僕の一族が使う清浄結界は、現世を侵略せんとする鬼に対抗できる唯一にして最強の術だ。
これに閉じ込められた鬼は、決して出ることは叶わず、外側にいる使い手も内側にいる『核』も害することができないまま、ゆっくりと存在を失い消滅していく。
だから、
『核』となる少女はその間ただ鬼の悪あがきに耐えているだけで、必ず勝つことができる。
たとえどんなことをされようと、清浄結界の内側で彼女が傷をつけられることは、絶対にないのだから。
※pixivにも同じものを掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 20:29:04
10571文字
会話率:16%
とある世界。
その世界の中央大陸北東地域に魔王が降臨し人間の地域に侵攻を開始。
北東地域を制圧し魔族の領地化していく。
人族はそれに対抗するも、上級魔族以上には人間の武器は効果が薄くジリジリと生活圏を減らしていった。
そこに一人の賢者と6
人の魔女が現れ、賢者の使う魔法と結界により大陸を南北に流れる大河
(サリュ河)より西の地域の奪還に成功する。
その後、結界の技術は賢者の息子や弟子たちが継承し、その後人類の生活圏は維持され続けてきた。
しかし約5年前、その均衡が破られる出来事が起きる。
魔王の軍勢がサリュ河の源流のあるアミュリト山を掘削し、特大結界を抜ける方法を発見。
削岩で空いた穴より魔族は再侵攻を始め、サリュ河東岸の特大結界、サリュ河西岸の大結界を突破されることになった。
人類の生存域また狭まり始めたのだ……
これに対し時の王国は賢者の弟子達に特大結界の再構築を依頼するがそれには時間が必要だった。
賢者の使った結界術には魔法が使える魔女が6人必要だった。
そして魔女が魔法を使うにはお腹に子供を宿す必要があった……。
そして5年前に始まった魔族の再侵攻の噂がリテーリ王国の北端にあるアルベイの村に届き始めた頃
その村で村のが存亡の危機といえる出来事が起こる。
これは一人の少年が6人の女性を孕ませる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 19:30:35
10961文字
会話率:47%
魔族、雌しかおらずその力は強大にして邪悪。かつて勇者に敗れ封印された種族。しかし、200年の時を経て、その封印は解けた。魔族を打ち倒す為の旅に出たショタ勇者くん、普通なら結界に阻まれていない筈の高レベル長身デカパイサキュバスメイドに即敗北。
淫紋も付けられてそのままおもらし射精調教されながら各地を回る旅になりました。魔族も200年の間にとっても愛情深い種族になっていたので最終的には人類と魔族はすっかり“なかよし”。ショタ勇者くんも快楽に堕ち切ってメイドサキュバスさんと24時間イチャラブ繁殖交尾を繰り返すだけの生き物になりました。♡少な目。多分マゾ向け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:13:02
20093文字
会話率:2%
「俺はあと数年で死ぬ。それが魔塔主の運命だ――」
王都に張られた結界を維持する者として過酷な運命を背負う魔塔の主、アレクシスと運命的な出会いを果たしたエルバルトは、アレクシスの命に限りがあることを知り、己の全てをかけてアレクシスを護ること
を決心する。
共に過ごす日々の中で、二人は思い合い、寄り添うようになるが、アレクシスの命を救う術は見つからぬままであった。
ところがある日、異世界から『聖女』が降臨したことにより、二人の運命は加速していく――。
※この小説はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 10:58:05
109945文字
会話率:40%
平民上がりの騎士イルスは結界装置の魔力補給係に任命された北の侯爵家次男ハーメルの世話係に任命された。
北の辺境の最奥にある結界装置を護る騎士達は男しか居ない。任期は五年でその間彼らは一度もそこから離れる事ができない。
そんな環境に現れた見
目麗しいハーメルに、男達は欲情する……。
イルスは世話係としてハーメルの身を守る事が出来るのか?!
☆平民上がりの騎士とお貴族様の激甘調教物語☆
※六話まで毎日更新。以降は、ゆ〜っくり不定期更新になります。
気長にお待ち下さい。
ゆるゆるご都合設定。
前半比較的ほのぼのしてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 23:00:00
30805文字
会話率:33%
セックスしないと出られない部屋に閉じ込められた、聖女を目指す修道女が腹黒神父とともに脱出するためにイチャコラする話
結界によって、小聖堂に閉じ込められたシスター・アンジェラ。脱出するための条件は「乙女の純潔を散らす」こと!
処女を失えば、
聖女への道を絶たれてしまう。
大人しく助けを待とうとするも、神父レオナルドも一緒に閉じ込められていた。
神父レオナルドは一見人畜無害そうであるが、アンジェラは彼に苦手意識を持っている。
そんな彼に「セックスしましょう」と持ちかけられ、アンジェラは戸惑いつつも、神父の与える快楽に溺れていくのだった……。
✚約3〜4万字の短編になる予定です。
✚完結まで完成してますが、修正しながらの投稿なので、投稿ペースは遅めです。
✚この作品はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 13:10:34
42339文字
会話率:33%
岩利山神社は知る人ぞ知る、霊的スポットだ。
お祈りするとほかの神社と目に見えて違うほど、ご利益あらたかとされている。
それには理由がある。
岩利山神社には本当に神様がいるからだ。
正確には妖狐だが。
岩利山神社の神主の息子・勘太は幼いころ
山で狐を助けた。
その狐が実は妖狐で名を翠という。
それ以来勘太と翠、そして姉の瑞穂は仲良く育ち、勘太は16歳で岩利山神社の神主を引き継いだ。
翠は妖狐の力を使って、実際に参拝者の運気を高めたり、気力を回復させたりしたので、岩利山神社は近隣で徐々に評判となっていた。
そうして1年ほど経った時。
一角斎がやってきた。
勘太は知らなかったが一角斎は有名な陰陽師だった。
彼は80歳を超えている老人だが、長年をかけて会得した膨大な知識と鍛え上げられた途方もない術力を持っている。
一角斎は岩利山神社に着くなり、社殿に上がり、翠のいる本殿の奥院へと分け入ると、翠を妖術で束縛した。
勘太と姉の瑞穂は騒動に気づいて本殿に駆け付け、奥の院に近づこうとしたが、結界が張られていて近づけない。
二人が見守る目の前で、一角斎が翠を嬲り始めた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 14:45:44
12373文字
会話率:25%
霊能力者の家系の長男に生まれた立夏は、全く役に立たない0能力者だった。おまけに霊的なものから身を守ることすら出来ず結界から出られない生活を送るしかない。それだけじゃなく、不器用で流されやすくて頭も悪いときている。唯一の長所といえばその可愛
い顔だけだ。そんな立夏の従者は一つ年上の幼馴染み、星司だ。長身イケメン、頭脳明晰運動神経抜群の彼の弱味は立夏に惚れていること(!)で…。いい加減子守りに飽きた従者は溺愛するご主人様を自分好みに染めることにした! ※無表情変態攻め×おバカ流され受け。エセ関西弁注意。受け視点。基本的にアホエロです。別タイトル「下男による坊っちゃん調教日誌」
表紙つけてみました。少しでもいいなと思ったら、ブクマ・評価お願いします★
※アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 01:15:28
64435文字
会話率:59%
スイは義兄に狂った愛情を注がれ、屋敷に監禁される日々を送っていた。そんなスイを救い出したのが王国最強の騎士団長エリトだった。スイはエリトに溺愛されて一緒に暮らしていたが、とある理由でエリトの前から姿を消した。
それから四年。スイは遠く離
れた町で結界をはる仕事をして生計を立てていたが、どうやらエリトはまだ自分を探しているらしい。なのに仕事の都合で騎士団のいる王都に異動になってしまった!見つかったら今度こそ逃げられない。全力で逃げなくては。
捕まえたい執着美形攻めと、逃げたい訳ありきれいめ受けの攻防戦。
※流血表現あり。エリトは鬼族(吸血鬼)なので主人公の血を好みます。
※予告なく性描写が入ります。
※一部メイン攻め以外との性描写あり。総受け気味。
※シリアスもありますが基本的に明るめのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 19:00:00
320930文字
会話率:60%
熊獣人のマテウスはその獣性に似合わず温厚な性格で、地味な結界師だ。崖の上の小屋でひとり結界を守っていたが、そこにイケメン翼人のカイルが空から落ちてきた。のんびり熊さんが美形の大鷲に狙われて、逃げ道塞がれて、美味しく頂かれちゃうまでの、なんだ
かんだ溺愛話。
【攻】カイル(大鷲の翼人。美形。艶やかな黒髪に白いメッシュ、金眼。長身・立派な筋肉。逆三角形のマッチョ)×【受】マテウス(白熊の獣人。雪のように白い髪に黒の瞳、巨漢。ばいんとした雄っぱいとむちむちの尻)前後編、2話完結。日間一位ありがとうございます!5/20お礼の後日談追加。6/4おまけの仲良し3P追加。他サイトに転載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 00:19:50
29569文字
会話率:49%
かつてオチビトとされた異世界からの来訪者は、賢者として勇者に見いだされ、暴竜の討伐に貢献した。しかしこの功績は顧みられることなく、賢者は勇者によって王国南部の森に封じられる結末を迎える
それから8年
王国南部の結界が唐突に解かれた。賢者は
目覚め、勇者との再会を果たし、封じられるに至った真相にふれようとしていた――そのさなか
賢者の目をかいくぐり、勇者の隙をみごとについて、勇者の娘が何者かによって攫われた。勇者は娘を取り戻すべく旅立ちを決め、賢者は勇者へ力を貸すことを提案する
かくして、勇者の娘の行方を追うふたり旅がはじまった
負い目を持つ勇者と、変貌した賢者。8年の間に生まれた勇者の娘に、あらたなオチビト。暴竜の討伐とは様変わりした役者を揃えて、勇者と賢者の行き着く先は…? というお話
【勇者×賢者】懐かしティストの異世界転移BL折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 06:22:00
8147文字
会話率:27%
かつてオチビトとされた異世界からの来訪者は、賢者として勇者に見いだされ、暴竜の討伐に貢献した。しかしこの功績は顧みられることなく、賢者は勇者によって王国南部の森に封じられる結末を迎える
それから8年
王国南部の結界が唐突に解かれた。賢者は
目覚め、勇者との再会を果たし、封じられるに至った真相にふれようとしていた――そのさなか
賢者の目をかいくぐり、勇者の隙をみごとについて、勇者の娘が何者かによって攫われた。勇者は娘を取り戻すべく旅立ちを決め、賢者は勇者へ力を貸すことを提案する
かくして、勇者の娘の行方を追うふたり旅がはじまった
負い目を持つ勇者と、変貌した賢者。8年の間に生まれた勇者の娘に、あらたなオチビト。暴竜の討伐とは様変わりした役者を揃えて、勇者と賢者の行き着く先は…? というお話
【勇者×賢者】懐かしティストの異世界転移BL折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 02:16:39
3420文字
会話率:5%
あらすじ
アメジスト王国を守る結界を張る結界魔術師の内の一人であるエーリカは、ずっと慕っていた第一王子クラウスとの婚約が決まる。しかしクラウスは男爵令嬢のミラに想いを寄せているようで……。
時を同じくして、敵国ヴィルヘルミナ帝国からエ
ーリカに縁談の話が持ち上がる。エーリカはクラウスの為、国の為、ヴィルヘルミナ帝国に嫁ぐ決意をするが、そんな中アメジスト王国に太古の魔術が迫っていた。
結界が消え、ヴィルヘルミナ帝国の進軍と共に守護山が落ちてきてから四ヶ月。クラウス達は消えたエーリカの捜索を続けていた。
やがて二国の巻き込んだ戦いは、建国時まで遡った因縁が浮き彫りになっていく。
登場人物
〈アメジスト王国〉
エーリカ・ルートアメジスト
21歳、結界魔術師で、アインホルン侯爵家の長女
クラウス・ベルムート・アメジスト
20歳、第一王子で騎士団の副隊長
オルフェン・ルートアメジスト
年齢不詳、結界魔術師でエーリカの師匠
フランツィス・アインホルン
エーリカの兄、24歳、アインホルン家の嫡男
ミラ・ベルガー
19歳、男爵令嬢。ルドルフの従兄妹
ジーク・ベルムート・アメジスト
14歳、第二王子
ルドルフ・フェンゼン
28歳、伯爵家の嫡男。騎士団の隊長
ヨシアス・アインホルン
エーリカの父、アインホルン家当主
フィリップ・ホフマン
22歳、クラウスの友人、ホフマン辺境伯の嫡男
フーゴ
18歳、騎士団副団長補佐
ユリウス・マイカー
マイカー子爵家の次男、兵団長、ハンナの夫
ハンナ
水の結界魔術師
ルー
火の魔術師
グレタ、アン
アインホルン家の侍女
〈ヴィルヘルミナ帝国〉
ヘルムート・ヴィルヘルミナ
22歳、ヴィルヘルミナ帝国の第三皇太子
ミュラー
マーガーヴォルフ騎士団団長
ルイーザ
第一皇女
アルベルト
第二皇太子
パール、イメルダ
貴族令嬢折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 20:55:11
312837文字
会話率:63%
※男性陣は割と性に奔放です。一部ご不快に感じられる箇所もあるかと思います。ご了承の上、お読み進め下さいませ。
※この作品は二部構成となります。
一部のあらすじ
アメジスト王国を守る結界を張る結界魔術師の内の一人であるエーリカは、ずっと慕っ
ていた第一王子クラウスとの婚約が決まる。しかしクラウスは男爵令嬢のミラに想いを寄せているようで……。
クラウスもエーリカを子供の頃から慕っていたが、国を守る程の力があるエーリカに遠慮し、更に親しげな師匠オルフェンとの関係を疑っていた。そんな時、ヴィルヘルミナ帝国からエーリカに縁談の話が持ち上がる。エーリカはクラウスの為、国の為、ヴィルヘルミナ帝国に嫁ぐ決意をするが……。
ーー最後に一つだけ、クラウス様から欲しいものがあります。
二部あらすじ
結界が消え、ヴィルヘルミナ帝国の進軍と共に守護山が落ちてきてから四ヶ月。クラウス達は消えたエーリカの捜索を続けていた。
大怪我を負い、目覚めたエーリカは魔力で繋がったヘルムートと共に小さな町で暮らしていた。しかし町でクラウスが側室を娶るという噂を聞き、婚約を解消する為に王都へ戻る決意をする。
「他の女とうまくいっていると言えば満足か? これ以上逃げる口実を与える気はない。君の気持ちを聞かせてくれ」
しかし結婚出来ない理由はエーリカにもあって……。
登場人物
アメジスト王国
エーリカ・ルートアメジスト
21歳、結界魔術師で、アインホルン侯爵家の長女
クラウス・ベルムート・アメジスト
20歳、第一王子で騎士団の副隊長
オルフェン・ルートアメジスト
年齢不詳、結界魔術師でエーリカの師匠
ミラ・ベルガー
19歳、男爵令嬢。ルドルフの従兄妹
ジーク・ベルムート・アメジスト
14歳、第二王子
ルドルフ・フェンゼン
28歳、伯爵家の嫡男。騎士団の隊長
フランツィス・アインホルン
エーリカの兄、23歳、アインホルン家の嫡男
ヨシアス・アインホルン
エーリカの父、アインホルン家当主
フィリップ・ホフマン
22歳、クラウスの友人、ホフマン辺境伯の嫡男
フーゴ
18歳、騎士団副団長補佐
ユリウス・マイカー
兵団長、ハンナの夫
ハンナ
水の結界魔術師
ルー
火の魔術師
ヴィルヘルミナ帝国
ヘルムート・ヴィルヘルミナ
22歳、ヴィルヘルミナ帝国の第三皇太子
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 02:01:29
289504文字
会話率:64%
1000年に一度解けるという結界に守られた禁書に取り込まれたユリメデウスは、禁書の世界で黒百合のような闇狩人(ダークエルフ)の上に堕ちてしまった。
最終更新:2023-04-26 21:00:00
748文字
会話率:38%
「俺とキスしたら魔法が使えるって? このクソ緊迫時にくだらねぇ冗談――マジか」
愛は無くとも平和のためにキスをしろ、罰ゲームのノリで世界を救う聖女(男)と騎士達の物語。//世界に魔獣と魔法と神とが現出した『変状の夜』から三年。数多の魔獣と共
に神性結界に封じられた極東の島国ユークモーリェは、聖女の祝福を受け戦う魔法騎士達によって守護されていた。小さな定食屋の2代目セイル・武岡は史上初の男の聖女と認定されてしまい――。//受っぽい攻×攻め気質受。主人公総受けです。総受けです//下品な表現、流血描写あります。シリアスな本筋をコメディ色にえがきたい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 11:02:16
137847文字
会話率:42%
かつては聖女として持て囃されていたロトニナは、現在は人里離れた山岳地帯に結界を張り、一人で暮らしていた。
慎ましい生活を送るロトニナだったが、ある日彼女は丘の上で『ご馳走』を見つける。丘の上では黒い飛竜が傷つき、倒れていたのだ。ロトニナの出
身国では飛竜の肉はごく一般的に食べられていて、滅多に食べられない貴重な珍味だった。
ロトニナは大喜びで、倒れた飛竜に刃を突き立てようとするが──
◆アルファポリスに掲載していたものを再編集して掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 22:00:00
15860文字
会話率:50%
「この国が、平和であり続けます様に」
聖女が祈りを捧げ、その祈りによって生まれた結界の中で国は繁栄していた
結界は魔物や侵略者を弾き、極寒や灼熱の気候すら無力化していた
世界で最も危険である場所で国が繁栄したのはこの結界があるからである
も
ちろん、他国がその国、敷いては聖女やその結界を欲しがらないわけもなかった
聖女を手に入れる、それを目的として入り込んだ侵入者はついに聖女へと忍び寄るのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 17:29:01
7986文字
会話率:45%
――僕達は恋人ではない。
何千年もの間、四方を結界に守られている日の国『帝都』。
そこ住む名家の令息、白楽暁灯には幼少の頃から決められていた一冴という年下の婚約者がいる。不愛想でつまらない婚約者に辟易していたある日、暁灯の弟だという少
年が現れる。名を優和というらしいその少年は、戸惑いながらも白楽家の一員として徐々に溶け込んでいく。暁灯の手引きにより高等学舎に入学した優和は、学舎の先輩である一冴の助けもあり順調に日々を過ごしていた。しかし、ある日結界内にいるはずのない“人ならざる者”に襲われてしまう。利害の一致からやむなく共に事件を追うことになった暁灯と一冴は、時に激しくぶつかり合いながらも互いに婚約者として向き合っていく。
十数年の間止まっていた歯車が、ゆっくりと動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 16:24:43
5323文字
会話率:37%
新南津市において、妖しを市外に出さないようにする大規模な結界の再構築が行われる事となった。※ムーンの絢樫Cafeシリーズ(困窮フィーバー/ブラックベリーの霊能学/藍円寺昼威のカルテ/或る覚の妖怪薬)及びミッドの作品(黎明のヴァンパイア)の
関連作品です。黎明のヴァンパイアのその後の現代軸のお話でBLですが、回想で女性との恋愛話が出てきます。また、黎明のヴァンパイア及び絢樫Cafe各作品と重複している内容のお話があります。主人公は、玲瓏院縲という青年です。一部R18G相当の残虐描写を含みます。単独でご覧頂けないわけではございませんが、各作品を前提にして書いている為、わかりにくい部分があるかもしれません。それでもよろしければ、ご覧下さい。(サイトにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 06:32:28
40392文字
会話率:57%
【日間総合67位 日間短編16位作品】
淫魔の指が己の秘めた場所に直接触れる感触。
清純が汚されるという予感に泣きそうになりながら、しかしアンは意識して冷静を保った。
いまさら逆転の機が訪れることも、仲間が助けに来ることも期待できない。
な
らば、せめて散り際だけでも天使らしくしてみせよう。
この醜く堕落した存在に、最期まで気高くある精神というものを教えてやろう。
心中、アンは決意を抱く。
だが――
「いっ!? ひいいいいいいっ!?」
淫魔の舌がピチャリと“そこ”に触れると、情けなく悲鳴を上げた。
ほのかな桜色に染まった秘唇の中で、ひっそりと色を濃くして主張する陰核。
天使の身体には排泄も代謝もない。
だから洗うにしても外でついた砂埃を落とす程度だし、それにしたって結界によって行われる。
つまるところ、アンには洗体の経験がほとんどなかった。
人間になってからも石けん水に浸りながら表面を撫でる程度で、身体の奥底に位置する陰核など忘れ去っている。
そんな、包皮から出されて空気に触れるだけでもひりつくような敏感に、淫魔の舌が絡みつくのだからたまらない。
暴力的なほどの快楽。
小さな突起の上で舌がくねるたびに、アンの身体が陸に打ち上げられた魚のようにバタつく。(本文より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 13:28:20
16678文字
会話率:31%