いろいろあって離婚した幼なじみの晴哉と千冬が、ある冬の夜をいっしょに過ごす話です。エロいことは何も起きないのですがXシリーズに加えたい都合上、R18となっています、ご了承ください。
最終更新:2024-05-09 05:50:39
3979文字
会話率:57%
高校に入学して三ヶ月、守山美紗にはある秘密があった。
それは――毎朝痴漢に遭っているということ。
受験と両親の離婚というストレスからオナニーにハマっていた美紗は、最初こそ抵抗していたものの痴漢のテクニックで何度もイかされているうち、自らそれ
を受け入れるようになっていった。
そうして一月が過ぎ、二月が経つ頃には、美紗の体は自分でも気付かないうちに開発されていき、ついには乳首だけでイけるようにまでなってしまう。
開発されていくに従ってエッチなことばかり考えるようになっていく自分に悩みながらも、何度も味わわされた絶頂の快楽が忘れられず痴漢とオナニーに耽る日々を送る美紗。
そんな夏休みを間近に控えたある日、台風の影響で止まってしまった電車の中でイかされまくった美紗は、彼女の痴態に興奮した痴漢のペニスをとうとう受け入れてしまう。
一線を越えたことがきっかけとなり、セフレともパパ活ともつかない痴漢との奇妙な交際関係が始まった美紗は、さらにセックスに溺れていくことになって……。
※この物語はフィクションです。実在する地名・人物・団体とは一切関係ありません。
※また、作中で扱われている行為を実際に行った場合、法律に違反してしまう可能性があります。
※絶対に真似しないようお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:07:44
216809文字
会話率:29%
義理の兄に恋い焦がれる妹は……。
最終更新:2024-04-14 20:20:08
9467文字
会話率:45%
君に愛を言えなくて、の妻側の視点から。
最終更新:2024-02-20 17:21:03
5104文字
会話率:30%
義理の姉弟だった関係から、愛を交わすまで。
最終更新:2024-02-16 21:39:55
4411文字
会話率:38%
ある時、桜が見たいと彼女が言った。二月の初旬のあたりの話である。
「桜?」
「そうよ」
「まだ桜の時期には早いだろうな。……桜が一番美しいのは四月の頃と決まっている」
「今年の桜が咲く前に死ぬのが悲しいわ。でも、だからこそこんなにも見たくな
るのでしょうね」
そう言って彼女は窓の方を向いた。釣られて目をやると、そこには見ているだけで寒くなるような荒涼とした景色が広がっていた。軽井沢は今が冬のピークでまだまだ春の訪れる気配はない。三月一日の死があたかも彼女の意志とは関係のない決定事項であるかのような口振りが印象的だった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-30 19:00:00
41785文字
会話率:39%
ある時、桜が見たいと彼女が言った。二月の初旬のあたりの話である。
「桜?」
「そうよ」
「まだ桜の時期には早いだろうな。……桜が一番美しいのは四月の頃と決まっている」
「今年の桜が咲く前に死ぬのが悲しいわ。でも、だからこそこんなにも見たくな
るのでしょうね」
そう言って彼女は窓の方を向いた。釣られて目をやると、そこには見ているだけで寒くなるような荒涼とした景色が広がっていた。軽井沢は今が冬のピークでまだまだ春の訪れる気配はない。三月一日の死があたかも彼女の意志とは関係のない決定事項であるかのような口振りが印象的だった。
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最終更新:2023-10-02 21:13:58
254文字
会話率:0%
男娼として娼館で働くジェイドは、夫の命日に身揚げをし、祈りを捧げて静かに過ごそうとしていた。
しかしその容姿等に比べて位が低く、訳ありだというジェイドの噂を聞きつけ、夫の元従者が訪ねてきて――
二月こまじ様主催の未亡人♂・経産夫アンソ
ロジー「後家の狗、寝子の夢」に寄稿させていただいていたものを改稿したものとなります。
・男性妊娠のある世界観なので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 21:06:38
11500文字
会話率:39%
本作はこのたび、ノーチェブックス様より、
『余命一年の転生モブ令嬢のはずが、美貌の侯爵様の執愛に捕らわれています』にタイトルを変更して、二月十五日に書籍化されました。そのため、書籍発売に合わせ、出版社との規約により本編を削除致しました。
こ
こまで応援してくださった皆様には、本当にお礼申し上げます。
本編続きはアルファポリスにて掲載できる事になり、こちらは番外編置き場とさせていただきます。
ご不便をおかけし、申し訳ございませんが、是非ともこの先の本編もよろしくお願い致します。
アルファポリスweb版(書籍版レンタルページもあり)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/911874445/78684044
書籍版は10万文字ほと加筆修正しております。web版を読んでくださっている方にも楽しんでいただけると思います。書籍版も、よろしくお願いします。
Amazon
https://amzn.asia/d/3Nx6Cfe
楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/17784403/?scid=we_lne_upc1571
この物語は失った少女の魂を追い求め望まぬ永遠を手に入れた青年と、必ず18歳で死んでしまう少女の物語。
伯爵令嬢と王家の影、二つの顔を持つアリシティア。彼女はお姫様の罠にかかり、闇オークションでリーベンデイルの生きた人形と呼ばれる愛玩奴隷として競売にかけられてしまう。
そんなアリシティアを救い出したのは、アリシティアを嫌っている、彼女の最愛で最悪の婚約者、ルイスだった。
アリシティアは今流行りの、小説の世界への転生者だ。
小説ではお姫様に一途に恋するルイス。しかし彼の設定欄には『10歳から婚約者がいる』と書かれていた。けれどルイスの婚約者は小説には一切登場しないし、その存在を匂わされる事すらない。
ルイスが死ぬ時ですらその存在を思い出しても貰えない、名前すら出てこないルイスの婚約者。彼女は多分作者にも、この世界にも忘れられた存在だ。
───── だったら、誰がルイスの婚約者になっても同じじゃない?
などと、8歳のモブ、アリシティアは考えた。そして彼女は忘れられた婚約者となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 19:07:18
53157文字
会話率:36%
落ちこぼれと呼ばれるサンタクロースの女の子と、愛が重いトナカイの獣人が、子供の願いを叶えるために奮闘する話。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています。
※性的描写が入る話には「★」をつけています。
最終更新:2024-03-10 23:00:00
114153文字
会話率:40%
こちらは、昨年のクリスマス企画でリクエストをとった品の、最後の一品でございますれば。
『信頼チートでエローライフを!』の派生外伝、原作の遥かな未来のお話(エロフ基準だとひいお祖母ちゃん世代になりますがry()
内容は、大曲氏による下記のも
のから作者が膨らませたものとなります。
****
既存作品の外伝短編がアリというであれば、信頼チートの露出エロフ村の第二弾(以前感想で書かせて頂いた、ウォールゼンラ(?)に囲われた、勃起したら永久出禁の全裸特区な城郭都市のお話)をお願いたいです!
タイトル:いつものネーミングセンスを爆発させて頂きたいでする。
シチュエーション:全裸特区で生まれ育った少女の視点から、異常な生活や価値観を平然と描くシーンが見たいです。関連して、「勃起して連行されていく男を批判的に評価する住民」とアディの行為が対比されるようなシチュがあると嬉しいです。(アバウト)
既存作品の外伝短編がアリというであれば、信頼チートの露出エロフ村の第二弾(以前感想で書かせて頂いた、ウォールゼンラ(?)に囲われた、勃起したら永久出禁の全裸特区な城郭都市のお話)をお願いたいです!
タイトル:いつものネーミングセンスを爆発させて頂きたいでする。
シチュエーション:全裸特区で生まれ育った少女の視点から、異常な生活や価値観を平然と描くシーンが見たいです。関連して、「勃起して連行されていく男を批判的に評価する住民」とアディの行為が対比されるようなシチュがあると嬉しいです。(アバウト)
****
なお、途中少しまで書いてあった内容が、その後に投稿されたエロフ妊婦貴族やエロフ妊婦衛兵の艶姿を一目して、ぐしゃっと丸めて捨てられたのはご愛敬。
アンタなんてもの見せやがるんだっ!? 大好物ですッッッ!!!(オイ(
というわけで、元々のプロットより大きく文字数も増えたため、数話連載となる予定であります。ユルシテ_(:3」∠)_
ただ本業が二月から立て込んでいることもあり、もう少々時間がかかりますことをお許しくださいませm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 09:05:03
8470文字
会話率:33%
借金のかたとしてヤクザの親戚の家にやってきた万(ばん)。
そこは少年にメイドの格好をさせて雇っている変態的な屋敷だった。
だが思いの外、仕事はいたって真面目な肉体労働。シンプルに疲れ切った万は、
どう考えても自分に欲情している(気がする)先
輩メイドの海に自分のパンツを売って楽をしようと試みる。
だが、意外な反撃にあい──!?
細マッチョ先輩メイド×地味顔生命力ゴキブリメイド
女装アンソロジーに寄稿した短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 16:26:33
16261文字
会話率:52%
歌舞伎町。
そこは度重なる食人事件の後、政府が『ケーキ保護特区』として定めた場所。
全てのケーキはここに隔離され、そしてケーキ専門の売春宿「パディスリー」が立ち並んでいた。
ボーイとして少年ケーキ専門店「パティスリーギャルソン」で働いている
薄荷だったが、実は自身も『ケーキ』であり、だがその特性上誰にも食べてもらえたことがなかった。
そんなある日、現れた客が、食べるなら貴方がいいですと言ってきて、薄荷は表情には出さないながらも内心舞い上がる。
うっとりと男に身も任せたら、最中にまさかのリバースをされ……。
数学者真面目攻め×世話好き不憫受け
ケーキバース
独自設定あり
カニバ要素はありませんが、過去にそういうことはあった世界線
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 22:11:16
24352文字
会話率:40%
『転生したらギャルに〜』というタイトルのラノベにハマるオタク達の話。
※1、2話 DTオタク×黒ギャル♂(概念)
一話は、以前投稿した短編「オタクには2種類の人間がいて、黒ギャル♂(概念)はめちゃくちゃシコイ」のままです。
二話は受けサイド
の話。
連載版ですが、一話完結型の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 10:56:56
21673文字
会話率:50%
浦野ら苗床雑誌の取材班は苗床名人とされる馬瀬さんを尋ね、その様子の取材をすることになった。
すると取材現場で噂の美少女退魔師が苗床となっているのを発見。これは是非インタビューをしなければと、浦野はエロインタビューを開始するのだった……。
ダーク系のお話で、裏雑誌の取材班が妖魔の苗床名人を尋ねて有名美少女退魔師を発見し、AV風のエロインタビューをするシリーズの第一弾です。
のちのち書きたいダーク作品のための修行でして、今後不定期に異なるヒロインの悲惨な結末を書いていく予定です。
※ 月のまぐわ名義で書いてる作品とは異なり、徹底してダーク路線で書いているのでご注意下さい。
※ ダーク、寝取られ、バッドエンド、胸糞展開が基本なので、苦手な方はご注意を。
……あとアナル!
※ 二月十二日 誤字報告を頂きましたので修正。すいません、感謝です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 18:05:46
26193文字
会話率:29%
わしは猫。
二十年生きて主の力で猫又になった。
わしの未練は猫の頃に出会ったニンゲン。
未練を絶つために、お化けの夜、わしはニンゲンの元に行く。
猫又×ニンゲンのほのぼの恋物語。
『二月の猫はにゃんと鳴く』アンソロジーに参加していた作品
です。
アルファポリス・エブリスタ・Fujossyにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 21:40:48
10613文字
会話率:36%
千賀弥は不思議な男だ。揺れるような歩き方、極端な撫で肩、僕の元同級生で、兄の妻——。
真面目な青年が、元同級生の男に狂わされる話。倫理観がないBLが好き&なんでも楽しめる方向けです。男性妊娠要素を含みます。
二月こまじさん主催未亡人♂アン
ソロジー「後家の狗、寝子の夢」に寄稿した作品を改稿したものです。
攻め〜乙藤
受け〜千賀弥
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 20:41:38
9875文字
会話率:30%
泉詠六年十二月、天帝を輩出する唐家を含めた朱夏族は辰砂の手によって滅亡した。
翌月、生き残った朱夏族である共工が即位した。これが洪炎帝である。
廃太子辰砂は罪に問われ死罪となる予定だったが、大赦に免れ、その一生を地下で過ごすこととなった。
これは、その時に交わされた記録である。
中華仙人創作。この作品はプライベッターにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 18:53:43
3353文字
会話率:47%
晴(はる)と想太(そうた)は、ボーカルユニット・セキュアとしての仕事が何にもない毎日が続いていた。初のドラマ出演も高評価、歌も初のランキング1位を獲得して、「俺たちブレイクした!!」と思ったのに。
そんな二人に大みそか恒例の歌番組の司会の依
頼がやって来る。トークが壊滅的苦手の想太が断ると事務所の社長もマネージャーも事務員も、もちろん晴も思っていたのに、意外と本人がノリノリで依頼を受けることになる。
ところが、十二月三十一日に向けて多忙な最中、想太は倒れてしまう。「過労」と発表されたが、真実は――
23年1月に改稿いたしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 10:00:00
87103文字
会話率:60%
チョコの代わりにゴムを渡す世界での幼馴染ラブコメ。ハッピーバレンタイン!
二月十四日はバレンタインデー。靴箱や机の中をまさぐって、女子からの「コンドーム」がないかを探ってしまうのは男子高校生の本能と言っていい。僕が登校した頃には、クラスの
みんなは「義理ゴム」でのセックスに明け暮れていた。一度に複数人の射精を受け止める真面目な委員長に、先生の大人ちんぽを咥え込むギャル系同級生。でも僕が「ゴム」をもらいたいとすれば、それは――。
引っ越しのせいもあり、すっかり疎遠になってしまった幼馴染、泉千春。彼女の呼び出しを受けて僕は視聴覚室に向かう。手渡された一箱十二個入りの「義理ゴム」。幼馴染のよしみとして、彼女は僕に「義理孕み」を提案する。「義理ハメ」から始まる幼馴染純愛ラブコメ。離れ離れになった時間を取り返すかのように、僕らは肌を重ねる。
この作品には、義理ゴム全員配布義理孕みOK交尾上手義理堅真面目系眼鏡委員長、ザーゴム舌載せ待ちごっくん、義理ゴムインスタント後背位セックスギャル、顔コキ生フェラ唇咥えコンドーム射精受け止め、ゴムザーメン飲みお掃除フェラ、義理拘束具手枷目隠し開脚緊縛ノーブラノーパン汗透け制服ゴム付き仰向けイラマチオ口まんこセックス、男性優位顔面騎乗玉舐め手コキゴム射僧帽筋伝播精飲、ディープスロートお疲れ口穴ザーゴム流し込みザーメンミルククラウン命令ごっくん発情オナニー、乳首つねりクンニ絶頂、穴あきコンドーム孕ませおねだり、本命ゴムセ期待膣オナホ穴くぱぁ、ツンデレ裏目過剰前戯イキ嬉ションおもらし、わからせペニスマウントゴム中出しボテらせセックス、妊娠願望つよつよ子宮内子種よしよしあやし、義理ゴム穴あけ尻掲げおまんこアナルおっぴろげ膣内射精ザーメンこぼし性奴隷なりたがり幼馴染、などの要素が含まれます。残酷な描写はなしです。かわいそうなのは抜けない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 19:19:15
43542文字
会話率:48%
二月十四日にまつわる、甘いお話です。
最終更新:2022-02-13 23:32:45
539文字
会話率:68%
高田怜央(たかだ・れお)と星也(せいや)の、二月三日にちなんだお話。
最終更新:2022-02-03 22:31:57
347文字
会話率:62%
雪の降る二月のある日。
春告(はるつげ)は夫の遺したアンドロイドの木蓮と、いつも通りの一日を送るはずだった。
ーーねぇ、春告。今日、何の日か知ってる?
節分、建国記念の日、バレンタインデー。立春に雨水。そして夫の命日。
どれも違うと途惑う春
告の前で、木蓮は彼の中に仕舞われた想いを薫らせて、彼女を絡めとっていく。
これは天才技師と名高かった男の、死後も続く愛と執着のお話。
芥川柚個人脳内バレンタイン企画『愛するあの子にチョコではなく物語を贈ろう』の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 23:39:02
48722文字
会話率:19%
211226
・あらすじ本文 修正
・あらすじ文頭 注1)追記
・あらすじ文末 注2)追記
注1)
暴力やエロは少なめですが、そういう回がちらほらあるのでR18に設定しています。
しかしエロ小説ではなく普通の物語ですのでエロ希望の方には向
かない作品です。
[春風のヒストリア(a)あらすじ(本文)]
AV男優を志す春風万太郎、三十歳、童貞。
童貞がこじれ永遠の厨二病を患う彼が数々の製作会社に門前払いされる中、弱小プロダクション「渡辺企画(渡辺一人だけの個人会社)」が採用してくれた。
意気投合し兄弟のように仲良くなった春風と渡辺の二人が最初の撮影現場へ向かう途中
春風は空に開いた巨大な黒い穴に吸い込まれ異世界に転移させられる。
行き着いた先は剣と魔法の世界バルデラだった。
バルデラの小さな国、ブリテン魔法王国の天才少女魔術師ソフィエが
「転移」の魔法を使い春風を「聖なる使者」として召喚したのだった。
ソフィエの目的はブリテン王国を悪の神官ウォーリスによる支配から解放する事だった。
ウォーリスの暗黒魔法で支配されていたブリテン王国の国民は「性欲」を奪われ、
支配階層のおもちゃにされていた。
取り立てて強いわけでもない春風は
なぜ自分が「聖なる使者」なのか悩みながら
ソフィエとともにこの国を救うべく行動を開始する。
神官学校の教師として働くソフィエを慕う学生や反乱軍の仲間、
そして精霊たちなどとともにウォーリスに立ち向かい
この国を解放するために「聖なる使者」として春風が戦う冒険譚が今始まった。
注2)
本作は第一稿をそのまま掲載しています。
第一稿脱稿予定は来年二月の予定です。
本作完結後第二稿を執筆し(a)を取った同名の作品として掲載します。
この第一稿は第二稿の掲載開始に伴い削除します。
第二稿はすべて完成後にまとめて投稿します。
第二稿の投稿は2022年5月の予定です。
その際本作が指定なし、R15、R18のどれになるかは未定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 02:10:09
196217文字
会話率:16%
明治三十年代の終わり、十二月三十日。東京府某所。
雪の降る年の瀬に、声楽家の黒田(くろだ)は、音楽学校のかつての同級生、貴船(きふね)と再会する。
貴船は昨年の春、志半ばにして胸を病んで逝った。
だからいま目の前にいるのは、貴船の幽霊、も
しくは幻影のはずだった。
ふたりは今年の春彼岸にも短い逢瀬を交わしていた。
しかし貴船は「お前が希めばいつでも会える」と告げて、満開の桜が散るとともに姿を消してしまう。
それ以降ひとときも彼を忘れられなかった黒田は、「今さら何の用だ」と貴船をなじりながらも、結局、彼を突き放すことはできない。
「なぜ、春から一度も会いにこなかった。俺はこんなにお前に会いたかったのに」
激しい嫉妬と恋情にかられて、黒田は貴船を痛めつけるように抱く。
「賞賛されるのは俺の才能じゃない。お前の才能だ。お前があのとき押しつけていった作品を、俺は五線紙に書き写して発表しているにすぎない。皆が称えるのは俺の音楽じゃない。お前の音楽だ。この気持ちがお前にわかるか」
そして大晦日の夕暮れ、黒田は貴船の自宅を訪れた。
元旦に横浜港を出立する定期船で、黒田はドイツに渡る。
その前のただ一夜を、貴船と過ごすと決めた。
「ねえ、黒田。昨日みたいに、してよ」
「……っ」
「昨日みたいに、乱暴にして」
あかあかと燃える暖炉の前でピアノを弾き、歌いながら、ふたりは激しく情を交わした。
夜が明けて、元日の朝。
黒田は横浜港から旅立つ。彼の手には、貴船から託された楽譜があった――
* * *
拙作「春林奇譚」と対になる掌編ですが、これだけでもお読みいただけると思います。
ひとりの男と、ひとり(?)の幽霊が執着しあう、レトロBLです。
◆エブリスタ、fujossyにも投稿
https://estar.jp/novels/25918562
https://fujossy.jp/books/23314折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 21:30:09
5895文字
会話率:42%
十二月二十四日のクリスマスイブ、小学六年生でサンタクロースをまだ信じている来栖賢播(くるすけんま)は期待に胸を膨らませてベッドに潜り込んだ。地域の水泳の大会で優勝し、クラスの委員長も頑張ったのだからきっと欲しいプレゼントをサンタが持ってき
てくれると思いながら。
そして夜、物音で目を覚ましたとき、ついにサンタクロースと遭遇することになる。しかし不審な格好な上に明らかに若いこの男、実際はただの不法侵入の男だった。男は水泳で鍛えた賢播の初々しい身体を狙っていたーー。
男はペロペロキャンディが欲しいと言い出し、その手を賢播に伸ばすのだった。
※モブ男×ショタ
※この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 18:00:00
6257文字
会話率:30%