先生と生徒。大正時代風。悲恋。
最終更新:2019-03-20 20:31:06
4136文字
会話率:41%
大正六年初秋。公家華族の令嬢、立花翡翠(たちばなひすい)の日常は、横濱にある金糸雀(かなりあ)百貨店の歌劇を見たその日から、おおきく変わりはじめた。
婚約者との別れを惜しむ間もなく翡翠はつい先ほどまで見惚れていた歌姫、小鳥遊愛間音(たか
なしあまね)に連れられ、選択を迫られる。
――変人と呼ばれる百貨店御曹司の朝周(ともちか)との結婚か、歌姫となりアマネを抜いて自由の身になるかーー……?
* * *
清白妙様&砂月美乃様主催の「嫌いアンソロ」企画参加作品です。Rシーンは話の中盤(第弐幕後半)からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 20:00:00
54682文字
会話率:46%
ときは明治、キリシタン放還令が出されて早二十年。
キリスト教の祝い事でもあるクリスマスも解禁され、いまでは外国人居留地を中心に聖なる夜のお祭りが開催されている。
名ばかりの華族令嬢で、持参金目当てに政略結婚の駒にされた虚弱体質の緋鞠(ひま
り)。
年の離れた相手には憎まれ口をたたかれてばかり。
しょせん、親が決めた政略結婚。
諦めにも似た境地で、彼女は結婚前のクリスマスを迎えようとしていた。
折しもその日は結婚前のお披露目会。
そんな憂鬱な十二月二十四日を前に、緋鞠は侍医から結婚祝いとしてくるみ割り人形をもらう。
悪いねずみの王様をやっつけてくれるというくるみ割り人形がクリスマスに見せてくれた奇跡、それは?
* * *
明治時代のクリスマス、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」をモチーフにしたラブストーリー。もともと全年齢向け作品に書いていた短編作品でしたが、聖夜の騎士企画参加作品としてR18へリライトしました(全年齢向けはメクる・ベリーズカフェにて公開中です)。
前編・後編・完結編の全三話公開。Rシーンは後編・完結編に入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-14 19:00:00
14331文字
会話率:44%
時は明治。子爵家の娘・響子と、大会社の御曹司・千紘は政略結婚で夫婦となった。結婚生活は清く潔白なものであったが、困難を乗り越えながらお互いに心を通わせてゆくうちに、ある変化が訪れる―――。
最終更新:2019-01-03 00:18:10
9629文字
会話率:44%
カフェでバイトする大学生の陽菜の元へ手紙が届いた。昔の人が書いたような文字で内容もなんて書いてあるか分からない手紙。友達に解読してもらうとそれは明治時代の人が書いたラブレターだった。
※R18は最後の方に予告なく入ります。
最終更新:2018-12-02 08:31:09
34920文字
会話率:47%
父が亡くなり悲しむ間もなく5つしか歳の違わない義母に体よく追い出された桃。
祖父が残してくれた洋館と幾ばくかの貯金で生活する事を余儀なくされる。
最低限のライフラインがある山の中、一人で生きていかなくてはならなくなり戸惑いながらも生活を始
めるが館の修繕をする傍ら地下室や敷地に不思議な設備を見つけてしまう。
そこにはボロボロの棺があり恐る恐る開けてみると一人の男性が横たわっていた。
悲鳴を上げた桃が棺を蹴飛ばすと男は目を覚まし
起き上がり掠れた声で言った。
「ご主人様・・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-07 16:14:59
14814文字
会話率:14%
タイトル通り、僕が白蛇先生に捕まるまで。です。
妖怪学園に売られてきた主人公が、ヤンデレ白蛇先生に捕獲されます。
人外先生×いじめられっ子生徒
※普段は人型ですが、丸っと蛇に変わるシーンを含みます。
※※人外との18禁シーンも含みます。地
雷の方は避けてください。詳細はタグを参考にしてください。
※※※初ムーンライト投稿です。お手柔らかにお願い致します。
本編完結済です。番外編は不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 23:02:10
58554文字
会話率:39%
街の片隅でひっそりと作曲家業をしている偏屈な厭世家の「私」の元に、かつて抱いた女の娘……すなわち、「私」の娘がやってくる。「あなたの子供です。あなたが育ててください」そんな手紙一枚とともに。
なんとみすぼらしい子がいたものか。「私」はその娘
を気の毒に思い、その子を家に招き入れるのだった。
*********
エセ大正時代です。幼少期部分はアッサリ終わります。子供相手に欲情する穢れた大人が苦手な方は要注意。主人公とヒロインではない女の性描写あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-03 01:02:35
18556文字
会話率:51%
「魔俠伝」の続編です。
前作が終わった所から始まります。
物語の背景や人物関係があまり詳しく説明されていないうらみがありますので、出来れば前作「魔俠伝」をお読み頂いた上で、本作をお読み頂けると幸いです。
ただ本作はややアダルトな描写を入れた
ので、こちらに投稿しました。
前作はR15の方に同じ自嘲亭の名前で投稿しております。
前作同様、昭和期の邦画プログラムピクチャーを念頭に置いた、活劇です。
なお、この作品は前作同様、異界の「日本」を舞台としておりますので、全てフィクションです。
現実に存在する固有名詞等も出て参りますが、それらはもちろん現実そのものとは何等関係なく、作者の想像上の設定によって描かれておりますことをあらかじめお断りしておきます。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 01:00:00
131404文字
会話率:29%
愛読書である能力系バトル漫画『Breaking Destiny』通称『ブレディス』の世界へ異世界トリップした社畜の俺は、「もしかしたら俺はとんでもなく強力な能力持ちで、その能力を以って世界を救ったりできるんじゃないか」と内心浮足立っていた。
しかし、現実はそう甘くない。この世界での俺の役割は『ブレディス』のBL同人誌でイケメン主人公を襲うモブだったのだ。何が悲しくて男を襲わなきゃならないんだ……と思ったら、は?俺が襲われる側!?「超能力値が枯渇した場合、最悪死に至る。解決策は性交渉」だって!?勘弁してくれ、ホモは嫌いなんだ……!
※前作『モブ姦BLのモブに転生したんだが』のリメイクですが、前作を読まなくてもお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-14 00:22:15
9268文字
会話率:27%
伯爵子息×書生。大正浪漫ミステリーBL・巡る血の物語。
日笠靖秋は5歳で華族・西薗家に引き取られ、8歳で当主・西薗藤志朗にその幼い身体を引き裂かれてしまう。その日を境に靖秋は屋敷に幽閉され、当主の夜伽相手として生きることとなった。
数年の
月日が経ったある日、藤志朗の息子であり西薗家の嫡男・西薗埜耶が靖秋の元に訪れてくる。それを契機に靖秋の運命は何かに翻弄され始め…。
疵付いても尚、何故それでも愛して仕舞うのか。
運命に翻弄される少年の人生を描いたミステリーボーイズラブ。
キーワード: 年下攻め・ショタコン・歳の差・ミステリー要素
序章《幼少期》
第一章・第二章・第三章《少年期》
第**章以降《青年期》
※あらゆる関係性が登場します。NLや特定の相手以外との交流など苦手な方はご遠慮ください。
※ミステリー(真相)要素多めです。謎が解けるまで少々時間を要しますのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-02 21:46:09
38363文字
会話率:36%
極楽堂鉱石薬店奇譚シリーズのエロ二次創作第二弾。今回は未遂ですけど。
いや、エロって全部書ききるの結構大変だなって…途中で心が折れたというか、この二人だとこれが限界だというか。
奈落と風吹の百合エロです。いやまさかこの二人でエロを書くとは思
わなかったんですけど、このシチュエーションならイケるって思っちゃったんです…
この作品は「N0467EW」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-22 11:36:03
8214文字
会話率:40%
「極楽堂鉱石薬店奇譚」短編内 「薔薇石の情事」の利一サイドのお話。
エロいのを書くのはほぼ初めてでしたが、楽しかったです。
この作品は「N2710EU」の二次創作です。作者より許可を頂いています。
最終更新:2018-06-19 08:37:13
11157文字
会話率:40%
或る田舎の村。大きな時計塔のある村。鬼が住むと云われる村。
其処に住む美しい兄弟。
鬼に魅入られた兄弟。
弟を溺愛する兄。
陵辱の限りを尽くされた弟。
何故彼らは呪われた兄弟となったのか。
其処に訪れるは一人の青年。
彼が見てしまった真実
とは。
兄弟の忌まわしい記憶とは。
エロ・グロ・ナンセンス、カストリ小説風長編、ここに開幕。
陵辱描写などが多数出てきますので苦手な方はお気をつけください。
原案はお友達のねこのさん、それを勝手に膨らませてエロくさせていただきましたw
ねこのさん、ありがとうございますー!
8月5日完結いたしました。
番外編などもぼちぼちかければと思っております。
エブリスタにも掲載はじめました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 12:46:37
111827文字
会話率:40%
無口でクールな美貌の海軍大将の天馬は跡継ぎが出来ない事を理由に妻と離縁させられる。
その後、一族の望み通り後妻に迎えた令嬢、紗栄子との物語です。
本編4話プラスおまけ1話の全5話で投稿させていただきます。
天馬の行動、セリフは正統派ヒー
ローとは程遠いです。
時代背景は明治、大正時代をイメージしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 22:26:57
8790文字
会話率:33%
島崎藤村(しまざきとうそん)
島下宗進(しましたそうしん)
最終更新:2018-05-26 16:25:39
1304文字
会話率:0%
なんてことだ。
朝起きて、残ったものは、
大量の父親の借金と、出ていった
母親の置き手紙と、逃げ出した
愛犬の鎖つきの小屋と、
空っぽの家だった。
母親の手紙だけが残っていた。
「E★エブリスタと、クリスティにも
掲載中の小説です。色んな方
に見てほしくて
他社でも、連載させて頂いております。
コメントなど、気軽に頂けると
有り難いです!まだまだ自分の
文章力に自信がないので。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 21:37:55
1485文字
会話率:16%
なんちゃってオメガバース。特殊設定が有ります。時代は明治~大正辺りです。
とある夫婦の家に居候している私『壮介』は、αとΩについて学ぶ為に夫婦を観察している。
しかし、彼等は私の想像しているような夫婦では無いようで・・・。
ラブラブ夫婦を観
察する第三者目線です。性描写は殆ど皆無です。冒頭にΩの妊娠出産を示唆する描写がありますが、本編には殆ど出ません。奥さんを溺愛するヘタレα×ツンデレ?Ω。本編完結済み。番外編を更新中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 23:51:44
16193文字
会話率:42%
【華族の令嬢が、愛する執事と駆け落ちしました。】
時は大正。勢いの衰えた華族の令嬢・美緒(みお)は、家の借金をカタに、身売りされることになった。
抵抗はあったものの、仕方なく受け入れようとしていた美緒だが、密かに愛し合っていた執事・青山の
ことが心残りだった。
そんな『くりすます』の夜、落ち込む美緒を元気づけようと、部屋を訪ねてきた青山。
美緒は、「私を抱いてほしい」と懇願する。
※別サイト『プチプリンセス』にて、コンテストに参加中です。
→https://puchi-puri.jp/books/210
もし気に入っていただけた場合は、投票にご協力いただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-22 01:17:28
9320文字
会話率:65%
鬼に夫を捧げる言い伝えの残る村に、生贄として女でありながら男として育った音松。
生き別れた血のつながらない弟、夜彦。
「兄上……いや、姉上と呼んだ方がよろしいか」
再会は破戒を呼び……
みたいななんちゃって大正(こひ・くれなゐと
同系統)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 00:00:00
19817文字
会話率:34%
※再投稿です
兄×妹、身分差、下克上、娼婦、
二本差しなどを含みます
最終更新:2016-06-23 16:11:24
20009文字
会話率:31%
小説家志望の主人公・水生。大衆雑誌社に行き着いたのが運の尽き。記者として雇われ、放り込まれたのは伯爵家だった。
書生として雑誌社から伯爵家に送り込まれたスパイの主人公と、伯爵家当主の話です。
※ちょっとだけお尻を叩いています
※お仕置き
とかではないです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 13:50:32
7453文字
会話率:60%
「むかし、むかーしのことじゃった。婆が娘の頃のこと」
囲炉裏端でお竹婆が孫たちに語るのは、亭主の松吉との馴れ初めとなった祭の話。
けれど、孫たちにも松吉にも言えない話がある。
あの夜のことは墓場まで持っていく話。
なお背景色がパンプキンです
ので、見づらい方は表示調整してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 18:00:00
30867文字
会話率:38%