幼なじみの軍人と婚約したみゆきは、彼の戦死電報を受け取り沈みこんでいた。
最愛の人が死んだとは信じられない。信じたくない。
自分だけは彼を信じて待ち続けよう。
そう心に決めたみゆきのところへ、ある夜、戦死したはずの婚約者、貴明が帰ってくる
。
「譲るなんて、二度と言わない。考えるだけで、俺も、おかしくなる……」
夫となった貴明の溺愛に陶然とするみゆきだが、彼は以前とはどこか違う。
やがて、二人の周囲に奇妙な人物の影がちらつくと、貴明の執愛は度を超し始め――。
甘い新婚生活のために残されたのはたったの100日。
幻想明治の逆牡丹灯籠・執愛譚。
しっとりほの暗い話ですが、ハッピーエンド。
※アルファポリスにも投稿しています。
R15シーン♡
R18シーン♥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 23:23:49
130769文字
会話率:25%
各地の温泉を紹介する雑誌のライターである久美には秘密があった。それは男性とセックスした際に、挿入では快感を得ることができないのだ。身体の疼きはもっぱらオナニーで慰めていた。小さい時からの性の目覚や遍歴を思い返し、やはり挿入で快感を得たいと考
えて、男性と交わることを決意する久美だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 16:50:16
23871文字
会話率:42%
キャスリンは第二王子デリックの婚約者。でも、デリックに新たな恋人ができて婚約破棄されるのではないかということに気が付く。それなら、殿下が新しい恋人との仲を深めやすいように、自分は身を引こう…そうして、温泉地に行くことにした。だというのに、そ
の温泉地にデリック殿下が来たんだけど…なんで?
あー温泉行きたい…という筆者の願望による作品です。Rシーンは少しですし、R15でもいいのかも?程度です。
連載の形式ですが、一気に投稿します。誤字脱字報告ありがとうございます!いつも感謝しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 20:00:00
24748文字
会話率:29%
本人の意思とは関係なく多世界トラヴェラーとなってしまった高橋茗(跳ばされた世界によって別名)。どの世界に落ちても茗に執拗に襲い掛かる異形の怪物。怪物たちはこの世とは物理法則が違う異界からの刺客なのだ。そんな茗を護るのが神代文字で記された古
文書内で白羽異日月(しらはねことなりのひつき)と呼ばれる一位の天使。が、異界にも天使は存在する。
ある朝、茗が目を覚ますとそこは拘置所で、茗自身が死刑囚で、その日が正に死刑執行の日時で……。(エピソード1)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 06:43:26
126184文字
会話率:20%
始まりは一枚のカレンダーだった。
桜エビ漁が解禁になると思い出すのは、ずっと近づきたかった美しい人を独り占めしたあの日のこと。
「かわいい男」バーテンダー和泉さんの若い時のお話。
2023年は桜エビが豊漁と聞き、嬉しくて書いた桜エ
ビを食べに出かけるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 21:12:18
8393文字
会話率:34%
人生に疲れたバーテンダー和泉がひとりの青年と出会い輝きを取り戻す。
Rシーンはありませんが関連作がどエロいのでR指定です。
最終更新:2023-04-13 19:36:40
2016文字
会話率:14%
茶倉スピリチュアルサービス(通称TSS)の代表取締役・茶倉練(ちゃくられん)はイケイケバリバリの霊能者。
その本性は金にガメツイ関西弁守銭奴で、十年来の腐れ縁・烏丸理一(からすまりいち)を馬車馬の如くこき使っていた。
ある時長野県の日水村
(ひみずむら)で土砂崩れが発生、村一番の旧家の後継ぎ・佐沼尚人(さぬまなおと)が死亡する。
「おきゅうさまの祟りです」
喪服の未亡人・佐沼清美(さぬまきよみ)の依頼を受けた二人は早速現地に飛ぶのだが、そこには練と因縁深い恐ろしい怪異が待ち受けていた。
練×理一、『霊姦体質シリーズ』。今回は陰惨な因習に縛られた田舎の村が舞台です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 02:26:34
205917文字
会話率:51%
「tyakuraスピリチュアルセラピー」、通称ТSS代表・茶倉練(ちゃくら・れん)26歳。
眉目秀麗品行方正な彼はチャクラ王子と異名をとるイケメン霊能者……というのは表の顔で、その本性は銭儲けが何より好きな生粋の関西弁守銭奴。
茶倉の元
同級生の烏丸理一(からすま・りいち)は、あるのっぴきならない事情から彼の事務所に通い詰め、雑用係としてこき使われていた。
それというのも実は理一、霊姦体質なのである!
これは悪霊ホイホイなゲイの青年と拝み屋の血を引くイケイケバリバリの霊能者、主従でありセフレであり友人であり天敵であるふたりの物語である。
今回理一と茶倉がやってきたのは長野の老舗旅館。ここは座敷童子がでるので有名な宿だが、宿泊客はHを邪魔されておかんむり。
二人は座敷童の覗き行為を食い止める事ができるのか?
関西弁ノンケ俺様S攻め×淫乱ゲイM受け
(同級生/社会人/コメディ/ギャグ/エロ/鬼畜/調教/SМ/セフレ/オカルト/幽霊/ホラー)
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よろしければどうぞ
https://meganebanzai.booth.pm/items/3893098折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 07:33:57
14795文字
会話率:62%
旅先の混浴温泉で出会った女の子と再会した俺は、彼女の露出調教を担当することになる……
最終更新:2023-04-07 08:00:00
6165文字
会話率:47%
来宮美野里(きのみや・みのり)は体力気力が枯渇して会社を辞めた。ふらっと車で旅に出てたどり着いた山奥で疲れた元社畜が神さまとガチムチ強面巨漢神主に癒やされる話。
※ 異種姦要素がございます。苦手なかたはブラウザバックをお願いいたします。
最終更新:2023-03-31 08:00:00
13522文字
会話率:35%
◆登場人物
冷泉 桃華 <れいぜん とうか>
・年齢 15歳(中3)/身長 155cm
退魔師。黒髪姫カットロング。爆乳。
雫と同じく、天才と称される実力者の一人。柔らかい物腰の裏にしたたかな面を秘める少女。
容姿端麗・スタイ
ル抜群で、着痩せするため分かりづらいが、雫以上の爆乳の持ち主。自身が女としても退魔師としても優れている事を自覚しており、それに釣り合うだけの強い雄を無意識に求めている。
マキリ
・身長 190cm
白髪長身。ヒトガタを象り、人語を解する突然変異妖魔。
同シリーズと世界観を共有していますが、読んでいなくても楽しめます(多分)。
pixiv : https://www.pixiv.net/novel/series/8929008折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 10:56:04
34336文字
会話率:35%
ゲームのオフイベントという名目でとある温泉旅館に集められた女たち。
しかしイベントの実態は彼氏持ち・旦那持ちな彼女たちをターゲットとした托卵乱交パーティだったのだ!
催眠によって「常識改変」「絶対服従」「排卵促進」を命じられた女たちへ欲望
を滾らせる男たちの魔の手が襲い掛かる……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 18:00:00
15620文字
会話率:55%
私、|本郷ゆづ葉《ほんごうゆずは》は可愛い物が大好きだ。
それはどんな物にも適応する。
アクセサリーでもぬいぐるみでも動物でも、そして、、、愛らしい女性でも。。。
|愛《めで》られるだけで幸せだった。
女子高(現在は諸事情に
より現在は共学)を選んだ目的も可愛い彼女達を愛でる為でしかなかった。
他は眼中に無く幸せな日々を過ごしていた。
だがそんな高校生活最後の年。
私は見つけてしまった。
不器用で、少し自信が無くて、でも真っ直ぐで可愛い『最愛』を。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 21:00:00
11812文字
会話率:21%
田舎を舞台に繰り広げられる甘々逗留記。いやしといやらしさをお求めのあなたに!
祖父の一周忌で生まれ故郷に帰郷した下宮亮太郎は、幼馴染の家が経営する老舗旅館の露天風呂で十年ぶりに旅館の一人娘にして幼馴染である東根有希と再会する。
再会の
シチュエーションに戸惑っている間に昔のように一緒にお風呂に入ろうと言って距離を詰めてくる有希。亮太郎は反応する体を隠すために彼女から距離を置こうとするが、追いかけてきた彼女は昔のように体を洗おうとする。その手つきはしっとりとしており、亮太郎の理性は揺さぶられる。彼女の手はやがてそんな彼の下半身へと伸びていき──これは数日の逗留の間に蕩けるまで温められる旧交の記録です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 19:22:31
94415文字
会話率:49%
国境付近の泉で、想い人レーリオと毎日逢瀬を重ねていたエミリー。
そんな中、隣国と戦争が始まってしまい、エミリーは恋心より王女としての責務を選ぶが、隣国からの攻撃により戦況が不利になると父王はエミリーを敵国へ生贄として差し出した。
死を覚悟
し敵国へ送られたエミリーはそこでレーリオと再会するが、彼は人間ではなく魔王で――
2023.2.28 全話改稿しました
《アルファポリスにも投稿しています》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 21:29:28
85658文字
会話率:49%
日本の神話が好きな私は、夏休みに神話伝承の土地へと向かい、そこで迷子になった。
何とか無事に帰ってきた私は学校のグラウンドで部活中、鬼に連れ去られてしまった。
そこは鬼がいる世界。きっと此処は根の国とか黄泉国とか呼ばれる神話の世界なんだ。
尊厳を奪われて行く中で、いつしか私はその鬼の手に堕ち、私は己の本当の存在の意味を知る。
媚薬、凌辱ありの話です。苦手な方はご注意下さい。基本ヤッてます。
性描写のある回には、「※」を付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 15:52:54
13242文字
会話率:44%
バブルの場末の温泉地で、女ふたりに嬲(なぶら)れたときの妄想です。親子だと名乗りましたが、まるでクローンのようにそっくりの双子に、柔らかな食パンに挟まれたサンドイッチの愉楽を味わいました。
この世ではないこの世。
30年経ったいまも、
それ以外に語る言葉を持ちません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 13:43:26
6104文字
会話率:12%
歌舞伎町のナンバーワンホスト 一条レイには、誰にも言えない秘密がある。
それは自分が二次創作のBL文字書きであるということ。
ある日レイはアフターで泥酔して後輩ホストの和泉大河の自宅に担ぎ込まれてしまう。大河の家の書棚で自分が頒布した二次
創作本を見つけたレイは激しく動揺する。さらに大河に自分は二次創作のBL小説を読むのが趣味だと明かされ「面白いから読んでみてください」と自分の本を半ば無理矢理、押し付けられてしまう。
この出来事がきっかけとなり大河と仲を深めていくうちに、レイは次第に他人の目を気にせず堂々と好きなものを主張できる姿に惹かれていく。
一方、大河には漫画家になるという夢があった。コミケで声をかけられ、担当がついたところまでは夢のようにスムーズに進んでいたが、ネームの修正を繰り返す日々に行き詰っていた。そんな中レイに偶然ネームを見られてしまうが、その的確な感想とアドバイスに感動し、定期的にネームをチェックしてもらう約束をする。
2人で過ごす時間が増えていく中、次第に大河への気持ちを抑えることができなくなったレイはある日、大河にキスしてしまう。
その日から大河と付き合っていると思い込み浮かれるレイと、自分たちの関係性に思い悩む大河。少しのすれ違いはどんどん大きくなっていき……!?
二人のホストのアンジャッシュのネタみたいなラブコメです。
後半に性描写バリバリあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 02:18:34
11042文字
会話率:25%
【あらすじ】
この世界はそこら中に魔物が蔓延り人さらいが平然と行われる荒れた世界。そこでは巫女と呼ばれる能力者たちが地域ごとに魔物から民を守って暮らしていた。巫女は常人よりもはるかに長生きであり、魔物から民を守り続け、民衆に慕われていた。
しかしその実態は、巫女が人間から生気と魔力を奪い取そのエネルギーを自らの魔力としていた。そして魔物とは、生気と魔力を吸い尽くされた人間の慣れの果てだった。主人公も巫女に捕らえられ魔物にされて意識を失うが、目を覚ました時には人間の姿に戻る力を有していた。巫女のからくりを知った主人公は、魔物を従え復讐を誓う───。
【注意】
残酷な描写が含まれていますので、苦手な方はご遠慮ください。この作品はフィクションです。登場する人物、団体、施設、名称は架空であり実在のものとは関係ありません。挿絵にはAI生成物を利用しており、加工・加筆を加えた上で使用しています。画像は外部サイトに転載しないでください。登場人物は全員成人済みです。問題点の指摘や要望ございましたらtwitterDMで連絡いただけると直ぐに対応できます。
【ひとこと】
『*』マークのある回はR18挿絵ありですので閲覧にご注意ください
感想・評価・ブックマーク、また投稿はじめたばかりなのでアドバイス頂けると励みになります。
■pixiv: https://www.pixiv.net/users/59313450
■twitter: https://twitter.com/yueayax折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 01:55:51
20916文字
会話率:50%
三人の年齢は剛士が三〇歳、百合絵と絵美は二六歳。
会社の先輩後輩で飲み会で意気投合してから交際に発展、
三年間の交際を得て結婚した夫婦という設定です。
pivivにも同じ小説を掲載しています。
最終更新:2023-02-23 12:53:56
3769文字
会話率:71%
※エブリスタにも投稿しています。
『薬師の秘湯は社畜を癒やす』の続編になります。
〈#6 梅雨〉
(2/12記)
いろいろと試行錯誤しています。
このたび、『情熱の行方』を加筆訂正して再掲するのに伴って、やはり一続きのものとしておきたいと改
めて思いました。お手数ですが『情熱~』の方へ移動することになりましたので、こちらは時期が来たら削除(上書き)しようと考えてます。
なお、さらに改稿していますので、こちらとは若干違う部分があります。
1/15追記
〈#8 夏休み〉
退院した奏は復職を目指していたが、旅行に行きたがる樹の希望を叶えてやりたいと思っていた。その矢先、ふたりに思いがけないチャンスがやってくる。
旅行には行きたいが、奏には悩みがあって…。
旅行記のような展開ですが、ふたりの絆も深まる出来事があります。
2/21追記
旅行記と言うより新婚旅行ですね…。
2/23追記
〈#0 笑顔の記憶〉
初恋の痛手から4年。
大学生になった僕に新しい出会いが訪れた。
もうあの頃みたいに無邪気な恋は出来ないけれど、せめてその人のそばにいたいと思っていた。
他愛ないことで笑い合い、飲みに行ったりの心地よい距離を、僕はそれなりに楽しんでいた。
だけど、ある日の彼の言葉で、僕たちの関係は大きく変わってしまうことになる。
※樹の大学時代のお話です。
この部分だけでも読めます。
今回は樹(受)目線の展開になります。
泉とのことがあって15年も独りぼっちというのはちょっと可哀想かなと。奏と出会うまでの寂しい時間に、支えになるような恋があれば乗りきれるかなと思って書きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 08:56:56
97225文字
会話率:47%
※エブリスタにも投稿します。
〈あらすじ〉
※加筆修正しての再掲になりますので、ご了承ください。
『薬師の秘湯は社畜を癒やす』の番外編です。
樹の高校時代のお話です。初恋の相手である泉の目線から書いています。前回力不足で書ききれなかった(
書き表せなかった)泉の心情と、弦との後日談を追加しました。
全体的な流れとしては、間に『#6 梅雨』が入ります。#7に『梅雨』に書かれてないシーンの回想部分がありますので、形式上は#4~#7で完成します。
一度タイトルで分類したので切り離したのですが、やっぱり通して読むと気持ちとか状況が伝わるなと思ったので、#6も少しだけ手を加えた上で、今回また一緒に並べることにしました。
(#6の前書きに、『薬師~』の登場人物の紹介がありますので、参考にしてくださいね)
#4、#5
高3の夏、僕は樹に恋をした。
お互いに身も心も求めあった日々は今も色褪せない。
絆が深まっていくと共にわかってきた、樹の秘密。
それを機に2人の気持ちがすれ違い始め、僕の弱さが樹から笑顔を奪ってしまった。
あの時、僕はどうすれば樹を幸せにしてやれたんだろう。15年経っても忘れられない君に、もう一度だけ会いたい。
〈#6 梅雨〉
一緒に暮らし始めた奏と樹。
ある日、奏が交通事故で入院することに。
担当の医師は樹の初恋の相手、泉だった。
お互いに気持ちを残したままの別れから15年。
その上、奏も重傷で樹を抱くこともままならない。泉はふたりに揺さぶりをかけてくるが…。
※『薬師の秘湯は社畜を癒やす』の続編です。
『薬師の秘湯は社畜を癒やす』の続編と、樹の高校時代のお話です。#6梅雨に初恋の相手、泉を登場させたのですが、彼の心情を理解するために高校時代のお話を書いてみることにしました。
そして、拗(こじ)らせ男は新しい恋ができるのか。
何となく完全な悪者には書けなくて。
いつもどこかに救いを求めてしまいます。
みんなに幸せになって欲しいです。
#7
樹と15年ぶりに再会したが、樹は奏を選び、僕は行き場のない想いを抱えたまま北海道に帰ってきた。
こんな僕をいつでも受け入れてくれる弦は、慰めてくれたけど、今夜の僕は自分でも持て余すくらい落ち込んでいたらしい。それでも弦の優しさに触れ、僕は自分とやっと向き合うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 20:01:59
67368文字
会話率:41%
『薬師の秘湯は社畜を癒やす』では、たくさんの方に読んでいただいてとても嬉しかったです。そして、評価くださった方々、本当にありがとうございました。
今回はその続編と、樹の高校時代のお話です。#6梅雨に初恋の相手、泉を登場させたのですが、彼
の心情を理解するために高校時代のお話を書いてみることにしました。
この4つのお話だけでも完結してますが、もしよければ前作にもお目通しいただけると嬉しいです。今回はちょっとシリアスなので…。
〈#4,5 蒼い情熱〉
高3の夏、僕は樹に恋をした。
お互いに身も心も求めあった。
絆が深まっていくと共にわかってきた、樹の秘密。
誰にも相談できずにふたりだけで出した答え。
それでも僕らは本気だった。
15年経っても忘れられない君に、もう一度だけ会いたい。
〈#6 梅雨〉
一緒に暮らし始めた奏と樹。
ある日、奏が交通事故で入院することに。
担当の医師は樹の初恋の相手、泉だった。
お互いに気持ちを残したままの別れから15年。
その上、奏も重傷で樹を抱くこともままならない。泉はふたりに揺さぶりをかけてくるが…。
※『薬師の秘湯は社畜を癒やす』の続編です。
〈#7 情熱の行方〉
樹が忘れられない僕が出会った弦(ゆずる)は、声が樹にそっくりだった。初めて会ったその日に、身代わりでもいいと僕に抱かれてくれた。
それからも時々会うようになり、いつの間にか僕の中で、弦は特別な存在になっていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 15:58:37
53271文字
会話率:41%
マサキ、ミユは夫婦で温泉旅館に出かけた。
しかし、その道中、大雪影響で大渋滞に巻き込まれてしまう。
車内の暖房も壊れてしまい、凍える2人。
いよいよ2人は死さえも意識し始めた。
命の危機に直面した2人を動かすのは生殖本能。
それを頼りに、2
人は体を重ね合う。
渋滞の最中、凍える体で繰り広げられる本気のカーセックス。
それは次第に2人の体を温めていく。
そしてついに、2人は温もりを取り戻していって......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 21:00:00
8287文字
会話率:25%
魔法が幅広く展開している世界の、第3皇子であるエルヴィス。エルヴィスは膨大な魔力の持ち主で、魔法も大変強力だった。そんな彼は次代の皇帝が選ばれる場で、突然気を失ってしまう。
次に目を覚ましたのは見知らぬ城の中で……一先ず情報を得る為に状況判
断をしている内に、見知らぬ国を統治する王が現れた。王と共に現れた2人の王子も、エルヴィスを訝しげに観察してくる。そして第二王子のジルベールは、エルヴィスの事をよそ者として冷たく接してくる。エルヴィスはその態度を不快に感じながらも、わけが分からぬまま世界で保護生活が始まった。
こちらの世界にも魔法があるが、エルヴィスが元いた世界とは随分と扱いが違う。魔法が使える者は、神が力を分け与えるほど清らかな魂を持つ者とされ、教会で保護されているらしい。エルヴィスは魔法水準の低いこの世界なら、自分の魔法や魔力役に立つのでは無いかと考えた。魔法の基礎や仕組みが元の世界とは違う中、エルヴィスは転移先の世界の魔法を探っていく。
・BL感は後半になりそうです
・誤字脱字等の指摘をお願いします
・不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 22:30:50
66661文字
会話率:27%