森に住む魔術師オリヴェルは、節操無しで女たらしだった調香師ニイロと恋人同士だ。出会ってすぐに女関係を清算して、共に森に住むと言ったニイロに驚きはしたが、それを受け入れて一緒に暮らし始めたのは少し前。ずっと一人で暮らしていたオリヴェルには、ニ
イロとの二人暮らしに戸惑い半分、嬉しさ半分だった。
そんな穏やかな毎日が続けばいいのだが、オリヴェルはそろそろあの準備をしなければならない……そう、オメガ特有の発情期だ。これまで一人で過ごしてきたが、ニイロがいるとなると何かと準備が必要である。そこでオリヴェルはニイロに話をすることにした。
ニイロと恋人になって初めての、オリヴェルの発情期が始まる——。
【注意】オメガバースものです。タイトル通り攻めが(元)軽薄な男です。メインCP以外のR18描写はないのでご安心ください。
【CP】(攻)人気調香師ニイロ×(受)時代遅れの魔術師オリヴェル
【前作】本作は『古き魔術師、ナンパな調香師に森の住処を嗅ぎつけられて食べられる』の続編になります。が、これ単体でも読めなくはないと思います。
アルファポリスさんにも、前作『古き魔術師、ナンパな調香師に森の住処を嗅ぎつけられて食べられる』と本作『古き魔術師、やっぱりナンパな調香師にヒート中に嗅がれまくって愛される』を一つにまとめて、分話したものを投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 20:05:38
13053文字
会話率:42%
オリヴェルは、森の奥に住む魔術師だ。森には結界が張られていて、非魔術師は入ってこられないため、オリヴェルは一人でひっそりと静かに暮らしていた。
しかしある日、街で暮らす調香師ニイロがなぜか結界内に入ってきてしまい、オリヴェルはニイロと出会っ
てしまう。たしかに結界は、非魔術師だとしてもオリヴェルの『番』になれる可能性を持つ者であれば入れるのだが……まさか、あのニイロが自分の番?いやいや、冗談だろ?
——だってニイロといえば、節操無しの女たらしで有名な男じゃないか。そんなやつと自分が番うだなんてありえない。きっと結界が綻んでるに違いない。
でも孤独に暮らしていたオリヴェルは、ニイロのことがやけに気になってしまい……。
【注意】オメガバースものです。タイトル通り攻めが軽薄な男です。メインCP以外のR18描写はないのでご安心ください。
【CP】(攻)人気調香師ニイロ×(受)時代遅れの魔術師オリヴェル
アルファポリスさんにも、本作『古き魔術師、ナンパな調香師に森の住処を嗅ぎつけられて食べられる』と続編『古き魔術師、やっぱりナンパな調香師にヒート中に嗅がれまくって愛される』を一つにまとめて、分話したものを投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 19:04:49
23150文字
会話率:33%