高宮(たかみや) 篩(ふるい)は、一言で言えば、自己中心的な女だった。
いや。
彼女について、一言で語り切るのは難しい。
恐らく僕が彼女と向き合って、一番印象深いパーソナリティが、便宜的に言えば、利己主義(エゴイズム)の権化である、というポ
イントだから、一言で言うとそうなる、というだけなのだろう。
だが彼女の内面はもっと複雑で。
複雑怪奇だった。
女性として、というレベルを逸脱した、人間としての異常さを感じる。
関わってはいけない。
僕の本能がそう告げていた。
――しかし、彼女の強引な辣腕は、僕を籠絡していく。
僕の意志など、お構いなしに。
三十路(みそじ) 兼嗣(かねつぐ)くんは、私の初恋の相手になるのではないだろうか。
私は、らしくもなく乙女のように心をときめかせていた。
高宮家の跡取り、長女として、厳格かつ、ありとあらゆる英才教育を施された私。
男性とのお付き合いなど、望むべくもなく。
ただ、こうしてクラスの男子を奴隷の如く引き連れ、取り巻かせ、諂(へつら)わせ、傅(かしず)かせ、阿(おもね)らせるのが限界。
それはそれで快感ではあったけれど、退屈極まりない。
誰もが同じような顔。
誰もが同じような反応。
私の『勉強が出来て、運動が出来て、とても美人なお金持ちのお嬢様』という、外側しか見ていない人たち。
つまらない。
くだらない。
そんな私の前に、初めて現れた男。
私に興味を示さない、人間のオスとして欠落した、異常な男子。
私は最初は彼に、施しのような、優しくしてあげようというような気持ちでアプローチを続けていた。
しかし、彼はいくら私が甘く優しく、恋人のように接してあげても、ただただ、素気無(すげな)く私を袖にするばかり。
こんなのは初めてだった。
最初こそ、屈辱的で、理解不能で、意味不明で、何なのだ、この男は、という怒りにも似た感情があった。
けれど、やがて気付いたのだ。
――これこそが、物語などで伝え聞く、初恋、というものなのではないだろうか。
どんな手を使ってでも、彼を振り向かせてみせよう。
愛には時に厳しさが必要だもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 18:21:33
9852文字
会話率:17%
銀行口座を作りに行った僕は、
本人確認のために窓口のお姉さんとセックスすることに――?
某大臣の行政改革が進んで少したったぐらいの日本はこんな感じになるのかもしれない。
※ふっと夜中に思いついたネタでさくっと書いてみました。整合性とかは
…(゜ε゜)キニシナイ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 16:00:00
7323文字
会話率:33%
40も過ぎてするべきこともやり切ったので後継に後を任せて田舎に引っ込んだ。
相棒は楽しそうに毎日を過ごしている。
穏やかなスローライフを過ごすつもりでいた隠居貴族の日々。
R18は関連作を書くことがあれば必要になるかもと思ってつけたので今
作にそういう描写はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 23:15:35
4806文字
会話率:0%
生中忠(イケナカ タダシ)、16歳。彼のあだ名はナマナカダシだ。
彼はプールの授業で水中に潜って、女子の水着姿を眺めるのが何よりの楽しみだった。要するにオカズを求めていたのである。
ところがある時、それをクラスメイトの女子に見つかって
しまう。慌てた彼はうっかり水を吸い込んでしまい、浮き上がろうとしたが足がつって溺れ死んだ。
そして自称女神に出会った。
「イケナカタダシさん、貴方は死にました」
「貴方をここに呼んだのは私です」
「実は、貴方にお願いがあるのです」
<彼の心の声>
ほらきた、ただの異世界転生コースじゃないか。記憶を持ったままチートも付けて転生させるから、その代わりに魔王を倒してくれとかだろ。だがゴメンだね。誰が好き好んでそんな危険な取引に応じるもんか。
思春期の、ヤルことしか頭にない童貞の本当の願いとは何だ。それはヤルことだよ。チートくれるってんなら好きなだけヤレるとかの能力よこせってんだ。
<彼の心の声ここまで>
だが、彼は女神の願いを聞くことになる。何故なら、美しい女神が童貞を入れさせてくれたからだ。しかもナマで、中出しオッケーだと言う。口抜きも合わせて15回くらいヤった。
ところで女神の願いとは、男性の数が極端に少なく、少子高齢化が進む異世界に転生して、子供を作りまくってほしいというものだった。もちろんそのために必要な諸々のチートも与えられた。
ペニスは生前の1.5倍、しかも女神でさえ何度かアクメてしまうほどのカリの大きさだ。
他にも子作りに欠かせないような能力があった。
1つ目は絶倫であること。1日当たり最低50回はヤレるそうだ。
2つ目は膣内射精で相手の女性は必ずアクメすること。
3つ目は俺のペニスに直接肌が触れた女性は、抑えようのない性衝動に駆られるとのこと。
そして何より願いを叶えて寿命を迎えた後は、女神との蜜月(ヤリまくり)まで約束されたのだ。その希望を胸に、彼は異世界に転生するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 06:41:32
119289文字
会話率:63%
「続楽園の誓い」のこのパートが、R18に指定されたため、書き直す必要に迫られました。よって緊急回避としてこのパートを別作品として設けました。成人の方は、この作品を差し替えて読んで頂くと幸いです。
尚、この作品には男性同士のセックス描写が含
まれます。読者におかれましては予めご気分を害さないようお願いもうしあげます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 09:13:32
3121文字
会話率:22%
ただの引きこもりだったおじさんが、ダンディー王国第3王子に転生し、好き勝手する話になります。主人公のオーサムは悪人みたいな性格ですが、なかなか小心者という困ったちゃんです。努力する必要に迫られ、少しずつ強くなります。※更新は遅くなります、ご
容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 07:30:47
181877文字
会話率:36%
霙上葵は変身ヒーロー、もしくはヒロインである。
物心ついた頃から見ていた不思議な夢は全人類の意識の集合体であることを教えられ、それを歪めようとする悪魔と夜な夜な夢の中で戦っている。
戦闘自体はいつでも圧勝、しかし悪魔に歪められた集合意識を元
に戻すためにはその欲望を満たしてやる必要があり──夜な夜な、全人類のオナペットとなる役目を負っている。
凌辱! 快楽堕ち! 悪堕ち! だいたいそんな感じです
※R-18シーンがあるエピソードには「◆」がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 00:04:55
16273文字
会話率:33%
レベルマックスで異世界転移した多和田由、しかしそこは魔王がすでに倒され勇者が必要とされない世界だった。勇者狩りを何とか逃れて、一路ホルムス共和国を目指す。
最終更新:2020-11-01 18:19:43
432829文字
会話率:33%
異世界にレベル最強で送られた多和田由、しかしそこは勇者が必要とされない世界だった。勇者狩りから何とか逃れた由は、一路ホルムス共和国を目指していた。
最終更新:2020-10-30 12:31:49
454158文字
会話率:34%
清い付き合いの果て、ついに結ばれたあなたと日葵(ひまり)。
結婚初夜についに性行為を許されるが、それは子作りの為の義務的な性交だった。
「こんどーむなどという物があるからこそ性が乱れるのです。男女がただ快楽の為に交わるのを助ける道具など、
私たちには必要ないではありませんか」
──幸運にも初夜の交わりで子を授かる事になったあなたたち夫婦。しかしそれは次の子作りまで性交をお預けされる事を示していた。
だが初夜以降、日葵の様子がだんだんと変化していく。
そして日葵はついに、抑えきれなくなった欲望をあなたに告げる。
「旦那様……日葵は子を作る為でなく、ただ快楽の為……気持ちいいだけのえっちがしたいんです」
DLsite、FANZAで販売中の音声作品の台本全編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 15:43:26
17976文字
会話率:0%
【本編完結/番外編時々更新】巣作りを始めたばかりの若い竜に攫われて、竜の巣に連れてこられたルサカ。「巣の管理をしてもらうのに、人間て必要なんだよ。君の主な仕事は三つね。家事全般、財産管理、交尾。……簡単でしょ?」
美形だけれどどこか子供っぽ
い成人したての竜と、強制的に竜の番人になった少年の、ほのぼのふしだら&時々波乱の物語です。
※リブレ様から2019年6月19日書籍 スピンオフ『君が僕の永遠なる希望 -竜の棲み処-』として刊行して頂ける事になりました。
※ブライト出版リリ文庫『竜の棲み処 君に至る道しるべ』2017年7月26日に発売されました。
※ブライト出版リリ文庫『竜の棲み処』2016年10月24日に発売されました。
※レーベル休止により2020年12月いっぱいで絶版になります。
※書籍化による削除はありません。
※自サイト『moon+』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 08:00:00
418903文字
会話率:28%
その日、ゴミ捨て場の片隅で、誰にもその存在を知られることなくその命が尽きかけていました。
一人で死を迎えようとしていた時、私に手を差し伸べてくれたのは、今は滅ぼされたはずの、誰よりも愛を必要とする種族である悪魔族の伯爵、リアム様でした。
そして、初めて名前を与えてくれたのは、リアム様の養子のセシル兄様でした。
セシル兄様と、リアム様と、ずっと一緒に生きていけると思っていたのに………
アルファポリスで完結済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 22:00:05
64576文字
会話率:26%
〈領主の番犬× 刺客な猟犬〉〈猟犬な間諜× 砦の闘犬〉など色々な人の性格を、犬の気質に例えたタイトルのオムニバスです。犬と名を打ってますが犬獣人ケモ耳出ません。モフモフしません。可愛い犬タイプは不在です。微糖だったり苦味だったり恋愛手前だっ
たりもあります。微糖からドエロまで、幅広いです。話の前にキーワードを入れおきますので、地雷の方はそっとお戻りください。
登場人物は必要以上に描写はありません。ご自由にご想像にお任せします。
〇×〇は、女目線×男目線になります。カップリングのように、攻め×受けではありません。女性を主軸として話を書いているため、必然的に女目線→男目線となり、表記も女目線×男目線となっています。間違えられると困るので二回言いました。それを踏まえていただけると助かります。
かなり久しぶりの執筆にて、習作のまとめになります。稚拙ですがご一読頂けたら幸いです。
*2021.5 誤字報告ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 21:00:00
55688文字
会話率:34%
ほら、あれだ、異世界転生もの。
そうだよ、よくあるあれだ。
で、俺は貴族やるより、居酒屋やりたいんだよ!
いいじゃん、居酒屋。サイコーだよね!
貴族のプライド? 知らん、そんなもの、
俺より一生懸命な弟が領地経営したほうが、領地も栄えて
領民も喜ぶ!
・・・・たぶん。
と言う訳で、家出する。
そうしたら、美少女の聖女様を拾ってしまった。
えっ、違うって、聖女様に拾われたというか拉致られた。
この聖女様、見た目は女神、なのに・・・
ギフト:狂戦士(ベルセルク)って、どういう事?
しかもギフトスキル:怒髪天って、どういう事?
俺の居酒屋は、ほのぼのでいいんだよ、仕事の疲れを取る場所のはずで・・・
皆が楽しく過ごせればそれでいいんだ。
な・の・に、神様(自称)にも出会う(絡まれる)って、どういう事。
神様(自称)との出会いはオリジナルダンジョン。
そこは、他では見られないモンスターが多数生息し、罠も独特のものが多い。
ダンジョン制覇者の称号を狙うもの、一攫千金を夢見るもの、日々の糧を得る冒険者達、
人が集まり始める。
ダンジョンを制する者は国を制す! とまで言われるこの世界。
そんなもの、やりたい人がやって下さい!
でも、ダンジョンから取れる香辛料、貴重な食材、必要だよね?
この世界の市場で売ってるものだけで何が作れるのかな?
一度はあきらめかけた料理が再現出来るんだよ、すごくない、
おいしいってもの食べると皆、笑顔になれるよ。
うぐぐぐぐ、その通りなんだけど、
うなづいてしまうのは、 なんか納得できない。なんかくやしい。
主人公の悩みは続きます。
基本ほのぼの、時々ざまぁ、ファンタジーとグルメをはさんで成り上がります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 18:00:00
18100文字
会話率:26%
いや、こうするか、以前、マライカあるいは、マライカの仲間と戦闘して、如月にしろ、彼・・・名前は、ヴァルデーティメール に しておこうか。人種は違う訳だ。支配有名って意味らしい。二人は、一緒に闘っていたので、如月は死なない訳だが、ヴァルデーテ
ィメールは、強いのだが、重傷を負った。で、彼は、入院したが、この大会には、出場を間に合わせた。彼は、如月と、マイルドリードのところに来た。彼は説明した。
「おはよう。」
如月「あ。退院出来たんだ。」
ヴァルデーティメール「うん。今回あなたにはだれも勝てないな・・・そういう配慮でこの試合にしたのか?」
マイルドリード「ああ。試験的運用だな。それとだが、敷地を見てくれ。まあ・・・あなたもくればどうだ?」
敬子「はい。」彼女もついていった。マイルドリードは、試合会場を見せながら言った。
「見ての通り、広い。如月さんは初めて見るだろう。此処に散逸してから、試合を開始する。あなたの移動ポイントは、此処だ」彼女は、地図を渡した。「地図が頭に入っていないと思うから、早めに移動しておいてくれ。」
如月「わかりました。」
敬子「私も行ってもいいですか?」
マイルドリード「あなたは普通の人なんだろう? 死にたくないならやめておくべきだと思うが・・・」
如月「敬子さん、えーっと・・・あなたは元の話で、主要キャラなので、気をつけて下さい。」
敬子「あ。えっと・・・この試合死なない試合ですし・・・」
如月「いや、貴女は違いますし・・・」
敬子「折角衣装着たのになぁ・・・」
ヴァルデーティメール「それでしたら、試合終了後に、私に何か、踊りでも見せて下さい。」
敬子「あ。えっと、判りました。如月も見て下さい。」
如月「踊れるんですか? 羨ましいですね。はい。解りました。」マイルドリードは、ヴァルデーティメールにも、地図を渡した。彼は、地図を見ながら去って行った。如月は、多少寂しく感じたが、彼は別に悪い奴では無い。と 思う。
これで、ミッドナイトとしては終わりに思える。続きは、こちらに投稿する必要は無いだろう。運営が、削除してしまう奴だからだ。全く・・・二次創作を許可して無いじゃ無いか。では、此処に置く意味はもう無い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 03:57:57
10178文字
会話率:82%
この世界では満17歳になるとスキルを一つか二つ得られる。
様々な行動や経験で身に付く後天的なスキルとは違い、いわゆる固有スキルである。
大抵の人は一つであるが、成功者の何割かは二つの固有スキルを17歳の時に得ている。
幼馴染で恋人の彼女と、
途中でメンバーに加わった男と俺の3人パーティで冒険者をしている。
17歳になった男が得た固有スキルは「つける」
正直何の役に立つの?冒険者に必要?と言いたくなるスキルだった。
ある日、自分が得たスキルを二人に打ち明けた時それは起こった。
「は?なにそれ、戦闘の役に立たないじゃん。うん、お前クビ、いらねっ」
新たに加わったその男はこれが素であり本性のようだ。
「そうね、この先上のランクを目指すのに貴方では到底無理よね。ここで別れましょ。」
「な、何を言ってるんだ?スキルがわけわからないくらいで、それに別れましょって俺達…」
「まーだわからないのかよ。こいつの心はもうお前には全然ないの、今は俺の女なのわかる?」
女の肩を抱き寄せると女はうっとりとした表情で続けた。
「そうよ、貴方のモノより彼の方が大きいし固いし持続力もあるし、もう貴方では満足出来ないの。」
「はーっはっは。そういうわけだ。じゃーな、お前の代わりに新しいメンバーを加えてSランク目指すぜ。」
「じゃあね。もう会う事もないし、実家にも戻るつもりもないから今生のお別れね。」
そうして言うだけ言って彼女と間男は去っていった。
残された男は力が抜け、地面に四つん這いになり項垂れた。
ちなみに間男のスキルは聖剣と光魔法、彼女のスキルは聖魔法。
どちらも勇者や聖女にもっとも近いスキルであった。
それから1年、男はソロ冒険者としてスキル「つける」の可能性を信じて修行とダンジョン巡りにあけくれた。
「そうか、つけるってそういう事か。ある意味やりたい放題じゃないか!」
灯りを点ける
槍を突ける
約束を取り付ける
罪をなすり付ける
服を身に着ける
切り落とした手足を付ける
ホルマリンに漬ける
王位に即ける
それらに気付いた時、もう二度と思い出したくもない二人の事を思い出した。
「この世界に魔王はいない…ならば俺が魔王となってあいつらに復讐してやるっ」
寝取られた想いは果てしない。愛情が裏返った時それは愛憎となり、ただ憎しみだけが残った。
つまり、下半身の恨みは恐ろしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 21:30:39
38131文字
会話率:28%
なぜ女性はレイプであっても妊娠するのか
なぜ女性は男よりも非力なのか
なぜ女性は男が喜ぶ肉体へと進化したのか
紀元前神話によって紐解かれる
交配の必要のない『ピュクア族』が如何にして、生殖機能を植え付けられたか
パーソナルミソロ
ジー……男性主観神話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 01:01:41
7811文字
会話率:1%
公爵令嬢のジェシカ・クランベルは、もうすぐ17歳になるというのに、いまだに婚約者がいない。
学校では男爵令嬢アメリが発明する魔具のせいで、何故か破廉恥な騒動に巻き込まれてしまっている。
ある日、王家から婚約の打診があったと聞いて喜んだのも
束の間、執事に『婚約者になるためには専門の教育が必要だ』と聞いて……
私、こんなこと学ばなきゃいけないの!?
※アブノーマルなものは出てきません。コメディ調です。
※別作『こんな破廉恥な悪役令嬢が出てくるゲームって何?!』『貧乳は婚約破棄の要件に含まれますか?!』に出てくるキャラクターの名前がそのまま出てきますが、一部設定が異なります。深く考えずにお読みください。
※アルファポリスでも掲載しています。
※本編完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 20:00:00
103033文字
会話率:34%
人類が三大欲求を克服した時代。上林ヨタカは、自身のとある研究の為、ナツという人造人間の少年を実験体としていた。愛玩人形として生まれたナツは、もはや時代に必要とされるものではない。そんな世界で、ナツは今日も無垢な笑顔をヨタカに向ける。
理性の
為に欲求を捨てた無機質な社会の片隅で、密やかに生まれた愛の話。陰気な学者×天真爛漫な少年。なんちゃってSFもどきです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 00:00:00
18456文字
会話率:49%
包容力ドS×落ち着きのない大学生。年の差カップル。拙著「恋人はメリーゴーランド少年だった」シリーズのシンクロ作品です。機能不全的な家族関係で育った2人の物語。
久田悠人(18)大学生。楽器屋でのバイト中に、怪しい会社員の男(早瀬)に出会う
。憧れの先輩(男)に付きまっていると勘違いして、モップを突き付けて追い払おうとした。誤解が解けた後、早瀬との付き合いが始まった。物腰が柔らかく爽やかな笑顔に信用して食事に行く約束をしたものの、強引な男だと判明した。早瀬の方は、全く好みではない悠人に惹かれて猛アタックする。
幼い頃より祖母に育てられた悠人は、誰かに求められたい、必要とされたい思いを抱えている。父から高圧的な態度を取られ続けて育ち、大学生になった後も委縮している。早瀬や親友との出会いの中で、自信を付けていく。
時系列:眠れる森の音楽少年~あの日のキミ→海のそばの音楽少年~あの日のキミ→回転木馬の音楽少年~あの日のキミ→聖なる雫の音楽少年→森林の星空少年~あの日のメエメエ
夏樹シリーズ(悠人の親友):恋人はメリーゴーランド少年だった(ムーンライトノベルズ掲載中)、アイアンエンジェル~あの日の旋律など。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 17:00:00
44581文字
会話率:71%
天涯孤独の霪(いん)は、噴火を止めるのを理由に、湖に棲むという竜神帝に生贄として差し出されることになった。
誰にも必要とされていなかった少年と、少し癖のある竜神帝の愛の話。
最終更新:2020-10-15 20:41:25
6113文字
会話率:22%