昭和二十一年六月。戦争で両親を失った一之瀬智子(さとこ)は、N県にある伯爵家邸宅へ、令嬢の家庭教師として赴いた。美しい未亡人の綾倉理都子(りつこ)、メイドの綾香。そして天使のような伯爵令嬢の沙織。そして智子の想い人であった、理都子の弟、松枝
崇嗣(まつがえ・たかつぐ)。
時間を忘れるほど美しいと言われた《失刻館》で、智子は眩暈にも似た官能の罠に堕ちていく。そして屋敷の奥に潜んでいた忌まわしい秘密とは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-03 12:05:05
106952文字
会話率:41%
※これは重複投稿作品です。
PIXIVにて、初投稿した神さまシリーズの一つです。
ある廃村に取材調査しに来た大学生達の物語。彼らは廃墟研究会というマイナーなクラブに所属している。主な活動は廃墟巡りとそうなるまでの経過を調べることである。
夏休みのある日、彼らはある廃墟を調べに(という名目の観光に)来ていた。その名は『檜邸』。元々この村の大地主が住んでいた屋敷であった。
事前調査で分かっていたことは、この村では神隠しにあう若い女性が続出していたということ。
村の男達は女のいない村を捨てていく者もあれば、老体を引きずってまで別の場所に移り住もうという気力さえもない者もいた。平均年齢は高く、二十代の男性はごく少数だった。
そんな中、事件は起きた。たまたま隣町から来た旅人が、その異様な空気を放つ村に入ってしまったのだ。
この村で一番の邸宅を持つ檜邸に事情を聞きに行ったのだが、その旅人が村から出てきたところを見た人間は誰一人としていなかった。
しかし、話は単純ではなかった。
その邸宅に入った男性陣は遺体として発見され、女性陣は消えた。そして、なにより不気味さを感じたのは、ある一室に生まれて間もない新生児がいたことだ。
警察関係者はその赤子達の血液検査等を行ったところ、それらは全て行方不明になった女性たちの子供であることが分かった。その赤子たちは施設に預けられ、屋敷内を徹底的に調査したが、結局、行方不明になった女性達の骸すら見つからなかった。
この物語は、檜邸を訪れてから、男性陣が遺体となり、女性陣が神隠しにあうまでの出来事をなぞったものである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 20:22:13
20976文字
会話率:43%
ある大きな屋敷には、照明を点ける為にだけ雇われた照明係が居ました。
決して何も話したり考えたりする事ができない照明係はいったいどんな光景を目にしているのでしょう。
最終更新:2015-07-20 00:43:37
981文字
会話率:34%
辺境の村外れの大きな屋敷に魔王様の末裔とメイドと臣下三人が住んでいました。
唯一魔力生成できる魔王様の魔力が無ければ、戦うことができません。
そして、魔王様の魔力は魔王様の体液に含まれ、瘴気に触れると霧散してしまうのです。
つまり、魔力を
受けるにはキスかセックスするしかないのでした。
そんな、可愛そうな美女臣下とメイドのお話。
でもタイトルは「魔王様は意外と大変そうでした。」
だって本当は、魔王様は……。
映像化できない。漫画化できない。をコンセプトに、最後に世界がひっくり返る?!?!
仕掛けを作りましたので、是非最初から順にお読みください。
最後だけ読んでもひっくり返りませんよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 21:18:55
44826文字
会話率:23%
ふと目が覚めると、「ここは何処?」状態に。
そこは無人島で、何故か建っている一軒の屋敷に住み込むことに。
流れ着いた人が現れて、青年の妄想に満ちた毎日が始まる。
- - - - - - - - - -
第一章「春谷立夏」編が完結しまし
た。
第二章「太刀秋冬夜」編が完結しました。
完結かな。
またいずれ書くかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-15 00:00:00
84794文字
会話率:34%
「絶対にここから出てやる。絶対にあきらめない――」
父の命令で、鍵迷宮と呼ばれる奇妙な屋敷に忍び込んだアザミ。潜入に成功したかと思いきや、部屋にいないはずの屋敷の主、東馬に見つかり捕らえられてしまう。どうしても口を割らないアザミを寝台に組
み伏せ、「取引をしよう」と東馬は囁いた。はじめての身体をいやらしく弄ばれ、何度も身体を押し開かれ、激しく貫かれる日々を過ごすうちに、次第にこの屋敷の謎が明かされていく。果たして脱出できる日は来るのか。
アザミに関する意外な事実が明らかになり、最初は無理矢理だった二人の関係も次第にかたちを変えていく――――
物語完成済、毎週更新(火曜日、夜)予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-14 20:00:00
70438文字
会話率:45%
角持つ人の角を彩る彩角師。その一人である流水は、酷く陰鬱な気分だった。下女に監視までさせて好意を示してくる恐ろしいお嬢様のところへ仕事へ行かなくてはならないからだ。けれど、その日迎えられた屋敷では、奇妙な雰囲気が漂っていて……。
これは一人
の男と二人の女の物語。ボタンを掛け違え続けた物語。/pixivに投稿した色シリーズに加筆修正を加えて転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-13 00:55:53
56823文字
会話率:33%
坂宇治圭太は26歳の派遣社員。コンビニへ行こうと玄関を出たはずなのに、気が付けば森の中で目の前には巨大な狼。ローブ姿のチャラそうなイケメンが救ってくれたが代償はデカかった。
異世界迷子の主人公と森の屋敷に住む魔導士。言葉も通じず夜な夜な後ろ
で受け入れる毎日だったが、達してしまった翌日から状況が変わっていく。
軽いノリは訂正して、エロ多めで最後はラブラブ
完結済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-30 00:04:44
95595文字
会話率:38%
機械に育てられ、機械に囲まれて、お屋敷に住む少女と庭師ロボットのレイスの恋の話。
最終更新:2015-06-20 12:00:00
16348文字
会話率:34%
ここは魔界と呼ばれる世界。そんな世界の森の中に、僕のご主人様のお屋敷がある。俺様ご主人様のダイと借金のカタに仕えることになったアリム。毎日こき使われる日々。ダイにもアリムにもなにやら色々事情があるようで……。☆男の子が女性への性転換がありま
す。もろBLではありませんが感覚的にそう感じる方もいるかもしれませんので無理そうな方はご遠慮ください。☆自サイトに公開されている作品を手直ししての掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-20 07:54:48
13646文字
会話率:37%
――時を越え、何度魂が廻ろうとも貴方を忘れない。
前世の記憶を持つ高校教師、新山凜太郎(にいやまりんたろう)。彼はかつて、とある屋敷の従者だった。
ずっと慕ってきた主人を亡くし、生まれ変わった今でも彼を忘れることが出来ずに悲しみに暮れていた
ある日、かつての主人の魂を持つ少年、白瀬慧斗(しろせけいと)と出逢う。
そして再び、彼らの運命の針は動き始めたのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-17 22:41:43
18358文字
会話率:29%
ある何の変哲もないお屋敷のお話
おかしいのは主人かそれとも家政婦か
それとも・・・
最終更新:2015-06-02 00:53:19
2678文字
会話率:0%
私は「青の公爵」のお屋敷で働く料理女のリゼーレ。
生まれついての怪力で、余裕で鉄の鎖、ちぎれます♪……当然、こんな力は要らないです。
これって、魔法を使えない代わりに、神様が与えてくれた力なのでしょうか。繰り返しますが、要らないです。
……
公爵さまの『お仕事』も最近は忙しいみたいで、ちょっと心配。
はぁ、悩みは尽きないな……。
美貌のエロ公爵と、彼に食べられちゃった料理娘の、離れられない恋のお話、ひっそり開幕。
絶海の孤島を領土とする小さな国に、恋と陰謀の嵐が訪れる。
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※ストーリー上、一部キャラのGL描写あり。
主人公はGLにはほぼ絡みません。
※自分のHPにも連載しています。
※GL回は★、R18描写は☆を付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-29 06:00:00
474319文字
会話率:41%
或る日、クラスメートから「お化け屋敷に行かないか?」と誘われた白鳩百鉾と鳩尾絵羽の2人は、横から割って入ってきた間宮草太郎の援護もあって、町内で噂のお化け屋敷へ肝試しに行く。
幼馴染2人組をカップルと見た間宮は、余り者2人組と言う気まずさを
避けるため、後輩の小学生、青野自由を誘う。
ひょんな事から6人組になったパーティだが、ホラースポットの曰くは調べるべきだと訴える白鳩の手によって肝試しは4日後の金曜日に延期される。
慎重な性格の白鳩がホームレスやヤンキーの巣窟になっていないか調べようとしていく内に、屋敷に纏わる不吉な噂の真相へと手を伸ばしていって……。
白鳩百鉾、鳩尾絵羽、青野自由の3人の探索者達は、どのような結末を迎えるのだろうか?
果たして、屋敷の牢に眠るなにものかとは、一体……?
本章では、1人の私立探偵と1人の新米教師がそれぞれの理由からお化け屋敷を捜索し出す。
1人は怪しげな依頼主の為に、1人は怪しげな生徒の為に――そして、探偵の前に現れた素性を明かさない自称女子高生の正体とは……!?
食い違いと同一する2つの日々。真相が何処に在るのか、あなたには解るだろうか……?
これらもまた、3度目の扉が開く為の前日談に過ぎないと言う事を――この時はまだ誰も知らなかった。ただし、あなたたちを除いて。
これはクトゥルフ神話TRPGの脳内セッションのリプレイを小説化したものです。小説化の際にPCを変更していますが、基本的な流れは同じです。
※ダイスは実際に振っており、NPC・PC共にステ一発振りです。尚、成人探索者ルールで作成、PCが戦闘技能を戦闘目的で使用するのは禁止と言うハウスルールがあります。(許可例:キックで障害物を退かす、鍵開け(物理)など)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-28 23:38:02
181044文字
会話率:53%
とあるお屋敷で奴隷だった俺は、ある日ご主人様の息子である若様に殺されてしまう。しかし次に目覚めた時、俺は誠一郎という少年になっていた。俺は生まれ変わったのだろうか?今まで目的もなく、ただ生きていた流され系主人公がお勉強を頑張ったり、自分を殺
した男とそっくりな同級生と出会ったりします。前世は暴力表現や無理やり等ありますが、現世はゆる~い感じで、ほのぼの寄りです。最終的には固定カプ予定ですが、前世の影響で貞操観念が低く、自ら誘うことはしませんが誘われたら抵抗なく応じるタイプなので本命以外ともあるかもしれません(予定は未定)※暴力表現には☆。R18表現には★。一人称が途中で俺→僕に変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-23 22:00:00
27004文字
会話率:24%
長年塔の牢屋に閉じ込められて育ち、今まで生身の女と言うものを見た事も聞いた事もなかった男(王族の継嗣だとかそういう理由で存在自体をなかった事にされた)が、『屋敷中で最も陰気で醜く嫌われている者』として選ばれた女が、塔の男の世話をするように言
われて、初めて異性として男の目に触れる話
という設定をツイッターでの呟きからお借りしまして(許可は頂いてます)書こうとし、そして……どこまで違ってしまったかを楽しんでもらうためのお話になりました。
呟き主はムーンライトノベルズで珠玉作品たちを発表されている『ことせき』さまです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-11 07:00:00
113186文字
会話率:50%
エリカは、夢に見る懐かしい風景を探すために旅をしている画家の少女。ある日、彼女はリアロの伯爵アーネストに招かれ、彼の別邸に滞在することになる。別邸には彼と、屋敷を管理する二人の妖精がいるだけ。静かに穏やかに流れる時の中で紡がれる、生まれ変わ
った龍と姫君の“再会”の物語。※「龍と姫君の物語」「闇の精霊と姫君の物語」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-10 00:00:00
120215文字
会話率:30%
クレオパトラ号は海に出た!出ていきなりSOS!
トントントン、ツーツーツー、トントントンと言うのはモースル信号SOS、船酔い坊ちゃん必死に屋敷のとーちゃんに助けを求める。モースル信号代わり伝書鳩代わりのフェニックスの紹ちゃんが頑張ってと
ーちゃんに届けた手紙の内容が今ひも解かれる!
クレオパトラ号で坊っちゃんはマルスのチンコ(まるちん)の散歩。自分が開発してた雄っパイに驚き、船の上でもできる婚活にキスの練習をしてみる。何で坊っちゃんはマルスのモノを咥えたのか?マルスに視姦プレイショーを仕込んでしまったのか?それよりどうしてウンコちゃんが赤ちゃんになったのか?とーちゃんがあきれる船の上の事件の数々。
伝書魚の与魚(ヨナ)と蛇くんの友情もあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-20 22:13:51
338730文字
会話率:5%
ナイジェル王国に日本語教師としてやってきたエイミこと栄見亜理朱(えいみ ありす)は、マクドネル領の侯爵のお屋敷に住むことを許された。そのお屋敷には、ハワードというマクドネル侯爵の一人息子も住んでいる。ある日、ハワードの内向的な性格(平たく
いえばヒッキーニートアニオタ)を改善するためにエイミは禁断の扉を開いてしまった。そして彼を取り巻くセレブたちに次々と翻弄されていくのだが………………ナイジェルのセレブたちは基本的に性に大らかだった(平たくいえば下半身が緩い!)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 23:53:35
180495文字
会話率:48%
特定の女性と深い関わりを持つことを嫌う豊島結人。祖父が残した屋敷に一人で住み、ただ過ぎていく毎日の中で過去を悲観して生きていく。そんな結人がある女性に翻弄されることになる。
最終更新:2013-07-24 18:00:00
101825文字
会話率:41%
貧乏末端貴族の娘ブランシュ。
今は亡き祖父と父のせいで、財産と言えるものは王都のはずれにある屋敷のみ。父の死をきっかけに、屋敷の半分を改装してドレスショップのオーナーという名のお針子をして生計を立てている毎日。
そんなある日優良顧客の公爵夫
人から男性を紹介されて・・・。
気が付けば、優良物件なお婿さんができてました。
見た目も悪くない、稼ぎは良い、実家は商家で三男坊。
こんなに条件のいい人・・・なぜ今まで結婚されなかったのでしょう?・・・実は結婚したくてもできないお相手がいるのでは・・・。
『契約妻と伯爵家』に連なる話ですが、登場人物が多少重複する程度です。
単体でもお読みいただける程度の極々軽い話です。
※R18的な表現はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-17 23:57:27
55445文字
会話率:37%