「舞踏会さえ付き合ってくれたら、王太子を好きに使っていい。お買い得だろう?」
返爵して平民になった元伯爵令嬢のローゼは、市場で青年にぶつかってしまう。不注意で青年の服を汚してしまったローゼは、彼にシャツの洗濯を申し出るのだが、彼こそ、お妃
選びが嫌すぎて変装して王城から脱走中の王太子レオンハルトだった。
ローゼが元貴族ということを知ったレオンハルトは、ローゼに「王太子ができることならなんでも」という報酬を提示して、お妃選びの舞踏会をぶち壊しにするための「かりそめの恋人契約」を持ちかける。レオンハルトの優しくて気さくな人柄に惹かれたローゼは、請われるままに王子様の恋人役として舞踏会に参加することに。
それで王子様への淡い想いも関わった出来事も「いい思い出」にするつもりだったのだが…?
没落令嬢に一目惚れした王太子と、王子様にロックオンされた元伯爵令嬢の、2年に及ぶ攻防ラブストーリー。
本編完結済。時々、後日談SSを追加中です。
2020年11月Jパブリッシング、フェアリーキス様より書籍化していただきました。
2021年5月Amazon kindle様でTL1位、ラノベ総合1位、kindle総合でも27位になりました。ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 18:00:00
226441文字
会話率:36%
異世界転生したら弱い悪魔になっていました。でも、異世界転生あるあるのスキル表を見る事が出来た俺は、自分にはとんでもない天性資質が備わっている事を知る。
その天性資質を使って、エルフちゃんと結婚したい。その為に旅に出て、強い魔物を退治していく
うちに何故か魔王になってしまった。
魔王城で仕方なく引きこもり生活を送っていると、ある日勇者が攻めてきた。
その勇者のスキルは……え!? 性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000、愛情Max~~!?!?!?!?!?!
頭の緩い作品となっております……。
2022.1 少し修正しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 13:00:00
36480文字
会話率:34%
古くより大陸を統べてきたスワン王国。長く繁栄を謳歌してきた王家には、語り継がれてきた詩がある。
麗しき白鳥が病に苦しむ時、空より青き涙を身体に帯びし白銀の天女あらわる。
飛ぶこと不死鳥の如く、駆けること女豹が如き。女神が纏いし衣は矛を通さ
ず、聖なる力は癒やしを与えるなり。
時はスワン15世の御代。北の辺境にて現われた謎の女が王国転覆を企てた。
討滅に向かった王国軍は壊滅。国王までもが帰らぬ人となっていた。王妃は既に病死している王都では、弱冠16歳の王女マリアと側近、そして近衛軍団のみが残された。
王国の衰退は明らか。大陸の諸地域・諸都市は悉くゼノビアに従い、気が付けば王都だけが残っている。そしていよいよ、その王都にすら敵軍が。
迎え討つは近衛軍団。装備の劣勢は覆し難く、会戦することすらなく潰走。王都陥落。そして王城に残る王女マリアは。。。
その時、一人の女戦士が敵軍を阻むかのごとく現われた。
首までを包むハイネックにしてノースリーブ、太腿を大っぴらに見せる丈の短い白のミニスカワンピース。襟から背中にかけて純白のマントを風に靡かせ、胸には金色のエンブレムを輝かせている。
赤いベルトがウェストの括れを作り、バックルにも黄金のエンブレム。右の腰は銃がホルスターに収まり、左の腰は剣の柄。
両の手は光沢ある純白のグローブが肘から指先までを覆い、足元は7cmのピンヒールを備えた純白のニーハイブーツ。
素顔は窺えない。陽の光をキラキラと反射する白いヘルメットが頭を、黄色いバイザーが顔を隠しているから。唯一見えるのは、鼻先で止まるバイザーの下端からはみ出す口元と、ヘルメットから腰にかけて豊かに溢れ出している銀色の髪の毛のみ。
「苦しむ白鳥の民を救うため、天より使われし白銀の戦士、シルバースワン!」
右手に純白のマントを持って靡かせ、高く透き通った声で鋭く名乗る謎の女戦士。
見た目は華奢な身体つきながらも、白銀の大型バイクに跨がって疾走する一人の女戦士が敵を圧倒する。格闘技・剣技そして射撃、どれを取っても超一流。その強さ・速さは王家で語り継がれてきた伝説を彷彿とさせる。
シルバースワンは、伝説の如く白鳥の王国を蝕む毒を制するか?それとも、北の辺境より現われし病は、白銀の戦士をも呑み込んでしまうか?
これは、王国の民を救わんと一人闘う伝説の女神を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 00:00:00
217636文字
会話率:25%
「だってなぁ、魔王を殺せーなんて一言も言われてねえし」「それな」「本当よ」というのが初代勇者、四谷栄司、藤邑剣聖、金城薫の言い分である。
魔王と和平を結び、役目を果たし、いざ帰還といったところで人類(一部を除く)から牙を剥かれた彼ら。
全てを滅ぼす事も可能であったろうが、そんな事をしても意味なんてないと悟り、彼らは魔王城を改築。イモルタゥ・ウトピアという、人類と魔族が共存する国家を築き上げた。
彼らの事を信じ、既に逃げ果せて来ていた人々、そうして魔族、亜人種らと人外祭の状態の大国で、彼らは己らを討つ為だけに来る勇者達を堕とす方法を考えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 23:49:56
8175文字
会話率:27%
正義のヒーローと日夜死闘を繰り広げる悪の組織の女ボス。カミラは突如異世界に召喚された。魔物から国を救う為の勇者召喚と言うものらしくカミラの他にも四人の少年少女が居た。その中でカミラだけが魔力無しと言われて馬鹿にされて国を追い出された。だがカ
ミラは腐っても悪の組織の女ボスで強化改造人間。魔法が無くても魔物如き片手でひねり潰せる、と言うか潰せた。魔物をぶっ潰しながら隣の国に辿り着いたカミラはとりあえずこの国を手中に収めようと王城に向かいそこで異形の王子と出会うのだった。
4話完結。
息抜きに短いお話が書きたくなったので。
お相手は人外です。
☆マークはR18です。
人によっては不快に感じる描写が有るかもしれません。ご了承ください。
ヒロイン悪者です。
基本的にコメディ風です。
更新不定期です。
アルファポリス様に改題した物を掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 23:26:28
15872文字
会話率:37%
2020年の夏のある日、池袋を中心とした連続殺人事件が発生する。犯人は儀式的殺人の追及、数学的美学に基づいた犯行などaemethという殺人ウィルスに侵された精神疾患が原因となって残虐で非道な虐殺行為を繰り返しつづけている『ナンバーズ』と呼ば
れる集団であった。出雲に仕える巫女家系である壱ノ城未亜葉は恋人であり許嫁の『王城進馬』の協力のもと、彼女だけに許された特殊能力”Black Window”を利用して犯行現場に残された痕跡と記憶を探し当てながら犯人たちの意図と居場所を突き止めようとする。一方その頃、強盗集団『MDMA』は同じく出雲から強奪されて行方不明になっている三種の神器である八咫の鏡、八尺瓊勾玉、草薙の剣が現在保管されているとされる『Mr・Friday』の豪華客船”『ニスタグラム』”に乗り込むために暗躍する。規則と規律に縛られた日常からの解放を求めて圧倒的な享楽に包まれた大遊戯場で執り行われる殺人ショーの幕開けに池袋を中心とした東京は制御できない非日常空間へと支配されていく。圧倒的な死の奔流に飲み込まれていく都市に住み着いた鬼たちはやがて円夜凪と主宰する劇団”銀の匙”の池袋芸術劇場で執り行われるテンペストによって日常と非日常の垣根が取り外されて渾然一体となった未知の現象を現出を壱ノ城未亜葉は目撃することとなる。西早稲田信用金庫殺人事件や、池袋水族館女子高生殺人事件など次々に巻き起こる『ナンバーズ』たちの暴走は舞台上の装置とやがて融合しながら思いも寄らない結末を引き起こし始めていく。人間は果たして、狂気を制御し、暴力によって支配され続ける精神構造そのものから脱却する事ができるのか。演劇によって可視化されうる欲望器官の充足を追い求めながら池袋連続殺人事件に首謀者たちはやがて失われてしまう個体という特性を人間という集団の中に見出す事で凶器の発動条件を自認することになる。果たして、壱ノ城未亜葉は快楽殺人に酔いしれる犯人たちの行方を捕まえて安寧の時間へと舞い戻ることができるのか。惑星船団”ガイア”という架空の宇宙船を舞台に繰り広げられるSFミステリー群像劇はやがて正義という概念を更新しようとする登場人物たちの思惑通りに収束していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 21:18:21
219008文字
会話率:30%
今日は私が経営しているエステサロンに王子様が来る。
王城へ出張マッサージに行った時、確かに「次はぜひお店に来てくださいね」なんて言ったけど、まさか本当に来るとは思っていなくて…
「王子様にエッチなマッサージをやってみた」の続編です。
最終更新:2021-06-20 01:00:00
6222文字
会話率:39%
私は街の外れでひっそりとエステサロンを経営している。
ある日、王城の偉い人に「王子様がお疲れだから出張マッサージをしてほしい」と頼まれたので気持ちよくしてあげると…
最終更新:2021-06-06 01:00:00
6488文字
会話率:38%
復活の絶倫ドM魔王×37歳おっさん勇者
おっさんになってから光魔法の適正が判明し、勇者として魔王討伐に行けと無茶振りされた。
ひいこら言いながら魔物を無駄に多い魔力と光魔法でごり押しして倒し、ついに魔王城。
重厚な扉を開けた先には酒池肉林
が広がっていた━━…魔王と、勇者達の。
※コメディ風味…?
※戦いで血が出たりします。プチグロ。
※戦いやセックスの場面でグロい表現があります。
※魔王は人間より体が大きいです。
※魔王はSでドM。身体的に痛いのが好き。
※魔法で体が一瞬でほぐされ、腕位太いイチモツもすんなり入ってすぐイっちゃう。
※イチモツで腹ボコ。
※魔王が男も女も関係無く犯した後の光景有。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 00:09:29
12139文字
会話率:39%
――これは、抗うことができない“決まりごと”に抗った少女たちの記録である。
妖術や邪悪な術、呪禁に通じている魔女(ソーサリー)・サリア。
彼女は長き眠りから覚醒した魔王を討伐するメンバーとして神託のもと、王城へ召喚された。そこで出会
うは運命の相手、そして――……。
「何なのこいつ!?」
最悪な出会いを果たした聖戦士・フランベルジェ。旅の仲間たちからは犬猿の仲と評されることとなる二人だが――……。
*全7章構成
*R18話には※マークをつけてます
*ふんわり設定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 01:42:30
6355文字
会話率:37%
私、元聖女。33歳、独身。半年前に突然この世界に落ちてきた。
落ちてきてすぐに魔王を退治しろと勇者パーティに組み込まれ、戻ってきたらパーティを追い出され、王城からも追い出されて今に至る。
私を召喚した神官は「元の世界に戻すことは可能っちゃ可
能だが、時間軸や場所は確約できないし、下手したら平行世界になるかもしれない」と言い、さらに「どんな聖女でも生きていてもらわないと困る」とも言われた。なんでも聖女が寿命を全うせずにこの世界からいなくなると、また新しい聖女が来るまで全世界の瘴気か減らない上に、神に叱られるそうで、どんな形でもいいのでこの世界で寿命を全うするようにと懇願された。
なのに、そんなの知らない勇者は私にを殺そうとしてくる。
生きるにも死ぬのもめんどくさい。
そんな私がふらふら歩いてたどり着いた魔王城には、復活した魔王と、封じ込めていたたくさんの魔物たちがいた。
そして、なぜか魔王と魔物に気に入られた私は魔王城で生きていくことになった。
などというシリアスでも行ける設定ですが、中身は作者がエロ描写を練習するための習作で、中身の薄いコメディ風になる予定です。
※いろんなシチュエーションが書けるといいなと思いつつ、話に合わせてキーワードを追加・編集します
※習作の為、エロ描写が微妙なのはご容赦ください
※習作の為、更新は不定期です
※習作の為、設定はゆるゆるです
※習作の為、挫折したらごめんなさい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 23:56:53
47338文字
会話率:35%
人と魔の戦いは佳境を迎えてた
決戦の日が迫った魔王城で勇者の父と名乗る男が捕縛される
魔界王妃である母が尋問を行っていたが…あんな事になるなんて
最終更新:2021-05-22 14:20:59
9329文字
会話率:78%
平和な世界の平和な王城で暴走した末姫が王座欲しさに異世界から『最強の猛獣』を召喚したせいで、国中が俺様猛獣に振り回されることになった。
最終更新:2021-05-17 20:00:00
65733文字
会話率:42%
淫魔のリリィは魔族なら使える魔法が使えず、攻撃手段も持っていないので魔族のカースト最底辺に位置する魔族だ。主様の館で働くことで主様の庇護を得てはいるが扱いは最下層の奴隷だ。できるだけ毎日波風立てず穏やかに過ごすことを目標に、淡々と仕事をこな
すリリィはある日「人間の生態に詳しい」という理由で魔王城に呼び出される。主様より魔王に従うように言われ、いやいや魔王と勇者の恋の応援をするリリィのあれやこれ。
主人(狼魔族)×奴隷(低級淫魔)、主人の部下(複数)×奴隷(低級淫魔)
※基本、リリィが痛い目にあっています。
※タグを必ずご確認ください。予告なく増えます。
※地雷多い方には不向きです。なんでも許せる、どんとこいという方のみよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 23:04:42
91949文字
会話率:44%
たとえ世界が滅んでも、私は貴方と共にあります。その忌わしい呪われた運命を嘆き、恨みを身を染めて世界を滅びに追い込んだ貴方を。
そんな貴方を、私は心から愛おしいと思うのです――。
とある目的のため魔王城に単身乗り込んだ聖女ミルティシア。
捕縛され、玉座の前に連行された彼女は魔王と相対する。
その瞬間、彼女は涙した。
長年求め続けた『彼』にようやく会えたと喜びをあらわにして。
全てに絶望した魔王と、愛する彼を癒すために時を超えた聖女の、とあるお話。
※短期連載。シリアスを書きたい欲を書き殴っています。
最初からクライマックスです。
アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 16:54:07
1271文字
会話率:10%
次回更新は5月9日18時です。
二十五歳になっても結婚せず王城で働いている伯爵令嬢エルシャは行き遅れ令嬢だ。
ある日、趣味の観劇帰りに素性の分からない酔っ払い男性を助ける事に。
次の日いつも通り出勤すると入り口が騒ぎになっている。騒ぎの中心
から出て来たのは『零氷の悪魔』として恐れられている宰相クラウスだった。
彼はエルシャの前に跪くと輝く笑顔を見せて言う。
「私の女神様、どうか結婚して欲しい」
「え?無理です」
結婚希望のないエルシャは即答で断る。
求婚理由を聞くと助けた酔っ払い男性がクラウスであった事が判明する。しかも諦める気はなさそうでエルシャは追い詰められていく事に。
溺愛してくる冷徹宰相から逃げ出したい行き遅れ令嬢の話。
隔日更新です。
全年齢版をカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 18:00:00
38203文字
会話率:32%
ある日、よくある王道RPGゲームの世界に転生した事に気が付いたハルトは、剣の修行に打ち込んだ。
予想通り勇者として城に呼ばれた16歳の誕生日、必ず魔王を倒すと王に約束をした。
ハルトには前世でも叶えられなった夢があった。
いつか自分だけを
見てくれる可愛い彼女か、優しいお嫁さんがほしい……。
勇者として魔王を倒した暁には、結婚を約束した姫はもちろん女性にモテまくるハズ!
でもいざ辿り着いた魔王城でレベルを1にされてしまって……!?
これじゃ魔王倒せないんですけど?
主人公(勇者)総受け。総愛されです。(固定CPを決めていません)
弱体化したノンケ童貞勇者が、パーティーメンバーとその他からの想いに気が付きます。
剣士×勇者/武闘家×勇者/僧侶×勇者/王子×勇者/騎士団長×勇者/魔導士×勇者
〇注意:無理矢理表現が多々含まれます。
〇不定期更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 14:28:06
35747文字
会話率:35%
リンドは姉ミリアの代わりに第三王子シリウスに会いに行った。シリウスは優しくて、格好良くて、リンドは恋してしまった。けれど彼は姉の婚約者で。自覚した途端にやってきた成長期で泣く泣く別れたリンドは文官として王城にあがる。
最終更新:2021-05-02 19:00:00
11407文字
会話率:54%
伯爵令嬢のミリアムは、事故で亡くなった父の借金と病気の母のために国王フェリクスの一年間だけの愛人となった。フェリクスも周りの人たちもいい人ばかりでミリアムは王城生活を受け入れていた。隣国からフェリクスの婚約者がやってきて、愛人仕事をする必要
がなくなったミリアムは、寂しさを覚える。
父の借金の元であった温室の花アーティライトをめぐる陰謀と、フェリクスの思惑とミリアムの気持ちの揺れを楽しんでください。
他サイト様にも投稿したものを転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 07:00:00
90592文字
会話率:55%
突然召集され、魔王城に向かえと言われた勇者一行。
聖女として参加したモモだったが、百年前の勇者の子孫とかいう男は、事あるごとにモモをからかってくる嫌な奴。
その上、この魔王討伐には何か事情があるようで…
悪ぶってる勇者と、思いがけず聖女の
枷を負うことになった少女との、不埒な呪いが結びつけたラブストーリーです。
*11話で終了予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 05:00:00
31038文字
会話率:45%
力こそが全てである魔界の、長い歴史の中で最年少で魔王となり100年。
恐ろしく強く、有能であった魔王ヴィルバルトの治世は豊かで平和であった。
「…暇だ」
圧倒的な早さで仕事をこなすヴィルバルトは
暇を持て余し、ふいに立ち寄った書庫で人間
について
記された本を見つけた。
「魔王が姫を拐うのは一般的なセオリー…?」
人間の姫を拐うのはやった事が無かったなと、すぐさま近くの人間の国の夜会に紛れ込んだ。
とりあえず、王族席に居る1番好みの姫を拐って部屋に閉じ込め様子を見に行くと、そこにはランジェリー姿の姫がベッドで待っていて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 10:31:22
622文字
会話率:16%
残酷描写は保険程度。
タイトルまんま。
魔王城に乗り込んできた勇者はかつて盗賊に家族を殺されて、唯一生きていたからつい拾って育てた子供だった。
家族になれないと手放したのに。
「なら結婚してください」
どうしてそうなった。
最終更新:2021-04-29 21:00:00
3917文字
会話率:44%