大国のセグレト王国にやってきた、小国出身の駆け出し作曲が出会ったヴァイオリニスト。彼は雲の上のような存在だった。
もう一度会いたいと望む作曲家に手を貸してくれたのは、馴染みの店の人達だった。
魔法のある異世界だけど、この話に魔法使いは
出てきません。
なろうさんのほうで連載している小説と同じ世界観ですが、これ単独で読めるはずです。(なろうさんでの名義は川渡一二三)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 23:03:30
9135文字
会話率:28%
天才と言われた少年アルベルクは、最年少で騎士団の階級持ちである「ヴィドール」に選ばれる。
ツヴァイク騎士団のヴィドールといえば各国でも有名で最強と名高い騎士団であった。
アルベルクは驕ることなく、先輩騎士達から謙虚に騎士としての道を学んでい
た。
だが突然その日常は崩れ去り、王国は崩れ去る。
突然反旗を覆したヴィドールの騎士達に国は滅亡の危機に瀕する。成す術もなく滅ぼされゆくツヴァイクは、アルベルクに危機を隣国へ伝えるように言い渡し、アルベルクは国を逃げるように出る。
しかしアルベルクを待ち受けるのは数々の困難であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 11:28:56
257文字
会話率:0%
涙を宝石に変える聖女は神をその身に降ろして生き神となる。そして末永く王国を守るのだ。おとぎ話ではそうなるはずだったのに、実際に召喚された聖女光(ヒカリ)は問答無用で搾取された。王よりも強い聖女はいらないとばかりに、本来受け取るべき力も与えら
れず涙を金に替えられた。強欲な王の命令に忠実に従うのは、陰気な将軍だ。筋骨隆々のわりには病人のような不景気な顔、感情などは感じられない男である。クーデターにより解放されるまでの三年間、光は不当に搾取され続けてしまう。心身ともに傷を負った聖女は最強の力と自由をどのように使うのか。
※中二っぽい拗らせた感じが書きたかったので、ヒロイン、ヒーロー共に歪んでいます。※前半に男→女へのいじめ、虐待、嫌がらせ、後半に女→男への仕返し、いじめ、嫌がらせあります。※本番性描写は後半、女性上位です。★仕返ししてもスッキリしない、なにがしたいかわからない、混乱状態もテーマなので、イライラしたらごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 00:57:55
86269文字
会話率:56%
ラルエット王国に住まう伯爵令嬢リゼットは困っていた。
というのも、ここ数年領地の農作が不作であり、実家のお金が貯えが尽きてしまったのだ。
このままでは六人の弟妹たちが苦しむ羽目に陥ってしまう。それだけは、絶対に避けたい。
そう思い、何とか
してお金を稼げないかと模索するリゼットの元にやってきたのは、名門伯爵家の令息ジョフロワだった。
彼は何を思ったのかリゼットに対し「ライバルである宮廷魔法使いの弱みを握ってきてくれ」と言ってくる。ちなみに、弱みを握る方法はハニートラップだと。そして、成功報酬は多額の現金。
確かに容姿だけは妖艶な美女であるリゼットにその役割はぴったりかもしれない。
それに、このまま足踏みし続けるのは嫌だ。
そんな風に思い、リゼットは了承。夜会でターゲットであるアンリ・ミストラル公爵に接触を図るのだが……。
狙った獲物は絶対に逃がさないふわふわ肉食系公爵兼魔法使い×妖艶な容姿なのに初心すぎる伯爵家の大黒柱の令嬢。
取って食われたハニートラップから始まるお話。
――
◆掲載先→アルファポリス(先行)、ムーンライトノベルズ
◆手元に書きかけで眠っていたお話を加筆修正しながら掲載しております。
◆『ラ・トゥール』伯爵家シリーズ第1弾、長女編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 23:00:00
4822文字
会話率:30%
コルトハード王国に住まう伯爵令嬢プリモは王国の『純白の聖女』である。
『純白の聖女』とは、いわば偶像のような存在であり、王家にとっての傀儡。
第十二代目の『純白の聖女』であるプリモは、心優しく民たちからの人気が高い。が、プリモは王家から忌み
嫌われていた。理由は簡単であり、プリモが王家の意にそぐわない行動をするから。
そして、プリモはある日事故死にみせかけられて殺されそうになってしまう。
だが、寸前で騎士団長のエルヴィスに助けられた。
彼はプリモの現状を知ると「俺を護衛として雇ってくださいませんか?」と言ってくる。
悩んだ末にプリモは了承。エルヴィスとの不思議な関係が始まる。
しかし、エルヴィスと共に生活していくうちに、プリモの中には今まで感じたことのない感情が湧き上がってくる。
それと同時に、エルヴィスもプリモのことを意識していて……。
けれど、『純白の聖女』は生涯純潔を貫き、異性との深い接触は許されない。民たちのために『純白の聖女』であり続けようとするプリモ。
そんなプリモに対し、エルヴィスは一種の劣情を抱くようになっていて……。
「プリモ様。……俺は、貴女を穢したい」
大人な騎士団長にこれでもかというほど愛され、意思を取り戻す偶像だった聖女のお話。
――
◆掲載先→アルファポリス(先行公開)、ムーンライトノベルズ
◆更新は気ままに適当な時間にやっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 19:00:00
4565文字
会話率:29%
フィオリーナはハリディ王国にある中堅マフィア、ロランディの当主のたった一人の孫娘である。
周囲からはちやほやされ、甘やかされるだけの生活を送っているフィオリーナにも、大きな悩みがあった。
それは……最近祖父がしつこいほどに結婚を勧めてくるこ
と。
確かに十九歳を迎えたので、そろそろ結婚を……と考えてはいる。が、祖父が勧めてくる男性は皆ガタイが良く、ザ・裏社会の人間という人ばかりなのだ。
平穏な日々を望むフィオリーナにとって、同業者との結婚は何よりも避けたいこと。しかし、孫娘に激甘な祖父でもフィオリーナの結婚に関しては譲ってくれない。
そのため、フィオリーナは最終手段として「恋人がいるんです!」という嘘を祖父に告げた。
その結果、三日後に祖父の元に恋人を連れてくることになったのだが……嘘なのだから連れてくることなど出来やしない。
途方に暮れていたフィオリーナは、自身の護衛として父に雇われている男性カストにやけくそで「恋人になって!」と言ってしまう。
絶対に断られる。そう思ったのに、カストは意外にも了承。
挙句の果てにはカストは祖父に気に入られてしまい……。
「どうせだし、婚前旅行にでも行ってきなさい。費用は私が持つから」
しかも祖父に押し切られる形で婚前旅行に行くことになってしまって……?
初恋を拗らせ続けた年上男性×やけくそになってしまったマフィアの当主の孫娘。
二人がすったもんだしながらも両想いになるお話。
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ
◆あまり長くないお話です。中編程度の分量です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 16:32:45
4101文字
会話率:47%
雷の《戦乙女》、エイクレアを葬った《戦乙女殺し》フビト、つまり俺は、戦闘で受けた傷のためか、しばらくの間、目覚めることができなかった。
その間に、世界、というか、ヴァラナウト連邦、《戦乙女》が治める国だ、では、大きな戦乱が起きていた。
最後の《戦乙女》、《白銀の黒天使》レイスを残すのみとなった連邦に対し、東のイオタ大帝国、そして、西のジェムフォルド連合王国が戦争を仕掛けてきたのだ。
《戦乙女》のいないヴァラナウト連邦の構成国は、数で劣る小国に過ぎない。騎士たちの必死の奮戦にもかかわらず、国土は荒れ、人々が傷つけられた。
だが、そのさなかに、最後の《戦乙女》レイスが、《戦乙女殺し》フビトが降り立つ。千年にわたる《戦乙女》の歴史に終止符を打つため。誰かに自分たちの行く末を預ける歴史を終わらせるために。
そして、何より、俺自身の、《戦乙女殺し》フビトの話を終わらせるために。
そう、終わるのだ。何事にも最初があり、最後はある。
これが、最後。
世界を揺るがし、世界を支え、世界の犠牲となり続けたものたち。
汝の名は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 20:19:16
178211文字
会話率:49%
誰に言えない秘密を持つ平凡なサラリーマン・古賀葵は、ある日友人の高橋茉莉と共に異世界に召喚されてしまう。
喚ばれた先は魔法や魔獣が存在する世界の『ルデノーデリア王国』という国で、召喚された目的は国王に次ぐ権威を持つとされる執行人、その伴侶と
して選ばれたからだった。
訳アリの葵と男性恐怖症の茉莉を『嫁』として喚ばれてしまった事により、『最強の執行人』の異名を持つ男・アレクサンダーの生活は一変する事となる。
※完結に際し、タイトルの副題部分を削除しました。
■続編/叛逆のケツァルコアトル ~断罪のアンフィスバエナ2~
→【https://novel18.syosetu.com/n0809ht/】
■更新した時呟きます→【https://twitter.com/nono_narou】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 20:34:41
194097文字
会話率:45%
私はリリィ。プリファイ王国の聖女をしていたけれど、異世界から招かれ人として別の聖女がやってきたということで、王太子との婚約を破棄され、かつ、魔王への生け贄兼花嫁として、奈落へ続くかと思う穴へ突き落とされた。
けれど、その難局を自力で脱した私
を魔王は面白く思ったようで……?
離宮を与えられ、好きにして良いと言われた。
なんなら、聖女時代に好きにできなかったことをしちゃいましょう!
ってことでスローライフをしていたら、なんだか陛下も周りも変わってきた様子。
年齢だけはやたらと長い、恋愛ごとに疎い魔王陛下と、ちゃっかりものの用済み聖女。
けれど、その遠い距離は、リリィが孤児達のために内政改革を考え出したことから変わってくる。両思いになった二人は婚約へと進むのだが……。
ところが、新たな聖女が使い物にならないと分かった途端、人間達はリリィを返せといってきて……?
タイトル最後に★が付いている回は18禁です。
小説家になろう(ノクターンノベルズ)にのみ掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 08:22:32
68743文字
会話率:45%
大陸南西のメルトリア王国は王位継承に伴う内戦が始まろうとしていた
恩義に報いる為に第二王子に与した魔術師ルルルナは自身の血脈に秘められた力によって
数奇な運命を歩む事になる
三章の後に零章が追加されます
最終更新:2022-07-06 22:00:40
187707文字
会話率:74%
父親が女王の不興を買い、没落した貴族イシアは、父をおとしめた女王への復讐に燃えていた。
家に伝わる全てを倍増させることができる秘宝の杖を使い、王家への復讐を開始する。
女盗賊の感度を倍増させて犯したり、身体の一部を倍増させ二刀流にしたり
はたまた、自らを倍増させての複数プレイなど、女を堕とすことで手篭めにし
復讐を果たそうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 19:00:00
18166文字
会話率:52%
〜初めてでも良く解る【王様】についての説明〜
王様は世界中の人々から愛される人気者です。
王様は魔法のチンポの持ち主であり、人々は王様チンポを見ただけで一種の幸福感に包まれます。
そのマジカルチンポを女性器に挿入すれば女性に強烈な快
楽と多幸感を与え、幼稚園児すらも即アクメさせてしまいます
本人、あるいはその家族が王様に犯され孕ませられる事は最高の栄誉であり至上の幸福である為、国民は王様の無責任中出しレイプを喜んで受け入れます。
王様の使命はその絶対無敵の超絶倫チンポで世界中の人々を幸せにすることです。
王様チンポは見るだけで幸せな気持ちになるので、慈善事業の一環として頻繁に王様の生ハメセックスが公開中継され、王国では一大娯楽となっています。
王様自身も妊娠前提の中出し孕ませファック趣味で日常的に大勢の女の子達をハーレム種付け交尾で集団妊娠させて楽しんでいます。
超がつくロリコンとして有名な王様は、よく遊び感覚で子供に子供を孕ませて保護者から感謝されています。
また王様はサプライズ好きでもあり、小学校や幼稚園、街中や行楽地など、子供達が集まり大勢の人目に付く場所に突然現れ、公開種付けロリっ娘受精アクメショーをゲリラ開催したりとサービス精神旺盛です。
また、王様チンポから出る精液は着床率100%のマジカルザーメンであり、チンポさえ入ればどんな幼女でも孕ませてしまいます。
ですが女性に対して一切の害や痛みを与える事は無く、出産時ですら快楽のみを与えるという幼女に優しい安心安全なミラクルチンポとなっております。
今日も王様は国民を幸せにする為、公開子作りセックスに励みます。
※今作品は10年程前にふたばちゃんねるにて投稿していた文字コラ『王様シリーズ』を小説形式に再構築した物です。
※レイプ(?)シーンがありますので、【残酷な描写あり』にしておりますが、国民は喜んで受け入れてますので悲壮感は0です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 23:00:00
23378文字
会話率:45%
尾瀬佐太郎はある日、駅のホームから突き飛ばされ目が覚めるとそこは異世界だった。
しかも転生先は魔力がないと生きていけない世界だった。
魔力なしで転生してしまったサタローは、魔力を他人から貰うことでしか生きられない体となってしまう。
魔力を貰う方法……それは他人の体液を自身の体に注ぎ込んでもらうことだった。
クロノス王国魔法軍に保護され、サタローは様々な人物から魔力を貰うことでなんとか異世界を生き抜いていく。
※アホ設定なので広い心でお読みください
※コメディ要素多め
※アルファポリスにて先行公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 20:45:43
107373文字
会話率:46%
※男性陣は割と性に奔放です。一部ご不快に感じられる箇所もあるかと思います。ご了承の上、お読み進め下さいませ。
※この作品は二部構成となります。
一部のあらすじ
アメジスト王国を守る結界を張る結界魔術師の内の一人であるエーリカは、ずっと慕っ
ていた第一王子クラウスとの婚約が決まる。しかしクラウスは男爵令嬢のミラに想いを寄せているようで……。
クラウスもエーリカを子供の頃から慕っていたが、国を守る程の力があるエーリカに遠慮し、更に親しげな師匠オルフェンとの関係を疑っていた。そんな時、ヴィルヘルミナ帝国からエーリカに縁談の話が持ち上がる。エーリカはクラウスの為、国の為、ヴィルヘルミナ帝国に嫁ぐ決意をするが……。
ーー最後に一つだけ、クラウス様から欲しいものがあります。
二部あらすじ
結界が消え、ヴィルヘルミナ帝国の進軍と共に守護山が落ちてきてから四ヶ月。クラウス達は消えたエーリカの捜索を続けていた。
大怪我を負い、目覚めたエーリカは魔力で繋がったヘルムートと共に小さな町で暮らしていた。しかし町でクラウスが側室を娶るという噂を聞き、婚約を解消する為に王都へ戻る決意をする。
「他の女とうまくいっていると言えば満足か? これ以上逃げる口実を与える気はない。君の気持ちを聞かせてくれ」
しかし結婚出来ない理由はエーリカにもあって……。
登場人物
アメジスト王国
エーリカ・ルートアメジスト
21歳、結界魔術師で、アインホルン侯爵家の長女
クラウス・ベルムート・アメジスト
20歳、第一王子で騎士団の副隊長
オルフェン・ルートアメジスト
年齢不詳、結界魔術師でエーリカの師匠
ミラ・ベルガー
19歳、男爵令嬢。ルドルフの従兄妹
ジーク・ベルムート・アメジスト
14歳、第二王子
ルドルフ・フェンゼン
28歳、伯爵家の嫡男。騎士団の隊長
フランツィス・アインホルン
エーリカの兄、23歳、アインホルン家の嫡男
ヨシアス・アインホルン
エーリカの父、アインホルン家当主
フィリップ・ホフマン
22歳、クラウスの友人、ホフマン辺境伯の嫡男
フーゴ
18歳、騎士団副団長補佐
ユリウス・マイカー
兵団長、ハンナの夫
ハンナ
水の結界魔術師
ルー
火の魔術師
ヴィルヘルミナ帝国
ヘルムート・ヴィルヘルミナ
22歳、ヴィルヘルミナ帝国の第三皇太子
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 02:01:29
289504文字
会話率:64%
前世ではバタバタと新しい世界に転がり込んでしまった。
この世界は縦に7層に分かれており、各層に王国が存在する。 上の世界は下の世界と比較して、より強力です。
父はエルという名の乙女を買い与え、彼女は彼の妻となった。 妻は彼のために娘
を産んだ。
ウイルスに感染した彼らは、治療法を求めて上の世界へ旅立つという選択を迫られた。
美少女との旅は、今ここから始まる。
初めての作品、皆さんのご意見をお聞かせください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 10:56:53
2998文字
会話率:0%
[R-18相当箇所はサブタイトルに♡付けてます。]
異世界召喚から帰ってまだ3日、再度異世界へおかわり召喚!
しかも今回はクラスの美少女2人も一緒に異世界へもう一丁!
前回の異世界召喚で得たスキルや人脈を駆使し、2度目の異世界でもダンジョン
攻略へ挑む男子高校生、高御座 隼人(たかみくら はやと)の物語。
大体冒険、たまにメイドのケモノ娘達とイチャラブエッチの予定。
召喚先は異世界[ダステール]の[オスル王国]。
[魔界への穴]と呼ばれる魔物を吐き出し続けるダンジョンを攻略し、王国を魔物から守り抜け。
召喚に巻き込まれたクラスメートやメイド達との共同生活&ダンジョン攻略。
ご都合ハーレム異世界生活始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 22:00:00
285939文字
会話率:38%
とある理由から日々の生活に嫌気が差していた十九歳の女子大生、紗耶香(さやか)はある日目覚めると異世界に転移していた。
意味が分からないまま辺りを彷徨っていると、不運なことに奴隷商人に捕まってしまう。彼曰く、度々現れる『異世界人』という人間は
、特殊な能力を持っていることが多く高く売れるとか、なんとか。
元々人生を諦めていた紗耶香は、悲観することもなくただ淡々と従い、オークションにかけられる。
そして、そんな紗耶香を買ったのは……年齢不詳の美しき白銀の髪を持つ男性。彼はイノセントと名乗り、この王国で『大魔法使い』と呼ばれている特別な人間らしい。
イノセントが紗耶香を買った訳は、紗耶香と自分の魔力の相性がぴったりだと感じたから。紗耶香が協力してくれれば、自分は魔力不足に悩まされることが減ると。
まぁ、役に立てるのならばいいや。そう思った紗耶香だが……魔力補給の方法はまさかの×××!?
「い、いや、無理ですってば!」
「一度契約したら、もう元に戻ることは無理だし、諦めて」
紗耶香は『異世界人』であることを隠すため、ステラと言う偽名を与えられ、イノセントに協力することを強いられる。
が、始めは紗耶香ことステラを道具としか思っていなかったイノセントの態度は、徐々に変わり始めて……?
これは、何事にも執着しなかった大魔法使いが、ひょんなことから買った奴隷の異世界人にこれでもかと言うほど執着してしまうお話。
戦えるヒーロー×溺愛×異世界転移×TLシリーズ、第1弾。
――
◆掲載先→ムーンライトノベルズ、アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 20:52:40
5701文字
会話率:36%
トゥラ王国のクラーラ騎士団で治癒聖女として従事しているリーセ・メーベルトはとにかくものぐさである。
実力はあるがやる気はない。そんな性格のため、リーセは治癒聖女の中ではトップクラスの「問題児」として名をはせていた。
そんな彼女はある日、ひ
ょんなことから不運だと有名なハイディ騎士団の団長アドネ・ティールと出逢う。しかも、彼は不運にも媚薬に侵されていた。
アドネにひっそりと憧れていたリーセは、自らの身体を使ってアドネを助けることに。まぁ、一度きりの関係だと割り切ればいいや。そう思い、割り切っていたリーセだが、アドネはどうやらリーセに惹かれてしまったらしく、リーセに「結婚を前提に付き合ってほしい」と迫ってくる。
でも、「問題児」である自分がアドネに釣り合うとは思えない。早々にそう決めつけ、逃げ腰になるリーセを他所に、アドネは「ずっとリーセが好きだった」と暴露してきて――……。
落ちこぼれ騎士団の団長を務める不運な男と、とある事情からやる気を失った治癒聖女が互いの傷を癒していく身体から始まるラブコメ。
▼日刊ランキング10位ありがとうございます……!
――
◆掲載先→ムーンライトノベルズ、アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 17:00:00
39709文字
会話率:34%
とある時代の、とある国、現実とは異なる次元、時間軸の物語。
フランドール王国とレーベンドルフ王国、隣り合った二つの国は約100年間領土をめぐって戦争をしていた。大きな戦いもあれば、小競り合いもあった。そんな戦いがレーベンドルフ王国の敗戦
によって終えりを告げた。
和平の証として、フランドール王国のツュプレッセ王女と、レーベンドルフ王国の第一王子フランツ王子の婚約が決まった。
そして、和平条約が結ばれた後、フランドール王国にて二人の婚約式が執り行われた。
だがそれは、レーベンドルフ王国による謀略であった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*フィクションです。
*R18
*残酷な描写、グロテスクな描写、その他配慮が必要な場合があります。前書きにて予告しますのでご注意ください。
*不定期投稿の為、更新スピード遅いです。(書き上げた話のストックがある時は、一日一話予約投稿します。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 07:10:29
42429文字
会話率:28%
クワスモ王国のお抱え宮廷魔術師カーター・H・オクスは、無実の罪で宮廷魔術師としての地位を失っただけではなく、身体の皮を剥がされた上に、ウェアウルフの身体をツギハギされる獣化刑を施されてしまう。
獣化刑を執行されたオクスは王都から追放されてし
まうが、その陰には巨大な陰謀が蠢いていたのである。
午後9時更新予定です。
★マークが付いているのが性的描写がある回となります。
※セックスよりもファンタジー要素に重点を置いている作品であり、暴力・残酷性が強いシーンもあります。
※また、主人公の身体がウェアウルフとなっているので、少々特殊性癖向けの作品となっている事をご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 21:00:00
28327文字
会話率:25%
「…まさか、此処が『自由と鳥籠の聖女〜光と闇の覚醒〜』の世界だったなんて」
…ーこの国、アルフォルト魔法王国の王家の血をひき、昔から王家を支えるアルフィーレート公爵家の長女、ルピティナ・アルフィーレートの呟きに反応する者はいない。
ル
ピティナはランプの明かりだけを頼りに、鏡台にうつる自身の姿を見つめる。
乳白色の柔らかい肌、睫毛が長く薄紫色の大人びた瞳、腰まで長いふわふわした薄紫色の髪、長身で細身のスレンダーな身体、そして自身の胸元に『黒薔薇』が咲き誇る。
「悪役令嬢のルピティナが“闇の聖女”だったなんて…」
ルピティナの前世である日本人の少女がハマっていた18禁乙女ゲー『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の世界だ。
そして今は既にエンディングを迎えた。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDへ。
「もっと早く前世(記憶)が戻れば、何か変わったかしら」
前世の記憶が戻った時は全てが終わっていたー…。
ルピティナの耳にカシャンと音が聞こえ、音に誘われて、ルピティナは後ろを振り向く。
そこに『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の攻略対象キャラである男性が立っていた。
ルピティナを閉じ込める檻の鍵をあけて入ってきたようだ。
「お帰りなさいませ。ーーーー」
ルピティナが男性の名前を呼ぶと、男性は優しく微笑み、ルピティナを抱き締めてベッドへ誘う。
「んんっ」
男性がルピティナに覆い被さり、深くて甘いキスをルピティナに贈る。
「…あっ、ああ!」
衣服を何も身に付けていない、生まれたままの姿でルピティナと男性は抱き合う。
男性の身体が上下に揺れる度に、ルピティナの身体も上下に揺さぶれる。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDを迎えた、ルピティナに出来ることはただひとつ。
攻略対象キャラ男性の歪んだ愛情を“愛の檻”で受け入れることだけ。
それぞれの“愛の檻”をどうぞご覧下さいー…。
※攻略対象キャラルートによって、前世の記憶の有無や、戻るタイミングなど、設定の相違があります。
※“光の聖女”リリアと攻略対象キャラの絡みもあります。
※1話完結の読み切り形式です。
※最中はほぼありません。
アルファポリス様、カクヨム様で同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 15:38:27
41157文字
会話率:59%
定年退職した夜に急死した真理子は、ユーゼルシュタイン王国のシュバルツゴールデンバウム大公のひとり娘マリーゴールドに異世界転生していた。
前世で夫に先立たれてから必死で四人の子どもたちを育て上げた真理子は、悪役令嬢に生まれていたことに
気がつかないまま、自分はもちろん周囲も目一杯幸せにしようと奮闘している内に、継母の連れ子にロックオンされていたというお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 18:04:25
108812文字
会話率:21%
***『なろう』に移行しました。https://ncode.syosetu.com/n1570hp/
“王道”外れた異世界転生物語。
異世界転生者として、チートがあるわけでもない。ありきたりな、魔法も魔術も魔物もいない。これまたあり
きたりな公爵令嬢でも悪役令嬢でもない。ヒロインでもモブでもない。
ついでに言うが、これまた、あまりにありきたりな設定の喪女でもない。
それなのに、なぜ私が異世界転生者……?!
もうこの世界で生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
(本編概要)セシル・ヘルバートはノーウッド王国ヘルバート伯爵家の長女である。長く――無駄で――それでも必要だった7年をやーっと経て、嫌悪している侯爵家嫡男、ジョーランからの婚約破棄宣言で、待ちに待った婚約解消を勝ちとった。
17歳の最後の年である。
だが、セシルは、その婚約解消の事件となる一大事を――もう、全て、知っていたのだった。
予想していたのではなく、ずっと―――記憶に残る、その事実を知っていたのだ。
なぜなら、セシルは10歳の時、全く理由もなく、現代にいた現世の自分の記憶を突然思い出し――そして、自分が、おぼろげにしか覚えていない以前に読んだ異世界ファンタジーの小説に出てくる――異世界に転生してしまっていた事実を自覚してしまったのだから。
“異世界転生者”の“王道”外れて、さっぱり理由が当てはまらない謎の状況。
なのに、なぜ、現世の私が異世界転生?!
なにがどう転んで異世界転生者になってしまったのかは知らないが、それでも、セシル・ヘルバートとして生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
それを指針に、セシルの異世界生活が始まる。第2の人生など――なぜ……?! としかいいようのない現状で、それでも、セシルの生きざまを懸けた人生の始まりである。
伯爵家領主に、政治に、戦に、隣国王国覇権争いに、そして、予想もしていなかった第2の人生に、怒涛のようなセシルの生がここに始まっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 14:06:11
341656文字
会話率:40%