暗雲立ち込める不気味な古城。その城の主人は、恐ろしい噂の数々を持ち、結婚と離婚を幾度も繰り返す曰く付きの伯爵……
そんな男に嫁いだのは、病弱で箱入り娘として大切に育てられてきた貧乏男爵令嬢──に、転生憑依した、わたしだ!
伯爵より二回りも下
の花嫁に周りは同情的だったけれど、わたしはそんなのお構いなしだった!だって、これってまるで吸血鬼と純真無垢な少女みたいじゃない?!
前世からその手のことが大好きだったわたしはこの結婚を楽しみにしていたのだ。きっと、これから甘美で淫らなめくるめく日々が幕を開けるんだわ……
そう、期待していたのに。
現実はそう簡単にいかなかったのだ。
◆憑依転生をした主人公が、年上の旦那様に妻として認めてもらうために奮闘するお話です。ちょっぴり特殊プレイ要素があります。
◆現在不定期更新です。
☆軽めの表現あり
★Rシーンあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 12:00:00
95823文字
会話率:32%
これは魔法とバース性のある異世界でのおはなし――。
15歳の魔力&バース判定で、神官から「魔力のほとんどないオメガ」と言い渡されたエリス・ラムズデール。
その途端、それまで可愛がってくれた両親や兄弟から「無能」「家の恥」と罵られて使用人の
ように扱われ、虐げられる生活を送ることに。
そんな中、エリスが21歳を迎える年に隣国の軍事大国ベリンガム帝国のヴァンダービルト公爵家の令息とアイルズベリー王国のラムズデール家の婚姻の話が持ち上がる。
だがヴァンダービルト公爵家の令息レヴィはベリンガム帝国の軍事のトップにしてその冷酷さと恐ろしいほどの頭脳から常勝の氷の狼と恐れられる騎士団長。しかもレヴィは戦場や公的な場でも常に顔をマスクで覆っているため、「傷で顔が崩れている」「二目と見ることができないほど醜い」という噂話の持ち主だった。
そんな恐ろしい相手に子どもを嫁がせるわけにはいかない。ラムズデール公爵夫妻は無能のオメガであるエリスを差し出すことに決める。
「自分の使い道があるなら嬉しい」と考え、婚姻を大人しく受け入れたエリスだが、ベリンガム帝国へ嫁ぐ1週間前に階段から転げ落ち、前世――23年前に大陸の大戦で命を落とした帝国の第五王子、アラン・ベリンガムとしての記憶――を取り戻す。
前世では戦いに明け暮れ、今世では虐げられて生きてきたエリスは前世の祖国で平和でのんびりした幸せな人生を手に入れることを目標にする。だが結婚相手のレヴィにはとんでもない秘密があり――!?
銀髪×碧眼(33歳)の超絶美形の執着騎士に気が強いけど鈍感なピンク髪×蜂蜜色の目(20歳)が執着されて溺愛されるお話です。
徐々に攻めのヤンデレ要素が強くなっていきます。激しい執着や嫉妬が苦手な方はご遠慮下さいませ。
※R-18までの道のりが少し遠いですがお付き合い下されば幸いです<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 12:00:00
131136文字
会話率:47%
https://novel18.syosetu.com/n5725db/
の旦那視点です
異世界リュンデには落ち人という異世界からの来訪者が時折現れる
それは国に益をもたらす存在であり、落ち人が現れる場所は聖地として守られていた
そんな
聖地に現れた四ツ谷千絵という女性と聖地を守るキールがとんでもない出会いから結ばれ子どもをもうけたが、ある日千絵は子どもと共に家から出ていかれた─────
これは嫁と息子を取り戻すため指名手配までした男のおはなし
(多分前作見た方がわかりやすいです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 23:49:24
15214文字
会話率:18%
気味の悪さと無表情さから学生時代についた名は悪役令嬢。親が決めただけの愛情も何もない当時の婚約者は運命の人とやらの平民の娘と結ばれる為に卒業パーティーで私を冤罪にて断罪した。
そのパーティーにて私の隠していた邪眼を晒した結果、私の恐ろしさが
周囲に噂される事になる。
そんな私に父は言った「お前の嫁ぎ先が決まったぞ」格上の名門に嫁いだ私を出迎える事なく新たな夫は国境防衛の任務に旅立った。
夫の顔すら知らないが会えた時に離縁を願い出よう、きっと呪われた私など妻にふさわしくないと受け入れてくれるだろう。
愛される自信がない邪眼のエリーと、軍神と呼ばれる最強使徒の騎士レイルス。
そんな二人の間に元婚約者が復縁を求めてくるのだが…。
★誤字脱字報告ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 21:09:25
56553文字
会話率:36%
少し引っ込み思案な青年、蓮が生まれ変わり、現世ではできなことを叶え、魔法の世界で月の女神「アルテミス」の加護を受け、チートの術で活躍する異世界ファンタジー。
蓮(25)と諒太(26)は繁忙期開けの久しぶりのデートの帰り道、蓮は横断歩道の左
折の車に轢かれ即死。目が覚めると冥界の待機空間にいて「軍神アレス」の不手際で死んだことを知る。お詫びにこの世界で死にたてほやほやの「クルト」という少年の体と記憶、ついでに家業の「白の賢者」の加護の力おまけでやると言われ、アレスの回し蹴りにより、体が目を覚ました。
目覚めたお家は子爵のお家で二男。そして前世で言うところの女の子(アン)となる。目覚めると怒涛のごとくクルト(17)の記憶が同化し、自分の現在の立ち位置を知る。そう、貴族に生まれ変わったばかりか、11歳も年上の公爵に見初められて嫁に行く話になってた。ちょうどクルトが転生する直前に大きな嵐があり、領地は壊滅状態となっていたらしく、公爵の援助してやるという言葉は、父親には渡りに舟で大喜び。クルトはしつけ直されてお嫁入りとなった。
そして行った先には余命幾ばくもない前妻がおり、クルトは嫁入りしたのに公爵に完全放置された。その後、王も崩御して更に放置が続き、1年近く側仕えのティモと何もわからない公爵の屋敷でふたり寂しく過ごしていた。
この期間、クルトになった蓮は体の若さに引っ張られ、元々幼さがあったのに更に幼くなる。そんなある日、とうとう本格的に嫁になる試練が来た。
そこからクルトは公爵の妻としてゆっくり成長していき、問題が起こるたび一つずつクリアしていく過程で、クルトもアンジェも変わって行く……
ノルン(アルファ)オス
アン(オメガ)メス
ベータは存在しない男だけの世界
番システムあり
匂いはどちらも発生させるが抑制剤はいらず、普段は香水程度で繁殖期はなく、巣作りもしない。香りはコトの時のみ強く発して相手を虜にする。アンは生涯ノルン専属の番となり、ノルンは番がいてもよそで繁殖可。番は一人ひとりだけ。番解消はノルンからのみで、されるとアンはダメージ大。
独自設定のオメガバースです。上記が今回の設定ですので、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 07:30:00
435118文字
会話率:64%
どこにでも居る姉妹達が海に沈んだと思ったら異世界に転移していた――――。家族旅行の先で海難事故に逢ってしまい、沈みゆく船の中で3人共に運命を受け入れたはじめ・つむぎ・いたるの3人姉妹は、目覚めた時には見知らぬ土地に居た。介抱したのは日本人ど
ころか地球にはあり得ない紫肌に双角、エルフを思わせる長耳の男達だった。彼らから信じられないことを立て続けに告げられる。我々は男だけしかなく、辺境の地に閉じ込められてしまった。故に、召喚された貴女達を花嫁にしたいと――――。※複数の女主人公が男だらけの集落で過ごす話。複数プレイ、乱交プレイが多くなります。Hシーンに★を付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 02:00:00
118493文字
会話率:37%
「新郎、遥。あなたはここにいる翔を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、妻として愛し、敬い、慈しむことを誓いますか?」
最悪だ。どうしてこの局面で新郎と新婦を間違うことができるんだ。やり直しを求めようか。いや、式を中断で
きる雰囲気ではない。
「はい、誓います」
遥は神父の間違いに気づいていないようで、俺への愛を誓った。
にっこりと笑みを浮かべた神父は己の言い間違いに気づいていないようで、俺にも同じように男女の間違った誓いを求めた。
「新婦、翔。あなたはここにいる遥を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫として愛し、敬い、慈しむことを誓いますか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 22:07:09
4251文字
会話率:34%
雪のように白い肌。金の髪。薄紫の瞳。
美しい容姿をもつ公爵令嬢ヴィエラは、ある日突然、隣国の若き皇帝・オズウェルに嫁ぐことになる。
隣国ルーンセルンの皇帝陛下は、部下にも敵にも容赦をしない、冷酷な男だと有名だった。
この結婚は、愛
のない政略結婚のはず。
それなのに、何故かヴィエラは毎夜のように愛されることになる。
「なんでこんなに愛されてるのっ!?」
「妻を愛することの何が悪い」
不器用ではあるが愛してくれるオズウェルに、ヴィエラはしだいに惹かれていくが、オズウェルの元婚約者という令嬢が現れて……。
これは、好きな人にはめっぽう甘かった冷酷(?)な皇帝が、過去の記憶を失っている令嬢を幸せにするお話。
◇◇◇◇
※この作品はアルファポリス様にも掲載しております。
※R18は中盤以降。(☆マークつけます)
※ざまぁ要素も中盤以降です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 21:32:29
98440文字
会話率:29%
呪われていると噂される王女オリヴィアは降嫁し、メルフォール侯爵レグナートの妻となった。
騎士でもある寡黙な彼の表情からは何を考えているか分からず、二人は一度も閨を共にせず白い結婚のまま日々を過ごしていた。
ある日オリヴィアは、突然『謎の声
』が聞こえてくるようになる。
それはどう聞いてもレグナートの声だが、彼は目の前で口を閉ざしており、内容もかなり変態的。
もしかすると『謎の声』はレグナートの心の声かもしれないとオリヴィアは思い始めるが……口数の少ない彼に反して、とにかくやかましい。
※コメディです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 07:16:40
23049文字
会話率:48%
様々な新しい事業を展開し、成金貴族と呼ばれる子爵家の長女であるトルメキア。新しいビジネスを下賤のものと馬鹿にし、広大な土地を守ることのみに心血を注ぐ伝統ある侯爵家の嫡男ユースタスのもとにトルメキアは正妻として嫁ぐことになった。それは、高い爵
位と縁づきになりたい子爵家と、自然災害などの影響から金銭的援助が欲しい侯爵家の完全なる政略結婚であった。それでも自分が愛されることを夢見ていたトルメキアだったが、年上のユースタスにはトルメキアとは全く違うタイプの本来正妻になるはずだった伯爵家出身の側室がいた。二人に邪見に扱われ、今後も愛されることはないと感じたトルメキアは、逃亡を決断する。
*トルメキアのお相手は格好いいヒーロータイプではありません。
*トルメキアの夫ユースタスはひどい人間です。ご注意。嫌がらせには念返しで対応します(ざまああり)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 15:01:37
20354文字
会話率:25%
(コミッション作品です)
そこそこ遠い親戚のオジサンが死んで、俺はオジサンの嫁と娘を『相続』した。
つまり、好き放題しちゃっていいってことだ。さて、どうやって遊んでやろうかね。
最終更新:2024-10-07 20:00:00
17148文字
会話率:52%
やあ!ボクの名はパシオン!都市を支配するふたなり族こと、貴種(アルコーン)の少年さ!
まだ種も卵もないのをいいことに、数々の人妻をひいひい言わせてきたボクだけど、ついに恋人の旦那を怒らせちゃった!
ヘナチンの旦那は、自分の子供とボクを〝聖婚
〟させようとする。しかも、ボクがソイツに逆らえないように、アフロディーテの女神官たちが、淫乱な〝お嫁さん〟に仕立て上げようとしてくるんだ!
最後にボクを待っているのは、見た目だけは可愛い、性悪で変態な婚約者。こんなのイヤなのに……ダメぇ♥おまんこ気持ちよすぎて、お嫁さんにされちゃうよぉ♥
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バリタチふたなりVSフェムタチふたなり、ファンタジー古代ギリシア式八百長セックスバトル、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 19:00:00
54826文字
会話率:33%
平民生まれの近衛騎士グレウスは、人並の結婚願望はあるものの、熊のように大きな体と厳つい顔のせいでまったく女にモテない。そんなグレウスはある日皇帝に呼び出されて、皇弟オルガを妻にするよう命じられる。
オルガは美貌の持ち主ではあるものの、不吉な
黒いローブに長い黒髪と、許嫁が次々と失脚するという過去を持ち、貴族の間では『黒の魔王』と怖れられるいわくつきの人物だった。
あれよあれよという間にお膳立てされて挙式の日を迎えたが、結婚してみるとオルガは見事なデレ寄りのツンデレで、しかもその正体は…。
アルファポリスさまで先行連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 11:57:01
142508文字
会話率:21%
【本編完結済】不器用な童貞美形王子×床上手な前向き妻。貧乏小国の末の王子カナンは、政略結婚により淡雪国との第二王子ヒサギの元へ嫁ぐことになる。冷酷と名高いヒサギに初めは戸惑うカナンだったが、徐々にヒサギの優しさに触れ心を通わせるように。一方
、カナンに一目惚れをしたヒサギも彼なりにカナンを大切にしようとするが、迎えた初夜でカナンの性技に翻弄され自信を失ってしまい……。政略結婚から始まる伴侶のじれもだ話。受けのことを好きすぎる攻め。受けは処女ですが、母国であれこれ教え込まれてきています。ハッピーエンドです。悪い人は出てきません。
攻め〜ヒサギ(19)
受け〜カナン(19)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 19:23:41
123379文字
会話率:51%
六年前、雪国の由緒ある家に嫁いだ始は、突然夫の寿晴を亡くしてしまう。自暴自棄になっていた始のもとに、美しい双子の義弟幸白と由隆が訪れるが、二人は「僕らの妻になってもらう」と言って始を押し倒し……。未亡人受け。
双子の義弟が夫を喪った男を寝
取る話。
18歳×26歳。年下×年上。
全編通して暗いです。エロ多め。
地雷がある方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 21:48:19
13327文字
会話率:31%
夫より三歳年上のフィオナは、ほんの少し悩んでいた。
子爵令嬢だったフィオナは望まれて辺境伯令息であるノーランに嫁いだのだが、一年たっても二人は白い結婚を継続している。夫はそれ以外では優しく完璧で、素晴らしい貴公子だと評判だ。夫婦仲もよいと
羨ましがられている。
しかしノーランはフィオナを妻ではなく、姉として見ているのではないか。それならば、自分はそう振る舞うのが正しいのだろうか。そういう考えにいきついたものの、育ってきた想いを抑えきれずフィオナは少し意地悪な物言いをしてしまい……?
のんびりふわふわお姉さん系ヒロインと有能だけど背伸びしちゃう系年下ヒーローのちょっとしたすれ違いの話。さくっと読めるかなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 20:23:08
21476文字
会話率:65%
レティシアは小国の伯爵家令嬢だった。貴族としては可もなく不可もなく、平凡な毎日を送りもう暫くすれば同格の家の子息に嫁ぐ。そうやって平々凡々に生きて死ぬのだろうと思っていた。この可愛い大とかげちゃんに会うまでは!
爬虫類系が好きな令嬢と大とか
げの父親の竜王が結婚してからの日常。いきなり一児?の母になり、王妃になり、人間はほぼやめさせられて溺愛される話です。(ヒーローヒロインの姿形はほぼ人のままですが、息子は暫くとかげっぽい姿です。)
序章以外は一話につき一度は性的な行為があります。(挿入の有無はある。)お察しの通り中身は少な目、さらっと読めるエロを目指します。
アマゾナイトノベルズさんから「妻の香りで発情する竜王は毎夜彼女を溺愛する」というタイトルで、電子書籍化しました。発売日は2020年10月23日(金)です。すごく綺麗に描いて頂いた表紙イラストが1枚ついていますが、本編の文章はムーンさんとほぼ同じ(文章の校正・微調整のみ)ものとなっております。書き下ろしは一話のみ書かせて頂きました。ムーンさんでの作品の削除は行わない予定でございます。
皆様が読んで下さったおかげで電子書籍化までいくことができました。本当にありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 00:08:34
107656文字
会話率:79%
佐藤剛は会社の部下である黒田の嫁の黒田久美に目をつける。
清楚で可憐で、それでいて芯が通った最高の女。
佐藤は用意周到に久美を調査し、徐々に忍び寄っていく。
最終更新:2024-09-12 17:31:35
26312文字
会話率:23%
【完結】私立英徳学園には中等部一般入試者が入居する英風寮で「嫁取り」の伝統があり、一年生は上級生に強制的に娶られる。ところが、常盤ヒロは学内にある別の学寮に暮らすスポーツ特待生にも見初められ「俺の嫁にしてやる」ときれいなアクセサリーを渡され
る。二つの寮の対立に巻き込まれつつ、ヒロにとって初めての恋が始まるのだった。
※注 主人公のパパは男の愛人がいる妻帯者です。そのため、少し外れた性教育も出てくると思います。女性の妊娠が話題に出るときもあります。生理的に受け付けない方はご注意ください。
2022 パパたちと子供たちの夏休み編(南仏)連載中 7/2-8/31
2023 パパたちと子供たちの夏休み編(南仏)再開 7/23-8/27
2024 パパたちと子供たちの夏休み編(南仏)再開 8/12-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 06:00:00
3861364文字
会話率:34%
テルクスタの王女レイチェルは、第二王妃の子であるがゆえに宮殿の離宮で慎ましく暮らしていた。とはいえ、優しい兄や姉に囲まれた暮らしは平穏そのものである。
そんなある日、隣国リュドミラからテルクスタ国王宛に一通の手紙が届く。リュドミラの王妃選び
のため行われた‘‘番(つがい)占い’’の結果、若き国王ヴィルヘルムはテルクスタ王室の者との結婚を望んでいるというのだ。
しかし、リュドミラとテルクスタは長年敵対している国同士。そしてヴィルヘルムは、強大な魔力を持つため黒狼と恐れられている男であった。
姉を助けたいと考えたレイチェルは、身代わりとしてヴィルヘルムの元へ嫁ぐことを決意する。しかし彼女は、とある秘密を抱えていた。
レイチェルは無事にヴィルヘルムの妻となったものの、夫婦として迎えた初夜に、彼がレイチェルを抱くことはなかった。
そんなヴィルヘルムの態度にレイチェルは困惑するものの、彼の行動の裏に隠された優しさに触れて、二人の距離は次第に縮まっていき……?
+ヒーローの登場はエピソード8「黒狼との対面」からになります。
+R18シーンにはエピソード名に♡が付きます。
+4/6日間連載中ランキング10位ありがとうございます。
+2024/08/12、本編完結しました。
+アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 22:01:17
136627文字
会話率:52%
貴族の妾腹から生まれたアルフィーは、日本で暮らしていたという前世の記憶をぼんやりと持っていた。何とか15歳まで生き延びられたものの、腹違いの兄に襲われかけた事を切っ掛けに正妻から魔物が出るという森に捨てられてしまう。
そこでSランク冒険者
を名乗るイーサンに拾われ、アルフィーは彼と暮らす事になるが⋯?
*魔法チート等は無いですが前世の記憶は若干チートぎみ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 12:53:32
87004文字
会話率:45%
中学時代の男子みんなの憧れだった|真緒《まお》と結婚した僕|透《とおる》。
不妊で悩んでいた|真緒《まお》は、よく当たると評判の占い師さんの勧めで激務だった仕事をこの春に辞めた。
そして何もしないのは嫌だと言い、仲の良い本田夫妻の勤務先で
地元の同級生の|毛受《めんじょう》||勉《つとむ》が営む中古自動車販売店に週2回ほどパートして働くことになった。
ひょんなことがきっかけで妻と僕の性生活が激変する。清楚な顔して隠れた性欲が溢れ出す事態に、、、。
実体験を基にした日記のような作品ですが、のんびり愛していただけたらと思います。
【とりあえずの登場人物紹介】
[|設楽《したら》透《とおる》]
この話の主人公で名古屋在住の30代半ばの会社員で165cmの中肉中背。
本田夫妻とは中学の頃からの不良仲間だが、本人は至って真面目な性格。
昨今のAVの影響もあり寝取られに少し興味あり。
[|設楽《したら》|真緒《まお》]
|透《とおる》の妻。165cm89-56-86で抜群のスタイル。
中学時代はクラスが被ることもなく僕らと違い優良生徒だったため、お互い存在は知っていたものの関わりはなし。
東京の大学に進学し広告代理店に就職するも色々とあり、名古屋に出戻る。
同窓会で|透《とおる》と同じテーブルだったことがキッカケに結婚。結婚して5年目。
[本田|恭平《きょうへい》]
地元の腐れ縁仲間。
|香奈《かな》の夫で|香奈《かな》とは16歳のときに子供ができ結婚。高校生2人の子供を持つ父親。
中学時代に僕らでからかっていた|毛受《めんじょう》||勉《つとむ》が営む|毛受《めんじょう》|自動車で営業兼自動車整備の仕事をしている。
同窓会から|真緒《まお》のことは密かにお気に入り(笑)
[|香奈《かな》]
地元の腐れ縁仲間で|恭平《きょうへい》の嫁。
学生時代は|透《とおる》や|恭平《きょうへい》たち不良グループの1人だったが面倒見の良い性格で友人は多かった。|恭平《きょうへい》も|真緒《まお》も|香奈《かな》の紹介で今の職場に就職した。
「|恭平《あいつ》と結婚したのが運の尽き」がここ数年の口癖だ(笑)
|真緒《まお》とは学生時代関わりがなかったが同窓会後に意気投合。今は月に何度も会う親友。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 22:38:26
4069文字
会話率:26%
日本人で結婚間近の恋人との破局、ブラック企業勤務経験を経て35才まで生きた記憶を持つ、開き直り系女子の異世界奮闘記。R18少なめ、ほのぼのシリアス半々程度、主人公はずっと両思いでハッピーエンドの長編です。
《第1章 始動編》
異世界転生を
果たしたけれど気づいたら実家は没落寸前。領地は貧困一歩手前。最下層子爵令嬢からのスタート。まずはお金を稼いで貧乏からの脱却。魔法は使えない、聖女でもない、勇者でもない。ないない尽くしのジュリアナ・エルリッツは幸せになれるのか?目指すは運命のお相手リュシエルの嫁!自分の未来は自分の手で掴み取れ!
※子供時代からのスタートとなりますので、Rまでは遠いです。本番は第2章に入ってからです。
《第2章 王都編 39話〜》
王都へ引越したジュリアナは、王立学園高等部への入学を目指す。学校教育は受けたことがないけど、前世で受験勉強した経験で乗り切れるか?最下層子爵令嬢から第三王子妃になるために、これから何ができるのだろう。田舎娘が淑女目指して奔走する!
※第2章追加キーワード(溺愛 貴族 学園 竜)
《第3章 新婚編 109話〜》
運命の出会いから9年。ジュリアナとリュシエルは遂に結婚。婚姻式から新婚旅行を経て王子妃としての日常へ。己の立場、責任、職務、身分、様々な大人の事情に直面しながら、大切なことを学び、人として成長していきます。
※第3章追加キーワード(結婚 王族)
《第4章 飛躍編 128話〜》
追加キーワードにご注意下さい。故国を飛び出し、物語の舞台は世界へ。互いを想い合い自己研鑽を積んできた2人が、様々な人と出会い、人のためにできることを見つけていきます。
※第4章追加キーワード(複数 一妻二夫 夫が2人 番 人外)
《第5章 躍動編 206話〜》
龍人の子ローレンが家族と友人と仲間の愛を知り、学び、成長していきます。視点が移行することが多いですが、今まで通りジュリアナを軸に話は進みます。
《第6章 悠久編 258話〜284話》
最終章。今までの総まとめ的な感じで、284話で完結です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 07:00:00
2688062文字
会話率:66%