妖魔と呼ばれる存在が、社会の裏で跋扈するこの世界。
狡猾に、残忍に人々の世界が蝕まれていく中で、退魔の力をその身に宿し、闇を討つ者達がいた。
『退魔師』として活動する高橋明日香は、今日も妖魔を駆逐するために奔走している。
いつの日か、
愛する母の命を奪った妖魔を討つことを夢見て……。
しかし、行く手を阻むのは、女を堕とす狡猾な淫魔達の罠。
そして、それを吹き飛ばす圧倒的な暴力。
果たして彼女は夢を叶えることができるのか?
―――――
とてつもなく文章が下手糞ですので、温かい目で見守ってくださると幸せです。
作者は本当に素人なので、表現の内容や句読点の使い方、小説作成のルール等に疎いため、後日改善することがあります。
お試しでプロローグに挿絵を掲載しました。
何と30話を突破しました。次は目指せ50話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 22:21:15
123982文字
会話率:29%
恋愛知らずで生きてきた看護師は、某ファッション雑誌に目を落としながら、考えていた。三十路も近くになれば、“未経験者”に向けられる世間の目も声も、なんだか息苦しい。なにか、良い方法はないものかと。
百戦錬磨の金髪ハーフモデルは、カメラに微
笑みを向けながら、考えていた。数年を経て蓄積されたこの欲を劣情を、どうにかして晴らせないかと。なにか、良い方法はないものかと。
思惑を抱える二人が出会い、至った結論は。
「ーー契約を、しませんか」
もどかしく不器用な、契約性活のお話。
※ ストーリー重視ですが、そういう描写もがっつり入ります。特に直接的な表現がある話には、R度合いによって「*」をつけています。
※ 恋愛に疎い生真面目×無自覚系主人公と、籠絡を試み振り回されるハイスペ×隠れS系年下男子の、攻防と調教と返り討ちと和解の物語です。
※ 展開はわりとゆっくりめ、プロローグに行き着くのは33話あたり。甘かったりしょっぱかったり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 07:23:17
354559文字
会話率:57%
戦国時代の「衆道(しゅどう)」を題材にしたシリーズ5作目です。
次の「信」編の外伝にしようと思っていましたが、プロローグ的な短編として独立させました。
主従関係のある衆道ですが、逆もあってもいいかなという願望で書いています。
「儀」編、「礼
」編の国の、時代が二代ほど前にさかのぼったお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 21:35:06
4772文字
会話率:56%
風の中のフェルヴィナ
プロローグ エピソード0 星屑の遺産
アメリカの砂漠に宇宙デブリが落下した。
それはごく有り触れた出来事であった。
しかし、その宇宙デブリからオーバーテクノロジーの機体が回収された事で、事態が一変する。
王道 宇宙
✕ロボット✕人間ドラマ をリアルに描く!(ハズ)
作者の自己満足とオナn…エゴの詰まった問題作!
風の中のフェルヴィナ
自信ないけど公開です!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 03:00:00
14548文字
会話率:34%
広場恐怖症の元大魔法使いと閉所恐怖症の騎士総長との奇妙な物語
セミプロローグ
かつて未曾有の大災害から王国を救い、英雄と呼ばれた大魔法使いがいた。
大魔法使いは人々を救い続け、世界の平穏を乞い願った。しかし、いつの日か気付く。自身が使え
る魔法が減っていっているという事に。彼は方々から英雄と称賛され、敬われてきた。魔法が使えなくなってしまった魔法使いは何になってしまうのだろう。泣き叫び救いを求めるも、手を差し伸べてくれる者は誰一人としていなかった。大魔法使いは、その日から絵日記を付けることにする。そして知ってしまったのだ。消えているのは魔法だけではない事を。絵日記を見返せば見返すほど新しい事を知っていく。途方もない恐怖に襲われた。緩やかに、しかしその恐怖は着実に浸食しているのだ。それは、死よりも恐ろしいものだった。そして最後の瞬間、大魔法使いは最初で最後の欲を零す「あたたかさを知りたい」慣れ親しんだ小屋の中、大魔法使いは一人静かに瞳を閉じ、深く深くへ沈み込んでいった。
前世の記憶を取り戻したのは、魔王が討ち滅ぼされ世界が平和になり数年が経った後だった。
元会社員、副島日晴(26)は考える。この転生に果たして意味はあるのかと。人々は微笑み、植物は瑞々しく繁っている。何かを打ち滅ぼす訳でも、癒す訳でもない。外に出て讃えられるも、それは自分ではないのだ。そして街に出て日晴は震え上がる。前世の広場恐怖症がこの世界の身体でも引き継がれていたのだ。
この身体での知識も記憶もない。魔法だって使えない。震え上がってまともに外にも出られない。かつて大魔法使いと呼ばれた男は今やひとつの魔法しか使えなくなっていた。その唯一も数年がかりで再現させた幻術を魅せる魔法のみ。過去の産物であるポーションを薄めせこせこと日銭を稼ぐ日々。
全てを拒絶し悶々とした日々を送る中、ベッドの隙間から一冊の本を見つける『私』それは大魔法使いによって綴られた絵日記だった。綺麗な字に反して子供が描いたかのような拙い絵。ページを捲る程に溢れる恐怖や苦しみ。何気ない幸せを尊む心。そして最後のページ。水滴で歪み滲んだいびつな文字「あたたかさを知りたい」今、頬を伝うこの涙は大魔法使いの為に。そして日晴は決意する。『俺が手を差し伸べる』『俺を幸せにする』
決意の中、唯一が一瞬で破られた。一人の男によって。それは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 17:01:08
15112文字
会話率:61%
プロローグを書きましたが、プロットの序章のような
物語
評価等で連載するか考えます。
最終更新:2022-01-23 19:00:00
3189文字
会話率:25%
w主人公の作品です。
一人は王道の主人公。過去の屈辱を払拭するために因縁の相手を探し出して倒そうとします。
もう一人は過去の体験から人間を嫌っており、もう一人の主人公を除いては誰も信用しません。
自分に危害を加える者には容赦なく報復します
。
プロローグは一人目の主人公である相模啓也(さがみけいや)が高校生から始まり、その後過去に飛んでもう一人の主人公、常原(相良)一樹(つねはら)(さがら)かずき の物語が暫く続きます。
敬也は過去に聖奈によって受けたトラウマにより、女の色香による攻撃に弱点と怒りをもつようになり、それを克服しようと聖奈を倒すべく行動を開始します。
一樹は過去のいじめの経験から一部の人間を除いては人間を嫌っています。
しかし、昔と違い力と知恵を身につけた一樹は被害を受ける側からやり返す事が出来るようになり、その力を持って容赦なく反撃をします。
二人が出会うときにどんな形で出会うようになるのであろうか。
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体・事件などとは関係ありません。
また、犯罪を肯定・助長するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-17 00:00:00
80660文字
会話率:35%
頭脳と肉体を駆使し、人々に熱狂を、恥辱を、栄光を与える決闘。それを人はオナホカードバトルと呼んだ。
最終更新:2022-01-08 03:13:26
1435文字
会話率:60%
妖精から魔法のスマホをもらった中学生のアキコ。ある日、魔法のスマホを使ってママに変身したアキコは、思いがけず、女となってしまう。
最終更新:2022-01-08 00:00:00
4683文字
会話率:27%
あらすじ
催眠小説の世界へようこそ。
ここは、読者さまを小説によって催眠誘導を行います。
文字を読み進めて行く事により、より小説の世界へと没頭し、
深い催眠状態へと誘います。
作者の関係している作品などの登場人物、
またはオリジナルキャラ
クターが毎回登場します。
注意点
誰も干渉しない自室やリラックスしながら読む事が出来る環境、
自慰行為に誘導する描写が出て来ますので、
催眠に掛かりたいと思われる方はご注意下さい。
この小説を読んだ事によって起こったあらゆる事態による影響につきまして、
当方では一切の責任を負いかねます。
ご自身の責任によって行って下さい。
主旨:音声作品にある「催眠誘導音声作品」
と言う媒体の作品を小説と言う形で表現しています。
文字を読む事によって小説の中の登場人物より催眠術を掛けてもらうと言う
シチュエーションを想定しています。
催眠術が苦手だったり抵抗を感じる方は、ご注意下さい。
尚、その場合一つの物語として小説を読むと言うスタイルを取って頂いても
構いません。
基本的には自慰行為を行わせる流れになりますので、
一般的な小説を想定していません。
登場人物が“あなた”に語り掛ける基本的に1対1を想定した作品になります。
性癖としまして、M(マゾ)性癖をお持ちの方向けに書かれています。
こちらの方もご了解頂いた上でご覧下さい。
このお話の大きな柱になります。
※少し改行を増やし、分かりやすくさせています。
催眠とは無関係な部分は読み飛ばして頂いても構いません。
お好きな所から読み進めて下さい。
1・冒頭・プロローグ(登場人物の簡単な自己紹介や自身の作品紹介など)
2・導入(催眠導入・催眠に入りやすくする為に行う余興など)
3・誘導(催眠誘導・実際に催眠暗示に入る為の軽い誘導など)
4・命令(あらゆる命令を術者から与えられそれに従う)
5・支配(悦楽の刻)
6・エピローグ
7・解除(催眠術を解除します)
それでは、前振りはこの辺りにして、物語の中へ皆さまをご案内いたします。
ごゆっくり、お楽しみ下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 01:00:37
14982文字
会話率:4%
*この作品は、8~9割は残酷な描写となります。苦手な方はご注意ください。
*この作品の内容はは全てフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
学生時代は酷い虐めに遭い、それが影響して大学に通えなくなってからは家族と揉めて絶
縁を叩きつけられて独りに。就職先はどれも劣悪な労働環境ばかりで、ブラック上司とそいつに迎合した同僚どもにいびられた挙句クビになった俺…杉山友聖(すぎやまゆうせい)は、何もかも嫌になって全て投げ捨てて無職の引きこもりになって孤独死して現実と本当の意味でお別れした…。
――と思ったら異世界転生してしまい、俺に勇者としての素質があることに気付いた国王たちから魔王を討伐しろと命令されてしぶしぶ魔族たちと戦った末に魔王を討伐して異世界を平和にした。だがその後の王国側は俺は用済みだと冷たく言い放って追放して僅かな褒賞しか与えなかった。
だから俺は―――全てを壊して、殺して、滅ぼすことにした…!
これは、転生して勇者となって最終的にチート級の強さを得た元無職の引きこもり兼元勇者による、全てへの復讐物語。
*この作品は、プロローグ・第一部・第二部という形で構成していきます。
*毎エピソード文字数3000字前後で構成(稀に4000字超える)。
*エピソードに時々★マークがついてることありますが、主に過激な復讐描写ばかりの回の意味を指します。
*カクヨムにて当作品を投稿してますが、諸事情により特定のエピソードを公開停止しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 12:00:00
391214文字
会話率:46%
ロリものです。
スカはないです。
えっと、エロゲー風?(分岐はないよ)
︾
世俗から切り離された山奥にある館では、多数の少女たちが暮らし「幼聖館(ようせいかん)」と名付けられている。
その館を訪れる権利をえた主人公のアルト。
「幼聖館
」での滞在時間は5日間。
はたして彼は限られた時間をどのような少女たちと過ごすのか。
︽
という内容です。詳しくは、プロローグ読んでみてください。
毎日午後11時に投稿します。
自サイト(18禁)からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 23:00:00
71955文字
会話率:42%
キャラ設定とプロローグだけです
僕が書いたら絶対にエタるので誰か続き描いて( ; ; )
続き描いてくれたら読みに行きます
最終更新:2021-12-12 23:03:04
2981文字
会話率:32%
頭突きをされた時からやばかった受けと頭突きした時から気付いた攻め。
くっつく前のプロローグ的な話かもしれません。R-18要素はないです。
最終更新:2021-12-10 01:00:00
3444文字
会話率:40%
初投稿です長文は初めてなので読みにくいです。
体だけが女の子になってしまった、主人公:牧野 郁(まきの かおる)が、憧れのヒロインの:鈴木 怜香(すずき れいか)と恋人同士になれるかの物語、時代背景は遺伝子とか最適化された、チョット未来です
、男心だけでHな恋人関係になれるのか?というドタバタ劇です、挿絵なるべく載せますのでよろしくお願いします。
12月からプロローグ章を追加中、女の子になってから女子校に通い始めるまでのお話です、
二章か三章程になる予定です、宜しくお願いします、
イラストは自作です、マウスで描いてます、ペンタブレットも有るけど最近何故かマウスの
方描きやすいので適当に描いてます。
カクヨムでも15禁の別バージョンで投稿始めました。(https://kakuyomu.jp/works/1177354055272742317)
アルファポリスでも挿絵付きで投稿してます。(https://www.alphapolis.co.jp/novel/878971502/595469531)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 18:18:34
14252文字
会話率:16%
勇者として異世界に呼ばれた男子高校生の俺。
チートを持って3年後に元の世界に帰還したんだが、妹は性的にいじめられ、幼なじみはDQN共に肉便器にされ、俺の日常はすでに崩壊した後だった。
これは俺がクソDQN共から家族と日常を取り戻すまでの物
語。
※寝とられ表現あります
※プロローグ長いので嫌な方はスキップして下さい
※☆マークがタイトルについているものはエロ要素を含んでおります
※エロハードな展開が続きます。耐性がない方はプロローグだけでも読んでいただけると幸いです
※タイトル案募集中です。よろしければコメントでお聞かせください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 00:04:02
38419文字
会話率:37%
なぜか友達ができない高校二年生の主人公には、超絶かわいい幼馴染がいた。しかしこの幼馴染、どうもおかしい……
怪力すぎる幼馴染に溺愛される主人公が、ヘンテコな人たちと繰り広げるスペクタクルラブコメディ♡
【概要】
現代日本が舞台ですが
ファンタジー要素が強いです。
ショタ、リバ、出産などがあります。BLです。ご注意ください。
【おしらせ】
・作中の特殊用語まとめ……各ページ下部にリンク(イラスト付き)
・X活動報告……補足、特殊用語まとめ(イラストなし)、あとがき
・2021/10/16 完結しました
・2022/11/16 プロローグ撤去
※全部書き直すため、ここは2〜3年後に撤去予定
2023/2折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 22:00:00
483844文字
会話率:47%
悠太15歳。悠太は中学生だった村上悠馬と、お手伝いアカネの間にできた子である。
死の刹那、村上悠馬の思念は15年の時空を遡上して、14歳の時の自分自身に飛び込んでいった。
最終更新:2021-09-11 03:50:27
29011文字
会話率:31%
「直人と悠馬」の高校篇のプロローグとして書き始めましたが、長くなるうえ、本編とは色合いが違い、ボーイズラブ的要素のほとんどない、ハードな内容一色です。本編の、将来の展開に関わる部分ですので割愛は出来ません。シリーズ内の別作品として投稿し直し
ます。
直人の兄、直哉の拉致、凌辱のお話です。
初っ端から、ハードな凌辱シーンが有ります。苦手な人は、決して、読まないで下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-20 14:35:05
176283文字
会話率:29%
――これから、私の口の中以外に射精するの禁止だからね。お兄ちゃん。
両親の再婚によって浅川家の一員となった義理の妹、芽衣。ただ、いくら彼女がたぐいまれなる美貌の持ち主であったとしても、「家族」を性的な目で見てはならないと、僕は欲望を必死に
隠していた。だが、彼女の留守中に性欲を処理していることがバレた際、いとも簡単にその言葉は放たれた。
互いの身体を「使って」色情を発散しあえば効率的だと信じてやまない義妹と送る爛れた日々。独特の効率と倹約の価値観を実現するため、少しばかりのルールにさえ従えば、時間も場所も問わず、口腔も、乳房も、尻穴も、膣穴も、足の指から髪の一本に至るまで、芽衣は自分の身体の全てを差し出して僕の性欲処理を行う。そして、いずれ彼女は僕に告げることになる。
――これから、私の子宮の中以外に射精するの禁止だからね。お兄ちゃん。
※連載版のあらすじ(予定)です。
連載に先立ち、プロローグのみを先行公開しました。今回はお口でのプレイのみとなっております。連載するにあたっては、プロローグの内容や設定を修正する可能性があります。ご了承ください。
この作品には、喉奥亀頭殴り&喉ボコ仰向けイラマチオ口内射精、義妹ザーメンオナティッシュ、再勃起煽り懇切丁寧お掃除フェラチオ、精飲実況ごっくん音聞かせ、半自動性処理義妹オナホ操作ディープスロート、口内見せつけ精液飲み干し、安心安全コンドーム口まんこ、肉便器自己紹介、舌上金玉体重測定、などの要素が含まれます。残酷な描写はなしです。かわいそうなのは抜けない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 19:19:05
20558文字
会話率:32%
ープロローグー
ー戦争は、たった1人の快盗おとこに奪ぬすまれた。ー
そこは、戦争で勝つことこそが平和だと謳われていた世界。
故に、敗戦した国に笑顔さちはない。
勝利国は敗戦国から全てを問答無用で奪える権利があるからだ。勝てば得るも
のはとても大きい、が、負けときのリスクは大きすぎるものだった。
土地や金品はもちろんの事、国民はおろか、国そのものがなくなる時でさえあるのだ。今まで掲げていた国旗が炎に包まれる姿をみて誰もが涙した悲劇があったとさえ報告されている。
「負けた国には、夢も希望も、未来さえなくなるなんて、いつからこんな世界になったのかしらね」
真っ白い部屋の中。過去の事例の記載された書類に目を通しながらソフィアが呟く。その緩くふわっと柔らかい青がかった藤色の髪を風に泳がせながら窓の外から、吸い込まれそうな快晴の空をどこか切なそうに眺めていた。
「そんなの、世界あの、アルガンドラとかいうとんでもない力が見つかった時からに決まってるじゃない。人は、国はどういうわけか力を求める生き物よ。あんなものがなければこんな世界にはなってなかったと思うわ。」と言いながら車のキーのようなものをソフィアに投げた。
真っ白く何も特別物は何もない部屋。出かけるのか、ノエルが入り口の扉を開くと、柔らかな花の香りが鼻腔をくすぐった。シンプルで余計なものはなく、テーブルも時計もソファーさえも真っ白なその部屋からは、どことなく上品で、女性二人しかいないせいか、華やかすら感じられる。
「あたしはあんまり戦争経験ないからわからないけど、でも今回の事件、もしかすると、もしかするかもよ?」
長くしなやかな青銀の髪をサーッとはらうとノエルがそんな意味深めいたことを言った。
「だと、…いいんだけど」
ソフィアは浮かない顔であった。ノエルが何を言おうとしたのかわかったようで、小さく頷く。ノエルは勢いよくソフィアの背中を思いっきり叩いて励ますとニッコリとハニカンだ。そして2人は、
「さぁ!、あたし達はあたし達の正義を貫きましょう!やれることは全部やって、後悔しないように、ね!」
ノエルが言うと、ソフィアもやっと笑顔になった。そして2人は正義の為、今日も行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 10:20:40
59541文字
会話率:43%