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高校2年・月城ミツキには、
ハーフ美女の幼馴染アニー・シオサキがいる。
バレンタイン間近、渡す相手の名前も教えられないまま、
半ば強引にチョコ作りを手
伝わされるミツキだったが、
アニーの家でチョコを作っているうちに…!
バレンタイン前日の♡甘い出来事♡をご賞味あれ―――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 20:43:23
9901文字
会話率:27%
20××年日本は、突如流行した感染症の影響により一時的な外出禁止令が出ていた。
山戸 慶 はライブや映画など好きなことが自粛され楽しめない毎日に嫌気がさしていた。
自分が空っぽになってしまったようだ。人生に色が欲しい。
そう思いながら、
眠りにつこうとする山戸の元に、1通のメッセージが届く。
『久しぶり、元気か?覚えてる?』
メッセージの相手は高校時代親友だと思っていた佐川 善からだった。
高校卒業以来全く連絡がつかなかったのに、突然届いた連絡。
最初は戸惑いながらも途切れないやり取りに、次第に山戸は高校時代に戻ったように感じていく。
『なぁ、佐川。もしさ、もし今の状況が落ち着いたらさ一番最初に会わないか』
『もちろん、いいよ』
約束をするふたり、両片思いの不器用な二人のお話。
※R18タグは話が進んでからの進展で想定をしております。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 17:00:00
15566文字
会話率:53%
終わりゆく世界。
ぼくは最期にあの子と星が見たいと思った。
だから約束の場所へ走った。
最終更新:2020-06-15 21:26:07
8585文字
会話率:34%
50歳を迎えた『私』が、勤務中ふとした事から
思い出した彼女『メグ』
若かりし『私』→『俺』の記憶の中の
出逢いから別れ、そして四半世紀の時を越え
『私』が知った結末とは・・・
向日葵が大好きだった『メグ』が
最後に残して逝った大輪の花
を目にした
『私』は・・・
オーソドックスな恋愛を描いてみたつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 02:27:56
276028文字
会話率:29%
【日間短編63位作品】
もしもどこかで神様がものすごく力強く手助けをしてくれたなら、その時は告白しよう。
シオリはフミのことが好きだった。
友達としても好きだったが、恋愛対象としてはもっと好きだった。
その気持ちを、フミには伝えていない。
2人で宿題をしていた夏のある日、フミは暑さから服を脱ぎ始める。
無防備に下着姿を晒すフミをみて、我慢できなくなったシオリは彼女をガムテープで縛り上げ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 11:34:30
11651文字
会話率:29%
高校2年生、澤村仁は無口である。
人と話すことはなく、笑顔は誰にも見せない。
強面な見た目も相まって、彼に近づいてくる者は誰もいない。
しかし、彼は昔からこうであった訳ではない。
彼がこのようになっててしまったのは、3年前のある出来事が
原因である。
同じクラスの斯波香月。
彼は仁の幼馴染みであった。
小さい頃から仲が良く、中学2年生までは何もかも一緒であった。
一緒にカラオケにいったり、ゲームセンターに行ったり。
中学では同じバスケ部に入り、共に汗を流した。
しかし、それは過去の話である。
現在は同じクラスであるというのに一言も交わすことはない。
3年前のある日を境に、仁は香月と縁を切った。
その選択が正しかったかは仁自身にもわからない。
ただ一つの事実があるとすれば、
仁は香月に恋愛感情を抱いていた。
そして、
その気持ちは今も変わっていなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 04:58:51
2290文字
会話率:17%
平凡な毎日だった、君に会うまでは——。
恋愛に奥手で赤面症の青年・西本景は、夢もなく、無為に大学に通いながらアルバイトに追われる日々を過ごしていた。
そんな毎日のある時、ゴミ捨て場で捨てられたように眠っていた住む場所のない、己の名前も
知らない女性に「何でもするから住まわせてほしい」と懇願される。
そして記憶喪失の女性をリンと名付け、景との二人暮らし、同居生活が始まった。……のだが。記憶喪失ゆえに純粋無垢なリンはあれこれ質問したり、突飛な行動で景を困らせていた。挙げ句の果てに恥ずかしい自慰行為を見られて……!?
2人のちょっと不思議でエッチな関係が描く、青春ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 23:00:00
46562文字
会話率:50%
桃子と書いて『トウコ』と読む斜に構えた女子高生は、青春を謳歌する普通の女子高生に少しの憧れを抱いていた。
「普通」って何?
どうすれば普通って手に入るの?
自分自身のやり場のない気持ちを自覚するには、その感情に名前を付けることが出来ずに
いた。
自分を取り戻す為の日常恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 18:00:00
30424文字
会話率:44%
渡部哲也は浪人生。エスカレーター式に明昭学院大学に進むはずだったが、青川学院大学の陸上部に入り「山の神」になる、と、親の反対をよそに浪人した。父から勘当され、今は十歳上の姉、深雪のもとに居候している。
深雪は、今をときめくアイドル・渡辺
美沙と同級生で大親友だった。看護師である母、和香の背中を見て育ち、看護師となったが、過酷な仕事に耐えられず辞め、今は高円寺の熟女キャバクラ店で働いている。
リストラされて無職の父、道夫は、営業のため、水商売をよく利用していた。それが理由で夫婦仲は悪かった。和香は、看護師の道から堕ちた、と深雪の事を責めている。
また、哲也の兄、深雪の弟・渡部佐助は、高校・大学と有名校に入学、剣道と勉強の文武両道に精進し、双方で優秀な才能を見せたが、最後にブラック企業に捕まった。
それぞれ、問題を抱え、いびつな形の家族である。
ある日、哲也は予備校で原田さくら、という美沙に憧れる少女に出会う。美沙が青川学院大学出身であったことから、自分も青川合格を目指しているという。二人は意気投合し、やがて恋が芽生える。だが、さくらの身には得体の知れない病が…。
また、ある夜、深雪は店で、看護学校時代を共に過ごした森藤誠と約十年ぶりに再会する。かつて恋仲であった二人の状況は変わり、今は森藤には同棲者がいる。だが、その恋人には浮気の影が。森藤がけなげに恋人を信じる一方、深雪は昔の恋心に火がついてしまう…。
佐助は、会社に縛られ、深夜に帰宅し、早朝に家を出る。土日祝も出勤し、私生活は皆無。だが、武士道の精神を持つ佐助。これを許せない。恩師と共にブラック企業を断罪すべく動き出す…。
2017年12月26日。クリスマス直後の日「BOXING DAY」から始まる、折詰に包まれたような日々。
三人の姉弟の恋と奮闘を通して、バラバラだった家族が一つになっていく…。
年末年始の、それぞれの恋、奮闘を、グランドフィナーレ形式で描いた長編。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 09:51:40
147610文字
会話率:79%
女子大バレーボール部の愛らしい後輩・姫乃ひなに、大先輩である大学院生・しまうちまりこがえっちなやり方でいじめられます。男前で性欲が強くて巨根クリで、普段はタチ役のまりこせんぱいですが、ネコ側に回るとめっぽう弱いのです。縛り、おもちゃ、禁欲命
令・・・手を尽くして5つも上のせんぱいをいたぶります。
一方でしまうちせんぱいは、大人しい性格で痩せっぽちのバレーボール部副キャプテン・かおりにも心惹かれます。普段はネコ役のかおりですが、「実はいじめてほしい」しまうちせんぱいに対してはがんばってタチ役になり、心からの奉仕をします。
細密描写の訓練として細部を描き込み、結果的に小説の形になれば、という習作の企画なので、笑うべきところで笑ってもらえたら嬉しいです。これはエロではなく、ファンタジーです。
ご意見、ご感想、ご要望もお待ちしています。お気軽に書き込みをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 17:42:38
34830文字
会話率:64%
海蘊は朝目覚めると、自分の体に異変があることに気がつく。なんと、右腕にペニスが生えていたのだ。非現実的な現象に戸惑いつつも、病院で治療を受けることにする。
そこで彼女は更なる絶望へと落とされる事になる。
シリアスでダークでキュートな百合物
語。
※食事中に読むことはあまり推奨できません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 05:10:01
7653文字
会話率:25%
ひょんなことからお堅い風紀委員長・笹木花(ささきはな)の“秘密”を知ってしまった童貞男子高校生・倉坂英助(くらさかえいすけ)。
天敵同士だった二人の関係は、その大きな“秘密”を通して変化していく…。
最終更新:2020-05-18 20:00:00
26202文字
会話率:42%
柊 桜(ひいらぎ サクラ)が高校で出会い、仲良くなった天彩 玲(あまいろ レイ)はやけに体に触れてくる。サクラは体温が高くて暖かいから! とまるで言い訳のように口にして。──特に手を繋ぎたがる。当初は嫌がっていたサクラも次第に流され、常に体
を寄せ、ふと気がつくと指が重なり絡まり合っている。
──レイは相手に触れることで思考を読み取る能力を持っていた。
サクラはそんな能力など露知らず、レイって妙に察しがいいのよね……と不思議に思いながら友情から愛情に差し掛かる感情を常に相手に把握されている相思相愛の甘々イチャイチャ百合物語。
概要:
女子高校生の日常からSF異世界何でもありの百合物語です。基本4000文字前後の一話完結ですが、長くなると01、02……と分けます。レイとサクラのカップリングのみとなります。シリアスな展開もありますがどれもハッピーエンドです。各話の時系列などは滅茶苦茶です。描写に関しては今のところ胸を揉み合う程度です。タイトルに◆◇が入っている話はレイ視点となります。小説家になろうに投稿しておりましたが、本作が「18歳未満の閲覧に不適切と判断される性描写が存在すること」と運営様より警告を受けたため、今後はムーンライトノベルズに投稿いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 23:36:56
548208文字
会話率:46%
教室の窓から見ていた"中庭の彼"を、いつの間にか好きになっていました。
風の悪戯で出会う事になった2人。
心優しい真面目な青年と、太陽のように明るく自由奔放な少年。
学年も性格も何もかも違う彼らが、互いに惹かれ合うのに
時間は掛からなかった。
高校生の日常の中、恋愛、幸福、依存、嫉妬など、多感な時期に多くの感情を受け、学び、成長していく話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 20:00:00
100263文字
会話率:50%
脱童貞サポート。非リアの俺が淫魔の力で薔薇色の大学生活へ?
オールラウンド系サークルに属していながら、童貞をこじらせてしまった雷同貞晴。ひょんなことからサキュバスに目をつけられた俺は過去の恋愛対象をほじくりかえすことに。
★この作品はカクヨ
ムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 23:55:02
99999文字
会話率:44%
ニートが主人公のゲスで赤裸々な青春小説(恋愛要素もあるよ)
高卒ニートの小日向大助のもとに、一本の電話がかかってきた。依頼主は友人の母親。電話の内容は「オッパイパブにハマっている息子をなんとかしてやってほしい!」という魂の叫び。
小日向は
友人のため、というより、ただの好奇心で動く。なによりヒマしていたから。外にむかって歩み始めた小日向の人生はどう動くのか?
★カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 23:09:43
115207文字
会話率:41%
第四部の始まりです。
タイトル末尾に付いている※印は筆者にとって覚え書きとなるべき回です。エロ回のマークではないのでご注意ください。
時は千九百七十六年四月、諸般の事情から中学一年生にして一人暮らしを始めた田中一郎だった。
幼くして一
人暮らす一郎に様々な誘惑の手が伸びてくる。
初恋、失恋、そして童貞喪失……。普通の中学生では経験し得ないような暮らしに一郎は翻弄され続けた。
ちんちくりんで低身長の一郎はなぜか巨大女に好かれてしまう。下宿屋のおばちゃんにも好かれてしまう。
だけど、一郎が本当に好きなのは自分と同じ低身長ちんちくりんでいるのかいないのか良くわからない存在感薄い女子……。
将棋部に入部した一郎は、プロ入りを目指している先輩の指導でメキメキと力をつけて頭角を現した。遂には中学名人となって、奨叡会入りも確実視された一郎に現実は厳しかった。
自信を持って挑んだ入学直後の高校選手権では、団体戦、個人戦ともに一郎は県予選で敗退してしまう。「僕は弱い」とひと言だけ残した一郎は将棋部を辞めてしまい、遂には将棋すら指さなくなってしまった。
その後はひたすらバイトに明け暮れる一郎。そんな一郎の変貌に心を痛める女子たち……。
四十年の時を経て還暦も間近に迫った一郎は再び鬼陽の地に立った。そこで彼を待っていたのは……。
方言は適当です。想定している地域の方言とはかなり異なっていると思います。
万一、万々が一、読者の方の知っている地名、人名など固有名詞が書かれていても、それは偶然の一致です。あくまでも本作はご都合主義のフィクションです。
あなたの心に浮かんだその場所が、登場人物たちの暮らす世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 19:06:47
1061649文字
会話率:47%
第三部の始まりです。
※第四部との整合性を取るために、2020/01/31に大幅改稿いたしました。
時は千九百七十六年四月、諸般の事情から中学一年生にして一人暮らしを始めた田中一郎だった。
幼くして一人暮らす一郎に様々な誘惑の手が伸
びてくる。
初恋、失恋、そして童貞喪失……。普通の中学生では経験し得ないような暮らしに一郎は翻弄され続けた。
ちんちくりんで低身長の一郎はなぜか巨大女に好かれてしまう。下宿屋のおばちゃんにも好かれてしまう。
だけど、一郎が本当に好きなのは自分と同じ低身長ちんちくりんでいるのかいないのか良くわからない存在感薄い女子……。
将棋部に入部した一郎は、プロ入りを目指している先輩の指導でメキメキと力をつけて頭角を現した。遂には中学名人となって、奨叡会入りも確実視された一郎に現実は厳しかった。
自信を持って挑んだ入学直後の高校選手権では、団体戦、個人戦ともに一郎は県予選で敗退してしまう。「僕は弱い」とひと言だけ残した一郎は将棋部を辞めてしまい、遂には将棋すら指さなくなってしまった。
その後はひたすらバイトに明け暮れる一郎。そんな一郎の変貌に心を痛める女子たち……。
四十年の時を経て還暦も間近に迫った一郎は再び鬼陽の地に立った。そこで彼を待っていたのは……。
方言は適当です。想定している地域の方言とはかなり異なっていると思います。
万一、万々が一、読者の方の知っている地名、人名など固有名詞が書かれていても、それは偶然の一致です。
あなたの心に浮かんだその場所が、登場人物たちの暮らす世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 04:15:27
837308文字
会話率:55%
第二部の始まりです。
第一部は「AD1976- 中学男子の一人暮らし オンボロアパートは天国(パラダイス)だった」です。
時は千九百七十六年四月、諸般の事情から中学一年生にして一人暮らしを始めた田中一郎だった。
幼くして一人暮らす
一郎に様々な誘惑の手が伸びてくる。
初恋、失恋、そして童貞喪失……。普通の中学生では経験し得ないような暮らしに一郎は翻弄され続けた。
ちんちくりんで低身長の一郎はなぜか巨大女に好かれてしまう。下宿屋のおばちゃんにも好かれてしまう。
だけど、一郎が本当に好きなのは自分と同じ低身長ちんちくりんでいるのかいないのか良くわからない存在感薄い女子……。
将棋部に入部した一郎は、プロ入りを目指している先輩の指導でメキメキと力をつけて頭角を現していく。
目指すは中学名人……。そんな一郎の前に立ちはだかるライバル……。
千九百七十七年に中学名人戦の本選トーナメント二回戦で敗退した一郎は、翌年、遂に頂点に立つ。同年、プロ棋士の養成機関である奨叡会を受験しようとした一郎は、父親の反対でそれを断念した。高卒後の同会受験を目指して、更なる棋力の向上を目指す一郎の前に、またしても数々の誘惑が立ちはだかる。
方言は適当です。想定している地域の方言とはかなり異なっていると思います。
万一、万々が一、読者の方の知っている地名、人名など固有名詞が書かれていても、それは偶然の一致です。
あなたの心に浮かんだその場所が、登場人物たちの暮らす世界です。
シリアスだけどほのぼのしてる一貫性がない変な日常のお話しです。
四十代以上の方、中年向け男性向けに楽しんでいただければと思います。
時代背景や風俗等は、一応、近代日本史に沿うような形で書いていますが本作はあくまでフィクションです。一郎たちが住む久万県鬼陽市という街は実際には存在しませんし、登場するキャラクターも実在しません。また、東京もあくまで帝都東京です。
くれぐれもお間違えのないようにお願いいたします。
誤字脱字、ゆらぎや矛盾点など、随時訂正改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-30 05:03:03
483332文字
会話率:56%
2045年人々にもたらされた大事件は人類を滅亡させるのには十分すぎるほどの結果をもたらした。
それを解決する為に各国が考案した『人類再興計画』この計画により、人々の自由恋愛はある意味閉ざされた結果となり、人々はまるで獣のように喰らい尽くす結
果となった。
主人公季冬縁樹は素敵な恋人を夢見て水霊館学院に今年入学する高校1年生。そこで紅花桔梗という高嶺の花と運命的な出会いを果たす。
しかし、彼女はとんでもない秘密を抱えた人物であり、それに関わっていく縁樹の人生をも大きく狂わせる事となる。愛憎渦巻く学園生活が今幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 23:58:19
128284文字
会話率:32%
この熱を、永遠に喪う日が来ることを。
出会う前から知っている。
高校一年生、15歳の嘉世子は学校にただの1人の味方もいなかった。
体操服を隠され、悪口を囁かれても、病弱な母親に相談することなく耐えてきた嘉世子。いずれゆるやかに終わ
るかに思われたこの生活はしかし、母親が殺害されたことによって唐突に断ち切られた。
「たちの悪い姫宮候補もいたものだ。産んだ子供、それも娘を報告していなかっただなんて」
母の唯一の親戚を名乗った白髪の女は、そう言って嘉世子の腕を強く引いた。
「助かりたいなら自分で助かるんだね。」
連れられた先は、山奥の学園。
「恋をして恋をして、必ず相手を殺すんだ。そうしたら、いずれここから抜け出せるよ」
穏やかに微笑んで告げたのは、嘉世子を選んだ和梛津。
「君が僕に恋焦がれるほど、僕は傷つけられて死んでいく。僕が君に惹かれるほど、君は痛めつけられて死んでいくよ」
言葉を失った嘉世子に、和梛津は目を細めた。
「そういうルールなんだよ。僕たちは卑弥呼の末なんだから」
卑弥呼の末。学園の子らはみんなそうで、病弱な母もまた、古の女王の末裔だった。
「あなたに恋をしなければ、あなたは死なない?」
「死ぬよ? 君が僕に恋しなくても、僕は他の誰かと恋をして、そうして殺すか殺されるかだ。三ヶ月以内に恋できなければ、僕と君の関係はお終いだからね」
「絶対にどちらかが死ぬの?」
「死ぬさ。でも、死ぬまでの期間は調整できる。惹かれすぎなければいい。より愛された方が死ぬから負け、愛してしまった方は、相手を失うから感情論から見ると結局負けなんだから」
「誰も勝たない」
「恋情を持たなければいい、愛情を向けなければいい」
「できるの、そんなこと」
「できるさ、君と僕なら。ーー共犯者だ。死ぬまで、互いに恋するふりをしながら、お互いに何とも思っていなければいい」
「分かった、あなたに絶対恋しない」
「うん、僕も君には恋しない」
「「よろしくね、共犯者」」
けれどそれは、和梛津のついたとんでもない嘘だったーー。
アルファポリスと重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 23:51:59
3143文字
会話率:33%
幼馴染みで許嫁の美人でおっとりな巫女の中に女王様気質のバニーガールが入っている!
刀使いの俺が守ってみせる。
巫女とバニーガールが出てきて交わるR18現代ファンタジー
郊外と山間部の境界線に建つ天宮神社。
千年以上の歴史を
持つ古い神社だ。
この神社が古より存続したのは人知れず妖魔討滅のお役目をしてきたため、時の権力者によって保護されたためだ。
そこに養子として入り見習い神職をしている高校生の伊庭一刀もお役目を担う一員で、神主の一人娘で許嫁でもある天宮雅と共に日々妖魔を討滅していた。
そんなある日二人は幼い頃からの感情が爆発して身体を重ねる。
しかし、直後に向かった妖魔討滅で強大な妖魔である玉兎と交戦し二人は窮地に陥る。
雅は一刀を助ける為に妖魔である玉兎を自分の身体の中に取り込み封印しようとする。
身体の中に取り込むことに成功したが、雅は玉兎に意識を乗っ取られて操られてしまう。
そして玉兎は更なる力を手に入れるために一刀の身体、精液を求めていく。
何とか封印するものの雅の身体の中に封印された玉兎が度々現れてきて一刀の身体を求めるようになり、一刀はその度に相手をする事になる。
そして肌を重ねるごとに一刀との関係は、雅と玉兎共に深くなっていく。
一つの身体に二つの意識が入った三角関係R-18小説。
ここに開幕。
登場人物紹介
一刀:天宮神社の見習い神職。剣の腕で妖魔討滅に従事する
天宮雅:天宮神社の見習い巫女。一刀の許嫁。妖魔討滅の相棒でもある
玉兎:古より生きる妖魔だが、二人の討滅を受けた際、雅の身体に入る。普段は封印されているが、時折表層に現れる。一刀の願望を具現化したため、バニーガール姿となる。
評価と感想、ブックマーク、お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 18:22:27
182523文字
会話率:37%
見た目派手でおバカな女子高生と、王子様で優等生な男子高校生が、もだもだしながら間違った恋愛をするエロラブコメ時々キュンな物語。
高校生編20話+社会人編16話+完結編15話
本編は完結済み。浩太郎サイドとして番外編追加♪
※エブリスタにも掲
載しています。
2024/12より各電子書店でもコミカライズ版配信開始。
2024/10/18からオパールCOMICSよりコミカライズ配信開始。
2022/9/16【高校生編】、10/28より【社会人編&完結編】がレーベルe-ノワールより配信開始。どちらも書き下ろし追加。さらにシーモアには限定SS付き。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 00:00:00
205682文字
会話率:43%