、まだ齢16で全く死の覚悟などできてなかった王女様は友人の死を前にして急に死ぬのが怖くて怖くてし
ょうがなくなってしまった。 処刑が怖くてしょうがない王女様は、王家の誇りなど放り投げて自分を裏切った家臣の一人で新国王に即位した男に必死に媚び媚びして命乞いすることになる…。 無様な姿で白目アクメを決めてから、媚び媚びのパイズリ奉仕、最後には無理やり襲われて…。 媚び媚びしているうちに、王女様はだんだん襲われるのが気持ちいいマゾ豚肉便器に堕ちてゆく…。
胸の露出したドレスを着て王女は懇願する。
「んんぅ…ねえ、お願いしますぅ、命だけはぁ命だけはぁたすけてほしいのぉ、いやらしいこともいっぱいしてあげるからぁ………」
※pixiv:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18530634 にも掲載している作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 06:00:00
12241文字
会話率:33%
虫歯治療が嫌いな男の子と彼をすいている女の子のラブコメです。
最終更新:2022-09-16 05:25:43
13506文字
会話率:53%
レオナ「私の名前はレオナ。人食いよ。」私「ほんまか? 私は人食いとなった。生き延びるために。私みたいな行為が、人食いと呼ぶべきものなんやろう。私はシデムシ・・・人も食うことができる存在や。ムシケラやが。」
ーーー
ナツメ「千里いって、千里か
える。ひょっとすると、あなたにとっても、同じなんじゃ、ないかしら?」シデ「私は、成長する必要があるが、旧約聖書を送る必要は、かならずある。これがなければ、私は、自分を、成長させることができない。アタマが悪いからだろう。ヤギに乗せて、アザゼルへ、送らねばならない。」
ナツメ「ああ、お帰り。シデ。」シデ「よし・・・終わった。次は、旧約聖書重視すべき観点から、マジで、灼眼のシャナ使用しよ。その次は、新しいのになると思う。でも、とある魔術の禁書目録って、私にとっての、ガチ旧約聖書ではあるんだよね・・・ラノベばっかだな。有名なのが多い。東京レイヴンズ一番マイナーなぐらいじゃないのか? もともと知らなかったし。」
ーーーー
ナツメ「陰陽道宗家という理由で、私は、人の死亡を、よく身近に見てきた。戦争における死は、平時における死と、意味が違う。平時における死の場合、弔いになる場合がある。しかし、戦争における死は、弔われることがない。浄化されることなく、蓄積する。」シデ「戦争は殺人の一種だと思うけど。私は以前からそう言っており、今もそう思っている。殺人は、チェスのゲームのようになっている。
私は、殺人をやめた。戦争をやめている。もうほぼ。私は、殺人を調整し続けてきた。とにかく、主役を不死者にする方式を、エインヘリヤルになってからは、考案した。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 06:30:30
61865文字
会話率:65%