ラシッドリア帝国の聖女としていきなり召喚された『私』は、とりあえずアイネと名乗った。聖女のみが持つという《癒やしの力》が使えるかは分からないが、なぜか人の心の声が聞こえる能力を持っていた。
そんなアイネの護衛騎士は、帝国聖騎士団所属の
エリオット・グランデールだ。エリオットは紳士的な美青年で、アイネより7歳下の二十歳である。素敵な男性ではあるが、年の差があることと聖女という神聖な立場上、彼を『推し』として温かく見守ることにした。
だが、聞こえてくる彼の心の声によると、アイネをとても気に入っている様子で……!?
推しを応援するおばちゃんキャラでどうにか恋愛フラグを折ろうとする聖女(?)が、カッコいいのに可愛い年下のキラキラ聖騎士に護られながらも激しい想いをぶつけられて、最後はがっつり食べられちゃうお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 21:00:00
30925文字
会話率:45%
魔力保有者が激減し、どんなに弱くても何らかの魔力を持つだけで持て囃されるヴァンメル帝国で、子爵令嬢フィリアは社交界デビューを婚約者から台無しにされ、世を儚んで神殿に身を寄せようとしていた。
そんなフィリアには秘密がある。伝説の聖女と同じ「
光」の魔力があるのだ。しかし実際は癒しの力も使えず、魔力持ちなら美しいはずの容姿も平均以下。おそらく生後すぐに行われた魔力測定が間違っていたのだろう。引っ込み思案であがり症の彼女は自分のことを何の取り柄もない「できそこない」だと思っていた。
そんなある日、マロリー子爵家に宮殿から招待状が届く。トラブルでデビューできなかったフィリアのために、皇太后自ら拝謁の場を用意してくれるというのだ。
最後の思い出にと宮殿に赴いたフィリアだったが、なぜかそこに即位したばかりの皇帝までが現れて……
コンプレックスまみれで自己肯定感低めの女の子が、溺愛されるうちに少しずつ自信を取り戻していくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 00:00:00
124953文字
会話率:42%
『ミディアムス・アイリィア男爵子息。神殿の託宣により、あなたを聖女として認定致しました』
託宣って?それ以前に俺、男!
半強制的に聖女となった俺は、勇者のクラージュ、騎士のエクセス、魔導師のサハラと共に魔王討伐の旅に出ることに。
神殿騎士で
あるクラージュに胡散臭いものを感じながらも、他のメンバー共次第に関係を深めていく。
が、ある夜、隣で寝ている筈のクラージュがおらず、俺は探してみたのだが、そこで偶然見てしまったのは、クラージュを中心にエクセスとサハラが三人で交わってる光景で。
そして思い出してしまったのだ。(あ、これ姉貴がはまってたBLマンガじゃん)と。
チートハーレム勇者×前世記憶持ち聖女(男)のドタバタラブコメディ
Rシーンには*にて表示いたします。
また、ハーレムとありますが、あまりその辺は反映されません。一穴一竿がメインです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 00:00:00
85967文字
会話率:39%