王様(18)×大魔法使い(3??)
若い王の即位で沸き立つ大国ミュレイ。
成人を迎え、即位したファビウス王は金髪碧眼の好青年で、よく鍛えられた肉体と精神を持ち合わせた麗しい王だった。
そんな王のそばに仕える老エイグルロッシュ師は、齢三百歳
を超える建国の大魔法使い。腰まである美しい白髪、よく手入れされた白髭、ゆたかな智慧と経験が深い皺として刻まれたやさしい面立ちの、どこからどう見ても優雅な老人だった。
なのにファビウス王はやたらとそばに置きたがる。
「明日からは本当の姿で俺のそばにいてくれるのだろう?おまえと隠れて会うのも楽しいが、昼日中でも共に居られれば良いと考えていた」
ファビウス王が瞬きをすると『老エイグルロッシュ師』が居たはずの場所には少年が立っていた。
「僕はこの姿に戻るつもり。もうそろそろおじいちゃんでいるのもつまんなくてさ」
老エイグルロッシュ師の真の姿は、ルールチエ・エイグルロッシュという銀髪紫瞳の美少年だった。
上機嫌なファビウス王だったが、ルールチエの次の言葉で一変した。
「僕はもとの姿に戻って旅をします!」
「バカなことを言うな」
「老エイグルロッシュ師は隠居するって公表しちゃった。じゃあね!」
魔法使いらしく、ぼすんッと音を立て、きらきら光り輝く煙とともに忽然とファビウス王の前から姿を消した、大魔法使いルールチエのお気楽旅の話。
*受け(ルールチエ)が不特定多数と関係を持ちます
*攻め(ファビウス)からの重たい愛を間接的にヒシヒシ感じつつも不特定多数と関係を持ちます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 18:00:00
8611文字
会話率:41%
漁夫に捨てられた魔法使い(魂)×薄幸の褐色少年
漁夫に捨てられた『魂』が魔法使いになって自分だけが幸せになろうとする話。
若い漁夫が網にかかった人魚に恋をした。人魚と結ばれるために、漁夫は『魂』を自分の体から追い出さないといけなかった。首
尾よく『魂』を追い出した漁夫は人魚と共に海へと消えていった。
漁夫に捨てられた『魂』は魔法使いとなり、アイフリッドと名乗って漁夫の気を引くような不思議な出来事や珍しい品を蒐集し始めた。漁夫とふたたび『ひとつ』になることだけを夢見る『魂』は、熱砂のパドルの市で荷運びをしていた少年をマリッドと名付けて手元に置き、美しい食人鬼の三姉妹とともに砂漠の国々を巡る。
参考文献:オスカー・ワイルド『漁夫とその魂』/リチャード・バートン『千夜一夜物語』/松本照敬『ジャータカ』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 21:00:00
36897文字
会話率:43%
前世で元ヤンキーだった橘茉優(たちばなまひろ)は、異世界に転生して数ヶ月が経っていた。初めこそ戸惑った異世界も、なんとか知り合った人の伝でホテルの料理人(とは言っても雑用係)として働くようになった。
この世界の人はとにかくパーティー
が好きだ。どの会場も予約で連日埋まっている。昼でも夜でも誰かしらが綺麗に着飾ってこのホテルへと足を運んでいた。
その日は騎士団員が一般客を招いて行われる、ダンスパーティーという名の婚活パーティーが行われた。
騎士という花型の職業の上、全員αが確約されている。目をぎらつかせた女性がこぞってホテルへと押しかけていた。
中でもリアム・ラミレスという騎士団長は、訪れた女性の殆どが狙っている人気のα様だ。
茉優はリアム様が参加される日に補充員としてホールの手伝いをするよう頼まれた。
転生前はヤンキーだった茉優はまともな敬語も喋れない。
それでもトンチンカンな敬語で接客しながら、なんとか仕事をこなしていた。
リアムという男は一目でどの人物か分かった。そこにだけ人集りができている。
Ωを隠して働いている茉優は、仕事面で迷惑かけないようにとなるべく誰とも関わらずに、黙々と料理やドリンクを運んでいた。しかし、リアムが近寄って来ただけで発情してしまった。
リアムは茉優に『運命の番だ!』と言われ、ホテルの部屋に強引に連れて行かれる。襲われると思っていたが、意外にも茉優が番になると言うまでリアムからは触れてもこなかった。
いよいよ番なった二人はラミレス邸へと移動する。そこで見たのは見知らぬ美しい女性と仲睦まじく過ごすリアムだった。ショックを受けた茉優は塞ぎ込んでしまう。
しかし、その正体はなんとリアムの双子の兄弟だった。パーティーに参加していたのは弟のリアムに扮装した兄のエリアであった。
エリアの正体は公爵家の嫡男であり、後継者だった。侯爵令嬢との縁談を断る為に自分だけの番を探していたのだと言う。
弟のリアムの婚約発表のお茶会で、エリアにも番が出来たと報告しようという話になったが、当日、エリアの目を盗んで侯爵令嬢ベイリーの本性が剥き出しとなる。
お茶会の会場で下民扱いを受けた茉優だったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 21:00:00
67888文字
会話率:33%
【完結保証】
後宮で針房として働いている青蝶(チンディエ)は、発情期の度に背中全体に牡丹の華の絵が現れる。それは一見美しいが、実は精気を吸収する「百花瘴気」という難病であった。背中に華が咲き乱れる代わりに、顔の肌は枯れ、痣が広がったように
見えている。
見た目の醜さから、後宮の隠れた殿舎に幽居させられている青蝶だが、実は別の顔がある。それは祭祀で舞を披露する踊り子だ。
踊っている青蝶に熱い視線を送るのは皇太子・飛龍(ヒェイロン)。一目見た時から青蝶が運命の番だと確信していた。
しかしどんなに探しても、青蝶に辿り着けない飛龍。やっとの思いで青蝶を探し当てたが、そこから次々と隠されていた事実が明らかになる。
⭐︎オメガバースの独自設定があります。
⭐︎登場する設定は全て史実とは異なります。
⭐︎作者のご都合主義作品ですので、ご了承ください。
アルファポリスで完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 06:00:00
71600文字
会話率:37%
前世で元ヤンキーだった橘茉優(たちばなまひろ)は、異世界に転生して数ヶ月が経っていた。初めこそ戸惑った異世界も、なんとか知り合った人の伝でホテルの料理人(とは言っても雑用係)として働くようになった。
この世界の人はとにかくパーティーが
好きだ。どの会場も予約で連日埋まっている。昼でも夜でも誰かしらが綺麗に着飾ってこのホテルへと足を運んでいた。
その日は騎士団員が一般客を招いて行われる、ダンスパーティーという名の婚活パーティーが行われた。
騎士という花型の職業の上、全員αが確約されている。目をぎらつかせた女性がこぞってホテルへと押しかけていた。
中でもリアム・ラミレスという騎士団長は、訪れた女性の殆どが狙っている人気のα様だ。
茉優はリアム様が参加される日に補充員としてホールの手伝いをするよう頼まれた。
転生前はヤンキーだった茉優はまともな敬語も喋れない。
それでもトンチンカンな敬語で接客しながら、なんとか仕事をこなしていた。
リアムという男は一目でどの人物か分かった。そこにだけ人集りができている。
Ωを隠して働いている茉優は、仕事面で迷惑かけないようにとなるべく誰とも関わらずに、黙々と料理やドリンクを運んでいた。しかし、リアムが近寄って来ただけで発情してしまった。
リアムは茉優に『運命の番だ!』と言われ、ホテルの部屋に強引に連れて行かれる。襲われると思っていたが、意外にも茉優が番になると言うまでリアムからは触れてもこなかった。
いよいよ番なった二人はラミレス邸へと移動する。そこで見たのは見知らぬ美しい女性と仲睦まじく過ごすリアムだった。ショックを受けた茉優は塞ぎ込んでしまう。
しかし、その正体はなんとリアムの双子の兄弟だった。パーティーに参加していたのは弟のリアムに扮装した兄のエリアであった。
エリアの正体は公爵家の嫡男であり、後継者だった。侯爵令嬢との縁談を断る為に自分だけの番を探していたのだと言う。
弟のリアムの婚約発表のお茶会で、エリアにも番が出来たと報告しようという話になったが、当日、エリアの目を盗んで侯爵令嬢ベイリーの本性が剥き出しとなる。
お茶会の会場で下民扱いを受けた茉優だったが……。
※独自のオメガバース設定があります。
※予告なく性描写が入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 08:00:00
65976文字
会話率:33%
気が付いたら子供の姿で異世界に転生していたノアは、人里離れた森で暮らす天才魔術師に幸運にも拾われる。
ノアの卓越した魔力に目を付けた彼による英才教育と本人の資質でメキメキ成長し、ノアは魔術師としての才能を開花させていく。
「魔術って、すごい
」
感銘を受けたノアは魔術師の地位向上のため、清く正しく美しい真っ当な魔術師を目指す事を決めるのだった――。
常識人だがどこかずれてる主人公が、のんびり魔術師生活を謳歌する異世界ファンタジーBL。
クール溺愛男前英雄×真面目マイペース美人魔術師の固定CP。
しばらくR18の出番がありませんが長い目でお付き合い頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 23:00:00
352755文字
会話率:28%
近所に美しい姉弟がいた。優しい姉と見た目は美しいクズの弟。当時デブで自己中なオレはその美しく高貴な少女に釘付けになった。そしていま腕の中にオレの最愛が眠っている。
※現代もの。
※ハート喘ぎ有り。
※男性視点。
※睡眠姦。
最終更新:2023-12-12 22:20:49
4172文字
会話率:20%
女性向け文章表現 │ 純白の羽に真珠のような肌、長い金髪に蒼と翠のオッドアイをもつ、美しい特別な天使ルシル。天界の王の花嫁となるべく育てられたが、結婚式の直前に地上へ攫われたルシルは、純真無垢な体を人間たちに犯される。ひたすら無邪気で未熟だ
ったルシルの身も心も、しだいに変化していく。│ 異世界ファンタジー、特殊設定有り
│ 女性向けにも愛のない凌辱ものが欲しい!という思いで書いた為、読後感が悪くならないように気を付けました。いわゆる男性向けの内容を、いわゆる女性向け表現で書いておりますが、男女問わず楽しんでいただけたら幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 22:20:23
118740文字
会話率:31%
清楚で美しい女性である瑠美は、優しい夫の健一と幸せな毎日を送っているはずだった。
夫には言えない“縛られてみたい”という淫らな気持ちを持つ瑠美。その淫らな願いを押さえきれなくなっていた瑠美、妻を溺愛し過ぎて閨では強引になれない事を悩んでいる
健一、瑠美の幼い頃からの憧れの人であり瑠美の性癖の基礎となるきっかけを与えた春樹。現在作家となった春樹は、数年振りに帰国した。瑠美を迎えに来たのだ。そして、春樹は瑠美を淫らな世界へと誘っていく……
瑠美、健一、春樹の三人の辿り着く先は…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-17 00:08:09
52954文字
会話率:26%
世界の西の果てにある猫の国には、半獣人の猫人(ねこびと)が住まい、山猫様と呼ばれる所謂化け猫を信仰する風習があり、毎年の収穫・漁獲の恵みや風水害の回避などを祈願したりしていた。
ある年、集落が飢饉に見舞われ、山猫様がお怒りなのだと考えた集落
の長の意見から、集落一の美しい青年のネリが山猫に嫁(生贄)に抜擢される。
しかしネリは狡猾で「山猫様の嫁は喰い殺される」のを知っていたため、双子の弟トビに泣き落としをしてトビを身代わりに山猫の許へ嫁がせることに。
ネリの身代わりとして山猫の許に嫁入りしたトビであったが、山猫は婚礼の初夜にトビがネリでないとバレても喰われる気配がなく、それどころか学のないトビに読み書きを教えたり、着飾ったり、腹一杯食わせてくれたりする。
しかしその本当の理由とは――
*この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 19:00:00
69797文字
会話率:42%
美しい容姿と高い魔力を持ち、誰からも愛される公爵令息のアシェル。アシェルは王子の不興を買ったことで、「顔を焼く」という重い刑罰を受けることになってしまった。顔を焼かれる苦痛と恐怖に絶叫した次の瞬間、アシェルはまったく別の場所で別人になってい
た。それは同じクラスの少年、顔に大きな痣がある、醜い嫌われ者のノクスだった。
元に戻る方法はわからない。戻れたとしても焼かれた顔は醜い。さらにアシェルはノクスになったことで、自分が顔しか愛されていなかった現実を知ってしまう。
◆嫌われ少年の幼馴染(伯爵家次男、3歳上で騎士団所属)×愛され少年(公爵家三男)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 21:00:00
81348文字
会話率:38%
生み出した責任感から親のように慈しんでいた子供(キャラクター)たちを幸せにするために奔走していたはずの主人公が執着系ヒーローに囲い込まれてあっさり捕まる話。
*******
「私」は、学生時代の自作小説の中で快活なヒロインのコンプレック
スを作り上げる美しい姉というモブに転生した。いやいや、姉はこれでシスコン設定?ヒロインの天真爛漫って無礼レベルで王子に見そめられるとかなくない?年齢重ねた分もうあらすじのアラが気になって仕方ないから、ほんの少し改変アリで妹を素直で最高の貴婦人に育て上げるついでに知識チートしちゃったら、何故か幼い王子に目をつけられた?!何故私は王宮と王都の屋敷の往復しかできないの?何故ドストライク好みに完璧に育った王子はいつまでも私という姉ポジを口説いてくるの?
大幅に改変された世界で姉の困惑はよそに妹との運命の出会いは果たして無事なされるのか。
※ご都合主義で話が進みます。ヒーローは割とイかれた人間です。
12月3日、妹視点を番外編で追加しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 08:16:48
77365文字
会話率:33%
農家出身のネイトは、街で貴族のサミュエルに突然声をかけられる。彼はまるで天使のように美しいがその実――
途中で視点が変わります。
行為に愛はありませんし、攻めがひたすら気持ち悪い話です。
苦手な方は避けてください。
最終更新:2023-11-30 07:00:00
4610文字
会話率:11%
★平安時代風、BL版とりかえばや物語★
それは……落ちてはいけない恋だった……。
逢いたい、逢いたい。
あなたに、逢いたい……。
【あらすじ】
京の都に住む下流貴族の瀬央佐理は聡明で美しい容姿の持ち主だった。
しかし、とにかく家が貧乏で
どこの姫君にも相手にされない。
佐理には高子という妹がいて、なんとある日、高子に今をときめく近衛中将から恋文が届く。
上流貴族の中将は、リアル光の君と異名を持つプレイボーイだったが、佐理の両親はその財力に目が眩む。
しかし、高子は大の男嫌いだった。
結局、佐理が高子のふりをして中将と文のやり取りをすることになり……。
*物語はこちらで完結しておりますが、R18部分はKindle版にてお楽しみいただけます。
挿絵付きでKindle版として改稿されております。
ぜひ、お手にとっていただけますと嬉しいです。
↓Amazon販売ページ
https://amzn.asia/d/cl4lTKu
↓PV(紹介動画)
https://youtu.be/FHWnvHb29pk?si=gHwUcBzYC39Ya7BD
【この本がお勧めの方】
切なくキュンキュンするお話が好きな方
さらっと読める歴史物が好きな方
ラブストーリーの他に、ちょっとした謎解きを楽しみたい方
平安時代の雰囲気が好きな方
【このお話のキーワード】
#平安時代#光源氏#源氏物語#切ない#スパダリ#健気受け#謎解き
【作者より一言】
歴史に詳しい方からすると、お恥ずかしい限りのお話ですが、平安時代風ファンタジーとして楽しんでいただけましたら幸いです。
私は2人の初逢瀬の夜と、雨の日のシーンが好き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 14:27:23
83413文字
会話率:23%
植物を愛し、植物と会話する識子。
美しい容姿を持つ識子はいろんな男から言い寄られるが、人間の男に触れられることに嫌悪感を感じた。
世間の常識から逃れたどり着いた先で識子が出会ったのは……。
最終更新:2018-12-05 15:56:26
16733文字
会話率:9%
誰もが驚くほど美しい貧乏男爵令嬢メリッサは放蕩を繰り返す父のせいで婚姻もままならず、使用人のツテでメイドとしてウォーカー伯爵家で働くことになる。
ところが雇われた日から三年以上を経たある夜、目覚めるとその約三年分の記憶がすっかり失われてい
た。旦那様の毒見役で毒を飲んだ結果、記憶喪失になった(らしい)けれど、目覚めた後から堅物と言われる騎士団長の旦那様から愛人に請われたり、隠居した伯爵に不穏な義母、変態従兄弟からの執着で、翻弄される毎日が始まる。
新しく着任したばかりのメイド長は軍馬に乗り、いつのまにか旦那様には気性の激しい婚約者がいて、さらには屋敷にたびたび現れる物騒な泥棒達…
旦那様の腕に抱かれると何だか良い匂いがするのは確かだけど、何か大切な事を忘れていない?
記憶喪失の間に一体何があったのか。
今と過去を行ったり来たりしながら旦那様とメイド(妻)の波乱に溢れ過ぎた物語。
※修正予定ですが完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 00:04:21
273689文字
会話率:51%
上級冒険者であるレイミアは、酒場で一人の男に声をかけられた。
軽薄なその男の誘いを一蹴してやろうとしたその時、レイミアの脳内に見知らぬ光景が流れ込んでくる。
それは、自身が目の前の男に犯され、みっともなく絶頂を迎える姿だった。
男は言う。
それは、レイミアの未来の姿だと。
自分自身ですら想像できないほど淫らに乱れるその姿に、レイミアの心が揺れる。
このままでは確実に、この男に身も心も堕とされる――
果たしてレイミアは、己に待ち受ける破滅的な未来を回避することができるのか。
※強くて知的で美しいクール系銀髪女冒険者が、ちょっと変わった力を持った格下ヤリチンに既に『未来』で完堕ちさせられちゃってる話です。
※もともと短編予定だったものを文字数が増えたため2つに分割しています。そのため話は短いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 13:43:20
16990文字
会話率:15%
大陸の中央、きらびやかに栄える街グロウレニア。その裏通り、悪名高きカササギ通りにある、一軒のストリップバー<夢幻楼>。
そこで踊り子筆頭をつとめるのは、異なる世界の日本からやってきた美しい青年、“黒鳥”ハルト・カゲヤマ。彼を目当てに、大
陸中から女性達がこの店にやってくる。
男が少ないこの世界では、ハルト程美しく、そして性欲が旺盛な男は何処にもいない。
これは一人の男に夢中になる、女性達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 00:00:00
126277文字
会話率:40%
ごく平凡なボクが、連休中悪友たちと遊んだ帰り道に目撃したモノ……信じがたいことにそれは、銀色の髪と褐色の肌、妖艶な肢体で長い耳を持つダークエルフのお姉さんだった。
20年ほど前に開いた異渡孔により、世界中は幻想的な別世界と繋がり政府は交
流を始めているというニュースは耳にするが、ボクら一般人には所詮テレビの中の話でしかなかったのに。
蹲った息を飲むほど美しいダークエルフの少女は、違法な手段によって異世界で拉致されてきたという。ボクはそんな彼女が元の世界に戻るための手助けをし、翌日簡易召喚陣の材料を集めるために街を並んで歩き……軽く変装はしたが、美人過ぎるダークエルフのエリューデさんは、どこへ行っても注目の的だった。
これで召喚陣が完成すれば、彼女は今夜にも元の世界へ帰ってしまう……けれど、ボクの人生でこんな美女と並んで歩く機会など、この先二度とないだろう。もう直ぐ彼女との、この夢のような時間が終わってしまうことに寂しさを覚えつつ……しかし浮かれ半分哀しさ半分だったボクは、帰り道、突然真横に黒塗りのバンが停車した瞬間に凍り付いたのだ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 02:24:14
45465文字
会話率:32%
それは、美しくも淫靡な物語――。
白薔薇の蕾のようにお美しいマリーお嬢様は、遅咲きの開花を待ち焦がれながら、今日もお元気に薔薇園へと遊びにいらっしゃいました。私のような下賤な庭師にも、お嬢様は偏見なく無垢で天使のような笑顔をいつも向けて下さ
り……私はこの屋敷で園丁として働けることを、毎日誇りに思っております。
――ですがマリーお嬢様は、ようやく開花の時期が近付いた頃……その幼いおカラダの奥には、蜜零れる淫らな一輪薔薇を、既に芽吹かせておられたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 18:26:50
12831文字
会話率:33%
村の誰からも愛される、赤い花の妖精のように可愛い可愛い赤ずきん。赤ずきんを食べたのは――誰?
狼に犯された赤ずきん、無垢で幼い身体を無惨に穢され、やがてその小さな身体は、ぽっこりとお腹を大きくケダモノの子を孕まされます。あどけない蕾を淫
らに咲かされた赤ずきん。その大きなお腹の中の子供は――誰?
赤ずきんに白雪姫。マッチ売りの少女に人魚姫。様々な童話の美しい少女たちが、あまりに無惨に残酷に、あるいはあさましく淫らに交わる大人のための童話集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-02 23:24:56
41624文字
会話率:19%
完結!年明けにはウェブから取り下げ、いずれKindleにする予定ですので、よろしければいまのうちにお読みください♡
美形一途攻め×ヤンチャ男前受け
後半は人外攻め(鬼)になります!
仇敵であるはずの王同士が貫く、遥かなる時を超えた究極の
純愛ーー
仏教世界風ファンタジーBL。
前半は政治色が強いですが後半は恋愛主体になるので、気長にお付き合いいただけると助かります^^;
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
数百年の永きにわたり、血を血で洗うような弔い合戦を続けるふたつの大国
ーー安楽国と那国。
安楽国の王〈陽炎〉は、王の務めとして数多くの那国兵を殺してきた。だがある日、新たに那国の王位を継いだ〈久龍〉と名乗る少年が安楽王宮に乗り込んでくる。
久龍は『大虹(たいこう)』と呼ばれる幻の巨龍を使役する者だった。
慌てふためく安楽国の者たちに対し、久龍はこう言い放つ。
「大虹に国を滅ぼされたくなければーー我が国との〈和平〉に応じよ!」
敵国の王の思いもよらぬ要求に、陽炎はその少年に強い興味を抱く。
★Rなシーンには☆印付けておきます。
★エブリスタとpixivでも同時連載しています。エブリスタでは毎日ちょこちょこ連載しています。
エブリスタ:https://estar.jp/novels/26161585
pixiv:https://www.pixiv.net/novel/series/11082091
★美しい表紙はイラストレーターの青城硝子さま(https://twitter.com/aokiglass)に描いていただきました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 19:10:47
106233文字
会話率:35%
夜の街でカフェを営む透は、ある日の朝、ゴミ捨て場で青という名の美しい少年を拾う。
青はこの街ではちょっとした有名人のようで、女のヒモをしながらその彼氏を誑しこんだり、働き先の人間関係を掻き乱してきたことから、「傾城の青」と呼ばれているらしい
。
過去にも一度出会ったことがあり偶然にも再会した青のことが気になった透は、根無草である彼に自分のカフェで住み込みで働くことを提案する。
※息抜きのんびり更新/随時加筆修正
アルファポリスにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 06:00:00
15828文字
会話率:56%
人々を餌と見做す「悪しき魔物」と、人々と共存する穏やかな気性の「善き魔物」がいる世界。
辺境の村で「悪しき魔物」に生贄として捧げられそうになっていたステュは、寸でのところで「正義の勇者様」にしては目つきが鋭すぎるディナイに助けられた。
「俺
と来るか」
「行く!!」
「一切迷いなしに即答か」
「だって行くとこないもん、何でもします! 荷物持ちでも! 魔物を誘き寄せる餌でも! 何でもやります!」
幼い頃に両親を亡くし、不吉な厄介者として扱われてきたステュ。生まれ育った村を去り、ディナイと旅立つことを決意したのだが……。
「今日からここがお前の仕事場だ」
「ここ? ここって……?」
「娼館だ」
(あ、あれぇ……?)
――美しい白亜の島で、ディナイの妹が女主人として君臨する高級娼館の下働き(女装必須)として、ひとりぼっちだったステュの新しい日々が始まる。
【ステュ/十五歳~】
辺境の片田舎の村育ち。ハチミツ色の髪。メイド服が似合う容姿。父親は村の外からやってきた旅人で、余所者と一緒になった母親は実家から絶縁された。村人にも敬遠される中、曾祖父だけが優しくしてくれた。六歳の頃に両親は他界。勇者様がお姫様を助ける絵本がかつての宝物。
【ディナイ/二十六歳~】
一匹狼タイプの勇者。長身で黒髪。鋭すぎる目は猛禽類を彷彿とさせる。十六歳で初武者修行を経験している。かつて妹以外の家族を「悪しき魔物」に屠られた。今は無償で危険が伴う魔物討伐に出向くことも。皆に平等、さり気なく情に厚い。しかしステュと出会って、後にある変化が。
■□■
このお話は過去の自作短編を大幅に加筆・修正したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 22:00:00
54523文字
会話率:43%
侯爵令嬢リンジットには"氷の貴公子"とあだ名される優秀で美しい兄がいる。
兄とよく似た容姿のリンジットは、ひょんなことから彼の替え玉としてある令嬢とお見合いをすることになってしまった。渋々応じた見合いであったが、お相手の
令嬢ビオラと交流を重ねるうち、リンジットの心に次第に変化が生じ始める。しかしこの令嬢、ある秘密を抱えていて……と言う感じのお話です。
※途中百合っぽい表現がありますのでご注意ください。
※誤字脱字報告ありがとうございます。
☆☆2023/11/23 日間ランキング総合3位 短編1位ありがとうございます!たくさんの方にお読みいただき感謝です☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 22:41:01
14081文字
会話率:20%
俺は、マンハッタンにある小さな花屋の店長だ。
メキシコで生まれ育ち、今はここニューヨークで、妹弟と従兄弟たちと一緒に両親の遺したアパートで暮らしている。
ある日、店に金色の眼をした美しい男がやって来た。彼は花束を注文し、そしてこの店の隣に立
つ高級アパートから小さな女の子が消えたと言った。
その日から、俺の平凡だった日常は変わってしまった―――
〈ちょっとこじれた気障年上イケメン攻×自分に自信がない年下容姿平凡受〉
本作は、遺伝子操作により、超能力と動物の能力を持つ新人類が存在する歴史改変・近未来小説です。アメコミや海外パラノーマル作品が大好きなので、異能のヒーローたちが活躍するBでLなロマンスを読みたくて書きました。
エロはモロ語、年上攻めの溺愛・執着、ハピエンです。
なんちゃってミステリー仕様で、所々謎解きと世界観の説明が入りますので、面倒くさいという方は読み飛ばしちゃってください。
11月18日完結しました。
登場人物と用語について、説明ページをTOPに追加しています。内容の性質上、ネタバレ要素がありますので、閲覧にはご注意ください。
R-18は※印です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 01:00:00
232720文字
会話率:37%
相葉奈央は母校の高校で国語教師をしている。高校時代、彼には好きな人がいた。当時、美術部員だった同級生の菊池春琉だ。奈央は卒業式の日、菊池に告白しようとするが失敗に終わり、いつしか二人は疎遠になった。母校で久々に菊池と再会した奈央は喜びに胸が
震えるが、自分のせいで姉が死んだと思い悩む奈央は自分が幸せになることを由とせず、恋愛を諦めていた。
二人の男性が悶々といろいろこじらせている話です。一人称で淡々と話が進んでいきます。
※程度の差はあれ、性描写があるものは※印がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 21:22:54
35788文字
会話率:51%