明美は夫と結婚して数年が経過した。しかし子供はできず、姑からは”いつになったら孫の顔を見られるのやら”とお小言を言われる始末だった。更に夫も子供を設けることに消極的な姿勢を見せるようになっていた。
ある日、夫が一ヶ月の出張に出ることとなり
、家には明美が取り残された。“もう子供は望めないのでは”と思っていた時、夫の実家にいるはずの姑が前触れもなく訪れた。姑は“夫がいない間の話し相手になってあげたい”と言うが、明美は姑が何か企んでいるとしか思えなかったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 02:16:53
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