リクメール帝国第一騎士団で副団長を務めるクラトニウスはある日、令嬢達に勧められて占いをする羽目になった。
全く信じていなかったが気まぐれで占いに従い行動をしたところ、暗殺者の侵入を見破ることに。
たまには信じてみるのもありですね。なん
て調子良く思っていたある日、忠誠を誓う第二皇子殿下の御使いで訪れた皇女殿下の宮にて先客の占い師と出会い……。
「あなた様の前世は女性です!」
「はい!?」
「あなた様の心を占める御方こそ、想い人なのです!」
俺が第二皇子殿下に恋!?
無縁だった恋愛感情に翻弄される中、閉鎖的な隣国ナウィ王国の不穏な動向が加速していき……。
※※※※※※※※占いと恋愛から始まる世界存亡の危機と神の復活。そんな話です。
一話の文字数にかなりバラつき(四千~八千文字程度)があります。
R18には※マークが入っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 18:00:00
110252文字
会話率:30%
2021年6月一迅社様(メリッサ)から書籍化されました。(2022年3月に二巻がでます)
エヴァンゼリンは世継ぎの王女だというのに、王城の奥で孤独な軟禁生活を送っていた。父王が無関心なせいで、宰相はやりたい放題。宰相の息子との結婚を強要され
、宰相のお飾り女王になるよりはと、死を選んだ。
でもなぜか死ねなくて、隣国の浜辺に打ち上げられてしまう。
拾ってくれたのは、隣国の若くて強くてとても綺麗な国王陛下。彼は、エヴァンゼリンに新しい名前と仕事と居場所を与えてくれた。
ずっと孤独でも頑張ってきた王女さまが、新しい人生で平穏と愛と幸せを手に入れる物語。
*R-18は予告なく入ります。
*第一部→スピンオフ「あなたと甘い監禁生活」→第二部 が時系列順です。この順番に読んでいただけるとわかりやすいです。
*番外編が「王国の人々」にあります。
*書籍化にあわせ、サブタイトル変更しました。(元、王女様のセカンドライフ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 07:00:00
749144文字
会話率:40%
男嫌いとして有名な、女性官吏ルチア。男性に対していつも無表情で、ついたあだ名は「氷の女王」。でも本当は、男嫌いではなく、男が超苦手。必要最低限の接触で仕事が出来るように、男嫌いの噂を利用していたけど、いつまでも男性を避けてはいられない。克服
したいルチアは、男だらけの近衛軍団付きの官吏になることに。近衛軍の若き団長レオンは、ルチアに協力するため、まず親友になることを承知してくれる。ゆっくり?大胆に?進んでいく二人の甘めなロマンスです。
※2020年12月5日 完結。
※R18は予告なく入ります。中盤以降、多め。
※「海王の娘」スピンオフ作品。「海王の娘」を読んでいなくても大丈夫ですが、説明不足なところがあったらごめんなさい。
*「海王の娘」第一部→この作品→第二部 が時系列順です。この順番に読んでいただけるとわかりやすいです。
※番外編が「王国の人々」にのっています。よかったらぜひ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 07:00:00
239977文字
会話率:40%
「アスタリオテの御子」。荒廃し滅亡へと向かう王国・ガイリーアの片隅に、人々からそう呼ばれ慕われる、ひとりの青年が現れた。
無邪気に崇める民草は何も知らない。彼が、姿を見せなくなった王の外側を持つことを。その内側にある魂が、この国はおろか、こ
の世界のものですらないことを。
そして彼の周囲で、彼を想い悩む者たちすら知らない。
彼がこれまで失い、絶望してきたものたちを。「王の代償」とされてきたその男に、果たして、神々はなにを思い、なにを、かれへの慈悲としたのか――。
主人公最強・主人公総攻め・主人公だいたい総愛されでお送りするBLファンタジー。
性描写のある話には*、グロテスクな描写が含まれる話には☆がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 21:00:00
180867文字
会話率:29%
貧血に悩まされていたアヴァロン王国の17人目の王子ルキウス・アヴァロンは、貧血問題を解決する為に、血を操る流血魔術を開発する。
貧血を乗り越えたルキウスは、幾多の戦場に出向き、血を操る流血魔術を行使する事で、多大な戦果をもたらす事になる。
MMORPGのアバターを特典に選び、異世界に転生したアナスタシア・オルレアンと戦場で出会い、屈服させる事に成功し、吸血鬼の美しさに魅入られてしまう。国王である父から辺境の地に放置された城を譲り受け吸血鬼ハーレムを作り上げ、吸血鬼の楽園を築く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 22:41:46
827文字
会話率:67%
朝の通学中に痴漢被害を受けた挙句、謎の魔法陣に飲み込まれ、異世界召喚されてしまった庵野塁(いおの るい)。
突然の事態に訳が分からないまま当たりを見渡すと、見慣れない景色、部屋、そしてそばでひれ伏す色とりどりのイケメンたち。
そして塁は
衝撃的な言葉を聞かされる。
「──お待ちしておりました。異界より来訪せし『聖女』よ! どうかその類まれなる力で我が王国をお救い下さい!!」
「いや俺男だけど!?」
れっきとした男でありながら、『聖女』として異世界召喚されてしまった塁の運命やいかに──。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 16:46:19
7873文字
会話率:26%
獣王国、南の領主館護衛隊所属、領主夫人の護衛であるライオン獣人のグロリア。
彼女は、暇をしていた。
現在妊娠中の為、特に公務も無ければ、変わった行動もしない領主夫人の護衛は……結構に暇なのである。
そんな暇なある日、番の匂いを感じ取
ったグロリアは――――。
脳筋ライオンが番を自ら迎えに行って、掻っ攫ってくる物語。
当作品は『乙女は狼に食べられる。』のスピンオフです。
本編は読んでなくても大丈夫だと……思います!
一妻多夫が読んでみたいとのお声があり、調子こいてチャレンジ。
更新は1日と5の倍数の日に予定しております。
ブクマ、評価、ありがとうございます! とても励みになりますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 13:09:28
40808文字
会話率:56%
平和な王国アルヴェで生まれたユイリナは四歳の誕生日に時空間の歪みへ落ちてしまう。
落ちた先で優しい夫婦に拾われて、引き取られ、五十嵐 唯利(いがらし ゆいり)として生きていくが、両親の死をきっかけにアルヴェへと戻ってくる。
落ちるとき
に目の前にいた兄の親友×十二年ぶりに帰って来た子
2017年に執筆しました処女作です。
疎い文章が恥ずかしくて、暫く非公開にしていましたが成仏させてあげたくて、加筆修正して投稿し直します。
前作とは名称が変わっていたり、登場人物が減ったりしています。
全7話+1話
全話予約投稿済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 18:00:00
21760文字
会話率:32%
【房中術とは男女の交合によって不老長生を得ようとする養生術。本来,男女の気を交えることで体内の陰陽の気の調和を図り,あわせて精気の消耗を防いで健康を保持し長寿を得ようとする古代保健医学の一分野で,主として性交の際の禁忌や技法を説くものであ
る】
この物語は異世界に技術講師として召喚された男が”気”(オーラ)を開眼し、そのオーラを使った房中術をもって城の女官達を次々と篭絡していく物語である。
第一部 異世界であるシルメニア王国に建築技術と農業関係の技術講師として召喚された藤村(ふじむら)勇人(ゆうと)がオーラに開眼し房中術をマスターする。
勇人の房中術により桁外れの快感を与えられ若返り、美しくなり、魔力も増大していく女性たちは勇人に夢中になり命懸けの忠誠心を持ってしまう。
勇人もセックスの相手から生体エネルギーのようなものを受け取り、上質な筋肉に変化していく。
さらにオーラの増大で身体能力が増大し、ブルース・〇ーの映画で見た技や八極拳の技を模倣し新たな武術を開く。
多くの弟子を得た勇人は弟子たちとエロい事しながらも最強軍団を作り上げていく。
第二部 勇人はシルメニア王国の更なる発展の為、蒸気機関を導入する準備のため一年間、日本に帰還する。
日本では妻の浮気による離婚が待っていた。また新たに日本の女性をも次々と篭絡してしまう。
そしてまたシルメニアに再召喚される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 20:00:00
94849文字
会話率:22%
ユーディル大陸では不穏な空気が立ちこめていた。
その中心にいるのは軍事国家のフランドル帝国である。
その北東に位置する資源・工業大国のツヴェート王国の王女 アナスタシア・ツヴェートは、フランドル帝国に対抗するため、かの国とツヴェート王国の隣
国で南に位置するイーデリア王国の若き国王レイナード・イーデリアの元へ嫁ぐことになった。
所謂、政略結婚である。
政略結婚が主流のツヴェート王国のアナスタシアと、恋愛結婚が主流のイーデリア王国のレイナード。
成人が15歳のツヴェート王国のアナスタシアと、成人が18歳のイーデリア王国のレイナード。
妻 アナスタシアは早く子をと夫に迫るが、夫 レイナードは妻の心を得てから子と考えており、文化や国のしきたりの違いによって二人の気持ちはすれ違っていく。
二人は幸せな家庭を築き、無事に両国を守ることができるのか。
それは二人の子作りにかかっている。
………みたいな話です。
エロを早く書きたいですが、王様が奥手&文化の違いがあるのでなかなか手を出してくれなさそうです。
小説投稿、小説執筆、ともに初めてづくしなのでお手柔らかにお願いします。
完結を目指して頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 22:00:00
38547文字
会話率:35%
故郷の村で災いをもたらす「鬼の子」として忌み嫌われ、孤独に暮らしていた季子は、ある夜、とうとう村人たちに家を焼かれてしまう。数年前に亡くなった父母を想いながら死を受け入れたはずだったが、気づけば異世界の王国にいた。そこでは王国を呪いから守る
存在として保護されることになる。はじめは戸惑う季子だったが、優しくされるうち、次第に新しい暮らしに馴染んでいって――。【王道の恋愛もの】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 20:00:27
8182文字
会話率:17%
死後、異世界に召喚された「わたし」。
その中の国のひとつ、ロサディール王国の王太子は大きな悩みを抱えていた。
それは『ナニがデカすぎて結婚相手がいない』ということ。
その問題を解決するため「わたし」を喚んだって真顔で言われても。
そもそも高
齢で死んだはずのに若返ってるし、むしろ別人みたいな容姿だし、でも意識は「わたし」のまま。
王太子と相性がいい人間の「わたし」をここに連れてきたと魔術師が言う。
心が通い合う相手じゃないとそういうことをしたくないって言ったら「私もそうです」と王太子に微笑まれたのですが??
「私に一ヶ月ください。その間に花嫁になってもいいと思ってくだされば嬉しい。もし……ダメだと仰るならば、あなたの魂を次の人生に転生できるようにしましょう」
まずは友達からなら、と了承したわたし。
せっかく異世界に来たなら一ヶ月まるまる楽しもう!と思っていたのに、手を繋いできたりぴったり寄り添ったり、王太子のスキンシップが多すぎる!
「わたしたちって友人、ですよね?」
「そうですね」
「近すぎませんか?!」
「ここではこれくらいは当たり前ですよ」
本当に? 本当に!? 誰かの膝の上でご飯食べるのなんて初めてなのですが????
これは召喚されたわたしが、異世界で王子様に口説かれる一ヶ月間の物語。
※ゆるゆる設定です。気軽に読んで頂けたら幸いです。
※R18は後半で。サブタイトルの★は本番あり、☆はそれ以前の行為ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 01:13:33
46367文字
会話率:49%
女盗賊として貴族たちから恐れられている二人の美少女、アンジーとステファニーは、王国騎士団から派遣された二人の美女騎士、キャサリンとイレーネから逃れる途中の山中で見つけた温泉に入ることにした。
しかしその温泉は、実は女性を絶頂させて魔力
を搾り取る吸淫霊魔・通称「エロスライム」が化けたエロスライム温泉で──!?
美しき女盗賊と女騎士たちが一時休戦し、淫らなレズセックスに興じてゆく百合短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 12:20:53
11481文字
会話率:54%
とある王国にてある伯爵子息とそれに仕える忠実な従者がおりました。伯爵子息は大層我が儘な男で欲しいと思ったものはなんでも手に入れようと権力や金を、時には忠実な従者の魔法を用いて好き勝手しておりました。 ―――しかし伯爵子息も他の人も誰も知り
ませんでした。忠実な従者は実は転生者であり、この世界が前世では乙女ゲームの世界として存在していたことを。そして従者が前世から抱いていた欲望を―――
※こちらの小説は2014・2015年に投稿した未完結作品を、修正・書き直した作品です。
物語・展開をうまくまとめれず放置してしまってからおよそ6年ぶりとなりますが、今度こそ完結できるように頑張りたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 23:50:03
44190文字
会話率:17%
幼馴染陰キャ魔術師×陽キャ剣聖の、ツンがデレていちゃらぶになる話です。
ユアンはレイヴィス王国の魔術師団の団員で魔獣討伐の任についているが、能力の伸び悩みに鬱屈した日々を送っていた。なぜならユアンの想い人、幼馴染のトレミアは剣聖のギフトを
持ち、既に王国騎士団員として実績をあげているからだ。
魔術師としてまだ一人前になれないユアンは、劣等感でトレミアのことが好きなのに素直になれない。
明るく素直に好きと伝えて来る可愛い幼馴染に応えたいのに、素直になれないユアンが、鬱屈しながらなんとか奮起して頑張るストーリー。
早めにツンがデレます。ツン度合いは★★★☆☆くらい。
カクヨム、アルファポリスにも掲載してます。最後の方に性描写あります。
小説というものを初めて投稿しました(2021/8)。多少推敲(2021/10)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 12:00:00
28005文字
会話率:42%
ノウミこと森谷野優珠は、つい先日まで普通の会社員だった。
ある日部屋で倒れ、気が付いた時には、周りがガラス越しのように見えるようになっていた。物や人にさわろうとしてもさわれず、体がすり抜けてしまう。
――うん、これは死んだんだな。ゆうれい
になったってことだな。
謎なのは異世界らしいということだ。
なんで異世界でゆうれい? 考えてもわからないから「まぁそういうこともあるか~」と軽く流すことにした。
ここは王国軍・南方防衛砦。いかつくも麗しい筋肉男子たちの園。
考えるのをやめた後に残されたのは、ただただ筋肉ショーを楽しむだけの簡単なゆうれいのお仕事というやつであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 02:29:58
76800文字
会話率:31%
王国に伝わる秘儀―――召喚の儀によって喚び出された神子が危機に瀕した世界を救うという。
有象無象十把一絡げの一衛兵にはあまり関わりのない話だと思っていたら、当の神子様に懐かれてしまった。
いや困る、俺は何もできませんけど!
異世界
から喚び出された神子に振り回されたり見守ったりするモブ衛兵の話。
1Pあたりの文字数が多すぎ地獄。
カップリングにご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 00:00:00
55561文字
会話率:36%
とある大陸の北の王国。カーメル伯爵家の三女であるカトレインは、魔法使いとして研究に没頭しており、優秀であるがゆえに行き遅れていた。カトレインには独特の魔力感知があり、個人を特定してしまう精度だ。そして、ストーカーに気づいてしまう。パーティー
では見えない位置からカトレインを眺めるだけだったが、社交シーズンが終わって領地に帰ると、手紙や花が届くようになる。次の社交シーズンの前に、さすがにもう結婚しろと両親に言われたカトレインが取った行動とは(題名がネタバレ)。
「私TUEEEEしてたら~」「パーティーメンバー兼~」と同じ異世界です。前作の登場人物は出ませんので、読まなくても問題ありません。花言葉や宝石言葉は実際にあるものですが、ものによっては複数あるようなので、あくまで作中での意味としています。前後編完結済。
なお、作者にストーカー行為を肯定・助長する意図はありません。創作ファンタジーであり、あくまでフィクションです。
誤字脱字報告ありがとうございます、いつも本当に助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 16:00:00
15208文字
会話率:33%
神様らしいものの手違いで、トラックに轢かれて日本での生活を終えることになった依織(いおり)。神様らしいものが、こういうときは剣と魔法の世界で俺TUEEEEできる魔法チートだ、と勝手にチートを与えた。依織は女だったのだが、そのまま転生させられ
てしまう。それは仕方がないと受け入れて、産まれた国でそれなりに生きることに。転生したアイラティ王国では、貴族は国立の魔法学園に入学する義務がある。男爵家に生まれた依織=オリヴィエラも例にもれず、クラス分けテストや魔力測定を受ける。入学式当日、首位入学だったオリヴィエラは挨拶をさせられる。一応成績一覧の張り出しとクラス分けを確認したオリヴィエラは、高位貴族らしい男の子に絡まれる。
俺TUEEEEできる実力を持ちながら、適当に生きようとしたのにライバル枠の男の子に絡まれていたら捕まるお話です。
残酷描写は直接はありませんが念のため。R18表現は最終話のみ。
誤字脱字報告、いつもありがとうございます。とても助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 17:00:00
27922文字
会話率:30%
王都にて魔物の討伐を専門とする部隊、竜騎士団。
第四竜騎士団の団長であるフェイルは、戦闘能力は高いが
緊張感がなくちょっと軟派で不真面目な美男子。
そんなフェイルが恋に落ちたのは、丘の上のレストランを一人で経営する
儚げな印象の(でもツ
ンデレな)美少年シェフ、ルカ。
フェイルは直球でルカを落とそうとするものの、なかなかうまくいかず、
その恋は王国中を巻き込むことに・・・
イケメン戦闘狂騎士様×銀髪美少年シェフの
ゆるく進展するお話です。
性描写がある個所は※をつけてます。
2021年8月8日 完結いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 15:35:25
97954文字
会話率:37%
偉大なる神々の末裔たちが栄えた神代の時代は過ぎ去り、やがて人の子らが迎えた黎明の時代。
数奇な運命に導かれた一人の若者により大陸を覆っていた暗雲は打ち払われた。しかし、消え去ったはずの暗雲はさらなる暗き闇を纏いて再び天を覆い尽くす。
だがそ
れでも新たなる時代の到来を渇望する人の子らの躍動が尽きることはない。神の御印を掲げて人々を導いた約束の王がもたらした短くも輝いた始まりの時代。彼らは確かにそこに存在し、いずれ来るであろう繁栄の時代を夢見ていた。
しかし、始まりの地を満たす遥かなる怨念がそれを許さず。偽りの神によって生み出され、始まりの獣の渇望により現れた真なる獣たちの王が若き炎王の前に現れし時、最後の悲劇が幕を開ける。
これは終わりにして始まりの物語――尽きることのない人の子らの明日への渇望が見果てぬ未来を切り開いた戦いの記憶である……。
―――――――――――――――――――――――――――――
五年前、中原に栄えたレゾニア王国を滅ぼした凶暴なる獣使いに復讐すべく若者リュウシンと炎神の姫巫女メイシャンの苦難に満ちた旅は今日も続く。
偉大なる炎の神に炎の王たる証、日輪の紋章を与えられた若者リュウシンはやがて導かれるがままに多くの者たちを率い、盟主としての頭角を現して王都奪還の戦いへと邁進する。
獣使いの長を倒し、大陸の覇者となったリュウシンはのちの世に流帝と呼ばれ崇められる。
数奇に満ちた流帝リュウシンと炎神の姫巫女メイシャンの運命を共に見届けよう――。
―――――――――――――――――――――――――――――
このお話はエブリスタで公開中の剣獣戦記を改題の上、新たに書き起こしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 05:26:56
3026036文字
会話率:36%
北ラメリア大陸歴1490年7月16日。この日、北ラメリア大陸に存在するウィーゼ王国の首都:オールドヨークにて、ふたりの男女が邂逅する。
男の名はレオナルト=ヴィッダー。彼は平民出でありながらも、18歳の若さで衛兵隊副長に昇り詰める。
そして
、女の名はアイリス=クレープス。彼女はウィーゼ王国の第3位継承権を持つ御年14歳の王女である。
それからの2年間、王女と平民出の若者は、国王に知られぬように密会を繰り返し、秋の収穫祭の夜、ついに心も体も結ばれることととなる。
だが、ふたりの運命はここから急転直下となる……。
レオナルト=ヴィッダーには罰が与えられ、2年間の兵役を言い渡される。
しかし、絶望の淵へと落とされた彼にはまだ運命に抗うだけの|呪力《ちから》が残されていた。
その|呪力《ちから》を与えたのは、他でもない。想い人の兄であるフィルフェン第1王子だ。
レオナルト=ヴィッダーはフィルフェン第1王子から貸し与えられた呪物により、身体と心を蝕まれていく……。
それでも、レオナルト=ヴィッダーはアイリス=クレープスとの約束を果たすために、激しい戦場を生き延びる。
アイリス=クレープスがレオナルト=ヴィッダーと再会した時、彼は歩行困難にまで呪物により、身体を痛めつけられていた。
そんな状態のレオナルト=ヴィッダーにさらに試練がもたらされていた。
アイリス=クレープスと結婚するには国王が欲しがっている5つの秘宝のうち、ふたつを献上せねばならない。
レオナルト=ヴィッダーとアイリス=クレープスは過酷で残酷な運命に抗うために、秘宝を手に入れるための旅に出る……。
【筆者から一言】
脱糞プレイはありませんので、ご安心? ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 12:00:00
718258文字
会話率:45%