道路に面したテラス席から、眼の前を通り過ぎていく通行人に右手の中指に付けた指輪を向けてぶつぶつと呪文を呟く。指輪には赤と透明、合わせて十個の宝石が埋め込まれており、そのうちのひとつの透明な宝石から発した白い輝きが通行人を貫く。すると通行人
は赤い光に変わって宝石へと吸い込まれた。
適当に目についた通行人を指輪の中に収めては、その存在を書き換えて解放することを繰り返す。野球部で青春を燃やしていそうな丸刈りの男子高校生はテニスラケットを背負った女子高生に、ぱりっと髪を整えた気難しそうな壮年の会社員はしっかりめのブラウスとパンツスーツに身を包んだアラフォーOLに、ガラの悪そうな金髪のチンピラは制服を着崩した派手なギャルに変えてやった。
これが俺の持つ魔法の指輪の力だ。この指輪を人間にかざして呪文を唱えると、対象を指輪に埋め込まれた宝石の中に捕獲することができる。捕獲された人間は世界から存在が抹消され、そもそもこの世に生まれてこなかったことになる。そして、指輪に囚われた人間は持ち主が自由に呼び出したり宝石に戻したりできる。さらには人格すら都合よく書き換えられて、指輪の持ち主である俺のことを敬愛し、俺のために行動するようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 21:52:08
17021文字
会話率:42%
失敗した。はめられた。みんなグルだった。
あたしは失意の中で頭を抱える。でも、絶対に目を離してはいけない。目を逸らしてはいけない。大声を出してはいけない。
文芸部のみんなが、ひとりの男子の前にひざまづいて交尾をねだっている。桃井先生
、柳瀬、鳴海さん。そしてあたしの幼馴染。いつも一緒の相棒が、見たことのない顔で媚び、へつらい、舌足らずな口調でわんわんと隷属の言葉を繰り返している。
ありえない。こんなの嘘だ。夢に決まってる。ああ、彼女の顔は淫蕩に歪んで……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 06:20:54
11747文字
会話率:45%
きらびやかな衣装でステージに立ち、歌って踊ること。良いパフォーマンスをすればするほど、それ以上のものを返してくれるファンのみんな。
そしてお互いを励まし、高め合える相方。
私は今、アイドルが楽しい。
最終更新:2024-10-05 06:21:56
5733文字
会話率:31%
可愛い女の子と結婚したい。
切実にそう思った三十路過ぎの鳩羽湊《はとばみなと》は婚活を開始した。
しかし湊はオメガであり、女性相手の婚活には不利中の不利。
そして最後の砦と頼む結婚相談所のアドバイザーに紹介された相手は、どう見ても「犬」だっ
た――。
獣人攻オメガバースにつき以下注意。
※オメガバース(検索推奨)設定の為、妊娠・出産絡みの表現が頻出します。なお左記が分からなくても本文で何となく説明します
※攻の見た目が犬そのもの、犬頭部+人体+尾、人間に犬耳のみと3パターンに変化します
【pixiv、アルファポリス、自サイトhttp://rochelle.lovesick.jp/との重複投稿です】
本編・番外ともに完結済。
※1話冒頭に表紙があります。
2022年10月現在の情報…秋水社様から本作が電子コミカライズされることが決定いたしました。
※がっつりエロシーン回はタイトル冒頭に※が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 21:16:50
203890文字
会話率:24%
ウリセンのボーイとして働く木原響《きはらひびき》のもとにある日、弁護士を名乗る男から一本の電話がかかってくる。
その電話が知らせるのは、顔すら知らない、資産家の父親の死。
そして、初めて知る「弟」の存在だった。
天涯孤独で生きてきた響は、初
めて「弟」と出会うが、まだ14歳ながらも兄の境遇を心配し、同居を申し出る弟に、強い反発を覚える。
腹いせに弟の住む屋敷から家宝、照魔鏡を盗み出し、カネに変えることを企むが、その鏡を偶然、一緒に覗き込んだ響と弟は、年齢が逆転してしまい……。
優等生弟×ドン底クズ自覚兄の、年齢スパイラルBL。
【エロシーン回に※入れてますが、※がないとこでも単語とかは容赦なくR18入ります。血の繋がりに関しては明言ないものの近親相姦的な描写あり、好きな方だけお楽しみください】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 16:33:10
111773文字
会話率:29%
「俺、ぜんっぜん勇者じゃねぇじゃん!」
日本で大人気のRPG【ソードクエスト】の世界に、勇者として召喚された主人公。彼はラスボスである魔王にたった一人で闘いを挑む。
主人公(レベル30)VS魔王(レベル100)
しかし、魔王を倒そうに
もレベル差があり過ぎた!
それもその筈、自分を勇者だと思っていた主人公は、実は「勇者」ではなかったのだ。
完全に勝つ事を諦めたニセモノ勇者は、自身の唯一持つチート能力である「他者のステータスが見える」という特殊能力を使い、この世界に居るであろう「ホンモノの勇者」を探す為の旅に出た。
と思ったら、偶然立ち寄った最初の街で、すぐに勇者を見つけてしまった!
なんと、本物の勇者はスラム街の痩せこけた浮浪児だったのだ。
「俺がコイツを最強の勇者に育て上げてやる!待ってろ魔王!世界はこの子が救ってみせる!」
そんなワケで、偽物勇者は本物勇者の師匠となり、世界を救おうと試みたのだが―――!
※【本編】完結済。番外編連載中。
※その他サイトにも掲載しております。
--------2024年10月25日追記--------
この度、幻冬舎コミックス様より書籍化して頂く事になりました!
読んで頂いた皆さまのお陰です。
本当に、本当にありがとうございました^^
※こちらの作品は、出版社さんの許可のもと今後も掲載継続いたします。
発売日:11月29日
イラストレーター:高山しのぶ先生
書籍版につきましては6万文字→14万文字と、内容量が大幅にレベルアップしておりますので、もしよかったらお手にとって頂けると嬉しいです◎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 20:00:00
156215文字
会話率:51%
「お前はくつしたの交尾の相手!くつしたが決めた!決めた!だから交尾する!」
「いや、しないからーー!?」
日本で大人気のRPG【ソードクエスト】初のスマホゲームの配信日に、ウッカリ交通事故で死んでしまった主人公!
気が付くと、彼は【ソー
ドクエスト】の世界に転生してしまっていた!
犬好きが高じて警察犬訓練士として働いていた彼は、転生後も〝テイマー(調教師)〟として、狼の訓練士として働きながら生活していた。
そんなある日、彼の元に金持ちの貴族から、やんちゃで言う事を聞かない一匹の仔狼の調教の依頼が舞い込む。
「この子を、1年後に開催予定のシュテファニッツ大会で優勝させて欲しい」
シュテファニッツ大会とは、狼の使い魔の最高峰を決める世界大会である。彼は、依頼主から仔狼「くつした」を預かり、1年間面倒をみる事になった。しかし、なんとその「くつした」実は人語操る神獣の仔だった!
「俺とは交尾できませんっ!おやつもあげませんっ!」
「あ゛――――!なんで―――っ!」
噛みつく、吠える、暴れる、そして隙あらば交尾をしかけてくる!
果たして主人公、イアンは1年後の大会で、くつしたを無事に表彰台に上げる事が出来るのか――!
※【本編】完結済
【番外編】更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:46:33
90579文字
会話率:54%
貴族の間で婚約破棄が流行し、歪みに歪んだサンドレア王国。
飛竜騎士団率いる悪役令嬢のもとに従者として転生した主人公グレイの目的は、前世で成し遂げられなかったゲームクリア=大陸統治を目指すこと、そして敬愛するメルロロッティ嬢の幸せを成就するこ
と。
前世の記憶『予知』のもと、目的達成のためグレイは奔走するが、メルロロッティ嬢の婚約破棄後、少しずつ歴史は歪曲しグレイの予知からズレはじめる……
*主人公の股緩め、登場キャラ貞操観念低め、性癖尖り目、ピュア成分低めです。苦手な方はご注意ください。
*他サイト様にも投稿している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 21:00:00
179772文字
会話率:22%
文芸部に所属する金瀬貴之と柳志保は後輩と先輩という関係である。
一年間たった二人の部活動で親交を温めた二人は、互いの事を意識するようになっていた。
だが、お互いその事を伝えられず、気が付けば志保の卒業間近の時期へと差し掛かる。
溜まりに溜まった思いは性欲という形で発露し、気が付けば二人が二人とも互いとセックスしたいと神棚に願っていた。
そして現れる互いの性器と感覚共有されたディルドとオナホ。自らの性器と繋がったそのおもちゃを相手に使って貰うため、とってもグダグダな駆け引きが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 08:01:07
8673文字
会話率:58%
朝比奈姫奈は、友達からはヒナヒナと呼ばれる美少女である。
胸は推定Dカップ、なのに身体のラインは細くて、身長はそれ程でもない。
黒髪のショートカットはいつも友達の倉橋佳奈に勝手に梳かれていて綺麗に揃っており、天使の輪が常に出ている。
そして、大きく丸い目はちわわを彷彿とさせる様な愛くるしさで、わざとしているのでは無いのか? と疑いたくなるような可愛いアヒル口と相まって、どうしようも無いほどに庇護欲を駆り立てる、恐ろしい美少女だった。
そんな彼女はかなり天然で……。
こちらのお話は複数の男性視点で書いていきます。片っ端から寝取られまくる予定なのでご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 08:10:02
55446文字
会話率:55%
5年の時を越え、俺達は遂に魔王を倒した。
そして俺は彼女を……、5年以上前からお慕いしていたアルネシア姫を貰い受ける為に魔王討伐の報告に戻る。
だがアルネシアは……。
思いっきりテンプレなのにテンプレじゃない!?
ただとことんアホエ
ロが書きたい作者がお送りする王道エンディングストーリー!
暇潰しに取り敢えず読め!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 18:00:00
10274文字
会話率:62%
「山城さん、僕に逆らえない状況になったって、ちゃんと分かってるよね?」
クラスでは地味で目立たず、誰からも気に留められない存在の僕。
特に取り柄もなく、ただ淡々と日常を過ごしていた——そんなはずだった。
でも、ある日、僕は彼女たち
の秘密を知ってしまった。
強気で自由奔放なギャル、清楚で品行方正な優等生、誰にも媚びないクールな美少女……
いつも遠い世界の住人だった彼女たちが、実は誰にも言えない事情を抱えていたのだ。
そして僕は、偶然にもその秘密を知ることになった。
「……何が望みなの?」
「うーん、そんなに怖がらなくても大丈夫だよ。ただ、ちょっとだけ僕に付き合ってくれればいいから」
最初は戸惑い、警戒していた彼女たちも、次第に僕とのやり取りに慣れていき——
気づけば、僕の前では普段とは違う一面を見せるようになっていた。
弱みを握られた美少女たちと、ちょっと刺激的で甘い関係が始まる——。
3/11 日間6位 週間8位 ありがとうございます。
一週間でPV数が15万超えたのは驚きです。
更新頻度がめちゃくちゃですが、どうぞお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 01:49:16
199816文字
会話率:40%
俺は勇者、名前は忘れた。前世で死の淵を彷徨っていたと思ったら異世界に召喚されてしまったようだ。
そこで、神の加護で得られた俺のスペックが、性欲値の限界突破(カンスト)。
普通、『力』とか『素早さ』とかのステータスをカンストさせるだろ…
…。
と思いきや、勇者の血筋を持つ俺には、勇者の子孫を繫栄させるという使命があった。
そして、手の甲に刻まれた紋章……これをもってすれば、どの女も俺の誘い(セックス)を断れないのである。
え、これって『強制中出し許可証』じゃね?
わかった。勇者のいなくなった、神魔蔓延るこの世界……俺が救ってやるよ。
旅をする中で、出会った女の子とセックスをする話です。
ヒロインとの出会いは簡潔に、さっさと濡れ場を展開して書こうと思っています。
エッチの場面はタイトルに☆を付けていますので、それを見てご拝読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 18:00:00
57251文字
会話率:43%
大学で昆虫学を専攻する佐々木加奈子は、周囲からは真面目な学生として知られていた。しかし、誰にも明かせない秘密がある。幼い頃から昆虫に特別な感情を抱き、それが次第に性的な方向へと歪んでいったのだ。
ある夏の夜、研究室でチャバネゴキブリと
交わったことをきっかけに、彼女の中で昆虫との禁断の関係が加速していく。――彼女と昆虫たちとの倒錯的な交わりに、加奈子は背徳感と快楽の狭間で溺れていく。
表向きは真面目な昆虫研究学生としての顔を持ちながら、誰にも言えない異常な性癖に溺れる二重生活。小さな生き物たちとの交流に安らぎと快楽を見出していく。
そして加奈子は、もう後戻りできない昆虫愛の深みへと沈んでいく……。
※虫姦・グロ表現あり。閲覧注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 08:34:20
27272文字
会話率:37%
高級グルメを愛する日本の洗練された貴族、ミヤコ・タカハシは驚くべき秘密を発見する。――夫の精液がコーヒーの味を引き立て、これまでにない新たな「旨味」を生み出すのだ。
奇妙な好奇心から始まった実験は、やがて革命へと発展する。その隠し味は
ただ味を洗練させるだけでなく、飲んだ者の「愚かさ」を消し去り、毒のような人間関係や自己破壊的な習慣から解放する力を持っていた。
この発見を世界に広めるべく、ミヤコは「スピリテッド・コーヒー」を立ち上げ、夫の特別なエッセンスをブレンドした缶コーヒーを提供するカフェをオープン。
しかし、世界を変える前に、彼女は大きな障害に直面する。原材料の供給元である夫がついにストライキを決行。「搾取」され続ける日々に耐えかね、労働環境の改善を要求するのだ。
それでもビジネスは軌道に乗り、日本社会は激変。人々はTikTukを削除し、ビットコインを売却し、ジャンクフードやファストファッション、無駄な消費をやめ、銀行へ戻って浪費を帳消しにし始める。数日で日本は依存・消費・操作を基盤とする業界を揺るがす国へと変貌する。
危機感を抱いた世界のエリート層、つまりジャンクフード、ファッション、製薬、タバコ、武器、宗教、金融業界の大物たちは、米国政府に圧力をかけ、「スピリットコーヒー」の流通を防ぐため、高関税、輸入禁止、厳しい規制を導入した。
しかし、彼らの計画は、仲間の間抜けな一人が潜水艦で何百万本もの缶をアメリカに密輸したことで崩壊。結果、アメリカもまた日本のように制御不能な変化を遂げ、経済・政治に大混乱をもたらしてしまうのだった。
『アインシュタインは間違っていた!俺の貴族の妻は本当に愚かさを治し、世界をひっくり返したんだ』は、ダークユーモアたっぷりの風刺作品。資本主義、人間の本質、そして現代社会の馬鹿馬鹿しさを、過激に、そして痛烈に描く。笑い、ドン引きし、そして世界についての認識を根底から揺るがされる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 05:17:47
8105文字
会話率:24%
櫻井蓮の最終学年は、彼と異なる学校から来た2人の生徒が突然刃高校へ転校させられるという予期せぬ展開を迎える。
新しい学校では、誘惑と操作の名手である新海アラタが設計した、常軌を逸したカリキュラムが用意されている。
今後1年間、新海アラタ
は毎週新たなレッスンを授け、その後、教室を飛び出して現実の世界へと足を踏み入れさせる課題が与えられる。彼らの課題は、傭兵、ギャング、スパイ、CEO、そして政治、エンターテインメント、裏社会の権力者たちと直接対峙する機会をもたらすだろう。
この命がけの欺瞞と支配のゲームにおいて、成功は力を意味し、失敗は全てを飲み込まれることを意味する。
〜のファンの皆様へ
『デスノート』や『コードギアス』の心理戦、『ようこそ実力至上主義の教室』のエリート訓練と階層、さらには『カイジ』や『ライアーゲーム』の命がけの権力闘争を楽しむなら、この物語は激烈な戦略と巧みな策略であなたを魅了するでしょう。
『サイコパス』や『賭ケグルイ』のファンも、知性が究極の武器であり、あらゆる行動が運命を決定する暗くて危険な世界に魅了されるでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 04:05:51
18851文字
会話率:27%
現代を生きる平凡な営業マン・理央は、日々妙な夢に悩まされていた。
――女の姿をした何者かに、身体の奥を焚きつけられるような、甘くて淫らな夢。
理央は知らない。
自分がただの人間ではなく、封印された“インキュバス”の血を持つ者だということを。
そんなある夜、彼は一人の女――エルザと出会う。
艶やかな美貌、挑発的な眼差し。
その正体は、欲望を糧に生きるサキュバス。
ただし彼女は、他の者とは違って“人の愛に触れること”に、どこか臆病だった。
エルザは理央の中に眠る“本能”に気づき、興味本位で誘惑を始める。
だが理央は、予想を超えた速さで目覚めていく。
一度目覚めた淫魔は止まらない――
彼女を翻弄し、愛し、甘く支配していく。
咲ききるまで弄ばれ、注がれ、受粉されていくエルザ。
プライド高きサキュバスは、身体の奥から理央のものに染め上げられていく。
それでも彼女は、ただの“獲物”ではない。
甘くて強くて、そして誰よりも、孤独を知っている。
やがてふたりは、夢と現実、快楽と愛の狭間で溶け合っていく。
これは、
愛しながら堕ちていく者たちの物語。
淫らで、痛くて、甘くて、
そして――幸福に満ちた、堕落のラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 19:28:18
2251文字
会話率:25%
伯爵家のルーカスに求婚された時、マイロは前世を思い出した。片想いしていた親友の結婚式の帰りに死んだのだ。
そして求婚してきた男は親友の弟にそっくりで──いや、まさか他人の空似だよな。
子爵家で次男で同性愛者であるマイロとって、伯爵家からの求
婚など勿体ないほど良い話だ。
にこやかに始まった婚約生活は、とても甘ったるい。けれど、ルーカスには他に想い人がいるようで──⁉
勘違いだらけの主人公の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 17:25:30
40403文字
会話率:42%
没落貴族、グノロワール家の長男であるリオンは美しく聡明で、そしてオメガ。融資を条件に結婚した相手は元奴隷のアルファだった。
かつては屋敷の奴隷であるアルファを捨てたのはリオン本人だった。奴隷アルファが成り上がった理由はただ一つ。
元主人
オメガと元奴隷のアルファの恋。アルファポリスにも公開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:26:06
38172文字
会話率:35%
コロナ禍が始まった令和2年、そのあおりを受けてお好み焼き屋を閉業した石川悟60歳は京都の繁華街である先斗町(ぽんとちょう)に様子を見に行った。四条大橋詰交番を右に曲がると飲み屋の看板は電気は消え、歩く人は誰もいない。その事に少し安心した悟が
三条方面へ少し歩くとぼんやりとスタンド型の看板がおかれている、一体どんな店主がこのご時世に営業しているのか見てやろうと中に入った悟は誰もいないバーカウンターに座った。「いらっしゃいませ。ようこそバー シラストリエへ」そう言って悟を迎えたのは老年に差し掛かり苦み走った顔できれいに髪をオールバックにしたマスターであった。
そこでモルトウィスキーを飲んだ悟は帰ろうとしてもドアの外は深淵の闇、実はこのバーは一度入ったらマスターの依頼を受けないと出られないバーであった。
そして悟はマスターの依頼を受けて織豊時代の石川五右衛門に転生する、無事五右衛門が釜茹でにならずに天寿をまっとうすれば褒美とともにこの世に戻ることができる。
愛知県大高村(現中村区)に生まれた悟は、名を五郎吉とつけられ4歳のときに麻疹のために山に捨てられそこでマスターにもらった能力を開花されてなんとか生き延び都を目指す。世は信長が浅井長政を討ち滅ぼすために木下藤吉郎を長浜に駐屯させている時代、果たして五助こと石川悟は生き延びて依頼をこなし現世にもどれるのか?それは作者にもまだわからないが完結までには判明する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 17:10:19
906373文字
会話率:61%
元京都平安連合総長で60歳の現在某反社会組織の2次団体として生きている丹羽鉄男。
暴対法の強化で生活苦になっていた上にコロナ禍でほぼとどめを刺され、組織の上納金も滞納していたところに幼馴染で元平安連合の副総長をしていた石川悟(60)が羽振り
良さげに暮らしているのを見て問い質した。その話によると先斗町の不思議なバーで織豊時代に飛ばされ、そこで現代から薬を持ち込んで医者の真似事をして金儲けをしていることを知る。
自分もそのおこぼれに預かろうと歴史を勉強してそのバーで現代に生まれ変わった秀次に会う。
そして悟と同じチートをもらい鉄男は秀次、幼名治兵衛と生まれ変わり、将来切腹にならないように生きていく。が、7歳で覚醒した現代の記憶と、もらったチート能力を駆使して自重無しで現代と織豊時代を行き来しながら生きていく。
果たして鉄男は、切腹を回避して黒幕を倒せるのか?そして、黒幕は一体誰だったのか?作者も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 17:14:59
206924文字
会話率:61%
令和2年10月、第一次コロナ禍が収まりまだ生暖かい京都で反社会団体の2次組織を率いる弥生志麻子(58歳)は元旦那の石川悟がコロナ禍で店を畳んだにしては普通に暮らしているのを訝しんでいた。
ひょんなことから悟とその幼馴染である暴走族元平安連合
総長で現在広域暴力団淀川組系丹羽組組長である丹羽鉄男が伏見京阪桃山駅近所の喫茶店で過去の桃山時代と現代を行ったり来たりするのを知り、先斗町のバーセラストリエに行く。そこで淀殿の怨霊に依頼され悟達とは違う世界にある織豊時代に転生する。
茶々に転生した弥生志麻子とその舎弟山口百々子、中森亜希子、田中佳子、伊藤蘭子、藤村美紀子達がこの先秀頼とともに大阪城で自害しないように自重無しで時代を生きていく。
現代と織豊時代を行き来できるスキルと無限大の《収納》を使って志麻子たちは歴史を変えていく。
果たして自害は避けられるのか?黒幕の家康は?そして豊家はどうなるのか?こうご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 07:13:10
86132文字
会話率:59%
天界で天候の「晴れ」を管理している晴君(せいくん)は、大の人間好き。ある時人間界で生贄の子供を見つけ、ひょんなことから天界へ連れ帰ってしまったが、天界に人間を招くことは禁忌であった。
他の天人にバレないよう何とか誤魔化しながら、晴君は成長し
ていくその人間を見守ることになる。
そしていずれ喰われる。
生贄弟子ツンデレ攻め(人間)×師事者受け(天人)
何でも大丈夫な方だけどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 17:00:00
88494文字
会話率:35%
『ヴァーミリオンの絵画館』その名の通り、その昔ヴァーミリオンという一人の画家が描いた、世にも珍しい動く絵画が展示される唯一無二の場所である。そんな絵画は管理も特別で、清掃は直接絵画内へ。
ヴァーミリオンの絵画館で清掃スタッフとして働く青
年、グレイは、何故か絵画内の生物に好かれやすい体質のようで。
清掃中に隙あらばセクハラされ、犯され、そしてことあるごとに絵の中に監禁させられそうになるのは何で!?
これは清掃スタッフとして真面目に働こうとしている主人公が、絵の中の人外達に気に入られてよくわからないままに襲われ、そして絵の中に「しまっちゃおうね」ってされる…のを毎回間一髪で教育係の先輩にガミガミ言われながら助けられるお話。
ひたすらエロ。
※主人公が色んな奴らに犯される総受けエロ話です。明るいレ〇プ目指しますが苦手な方は気を付けて。
攻めズ ラインナップ
第二階層 人間
第三階層 獣人
第四階層 人魚
第五階層 妖精
第六階層 天使・悪魔
第七階層 龍
第八階層 神
他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 14:07:23
391631文字
会話率:41%
皇太子殿下の第三妃として後宮入りしたソフィーは、姉たちから教わった手練手管で初夜の儀を乗り切ろうとするも、大失態を演じてしまう。
そして翌日、殿下から「閨の指導係を付けることにした。その者の元でしっかり学習するように」と言われてしまう。
し
かも「好きな男を閨指導に選ぶといい」とまで言われる始末。
殿下以外の男性に初めてを捧げるのなら、初恋の彼がいい。でも、彼には奥様がいる。奥様がいる人に閨係を頼むなんて、人の道に反しているわ……。
思い悩むソフィーの出した結論とは。そして、彼女の想いを初恋の彼は受け止めるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 23:02:49
15494文字
会話率:66%
更科美菜子は、普通の女の子。露出行為に興味があることを除けば、だけど。
羞恥・露出行為をしてみたかった美菜子は、とあるサイトの管理人に露出調教をお願いするメールを送る。
はじめは軽い露出。それがだんだんと過激に大胆になっていく、管理人からの
指示という名の命令の数々……。
美菜子が露出行為にハマり、そしてエッチになっていく様子をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 00:00:00
196125文字
会話率:34%
主人公のあきは、幼いころから自分の存在価値に疑問を抱きながらも、周囲に合わせて生きてきた。家庭や学校での孤独感に押しつぶされそうになりながらも、彼女の心の支えとなったのは、テレビ越しに見た憧れの存在だった。光一という名のその男性は、スクリー
ンの中で笑顔とエネルギーを届けるスター。彼の姿は、あきにとって心の支えであり、日常の苦しさを忘れさせてくれる希望の光だった。
ある日、偶然の巡り合わせで、あきは光一と直接対面する機会を得る。彼女の不器用な人柄にもかかわらず、光一の親切心が彼女の心を解きほぐし、二人の間にごく自然な交流が生まれていく。やがて、メールを通じて少しずつ距離を縮めていく二人。しかし、あきは次第に自分と彼との間にある圧倒的な違いを実感し始める。光一は多くの人に愛される存在、自分はその一人でしかないのだと。
それでも、彼の優しさに触れ、自分を認めようとする気持ちが芽生えるあき。けれど過去のトラウマや自信のなさが彼女の足を引っ張り、心は揺れ動く。光一とのつながりが深まるほど、あきは自分自身と向き合う覚悟を迫られる。彼女が抱える痛みと葛藤、そして光一との関係を通して見つけていく新しい道――あきが歩む物語は、希望と再生を模索する一人の女性の成長の軌跡でもある。
あきの目に映る世界と、彼女が心の中でつぶやく言葉。そのすべてが織り成すのは、愛と孤独、そして自己肯定を求める旅路だ。この旅の果てに、あきは本当の自分に出会えるのだろうか?運命に翻弄されながらも一歩ずつ進む彼女の物語は、私たちの心にそっと寄り添い、希望の灯をともす。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-23 22:29:17
96841文字
会話率:44%
皆から恐れられている大きな国の王様が求めた世話人の条件は「学がなく、口がきけぬ者」そして雇われたのはその条件にぴたりと当てはまり、感情に乏しく、貧相な体をした平凡な男。二人が共に日々を過ごし、成長していく小さな物語。物語口調で話がすすんでい
きますので苦手な方はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:43:55
45480文字
会話率:14%
こんばんわ。私は中学3年生の女の子です。
そして、女の子だけど、女の子が大好きです。変ですか?
どうしてかというと、前世では、男だったから。
あまり良く覚えていないけど、なんだかブラック企業というところで、上司になぐられけられて暴言をあびせ
られ、徹夜で残業させられたあげくに、気がくるって、駅のホームから飛び込んだらしいの。
同情してくれるの? うれしいな。
でも、私は今がとっても楽しいから、いいの!
これは、女の子に生まれかわった私が、いろんな女性とレズセックスを楽しむだけの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 15:53:58
485416文字
会話率:27%
女子中学生のアリサは、親友であるマリコの伯父、ケントに恋をし、彼にその想いを伝えた。
ケントは、アリサの告白はとても嬉しいことだと答えつつも、大人と未成年の恋愛は法律上許されないとの理由で断った。それでも付き合ってほしいと懇願するアリサ
。ケントは根負けし、恋人として付き合うことに同意する。ただし、彼女が大人になるまでは清い関係でいようという約束で……。
アリサもそれに納得し付き合い始めたものの、彼女は次第に我慢できなくなってしまう、自分の中の性の目覚めと衝動に。
そしてある日、ふたりは一線を越えてしまうと、それ以降はタガが外れたようにお互いの身体を求め合った。
しかし、そんな楽しい日々は長くは続かなかった。二人の関係は、アリサの親の知るところとなり、ケントは警察に通報され逮捕されてしまう。一審、二審で下された判決は懲役十年。
アリサはケントを救うべく、最後の裁判へと向かう。新進気鋭の弁護士とともに……。
この小説はフィクションであり、ここに登場する人物、団体、地名、その他名称、法律等は架空のもので、仮に現実に存在するものと似ていたとしても関係はありません。
(一応、裁判がメインの小説となりますが、私は裁判や法律等に全く詳しくありません。詳しい方からすると、ありえない設定や拙い理論もあるかと思われますが、架空の国の架空の法律、裁判として大目に見てください。不定期更新です。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 21:18:39
145924文字
会話率:37%
訳ありでオメガ嫌いのα(28)×愛人に捨てられた幸薄Ω(25)
──運命なんか、信じない。
運命の番である両親の間に生まれた和泉 千歳は、アルファの誕生を望んでいた父親に、酷く嫌われていた。
オメガの千歳だけでなく、母親にも暴力を振る
うようになり、二人は逃げ出した。アルファに恐怖を覚えるようになった千歳に、番になろうとプロポーズしてくれたのは、園田 拓海という男だった。
彼の秘書として、そして伴侶として愛を誓い合うものの、ある日、一方的に婚約解消を告げられる。
家もお金もない……行き倒れた千歳を救ったのは、五歳のユキ、そして親(?)であるレグルシュ ラドクリフというアルファだった。
とある過去がきっかけで、オメガ嫌いになったレグルシュは、千歳に嫌悪感を抱いているようで──。
運命を信じない二人が結ばれるまで。
※攻め受けともに過去あり
※物語に暴行・虐待行為を含みます
※上記の項目が苦手な方は、閲覧をお控えください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 21:00:00
96694文字
会話率:55%
古代文明の遺跡より発掘された謎の結晶体。
研究に携わる一人の男は突如として起動したその結晶に、高次の領域へと導かれる。
そこで彼は知る。この世界の本当の姿、宇宙の本質を。
そして、“なる”────人間の理想、それが具現化した至上の女体へと。
そうして、どこまでも完璧な『彼女』は自らを愛で、不完全な世界を戯れの場とする。
やがてその向かう先は────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 18:30:00
38697文字
会話率:10%
【異世界トリップ長編小説】
敵国の謀略によりカシデラ王国へと召喚された良樹は、王の采配によりひそかに後宮に匿われ、そこで母代わりとなって見守ってくれるリラと出会い、少しずつ心開いて過ごしていた。
しかし三年後、王が死に、良樹を敵国の刺客と憎
む王弟が即位することになり、なぜか妾妃として召し上げられることになってしまう。
自分を憎む男の妾妃にさせられてしまった良樹の、絶望と希望、そして祈りの物語。
【キーワード】
嫌悪→溺愛、執着攻、健気受、後宮、子育て。
このあたりがお好きな方はよろしくお願いします。
※最初は無理矢理からの攻の鬼畜モードが続きます。苦手な人はご遠慮ください。
最後は相思相愛になりますがかーなり先です。しばらくずっとご無体系なのでご注意ください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 08:00:00
340670文字
会話率:23%
ある日、空に穴が空いた。
そこからは数々の祝福と厄災が降り注いで、人類に多大なる発展と混沌をもたらした。
それから時は流れ、岩波仄(いわなみほのか)にTS転生したかつて青年だった少女は機械戦姫と幻想騎士が集う星杯学園へと入学した。
なぜ
この姿と名前を与えられたのか疑問に思いながらも、身体を慣らしていった。
そして、ちょうど同じ頃。
陰の世界から混沌の使者が悪夢を連れてやってきていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 22:25:41
7861文字
会話率:38%
わんこ執着攻め×鈍感受け
※他サイトにて完結済
「お、前、いつから…?」
「最初からだよ。初めて見た時から俺はお前のことが好きだった」
僕、アルデバラン・スタクにはどうしても敵わない男がいた。
家柄も、センスも、才能も、全てを持っ
て生まれてきた天才、シリウス・ルーヴだ。
僕たちは十歳の頃王立の魔法学園で出会った。
シリウスは天才だ。だけど性格は無鉄砲で無計画で大雑把でとにかく甘えた、それに加えて我儘と来た。それに比べて僕は冷静で落ち着いていて、体よりも先に頭が働くタイプだったから気が付けば周りの大人たちの策略にはめられてシリウスの世話係を任されることになっていた。
二人組を作る時も、食事の時も、部屋だって同じのまま十八で学園を卒業する年まで僕たちは常に一緒に居て──そしてそれは就職先でも同じだった。
配属された辺境の地でも僕はシリウスの世話を任され、日々を慌ただしく過ごしていたそんなある日、国境の森に魔物が発生した。それを掃討すべく現場に向かうと何やら魔物の様子がおかしいことに気が付く。
その原因を突き止めたシリウスが掃討に当たったのだが、魔物の攻撃を受けてしまい重傷を負ってしまう。
初めて見るシリウスの姿に僕は動揺し、どうしようもなく不安だった。目を覚ますまでの間何をしていていも気になっていた男が三日振りに目を覚ました時、異変が起きた。
「…シリウス?」
「アルはさ、優しいから」
背中はベッドに押し付けられて、目の前には見たことが無い顔をしたシリウスがいた。
いつだって一等星のように煌めいていた瞳が、仄暗い熱で潤んでいた。とても友人に向ける目では、声では無かった。
「──俺のこと拒めないでしょ?」
おりてきた熱を拒む術を、僕は持っていなかった。
その日を境に、僕たちの関係は変わった。でも、僕にはどうしてシリウスがそんなことをしたのかがわからなかった。
これは気付かないうちに八年間囲われて、向けられている愛の大きさに気付かないまますったもんだする二人のお話。
※がR18です。
残酷描写、流血表現が予告なく現れます。
苦手な方はご注意ください。
基本毎日7時、21時の2回更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 21:00:00
122468文字
会話率:48%