アステール王国の王家の血を引くエリオットは、生まれ落ちて間もない頃、城に侵入した賊に顔を切り裂かれて醜い顔となる。醜いエリオットを王は遠ざけ、地下牢に幽閉してしまった。何年も地下牢で孤独に過ごしてきたエリオットだが、ある夜大魔法使いが地下牢
に投獄され、エリオットは大魔法使いによって美しい顔へと変えられる。美しくなったエリオットはその美しさに似合わぬ憎しみと恨みを胸に抱き、師となった大魔法使いの目論見により、王立の魔術学院へと編入することになった。そして魔術学院にはエリオットを幽閉した王の息子である第一王子と第二王子がいた。
師は囁いた。朔の日には私の魔力が乱れるから、醜い顔が戻ってくる。充分に注意を払うんだよーーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 21:27:50
9992文字
会話率:51%
この世は天界、人間界、魔界で成り立っている。
その人間界に、『人間の成り損ない』と蔑まれて育った一人の人間がいた。
それが僕、レイル。
全ての人間が5歳で受ける神殿での祝福で、ただ一人神様からギフトを貰えなかった僕は、『成り損ない』と呼ばれ
生家から放逐されてしまったんだ。
そんな僕を監視のために引き取ったのは、この国の国王陛下。どういう思惑が働いたのか知らないけど、いつの間にか王子殿下との婚約まで成っていた。
17歳になった時、人間以下の存在の僕とイヤイヤ婚約させられていた殿下に、公衆の面前で僕に婚約破棄を告げられる。
やったね!
これで僕は自由だ!
行く宛がなくてちょっと困ったけど、殿下に魔界に下れ!と言われて、それも楽しそうとその案に乗ってみることにした。
せっかくだから魔界に行くだけじゃなくて、魔王でも目指してみようかな!
そして今まで僕を馬鹿にしてきた殿下の鼻を明かしてやろっと。
悲惨な運命を背負っている割にはお気楽なレイルが、魔王様に溺愛されて幸せになるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 22:00:00
122800文字
会話率:37%
サリマン王国に生まれた名無し姫は生まれた時から「ふたなり」だった。
前世の罪で呪われていると言われ、一人贖罪のため何年もの間塔の中で過ごすことになる。
だがある時王と王妃から呼び出された。
ついに赦しの時が来たのだと両親に会えたこ
とを喜ぶ名無し姫だったが、
王と王妃は停戦のために獣人国「カリオドール」へ嫁ぐことを言い渡した挙句、穢らわしいと嘲り、罵倒する。
名無し姫は自分が醜い化け物であるため閉じ込められていたことを知るのだった。
辛い王妃教育を終えた名無し姫は「リリエル」という仮の名を与えられ、獣人国カリオドールへと向かう。
獣人の王ユリアスにふたなりのことがバレないよう生活を送るリリエルだったが、ついにその秘密がバレてしまい────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 18:17:07
31420文字
会話率:56%
【電子書籍化・コミカライズ進行中】皆様の応援のお陰で電子書籍化・コミカライズが決定しました。ありがとうございます!
金髪縦ロールにきつめの美人、派手なドレスを着こなす公爵令嬢のクレアは王太子ヴィンセントの婚約者候補の筆頭である。ある日クレ
アは鏡で自分の顔を見て前世を思い出す。どう見ても悪役令嬢。
しかも姉から婚約者候補の座をむりやり奪った過去がある。すでにやらかした後だった。
ヴィンセントが大好きなクレアだが、ヒロインらしき人物を見つけてから、自分の心が醜い嫉妬に包まれると、これではいつか本当にヒロインに危害を加えて断罪されてしまうかもしれないと、婚約者候補の座を降りようと画策する。
……が、クレアの努力は虚しく、結局クレアとヴィンセントは婚約することに。
婚約後、ヒロインとヴィンセントの距離が急激に縮まる様を見て、限界を迎えたクレアはヴィンセントに告げる。
──婚約解消してください。
ヒロインに心惹かれるヴィンセントの応えは…………!?
***
前半はヤンデレ回避からのソフト変態
でも後半は結局ヤンデレ?
【2023.10.16 本編完結済み】
【番外編不定期更新中】
(なろう版あり)
□■2023.10.21 週間ランキング一位、皆様ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 20:00:00
73904文字
会話率:33%
執着強姦傲慢年下養い子アルファの暴虐に、仏の顔も三度まで(意訳)した養い親のオメガ、ブレット約三十歳は、子供を見捨てて逃亡することとした。諸国を行脚する先で、森の醜い怪物退治を頼まれるが、全くの濡れ衣とわかる。やさしい森の怪物に次第と絆され
、体格の良いブレットをして、更にえぐい体格差えっちをすることに…スレンダーマッチョオメガおじさんが、人外をよしよししながら、運命よりも、ふたりでイチャラブえっちだなと開眼するお話です。オメガバースは作中もう当たり前に出てくるので、よそで説明見てくださいごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 22:12:48
12939文字
会話率:24%
美醜・貞操逆転世界で醜い容姿に生まれ、苦しんで生きてきたフェリシア。
人生に絶望した彼女は樹海へと足を踏み入れる。そこで、黒髪の男の人に出会う。
今までの人生で味わってきた理不尽への怒りや鬱憤が爆発した彼女はやけくそになり、彼の肩を掴んで言
った。
「これからお前を強姦する」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 19:00:00
90733文字
会話率:37%
養父母のいけないプレイを覗き見して以来、俺の中で芽生えた被虐心。
それは養母マリエラへの恋慕を歪ませ、彼女が穢される様を見たい衝動となる。
彼女は敬虔なシスターで、人妻で、俺の大切な母親なのに。
俺はマリエラさんが醜いモンスターに犯される様
を見たい!
たとえ養母の娘で今では俺の恋人のイオナを巻き込んででも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 05:00:00
107202文字
会話率:38%
公爵家末端と言えば庶民と同じ。
だけれどラナ・グリーソンの生まれた家は違っていた。
グリーソン商会と言えば、王都でも知らぬ者がいない豪商。
財力を持つ家柄に生まれたラナは、ある日、死に至るケガを負った青年を助けた。
それはラナ
の初恋だった。
ラナは運命の相手と信じ、彼女だけの執事として側に置く。
年ごろになった昨今、日々、彼女だけの執事を誘惑してみたのだけど……彼……ブラッドリーは全く応じる事は無かった。
報われぬ恋心にラナの苛立ちは増す。
醜い自分の心を嫌悪し……ラナは初恋を諦め、新たな恋を探そうとするのだった。
※アルファポリスで掲載しているものを転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 12:10:24
46976文字
会話率:40%
それは、擬態にも似ていた。
油彩の花畑の中で、佐一郎は蛹のように丸くなっていた。
望まれない体を憎むように追い詰める佐一郎を前に、その殻を不躾に破いたのは執事である久慈だった。
カンテラの光が揺れる中での、命の営み。
佐一郎を蛹だと馬鹿
にする久慈の手によって、素直にされていく体。
油彩の花畑の中で、佐一郎が曝け出した真実とは何か
口にできない想いを抱えた二人が、互いを確かめるように狭い部屋で一つになる。
感情の底にあるのは愛情なのか、醜い執着なのか。
不遜が服を着ている執事久慈×己を愛せない画家の佐一郎
狭い部屋、偽りの花に埋もれながら、佐一郎が本当の意味で己を知る。
サクッと読める地獄BLはこちら!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 11:23:21
10375文字
会話率:43%
生来のマゾヒストであった私は、高校生のある日、自らの抱く欲望が決して叶うことがないことを悟り、それ以来人生に絶望していた。社会人になっても、相変わらず何のために生きているかわからず陰鬱とした日々を送っていた私の前に、自らを神と名乗る怪しげな
男が現れた。男は私を転生させ、その醜い願いを叶えてくれるというが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 12:00:00
25692文字
会話率:72%
120キロを超える巨漢。蓄えた脂肪は限界を超え、豚と形容されるほどに醜い顔面を作り上げた。
エレ豚と蔑まれ、酷いイジメを受け続けた16年間。エレク・ソークリッドは、人生を変えたかった。
神からスキルを授かる成人の儀。
エレクに備わったス
キルは、『変身』、『性奥義』、『エロ鑑定』の3つ。
いずれも初めて耳にするスキルで、使い道が分からない。
ゴミスキルだと思い、落胆してしまう。
家に帰ろうとした時、フィーネ・ハーベイルから声が掛かる。性格0点、容姿は100点と言われる絶世の美女だ。
エレクを最初にエレ豚と呼び始めたイジメの主犯格でもある。
フィーネから浴びせられる心無い言葉。
我慢の限界を迎えたエレクは、ダメ元でスキル『エロ鑑定』を使用する。
現れたのは、誰も知らない美女の秘密。好きな男性のタイプ、性感帯、経験人数、等々。
授かった3つのスキルが持つ本当の力を知ったエレクは、恐ろしい計画を立てる。
それは、美しいフィーネの顔を悲痛に歪ませる為の、復讐のシナリオだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 21:00:00
36956文字
会話率:36%
これは呪いだ。
醜い呪いだ。
呪いは連鎖する。
もう逃れられない。
これは一人の人間のおもいの物語。
最終更新:2023-07-30 13:47:48
9014文字
会話率:6%
聖女とは何か。
最後に国民を動かしたのはその答えだった。
王子に寵愛される貧困少女、国民から選ばれし貴族令嬢。
何方が本物の聖女なのか。
生きるために身売りをしていた少女エラは、何故か一国の王子に買われてしまった。恐る恐る御存顔を拝見する
と、なんと満月の夜に逢瀬を重ねていた男性ではないか。
しかし王子にはすでに婚約者が居り、更には“聖女”という貴重な存在だった。
元娼婦でただの召使いのくせして王子に寵愛されるエラは、案の定酷い虐めを受けることとなる。
けれど、生きることを諦めなかった少女は、やがて美しい白鳥に変わるのだ──。
全年齢版がかなり危うくてエタってたやつ。ちゃんとR18で改投稿。
エタるかどうかは私次第!
アルファポリス、カクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 13:44:14
18770文字
会話率:27%
鱗の生えた醜い少年ソロは遊郭の主人ストラに玩具として買われる……。
透き通る孤高の空にあこがれながら、地面に縫い止められた一匹の龍の物語。
ピクシブにも掲載。
完結
最終更新:2023-07-25 18:00:00
45874文字
会話率:23%
「あくまで契約上の結婚だから不埒な行為に及ぶつもりはないから安心してくれ。もっとも、貴女がそれを望むのであれば応じるのに吝かではないが」「な、何言ってるんですか、そんなの望むわけないでしょう!」
王都の片隅で異父弟と共に慎ましく暮らしていた
町娘のアリシアは、実の父であるカルディス公爵に脅され、亡くなった娘の身代わりで隣国の醜い公爵のもとへ嫁ぐこととなる。
しかし、醜い筈の結婚相手レグルスは、実際は輝かんばかりの美貌の青年だった。互いの利害が一致し契約結婚を受け入れたアリシアは、公爵夫人となるためレグルスから厳しい淑女教育を受けることとなる。そして、どんな時でも真っ直ぐでひたむきなアリシアにいつしかレグルスも惹かれ始め……。
貴族とメイドの間に生まれた平民のヒロインが、ヒーローによって生まれ変わり愛される話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 18:00:00
83334文字
会話率:36%
【本編完結】
A級冒険者であるリディアは、自らの醜い容姿に絶望していた。
誰からも相手にされず、誰からも愛されず、ただ嫌悪の感情を向けられて生きる日々。
せめて体だけでも満たされたくて男娼を買おうとしても、顔を見られた瞬間に吐かれて
しまう。
しかしある日、全てを諦め命すら絶とうかと考えていたリディアの前に、黒目黒髪の可憐な少年が現れた。
R18作品です。
アルファポリス、ピクシブ、ハーメルンにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 00:17:04
258710文字
会話率:22%
この作品は、『どこまでも醜い私は、ある日黒髪の少年を手に入れた』の少年視点の話になります。
本編では基本的に少年の心情などを極力描写しないように書いていましたが、「少年が何考えてるか知りたい」というご意見と、「いや、このままでいい」と
いう双方向からのご意見を頂きましたので、こうして裏話として書いてみることにしました。
「少年が何考えてるかなんて知りたくない!」「思っていたイメージが崩れるから読みたくない!」などと思う方は、本編のみをご覧下さい。
また、読んでみて実際に少年のイメージが崩れてしまった、という方は、こちらをあくまでもIfストーリー的に考えていただいて、ご自身のイメージのまま本編をお楽しみください。
基本、少年の考えていることや言っていることは、読んで頂いている方自身に想像してもらいたいと思っておりますので。
※もともと本編とまとめて公開していたのですが、割り込み投稿をすることによりブックマークやしおりを利用されている方にご迷惑をおかけしてしまったので、こうして別作品として公開する流れになりました。
こちらの更新頻度は本編以上に不定期になる、もしくは本編の重要な一部のみの裏話として更新する予定ですが、それでもよかったら読んでやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-28 02:43:05
8412文字
会話率:13%
18歳の誕生日パーティの日、事故で階段から落ち、頭を打った衝撃で前世の記憶を思い出した悪役令息のカレンデュラは、この世界が前世とは美醜が逆転した世界だと気がつく。
カレンデュラは、国で1番醜いと言われている第1王子の元へと嫁ぐことが決まって
おり、前世の記憶を取り戻し改心したカレンデュラは、第1王子と良好な関係を築きたいと願う。しかし、初めて第1王子と顔を合わせたカレンデュラは、彼が前世で自分のことをいじめていたクラスメイトだと気が付き、復讐を決意する。
前世いじめっ子第1王子×前世いじめられっ子悪役令息折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 19:43:59
63408文字
会話率:56%
幼い頃はその美貌で誰からも愛されていた主人公は、顔半分に大きな傷をおってしまう。それから彼の人生は逆転した。愛してくれていた親からは虐げられ、人の目が気になり外に出ることが怖くなった。そんな時、王太子様が婚約者候補を探しているため年齢の合う
者は王宮まで来るようにという御触書が全貴族の元へと送られてきた。主人公の双子の妹もその対象だったが行きたくないと駄々をこね……
癒し系(物理)平凡攻×不憫受け折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 16:16:43
24831文字
会話率:33%
ゴブリン。生殖本能に支配されし脆弱で醜い亜人。
そんなゴブリンを使用した帝国の生体改造実験に故郷を奪われたかつての村人Aは、憎悪の炎を胸に、無尽蔵の性欲を股間に滾らせて、復讐の道を歩む。
つまり、帝国という巨大な組織を狂ったリビドー
で白濁漬けにして片っ端からあらゆる種族のメスを孕ませる、『最狂のゴブリン』と呼ばれるようになるまでの元村人Aのお話である。
※基本的に毎話エロを挿れます。(ゴブリンの矜持)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 17:13:18
16800文字
会話率:20%
小さな島の尼寺で暮らす雪子。醜い雪子にも尼達はとても優しく穏やかに暮らしていたが突然大勢の暴漢が現れて寺を襲う。
最終更新:2023-05-31 15:00:00
5520文字
会話率:16%
島の尼寺で暮らす雪子。そこに暴漢達が現れて他の尼達が襲われてしまう。だけど醜い雪子は襲われない。そのまま済むと思っていると一人だけ雪子に関心を寄せる男が現れた。
この作品は『note』にも掲載しています。
最終更新:2022-04-17 15:51:17
5520文字
会話率:16%
バハムートと呼ばれる海獣が信仰されている世界で、バハムートはとうの昔に姿を消してしまっていた。バハムートと姿形が似ているが、何も力を持たない爬虫類のことを人々は『羽ナシ』と呼び忌避する世界。
ーーそんな世界にウミイグアナとして転生した俺は一
人の青年と出会い、使い魔契約を交わした。青年は俺のマスターになった訳だけれども、何故だかめちゃくちゃ溺愛してくる。常に抱っこされてるし、俺がマスター以外に尻尾を振ろうもんなら・・・。
マスター以外にも双子の兄弟や、俺を神様と呼ぶ青年など、様々な人達と出会いを果たしアプローチを受けるが、その度にマスターの顔から表情が抜け落ちるのだから怖いもんだ。
おまけにウミイグアナにはないような角が生えてきたり、背中に違和感を覚えたりと身体の変化に戸惑うこともあるが、俺はウミイグアナとしての立場を気にせず、やりたいように生きていくことに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 18:11:28
28152文字
会話率:36%