主人公の現在暮らす世界は化け物に蹂躙された地獄の様な世界であった。
嘘か誠かむかしむかしのお話、世界中を黒い雲が覆い赤い雨が降って生物を化け物に変えたのだとか。
そんな世界で兵士として暮らす大樹は突然見知らぬ場所に召喚され「 世界を救って下
さい、聖女様 」と言われるが、俺男〜しかも兵士なんだけど??
異世界の王子様( 最初結構なクズ、後に溺愛、執着 )✕ 強化された平凡兵士( ノンケ、チート )
途中少々無理やり的な表現ありなので注意して下さいませm(。≧Д≦。)m
名前はどうか気にしないで下さい・・
そのうち現代版に続きます( ˊᵕˋ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 06:58:49
125770文字
会話率:20%
人と、人ではないものの、純愛物語。
父王を廃し、即位した青年王アッズーロは、「王の宝」ナーヴェと出会う。ナーヴェは、疑似人格電脳であり、実体のない存在であったが、アッズーロは自らの権威付けのためと興味から、ナーヴェに肉体を持つよう命じ
る。自らの設定通りの少女の肉体を持ったナーヴェは、食べ物の美味しさや匂いの素晴らしさなど、人としての日常生活に感動しつつ、思考回路にある膨大な知識と情報で政治的にアッズーロを支えていく――。
最初、ナーヴェのことを少年だと勘違いしていたアッズーロが、どんどんとナーヴェに惹かれていき、「ぼくは、人ではないんだよ?」と困惑するナーヴェを溺愛していく物語。ナーヴェが、もともと無性の存在なので、雰囲気はBLぽいです。ガールズラブは女領主パルーデ関係に限られます。R18表現が入る章には、程度によって※~※※を入れます。
この作品は、「小説家になろう」と「カクヨム」及び「アルファポリス」にも、R15の内容で掲載されています。「小説家になろう」のR15版が先行しています。
すみません、訳あってタイトルを少し変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 20:37:21
551025文字
会話率:42%
溺愛攻め(海外俳優)×平凡な大学生(日本人)
大学生の謙吾は、電話でのみやり取りをしている海外の友人と会うことになる。待ち合わせ場所で待っていると、現れたのは有名な海外俳優だった。
驚きつつも、友人に会えて喜ぶ謙吾に、彼は「好きだ」と言っ
てきて――。
『Into you』のスピンオフ作品ですが、これ単体でも読めます。
書き下ろし有りの電子版を配信中です。
ブログや他投稿サイトにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 22:36:34
36304文字
会話率:41%
コーヒーショップでアルバイトをしている陽弥は、毎朝、常連客にコーヒーを用意する。受け取りに来るのは彼の秘書で、いつもメッセージカードを添えたものを渡していた。
ある日、本人が店に現れ、初めて言葉を交わす。あまり表情が変わらない彼に緊張する陽
弥だったが、徐々に惹かれていき――。
不器用な溺愛攻め(外国人)×コーヒーショップ店員(日本人)
ブログや他投稿サイトにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 22:00:00
31554文字
会話率:39%
高校3年生の『森田 天祢』は親友で幼馴染の「デブのヨド」こと『淀川 篤志』と2人でゾンビで溢れた世界を生き残っていた。デブのヨドは天祢をゾンビから守り続け、山にある別荘にまで辿り着いたが…ヨドは変わり果てた姿で天祢を求め始めた。
※ゾンビ
成分殆ど無し
元デブイケメン攻め×デブ専美形受け
ハピエン?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 10:00:00
11131文字
会話率:56%
王城の庭師見習いとして貧しい生活を送るセミリャ(Ω)の『ピオ』。平和な国を治める『王様』と『王妃様』の為に日々懸命に生きていたが、ある日ロサ(α)の『王様』からピオへ手紙が届き王城に招かれる事になった。初めて会う王様はこの世の祝福を一身に受
けたような、美貌の王様で……。不憫受けの主人公「僕」が、悪魔とライバルになって王様を奪い合う話です。
※中世ヨーロッパ風世界のオメガバースです、男性妊娠があります。男女の絡み無し。
※王様×主人公の受け攻め固定ですが、3P要素を含みます。(悪魔→王様×主人公)
※死別のあるハピエン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 00:00:00
34173文字
会話率:40%
※近親相姦です※ ある日突然、俺『朝也』の家に幼馴染がやってきた。様子がおかしい幼馴染の『新』は、突然「俺達恋人同士だっただろ」と言い出した。俺が「付き合ってた事は無い」と否定しても食い下がる幼馴染。話を聞いていた弟の『朔夜』は幼馴染から
俺を庇うようにし、出ていくように言い放ち……。
攻めの♡乱舞、ほぼ無理矢理展開です。
ハピエンでは無い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 20:00:00
11314文字
会話率:49%
精霊の森の精霊兄弟の末弟に生まれた主人公は、兄たちに囲まれ森の中で平和に過ごしていた。
ある日精霊の森の母である兄弟たちの母親が、もう人間の男を探すのに疲れたとし
精霊の森の母を長兄に譲り眠りについてしまう。
精霊の森の母になった長兄は人間
の中から夫を見つけ、弟たちの前で激しく交わった後眠りについた。
数年後、国王が失踪したことにより消息を探しに来た王家の騎士団により、森は燃やされてしまう。
長兄が伴侶に選んだ男は国王であり、精霊の森は人間たちから『魔女の森』と呼ばれ恐れられていた。
人間になってしまった末弟は、王の遺子として王宮で暮らすことになる。
西洋風ファンタジー設定です。
精霊兄弟は、自認は男ですが全員雌雄同体です。
なんとか主人公を大人まで書ききり最終的には攻二人×末弟の三角関係に持って行くつもり。
メインカプは上記の末弟受にする予定ですが、他のカプも適宜出す予定ではあります。
基本的に精霊兄弟受け 美人受け 長髪受け 男ふたなり受け 淫語 ♡喘ぎ です。
今のところ 人間の美男×精霊兄弟長兄を書きました。
男前美人の長兄受けです…。
ピクシブにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 21:29:43
136096文字
会話率:34%
「僕は妖精さんだぞ?どうだい、可愛いだろう!分かったら直ぐに調べるのだ、雪の妖精を!」
『VRゲーム』を布教活動の場所に使おうと始めたシーマ、順調にプレイヤー達に可愛さを伝えることが出来るのだが唯一一人冷たい目で見つめてくる男がいた。コイ
ツは僕がゲームを初めてからずっとそうだ、絶対に妖精の魅力に落としてやる!
無関心?×妖精愛のぶつかり合いが始まる、そしてこのゲームの名物的な光景へとなっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 22:53:23
7348文字
会話率:52%
短編形式。性格と育ちに難ありなかわいそヤンキーが刑事と幼馴染にヤンデレ執着溺愛される話。全体的に暗いです。
最終更新:2024-01-28 23:28:31
8421文字
会話率:38%
仕事のためになれなれしくしていた相手と噂になっていたのを無視していたら、本当に婚約してしまっていた。相手は近衛兵の副隊長でさらに公爵家の血筋。それに引き換え自分は宰相に取り立ててもらって補佐の仕事はしているが身分はなんとかギリギリ貴族を名乗
れる家の出。
なんとか相手から解消してもらえないかと相談することにしたが、なんとも雲行きが怪しくなっていく。
周りからかなり評判のいいスパダリ溺愛攻めと隠れスパダリの受けが流されながらもそれなりに楽しくやっていくお話です。
R表現は予告なく入ります。無理やりはないですが、不本意な行為が苦手な方はご注意ください。
ストーリーに変更はありませんが、今後加筆修正の可能性があります。
アルファポリスにも掲載します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 17:00:00
33566文字
会話率:35%
一次創作BLです。私には珍しく現代モノ。ホラーBLを目指して挫折しました…。
そしてやっぱり受けを溺愛する攻めです。それしか書けないです(^^;
※ほのぼのだけどがっつり致してるので注意です。受けが一人エッチしてるので苦手な人もご注意くださ
い。ちょっとだけ男女のAVの表現もあります。
※pixiv、アルファポリスにも投稿している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 23:31:33
54771文字
会話率:39%
前触れもなく異世界転移したトップアイドル、アオイ。
路頭に迷いかけたアオイを拾ったのは娼館のガメツイ女主人で、アオイは半ば強制的に男娼としてデビューすることに。しかし、絶対に抱かれたくないアオイは初めての客である美しい男に交渉する。
「―
―僕を見てほしいんです」
奇跡的に男に気に入られたアオイ。そのうち、アオイに途方もないほどの価値を付けてくれた美しい男にアオイは恋をするが、男は「私は貴方のファンです」と言うばかりだった。それならせめて理想のアイドルでいたい。そう決意するが――。◼️愛されるには理由が必要だと思っているし、理由が無くなれば捨てられて当然だと思っている受けが「それでも愛して欲しい」と手を伸ばせるようになるまでの話です。◼️自分自身にすら無関心な不器用な人外×自分に付けられた値段でしか愛を実感できない不器用な青年
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 20:00:00
119971文字
会話率:59%
遠い未来。
人ならざる者達が、人を支配し、統治する世界。
様々な統治者が居たが、被支配層の間で名前で最も有名なのは四大真祖と呼ばれる統治者たちだった。
だが、統治者たちの間では更に上の存在が有名だった。
誰も彼の存在に逆らうことなかれ――
そう言われる程の存在がいた。
その名はニエンテ――
見る者によって姿を変えると言う謎の存在。
その存在が住まう城に、六本の脚をもつ馬達が走る馬車と、同じような六本脚の無数の馬たちが引く大型の馬車が向かっていた。
その馬車の中にば絶世の美貌を持つ青年が花嫁衣装を纏っていた──
※アルファポリスでもあげてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 18:36:43
58769文字
会話率:42%
タイトルままのお話です。
美形幼馴染二人→→→→隠れMな平凡君が出られない部屋に閉じ込められてめちゃくちゃセッするだけのお話です。
受けが快楽責めされているので少し可哀想かもしれませんが、Mなので本人はなんだかんだ喜んでます。
♡喘ぎ(攻
めの語尾にも♡あり)/汚喘ぎ/濁点喘ぎ/モロ語、淫語表現/潮吹き/受けがアナニー、チクニーしてる/ち◯ぽ当てゲームなど、愛さえあればなんでも許せる方向けです。攻めに愛はあります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 21:42:24
27705文字
会話率:58%
神様曰く、これはお節介らしい。
僕の身体は運が悪くとても脆く出来ていた。心臓の部分が。だからそろそろダメかもな、なんて思っていたある日の夢で僕は健康な身体を手に入れていた。
けれどそれは僕の身体じゃなくて、まるで天使のように綺麗な顔をした人
の身体だった。
どうせ夢だ、すぐに覚めると思っていたのに夢は覚めない。それどころか感じる全てがリアルで、もしかしてこれは現実なのかもしれないと有り得ない考えに及んだとき、頭に鈴の音が響いた。
「お節介を焼くことにした。なに心配することはない。ただ、成り代わるだけさ。お前が欲しくて堪らなかった身体に」
神様らしき人の差配で、僕は僕じゃない人物として生きることになった。
これは健康な身体を手に入れた僕が、好きなように生きていくお話。
本編は三人称です。
R−18に該当するページには※を付けます。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しております。本編完結済み
登場人物
ラファエル・ローデン
金髪青眼の美青年。無邪気であどけなくもあるが無鉄砲で好奇心旺盛。
ある日人が変わったように活発になったことで親しい人たちを戸惑わせた。今では受け入れられている。
首筋で脈を取るのがクセ。
アルフレッド
茶髪に赤目の迫力ある男前苦労人。ラファエルの友人であり相棒。
剣の腕が立ち騎士団への入団を強く望まれていたが縛り付けられるのを嫌う性格な為断った。
神様
ガラが悪い大男。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 20:00:00
226342文字
会話率:46%
洪紆は駆けていた。
龍の干支神として選ばれた彼が真っ先に伝えたかったのは、五十年前に娶った贄の青年、与嘉だ。溺愛する彼に朗報を伝えると、与嘉は微笑んだあと、こう言った。「おめでとうございます。では、離縁いたしましょう」。
お嫁さん(♂)
溺愛の龍神攻め×贄として捧げられた過去を持つしっかり者受け
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 21:34:27
25193文字
会話率:41%
「俺は、お前を守るためにここにいる」廃屋の中で目覚めた霄琳は、なにも覚えていなかった。けれど目の前で二人の男が争っている。一人は霄琳を殺そうとし、もう一人――離原と名乗る青年は、霄琳を守ると約束してくれた。霄琳を害しようとする男――黒衣から
逃れ、離原とともに始まった旅は、安全と言われる国都を目指すものだ。そんな中、霄琳は自分の手の甲に描かれた紋様と、その紋様を持つレイシと呼ばれる巫子、そして数百年前から現在に至るまで国にかけられている大いなる呪罰に巻き込まれていくことになる。
※同作品をアルファポリス・カクヨムに掲載しています。
※番外編にてR18が含まれます。
※当作品には、以下の表現が含まれます。
・地震や津波などの災害に関する描写
・登場人物の死亡
以上にご留意のうえ、自己判断でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 22:00:00
292457文字
会話率:43%
実家を出て、同じシェアハウスで暮らしている引きこもりの廃ゲーマーと幼なじみの激重溺愛男がくっつくお話。
激重溺愛男×引きこもり廃ゲーマー
※廃ゲーマーが主人公ですが、ゲームの話はほとんどでません。
出てくるのは変態だけです。
最終更新:2024-01-06 08:32:20
7124文字
会話率:40%
俺、仲嶺颯真は、彼女いない歴イコール年齢の大学生。
今年こそはクリスマスまでに彼女を作るぞ!と意気込んでいたのだが、毎年やってる友だちとのクリスマスパーティーのごちそうにつられ、今年の目標達成を断念する。
そして、クリスマスイブの夜。楽しい
クリスマスパーティーの最中、友だちふたりからためになるアドバイスを聞かされた俺は、アドバイス通り自分を磨くことにした。
チョロくてアホな大学生が、自分磨きの一環だと教えられ、尿道オナニーにハマる話。
いずれ、友だちふたり×主人公の3Pになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 22:11:11
10236文字
会話率:33%
淫魔のジュールは尻尾が短い。それが不幸のはじまりだった。
尻尾が短い淫魔として生まれたジュールは、どんなにがんばっても尻尾が長くて綺麗な他の淫魔たちのようには生きられなかった。
人とのえっちが最高のごはん!な淫魔なのに、襲ってもらえる要素ゼ
ロの厳つくてムキムキマッチョなおっさん淫魔のお話。
モブによる輪姦や強姦、複数姦などの描写が出てきます。
ご注意ください。
タグには、今後出てくる内容も含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 01:38:53
106028文字
会話率:26%
架空中世時代の架空国家で奴隷に落とされた元王子(平凡)が鬼畜皇帝攻めに性的にいびられた末に溺愛されて結婚するハッピーアホエロストーリーです。
※暴力的かつ残酷な描写(モブ7割・受け3割)・淫語・おねだり・快楽堕ち・女装(ウエディングドレスと
ランジェリー)・乳首ピアスなどの要素があります。
※中盤以降はラブラブしてます。
※pixivとアルファポリスにも公開しています。pixiv版は♡ありです。
boothにて後日談を収録した同人誌を販売しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 00:00:00
46016文字
会話率:47%
露出癖のあるガチムチ男子「五屋四郎」が、ライバル心を抱いている美形同期の「三門帝二」から露出をネタに迫られ、執着気味に愛されてメスをわからされてしまうお話。
コミッションにて執筆させていただいた作品です。ありがとうございました!
・web
拍手
http://bit.ly/38kXFb0
・X垢
https://twitter.com/show1write折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 00:00:00
12122文字
会話率:62%
タイトル通りの男性妊娠可能となった世界で、満を持してゲロ甘イチャラブ交尾をする凸凹カップルの話。タイトルに反しそこそこにエモ&ポエム濃度が濃い目なのでご注意ください。
でかい×ちいさい、わんこ×にゃんこ、ポジティブ×ネガティブ、だい
すき×だいすき等々、とことん当社の性癖詰めです。攻め、受けを溺愛し、♡つきで山ほど喘ぐ
攻め:犬花実 / ほわほわスパダリ天然S
受け:猫咲奏 / ひねくれツンデレ甘えM
「いぬねこのみのかな」
pixiv/アルファポリスにも同作品を投稿しています。
なにかありましたら(web拍手)
http://bit.ly/38kXFb0
Twitter垢・拍手返信はこちらから行っています
https://twitter.com/show1write折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 21:15:04
16178文字
会話率:49%
冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫
——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」
元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オー
クランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。
ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。
その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。
ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、
——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」
噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。
誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。
しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。
サラが未だにロイを愛しているという事実だ。
仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——……
☆描写はありませんが、受けがモブに抱かれている示唆はあります(男娼なので)
☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります!
☆アルファポリスにも掲載してます→BL大賞で奨励賞受賞しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 21:06:08
154467文字
会話率:37%
男性でありながら妊娠できる体。神が作り出した愛し子であるティティアは、その命を返さんとする生贄としての運命に抗うべく、側仕えである鬼族の青年、ロクとともにアキレイアスへ亡命した。
そこは、神話でしか存在しないといわれた獣人達の国。
「
どうせ生贄になるなら、生きている神様の生贄になりたい。」
はじめて己の意思で切り開いた亡命は、獣人の王カエレスの番いという形で居場所を得る。
この国では何をしても構わない。獣頭の神、アテルニクスと同じ姿をもつカエレスは、穏やかな声色でティティアに一つの約束をさせた。
それは、必ずカエレスの子を産むこと。
神話でしか存在しないと言われていた獣人の国で、王の番いとして生きることを許された。
環境の違いに戸惑い疲弊しながらも、ティティアの心を気にかける。穏やかな優しさに、次第にカエレスへと心が惹かれていく。
この人の為に、俺は生きたい。
気がつけば、そう望んで横顔を見つめていた。
しかし、神の番いであるティティアへと、悪意は人知れずその背後まで忍び寄っていた。
神の呪いを身に受ける狼獣人カエレス×生贄として育てられてきた神の愛し子ティティア
お互いを大切にしすぎるせいで視野が狭くなった二人が、周りを巻き込んで幸せな家族になるお話。
※男性妊娠描写有り
※獣頭攻め
※流血、残酷描写有り
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 18:53:02
95691文字
会話率:50%
【二百年生きる妖魔ドウメキ✕虐げられた出来損ないの青年タイラン】
嘉稜国には、妖魔から国を守る守城というものがいる。
タイランは、若くして守城を務める弟に仕向けられ、魏界山に眠る山主の封呪を解くこととなった。
成人してもなお巫力を持たない
出来損ないのタイランが、妖魔の蔓延る山に足を踏み入れるのは死ぬことと同義だ。
絶望に苛まれながら、山主の眠る岩屋戸へと向かう道中、タイランは恐れていた妖魔に襲われる。
生を諦めようとしたタイランの目覚めを待つかのように、語りかけてくる不思議な声。それは、幼い頃からずっと己を見守ってくれるものだった。
優しい声に誘われるように目覚めたタイランの前に現れたのは、白髪の美丈夫【妖魔ドウメキ】
怪しげな美貌を放ちながらも、どこか無邪気さを滲ませるこの妖魔は、巫力を持たぬタイランへと押し付けるように守城と呼んだ。
一方的に閉じ込められた、ドウメキの住まう珠幻城。出口の見えぬ檻の中で、タイランは身に覚えのない記憶に苛まれる。
それは、ドウメキを一人残して死んだ、守城の記憶であった。
これは秘密を抱えた妖魔ドウメキと出来損ないのタイランの切ない恋を描いた救済BL
※死ネタ有り
※流血描写有り
※Pixivコンペ分を加筆修正したものです
※アルファポリスにも公開してます
◎ハッピーエンド保証
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 20:36:28
144138文字
会話率:40%
前作、ヤンキー、お山の総大将に拾われる~理不尽が婚姻届押し付けてきた件について~のスピンオフ。
=====================
御嶽山総大将でもある大天狗の蘇芳が隠居して、その席は若天狗の琥珀殿に譲られたそうな。
しかしこ
の若天狗、まあ見事な伊達男であった。
己は博愛精神であると宣って、手招きされれば据え膳を美味しくいただく質である。
しかしある日、元服を迎えたからして、己も番を探さねばと思い立つ。
俺も親父見てえに番を拾ってくるかと本腰を入れて人里へ降りてきたまでは良かったが、何故か拾ったのは水神水喰の番の側仕えである間抜けな玉兎、睡蓮であった。
「僕、琥珀を追いかけてきたんだ!」
頭2つ分低い、まんまる赤眼のちび玉兎睡蓮と琥珀の間に、まあ待てやと割り込んだのは水喰と幸の子供である水龍の由春であった。
果たして二人は心を寄せ合うことができるのか。
貞操観念希薄な若き大天狗琥珀✕自己肯定感低めの間抜けな玉兎睡蓮の、ドタバタラブコメディ
己の気持ちに気づかない若い天狗の葛藤と成長を見守ってくださると嬉しいです!
前作に登場した妖かし共もしゃしゃりでます!
前作CP二人の子供の小話が読みたいとリクエストをいただき、気がついたら長編になっていました(震)
今回もお約束でございます、だいきちといえばなあれですので、男性妊娠も出産も小スカもあります、シリアスもあればギャグもあり、ほろりも多分あるといいな(!?)
はじめましての方は登場人物プロフィールに目を通してくださると嬉しいです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 19:10:17
261609文字
会話率:64%
飯島蒼は憂鬱な気持ちで男子校の入学式へ行く。
三年間なんてあっという間·····そう思っていた。
入学式後、教室で隣の席に座っている烏間滋へ何となく『委員会を一緒にやらないか』、と話し掛ける。
この時から蒼と滋の全てが始まった。
かなり愛
が重い滋と何事も諦めがちな蒼。
これは、二人の長い長い恋愛の話。
━━━━━━━━━━━━━━━
※エブリスタ、pixiv、自身のブログにも上げております。
※文の中に出てくる会社、商品等は実在する会社様や商品等とは一切関係ございません。
━━━━━━━━━━━━━━━
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 12:00:00
21386文字
会話率:22%