ごくごく普通の人とお見合いをした。話をかわすうちに「この人ならまあいいか」なんて気持ちになってしまったのも、憧れの人はそんなに脈があるわけじゃないし、いつかはこの想いにも区切りをつけないといけない。そう、思ったから。そんなアラサー女、藤川あ
やめ。29歳。一人残業していたオフィスで、突然の停電が――。表は爽やかなイケメン上司、裏は腹黒なヤンデレストーカー。二つの顔を持つ部長と、彼に執着される彼女のお話。
※2017年6月1日に一迅社様から書籍化されました。
(~Episode.4までと、+αで書下ろし(Epi4とEpi5の間のお話)が掲載されています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 10:43:22
343620文字
会話率:46%
【全年齢化されての書籍化&コミカライズ決まりました】
──その時、乙女はひとりの竜騎士を選んだ──
城で働く文官のアリスは、ある夜やけ酒をしていた。
偶然意気投合した竜騎士の五人の中から「お持ち帰りするなら誰が良い?」と聞かれ、ずっと
前から憧れていたゴトフリーを選ぶと、酔った勢いでそのままお持ち帰り。
二人で夜を過ごした明くる日の朝、ある誤解から「付き合おう」と言ってくれた彼の申し出を断ると、猛烈な押せ押せのアタックを開始されて、いつしか大好きになってしまったのに、なかなか気持ちに素直になれない。
やっとそんな二人が良い感じになった時、ゴトフリーが魔物の毒で眠ったままになってしまったと聞いたアリスは……。
素直じゃない泣き虫の女の子が可愛い顔して狙った獲物は逃がさない竜騎士と付き合う一歩手前でもだもだしていたら、いつの間にか外堀全部埋められてぐずぐずに溺愛されて幸せになる話。
※R表現ありは★つけています。
※竜騎士シリーズすべて共通世界観ですが、ストーリーは全く被りません。別物です。単作でお楽しみ頂けます。
※結婚式準備編、準備中。
※ベリーズカフェにも掲載しています。
♡ぶんか社様BKブックスfにて全年齢化された書籍が近日発売予定です。(イラスト担当は水瀬はづき先生)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:10:00
159818文字
会話率:43%
とある乙女ゲームの悪役令嬢に生まれ変わったレイラは、前世で幼馴染だったヒロインクロエと協力して、攻略条件が難し過ぎる騎士団長エンドを迎えることに成功した。
最難易度な隠しヒーローの攻略条件には、主要ヒーロー三人の好感度MAX状態であることも
含まれていた。
そして、クリアした後でサポートキャラを使って、三人のヒーローの好感度を自分から悪役令嬢レイラに移したことを明かしたヒロインクロエ。
え。待ってよ! 乙女ゲームが終わったら好感度MAXの攻略対象者三人に私が追いかけられるなんて、そんなの全然聞いてないんだけどー!?
前世からちゃっかりした幼馴染に貧乏くじ引かされ続けている悪役令嬢が、好感度関係なく恋に落ちた系王子様と幸せになるはずの、逆ハーレムだけど逆ハーレムじゃないラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 21:00:00
18663文字
会話率:29%
侯爵令嬢レティシアは、もうすぐ結婚する十年来の婚約者、騎士団長ジークフリートが、一も二もなく大好き。
ある日のお茶の途中、突然体調を崩したのを発端に、塞ぎ込んでしまったジークは「もうすぐ、君は僕の親友のアルベールと僕を裏切るんだ」と、涙な
がらに訴えた。
「やっと結婚出来るっていうのに……そんな悲劇、絶対に冗談じゃないわよ!!」と、彼が囚われているという悲劇の繰り返しを、自分が断ち切る決意をしたレティシア。
婚約者を好きで堪らない令嬢が、繰り返す悲劇を見過ぎて心を折られてしまった騎士団長を、どうにかして救い出すお話。
※さらっと読める全12話。四万字程度の中編です。
※R部分には★付けてます。
※アルファポリス・ベリーズカフェ・魔法のiらんどにも掲載しています。(全年齢版もあり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 21:03:03
39503文字
会話率:37%
高校生の早川大河は無駄に絶倫巨根だった。
大河はそのことを幼馴染の長崎真央に隠していたが、ある日そのことがバレてしまう。
焦る大河だったが、真央は「ぜ、全然大きくなんかない」と大河の絶倫巨根に対して強がりを言ってしまうのだった。
最終更新:2025-04-14 19:00:00
6124文字
会話率:30%
一つ年下の後輩『葉山心春(はやまこはる)』と付き合っている中学生男子『穂上智秋(ほがみともあき)』。
心春はクールで表情が乏しく、笑ったところを見たことがない。本当に両想いなのかと疑いたくなる智秋だったが、いざ初セックスに及ぶと、心春は好き
好きオーラ全開で身体を求めてきた。おまけに超ドエロい声で喘ぐし、最高の彼女じゃないか!
クールだけど愛情は無限大。好き好きオーラ全開で甘えてくる後輩クーデレJCとイチャイチャする。これは、砂糖菓子より甘々な初体験のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:53:39
6504文字
会話率:59%
(あのタイトル、アカンかった。。)
隣の席の非の打ち所のない優等生『久米尋花』(くめひろか)。彼女には秘密がある……んだと思う。だって、授業中にときどき『ヴー』って振動音が聞こえてきて、そのたびに久米さんは「オッ♡」とか「おほっ♡」とか汚い
声で喘ぐから。僕こと『安住伸太郎(あずみしんたろう)』は、彼女がアソコにバイブを挿れてるんじゃないかと疑っている。
疑念は次第に確信に変わり、そしてついに僕は久米さんの「秘密」を目の当たりにする。秘密を知られた彼女は僕を共犯にしようとしてきた。
しかも、僕たちのもとには特殊性癖を持ったヘンタイ美少女たちが押しかけてきて――。
――これは、冴えない男子高校生とヘンタイ美少女たちの秘密共有アブノーマルラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 11:43:51
55946文字
会話率:48%
淳也(高1)とあやめ(中2)。ふたりは血の繋がった実の兄妹だ。
ある日、妹のあやめが部屋にやってきて「お兄ちゃん、あたしとえっちできる?」と訊ねてきた。彼女は兄である淳也のパンツをオカズにオナニーをしているのだと告白する。淳也もまた妹のパ
ンツで自慰をしているのだった。
セックスに興味があるという妹に誘われるまま、淳也は彼女とコンドームを買いに行く。そして実際にセックスをして、気づいてしまった。
「あれ? 俺(あたし)たちって、カラダの相性最高じゃない?」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 09:05:33
55331文字
会話率:52%
ルスは、自分を18才くらいだと思っている。ほんとはいくつか、よくわからない。
ルスは、村外れの廃墟みたいな家に、一人で住んでいる。
ルスは、自分は世界にいらないものだと思っている。
ルスは、毎日自殺の真似事を一人きりでしている。
ルスは、死
にたいわけじゃない。
ルスは、『生きたい』を知りたい。
自分の世界に閉じこもって暮らすルスが、冒険者のディアスと出会って、生きることに少し前向きになるという、普通のお話です。
ディアス×ルス
全51話
_______
この作品は、絵日記の形をとっています。
絵は、ルスが描いています。彼が描く絵や線から、その日どんな気分だったか、どう変わっていくか、感じられるようにしています。
文と絵から、お話を読み取ってもらえるとうれしいです。
あっという間に完結しました。
ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 21:26:28
11196文字
会話率:3%
勘違いからこじらせた、ケンカップルのお話を書いたつもりでしたが、これは1話しか、ケンカップルじゃないなあと気がつきました。すみません。
(1話は短編と同じ内容です。)
士官学校でいつも一緒に過ごしてきたアーチとゴーシュ。
共に目指した衛兵
試験の合格を知らせたくて、ゴーシュの元に走ったアーチは、彼と後輩の会話を耳にしてしまう。
「あいつのこと苦手なんだ」――
――――
ゴーシュ×アーチ
ケンカップルってこんなんかなあと、想像しながら書きました。が、どうやら違っていたようです。
ムーンライトの設定で、短編から連載に切り替えができなかったので、新たに連載版を立ち上げました。
ややこしくて、申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 10:00:53
16039文字
会話率:45%
スピカには記憶がない。どうしてここにいるのか、それすらもわからない。
途方に暮れていると、ユーリスと名乗る青年に声を掛けられた。
明るく優しい彼はこの国に仕える聖騎士だ。
倒れたスピカを介抱してくれた彼と恋人になったけれど、スピカにはユーリ
スには言えない秘密があった。
彼に抱かれるとなぜか空腹が満たされるのだ。
自分はきっと人間じゃない。どうかそのことに気づかないでほしい。せめてユーリスが知るまではそばにいたい。
そう願うスピカはある日、自分の素性を思い出してしまう。
記憶をなくしたヒロインと光属性騎士の激重執着ラブです。
4万文字の中編です。
★=R18
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 20:18:23
40978文字
会話率:40%
*アマゾナイトノベルズ様より電子書籍配信となりました。(2022.8.11配信開始)
タイトル「運命の番は甘く惹かれ合う」に変更しております。
異性に触れることが出来ない特殊な体質のリーリアは、女神の結界に守られた集落で、ひっそりと日々を
過ごしている。
幼い頃から恋に憧れる彼女は運命の人を切望していたが、十八歳になった今ではもうとっくに諦めていた。
けれど、いつものように息抜きに訪れた泉で見慣れない人を見つけた。
褐色の肌に不思議な瞳をした青年、ルカ。彼はリーリアの運命の相手だと言う。
戸惑うリーリアに強引に口付けたルカはそのまま……。
無垢で素直な箱入り乙女と、そんな彼女を溺愛する優しいだけじゃない彼との恋のお話。
☆R15
★R18
*電子書籍化に伴い収録されている番外編3編をムーンライトノベルズから撤去しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 21:48:47
128870文字
会話率:45%
特殊な瞳を持つキアラはもうずっと血の繋がらない兄のクロウに恋をしている。
真っすぐに彼だけを追いかけてるのに素っ気ないクロウは全く相手にしてくれない。
彼は勇者と謳われる父を目指して自らも剣を取り、定期的に近隣の町へ出向いては人々を守る事を
生業としている。
養女としてぬくぬくと大切に育てられたキアラはいつも留守番。
だけど今年はクロウと2人で遠出をすることになった。
少しでも距離が近付いたらいいなと淡い期待で出発したのに、肝心な事は躱すくせに気まぐれで優しさを見せるクロウに不満は募り……。
「妹なんかじゃないよ。私だけを見て!」
盲目的恋する乙女とクールな拗らせ剣士がハッピーエンドを迎えるまでのお話。
一章中盤じれじれからのシリアス。一章後半〜溺愛のターン。
☆=R15
★=R18
アルファポリスにも掲載しています。
special sanks 黒葉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 21:30:30
199433文字
会話率:48%
■新入社員1年目の僕は、なぜか異世界に召喚された。しかも、その国の第二王子の聖女「サガン」として生きろという。僕は男で、魔力どころか特技もない。一体何ができるというのだろうか。
■異世界のエイノック王国に呼び出された仲本鷹斗は、咄嗟に「フ
リートム」と名乗った。そうでもしなければ、異世界人とバレて処刑されると思ったからだ。だが、そのせいで魔力適性を測るサークレットは機能せず、無能判定を受けてしまう。
守護すべき第二王子は、民の間では無能な出来損ないと呼ばれ、王太子には小馬鹿にされてきた。異世界から来た鷹斗によって、王子二人のパワーバランスが崩れていき──。
■異世界転移によって巻き起こる、ファンタジック・ラブストーリーです。
■挿絵は年表ですのでご了承ください。
■R-18、BL要素がありますので、ご注意ください。
エピソードタイトル横に目安があります。
*キス描写
**性描写
***性行為描写
■前作『それより俺は、もっとあなたとキスがしたい』と一部リンクしていますが、独立したお話です。
■☆評価やリアクションなど、ありがとうございます!
新しい顔文字機能にとても喜んでいます。
よろしければお送り頂けると幸いです。
誤字報告もとても助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 10:33:47
219632文字
会話率:26%
三好ヒカルさんは、高校二年生の女の子。
大きな眼鏡が特徴だけれど、髪型や顔立ち、体型やスタイルはいまいち、ぱっとしない。そう思われている。
でも、良く見なくたって本当はかわいい女の子。
そんな三好さんは、ボクの彼女。
そして。
三好さん
は呼び出されたら真っ先に駆けつけて、キスも愛撫もなく、ただコンドーム越しに性欲を処理するためだけのセックスをする、アイツのためのゴムオナホ。
三好さんは家族の借金を清算するために、3年掛けてその体を性欲処理に使われることになっていた。いや、体、じゃない。ただおまんこだけをオナホールみたいに、コンドームをしたチンポで、ただピストンされ、ただハメられるだけ。
==三好さんのプレイ清算表==
・アイツとのゴムセックスは1回1万。
・他人とのゴムセックスは1回3万。
・それが生ハメなら1回5万。中出しされれば10万。
・アイツ以外とキスをすれば1回5000、手コキは1発1万、フェラチオは1発2万。ザーメンを飲めば1万。
・アイツとのセックスを他人に見せたら1回5000、他人とのセックスを撮影したら4万、公開すれば10万、中継すれば30万。
・(セックスの場にいる異性の人数-1)x2万のボーナス。
・性器以外への全身愛撫3000、アナル舐め1万。
・手を繋ぐのは1000、食事は3000、デートは1回500。
・これらの『証拠』を撮影。
==禁則事項==
・アイツとキスをしたり、生ハメをせがんだら、即刻契約破棄。
・そんなことをしたら一生アイツの、肉奴隷。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 23:59:59
230990文字
会話率:18%
注意:このお話はAIを使用して書かれています。
ていうかこんなしょうもない思考実験、人間の頭でやるもんじゃないんだよなあ
最終更新:2025-04-10 12:18:32
4635文字
会話率:19%
私立高校三年の小金井 大和(こがねいやまと)は不登校。
そんな彼の家を訪ねて来たのはクラスメイトの和泉 凛(いずみりん)だった。
彼女はクラスでも目立つグループにいる、いわゆる陽キャラのギャル。
大和とは真逆にいるような人間だった。
そんな
彼女が、なぜ自分の家を訪ねて来たのか?
連日訪れる和泉の積極的なアプローチで童貞を捨ててしまった大和に和泉が理由を告白する。
「私が高校入れたのは小金井のおかげなんだよ」
聞けば入試の時に大和に助けられたと言い張る和泉に大和は驚くのだが……。
(それは僕じゃない!)
完全な人違いなのに、カラダの関係を持ってしまい、真実を言い出せない大和と完全に信じきっているギャルとのエッチな不登校ライフ!
☆以前に短編として投稿した作品を公募用に改稿したものです。(ほぼ書き直し)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 05:01:27
80215文字
会話率:37%
なろう版、本編完結しました。
人助けをして死んでしまい、異世界に来てしまった天宮千聖。其処で出逢ったのは騎士団長のハント公爵だった。
異世界人は貴重だからと公爵様と婚約させられたのだが、衣食住は保証されてるし、「平和な日常さえあればいいよ
」と条件を出して婚約を素直に受け入れた。(もういっこ我儘言うと、もふもふが欲しいとこだけど)
公爵様自身、女とか面倒臭そうだったし。私も愛とか恋とか求めてないし。だから別にいっかな、って。
なのに、いつからか気付けば隣りに居る。やたらと大切にされてる気がする。つうか結婚してからの溺愛が止まらないのですが??
そして異世界のいっぬが可愛い!
元々R15の作品を再投稿。
Rシーンには※をつけます。もちろん本番は結婚してから。
いっぬは結構後からの絡みになります。
ストーリーメインで、じれじれもだもだなお二人をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 23:47:54
396421文字
会話率:43%
一人暮らしのアパートで発情期になった佳樹は、隣室のβ男性に犯されている最中に管理人でもあるα男性の雄一に管理人室まで連行される。
そこでヒートを治めてもらうのと同時に噛まれて彼の番になったのだが、雄一には既に妻子がいた。
Ωとの人口比率から
α性に妾が認められている社会で佳樹は素直に妾という立場を受け入れるが、雄一は本妻にその存在を隠そうとする。
雄一が語るには「一般的なα家庭じゃない」家庭から逃げ出して別居中なのだというが……
ワケありの別居中αと流されやすい妾腹Ω。
別居の理由である本妻と、佳樹はどう向き合うのか。
どちらかというとΩが保護されている社会。色々と不便はあるけど生活には問題ない社会です。
※ 内容から重めの話になっています。本妻Ωが女性なので、女性がかなり絡んできます。
※ 少々暴力的な描写があります。
※ 薄っすらでも性的描写がある話には、サブタイトルに☆をつけています。
※ 初っ端からそういう場面ですので、背後にご注意を。
※ pixivさん、pictBLandさんにも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 12:00:00
49059文字
会話率:48%
唐突に告白してきたのは、友人の耕太だった。男からの告白だというのに、秀二には嫌悪感がなく――
pictBLandさんで行われていた出だし縛り企画『チョコレートなんて柄じゃないが、やっぱり意識せずにはいられない。』にて書かせていただいた物で
す。その後の続きもこちらとpictBLandで書いていくことにしました。
R18指定はしますが、そういった場面にはなかなか到達出来ないかと思います。基本的にほのぼのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-06 16:22:52
32347文字
会話率:53%
男は少ない。
生まれつきそうだった。
どこの国でも、どの地域でも、
女の数が男の十倍いるのが“当たり前”。
最初から偏っていた。
誰かが何かを間違えたわけじゃない。
そういう仕組みで、人類は存続していた。
──10:1。
この数字が
、すべての前提だった。
*
女たちは、社会を回していた。
働き、育て、担い、率いた。
朝も夜も、街の隅々まで動いているのは、ほとんどが女だった。
そして、男たちは違う場所にいた。
小さくて、華奢で、体温が低くて、においも薄くて。
彼らは「癒す側」として育てられた。
教えられた。
従うことを、舐めることを、出すことを。
性器を持っているから。
反応するから。
射精できるから。
それだけで、男には“役割”があった。
男は、癒す。
においを嗅いで、汗を舐めて、体液を飲み込んで、
その結果として、女が満たされる。
それが、存在理由。
好きとか嫌いとか、選ぶとか断るとか、
そんなものは“贅沢”だった。
彼らはただ、自分に与えられた身体と舌を使って、
日々、女たちを満たし、
種を出して、眠る。
それだけが“正しい生活”だった。
*
物語は、一人の男から始まる。
最初は、誰にでもある学生だった。
毎日授業を受け、制服を着て、電車に乗って、
鼻先に残る女の体臭に少し眉をひそめたりしていた。
でもその日常が、
少しずつ“正しい奉仕”へと変わっていく。
やがて、
舌を使い、
鼻を使い、
精を出し、
尊厳を失っていく。
これは――
“10:1の世界”に生まれた、
たったひとりの男の、奉仕と堕落の記録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 09:51:50
1205文字
会話率:7%
百合子と今ヶ瀬の馴れ初めは「友だちの紹介」である。
婚約者となった男は、友だちの偽装婚約者をつとめていた。そして友だちの夫に叶わぬ恋をしていた。カオスである。
「二人はとても似ていると思うの」
なのに、生真面目にそう言って、彼女は
二人の縁を結んだのである。
**
『兄と妹としては』のさきにあるかもしれないし、ないかもしれない。今ヶ瀬弟が「人並みの幸せ」へと歩みだす世界線を妄想してみました。本編は完全完結ですので、続編ではなく、“IF”の物語です。
ムーンなのでRあり。しかし弟の閨事情なんぞマジ勘弁なので、相変わらずワチャワチャしているお二人に登場願いました。実はインモラルの詰め合わせ、しかも本編読まなきゃ分からない不親切設計。苦手な方はそっとブラウザバックして下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 06:00:00
6210文字
会話率:35%
異世界行きのトラックにひかれたおっさんが、おねショタ好きのえっちな女神さまに転生させられて、男日照りのえっちなお姉ちゃんたちにいろいろしてもらう話。
ショタの逆襲が含まれますのでおねショタ原理主義の方には過激な内容になっております。注
意してご覧ください。
連載中の作品がエッチじゃない話に入ってしまったが故の、エッチな気持ちをぶつける軽い息抜きのはずが、丸一日かけて書くことになった謎の作品です。軽い気持ちでご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 19:23:53
10373文字
会話率:47%
「エメリアに嘘告しろよ」
王都セントラル騎士団で文官として働くエメリアは
ある日、密かに憧れている騎士オスカー=シュワルツに、
周りの騎士たちが嘘告をもちかけているのを聞いてしまう。
それからしばらくしてオスカーがエメリアに本当に告白し
てきた。
(嘘告……だよね? でも、私……)
彼女は、その告白を受け入れることにした。
(だって期限付き、だもの)
エメリアは半年後に、地元に戻り、親の求める婚約を結ぶことが決まっていた。
嘘告じゃない限りオスカーが自分に告白なんてしてくれるはずがない。
だから偽りの恋人関係を、楽しもうと決めた。
けれど【恋人】のオスカーはただただエメリアを溺愛してくる。
「こんな気持ちは生まれて初めてだ」
「俺を受け入れてくれてありがとう」
「君の隣にずっといたい」
彼は思いやりのある、理想の恋人で。
エメリアのピンチには必ず飛んできて、守ってくれる彼にときめく。
(嘘なのに――、分かってる、けど……)
揺れるエメリアの心。
やがて期限の日がやってきて――。
◆カクヨムにも投稿しております
◇全39話。6&19時更新。
◆※はラスト付近になります
◇感想をたくさんいただき、ありがとうございました……!
これからしばらくすぐにお返事できるかわからないので
ここで一旦〆させていただきたく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 19:00:00
135433文字
会話率:45%
サークル三次会の宅飲み。意中の先輩にアプローチしていた新入女子大生が、酔いと寝落ちで相手を間違えて、キモオタ先輩にやられちゃうお話。
<2025年4月15日> 本編末に『視点転換:師匠、やりましたっ!』を追記しました。
最終更新:2025-04-06 22:29:34
20587文字
会話率:32%
「……あ~あ、アイファ先輩におち〇ち〇があれば良かったのに♡ そしたら今頃あたしたちは……ポッ♡」
……お前は何を言っているんだ?
これは神聖国家ハイラルディンでの出会いに起因する少女との話。
そこは争いが絶えなかったこの世界を
平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝を自称するフォルグが住まう街だが、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)――他人を自分にとって使えるか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所だと知るのは、私の他には私の先輩しかいない。
だからと私たちはこの手であの男の支配を絶つと、事実を知らず食い物にされている少女たちの尊厳を守ると誓って、私は中で、先輩は外で活動していたのだが、そんなある日、私はとうとうその妹分と出会うことになる。
「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」
それはその少女が発した言葉。
その不敬さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……フォルグ打倒の意思を持ってくれそうな彼女こそは、私が待ち望んでいた相手。
だからと私は彼女に賭けて、『私の目的を果たすためには、お前の力が必要なんだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだが……
なんでお前は服を脱ぎ始めたんだ?
「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ? だったら……ポッ♡」
違う。そうじゃない。
私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。
頼む、聞いてくれ! 私は本気なんだぁぁぁ!!
そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 18:04:00
563143文字
会話率:51%
聖女として突然異世界に召喚された翼。召喚後に突然やって来た"初夜"。処女じゃないと知られるやーーー
最終更新:2025-04-06 00:00:37
23253文字
会話率:24%
「トオルくん・・・、射精しちゃったわね。」
「・・・はい。先生が僕のに触ってるのを見ていたら、
なんだか変な感じになって、そうしたら、急に・・・、
ごめんなさい。」
「トオルくん、いいのよ。謝ることじゃないわ。
それより・・・、出ると
ころ、見てた?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 15:34:41
6097文字
会話率:23%