ルースティン公国の領主、シルリンド・ヴァセスト・レフ・メリルースには、国境の向こうバーニア山、異民族カシス族の地に、秘密の恋人がいた。
互いに戸惑いつつ、何度も危機に遭いながらも離れることなく運命的な関係を育んできた二人だったが、彼らの地を
争いから護っていた守護将軍ブランジェンヴェインの死により、遂に二つの国が直接戦争の危機に直面する。
多くの者たちがもはや戦いもやむを得ないという意見に傾くなか、メリルース卿はただ一人、この戦いの背後にいる神聖帝国皇帝、そしてイシュダル教会という巨大な権力と向かい合う決心をする。愛する自分の故郷を、そして愛する恋人がいる敵の地を、その手によって護るために……。
「落日の王国」の番外編第二弾のおじさん大活劇(?)です。本編と平行して、まったり書き下ろし連載していきますので、覗いていってくださいまし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 22:23:17
155912文字
会話率:18%
欲望と堕落、支配の野望に囚われた為政者の手に落ちたオヴァイン神聖帝国。闇の中に沈もうとする王国を救わんと、過去の伝説に詠われた男たちの魂がこの国に再び甦り、そして集い、狂った王へのリベンジを開始する。敵国の虜囚となり日々辱められる真の皇位継
承者アズラエル、清い身であることの誓いを破った神官ティ=ユー、英雄の子でありながら娼館で育ったユディル、自ら建国した国から追われ、再び対決しなくてはならなくなったレナト、そして皇帝の虜となった恋人をいちずに想いながらも、彼と戦う運命へと導かれていくレヴィアン。さまざまな立場の者たちがさまざまな場所で、男と男の愛と友情と欲望の物語を繰り広げていきます。
Pixivにも移植中、同時に20ウン年前の最初の章から設定見直し中のチラシの裏伝説です(笑)
しれっと修正してある部分がしばしば発生しますが悪しからず。
Pixivのアドレスはこちら。
https://www.pixiv.net/novel/series/9166692折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 00:06:02
437190文字
会話率:33%
ここにある花の数は、ベアトリスが選ばれなかった夜の数。
これは「花の国」と呼ばれる大国に花嫁候補として身を移してきた小国の姫と、花の国の皇帝陛下のお伽噺。
色とりどりの花が咲く小さな庭園で、彼女は月日が過ぎるのをじっと待っていた。時々猫
の姿になって彼に会いに行くのは、ただ想い出が欲しかったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 21:25:41
13454文字
会話率:30%
魔力保有者が激減し、どんなに弱くても何らかの魔力を持つだけで持て囃されるヴァンメル帝国で、子爵令嬢フィリアは社交界デビューを婚約者から台無しにされ、世を儚んで神殿に身を寄せようとしていた。
そんなフィリアには秘密がある。伝説の聖女と同じ「
光」の魔力があるのだ。しかし実際は癒しの力も使えず、魔力持ちなら美しいはずの容姿も平均以下。おそらく生後すぐに行われた魔力測定が間違っていたのだろう。引っ込み思案であがり症の彼女は自分のことを何の取り柄もない「できそこない」だと思っていた。
そんなある日、マロリー子爵家に宮殿から招待状が届く。トラブルでデビューできなかったフィリアのために、皇太后自ら拝謁の場を用意してくれるというのだ。
最後の思い出にと宮殿に赴いたフィリアだったが、なぜかそこに即位したばかりの皇帝までが現れて……
コンプレックスまみれで自己肯定感低めの女の子が、溺愛されるうちに少しずつ自信を取り戻していくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 00:00:00
124953文字
会話率:42%
学問が大好きな皇帝とその最強の護衛の話。
叔父に命を狙われている皇帝には、戦闘民族出身の最強の護衛が付いていた。
身の丈ほどの大剣を振り回し、圧倒的な強さで敵を屠る護衛。
彼は白金の髪と赤紫の瞳を持つ、壮絶なまでに美しい男だった。
だが、彼
が護衛となったのには皇帝の複雑な過去が関わっていて……。
平凡で人畜無害な皇帝×最強の護衛
平凡攻め×美丈夫受け
過去の回想と現在が交差します。
過去編はショタ×おに要素があります。
俺が抱いてやった系の強い受けが出てきます。
ハピエンです。
本編は13000字程度です!
おまけ付きです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 22:52:38
13492文字
会話率:30%
皇帝が収める桜花帝国では、皇帝を癒す桜姫(おうき)を目指す花女(はなめ)たちが花街で切磋琢磨し、人々をマッサージや香り、或いは性サービスで癒し尊敬をされる職業とされている。田舎から良い花女となるために出て来た夜花(よばな)は花序(かじょ)四
位という新人でありながら、穂積(ほづみ)という常連客を得、彼に淡い気持ちを抱いていた。控えめな性格の夜花に穂積は宮廷に上がるための桜姫試験を受ける事を提案し、そこから夜花の生活、思いが徐々に変わってゆく。だが宮廷の役人だと言っていた穂積は自身の話をなかなかしてくれず、不安を抱える夜花。そんなうちにも桜姫試験は迫り――。
※この作品はpixivさま、アルファポリスさまにも掲載しています。
※2019/05/10こっそり挿絵つき始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 17:57:25
108010文字
会話率:41%
竜や魔女が支配する世界で、かつて火竜の加護を受け炎を操る伝説の皇帝ヴァーミリオンがいた。150年前の伝説にすがるほど、現在の世は竜種や魔女、邪妖精に脅かされていた。小国の巫女姫ファラは、ヴァーミリオンが魔女と戦い封じられたという樹海の奥に進
み、ついに彼を見つけ出した。だがヴァーミリオンの封印を解くにはセックスをしなければならなくて――?
書きたいネタを思いついたので、長編では無理ですが短編に押し込みました。お口に合えば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-19 17:28:12
11068文字
会話率:32%
人を操る能力と時間停止能力を得た主人公が女子小学生〜大学生までのありとあらゆる女性を犯しまくる
最終更新:2022-06-27 00:58:08
19675文字
会話率:42%
その悪女は、これまでの罪を償うようにして怒号が飛び交う民衆の波に消えて行った。彼女は「帝国」を滅亡寸前まで追い込んだ史上最悪の悪女言われた。全ての悪は一掃され、帝国に平和が訪れた。こうして悪は滅び、皇太子は皇帝となり、心から愛する人を妻に
迎えいつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし……そう締め括られる筈だった。
しかし何故だろう? この虚しさは……何か、決して犯してはいけない重大な過ちをしでかしてしまった気がする。
悪女の死体はついに見つからなかった。暴動を起こした民衆に、文字通り八つ裂きにされた痕跡が残っていた事から、亡くなったと見られている。少しずつ、明らかになっていく真実。果たして真の「悪女」とは誰だったのか? 「悪」「正義」そして「聖女」の定義とは?
「もう一度、時を戻せたらなら……今度は二度と間違わない!!それが出来るなら、悪魔にこの魂を売っても構わない!」取り返しのつかない過ちを犯した罪悪感と後悔から、男は禁術の時を遡る魔術を探し求めていく。そこで出会う人々、精霊や魔物など、様々な出来事を通して彼が行く「こたえ」は? 果たして、悪女の行方は? 禁術魔法とは?
これは、とある大公の令嬢が史上稀にみる「悪女」として断罪された後の物語。正義のヒーローとして悪を滅し、国民からの指示を集めて皇帝となったある男が、物事の本質を知り贖罪の道を選ぶ事で掴み取る真実の愛のお話。ハッピーエンド。「エブリスタ」「pixiv」「アルファポリス」にも投稿しています。
※ゆっくりの進展。賛否両論で好みが分かれるようなので何でも許せて楽しめる方向け。何卒平にご容赦くださいませ。息抜きに少しでも楽しんで頂けましたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 00:00:00
213804文字
会話率:45%
遥か昔、繁栄を極めた諸国を治める皇帝になった俺。
それには武力ではない治め方がある。
満月が近づくたびに、俺はその恐怖との戦い。
後宮の奥には秘密があり、満月の夜に俺と妃三人はそこに供物となりに行く。
皇帝となった俺の一番大事な仕事だ。
最終更新:2022-06-22 09:02:41
1722文字
会話率:0%
崇国後宮序列最下位の楊遼玲(ヤンリャオリン)は香種(Ω)男子。
望まない入城だった遼玲は後宮での栄華など求めておらず、皇帝に召されることなく後宮でのんびり暮らしていた。
そこへ「草原の盟主へ再嫁せよ」と勅命が下る。
崇国から長城を超えた塞外
の地、異民族に嫁ぐことになった遼玲は西へ向かう旅に出る。
貴種(α)に襲われないよう発香期を抑える薬を持っていたのに、途中で略奪に遭って……。
遼玲を待ち受ける運命は?
初挑戦のアジアファンタジーオメガバースです。
温かい目で見守って下さると嬉しいですm(__)m
エブリスタ、アルファポリスにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 21:08:30
193773文字
会話率:32%
前皇帝と東の小国の踊り子との間に産まれて皇族らしくない髪の色と瞳を持ちながらも皇族並みの魔力がある為隠されたが物心ついた時から軍に所属し国の暗部を担うディンラス・シュウ(十九歳)は、目を覚ますと自分だけ裸、隣には下着姿だけの少し年上の女が寝
ていたが金だけ置いて去るが、暗殺現場を見られていたのを思い出し口封じの必要があるか確認の為女を探していると同い年の第二皇子で魔術大学の学生でもあるスピロの護衛として大学に行くと、大学の図書館でその女を見つけるが、その女は、ディンラスを見ると
「しょ、処女奪いかけた責任取りなさい!!」
「・・・」
名門貴族の令嬢だが魔力が強すぎるので疎まれて育た大学の図書館の司書アマラ・グレクート(二十三歳)だった・・・
人の命を奪う事しか知らずに育た年下軍人と魔力が強すぎると家族(祖母以外)に疎まれて育た令嬢の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 16:00:00
3751文字
会話率:76%
辺境の村の学校で教師をするネリアは、家に帰ると扉の前で腹から血を流している騎士の制服を着た青年を見つけて医者を呼ぶ治療して貰うが、毒に犯されており一歩遅ければ死んでいたと言われる
青年は、ゼルムと名乗った以外何も言わずにネリアに看病された後
回復しネリアに礼を言って去る
そして、その数週間後、帝都から騎士がやっていてよく分からないのに帝都の城の謁見の間で再会したのはゼルムー「賢帝」と言われる若き皇帝アンゼルムでー
目の前で前皇帝の父と皇太子の兄を殺された過去を持つ皇帝アンゼルムとアンゼルムに国を滅ぼされた王国の前国王の娘でありながらも叔父家族から冷遇されて育たメイドとして育たネリアの物語ー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 17:48:11
625文字
会話率:81%
代々皇族の盾となる一族ブークリエ家のゾエは六歳で皇帝アルベリクの盾となったが初めはおじさん嫌だと思っていたが皇族の為にだけ生きると言う一族の教えを叩き込まれて育たゾエは感情など知らずにいたがアルベリクに感情などを教えて貰う内にアルベリクに秘
めた想いを抱き様になる
※男性妊娠可能な世界です
※前に消したのを再投稿しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 18:28:51
1227文字
会話率:74%
『人類が滅亡の危機に瀕しています。どうぞお救い下さい。』
女神にそう言われて魂を押し込まれた先は、BLゲームの魔王の身体だった。
侵略戦争を繰り返し、他国の貴族を奴隷にして飼い、眉一つ動かさず大量虐殺を行う、悪の帝国の皇帝。
このプロフィー
ルで一体どうやって人類を滅亡から救えと?
しかもこの魔王、ゲームの主人公がどんなルートをたどろうと、最期は基本、男にレイプされた挙句に殺されるんだが…?
ごく普通の日本人の大学生である“俺”が生き残る努力をしつつ、苦境に陥ったり、恋に落ちたり、出来れば人類を滅亡から救おうとしたりする話。
※魔王は総受け体質ですが相手は一人です…多分。
※前置きなくR18描写が入る可能性があります。
※特に二章はR18描写が続きます。キーワード・副題に苦手なものがある方は今のうちにお逃げください。
※本編・外伝・後日談全て完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 20:00:00
170308文字
会話率:39%
一夜でパラジート帝国によって滅ばされたライース小国。その生き残りのアリベールという少女。彼女には「幸せになりますように」という祝福がかけられていた。つまり「幸せになるまで死ぬことができない」という呪い。
国を失い、家族を失い、友を失い、全て
を失った少女に手を差し伸べたのは、セルカ王国の鎮魂師のロドリゴという青年だった。
十年という歳月が経ち、アリベールはいつの間にかロドリゴに惹かれていた。そんなロドリゴも子供たと思っていた彼女に心を奪われ、誰にも渡したくないと思い始める。
だが、そんなアリベールに届いた縁談は、あのパラジート帝国皇帝の側妃という話だった――。
これは、幸せになるまで死ぬことを許されない少女が、死ぬために幸せを求める物語――。
※初回と最終回のみ2話同時更新。それ以外は毎日1話ずつ、21:00更新です。
※文字数は予約投稿分を含みます。
※全44話、完結日は6/8です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 21:00:00
148467文字
会話率:51%
「聖女アンジェラよ。お前との婚約は破棄だ!」
そう叫んだとたん、白豚王子ことリシェリード・オ・ルラ・ラルランドの前世の記憶とそして聖女の仮面を被った“魔女”によって破滅する未来が視えた。
その三ヶ月後、民の怒声のなか、リシェリードは処刑台
に引き出されていた。
罪人をあらわす顔を覆うずた袋が取り払われたとき、人々は大きくどよめいた。
無様に太っていた白豚王子は、ほっそりとした白鳥のような美少年になっていたのだ。
そして、リシェリードは宣言する。
「この死刑執行は中止だ!」
その瞬間、空に雷鳴がとどろき、処刑台は粉々となった。
白豚王子様が前世の記憶を思い出した上に、白鳥王子へと転身して無双するお話です。ざまぁエンドはなしよwハッピーエンドです。
アルファポリスさんにも掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 16:16:38
128655文字
会話率:33%
ただ高貴な立場で貴族令嬢のお嫁さんと初々しい処女童貞交換エッチするだけ!
羞恥プレイ要素は薄いかも?!?!
バトルポルノ小説お嫁さん杯 参加作品です
最終更新:2022-06-06 21:59:08
22297文字
会話率:4%
この世界には、血縁を重んじて、皇帝直下の元に、伯爵貴族が政治を運営している、ロイズ帝国がある。
一方で、伯爵貴族の束縛政治に反旗を振りかざした、民主制度を主体とした政治運営を行っている、アリアス共和国がある。
この2つの国に平和を訴えつ
つ、中立の立場を表明しているファルムズ合衆国がある。
まさに三つ巴の構想が成り立つ………それには、長い年月が掛かっている。
最初はロイズ帝国内の皇帝率いる、伯爵貴族の独裁政治に、嫌気をさして、自治国家を表明した惑星の数は、帝国自治領の僅かな数だった。
自治国家を表明した惑星は、各惑星内の代表団を、各惑星の民主主義に乗っ取って、アリアナ共和国の中央政治を主体とする事を表明した。
それを許しがたいとした、ロイズ帝国の貴族達は、自治国家を表明した惑星に、伯爵直下の軍を派遣する事を決断する。
それは、それぞれの伯爵達の自治領だった惑星に、自らの領地を奪い返す為にだ。
伯爵達にとっては、名を汚され財を奪われているのだから、怒りは尋常ではなかった。
だが、民主主義を唱え、自治国家を表明する惑星が増えていく………。
同時に資源惑星に対しての、多発テロ、それに伴った紛争激化による、過激派組織やゲリラの拡大、それによって始まった帝国対共和国の全面戦争………。
数年にも及んだ戦争の終結は共和国の勝利ではあったが、両国の40%の兵力、戦力を喪失するという悲惨なものだった。
しかし、平和は訪れたが、状況は悪くなる一方であった。
本作はそれから数年後の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 21:00:00
4467文字
会話率:21%
学歴社会のレールを一生懸命辿るもドデカい氷河にぶち当たって脱線した明日葉(あしたば)みそぎ。四十路過ぎてもフリーター。生きることに必死すぎで永久就職の宛てどころか出逢いすらない。しかし、手の平サイズのパソコンことスマホの中ではエロ情報に事欠
かない。妄想だけ暴走。暴走歴は四半世紀を越え、腐女子を通り越してもはや貴腐人。お腐れ神の領域である。そして奇跡は起こった。彼女のお腐れ願望を全方位的に叶える方向で異世界転移を果たしたのだ。そして始まる貴腐人聖女の輪姦人生。ひたすら犯されるだけの逆ハーなんて生易しい快楽地獄。生き延びるためにモブ輪姦必須。聖女と言うより性女に成り果てたみそぎのご都合主義的輪姦ストーリー。
※超ご都合主義的輪姦ストーリー作者闇堕ち期間に爆誕……してしまい、書き切らないと先に進めない(初期作品が)感じなので、やむを得ずこちらを先に更新します。不定期更新です。
注)モブ姦が苦手な方はそっ閉じでお願いします。ラブ姦は後半で前半はほぼモブ姦です。記録的モブ姦モノですが、主人公は脳内ビッチなので悲壮感はありません。モブ姦描写に作者の技量が追いつかない場合はサラッと端折りまくってすぐ終わると思います。何でも笑って許せる大らかな雑食性の方のみご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 02:08:46
43019文字
会話率:5%
久遠神帝国の皇帝・桜待祈里(さくらじいのり)は、戦争好きの氷皇帝と呼ばれ人々に畏怖されていた。だが、最後は力と色に溺れた愚かな暴君と言われ、愛した男に処刑される。
次に目を覚ますと、祈里はさっき自分を殺した男と一緒にベッドに入っていた。
処
刑される一年前に戻ったことを知った祈里は、二度目の人生を賢王として過ごすことを決意する。
処刑されないよう、愛した男である、敵国・ミュラメント聖国の騎士皇子クリスティアナ=ミュラメントとも距離を取ろうとするが、賢王として変わっていく祈里に、クリスティアナは少しずつ惹かれていく。
クリス×祈里のCP。
切ない系のシリアスなお話です。
R18要素は少なめ。リバではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 00:58:00
108687文字
会話率:34%
とうとうヴィクターが帰って来る——シャーロットは橙色の髪をした初恋の騎士を待っていた。
『どうしても、手に入れたいものがある』そう言ってヴィクターはケンドリッチを離れたが、シャーロットは、別れ際に言った『手に入れたいもの』が何かを知らない。
ヴィクターは敵国の将を打ち取った英雄となり、戦勝パレードのために帰って来る。それも皇帝の娘である皇女を連れて。——危険を冒してまで手に入れた、英雄の婚約者を連れて。
幼馴染の騎士 × 辺境の令嬢
二人が待ちわびていたものは何なのか
*2022年6月5・6日 ムーン日間ランキング1位でした。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 12:00:00
11129文字
会話率:57%
日下頼(くさかより)は普通の高校生だった。
しかし、ある日自分が住んでいた世界とは別の世界へと飛ばされてしまう。
そこは小説に出てくるような異世界で、自分は竜神の神子と呼ばれる存在だと説明を受ける。
だが、連行された城の皇帝からは崇められる
どころか、ただ利用されるためだけに捕らえられ、心も体も疲弊していく。
特に番えと引き合わされた第3皇子からは嫌悪の感情を向けられ…。
という、王道(?)異世界転移もの。
設定は超ゆるふわです。何でも許せる方向け。
のんびりまったり更新です。キーワードは増えたり減ったりするかと思います。
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本編完結しました。が、番外編がまだ続きます。※しばらく更新停止します。(2022.9.20)
番外編でモブ姦があります。苦手な方はご自衛ください。
この話はエロが書きたくて書いているので、エロシーンが多いかもです。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 07:20:09
217676文字
会話率:35%
かつて大陸を統一した、その名を知らない者はいないであろう皇帝、シリウス。それは『戦神』と呼ばれるほどに強く、皇帝でありながら先陣切って戦を駆け抜け、必ず勝利を収める経歴に起因する。美貌の青年アイリスは生まれて自我が芽生えた頃から、そのシリウ
スの記憶があった。どうやらシリウスが亡くなってすぐに生まれ変わったらしい。
シリアスに見せかけた何か。気持ち的に近親相姦有り(前世の息子×前世の記憶を持つ美青年)。まだ最後の固定カプ未定。主人公が恋愛する気ないので恋愛までの道のりが長いです。設定緩いので悪しからず。15話以降は不定期更新となります、申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 00:00:00
62597文字
会話率:35%