エルフィンストーン王国の元帥ギルバートは、眼帯の男で感情の起伏もなく、周囲から死神と恐れられていた。だが彼は隣国との戦を終わらせた英雄でもある。そんな彼に求婚された娘はシャーロット。32歳のギルバートに対し、11歳の年の差である21歳だ。ギ
ルバートを英雄たらしめた「十月堂事件」の責を負う父の保身も考え、シャーロットはギルバートの妻となることを決めた。しかし嫁いだ後にシャーロットが知ったのは、人の噂などまったく当てにならない優しいギルバートの素顔。自分だけを見つめてくれる夫に、シャーロットはたちまち溺れていった。しかし甘い新婚生活が始まると信じていたのに、二人を取り巻く環境はきな臭い。戦争が終わったばかりで水面下では確執があり、未解決の「十月堂事件」の行方はどうなるのか――。
※アルファポリスさまにも投稿しています
※毎日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 10:28:43
138686文字
会話率:38%
※第一話、最終ページが抜けていたのを修正しました。
話が通らない状態になっていて申し訳ありませんでした。9/22
ハードボイルド風、純愛主従物(ML)。
港町の酒場を舞台に、静かに、あるいは熱く、
それぞれの想いを命がけで守る男たちの物
語。
所どころ、不幸な場面はありますが、最終的にはハッピーエンドです。
あらすじ(第1章)
一流クラブの二代目オーナー桂城は、市瀬という青年と知り合う。
市瀬は地元のヤクザの幹部だったが極道らしくない街の寵児だった。
二人は少しずつ情を通わせていくが、街の水面下では組同士の対立が深まり、抗争が繰り返されていた。
一方、遊び人の桂城に代わり、店はマネージャーである篠宮が仕切っていた。彼は有能だが表情が淡く寡黙な男だった。決して隙を見せようとしない篠宮を桂城だけが信用しきれずにいた。
市瀬は組長である父親と確執を抱え、悪事に手を染めていく。やがて、きな臭い気配の真ん中に追い詰められていく市瀬を助けようと、桂城は奔走するが…。
※ 第一話は流血シーンや人が死ぬシーンがあります。苦手な方はお気を付けください。
このお話はエブリスタで掲載していますが、こちらでの連載に伴い休止していますので、現在掲載しているのはこちらだけです。エブリスタでのPNはsora組です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 23:04:53
114812文字
会話率:38%
姉の脳死による臓器提供がもとで両親との間に確執を抱え、菅島柊は家を出る。双子の姉が、異国の地で臓器を摘出された事を彼は快く思っていなかったのだ。引っ越し先で少年・ちひろと出逢い、戸惑いつつ彼に惹かれていく。そんな中、高校時代の部活仲間から後
輩・山縣翔琉の死を知らされた。彼が自分の事を好きだったと告げられ、柊は動揺する。柊もまた彼の事が好きだったのだ。ちひろと過去の想いの間で揺れる柊。ある日ちひろから衝撃的事実を知らされる。彼は心臓移植を受けたレシピエントだった。その事実と、ちひろへの特別な感情を受け容れた柊だが、ちひろに負担を掛けまいと想いを封印する。ちひろの大学進学を機に、ふたりの同居が決まった。同じくしてちひろの側の気持ちと、母親の覚悟を知って柊は想いが達せられるという期待を抱くが……
★脳死・臓器移植に関する記述が入ります。テーマは深刻ですが ハッピーエンドを目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 10:04:16
96304文字
会話率:26%
自分を紙魚、と認め、日々黙々と研究にいそしむ彼の所に、自由気ままなパリ生まれのおぼっちゃまだと噂の生徒が訪ねて来て、爆弾発言をかます。
それは大きく日常が変わる事になる、怒涛の日々の始まりだった。
最終更新:2018-06-15 18:00:00
43222文字
会話率:39%
江戸時代活躍した目明し銭形平次の血を引く有名な警察官僚一族に産まれ刑事を目指していたが、ある事件をきっかけに警察嫌いになり家を出て殺された恋人の実家である幼稚園の先生になった銭形侑暉は、家に帰る途中男から怪しげな封筒を押し付けれる・・・それ
が、侑暉が裏社会に関わる羽目になるとは知らずにー封筒を押し付けられた翌日、仕事を終えて園を出ると目の前に一台の車が停まり、出て来たチンピラ風の男達に無理矢理車に乗せられて連れて行かれた先に居たのは、裏社会のトップ巴怜志郎だったー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-09 20:44:04
901文字
会話率:53%
和良品美佳(わらしなみか)は或る朝、目が覚めたら男になっていた。しかも天敵の幼馴染み、安西優の姿に…。
健康男子の朝の恒例行事に面食らい、気色悪くてトイレに行きたいのに行けないジレンマ。
一方、優は女体化しているのは夢のせいだと思って好き
放題。
が、いま自分が美佳だと知って現実だと悟る。
何で入れ替わったのか分からない二人は途方に暮れ…。
いち早く順応した優の鬼畜な所業に美佳は振り回されていく中で、二人が今まで知りえなかった確執が明らかに。
美佳が優に振り回されるのは宿命なのか?
自己中男の迷惑な愛情から、逃げたいのに逃げられない美佳は?
*本編は完結していますが、番外編を不定期でアップしてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 02:05:52
254666文字
会話率:35%
教師と生徒が愛し合ってはダメですか?(教師×生徒)
高校三年生の寺田尚は母子家庭で育つ。母親が家に男を連れ込むので、いつも外で一夜を過ごしていた。
ある日の夜、担任の桐嶋澪司に街で補導されたことがきっかけで同棲することに……!?
「困った
ときは何時でも頼れ」と言われ――。
次第に距離が縮まる二人……。
甘い甘い生活が始まると思いきや、桐嶋に言い寄るライバルが出現。
二人の抱いている思いはすれ違いながらも、それを乗り越えていく。
そして過去のトラウマや本音を打ち明け、さらに二人は絆を深め、互いが確かな存在となる――。
そんな時、母親が男と一緒に失踪してしまう。
桐嶋や友達を通して、寺田が成長していく物語。
R18作品になりますのでご了承ください。
【登場人物】
寺田尚(17歳):誰にも本音を言えず、過去のトラウマや悩みを一人で抱え込んでいる。母子家庭で育つ。
本人は自覚していないが端正な顔立ちをしていて、女子に人気がある。
桐嶋澪司(28歳):寺田の担任(英語教師)。飄々としていて掴みどころがない性格。ものぐさで投げやり。親との確執がある。
飯田太一(17歳):寺田の友人。とにかく元気でお調子者。でも友達思いの熱い奴。
高橋仁(18歳):寺田の友人。秀才。あまり本心は語らない。虫が苦手。
寺田美香(36歳):尚の母親。恋に生きる女。見た目より10歳は若く見られる。
浜幸二(28歳):桐嶋の大学からの友人。便利屋を経営。ヘビースモーカー。
初めての創作BLなので誤字脱字、拙い点が多々あると思いますが……全力で書いていきたいと思います!
※投稿後、誤字脱字の修正や一部編集します。大幅に話が変わることはありません。
この作品はpixivやその他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 13:22:21
151178文字
会話率:40%
機械と闘争の国にして、人種のるつぼリッジバルト共栄国。
そこで出会った黒人奴隷にして闘戯士の男と白人の移民で娼婦の女。
ふたりは週に一度の逢瀬を重ねる中で互いに愛情を抱くようになる。
しかし彼は女に愛の言葉を紡ぐことは出来ない。
彼女は男に
愛の言葉を教えることはしない。
ただただ体を重ね、通じない言葉で愛情を囁くだけ。
それでもふたりはささやかな幸福を感じていたのだが―――。
確執。同胞。転職。そして、条約改正。
二人を取り巻く状況が大きく変わり始めていく。
※闘戯士=グラディエーター的なものと思ってください。
※こちらは「彼女は娼婦、彼は闘戯士-くちびるに祈りを―」の続編となっております。前作を呼んだ上でこちらを読むことをお勧めします。
※更新は毎週土曜日20時を予定しています。週1ペースですが何卒よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 20:00:00
372092文字
会話率:29%
暑い夏の日。10歳の少年はいつもは行ってはいけない駅に行った。もう帰ろうと思ったときに小さいケーキの箱を持つ父を見かける。大家族の分のなど到底入らない小さなケーキの箱。
父がどこに行くのか、ケーキは誰が食べるのかを知りたくてこっそり
と後をつける。その先にはタチアオイが赤々と咲く庭のある小さな家に女の人がいた。外からその様子を見た少年の物語。
【紫陽花のかほり】・・・数年後、少年は青年になっていた。ある日の、万年筆を探していると一冊のノートを見つけ、読み進めると、それは兄の日記だった。兄と父の確執の原因がそこに書いてあった。(2017.9.20あらすじ追加)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 22:42:32
31357文字
会話率:20%
二年前の”弱いボク”を胸の中に閉じ込めて、平凡で平和な毎日を送っていた、高校生の一条 拓。
ある日、たまたま見つけた喫茶店に足を踏み入れてから、人生が変わった。
そこでバイトをしていた何でも見抜く優しい変人に出会い、”弱いボク”が目を覚まし
たのだ。
それから、運命は動き出す。
焦がれるような恋、不器用な友情、大嫌いな奴との確執、それぞれが絡む、一条 拓のヘタクソな青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-27 20:55:25
120149文字
会話率:30%
フィリピンで発生した死に至る病を調査しろとWHOから命令された国立医療研究所勤務の杠は、現地に向かう。しかしそこでかつての医学部時代の同期と再会し、彼との確執を乗り越えながらウィルスの謎を追う。何がウィルスを殺すのか、同期が何故熱い視線を向
けるのか、わからないままに杠は任務を全うしようとする。
自サイトからの転載です。
全8部。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 20:01:06
72841文字
会話率:48%
ロシア人の父、日本人の母から生まれた黒龍はたぐいまれな美貌を持つ。ヒットマンでゲイの黒龍にとってセックスはただの欲望のはけ口。刹那的だった。そんな黒龍が初めて「欲しい」と執着を見せた相手は、クライアントでノンケの裏社会の男、世羅だった。
世
羅は日本最大暴力団の直系、桐生組のフロント企業の社長。組長が入院したことで闘争を懸念して黒龍に護衛を指名してきたのだった。
世羅はロシアの権力者、KGB長官ヴォルコフが牛耳る世界最大マフィアのブラトーバと手を切るつもりだと言う。ブラトーバからも命を狙われており、しかも世羅は父、ヴォルコフと確執があるという。
復讐に囚われた男、過去と現在、愛と憎しみが交錯する行く先は?
愛と憎悪は紙一重?
ヴォルコフに瓜二つの黒龍に憎んでいる男の面影を重ねる世羅。
そうと知りながら世羅に惹かれる黒龍。
二人の想いはどこへ向かっていくのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 00:00:00
98744文字
会話率:34%
風俗嬢の千鶴は自己嫌悪に苛まれていた。
仕事に対しても、自分自身の生き方に対しても。
過去の母との確執に原因があるのは確かで、それが自分を縛り付けていた。
そんなある日、ある男性客と出会うところから、感情が動き出していく。
最終更新:2017-07-15 08:32:00
2237文字
会話率:36%
そこは遥かな昔から続く不毛な戦争が2人の賢人によって終わった時代。未だ確執は残り、けれどそれでも前へ進もうという希望に満ちた世界。
それを代表する平和の守護者。黎明の担い手。その始まりの英雄譚。
かくして英雄は生まれた。
最終更新:2017-05-06 16:56:50
14203文字
会話率:68%
怒涛の下剋上!女王様シリーズ第六弾。地方のゼネコンA建設・建築営業部に勤務する杉尾玖音は、後輩であり相棒である華城騎士とラブラブ継続中!普段は寡黙で真面目、年上、イケメンな商社上がりの男だが、夜は凶暴な狼に豹変する彼に完全に骨抜き状態だ。
互いに愛し愛されている関係ではあるが玖音には未だに華城に隠していることがあった。それは自分の父親との確執だ。いつの頃からか出来てしまった溝は深く修復は不可能だと逃げ続けていた。そんなある日、行きつけのバー『アンバー』のマスターから高級女装クラブの優待券を貰う。そこで出会った希という青年の笑顔に不思議な感覚に囚われる玖音。そして、ついに父親+兄との直接対決の火蓋が切って落とされる。完全自失の玖音を心配する華城は自ら動き出す。最愛の恋人を救うため封じられた過去を知ろうと奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-21 21:00:00
111853文字
会話率:42%
『クライアント・ニーズ』から始まった三流商社の営業マン永井和月と、外資系企業社長、城島玲の格差恋愛シリーズ第2幕。番外編。三流商社M商事に勤務する永井和月は、外資系企業社長、城島玲と新婚生活満喫中。そんな折、和月は多忙を極める城島の異変に気
付き始めていた。幼いころから確執のあった父アルマンとの衝突で、危うかった城島の精神状態がついに崩壊し始める。和月は引き金になっている父親との和解を促すべくアルマンのもとへと向かう。そこで聞いた城島の壮絶な過去と真実。そして今は亡き城島の母親の想いを知る。狂ってしまったクレイヴ家の歯車を元に戻すことが出来るのか…。嫁である和月が奮闘する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-09 21:50:48
52147文字
会話率:27%
三姉妹の真ん中・仁子。小さい頃からみそっかす扱いで育ち、コンプレックスの塊でどうしようもない。ついにバツイチになった仁子が姉妹との確執の中で見いだす家族とのこと、そして新たに始まる不思議な男子高生・直斗くんとの物語。
最終更新:2017-02-13 01:04:29
13866文字
会話率:34%
明美は夫と結婚して数年が経過した。しかし子供はできず、姑からは”いつになったら孫の顔を見られるのやら”とお小言を言われる始末だった。更に夫も子供を設けることに消極的な姿勢を見せるようになっていた。
ある日、夫が一ヶ月の出張に出ることとなり
、家には明美が取り残された。“もう子供は望めないのでは”と思っていた時、夫の実家にいるはずの姑が前触れもなく訪れた。姑は“夫がいない間の話し相手になってあげたい”と言うが、明美は姑が何か企んでいるとしか思えなかったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 02:16:53
23351文字
会話率:64%
小学校六年生、十二歳のクリスマス。父親の運転するバイクで大きな事故を起こした主人公の千鶴は十年間に及ぶ昏睡状態から目覚める。記憶を辿り、その日に一人の少年から告白を受けていたことを思い出す。その少年の所在は不明、恐らく生きているだろうと彼女
は思い、その少年を探すことで少しでも自分の記憶の手掛かりになるのではないかと考えた。曖昧な記憶を少しずつ紡ぎ合わせていき、家族との確執を乗り越えて少年と再び出会うことができるのだろうか。彼女の人生は、まだ始まったばかりだ。【遅筆なので筆休め程度に読んで頂けると筆者は喜びます】 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 16:35:39
8333文字
会話率:24%
『緑が丘の四季』シリーズ番外篇3。キーンコーンカーンコーン。朝の鐘と同時に始まる爽やかな声。毎朝の定番は放送部一年生、藤堂明の声である。いつもとかわらない緑が丘高校。その内部で代々続く「放送部vs放送委員会の確執」では、その声ゆえに明の知ら
ないところで騒動が起きていた。けれど、事態は何故かそれだけでは済まなかったのだ……。(全9話)
※か・な・り昔に出したオリジナルBLシリーズ(コピー誌)からの再録掲載です。BLなのでR18にしていますが、直接的表現はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-03 17:00:00
40805文字
会話率:45%
ランドルフとセアラ、二人は約十年ぶりの再会をする。戦場で、敵同士という立場だった。やがてランドルフはセアラが自軍の捕虜となったことを知る。
■大変不愉快な内容です。どのような展開、結末になっても大丈夫な方のみお読みください。
■捕虜とな
った初恋の人が暴行を受けます。読む人によっては寝取られ要素になるかもしれませんのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-02 05:59:26
39314文字
会話率:36%