顔だけが取り柄のアイドル、園坂瑠衣(そのさかるい)は幼い頃から憧れていたアイドルとしてデビューするため、アイドルサバイバル番組に出演した。
オーディション番組の放送初期は瑠衣の美しい顔がSNS上でバズり人気を博すが、放送からしばらくすると
実力の無さが露呈し、だんだんと人気が落ちてきていた。
そんな折に、超人気練習生である先島颯太(さきしまそうた) との絡みがSNS上でバズっているのを見つけた瑠衣は、颯太とのBL営業を思い付く。戦略的にBL営業をした瑠衣は、なんとかデビューすることができたのだった。
しかしデビューから半年後、瑠衣は思ってもみなかった悩みを抱えていた。
ファンからはBLっぽい絡みばかりを期待され、颯太はそれを知ってか知らずかデビュー後もBL営業をやめようとしない。それどころか日に日に束縛やスキンシップがエスカレートしている。
このままではまずいと思い、瑠衣は颯太に「しばらくは絡むのをやめよう」と提案するが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 22:31:26
26913文字
会話率:57%
不器用強気次男α(24)×臆病箱入り不憫Ω(19)
親に捨てられ、ひとりぼっちの慶(けい)は19歳まで必死に生きてきた。
しかし苦難続きの生活に疲弊し、ビルの屋上から身を投げる。
死んだ筈の慶が次に目を覚ましたのは、「第二の性」がある世界
だった。
慶の魂が宿ったのは、ケイトという名のオメガの体。貴族家の養子として彼もまた、不遇な扱いを受けていた。
ケイトの精神状態が限界を迎えた時に、一日だけ出てきてケイトの心を休ませる。それが慶の役割となった。
境遇も見た目もそっくりなケイトに自身を重ね、自分の二の舞にさせない、幸せにしてみせると心に決める慶。
何年もそうして過ごしているうち、ケイトに婚約者ができた。
相手は高位貴族の嫡男で、アルファで、身分も財産も人柄も申し分ない。これでケイトもやっと幸せになれる。
だが両家顔合わせの日、婚約者の弟であるオーウェンに、慶は強引に腕を掴まれた。
「匂いが変わった。お前は誰だ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 20:08:01
39158文字
会話率:25%
夕方の部室に、もじもじと先輩たちの顔色をうかがう女の子が一人。
どうやら、【女子は帰るとき、部室にいる全員と乳首当てゲームをして、当ててもらわなければいけない】と思い込んでいるようで――。
最終更新:2024-06-12 17:48:22
6341文字
会話率:56%
砂浜で顔騎をやってるアベックって見た事ない。
そう云うとこを見たくないか?
キーワード:
最終更新:2024-06-11 17:38:56
280文字
会話率:0%
あそこを口に押し上げると、とてもいい気分だ。
しかし、苦しい。
キーワード:
最終更新:2024-06-02 16:16:44
331文字
会話率:0%
顔面騎乗は男がS、女がMなんだよ。
最終更新:2020-12-05 18:27:48
1884文字
会話率:52%
燃えつきかけたバリキャリ女の沙映には、ときたま身体を重ねる中年男がいる。生活能力皆無、女の家を渡り歩いているらしい、猫のように怠惰な男。たぶん特技はセックス。顔とHテクだけが取り柄だ。
ある日沙映は、男に言った。
「私のところにいてみない?
」
果たして沙映は大きな気まぐれ猫を、手なづけられるのか。
みのたえ(清白妙先生との企画ユニット)による「イケオジ天国企画」略して「オジ天」のための作品です。全7話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 21:10:00
18568文字
会話率:40%
「空はさ、エロが足りないんだよエロが!」中学で出来た友達、横井君がそう言った。横井君から大量のエロ漫画と小説を読まされた空は次第に彼のことが気になりだしてーーー。
エロ漫画大好き元気中学生×無気力美人中学生
最終更新:2024-06-10 10:37:51
668文字
会話率:39%
顔がそっくりな3兄弟の熊獣人、ラウ、リウ、ルウ。小さい頃はそっくりな容姿をいかしてイタズラばかり、町でも有名な3つ子だった。末っ子のルウは、他の兄達に比べ特技もなく泣き虫で臆病で自分に自信がない。過去のトラウマから獣性の強い獣人に強い恐怖を
抱くが、狼獣人のミガルと出会い少しずつルウの世界は変わり始めるーーー。
年下美形狼獣人×泣き虫末っ子熊獣人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 15:07:09
5796文字
会話率:29%
密かに兄に恋愛感情を抱いていた、小説家で弟の春斗。しかし、そんな兄が交通事故で亡くなり、兄と顔がそっくりな甥っ子の陽太君小学1年生を育てることに。
月日は流れ、小学5年生になった陽太君と春斗は仲良く暮らしていたのだが、最近陽太君から熱い視線
を受けるようになり焦る春斗。
そして書いている小説がボーイズラブである事も隠さなくてはいけなくて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 21:22:17
19466文字
会話率:32%
紫の魔女として異世界に転移した元看護師が、やけに執着してくるゴツくてデカくて訳あり騎士さん(顔は整ってる)と魔物征伐に赴きます。
ロマンスメインですが、R18話には※入ります。
最終更新:2024-06-10 01:16:26
79016文字
会話率:31%
酔っ払って薬屋を訪れた竜人の女戦士のレニは、顔見知りの堅物薬師ヴィンに、ある『賭け』を提案する。
果たしてどちらが勝つのか。
『紅い騎士の炎、紫の魔女の抱擁』番外編。
完全に男受け、女性優位な内容となりますのでご注意ください。
本編を読
まなくても理解できる内容になっていますが、ネタバレが少しあることをご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 07:57:02
5049文字
会話率:37%
軍国主義国家の将軍として君臨するダミアン・クリューガー。愛国者として名高い彼には裏の顔があった。調教と食人を趣味とする悪魔のような顔が。
これはとある少年を調教する過程を綴った回顧録。後に『殺戮の鴉』と呼ばれるに至った少年と、『シュバルア
ドのオーガ』と名付けられたダミアンの狂気の日々はいかなる物だったのか――
※同一世界観・関連作品有りますが、単品でお読みいただけます。
ダミアン視点で話が進行する関係上、殺人やカニバリズムが予告なく行われます。
また、調教・洗脳を取り扱うため少年との性描写(挿入行為は一切ありません)や、モブとの性描写もあります。
以上をご了承の上、閲覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:30:52
19661文字
会話率:28%
タイトルがあらすじです。
最終更新:2024-06-09 20:04:28
8616文字
会話率:45%
ウチの学校には風紀委員という、いかにもめんどくさいやつらがいる。その歯車のひとつである氷室有栖も、いつも周り(男子)に目を光らせては煙たがれる存在だった。
それはひとえに、彼女がぐるぐるメガネに三つ編みという魅力皆無の地味系女子で、見る
からに堅物っぽいというのもあるだろう。
――表向きはだが。
俺――猿渡恵都いがいは誰も知らないだろう。
ガチガチに固めた外殻を取り払うと、現れるのは息を呑むほどの美貌と涼やかな雰囲気を併せもった超のつく美人であることに。
そんなクール系美人である氷室が、息抜きと称して俺と肌を合わせ、風紀を乱さんとばかりのドスケベボディを弄られ、アヘ顔でイキ狂ってるということももちろん知らないだろうな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 19:00:00
10157文字
会話率:49%
僕、麻山大貴は、ちょっとえっちな音声作品ガチ恋勢である。学校内であっても人目をはばからず聴くぐらいには、好きだった。
ある日、うっかり寝こけてしまい、その内容を二学年でも指折りの美少女たちに聞かれてしまう。
清楚系美少女の東海林澪さん
。
隣のクラスの陽キャ美少女、風祭詩乃さん。
学年のアイドル的存在の火縄芽衣さん。
そんな人たちに囲まれ、顔が青ざめてる僕に対し、東海林さんが言う。
「黙っててあげる。その代わり、私たちのおもちゃになってもらうから」
これは、美少女たちにおもちゃにされる話…なんだけど、むしろご褒美のような…。
※初ハーレムもの。わりと好き勝手やってます。M寄りかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 22:41:23
78041文字
会話率:50%
男性はスキーの帰りに寄った温泉、他人のわずらわしさから顔をそむけると、人ひとり通れそうな道を見つけた。
そのまま進むと景色がよい大きな露天風呂であった、のんびり浸かっていると女性の声が聞こえ振り向くと和風美人が立っている。 なんと女性風
呂と男性風呂がつながっていたのだった。
慌てる二人だったが景色が良いのでせっかくだからと二人で浸かる、しかしふとした瞬間男性は女性の浮かぶ胸をみてしまい、同時に先ほど見た裸体を思い出し興奮してしまう。
慌てた男性は混乱したまま女性へ見せつけ、目をそらさぬ女性へ命令した。
交わって恥ずかしがる女性は女性風呂へ戻る、しかし少し離れた場所に隠れながらも聞き耳を立てる少女がいた。
自分も味わいたいと男性へと近づき……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 15:54:29
20038文字
会話率:40%
大学四年生の花本朔良は『サクラ』のバイトの葬儀で人気アイドルグループASKETのナツ(里村夏生)と再会する。
朔良は大学一年生のとき、同じ講義でナツと一度だけ会話していた。完璧な理想のアイドル像とはかけ離れた彼の素朴な人柄に触れ、以来、朔良
はナツのファンだった。
そんな朔良は、ある事情から人気アイドルのナツと同居生活することが決まってしまい――。
顔だけと言われる人気アイドル×サクラのバイトくん→(劇団俳優)のお話です。
#掲載中
エブリスタ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 14:00:17
90575文字
会話率:49%
陽キャなキラキラ部下×クーデレ上司の年下攻め。
ローライト国にある冒険者ギルドで働くクロード・オーゼスは、上司に命じられて、名家レイオット家のご令息の面倒を見ることが決まってしまう。
ドラゴンが暴れただの不思議魔法生物の調査だの、毎日届
く依頼書で死ぬほど忙しいクロードは、ストレスが溜まっていたが「孤児」だった自分を商会に拾ってもらったという立場上断れなかった。
小さな子供がやってくるとばかり思っていたが、現れたのは、名家の「ご令息」とは名ばかりで、自分と年はそう変わらない無駄に顔の整ったアレンという陽気な長身の青年だった。
子供の面倒を見るよりはマシだと内心喜んだのもつかの間、クロードはアレンに恥ずかしいところを見られてしまって……。
#アルファポリス #エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 15:36:21
71950文字
会話率:45%
前世はチビのいじめられっ子、月山翠(ツキヤマスイ)17歳。
学校ではいつも虐められていたけれど、そんなことに負けずに自分の顔とダンスの才能を生かして芸能事務所に所属、晴れて高校三年生の時にデビューというタイミング。
変態のおっさんに誘拐さ
れて殺されてしまい、そこで前世の人生は終わってしまった。
幸か不幸か、転生した翠は貧乏だけれど、幸せなクルス家の長男スイヤムという名前で生まれ変わっていた。
生まれ変わった後は優しい父と母に育てられ慎ましやかに生きてそれなりに幸せだった。過去のことは忘れて今を幸せに生きようそう思っていた矢先、前世で唯一の友達だった、坂谷麻人(サカタニアサト)=アリー王子と出会う。アリー王子は悪名高い王家の新しい長で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 01:19:55
104580文字
会話率:52%
広瀬はある夜、男を漁りに夜の街にまぎれこみ、知らない相手と一夜を共にする。それは広瀬にとって永遠に癒えない傷を埋める行為だったのだが、職場に出勤するとその男、浅川が笑顔で待っていた。
******************
作品を書
き始めたのは2010年。そのときの設定では、作品世界は2017年でした。そのため、現時点からすると風潮および法律、小道具などに齟齬をきたしております。ご了承願います。
前作「帰還」は、こちら→https://novel18.syosetu.com/n8634iq/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 10:52:20
383188文字
会話率:41%
衣服の脇から胸が見える、網目が粗く下の胸や下着が見える。
何か変だ。
奥では大人の女性と女の子が何かしていた。
最終更新:2024-06-08 21:11:35
504文字
会話率:8%
神埼未来《かんざきみらい》は春から大学生になる男である。
彼は小柄で可愛らしい顔つきをしていたため、小さい頃から現在に至るまで可愛い、女の子みたいと言われて育ってきた。
そのため興味を持ったのだ。女装に。そのために独り暮らしをしようと
必死に勉強をし、バイトをしてお金をためた。
卒業式を終え、東京で独り暮らしをすることになった未来は、引っ越しの準備を終え、隣室に挨拶に行くと、隣室から出てきた見覚えのある姿に驚愕した。
出てきたのは中学時代に付き合っていた元カノの、如月杏梨《きさらぎあんり》だった。
知り合いが近くに住んでいるといると、とても女装なんかできない。そう思っていると杏梨から思いがけない言葉が掛けられた。
「あたし、今も未来くんのことが好き」
この言葉に未来は頷き、二人は付き合うことになった……のだが。
「はい、これ」
デートの帰り、未来は杏梨からあるものを受けとる。それは、ワンピースと下着で!?
「洋服屋さんで欲しそうに見てたから、着てみたいのかなぁって」
未来はそれを受け取り、部屋で一人で着てみたものの、あまり似合わなかった。未来はショックを受け、無気力に一晩を明かすと、杏梨が家に訪ねてきた。
杏梨は未来にワンピースを着るように頼み、未来の服の着方を手直ししていく。そしてメイクまで施すと、髪は男なものの、そこには可愛らしい女の子が立っていて。それに感動した未来は、
「とりあえず入学式までの間お試しで女の子生活してみるっていうのはどう?」
と言う杏梨の提案に頷いた。
そして未来《みらい》は未来《みく》として、大学の入学式までの一ヶ月間で、元カノに女の子に染められてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 00:00:00
24732文字
会話率:53%
隠れ自堕落OL × 隠れお世話大好きサラリーマンの、純情ヤンデレ? 相性抜群? 秘密オフィスラブ。
27才アラサーの三日月カホリは超面倒くさがりな性格を隠して真面目に仕事する給料大好きOL。
そんな彼女が営業アシスタントとして、完璧男性
だが能面顔の沖那さんとタッグを組むことに。
同時に超だらしない私生活が災いして、とんでもなく世話好き男だった沖那さんの犠牲者になってしまったようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 21:10:00
267147文字
会話率:33%
よくある異世界召喚に巻き込まれた主人公輝とその親友蓮は突然神子として国を救って欲しいと頼まれる。
しかし、召喚師達は語る。
青い瞳に美しい顔、蓮こそが神子様であり、凡庸な面立ちに例のない紫の瞳の輝はただのオマケだと。
国の多くの人間が蔑む中
、ただ1人蓮だけが輝の味方でいた。
このままずっと蓮だけが居ればいいと思っていた輝の元にある日突然転機が訪れる。
輝の本当の価値は蓮だけが知るわけではなかったのだ。
侵略を主とする敵国の皇子が輝を見初めた。
それを切っ掛けに世界の情勢一気に変わり出すーーー!
この作品はPIXIVでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 15:21:07
84415文字
会話率:38%
累計20万PV、5万ユニーク、総合評価1000pt突破しました。ありがとうございます!
容姿端麗でスタイルも完璧なお嬢様・三条院麗奈には秘密があった。
それは「ふたなり」であること。そして、ふたなりであるがゆえに性欲が我慢できないという体
質を持っていた。
強すぎる性欲が、今日も暴走してしまう。
* * * * *
初のふたなり作品です。
相変わらず、貞操観念ゆるゆるです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 12:00:00
92854文字
会話率:41%
オーバーテクノロジーの技術を用いて美術品・宝石の類を盗み出す女怪盗ノワール。そのノワールを日夜追い続ける警察官・進之介は怪盗についての情報を集めて貰っている情報屋から話を聞く。
その後、聞いた情報から進之介はとある人物の顔を思い出す。
自ら
の妹の親友である、静河。彼女が怪盗ノワールなのではないかということに当たりをつけ、彼女との出会いから今までのことを振り返り始める。副題「怪盗ノワール」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 01:00:00
29287文字
会話率:46%
全10話。面食いを直したい美形アルファ×表情薄めな平凡顔オメガ。
碌谷は地域主催のお見合いパーティに参加した折、美形ながら面食いで、番ができないため面食いを直したい、と望んでいる有菱と出会う。
対して碌谷はというと、顔に執着がなく、アルフ
ァはみな同じ美形に見える。
碌谷の顔は平凡で、表情筋の動きだって悪い。そんな顔を見慣れれば面食いも直るのでは、と提案を受け、碌谷は有菱の協力をすることになった。
※2023/9/30 他サイト[pixivFANBOX]公開済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 00:00:00
47214文字
会話率:44%
オメガバース、アルファ×オメガ、世話焼き×地味な受視点。
両親から孫はまだかとせっつかれた水芳は「発情期に金でアルファを引っ掛ける」ことを思いつく。
バーでとにかく顔がいい相手を探していて見つかったのはしかし、金には困っていなさそうな鹿生だ
った。
※他サイト掲載あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 23:27:01
31617文字
会話率:37%
「鞄の中に入っている物を全部出しなさい!」
スーパーで働く美桜は店を出てすぐのところで男子高校生を捕まえた。
学校指定の鞄の中からはお菓子や炭酸飲料などといったレジで精算していない商品が次々とテーブルの上に散らばった。
「どうしてこんな
ことしたの?」
美桜の問に対し
「そんなの腹が減っているからに決まっているだろ? 食う以外にどう使うんだよ?」
と真顔で答える男子高校生。
それが馬鹿にした感じで言っているのであれば美桜も更に声を荒げたところだが、男子高校生が真顔だったので美桜は呆れた。
聞けば、父親を交通事故で亡くし、母親は男を作って家を出て今は一人で暮らしているとのことだった。それを不憫に思った祖父から仕送りはあるが、それだって十分な額ではない。
美桜も夫を交通事故で亡くし、この男子高校生と同い年の息子がいる。もし、息子が同じ境遇だったら……と考えると他人事ではいられなかった。
「これは私が買ったことにするわ」
警察に突き出す訳でも、学校に報告する訳でも、店長に言う訳でもなく、美桜は自分の判断で男子高校生が起こして罪をもみ消した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 04:26:40
84991文字
会話率:46%
午前6時27分――大学での実験を終えて帰宅する。
エレベーターを降り、玄関のドアを開けようとすると、ちょうど隣の家のドアが開く。
隣に住む佐藤家の旦那さんはいつも決まってこの時間に出勤する。別に取り分けて仲が良い訳ではないが、隣人として会え
ば挨拶程度はする。
毎日こんな時間に出勤しないといけないのかよ……と、少し見下したような態度に気付いてか、佐藤家の旦那さんは少しムッとした顔を浮かべながらもエレベーターに乗り込む。
「はぁ、やれやれ」
エレベーターが下の階へと向かったところでため息と共に髪を掻き毟ると、再び閉じていたはずの佐藤家の玄関が開いた。
「お帰り」
そこから顔を覗かせたのは佐藤家の奥さん……俺が知る限り、ここ近辺では最大級の巨乳の持ち主だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 06:38:35
7692文字
会話率:51%
甘え癖の抜けない子ではあった。だから、私が再婚し、あの子にとって新しいお父さんが出来た時には心配した。けど、あの子は夫の前では優等生を演じてくれた。けど、その分、私と2人きりの時は以前と同じように甘えん坊が顔を覗かせる。
最終更新:2023-08-06 18:24:48
2342文字
会話率:32%