無自覚ゲイだった一人の男性海棠澪音は、突然のヤクザの発砲で命を落とし、気が付くと卵の中だったが何とか産まれたちゃんとした赤ん坊の姿でー
※同性でも妊娠出産出来ますが種族によって同性同士なら卵の場合や木の実などの場合がある世界です
最終更新:2021-09-02 09:20:01
513文字
会話率:65%
辺境の村で愛息子と暮らす何でも屋のシューガには秘密がある。それは竜人族の王の息子だが男児が出来なかった母方の伯父夫婦の養子に入った侯爵家の人間でありこの国で最強と言われた第一騎士団団長で4年前、行方不明になったシューガラン本人だと言う事とΩ
である事だった。
村で息子ネイトと平穏に暮らしていたがある日、土砂崩れで足止めを喰らった遠征帰りの第一騎士団とたまたま辺境視察に来ていた第三騎士団が村を訪れてー
アルファポリスにも投稿してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 18:02:30
491文字
会話率:50%
人間と吸血鬼が共存する国に数年前人間も、吸血鬼も死に至しめる奇病の特効薬を開発し奇病を鎮めるきっかけになった天才薬師と名高いセオドールは、辺境の村の森奥で一人で平穏に暮らしていたがそこに奇病から救った大貴族の息子ノイアが現れてー
※男性の
妊娠出産、同性婚など出来る世界です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 20:33:11
959文字
会話率:27%
数十年生きるのにまだ少女の容姿をした魔女のカルア。
闇色の髪に月の瞳、そんな使い魔のシキは彼女の恋人。
青年と少女。普段は恋人に見えない二人だけど、魔女の薬で体を成長させることができるカルアは昼も夜も甘い日々を過ごしている。
立ち寄った街で
の祭りを仲良く満喫して、家に帰るまでは平穏な日常だったのに……。
まさか露天で貰ったあれが彼を発情させるだなんて。あんた妖魔じゃなくて普通の猫だったの?
「可愛いカルア。何もかも全部、俺のものになってよ」
溺愛使い魔青年×強気魔女っ子の激甘ラブコメ。
『金色お月さまと魔女の夜』の続編ですが、こちら単体でもお読みいただけます(*´꒳`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 20:14:15
8664文字
会話率:52%
誘惑のヴィクトリア~皇太子妃になりたくないので全力で皇子以外を誘惑します~(R15)にて41話を掲載。一旦完結しておりますが、こちらはその続編です。(下記URLにて掲載)
https://ncode.syosetu.com/n6901gz
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【第41話までのあらすじ】R15にて掲載
平穏な結婚を夢見た主人公のヴィクトリア(18)は皇太子妃候補に選ばれるも、王宮で他の貴族に求愛する。一方、皇太子カティーサーク(20)はプレイボーイと名をはせていたが、それは嫉妬した令嬢たちの嘘であり10歳の時に会ったヴィクトリアを一途に愛していた。
彼はヴィクトリアが他の男に求愛するのを見て以来、狂気じみた愛情を見せヴィクトリアを執拗に追った。そして、嫌がっていたヴィクトリアも彼の狂気に少しずつ魅了され二人は満月の夜に結ばれる。
しかし、他の妃候補令嬢の嫉妬により命を狙われたヴィクトリアは毒を盛られ意識不明に…。混濁した夢の中でヴィクトリアはやっとカティーサークとの出会いを思い出し、彼を自然と「カティ」と呼ぶようになった。しかし…
(R18指定部分には★をつけています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 23:15:48
138036文字
会話率:33%
平穏な日常に飽き飽きしていた俺こと速水早太郎《はやみそうたろう》はどうしようもなく刺激を求めていた。
そんな俺に刺激?を与えてくれたのは隣の席に座る校内一の美女、南沢那美だった。
なにを思ったか彼女は授業中に突然、触ってきたのだ。俺の…
…大事な部分に。
これは男の誰もが抱いたことがあるであろう妄想じみた展開から始まる――恋の物語だ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 22:30:59
40103文字
会話率:38%
2年前に聖女召喚の巻き添えを食らった
山田裕子(33)はなんのスキルも持たない一般人だった。
喚ばれた先ではきちんとその後のフォローもされて
この世界の事を学ばせて貰い
暫くの資金援助を受けられた。
その後は街の食堂で働いて平穏に暮らし
て居たのだが
ある日どうしても裕子は我慢できなくなった。
痴漢(痴女)がしたい。
そう裕子には少しだけ特殊な性癖があったのだ…………
しかしそんな事したら捕まるのは間違い無し
なので、夜の酒場で情報を得て
同じ趣味の相手と出会えるお店に向かったのだが……………
全4話予定。
ゆるく読めるえろを書きたくなりました。
エロ<コメディ
更新不定期です。
基本的に全話全てにR18シーンあります。
特殊な性癖有りますので閲覧の際はご注意ください。
アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 20:20:07
23031文字
会話率:25%
トステピア国で唯一の聖女であるミラは護衛を務める騎士団長の行動に困っていた。
何故なら彼は、変態だから。
「ミラちゃんのパンツをください」
口を開けばパンツを強請ってくる騎士団長マーク・ライアンスにミラはいつも辟易していた。
そんなある
日、聖女を狙う賊に襲われ、ミラは絶体絶命の危機に。
もうダメかと思ったその時、颯爽と現れたマーク・ライアンスが敵を全て倒してミラを救う。
優しさや意外な一面に触れて、ミラも徐々に彼に惹かれていくが……
「もぐもぐ、ミラちゃんのパンツ美味しいです」
やっぱり変態はお断り!!
責務を果たして平穏に暮らしたい聖女と
どうしてもパンツが欲しい変態騎士団長
追いかけっこラブコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 21:04:58
37220文字
会話率:25%
現代社会――、霹靂学園に通っている、数人の女の子だけ、何かおかしい性癖を持っており、その彼女らは、とある人物に好意を寄せていたのだ。
そんな中、諸星渓[もろぼし けい]は、三次元には関心がなく、常にスマホゲームにしか魅力を感じなかった。
過去のトラウマから、二次元に執着するようになったのだ。日々、課金をしたりして、ゲームに興じていた。
が、特殊な性癖を持つ彼女らは、そんな渓に、三次元の魅力を教えてあげることを決意する。その一環として、彼女らは、渓の精子をいろいろな手段で絞り取ることにしたのだ。
彼女らの性癖はあまりにも特殊で、精子や、チ●コ、戸惑う顔を見るのが好きで、そういう行為にあまり背徳を感じない。
その彼女――、寝込御寿々[ねこみ すず]、日置志渡華恋[ひきしど かれん]、音無琴葉[おとなし ことは]は高校生になってから親しくなった関係であり、好きな人がたまたま、渓だったがために精子を絞り取るという、性的なゲームで決着をつけることになった。
それは誰が一番、溪の精子を集めることが出来るかが重要で、多く集めた子が、彼に告白できる権利を得られるのだ。
渓はスマホゲームができればいいだけなのに、彼女らによって、平穏な環境が崩されていくのだった。
追記」2021.08.17
本日を持って、この作品は打ち切りとして処理致します。今後、方向性が定まり次第、別の枠で、リメイクする場合もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 00:45:12
21138文字
会話率:49%
子供の頃から変わり者のきいちの目標は、平穏に過ごすこと。
小学生時代の大親友の俊君と再会したとき、何かが変わる。
これってどういうきもち?自分のことなのにわからない!でも、俊くんは理由を知っているみたいで。
_______________
_____________________
主人公が小学生時代からのスタートです。
フレッシュさをだしたいのに作者が淀んでてうまく出てるかわからん。
オメガバースですが、独自設定あります。
詳しくは本編必読でお願いします。
楽しんでくだされば幸いです。
執筆中に訂正が入る場合は、冒頭で報告いたします。
予告なくR18シーンが入ります。背後にご注意お願いいたします。
濡れ場の前にはサブタイトル横に*を付けます。
特殊性癖が入る場面は*を2個つけるようにしてます。本編にて確認していただき、自衛の目安にしてください。
(20210319変更部分)
本編59章から無理やり表現がはいります。主人公が辛い目に合うのがイヤな方は自衛お願いします。
また、それに合わせて検索ワード追加してます
(20210306変更部分)
20210423 一章完結、引き続き二章もよろしくお願いします!
20210620 本編、後日譚含めて完結しました!今まで応援してくださった皆様、ありがとうございました!
★なんだか泣きたくなってきた零れ話★
気になると言ってくださった方がいらっしゃったので零れ話集を作りました!そちらからでも読めますが、本編読了後のほうがオススメです!
よろしければそちらもぜひーーー!!!
視点が場面に応じて変わる場合があります、ご容赦ください。
作者社会人のため、不定期更新になります。
以上注意事項です。
どうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 20:12:46
747162文字
会話率:56%
※小説家になろう、カクヨムにて連載中の『遺形の承継者』の番外編になります。
※時系列としては本編21章と1章の間の話になります。
https://ncode.syosetu.com/n1341fq/
エレカンペイン王国の聖都、ケンプフェ
リア。
権力闘争で大切な存在を喪ったヴィーは、その傷も癒えきらぬまま、しかし表面上は蟄居先の僧院内で平穏な日々を過ごしていた。
聖人のごとくと謳われる外見の持ち主の彼ではあるが、しかし齢十六の生身の人間ゆえ、その身にはのっぴきならない問題が定期的に出来する。
そのたびに、彼は僧院の自室を抜け出し、夜の街へと足を向けるのであった。それはもう、仕方なしに――。
※主人公(ヴィー)の性描写が苦手と思われる方はご注意ください。
※性行為描写のある話には※を付加いたします。(それ以外にもセリフに性的表現が含まれる場合があります)
※お読みいただかなくても本編の進行に影響はありません。
※本編未読の方への配慮は行っておりません。世界観的に特殊な設定等はありませんが、登場人物の来歴が分からないと理解が難しい内容である可能性があります。よろしければ本編もご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 07:47:48
16435文字
会話率:24%
剣と魔法の力が実在する世界の物語。場面は学園都市ラフレスタからエストリア帝国の帝都ザルツに移る。
ラフレスタの乱をなんとか乗り切ったアクトとハルは帝皇デュランからの依頼を遂行するため帝都大学へ一時的に籍を置く。当初は簡単な仕事だと思って
いた彼らだったが、思わぬ材料不足によって足止めを食うことになる。平穏に思えた帝都ザルツの暮らしだったが、その水面下では様々な陰謀と事件が蠢き、そして、否応なく巻き込まれいくふたり。こうして運命の歯車は再び回り、新たな出会いと冒険の旅が始まる。
果たして彼らは何を得て何を失うのか。
追い詰められた研究者、奉られた英雄達、嫉妬に染まる人間、権力争いに明け暮れる教団、虐げられた種族とそれに抗う者達の行く末、見え隠れする隣国ボルトロール王国の野望、人の常識を遥かに超えた敵、そして、戦争の足音・・・ふたりの運命はいかに!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 06:33:47
868359文字
会話率:25%
人間と魔族のハーフの青年・ジェラルド。
平穏な大学生活を送っていたジェラルドはある日、浴衣姿の謎の日本人男性と出逢う。
日本から逃げ出した『怪異』を追ってきた陰陽師だというその男はジェラルドを気に入り、やがてジェラルドは戦いと恋に身を投じ
ていく。
(この作品はエブリスタにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 22:48:46
24716文字
会話率:50%
ある夜、私は夢を見た。
10歳年下のイケメン俳優に抱かれる夢を。夢の中で「主婦が選ぶ抱かれたい男No.1」の彼と、私は欲望の限りを尽くして戯れた。お互いの身体に愛を刻印し、私は彼の硬い部分に歓喜して、彼は私の柔らかい部分に耽溺した。そして
、私は絶頂を迎えるー その夢の中の絶頂だけど、目が覚めた後も、私はその感覚を覚えていた。そして、それは現実では味わったことの無い快楽だった。
その日から、私の平穏無事な日常は変わり始める。あの悦びをもう一度 ー 最初は自分だけの一人遊びだったが、次第に私の欲望は肥大してゆく。出会い系で知り合った青年やかつての恋人。出口のない性の螺旋に私は吸い込まれていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 11:57:17
5239文字
会話率:12%
彼氏とのセックスにいまいち満足できない高校3年生の河原田茉里はふとした偶然で弟、靖生の裸体を見てしまう。彼氏とは比べ物にならないペニスを弟が持っていると知ったその日から、茉里の平穏な日々が狂いはじめた……
最終更新:2021-05-18 00:22:09
3658文字
会話率:75%
精霊の血族であるイェルミは、王宮医務室で医師として勤務している。
毎年恒例の騎士団魔術師団合同の「体力強化月間」で忙殺されていたが、ようやく平穏な日々が戻った。その際、友人である騎士団一番隊副隊長のザルツフォルドと自宅で慰労会を開く。
自宅の氷室の中にあった薄桃色の瓶に入った液体を飲んだイェルミ。同じ王宮医務室の医師で、兄のクオンから、その液体の正体を知らされて・・・。
嵐吹き荒れる夜の、“惚れ薬”から始まる2人の関係。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 22:00:00
16964文字
会話率:29%
人里離れた場所にある没落貴族の幽霊屋敷。
そこには七百年もの間、姿がほとんど変わらない貴族令嬢・アルフィナが住んでいた。
類まれなる強い魔力を持つ彼女は、ただ一人孤独に屋敷の中で変わらぬ日々を過ごしていた。
そんなある日、突然彼女の前に現
れた黒髪黒瞳の女性と、金髪碧眼の紳士。
彼らはどうやらアルフィナのような隠れて暮らす魔力持ちを探していたようで…?
平穏な日常が壊された時、新しい日々が始まる――。
※「千年前失恋して引き篭もりの魔女になったので、今度は殺してくれませんか?」スピンオフ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 18:34:29
15862文字
会話率:40%
影の支配者、フィクサーとも呼ばれる黒井。平穏な時間を過ごすため黒井はハーレムを作ることにした。選ばれた女たちとの日常を描く物語。■グラビアアイドル・優奈IN■
最終更新:2021-05-03 20:23:07
13733文字
会話率:71%
五千年前に起きた世界の存続を掛けた戦い、世界を命を掛けて救った白魔導士ユーアン、その後、世界は平穏に時が過ぎた、……だがその平穏な日々は、五千年後のある日……ある人物の手によって魔王が復活した…そして五千年前の悪夢が繰り返される…。
不定期投稿です、次話の投稿時期は未定。
R18は保険です、エロ系はほぼ無い可能性が高いです。
現在更新は休止中、再開は未定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 12:00:00
21928文字
会話率:40%
淫魔のラウラは淫魔なりに真面目に街の平穏を守っていた。が、ある日突然人間になってしまう。原因は退魔も行う神父ーーの隣にいる一見普通の少女。
全ての魔物の頂点に立つ【終わりの魔物】が化けたその姿にラウラは膝から崩れ落ちた。
最恐の魔物に気に
入られた神父、に無自覚に気に入られたせいで人間にされてしまった完全にとばっちりを食らった淫魔の女の子と、そんな彼女に申し訳ない!な神父と、みんな楽しければいいんじゃないのー?な傍若無人な魔物の話。
※テンション高めのコメディーです
※3話くらいで終わります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 20:29:40
2028文字
会話率:48%
「いや……ひどいこと、しないで……」
「大丈夫。貴方なら耐えられるさ」
高波にさらわれたネフィは、人間ではない『なにか』に命を救われた
白い人と呼ばれる遠来の異邦人に許嫁のネフィを救われたクレオ
彼と言葉を交わすうち、異質さのなかにある妙
な人間臭さに好感を抱くようになる
だが、その時ネフィの身体では後戻りできぬ変化がはじまっていた
抑えられぬ渇き
純潔にあこがれる乙女の想い
人の姿を失っていく苦しみ
いつまでも一緒にいたいという願い
遺骸の埋葬を生業とし、夫婦交換のしきたりを固持する村で育んだ恋心
そのすべてを失ったネフィは、肉の壁に身体を捧げる
※あらすじ
硝石を蓄えるために領主の命令で亡骸を集めて回る、埋葬人の村に生まれたクレオ。
若長として次代の村を担う責務を負わされた青年だが、しかし普段の生活には当たり前の喜びと幸せがあった。
許嫁のネフィは、献身的にクレオを支えてくれる。
親友のトーアは、その泰然とした態度でクレオの範となってくれる。
他の村人達もまた、生硬で不器用なクレオを暖かい目で見守ってくれていた。
しかし、そんな幸せは突然の事故によって流れを変えてしまう。
ネフィが波にさらわれ、まる一昼夜行方不明になったのだ。
そうして、海の彼方からの異邦人に救われたネフィは、その後なぜか喉の渇きを訴えるようになった。
クレオは、ネフィの身体に生じたそういった異変を甘く見ていた。
目を離した隙に、所用でどこかへ出かけているあいだに、ネフィは異邦人の元を訪ねて異変をどうにか解決しようとしていたのだ。
異変が村人に発覚すれば、クレオとともには暮らせなくなる。
ネフィはそうやって道を踏み外していった。
やがて平穏を守り続けてきた生活は破綻を迎え、ネフィは異邦人の「つがい」として、肉の壁に身体を捧げてしまう。
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※本作は寝取られをメインテーマとしています
※本作中の表現によって差別を容認したり助長したりする意図はございません
あらかじめご了承ください。
---------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 20:10:48
254652文字
会話率:34%
「……名前で呼んではくれないのかい、フィーナ?」
「……んっ。カリム、さま……」
テオは知らない。
避けることのできぬ、初めての夜があったことを。
幼い頃に夢見た地で、小さな蕾が花開いたことを。
信じていた人の手で、秘められた痴態が暴かれ
たことを。
待ち望んだ再会の日に、むごい仕打ちが待っていることを。
思い遣りと献身が同情を生み、同情は共感を育み、共感は受容に変わって、ついに二人は背徳の道へと足を踏み入れる。
※本編のIFエンドは別の小説として投稿しています。
https://novel18.syosetu.com/n8917gm/
※あらすじ
思わぬ縁から第二王子カリムとその婚約者リナリスの知遇を得て、婚姻の指環を制作したテオは、幼馴染みのフィーナと共にカリムらと交流を重ねるうち、主従の枠を越えた親愛の情で結ばれていく。
だが、平穏な日々は唐突に終わりを告げ、将来を誓い合ったテオとフィーナの関係にも暗雲が漂いはじめた。
婚姻の儀式を目前にしてリナリスが深い眠りの病に倒れたのだ。
宗主国で執り行われる婚姻の儀式は諸国平穏の根幹であり、わずかな遅滞もひとつの不備も許されない。
一時の混乱を凌ぐために国王が下した決断は、フィーナがリナリスの身代わりとなってカリムと共に宗主国へ旅立つことだった。
疑いの目を向けられぬために、遠い異国で偽りの夫婦を演じ続けるカリムとフィーナ。
伝令役に選ばれて束の間の逢瀬を許されたテオ。
病に倒れたリナリスさえも、やがて理不尽な凶事に巻き込まれていく。
※主人公視点のみを追いかけたい場合は、各話サブタイトルの視点表記に【テオ】が含まれている
お話をご覧ください。
(登場人物の人となりをご理解頂くため、序章だけは全話ご覧になることを推奨します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 20:04:41
321888文字
会話率:41%
田舎領主の風変わりな息子エリシャは、父の所有する小さな荘園の管理を手伝いながら、家族と共に平穏に暮らしていた。
あるとき、近隣の伯爵の領地が魔獣の襲撃を受けたため、調教されたヒッポグリフに騎乗する王立騎士団の精鋭が派遣されてきた。
華やかな
騎士たちには何の興味もなかったエリシャだが、グリフォンを相棒とする誠実な騎士セドランに出会ったことで、彼に淡い想いを抱くようになる。
そんなある夜、仲間を魔獣の牙からかばったセドランが呪毒により重傷を負ったという知らせが届く。その治療はエリシャにしか務まらないもので、彼はセドランが臥せる寝所に赴くが……。
◆侯爵家出身の騎士×妖精の力を持つ青年
◆『魔獣狩りの騎士と妖精の授け子は、空色の約束を交わす』に続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 19:11:49
30000文字
会話率:52%