彩色さいしょく魔女の伝説を知ってるかい?
遥か昔、この世界を自分達の色で彩いろどった12人の魔女がいた。
--赤色は情熱
--桃ピンク色は恋
--橙だいだい色は幸福
色とりどりに散りばめられた彼女たちは、その色ごとに異なった感情の
魔法が使えた。
そして彼女たちはいつしか、種族問わず、その感情を分け与えた。
情熱。愛や恋。幸福。希望。平和。安泰。孤独。不安に欲望。そして、絶望に純真。
何百年と経った今、彼女達の魔法から派生した沢山の魔女達がいる。四季の魔女に木の実(このみ)の魔女、星屑(ほしくず)の魔女、海の魔女、鳥の魔女なんてのも専ら有名だが、色を継承している魔女に限ってはこの何百年、何の情報も得られなかった。
しかし、彼女達の継承者が後を継いでいるという話が噂を絶えない。
そんな彼女達を国民は親しみを込めてこう呼ぶのだ。
--“12色の魔女”と。
中でも鬼婆の愛称で名高い、黒色の魔女が使う魔法は他の魔女とはかけ離れていると聞いた事がある。
--胃袋を握る魔法。
それが一体どんなものなのか体験したものは少ないが、一説によると、彼女は美人だが傍若無人で面白いものや珍しいものにしか興味がないらしい。
また彼女は同じ場所を好まず、自分の屋敷を魔法で動かして、旅をしているという。
そんな彼女に運良く会えたもの達はみな、口を揃えて言う。
『彼女の魔法は最高傑作だ』と。
彼女に会う条件はただ一つ。
“お腹を空かし、死の淵際に直面した時”だ。
見ず知らずの女から妖花(ようか)の呪いをかけられ、家族は愚か、家来まで殺されたイエティ族のセヴォイル。
お腹が空いて倒れた先に現れたのは、伝説の12色の魔女の1人、黒色の魔女カラだった。
妖花(ようか)の呪いをかけられて、愛の感情を失ってしまったセヴォイルは、妖花(ようか)の呪いを解く事が出来る唯一の魔女カラの助手として働く事に。
彼女を見ているに連れて、今までに感じた事のない感情が溢れていくのだが、呪いのせいで言葉に出来ずにいた。
--この気持ちが分かったら、彼女に伝えよう。
やっとの事で呪いが溶けると同時に、彼女から漏れ出す甘い香りに我慢出来なくて--⁉︎
「カラ、お前は俺のモンだよな?」
呪いを受けたイエティ族の騎士×伝説の彩色魔女カラの甘々イチャラブ冒険ファンタジー‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 06:01:20
47109文字
会話率:40%
彩色さいしょく魔女の伝説を知ってるかい?
遥か昔、この世界を自分達の色で彩いろどった12人の魔女がいた。
--赤色は情熱
--桃ピンク色は恋
--橙だいだい色は幸福
色とりどりに散りばめられた彼女たちは、その色ごとに異なった感情の
魔法が使えた。
そして彼女たちはいつしか、種族問わず、その感情を分け与えた。
情熱。愛や恋。幸福。希望。平和。安泰。孤独。不安に欲望。そして、絶望に純真。
何百年と経った今、彼女達の魔法から派生した沢山の魔女達がいる。四季の魔女。木の実の魔女。星の魔女。海の魔女。鳥の魔女。ペンの魔女やインクの魔女なんてのも専ら有名だが、色を継承している魔女に限ってはこの何百年、何の情報も出てきていない。
しかし、彼女達の継承者が後を継いでいるという話も聞く。
彼女達の所在は掴めていない。が国民は彼女達に親しみを込めてこう呼ぶのだ。
--“12色の魔女”と。
中でも鬼婆おにばばの愛称で名高い、黒色の魔女が使う魔法は他の魔女とはかけ離れていると聞いた事がある。
--胃袋を掴む魔法。
それが一体どんなものなのか体験したものは少ないが、一説によると、彼女は美人だが傍若無人で面白いものや珍しいものにしか興味がないらしい。
また彼女は同じ場所を好まず、自分の屋敷を魔法で動かして、旅をしているという。
そんな彼女に運良く会えたもの達はみな、口を揃えて言う。
『彼女の魔法は最高傑作だ』と。
彼女に会う条件はただ一つ。
“お腹を空かし、死の淵際に直面した時”だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 20:58:55
21850文字
会話率:43%
特撮ヒーロー番組『ユーマニオン』シリーズ。
そのファンである一月(いつき)はオーディションで、夢だった主演の座を手に入れる。
そしてカリスマスーツアクター・羽田光耀(はだ こうよう)とタッグを組むことになるのだが、クランクインが迫ったある日
、彼が撮影所内で男ともつれあっているところを目撃してしまう。
特撮ヒーローに強い憧れを持つ一月は、それを演じる羽田が職場でそんなことをするのが許せない。
しかし演技となればベテランの羽田に敵うはずもなく……。
潔癖な若手俳優と、酸いも甘いも噛み分ける大人なスーツアクター。
仕事と恋と特撮ヒーローにかける熱い想いを描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 23:59:01
125182文字
会話率:41%
「――めちゃくちゃにされたいって顔してんね」
隠されていた欲望を暴いて、好きな女をめちゃくちゃにすると決めた。
※何でも許せる人向け。
※軽く女性蔑視表現が出てきますが、貶める様な意図はありません。
最終更新:2020-09-30 21:27:35
11814文字
会話率:18%
愛する夫がいて、普通の日常を過ごしていたOLに年下男子からの熱烈な好意が訪れる。
それは、ある種の呪いのような重たい愛。
最終更新:2020-09-29 15:45:45
610文字
会話率:46%
ぼくは映画研究部でフリーペーパーを作っているけど、古い映画を担当しているので、ぼくが担当する回はペーパーを持っていってくれる人がすくない。
すると、キャスケット帽のしろくまが、やけに熱心にぼくのペーパーを読んでくれているのを見つけた。
ぼく
は、彼と古い映画館で再会する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 15:06:49
24654文字
会話率:63%
故国でのゴタゴタ解決&出稼ぎめざして、貧乏貴族の令嬢リーンは、富める隣国ローザングに、やっとの思いで辿りついた。が、初対面の貴族男性ディドから、熱烈に求婚されて追いかけ回され、トラブル多めの日々が始まる。
規格外の強さと、美味しい料理を
差し出すディドに、リーンは戸惑いつつも距離を詰められて──。
ドタバタしつつドロドロ一途に、ヒロインが溺愛される物語。
※性描写・性的な倒錯行為は、サブタイトルに「※」マーク付記します。
※戦闘等の流血・殺傷および、倒錯的な性描写は、冒頭注記します。
※下ネタ会話がピンポイントで絡みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 21:00:10
1153657文字
会話率:41%
熱帯の国マレーシアは、クアラルンプール国際空港。
夜も更けた22時過ぎ。ターミナルの奥深い搭乗ロビーでは、JIA(日本国際空輸)成田行の出発時間が近付くに連れ、乗客達が徐々に集まり始めている。
未だ人気(ひとけ)もさほど多くなく静かな、白
く硬いタイルが敷き詰められた通路。そこで時間を待つ乗客達の耳に、カツカツとヒールの音を鳴り響かせ歩く音が入ってくる。
濃紺のワンピースを纏い、背筋を伸ばして颯爽と歩く女性達。乗客達がこれから利用するJIAの客室乗務員。日本ではCAと呼ばれる人々である。
同じ装いで颯爽と通り過ぎる制服の一団。その最後尾に、笑顔で会話を交わしながら歩む、若い女性のペアがいた。
二人ともスラっとした体形。首にはブルーのスカーフをフワッと巻き、濃紺の半袖ワンピースにボディを包んでいる。
ウェストは赤いベルトで締め、膝頭まで伸びるスカートの裾からは、透明感のある黒ストッキングに包まれた綺麗な脚。二人揃って魅力的な美脚の持ち主である。
足許には5cm程のヒールがついたパンプスが光っている。身長は165cm程であろうか。お互い若いが、先輩後輩という雰囲気である。
先輩と思しき女性。彼女の名前は高橋恵27歳。新卒でJIAに入社し、今年で5年目になるCAである。
後輩と思しき女性。彼女の名前は吉永香織。入社2年目で、誕生日前の23歳。クアラルンプール線は今回が初めてである。
そんな2人が乗務するJIAクアラルンプール発成田行きの便は、いよいよ離陸の時を迎えた。
機内最後尾、ギャレー脇で一人座る恵は、向かいに客の座っていない席で、離陸後の業務に備えるべく、胸ポケットにあるメモの束を取り出して読み始めた。
と、手元の一番上のメモが見慣れない4つ折りの紙に差し替わった。
近くに誰もいないのに突如現れた便箋。恵は怪訝に思いながらも恐る恐る読み始めた。
「親愛なるCA様。。。今日のお姉さん、何着の予備ストッキングを機内に持ち込んできていますか?何枚までなら破かれても、新しい黒パンスト脚を作れます?」
恵にとって、今までのキャリアで経験したことのないような、悪夢以外の何物でもないフライトが開始された瞬間でもあった。
--*--*--
本作品は、「愛と官能の美学」様に投稿させていただいた同名小説をリメイクしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 00:00:00
343611文字
会話率:17%
オメガはか弱い存在?俺はそんな扱い望んでなんかいない。俺は第二の性何かに振り回されたくないのに…。
朝食を買いにコンビニに行った時に運悪くも運命の番と会ってしまった。慌てて逃げたものの突然の発情期が来てしまう。だが、この身体の熱を鎮めてく
れる人なんて居ない。俺はこんな身体になんてなりたくなかった。
✱冒頭に転生要素入れていますが主人公が比較しやすいようにですのでほぼほぼ関係がありません。唐突に思いついたので書きました、優しい目で見てね( 'ω')/
✱続きは気が向いたらこれをシリーズ化させる感じで書くよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 14:03:49
4818文字
会話率:64%
「……名前で呼んではくれないのかい、フィーナ?」
「……んっ。カリム、さま……」
テオは知らない。
避けることのできぬ、初めての夜があったことを。
幼い頃に夢見た地で、小さな蕾が花開いたことを。
信じていた人の手で、秘められた痴態が暴かれ
たことを。
待ち望んだ再会の日に、むごい仕打ちが待っていることを。
思い遣りと献身が同情を生み、同情は共感を育み、共感は受容に変わって、ついに二人は背徳の道へと足を踏み入れる。
※本編のIFエンドは別の小説として投稿しています。
https://novel18.syosetu.com/n8917gm/
※あらすじ
思わぬ縁から第二王子カリムとその婚約者リナリスの知遇を得て、婚姻の指環を制作したテオは、幼馴染みのフィーナと共にカリムらと交流を重ねるうち、主従の枠を越えた親愛の情で結ばれていく。
だが、平穏な日々は唐突に終わりを告げ、将来を誓い合ったテオとフィーナの関係にも暗雲が漂いはじめた。
婚姻の儀式を目前にしてリナリスが深い眠りの病に倒れたのだ。
宗主国で執り行われる婚姻の儀式は諸国平穏の根幹であり、わずかな遅滞もひとつの不備も許されない。
一時の混乱を凌ぐために国王が下した決断は、フィーナがリナリスの身代わりとなってカリムと共に宗主国へ旅立つことだった。
疑いの目を向けられぬために、遠い異国で偽りの夫婦を演じ続けるカリムとフィーナ。
伝令役に選ばれて束の間の逢瀬を許されたテオ。
病に倒れたリナリスさえも、やがて理不尽な凶事に巻き込まれていく。
※主人公視点のみを追いかけたい場合は、各話サブタイトルの視点表記に【テオ】が含まれている
お話をご覧ください。
(登場人物の人となりをご理解頂くため、序章だけは全話ご覧になることを推奨します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 20:04:41
321888文字
会話率:41%
めちゃくちゃ嬉しいマシュマロ貰ったので淫蕩地区の販売版に収録していた書き下ろしを再録?することにしました!(買われてないから実質初出だよ。pixivにもあげてるけど)今回は駅弁しかないよ。頭空っぽにして読んでね。
短編って言っときながらこれ
はもはやシリーズ。こんなに書くつもりはなかったのに書きやすかったから暴れたのです。巨根×ド短小のラブラブカップル。
1( https://novel18.syosetu.com/n5759fh/ )
2(https://novel18.syosetu.com/n0056fm/)
投稿がこの時間なの?更新失敗して五日も放置したせめてもの罪滅ぼしです。
お題箱
https://t.co/evkM2zQp7j
マシュマロ。
https://t.co/Wpou5ZJ1WC折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 05:34:03
2788文字
会話率:28%
魔王討伐への餞別として私が受け取ったもの…それは一枚の絆創膏だった!?
お漏らしから始まるちょっぴりエッチなゆるふわ冒険ファンタジーここに開幕!
ゆるふわコメディだけではなく、時には熱い戦いやえっちぃ展開も…!?
1話が短いのでサク
ッと読めます。
通勤通学、空いた時間にどうですか??
2話の終わりに表紙描いて貼ってます!
たまに挿し絵も入れてます!画力の上昇にも注目してください 笑
116話から160話くらいまで、長期閲覧感謝祭・挿絵企画をしておりましたので挿絵率かなり上がってます!
また、感謝祭の一環として、今までの話に新しく挿絵も!
一緒に絆アソ無双の世界を楽しみましょう!
==================
ノリと勢いでガンガン書いていくので評価や感想、ブックマーク等よろしければ。。
●アルファポリスにも遅れて掲載してます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 21:29:07
383684文字
会話率:50%
なんの捻りもオリジナリティもない「異世界転移&チート&俺SUGEEE!?」ストーリー。
あまりにも人と世界が狂っていると感じた主人公「織原悠人」は、我慢ができずに自殺した。
その直後、真っ黒な空間で「自称:邪神」に出会い「チート能力を寄こ
せ」「ドラ○エとか、初期のF○みたいなゲーム世界に異世界転移させろ」と要求。あっさりと受け容れられ――
あまりにもヒマでストレスが溜まっていたので、息抜きに適当に書いた物語。
情熱が続く限り連載しますが、飽きたらいきなり放置。本当に「何も考えていない」「適当に書き進めただけの話」なので、退屈凌ぎにどうぞ。
※ツイッターやってます。→https://twitter.com/pastasteamedbun折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 09:19:37
98167文字
会話率:44%
王国初の女騎士となったセイラは、女でありながらも剣の腕は確かだった。連隊長であるファビアにも認められて今後の活躍を期待されている。
が、そんなセイラの騎士団入団には誰にも言えない秘密が隠されていた。
最終更新:2020-09-14 00:00:00
10882文字
会話率:52%
レディース総長の東条蘭は、ある日体調を崩し、発熱していた。そんなところへ女子中学生が現れ…………。
キーワード:
最終更新:2020-09-09 17:25:19
4540文字
会話率:64%
ヒーラーである俺は、戦士と魔法使いとパーティーを組んでいる。
高熱を出した日、俺は前世の記憶を取り戻した。
この世界には、「女」という言葉がない。
性別、という概念を俺は思い出したのだった。
・タイトル通り男ふたなりしかいません。
・セッ
クスばかりしています。セックスの内容もかなりファンタジーです。
・一部以外は基本3Pです。
・リバ有りです。
・前立腺はお尻側でなく、膣側にある設定です。
・下品な言葉を使います。
・女はいませんが、避妊、妊娠、結婚、好き、などなるべく使わないよう置換はしていますが、やむを得ず使っている漢字があります。
彼らの世界の言葉に変換されているとお考えください。
・何でもありのご都合主義。
・完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 15:00:00
51783文字
会話率:45%
疲れた拍子に書きなぐった本日の献立に「こなつなのおひたし」があった。
こなつなのおひたし→小夏なのお浸し→小夏のお浸し…
これは、「奥下小夏」という女性が熱情に浸される夏の話である。
最終更新:2020-09-04 01:36:09
31455文字
会話率:32%
疲れた拍子に書きなぐった本日の献立に「こなつなのおひたし」があった。
こなつなのおひたし→小夏なのお浸し→小夏のお浸し…
これは、「奥下小夏」という女性が熱情に浸される初夏の話である。
最終更新:2020-06-28 21:00:27
2613文字
会話率:31%
16歳の女子高生「幸思恵(さちことえ)」は、妄想好きでドMな少女。
アニメで見たヒロインの暴力シーンを見てから、自身がいじめや調教・拷問を受けるシーンを妄想しながら、オナニーをするのが日課な程変態な子だった。
手足を奪われ人犬として見
世物にされる
ファンタジー世界で、魔女刈りに合い少女の尊厳が奪われる
メイドに汚物として熱湯風呂に入れられ消毒される。
自虐妄想好きな少女のオナニーする話です。時折グロテスクな表現がありますので、ご注意ください。
米 ハロウィンの自虐妄想と同じ主人公です。内容としては学校や家などの日常の中で出る妄想を元にひたすらオナニーします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 01:31:06
80272文字
会話率:39%
騒々しい、暑苦しい、危なっかしい。
王宮騎士団内でも有名な熱血暴走馬車のような同部隊の隊長であり私の上司は、私の想い人でもあった。
しかしいつまで経っても女性として意識してもらえないどころか、性欲すら存在するのか怪しいこの隊長。
友人の助
言で、私は色仕掛けを強行突破しようとするけれど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 18:27:12
25704文字
会話率:45%
変態ロリコン野郎の俺は、公園に舞い戻った。
ヤバイと思っていても、舞い戻ってしまう。
そこに女児がいるからだ。
暑い。
暑い夏。
熱が俺を狂わせる。
最終更新:2020-08-21 00:55:38
6826文字
会話率:30%
この世界を救うために異世界から呼び出した「勇者」
転移陣の中に姿を現したそいつを一目見た瞬間、俺は恋に落ちた。
どこかいつも憂いを帯びたあいつの表情から目が離せない。頭から離れない。あいつの一挙一動が気になって仕方がない。
視線を向
けられればドキドキするし、あいつの手が触れた場所は熱を帯びる。
些細なことでドキドキしてしまう俺は、不審に思われないように必死に気持ちを押し隠す。
男から見ても容姿端麗なあいつは、言うまでもなく女の子からも人気が出た。
あいつはそんな女子の誘いを片っ端から断っていたけれど、毎日女の子から猛烈な誘いをされるあいつを見ているのは、正直ツライものがある。
そんなモヤモヤとした日々をおくっていたある日、仲間の一人アイリアがあいつの前で裸になるのを俺は目にしてしまい!?
それを機に俺とあいつの態度が変わり始める。
いつもは物静かで冷静な振る舞いをしているくせに、急になんなんだよ。そして俺は否が応でも自分の気持ちを伝えるはめになるのだ……
※※後半性的描写が入ります。苦手な方はご遠慮下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 11:19:09
2564文字
会話率:22%