男と女、善と悪、赤と青……。
それぞれが混じり合わさった時、
朝露に濡れた、美しい紫の花の芳香を嗅いだ。
街が一望できる見晴らしのよい公園で、青木純一という青年は、意を決して赤星麗奈という女性に語り始める。彼の子供時代、学生時代、そし
て、麗奈と出会ったときのことについて。それから、純一と麗奈の間に亀裂が入ったときのことのすべてを、追憶の中で告白する。
純一は、少し変わった子供だった。昔から極端な性格だった。小学生、中学生と次第に歳を重ねるにつれ、自分の中に存在する、内気な自分と激しい自分という、相反する二つの側面に気づく。そして特に中学時代には、純一にとって後の人生にトラウマを残す、重大な「事件」が起きる。
社会人となった純一は、愛すべき恋人(赤星麗奈)もでき、幸せな生活を送っていた。その一方で、純一は自分の人生をより完璧なものにするための「使命感」に燃えつつも、現在の自分の仕事に疑問を持つという葛藤を抱く。
ある日、麗奈が浮気していることが分かる。純一は憎悪する。いかに麗奈の存在が純一の人生において輝かしいものであったかを、出会ったときから今までの記憶の中で探ろうとする。
純一が麗奈と出会ったのは大学時代のバイト先でであった。純一は生来の性格のせいで苦戦しつつも麗奈を公園に連れて行き、そこでなんとか告白する。そしてついに交際を始める。純一はそれからというもの文字通り人生観が一転し、有頂天となる。
麗奈との、このかつての思い出に浸り、純一の憎しみはさらに増大する。それと同時に麗奈から受けた肉の快楽を思い出す。
純一は自殺を試みる。しかし結局、自殺できずに夜の街を徘徊する。街灯の中、純一は立ち尽くし、空からの雨滴に身を任せる。そこで純一はとある真実にたどり着く。純一は麗奈を“半分しか”愛していなかったこと、また、麗奈は自分の一部であり、隠れたもう一人の自分の投影だったということに気づく。
公園で純一が麗奈に語る、冒頭のシーンに再び戻る。麗奈は涙する。二人は以前のように手を繋ぐ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-28 23:09:46
37600文字
会話率:13%
獣人が獣人を喰う世界の日常を描いた1話完結、時々平行世界の枝話群です。
小説というより、独自の戯曲形式を採用しております。
PIXIV版:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11982169
ス
ターウォッチャー・レオフォルティス
種族:獅子
レオフォルティシアという国の王。
ラガルティッハ↓のことが好き。
ライハ・レオフォルティス
種族:獅子
レオフォルティシアという国の王子。
ヴェルキラプティス↓とアクセラ↓のことが好き。
サンセット・レヴォルペ
種族:狐
ライハ↑の執事(ムンライズ↓の後輩)
ノーウィング↓のライバル。
(ムンライズ↓のことが好き)
ムンライズ・リュカントラプス
種族:狼
ライハ↑の執事(サンセット↑の先輩)
ノーウィング↓の弟。
(サンセット↑のことが好き)
ノーウィング・リュカントラプス
種族:狼
レオフォルティシアという国直属の狩人。
ムンライズ↑の兄。
サンセット↑のライバル。
イーグル・ラージホークス
種族:鷲
聖フェザリアという国の主席。
アクセラ・ドラコフォルティス
種族:ドラゴン
ドラゴフォルティシアという国の女王。
ライハ↑のことが好き。
ラガルティッハ・ビリジアンラケルタ
種族:トカゲ
ドラゴフォルティシアという国直属の傭兵。
スターウォッチャーのことが好き。
ヴェルキラプティス・サーペントラケルタ
種族:ヘビトカゲ
ドラゴフォルティシアという国直属の狩人。
ライハ↑のことが好き。
▼用語
狩人(ハンター)
他の国へ潜入し、獣人を狩って自国の食糧として持ち帰る国家公務業。
獣人が獣人を喰う世界において、多くの国が導入している。
潜入先の国で捕まれば、食刑(しょくけい)にされる可能性が高い。
食刑(しょくけい)
刑罰として食べ物にされてしまうこと。
獣人が獣人を喰う世界において、多くの国が導入している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 21:12:22
2375文字
会話率:85%
「宮殿から脱出して、父さんを捜す」
母は他界、父は行方不明となり、カルディア国主である伯父に引き取られたクリスは、五年間も宮殿内の狭い一室で監禁されていた。
ある夜、伯父から性接待を命じられ、否応なしに美しい青年と紳士から弄ばれたクリスは、
宮殿からの脱出を決意する。
ところが空港で、客だった青年と会ってしまい……。
【作品より一部抜粋】
「必ず約束してくださるなら、閣下に……従います」
クリスが震えた声で答えると、青年は満足そうに微笑んでいた。
人間を犬や猫のように扱い、ペットとして飼うのが、そんなに嬉しいのだろうか。
「たった今から、お前の主君はカルディア国主ではなく、この俺だ。フェステルシア国主ヴィルフェルド・フェスティアが、お前の主人だ」
「フェステルシア国主ヴィルフェルド閣下……」
隣国フェステルシアはこの惑星アインフェーデルで、トップを争う大国だ。
国土はカルディアと大差ないが、経済においては、遥かに上回る。
(この作品は約10年前、某投稿サイトにて「螺旋式四重奏」というタイトルで発表したものを大幅改稿しました。元の作品は、現在でもフォレストページに置いてあります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 21:00:00
93490文字
会話率:42%
現代日本において平凡な暮らしていた俺が、気が付けばファンタジー世界=異世界に来ていた。
お約束の異世界でお約束の冒険者生活…かと思ったのだが、なんかちょっと違う。
まず、冒険者が仲間にならないので、毎回、冒険者を雇ってダンジョンを攻略しなく
てはならない。
レベルが高い冒険者を雇えば、その分だけ高い賃金を支払わなければならない。
逆に、あと腐れなく美少女を雇えるので、良いっちゃ良いのだが。
次に、俺だけジョブとスキルがおかしい。
クンニとか手まんとかってスキルいる?
そんなこんなでハーレムを目指す冒険です。
スキルがおかしいのはさておき、ダンジョンを攻略しようの別ルートです。
https://novel18.syosetu.com/n7516fu/
すみません…色々後日談とか考えたんですけど、闇落ち編をスタートすることにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 07:00:00
35379文字
会話率:33%
現代日本において平凡な暮らしていた俺が、気が付けばファンタジー世界=異世界に来ていた。
お約束の異世界でお約束の冒険者生活…かと思ったのだが、なんかちょっと違う。
まず、冒険者が仲間にならないので、毎回、冒険者を雇ってダンジョンを攻略しなく
てはならない。
レベルが高い冒険者を雇えば、その分だけ高い賃金を支払わなければならない。
逆に、あと腐れなく美少女を雇えるので、良いっちゃ良いのだが。
次に、俺だけジョブとスキルがおかしい。
クンニとか手まんとかってスキルいる?
そんなこんなでハーレムを目指していたのだが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 08:00:00
121716文字
会話率:27%
豪華カジノ客船ミラージュでパフォーマンスを行う楽団のピアニスト、アイネは、興味本位で参加したルーレットで散財し、初日にして一文無しになってしまった。しかし、船内を彷徨っていた矢先に迷い込んだ下層で、クルーの青年ジャックに苦境を救われる。彼に
惹かれたアイネは、彼の告げた「またね」のひと言を噛み締め、その場をあとにした。
その夜、参加したウェルカムパーティーに現れた船のオーナーのカジノ王、ジェイ。それはさきほど出会ったジャックと同一人物だった。
贅の限りを尽くした豪華絢爛な船内で巻き起こる、ちょっとスリルな王道ラブストーリー。
エブリスタ、アルファポリスにも掲載しております。
※この作品はフィクションです。本作には、賭博行為を推奨する意図はございません。 2019年6月現在、日本国内の現行法において、賭博行為は禁止されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 08:29:25
58108文字
会話率:49%
オッドアイの行方第72話の隠れエピソードです。
本編は↓です。
https://ncode.syosetu.com/n7038fo/
R18のH中心のエピソードですので、なろうでは抜粋しました。
こちらにおいておきます。
最終更新:2019-10-25 10:32:40
5460文字
会話率:47%
ようこそ、レムリアホテルへ。
私は当ホテル支配人のフロントでございます。
なんでもお言いつけくださいませ。
プレイヤー間の商品売買仲介や、レムリアでは入手できない貴重な品のご提供、そして魅力的なアメニティの数々。
コインを払っていただければ
、私にはどんなことでもできると考えております。
また仮にないものであっても、ご要望をいただければ、できる範囲であれば、お応えできます。
これは余談ですが、喫煙する方のために最近、喫煙所を増設しました。
ですがやはり当ホテル一番の見どころは安全な空間でございます。
なぜ安全だと言い切れる?
それは私がいるからでございます。
ログアウト中、プレイヤーの皆様の器は睡眠状態に入りますが、当ホテルにおきましては、私が責任を持って、安全を確保いたします。仮に死んでもホテル内であれば蘇生いたしますので、ご安心を。
また安全面から、NPC、並びに魔物などプレイヤー以外の存在は入ってこれない仕様になっておりますので、その点はご了承ください。
どうやって魔物が入ってこれないようにしている? 本当か?
私のホテルは当ホテルから配っている道具を使ってしか入館することが出来ません。
ですから招待制のホテルとなります。
それは皆様がプレイなさるゲームにおいても同じことでございましょう。違います?
言葉遣いがところどころおかしい?
私を神殿の封印から解いたプレイヤー様のご要望で、今の私がありますので、その言葉へのご返答は、fuck you.
貴方様の未来に幸運を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 21:54:21
9585文字
会話率:50%
前回小説において「VR上の私」と「性的に消費される私」は描けました。
しかしそこでは真実味だけが重視され、
他者の欲望である「屈服される」「敗北させる」という要素に欠けていました。
私は劇中において屈服します。
何において?
そして、屈服す
る私は、
現実の私のように生気のある存在でしょうか?
R-18要素を盛り込みながら「生気のある存在」にこだわった
実験小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 23:12:17
7534文字
会話率:21%
近い未来において、完全に私と同期するVR世界。
そうした世界での「私自身」を正確に描いた実験小説。
この小説で「私」は同人誌の中で夢想されるように、
短絡的に消費されます。それでも、私は「私」をそのまま描けるでしょうか?
最終更新:2019-10-09 20:45:56
10004文字
会話率:11%
《本編へ進む前の注意事項》※必ず読んでください、作者からのお願いです。
本作は前作以上に様々な年代の女性が登場します。
母、姉、妹、幼馴染、幼馴染の母、同級生、同級生の姉、学校の先生、保健の先生、主婦、人妻、従姉妹、叔母、妹の同級生等に
萌傾向がある方はそこそこ楽しんで頂けると思います。
ロリだけが読みたい、熟女モノだけが読みたい、寝盗りはいいけど寝盗られはヤダ、近親相姦はいいけど人妻モノはヤダな方々は恐らく読んでも胸糞悪くなるだけなので、ブラウザバックをお勧めいたします。
あと、中学生日記【第1巻】魔女の陰謀編を読んでイマイチだった方もブラウザバックお勧めいたします。
本作は前作よりも有害図書です。
上記の内容に、興味のある方にしかオススメ出来ません。
前作よりもゆるい描写だと書く意味がありませんので出来る限り過激に、よりアグレッシブな物語にしたいと考えております。
その為、若干鬼畜な描写もありますので、心臓の弱い方や鬼畜描写が苦手な方は読まないようにお願いします。
本作では様々なタイプの女性が登場し、様々なフェティズムの描写に挑戦しております。
その為、タグの貼り忘れがあるかもしれませんが、悪意は御座いませんのでご容赦ください。
尚、このタグ追加しておけ、というタグ項目あれば一報ください。前向きに検討いたします。
ジャンルとしては現代ファンタジーに属します。その為現実的ではない描写も多くあります。
その為、現実的ではないとかリアルじゃない、というご指摘には色好い返答は出来兼ねますのでご了承ください。
感想において、いきなりの誹謗中傷はもれなく削除させていただきます。いきなりで無くても、ただの悪口も削除対象とさせて頂きます。
本作は基本的に主人公が二人おり、視点を切り替えつつ物語が進みます。
章題と各頁の初めにどちらの視点か明記してます。外伝として他の人物の視点を書く時も同じ様に表示いたしますので、こちらもご了承ください。
上記の内容を読み、それでも尚「よし、仕方ねえな、ちょっと読んでやるか」と思われた方だけ先へとお進みください。
この物語は、フィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。
近親相姦とロリはファンタジーです☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 12:00:00
119656文字
会話率:32%
箍が外れそうで外れない。
かと言ってセーフでもない、ギリギリアウトな男女の関係を描く短編集。
※全編を通して、本番行為には及びません
1.いいにおい、あつい手:整体院で出会った、やけにいいにおいがする肩凝り持ち女学生と整体師は、誰にも言え
ない秘密の施術を行うようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 04:26:47
5902文字
会話率:36%
この世界は女と魔物と獣しか存在しない世界。
この世界において女の価値は胸の大きさとスペックの強さで決まる。
そして街の外には魔物が溢れて人を襲い、抗うために女達はスペックを使い魔物を討伐する。
そんな世界に男の子はあるスペックを持ち
生まれた。
女達は男の子のスペックの価値と男の価値を巡って争いが起きていく。
そして次第に大きな争いへと発展していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 13:05:18
1729文字
会話率:41%
必死の勉強の甲斐があり、地元から離れた公立大学への進学が決まった主人公
入学式の1週間前に引っ越してきて、荷物の整理をしたのだが、お金をケチって時計を買わなかったことを軽く後悔する
そこで、近くのショッピングセンターで安い置き時計か掛け
時計を買おうと出かけたのだが、その途中で奇妙な時計屋さんを発見し、興味本位で入ってみることに
そこにいたのは不思議なオーラのお婆さんで、お婆さんは一個の置き時計を押し付けてきた
どうしようか迷ったが、押し付けられた時計が好みだったので、一応お金を置いてもらうことにする
その時計をベッドの脇においてゴロゴロしていると、突然時計が光りだす
そして、光がやんで現れたのは———
その日を境に時計は不規則なタイミングで様々な時代から様々な痴女を召喚しまくり、その度に主人公は召喚された痴女とヤリまくるのだった
※少しでも性描写のある回は♡が付いてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 19:09:25
66316文字
会話率:43%
王国・共和国・聖都の連合軍と、魔王率いる魔族軍が戦った人魔戦争は、王国軍の勇者レイビアード卿が魔王の首を討つ形で決着した。
魔王が死ぬと同時に、その肉体の蓄えられていた大いなる魔力は世界へ散らばり、人民のもとへ還元されていった。
ある者は異
形の肉体を手に入れ、ある者は望んだ物体を召喚できるようになり、ある者は運命を覗き見る力を手に入れた。
これを知った連合国議会は「魔の力を宿したとなれば国民が混乱するだろう」と、「力」は魔王を倒したことによる大神からの報奨だと定義した。
そして「力」は【大神報奨】と呼ばれた。
アズサ・ミエール
元・王国第四騎士団(通称女神騎士団)団長。女ながら国内随一の剣の使い手。
人魔戦争の折も、女神騎士団を率いて多大なる活躍をしたが、魔王との最終決戦において命を落としたと伝えられる。
実は魔王戦後も生きており、現在は流浪の旅を続けながら、山賊や魔王軍の残党狩りなどをして暮らしている。
彼女が騎士団を去った理由……それは彼女が受け取った【報奨】にある。
アズサの【報奨】、それは今まで培ってきた武術の腕前、スキルを淫乱な属性へと変換させるものだった…。
その効果は永続であり、どれだけ鍛錬を積んでも剣技が上達することはない。
なぜ他の者たちと違い、アズサだけがこのようなバッドステータスを得てしまったのか?
それは何を隠そう、魔王を倒したのはレイビアード卿ではなくアズサだったからだ。
魔王の呪詛の念を一身に浴びたため、アズサは目を覆うような淫乱な体に変貌してしまった。
アズサはレイビアードに手柄を譲り、一人放浪の旅へ出たのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 03:13:00
8175文字
会話率:29%
僕はにおいに過敏である。
僕は大半の女はいやな臭いがする。
けれど、僕の妹だけは、とてもいい匂いがすると思う。だから、僕は、妹から醸し出される香りから、決して離れることはできないだろう。
最終更新:2019-09-14 16:03:05
5665文字
会話率:32%
おっぱいをメインテーマにおいた、常識改変系、ハーレム小説です。
第一部は少年編として、とりあえずおねショタで通すと思います。
野球要素が多少入りますが、オマージュ元としているのは今は亡き名シリーズ、パワ〇ケです。知ってる人は知ってると思いま
すが、つまりそのぐらいの野球描写を目指そうと思います。
サイボーグも忍者もいつか出すよ。ほる〇すはむりだよ
構想通りにいけば長くなる見通しです。のんびりむりなく綴りたいと思います。
大丈夫、第三部までのプロットはできてる。プロットはな!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 17:47:13
218080文字
会話率:44%
人間主義の国シャランヴァルダにおいて、鉱石魔術師として生活する吸血鬼アルジェント・デイウォーカーは、偶然にもとある奴隷商から半獣人の少女スカーレットを飼い取った。
獣人主義の国セリアンスローピアで人と獣人の間で生まれ、『混ざり物』などと
揶揄されながら育ってきた彼女は、ある日を境に奴隷商に身を売り、その人生を諦めていたが、アルジェントとの出会いにより、自分がまだ生きたがっていることに気がつく。
これは、吸血鬼と半獣人の間に交わされる、愛と信頼の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 22:04:00
7763文字
会話率:24%
人間主義の国シャランヴァルダにおいて、鉱石魔術師として生活する吸血鬼アルジェント・デイウォーカーは、偶然にもとある奴隷商から半獣人の少女スカーレットを飼い取った。
獣人主義の国セリアンスローピアで人と獣人の間で生まれ、『混ざり物』などと
揶揄されながら育ってきた彼女は、ある日を境に奴隷商に身を売り、その人生を諦めていたが、アルジェントとの出会いにより、自分がまだ生きたがっていることに気がつく。
これは、吸血鬼と半獣人の間に交わされる、愛と信頼の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 22:03:43
7763文字
会話率:24%
アングレア大陸において、魔女は邪悪で危険な存在として迫害の対象である。魔女キリネはある書物を探すため、素性を偽り魔術師の塔に潜入していたところ、最高魔術師エールレンに仕事を頼まれることになった。やがて、キリネは自分が魔女だと言えないまま、二
人は恋仲となる。魔女と魔術師の関係に、未来なんてないのに……。 一人の魔女が、自分の生き方を決めるまでの話。
※不定期連載中です。完結はさせます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 00:57:22
65501文字
会話率:41%
―――魔法適正がない。この世界においてそれは絶望的だった。優劣は魔法を扱う力、“魔力”を基準に決められ、人生ももちろん魔力に左右される。
初等部の頃までは、“武力”でヒエラルキーのトップだったオレだが、中等部の頃からは、周りが魔法の才に覚醒
し始め、高等部となった今では陰でオレを馬鹿にする野郎すらで始めた。
そんな時、転校生がやってきて・・・
※主人公は暴力的です。暴力表現が苦手な方の閲覧はオススメしません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 19:12:53
28114文字
会話率:59%
魔王復活の年、辺境の村では奇妙な事が起こった。魔物達がただの少年であるベルナルドを護るように行動し始めたのだ。調査の為に派遣された騎士ケヴィン・ルーズリフトは、彼を見た瞬間、彼が前世の妻であるリコリスの生まれ変わりであり、前世と変わらず魔王
に恋慕されているのだと気付く。前世に深く囚われているルーズリフトは、魔王に取られる前にとベルナルドに手を出すが、それによって逆に彼の心は離れていくのだった……。
※何でも許せる方向けの、俺様系優しいように見せて病んでる元勇者×純朴系地雷踏み少年。攻めは紳士系優しいように見せて腹黒魔王にもなります。
※前世:勇者⇄主人公(女)←魔王
今世:元勇者→主人公(男)←魔王
前世及び今世において、NL表現、主人公(男)が女の子を好きな描写があります。メインCPは上記ですが、総受けになります。割と病んでます。
※R18はBLのみ。タイトルに※入ります
※戦争はふわっとした感じです
※暴力表現や残酷な描写があります
※遅筆のため、更新遅いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 22:16:37
74578文字
会話率:39%
蛍光学院
スポーツにおいて数々の実績を残し、五輪メダリストや一流海外プレイヤーを数え切れない程輩出している超名門校。
その中でも唯一と言って良い他校に後塵を拝する競技女子水泳部
そこにとある新入生が入部する。
世界すら期待された彼女の名前は
佐々木渚
しかし彼女が高校以降表舞台に名前が出る事はない。
何故?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 08:14:15
8651文字
会話率:30%