小波は幼い頃に出会った、人ならざる美しい男に恋をした。
男が持ち掛けた契約は三年前に漸く交わせたものの、その対価は未だに貰えていない。
「好きだよ、ポーシィ」
“わかっているよ、私の可愛い小波・・・”
十七歳になった少年とちょっとヘ
タレな人外の男(神さま)の、契約後のお話。
短編「契約を望むのは」の続編です。
そちらを読んでからの方が分かりやすいと思います。 (2016.2.9 完結)
fujossyに転載しました。(2017.4.7)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 16:37:05
17857文字
会話率:28%
「俺、中ニになった!」
目の前の少年は目を輝かせて言う。
「ほら、契約しよう!」
うーん、まだ早いと思うんだよ。今のままじゃダメかなぁ?
え?ダメ? あ、何か望みがあるのか?
少年とちょっとヘタレな人外の男の、契約にまつわるお話。
fujossyに転載しました。(2017.03.29)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-12 19:40:37
4202文字
会話率:30%