小波は幼い頃に出会った、人ならざる美しい男に恋をした。
男が持ち掛けた契約は三年前に漸く交わせたものの、その対価は未だに貰えていない。
「好きだよ、ポーシィ」
“わかっているよ、私の可愛い小波・・・”
十七歳になった少年とちょっとヘ
タレな人外の男(神さま)の、契約後のお話。
短編「契約を望むのは」の続編です。
そちらを読んでからの方が分かりやすいと思います。 (2016.2.9 完結)
fujossyに転載しました。(2017.4.7)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 16:37:05
17857文字
会話率:28%
「俺、中ニになった!」
目の前の少年は目を輝かせて言う。
「ほら、契約しよう!」
うーん、まだ早いと思うんだよ。今のままじゃダメかなぁ?
え?ダメ? あ、何か望みがあるのか?
少年とちょっとヘタレな人外の男の、契約にまつわるお話。
fujossyに転載しました。(2017.03.29)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-12 19:40:37
4202文字
会話率:30%
地方貴族の一人娘であるディアは、両親の死後、家が破産状態にあることを知らされる。全ての財産は売り払われ、ディア自身も奴隷として売られることになるが、彼女を買ったのは、王都で高級娼館を営むパルスという男性だった。1年後、最高級娼技としての知識
や教養を身につけたディアは、ついに身体を売ることになるのだが、その相手はなんと王室騎士団のエリート騎士達だった。国中の女性の憧れの的である騎士6名のうち、ディアを望む男性に彼女は抱かれることになる。ディアを抱くことになる騎士は誰なのか? 宴席で順に騎士達の接客を行いながら、ディアと騎士達の想いが交錯する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 04:00:00
28772文字
会話率:29%
彼女は今日も旅を続けている。旅先で残虐非道な殺人を繰り返して、世界中から追われながら。そう、彼女は空前絶後の殺人鬼だった。
ある時は平穏と隣り合わせのマンションの一室で斬殺劇を。ある時は地方の山中の別荘で拷問劇を。彼女の行く先では悲劇が
繰り返された。何の意味があって殺人を続けるのか、そのことは彼女自身も分かっていない。ただ何かを求めるように彼女は殺人を続けていった。
ある時、彼女はふらりと奥多摩にあるダムに立ち寄った。そこでダム建造中に殉職した英霊たちの石碑を目にする。八十七人の意味ある死者の名前が刻まれていた。立ち込める霧の中、彼女は自分の殺人の意味を自問自答した。答えは分らなかった。
またある時、彼女は歌舞伎町の酒場で奇妙な青年に出会った。彼は悲劇の演出家気取りのキチガイだったが、不思議と殺人鬼とは気が合った。一夜の遊戯の合間、彼女は青年に殺人鬼を衝き動かす動機を訊いた。
「終わりが見たいんじゃないかな、ひとつの壮大な物語の」青年は殺人鬼の破滅的な行動をそう評した。彼女が覗き込んだ青年の瞳の黒は遠くの終わりを見つめていた。
殺人鬼としての生活が一年を過ぎた頃、殺人鬼は捕まった。警察にではなく、彼女に私怨を抱いた男の手によって。殺人鬼は左手を失いながら、男のもとから逃げ出した。そして行き着いたのは奥多摩のダムだった。彼女は相変わらず霧に満ちているその場所に自分の終点を見た。
自分は何処から来て、何処に行くのか。彼女は霧の中で自問自答する。そして、答えが出ないまま、彼女は警察に取り囲まれるのだった。彼女は最後に問いかける。望む答えが返ってこないことを知りながら、問いかける。
「私の名前はなんでしょう?」
※エブリスタ、アルファポリスにて転載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 11:52:41
83577文字
会話率:25%
はるか未来の地殻変動がおきた世界、暗闇色の海があらゆる生命を脅かし、人々は不思議な獣たちに祝福を受けてほそぼそと暮らしていた。
主人公は望むものを生みだす力を持つが、代償に生きものを狂わせ食む力を持つ不死者。
太古の竜神から伴侶とされ、人間
たちにはもてはやされるもあらゆる記憶はとどまらず失われていく。
すべての記憶が戻る時には……。
中世風と近未来が交差する神話系文学+SFファンタジーの群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 00:00:00
612693文字
会話率:41%
一人の大罪人が、その日、友の手によって討伐された。
しかし剣の頂点に立った彼の存在は武の女神の目に留まり、彼女の望みの為に、剣鬼は再びこの世に生を得た。
武の女神は剣鬼に望む。
新しい生の中でさらにその剣技を磨き、いつか最強となって会いま
みえ、戦う事を。
剣鬼は武の女神に告げる。
最強を目指すには、過去に犯した罪の償いをしなければならないと。
そして、剣鬼は新たな闘争の日々の中で己の罪と向き合いながらも、幼き頃、男の子なら誰もが目指す『最強』を夢見て世界を旅する。
※性描写はなるべく想像を掻き立てるように大人しめです。がっつり描写する話は「◇」をつけます。
趣味で書いたキャラの絵を載せてみました。「◆」がついてます。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 22:05:52
286442文字
会話率:41%
富も、栄誉も、何もいらない。私が望むのは、目の前のこの女性(ひと)だけ───
時は15世紀。百年戦争終末期のフランス。
相次ぐ国難の末、落ちぶれ果てた王国の宮廷に、奇跡の少女が現れた時、フランスと一人の男の運命を変えた──陰謀と愛憎蠢く幻想
伝奇。
サイトとPixivにて公開中のかなり独自解釈要素が強いジル・ド・レ元帥とジャンヌ・ダルクをモチーフにした恋愛ファンタジーです。作者の手癖で『萌え』よりも『燃え』重視の展開ではあるものの、割と糖度もエロスも高めです。本編完結済。
設定の都合上(ぬるいですが)BL要素・および残酷描写有。(あらかじめ閲覧に注意が必要な部分はサブタイトルに注意書き有)表紙絵付き。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 11:38:12
220111文字
会話率:23%
俺様は、ある業界へと入り込んだ。それからの俺は、色と欲に溺れながら、幾人かの子羊と金を得ながら、まんまとトップへと登りつめていく。
しかし、そこに広がっていた景色とは意外なものであった。
この世界とは因果の鎖でがんじがらめなのだろうか...
。
これは、お前らが望むおとぎ話ではない!
現実に体験し覚醒した俺様の記述。後世に残る大ノンフィクションである!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-07 20:02:47
35649文字
会話率:25%
女子高生になろうとする男子高校生の物語です。恋愛もするし、女の子同士のちょっとエッチなお話もあります。(エッチ度は低く、あくまで青春小説です。)
TS女子高生のTSとはTrans Sexual(性転換症)、つまり性転換を望む性同一性障害のこ
とです。
Tsloveというサイトで書いた私にとって初めての小説を加筆修正して発表します。
魔法や、SF、霊的現象などで女性になるのではありません。
また、誰かに強制されて女性になってしまうわけではありません。
本人自身が女の子になりたくて、ホルモン投与と外科手術という医学的な手段によって、女性化しようとします。
うぶな若者の、ちょっとしたドキドキ感をお楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-07 13:09:12
80625文字
会話率:21%
よくある婚約破棄の現場で静かにそれを受け入れた令嬢と何故か令嬢を引き止めたい王子の恋人。その理由とは?全年齢版に婚約者の取り巻き視点を付け加えたものです。タグに偽り有り。
最終更新:2015-09-17 17:00:00
4568文字
会話率:25%
上司のひとみを愛するあまり、男性器が欲しいと強く望む真理。
それがある日、目が覚めると股間には・・・!?
※ふたなり、搾乳表現あり
最終更新:2015-08-30 22:20:15
10834文字
会話率:41%
王子様の様に美形な顔立ち、何でも完璧にこなす才能
沢田翔はまさに天才と呼ぶに相応しい男
無気力で怠惰で日常を望む彼だが
モテすぎるが故に普通の日常は送れない
そんな男の高校生活を描いた話
最終更新:2015-08-10 18:21:10
123211文字
会話率:45%
世界にただ一人となった美しい容姿を持つ白狼ヴィラと、幼馴染みである黒羊スヴェン。次に訪れる満月が二人の運命を左右する。穏やかな暮らしを望む二人に世界は優しく、無慈悲で、そして残酷だった―――***羊×狼のお話。人を食べるという表現の要素が有
りますのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-14 23:40:14
9314文字
会話率:44%
今日で童貞30年目になる今井博人。そんな彼に神様が授けてくださったのは、なんと『性なる力』。それは思い描いた人と望むままのセックスができるという、まさに夢のような力。唯一の条件である『過去一度でも博人に対して性的欲求を抱いたことがある人』で
あればハーレムだって夢じゃない。だからこそよく考えなければと頭を捻るもどこか抜けている主人公と、振り回され気質の友人による、流し流されとんでも話。初作品です。本編完結。※主人公がノンケの為、女性との関係を匂わせる描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-07 19:48:04
24739文字
会話率:20%
とある高校の不良グループ「雨藍」の特攻隊長を務める現役男子高校生[妃鞠 灯馬]。
そんな彼は或る日神々の遊戯(という名の暇つぶし)、「リアル恋愛シュミレーションゲーム」の主役と任命されてしまう。
リセット可、キャラクター.選択肢.エンド無限
。
ほぼ何でもありのこのゲーム。
果たして神の使いが言うゲーム攻略の条件「君の望むエンド」を迎えることができるのか?
※
・予告なく18禁展開.流血等の描写が入ります。
・処女作です、文章不安定になる可能性大です。
・諸事情によりゲーム二周目からの話の設定となっています。
・未完成のまま話を投稿、少しずつ更新していくというスタイルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-04 19:13:54
1151文字
会話率:23%
お前が望むなら、命を捨てたって構わない。
たとえ殺される運命になったとしても、構わない。
そう思う俺は、自分勝手か――?
※他サイトで掲載している作品を加筆修正しました
最終更新:2015-06-28 16:26:02
15819文字
会話率:27%
倶楽部J
SM研究会「倶楽部J」には二種類の会員があった。普通、会員といわれているのは高額な入会金と会費を負担している人々であり、倶楽部の秘密の社会から隔絶さ
れた世界では、サディストとしての残酷で隠微な行為を思うまま楽しむことが出来た。
もうひと種類の会員は、正規会員の加虐趣向の対象とされ、あらゆる淫虐、快楽の対象となり、社会的通念からは想像も出来ない精神的、肉体的苦痛を甘受した人々である。その会員は二号会員と呼ばれた。
そのような人々がいるかと、疑問に思われるかもしれない。しかしながら現実には、苦痛を(精神的なものも含め)を求める人間、苦痛によって救いを得られるという精神行動を有する人々の存在も事実であった。
多くの場合、彼らは、周りの人間によって、その気質(マゾヒズム)を覚醒させられ、自ら苦痛を望むようになった。倶楽部の関係者から、参加を勧誘され、推薦された、彼ら(犠牲者予備軍)は、誰でも入会を許されるというものではなかった。
二号会員への入会は、美男美女に限られ、倶楽部の規則にそった厳しい基準に合致しなければならなかった。
その審査にパスした志願者は、契約書に署名するかどうか決断を求められる。
署名は、倶楽部での嗜虐嗜好の会員達の生贄となり、人間としての人格、尊厳を全て破棄し、自らの肉体、精神を提供することであった。志願者は署名した瞬間から人間として扱われなかった。
倶楽部の嗜虐の餌食となり、一切の自由が剥奪された。
その証として、署名した直後には、黒い革の細いチョーカーが首に嵌められる。
それは芯に特殊なスチールが通っており、一度嵌めると専用工具を用いないと外すことはできなかった。
二号会員は常にそれを首に巻いていることになった。
そんな倶楽部にスナックのママの勧めで参加した「男の娘」優希クン、さぁ残酷な登場人物に負けないで頑張ってくれ!
倶楽部JのJは何かって?サディステックな貴方はご存知のはず、Sにとって聖典マルキド・サドの犠牲者でありアイドルのjustineからとっているんですぞ。clubjustine、このチョーカを巻いた娘さんが近くにいませんか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-19 17:04:22
55049文字
会話率:20%
義理と上に付く私と兄の関係は、あの日から変わろうとしていたけれど、現在諸事情で停滞中。このまま現状維持を望む私と、先を望む兄。お互いの着地点は、果たしてどこなのだろうか。
※『ほんとはわかってるくせに。』の続編にあたります。そちらを読まない
となんのこっちゃなお話になっていますので、お手数ですがまずはそちらをご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-27 18:34:56
11897文字
会話率:59%
交通事故で一瞬だった。21才という若さでこの世からいなくなり、このまま天国へいくのかと思いきや目の前には見たことのない絶世の女神が微笑んでいた。「あなたの望みはなんですか?」彼ははっきりと言った。「俺は第二の生を望む。次は支配される側ではな
く、支配する側になりたい!」女神は却下と答え、彼は意識を失った。これは女性化した変態の化身が異世界を冒険するお話である。
※性転換ものです。チートとかはないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-09 00:00:00
22157文字
会話率:51%
すべてに絶望し、すべてを失った男を拾った少年は、彼の愛した養子の身代わりとなった。そんな少年は、ある日夢を見る。それは絶対に叶わないと知りながら望み続けた夢だった。【注】男性同士の恋愛描写・性描写が含まれておりますので、閲覧の際はご注意くだ
さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 22:22:30
5523文字
会話率:45%
ブランディア王国の第2皇子アレクシスは、皇太子である兄と父王の急死により、自由な立場から一転、国を背負って立たなければいけない立場となった。慣れない執務と家臣達からの結婚を望む声に辟易とする毎日を送るある日、アレクシスは母からお前の結婚相手
を決めたと告げられる。母が指示したのは、亡き兄の正妻であったマリアンヌと結婚し、子供をもうけることだった。
一部、誤字や言い方の間違いに気づいた部分については適宜修正を入れています。
2015年3月2日より、後日談などを番外編として不定期更新の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 07:57:53
68726文字
会話率:33%